JPH099019A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH099019A
JPH099019A JP7155771A JP15577195A JPH099019A JP H099019 A JPH099019 A JP H099019A JP 7155771 A JP7155771 A JP 7155771A JP 15577195 A JP15577195 A JP 15577195A JP H099019 A JPH099019 A JP H099019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
vibration
picture
memory
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7155771A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyasu Fukui
智康 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7155771A priority Critical patent/JPH099019A/ja
Publication of JPH099019A publication Critical patent/JPH099019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査体駆動系の振動に起因する画像出力結果
としてのジッターの発生を抑止する。 【構成】 走査体駆動系2の不要な振動を振動検出手段
10により検出し、この振動検出手段10から振動検出
信号が出力されている期間中は画像メモリ8への画像書
き込み動作を書込禁止手段6により禁止し、走査体駆動
系7の振動による画像書き込み処理上の影響を抑止す
る。また、書込速度高速化手段により、画像メモリ8へ
の画像書き込み速度を画像メモリ8の画像読み出し速度
よりも高速に設定することにより、振動発生時に画像書
き込みを禁止しても画像読み出し動作の継続を可能にす
る。これにより、画像メモリ8に書き込んだ画像データ
をリアルタイムに出力しても、連続する画像データを一
定のライン間隔を維持した状態で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、ファ
クシミリ等に用いられる画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置には、光学系を静
止させて原稿を移動させるタイプと、原稿を静止させて
光学系を移動させるタイプがある。何れにしても、原稿
に対して光学系を相対的に移動させる過程で原稿の画像
を読み取るものである。この場合、走査する走査体が振
動すると、原稿の画像を忠実に読み取ることができなく
なり、また読取画像のライン間隔が乱れることもあるた
め、読取画像を印字出力した場合にジッターが発生す
る。
【0003】このようなことから、例えば、特開平3−
280659号公報に開示されているように、読取開始
や停止に際して走査体の速度を変え、これに対応して画
像処理をするようにした画像読取装置や、走査体の振動
をバネにより吸収するようにした画像読取装置等があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】読取開始や停止に際し
て走査体の速度を変えたり、走査体の振動をバネにより
吸収する方法では、走査体の振動を完全に抑制すること
は不可能である。この間画像処理は継続されているた
め、ジッターの発生要因が残る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿に対して光学系を相対的に副走査方向に搬送する走
査体駆動系を有する画像読取部と、この画像読取部によ
り読み取られた読取画像を画像データとして処理する画
像処理部と、この画像処理部により処理された画像デー
タを一時的に格納する画像メモリと、この画像メモリに
格納された画像データを出力する出力系と、前記画像読
取部から前記画像メモリへの画像書き込み速度を前記画
像メモリから前記出力系への画像読み出し速度よりも高
速に設定する書込速度高速化手段と、前記走査体駆動系
の不要な振動を検出する振動検出手段と、この振動検出
手段から振動検出信号が出力されている期間中は前記画
像メモリへの画像書き込み動作を禁止する書込禁止手段
とを備えている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、振動検出信号が出力されている期間を除い
て画像読取部及び画像処理部に駆動用のクロックを出力
するタイミング発生器を書込禁止手段として用いた。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明は、画像読取部で読み取っ
た読取画像は、画像処理部で画像データとして処理され
て画像メモリに一時的に格納される。この画像メモリ内
の画像データは、出力要求に応じて出力系から出力され
る。画像読取部の走査体駆動系で不要な振動が発生する
と、振動検出手段が振動を検出し、その検出信号により
書込禁止手段が画像メモリへの画像データの書き込みを
禁止し、振動による画像書き込み処理上の影響を抑止す
る。また、書込速度高速化手段により画像書き込み速度
が画像読み出し速度よりも高速に設定されているため、
振動発生時に画像書き込みを禁止しても画像読み出し動
作の継続が可能である。
【0008】請求項2記載の発明は、画像読取部と画像
処理部とはタイミング発生器から出力されるクロックに
タイミングを合わせて動作するが、走査体駆動系に振動
が発生すると、振動検出手段が出力する振動検出信号に
よりクロックの出力を停止する。これにより、画像読取
部及び画像処理部の動作を中断する。
【0009】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。まず、図1に制御ブロック図
を示す。1は画像読取部である。この画像読取部1は、
走査体光学系2と、原稿(図示せず)の画像を読み取る
ライン型のCCDイメージセンサ3と、このCCDイメ
ージセンサ3から出力されたアナログデータをデジタル
データに変換するA/D変換器4とを主要な構成とす
る。
【0010】ここで、走査体駆動系2については公知の
構造を採用しているため、図示せずに概略を述べるが、
原稿移動型、原稿静止型の何れでもよい。原稿移動型の
場合は、原稿照明用のランプ、ミラー、結像レンズ等の
光学系を所定の位置に静止させ、モータによりベルトや
ローラを回転させて原稿をCCDイメージセンサ3と直
交する副走査方向に移動させる過程で、原稿の画像をC
CDイメージセンサ3に結像する。原稿静止型の場合
は、コンタクトガラスにセットした原稿に対して、前述
した光学系を搭載したキャリアをモータにより副走査方
向に往復動させる過程で、原稿の画像をCCDイメージ
センサ3に結像する。
【0011】前記画像読取部1のA/D変換器4には画
像処理部5が接続されている。この画像処理部5は、A
/D変換器4によりデジタルデータに変換された読取画
像に対して階調処理等を行ない画像データを作成する。
この画像処理部5により作成された画像データは、CP
U6に制御されるメモリ制御回路7により画像メモリ8
に一時的に格納される。この画像メモリ8に格納された
画像データは、CPU6の指令に基づいて動作するメモ
リ制御回路7により出力系9に出力される。
【0012】さらに、前記画像読取部1から前記画像メ
モリ8への画像書き込み速度を、画像メモリ8から前記
出力系9への画像読み出し速度よりも高速に設定する書
込速度高速化手段(図示せず)が設けられている。この
書込速度高速化手段は、光学系を搭載したキャリア、又
は原稿を搬送するローラやベルトを駆動するモータへの
駆動パルスを所定の値に定めて走査速度を速めることに
より実現される。また、走査体駆動系2は、不要な振動
を検出する振動検出手段である振動検出部10を備えて
いる。
【0013】前記CPU6は、各部の状態をセンサやス
イッチ(図示せず)等を介して監視し、読取開始信号を
入力したときに走査体駆動系2に駆動信号を出力し、画
像処理部5に書込信号を出力する。また、CPU6は、
振動検出部10から振動検出信号が出力する期間中は前
記メモリ制御回路7への書込信号の出力を停止すること
により前記画像メモリ8への書き込み動作を禁止する書
込禁止手段の機能を有するものである。
【0014】このような構成において、画像読取部1で
読み取った読取画像は、画像処理部5で画像データとし
て処理され、その画像データはメモリ制御回路7により
画像メモリ8に一時的に格納される。この画像メモリ8
内の画像データは、メモリ制御回路7により出力系9か
ら出力される。
【0015】ところで、走査体駆動系2に不要な振動が
発生すると、この振動を振動検出部10が検出する。こ
のときの振動検出信号によりCPU6は、図2のタイム
チャートに示すように、それまで走査体駆動系2に出力
していた駆動信号と、メモリ制御回路7に出力していた
書込信号との出力を停止し、画像メモリ8への画像デー
タの書き込みを禁止する。不要な振動が治まり通常の状
態に戻ると、CPU6は再び走査体駆動部2に駆動信号
を出力し、メモリ制御回路7に書込信号を出力する。
【0016】ここで、画像メモリ8への画像書き込み、
画像メモリ8からの画像読み出しの状態を図3に示す。
図中、丸印は画像データ11である。図3(a)は、画
像書き込みと画像読み出しとを同時に行なう通常の状態
である。図3(b)は、前述したように不要な振動の発
生により画像書き込みを禁止し画像読み出しのみを許容
した状態である。この場合、画像読取部1から前記画像
メモリ8への画像書き込み速度が、画像メモリ8から出
力系9への画像読み出し速度よりも高速であるため、不
要な振動が発生するまでの間では、画像メモリ8から読
み出される画像データ11の量よりも画像メモリ8に書
き込まれる画像データ11の量の方が多いので、画像デ
ータ11の書き込みが禁止されても出力系9への読み出
しは継続される。また、地震などの特別な振動でない不
要な振動は早期に収まるので、図3(c)に示すよう
に、画像メモリ8内の画像データ11が全て読み出され
ない内に、画像メモリ8への画像データ11の書き込み
が回復する。したがって、連続する画像データ11を一
定のライン間隔を維持した状態で出力することができる
ため、ジッターの発生を確実に防止することができる。
【0017】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符
号を用い説明も省略する。本実施例は、振動検出部10
から振動検出信号が出力されている期間を除いて画像読
取部1のCCDイメージセンサ3及び画像処理部5に駆
動用のクロックを出力するタイミング発生器(タイミン
グジェネレータ)12を書込禁止手段として用いた例で
ある。
【0018】すなわち、走査体駆動系2に振動が発生し
ていない状態では、走査体駆動系2はCPU6から出力
される駆動信号により走査を行ない、タイミング発生器
12はCPU6に制御されてクロックをCCDイメージ
センサ3及び画像処理部5に出力する。この状態では画
像読取部1での原稿画像の読み取りと、画像処理部5で
の画像処理とが行なわれ、画像処理部5で画像処理され
た画像データがメモリ制御回路7により画像メモリ8に
記憶される。
【0019】そして、走査体駆動系2で不要な振動が発
生すると、振動検出部10から振動検出信号を受けたC
PU6が発振禁止信号をタイミング発生器12に出力
し、タイミング発生器12はクロックを出力しない状態
となる。これにより、CCDイメージセンサ3の画像読
み取り、画像処理部5での画像処理が中断され、したが
って画像メモリ8への画像データの書き込みが禁止され
る。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、走査体駆動系の
不要な振動を振動検出手段により検出し、この振動検出
手段から振動検出信号が出力されている期間中は画像メ
モリへの画像書き込み動作を書込禁止手段により禁止す
るようにしたので、走査体駆動系の振動による画像書き
込み処理上の影響を抑止することができる。また、書込
速度高速化手段により、画像メモリへの読取画像の画像
書き込み速度を画像メモリから出力系への画像読み出し
速度よりも高速に設定したので、振動発生時に画像書き
込みを禁止しても画像読み出し動作を継続することがで
きる。これにより、画像メモリに書き込んだ画像データ
をリアルタイムに出力しても、連続する画像データを一
定のライン間隔を維持した状態で出力することができ、
したがって、画像データを再生した場合におけるジッタ
ーの発生を確実に防止することができる。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、振動検出信号が出力されている期間を除い
て画像読取部及び画像処理部に駆動用のクロックを出力
するタイミング発生器を書込禁止手段として用いたの
で、画像読取部と画像処理部とはタイミング発生器から
出力されるクロックにタイミングを合わせて動作する
が、走査体駆動系に振動が発生した場合には、振動検出
手段が出力する振動検出信号によりタイミング発生器か
らのクロックの出力を停止することができ、これによ
り、画像読取部及び画像処理部の動作を中断し、画像メ
モリへの画像データの画像書き込みを禁止することがで
きる。これにより、振動による画像書き込み処理上の影
響を抑止することができる。また、請求項1記載の発明
と同様に、画像書き込み速度を画像読み出し速度より高
速に設定する書込速度高速化手段を備えているため、振
動発生時に画像書き込みを禁止しても画像読み出し動作
を継続することができる。これにより、画像メモリに書
き込んだ画像データをリアルタイムに出力しても、連続
する画像データを一定のライン間隔を維持した状態で出
力することができ、したがって、画像データを再生した
場合におけるジッターの発生を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例における画像読
取装置の制御ブロック図である。
【図2】振動検出信号、駆動信号及び書込信号の出力タ
イミングを示すタイムチャートである。
【図3】画像メモリに対する画像書き込み及び画像読み
出しの状態を示す模式図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例における画像読
取装置の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 画像読取部 2 走査体駆動系 5 画像処理部 6 書込禁止手段 8 画像メモリ 10 振動検出手段 11 画像データ 12 タイミング発生器、書込禁止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に対して光学系を相対的に副走査方
    向に搬送する走査体駆動系を有する画像読取部と、この
    画像読取部により読み取られた読取画像を画像データと
    して処理する画像処理部と、この画像処理部により処理
    された画像データを一時的に格納する画像メモリと、こ
    の画像メモリに格納された画像データを出力する出力系
    と、前記画像読取部から前記画像メモリへの画像書き込
    み速度を前記画像メモリから前記出力系への画像読み出
    し速度よりも高速に設定する書込速度高速化手段と、前
    記走査体駆動系の不要な振動を検出する振動検出手段
    と、この振動検出手段から振動検出信号が出力されてい
    る期間中は前記画像メモリへの画像書き込み動作を禁止
    する書込禁止手段とを備えたことを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 振動検出信号が出力されている期間を除
    いて画像読取部及び画像処理部に駆動用のクロックを出
    力するタイミング発生器を書込禁止手段として用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP7155771A 1995-06-22 1995-06-22 画像読取装置 Pending JPH099019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155771A JPH099019A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155771A JPH099019A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH099019A true JPH099019A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15613057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7155771A Pending JPH099019A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH099019A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3585976B2 (ja) 画像読み取り装置
JPH08321910A (ja) 画像処理装置
JPH099019A (ja) 画像読取装置
US5473445A (en) Image scanner and image scanning method
JPH1023226A (ja) 画像読み取り装置
JP2000270162A (ja) 画像読取装置
JP3585155B2 (ja) 画像読取装置
US5790164A (en) Image scanning and writing apparatus which uses different synchronizing signals for scanning and writing
JPH099021A (ja) 画像データ制御装置
JP2004135214A (ja) スキャナ装置
JP3174693B2 (ja) イメージスキャナ制御装置
JPH06169379A (ja) 画像読取装置
JP2010220108A (ja) 画像読取装置、及び画像読取方法
JPH1023220A (ja) 画像読取り装置
JP2717282B2 (ja) 原稿読取装置の制御方法
JP3534148B2 (ja) 画像処理システム
JPH05199370A (ja) 画像読み取り装置
JP2669642B2 (ja) 画像読取装置
JPH11215310A (ja) 画像読み取り装置
JPH05114996A (ja) 画像読取装置
JP2857167B2 (ja) 原稿読取装置
JPH0630204A (ja) スキャナ
JP2002010039A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及び記憶媒体
JPH099015A (ja) 原稿読取装置用読取方法及びそれを適用した原稿読取装置
JPH0551224B2 (ja)