JPH0989990A - 集積回路試験装置 - Google Patents

集積回路試験装置

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JPH0989990A
JPH0989990A JP7245015A JP24501595A JPH0989990A JP H0989990 A JPH0989990 A JP H0989990A JP 7245015 A JP7245015 A JP 7245015A JP 24501595 A JP24501595 A JP 24501595A JP H0989990 A JPH0989990 A JP H0989990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップまたはウェハ上の集積回路を少ないハー
ドウェア構成で高精度に測定する集積回路試験装置を提
供する。 【解決手段】LSIテスタ(1)の機能の一部または全
部を半導体チップまたはウェハ(12)上に設け、これ
を接触材(13)を介して被測定集積回路(14)に電
気的に接触させる。半導体チップまたはウェハ(12)
はP倍速制御回路(34)およびカウンタ(101〜1
06)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路試験装置に
関し、特に、チップまたはウェハの状態で集積回路の動
作を評価するための集積回路試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップやウェハ上の集積回路を評
価するため、従来の集積回路試験装置は、必要とされる
チップ数および入出力数分の電源、クロック信号、アド
レス信号および入力データを被測定チップまたはウェハ
に供給し、そのチップまたはウェハの出力を判定回路に
より判定するLSIテスタが知られている。
【0003】このLSIテスタに関する公知技術は、例
えば、特開昭62−243335号公報、特開平2−5
6947号公報および特開平2−239641号公報の
それぞれに開示されている。また、このような測定のた
めに、被測定チップまたはウェハに試験用の回路を設け
たものも公知である。
【0004】以下に、このLSIテスタの一例として記
憶素子を測定するメモリ・テスタを例に説明する。
【0005】図5は従来のメモリ・テスタによる被測定
ウェハの測定例を示す。従来のメモリ・テスタは100
MHzで動作するメモリ・テスタ本体51とメモリ・テ
スタ測定ステーション52とを備え、メモリ・テスタ測
定ステーション52にはドライバ・コンパレータ62と
信号ケーブル57が設けられる。被測定ウェハ55はウ
ェハプローバ53上の真空チャク台56に載せられプロ
ーブ・カード54を介して測定される。
【0006】図6はメモリ・テスタの測定系のブロック
構成を示す。メモリ・テスタ本体51は内には中央処理
装置61を備え、メモリ・テスタ測定ステーション52
内にはドライバ・コンパレータ62を備える。被測定メ
モリ63は信号線64、65および66を介してドライ
バ・コンパレータ62に接続される。ドライバ・コンパ
レータ62は、反転RAS信号および反転CAS信号と
して高精度かつ高速のクロックを信号線64、65を介
して被測定メモリ63に供給し、信号線66を介して試
験データを供給する。ドライバ・コンパレータ62はま
た、被測定メモリ63から信号線66に出力されたデー
タを高精度に判定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のLSI
テスタでは、被測定集積回路のチップ数および入出力数
に応じてクロック信号、アドレス信号、データその他を
高精度かつ高速に供給および測定する必要があるため、
装置が複雑になり、その制御が困難になるという課題が
あった。例えば、入出力が8ビットの16M−DRAM
を100MHzで16個並列測定することのできるメモ
リ・テスタの制御は技術的に高度になり、高精度の部品
を使用しなければならず、その価格は非常に高額になっ
てしまう問題もあった。
【0008】本発明は、このような課題を解決し、チッ
プまたはウェハ上の集積回路を少ないハードウェア構成
で高精度に測定することのできる集積回路試験装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路試験装
置は、基板上に形成された被測定集積回路にその回路が
動作するために必要な電源および信号を入力してその出
力を測定する試験手段と、前記被測定集積回路に接触材
を介して電気的に接触可能で前記試験手段の少なくとも
一部が形成された半導体チップまたはウェハを備えた集
積回路試験装置において、前記半導体チップまたはウェ
ハは、前記試験手段から供給されるクロック信号を受け
るカウンタを具備するを有する構成である。
【0010】また、本発明の集積回路試験装置の前記カ
ウンタは前記クロック信号を受けこれに同期して出力信
号を反転する第1のカウンタと、前記クロック信号を受
けこれに同期しておよびアップ/ダウンモードによる入
力クロック信号のそれぞれに同期して出力信号を反転す
る第2のカウンタと、前記クロック信号を受けこれに同
期しておよび下位ビットからのキャリー予測信号を受け
て出力信号を反転する第3のカウンタとを備え、前記カ
ウンタの最下位ビット(LSB)を前記第1のカウンタ
で構成しそれ以外のビットを前記第2または第3カウン
タで構成することもできる。
【0011】さらに、本発明の集積回路試験装置の前記
カウンタは下位ビットから上位ビットに向って数えた場
合前記第3のカウンタ以外で構成されるユニットから前
記第3のカウンタで構成されるユニットまでの段数を等
しい構成にすることもできる。
【0012】またさらに、本発明の他の集積回路試験装
置は基板上に形成された被測定集積回路にその回路が動
作するために必要な電源および信号を入力してその出力
を測定する試験手段と、前記被測定集積回路に接触材を
介して電気的に接触可能で前記試験手段の少なくとも一
部が形成された半導体チップまたはウェハを備えた集積
回路試験装置において、前記半導体チップまたはウェハ
は、前記試験手段から供給されるクロック周波数をp倍
(pは2以上の整数)にするp倍制御回路を有する構成
とすることもできる。
【0013】また、本発明の他の集積回路試験装置の前
記p倍制御回路は、前記試験手段からのクロック信号を
入力する際には前記クロック信号のオンザフライ信号の
周波数ルが変化したとき所定のレベル保持する保持回路
であり、前記クロック信号の発振時には所定の時間だけ
遅延する遅延回路である構成とすることもできる。
【0014】またさらに、本発明の他の集積回路試験装
置の前記半導体チップまたはウェハは、前記試験手段か
ら供給されるクロック周波数を前記p倍(pは2以上の
整数)にされた信号で動作するコンパレータを有する構
成とすることもできる。
【0015】また、本発明の他の集積回路試験装置の前
記コンパレータは、前記被測定集積回路の合否を判定す
るフェイル・メモリを有する構成とすることもできる。
【0016】以下の説明では、半導体としてシリコンを
用いた技術を想定し、試験手段の少なくとも一部が形成
された半導体チップまたはウェハを「シリコン・テス
タ」という。
【0017】このシリコン・テスタには、被測定集積回
路の1個のチップに対する1ビット分のデータからmチ
ップ(mは正の整数)のそれぞれに対してnビット(n
は正の整数)のデータを生成する手段、1枚のウェハに
形成された被測定集積回路をa個のブロック(aは正の
整数)に分割し、そのひとつのブロックを選択して測定
する手段、被測定集積回路のひとつのチップを選択して
測定する手段などを設けることができる。
【0018】LSIテスタの機能の一部または全部を半
導体チップまたはウェハ上に設けてシリコン・テスタと
し、これを接触材を介して被測定集積回路に電気的に接
触させる。これにより、試験のために必要な信号をすべ
てLSIテスタから信号線を介して引き出す必要がなく
なる。特に、多チップ並列で多入出力用の高精度かつ高
速のドライバとコンパレータの機能をシリコン・テスタ
に内蔵することで、LSIテスタのハードウェアを簡略
化できる。シリコン・テスタと被測定集積回路との間を
互いに接触させるので、信号線を引き回す必要はなく、
シリコン・テスタに高価なドライバは不要である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施の形態
の集積回路試験装置を示す図であり、ウェハ・レベルで
の具体例を示す。この場合には、被測定ウェハ14にそ
の回路が動作するために必要な電源および信号を入力し
てその出力を測定するため、25MHzで動作するメモ
リ・テスタ1と、1I/Oのみのドライバー6と、信号
線ケーブル7と、シリコン・テスタ・ウェハ12とを備
える。
【0020】さらに、メモリ・テスタ1は、パターン・
ジェネレータ2と、16I/O数を有する16個のチッ
プ分の判定結果の入力手段3と、パターン・ジェネレー
タ2とは異なるメモリ・テスタ1以外の外付けパターン
・ジェネレータ(図示してない)をセットまたは制御す
る制御手段4と、シリコン・テスタ・ウェハ12をメモ
リ・テスタ1に連動して動作させる連動手段5とを備え
る。
【0021】シリコン・テスタ・ウェハ12および被測
定ウェハ14はそれぞれ別々の測定治具11に取り付け
られ、接触材としての圧電性導電ゴム13を介して互い
に電気的に接続される。シリコン・テスタ・ウェハ24
には試験のための一部または全部の機能が設けられる。
【0022】図3はシリコン・テスタの構成例を示す。
ここでは、1入力のみのデータが供給され、被測定メモ
リの個数分の判定結果を出力する例を示す。このシリコ
ン・テスタには、多チップ/ビット化制御回路31、ブ
ロック選択デコーダ32、チップ選択デコーダ33、p
倍速制御回路34、P倍速アルゴリズム回路35、自己
過電流保護回路36、位置合わせ用回路37、チップ内
テスト回路38、フェイルメモリ回路39、電流制御回
路40、コンパレータ回路41、オンチップコンデンサ
42およびパッド43を備える。
【0023】多チップ/ビット化制御回路31は、メモ
リ・テスタから供給される1チップの1ビット(または
1入出力)分のデータから、デコーダ回路および入出力
とアドレス用の排他的論理和回路を用いて、mチップ
(mは正の整数)、nビット(nは正の整数)のデータ
を生成する。ブロック選択デコーダ32は、そのシリコ
ン・テスタがウェハ・レベルで測定するとき、その被測
定ウェハをa個のブロック(aは正の整数)に分割し、
測定対象としてそのひとつのブロックを選択する。チッ
プ選択デコーダ33は、ウェハ・レベルで測定すると
き、被測定ウェハの任意のチップを選択する。p倍速制
御回路34は、アップ/ダウン・カウンタを具備し、メ
モリ・テスタから供給されるクロック周波数を位相同期
ループを用いてp倍(pは2以上の整数)にする。p倍
速アルゴリズム回路35は、p倍速制御回路34が動作
するとき、アップ/ダウン・カウンタとラッチ回路とに
より、メモリ・テスタからは供給されないp倍速動作の
第2サイクル以降のテスト・パターンを発生する。自己
過電流保護回路36は、定格を超える過電流が流れるチ
ップに対し、リセット機能を有するフリップフロップを
用いて、電流供給を停止する。位置合わせ用回路37
は、シリコン・テスタのパッドと被測定チップのパッド
との位置合わせを行うことができるように、被測定チッ
プの任意のパッドに対して配置されたb個(bは正の整
数)パッドに、信号切替回路を介してメモリ・テスタか
らの直流信号を供給する。チップ内テスト回路38は、
被測定チップの一部の機能に相当するダミー・チップ回
路を内蔵し、そのダミー・チップ回路を測定すること
で、そのメモリ・テスタの動作を自己診断する。フェイ
ルメモリ回路39は、被測定チップの測定結果が不良の
場合に、その不良内容をフリップ・フロップ回路により
保持する。電流制御回路40は、ウェハ・レベルで被測
定ウェハを多チップ並列測定する場合に、メモリ・テス
タからのクロック周波数を分周回路により1/c(cは
2以上の整数)に分周して低速化するか、またはその被
測定ウェハを任意のブロックに分割して順次そのブロッ
クを選択することにより、電流を制御する。コンパレー
タ回路41は、被測定チップの測定結果を判定する。オ
ンチップコンデンサ42は被測定チップとの間のバイパ
スコンデンサとして動作する。
【0024】以上の各回路はすべてシリコン・テスタ上
に備えられる必要はなく、例えばチップ単位で測定する
場合にはそのいくつかの回路は省略可能である。
【0025】次に、この実施形態のP倍速制御回路34
のアップ/ダウン・カウンタについて説明する。
【0026】この実施形態のカウンタは、3種類のユニ
ットで構成される。つまり基本クロックCLKに同期し
て出力信号を反転する単安定マルチバイブレータで構成
される第1のカウンタと、第1のカウンタの構成要素に
アップ/ダウンモードに応じて入力クロック(基本クロ
ックCLKまたは前段ユニットからの出力信号)による
出力の反転機能を追加した第2のカウンタと、さらにこ
の第2のカウンタの構成要素に下位ビットからのキャリ
ー予測信号CYNに応じて出力の反転機能を追加した第
3のカウンタとで構成される。
【0027】図2を参照すると、この実施形態のカウン
タは、LSBとして第1のカウンタ101、第2ビット
目を第2のカウンタ102,第3ビット目を第3のカウ
ンタ103、それ以降第2のカウンタ、第3のカウンタ
・・・とし、MSBとして第2のカウンタ106を備え
る。
【0028】次に、このカウンタの動作について説明す
る。第1のカウンタ101には入力クロックとして基本
クロックCLKを受け、出力信号Cnは次段のカウンタ
102の入力クロックとなる。また、2ビット目以降の
カウンタのうち第2のカウンタは入力クロックとして前
段のカウンタ(第3のカウンタ)の出力信号を受け、ア
ップ/ダウンモードの切替のための識別信号UPCによ
り制御を受ける。さらに第3のカウンタは基本クロック
CLKを受け、さらにキャリー予測信号CYNによって
制御されており、キャリー信号が予測される時にのみカ
ウンタユニットとして機能する。
【0029】次に、キャリー信号の予測機能について説
明する。
【0030】所定の第3のカウンタがある時刻でこの注
目の第3のカウンタよりも下位ビットが全て“1”(ア
ップモード時)または全て“0”(ダウンモード時)の
とき、次の入力クロックにより下位ビットからの桁上り
が予測される(アップモード時)または上位ビットから
の桁借りが予測される(ダイモード時)。これを利用し
て、入力クロックにより直接所定の第3のカウンタを独
立して反転することが可能となる。すなわち、前段ユニ
ットのビット反転信号を受けなくても、所定の第3のカ
ウンタをインクリメント/デクリメントできる。その結
果、カウンタとして前段までの状態遷移伝達の信号でな
く直接入力クロックを扱うためカウンタユニット連絡に
よる遅延時間を削減できるので、カウンタ全体の動作時
間は向上する。
【0031】キャリー予測信号およびキャリー情報の生
成は、まずアップモードのときは下位に位置する最も近
い第3のカウンタから出力されるキャリー情報が“0”
であり、かつそのキャリー信号を出力する第3のカウン
タと自己との間に配置されたユニットの出力信号が全て
“1”のときキャリー予測信号CYNは有効にされる。
このときキャリー情報を“0”とし、次に現れる第3の
カウンタに出力する。
【0032】次に、ダウンモードのときは、下位に位置
する最も近い第3のカウンタから出力されるキャリー情
報およびキャリー情報を出力する第3のカウンタと自己
との間に配置されたユニットの出力信号が全て“0”の
とき、キャリー予測信号CYNが有効にされる。また、
このときキャリー情報を“0”とし、次に現われる第3
のカウンタへ出力する。
【0033】図4は図3に示したシリコン・テスタの動
作を説明するタイミング図である。メモリ・テスタから
の40ns(時刻t1〜t5)の測定周期のうち時刻t
1〜t2の10nsの間に各信号がセットされると、p
倍速制御回路34およびp倍速アルゴリズム回路35
は、位相同期ループ、アップ/ダウン・カウンタおよび
ラッチ回路により、時刻t1〜t2の各波形をコピー
し、時刻t2〜t3、時刻t3〜t4、時刻t4〜t5
でコピー波形を生成して出力する。時刻t1〜t2はマ
ーキングのインクリメントのリード「H」の部分であ
り、時刻t2〜t3のライト「L」、時刻t3〜t4の
アドレス〔A+1〕番地のリード「H」、および時刻t
4〜t5のライト「L」の各信号の「L」レベルと
「H」レベルとの間の変更およびアドレスの変更はp倍
速アルゴリズム回路35により行われ、各信号の「H」
レベルから「L」レベルまたは「L」レベルから「H」
レベルへの遷移点の時刻の設定はp倍速制御回路34に
より行われる。
【0034】次に、この実施の形態の集積回路試験装置
の動作について説明する。この場合には、測定するチッ
プ数が1個ではなく、被測定ウェハ14の全チップのう
ちの一部、例えば96チップ中の16チップとなる。
【0035】この場合、メモリ・テスタ1からシリコン
・テスタ・ウェハ14には、1チップの1入力分の信号
が供給される。シリコン・テスタ・ウェハ14では、多
チップ/ビット化制御回路のラッチ回路の排他的論理和
回路とにより16チップ分の8入力データを生成し、ブ
ロック選択デコーダにより96チップを6ブロックに分
割してその1ブロックの16チップを選択して各信号を
供給する。
【0036】まず被測定ウェハ14が良品の16M−D
RAMチップの場合を例に説明する。この場合、シリコ
ン・テスタ・チップ12から試験のための信号が圧電性
導電ゴム13を介して被測定ウェハ14に供給される。
被測定チップの出力は圧電性導電ゴム13を介してシリ
コン・テスタ・チップ12に伝達され、コンパレータ回
路により良品判定され、信号線ケーブル7を介してメモ
リ・テスタ1に伝達される。
【0037】被測定ウェハ14がマーキング不良の16
M−DRAMチップである場合にも同様に、シリコン・
テスタ・チップ12から試験のための信号が圧電性導電
ゴム13を介して被測定ウェハ14に供給され、被測定
チップの出力が圧電性導電ゴム13を介してシリコン・
テスタ・チップ12に伝達される。このとき、シリコン
・テスタ・チップ12内のコンパレータ回路では、例え
ば期待値が「H」レベルであるところに「L」レベルの
出力が到来するので、その被測定チップが不良品である
と判定し、不良信号が信号線7を介してメモリ・テスタ
1に伝達される。また、その不良結果がフェイル・メモ
リ回路にも保持される。
【0038】被測定ウェハ14にスタンバイ時に過電流
が流れる不良がある場合には、そのチップをセットして
電源を印加した時点で、自己過電流保護回路が動作す
る。これにより被測定チップへの電流供給が停止し、ス
タンバイ電流不良品であることがメモリ・テスタに伝達
される。
【0039】図3および図4に示したシリコン・テスタ
はウェハ・レベルでの測定を目的としたものであるが、
チップ単位の測定用に修正することも可能である。
【0040】以上の説明では被測定集積回路がDRAM
チップまたはDRAMチップが形成されたウェハの場合
について説明したが、それ以外の集積回路の測定にも本
発明を同様に実施できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集積回路
試験装置は、LSIテスタの機能の少なくとも一部を、
被測定集積回路に接触材を介して電気的に接触可能な半
導体チップまたはウェハからなるシリコン・テスタに設
ける。特に、LSIテスタの多チップ並列かつ多入出力
用の高精度かつ高速のドライバおよびコンパレータの機
能をシリコン・テスタに設けることで、その構成を大幅
に簡略化できる。
【0042】例えば、8入出力の16M−DRAMを1
00MHzで16個並列測定が可能な従来のメモリ・テ
スタは、ドライバ・ボードのみで138枚を必要とす
る。これに対して本発明では、ドライバおよびコンパレ
ータの機能をシリコン・テスタで行うことで、LSIテ
スタ本体には1個の1入出力ハードウェアを備えればよ
く、しかも25MHz動作で十分である。この場合、必
要のドライバ・ボードは22枚と従来の1/6以下とな
り、基本クロックも低速となることから、機能を簡略化
したメモリ・テスタを用いて従来と同等の測定が可能と
なる。一方、シリコン・テスタについては、16M−D
RAMなみのプロセスで製造可能である。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の集積回路試験装置の構
成を示す図。
【図2】本発明の一実施の形態の集積回路試験装置のカ
ウンタの構成を示す図。
【図3】シリコン・テスタの構成例を示す図。
【図4】シリコン・テスタの動作を説明するタイミング
図。
【図5】従来のメモリ・テスタによる測定例を示す図。
【図6】メモリ・テスタの測定系のブロック構成を示す
図。
【符号の説明】
1,51 メモリ・テスタ 2 パターン・ジェネレータ 3 判定結果の入力手段 4 セットまたは制御する制御手段 5 シリコン・テスタ・ウェハ12をメモリ・テスタ
1に連動して動作させる連動手段 6,62 ドライバ・コンパレータ 7,57 信号線ケーブル 11 固定治具 12 シリコン・テスタ・ウェハ 13 圧電性導電ゴム 14 被測定ウェハ 15 倍速数指定機能 16 パターン名指定機能 17 ライン名指定機能 31 多チップ/ビット化制御回路 32 ブロックン選択デコーダ 33 チップ選択デコーダ 34 p倍速制御回路 35 p倍速アルゴリズム回路 36 自己過電流保護回路 37 位置合わせ用回路 38 チップ内テスト回路 39 フェイルメモリ回路 40 電流制御回路 41 コンパレータ回路 42 オンチップコンデンサ 43 パッド 52 メモリ・テスタ測定ステーション 53 ウェハプローバ 54 プローブ・カード 55 被測定ウェハ 56 真空チャク台56 61 中央処理装置 63 被測定メモリ 64,65,66 信号線 101〜106 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 H01L 27/04 T

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された被測定集積回路にそ
    の回路が動作するために必要な電源および信号を入力し
    てその出力を測定する試験手段と、前記被測定集積回路
    に接触材を介して電気的に接触可能で前記試験手段の少
    なくとも一部が形成された半導体チップまたはウェハを
    備えた集積回路試験装置において、 前記半導体チップまたはウェハは、前記試験手段から供
    給されるクロック信号を受けるカウンタを具備すること
    を特徴とする集積回路試験装置。
  2. 【請求項2】 前記カウンタは前記クロック信号を受け
    これに同期して出力信号を反転する第1のカウンタと、
    前記クロック信号を受けこれに同期しておよびアップ/
    ダウンモードによる入力クロック信号のそれぞれに同期
    して出力信号を反転する第2のカウンタと、前記クロッ
    ク信号を受けこれに同期しておよび下位ビットからのキ
    ャリー予測信号を受けて出力信号を反転する第3のカウ
    ンタとを備え、前記カウンタの最下位ビット(LSB)
    を前記第1のカウンタで構成しそれ以外のビットを前記
    第2または第3カウンタで構成することを特徴とする請
    求項1記載の集積回路試験装置。
  3. 【請求項3】 前記カウンタは下位ビットから上位ビッ
    トに向って数えた場合前記第3のカウンタ以外で構成さ
    れるユニットから前記第3のカウンタで構成されるユニ
    ットまでの段数を等しい構成にしたことを特徴とする請
    求項1または2記載の集積回路試験装置。
  4. 【請求項4】 基板上に形成された被測定集積回路にそ
    の回路が動作するために必要な電源および信号を入力し
    てその出力を測定する試験手段と、前記被測定集積回路
    に接触材を介して電気的に接触可能で前記試験手段の少
    なくとも一部が形成された半導体チップまたはウェハを
    備えた集積回路試験装置において、 前記半導体チップまたはウェハは、前記試験手段から供
    給されるクロック周波数をp倍(pは2以上の整数)に
    するp倍制御回路を有することを特徴とする集積回路試
    験装置。
  5. 【請求項5】 前記p倍制御回路は、前記試験手段から
    のクロック信号を入力する際には前記クロック信号のオ
    ンザフライ信号の周波数が変化したとき所定のレベル保
    持する保持回路であり、前記クロック信号の発振時には
    所定の時間だけ遅延する遅延回路であることを特徴とす
    る請求項4記載の集積回路試験装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体チップまたはウェハは、前記
    試験手段から供給されるクロック周波数を前記p倍(p
    は2以上の整数)にされた信号で動作するコンパレータ
    を有することを特徴とする請求項4または5記載の集積
    回路試験装置。
  7. 【請求項7】 前記コンパレータは、前記被測定集積回
    路の合否を判定するフェイル・メモリを有することを特
    徴とする請求項6記載の集積回路試験装置。
  8. 【請求項8】 前記被測定集積回路は1枚のウェハに複
    数のチップを含み、 前記半導体チップまたはウェハには、被測定集積回路の
    1個のチップに対する1ビット分のデータからmチップ
    (mは正の整数)のそれぞれに対してnビット(nは正
    の整数)のデータを生成する手段が設けられた請求項1
    乃至7記載の集積回路試験装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体チップまたはウェハには、1
    枚のウェハに形成された被測定集積回路をa個のブロッ
    ク(aは正の整数)に分割し、そのひとつのブロックを
    選択して測定する手段が設けられた請求項1乃至7記載
    の集積回路試験装置。
  10. 【請求項10】 前記被測定集積回路は1枚のウェハに
    複数のチップを含み、 前記半導体チップまたはウェハ
    には、被測定集積回路のひとつのチップを選択して測定
    する手段が設けられた請求項1乃至7記載の集積回路試
    験装置。
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