JPH0989232A - ガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備 - Google Patents

ガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備

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JPH0989232A
JPH0989232A JP7243051A JP24305195A JPH0989232A JP H0989232 A JPH0989232 A JP H0989232A JP 7243051 A JP7243051 A JP 7243051A JP 24305195 A JP24305195 A JP 24305195A JP H0989232 A JPH0989232 A JP H0989232A
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JP
Japan
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gas turbine
incinerator
exhaust gas
sewage sludge
gas
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JP7243051A
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English (en)
Inventor
Masaichi Bando
政一 坂東
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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    • Y02E20/12Heat utilisation in combustion or incineration of waste

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  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】下水処理場におけるガスタービンの排気を有効
に利用して、エネルギーコストのきわめて小さいシステ
ムを構築する。 【解決手段】ガスタービン13は発電機14に連結さ
れ、そのガスタービン13の排気が、そのまま直接下水
汚泥焼却炉1に燃焼用空気として吹き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥の焼却技
術に属し、ガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】下水処理場において発生する汚泥の焼却
は、その汚泥の容積を減少させるのみならず、衛生上安
全かつ無害な物質にするためにも必須のものである。
【0003】従来から、下水汚泥焼却時における熱回収
を図ることが行われている。この熱回収の代表例は、排
ガス系に廃熱ボイラを設けて、発生蒸気により蒸気ター
ビンに連結された発電機にて発電を行うものである。
【0004】しかし、この種の例においては、いずれも
発電効率が高くない。
【0005】この理由は、焼却対象の下水ではその脱水
汚泥ケーキの水分が75〜85%ときわめて高く、かろ
うじて自燃できる程度であり、外部に対して、積極的に
エネルギーを供給できる程度のものではない。
【0006】この場合、脱水汚泥ケーキを予め乾燥する
ことにより水分率を下げて焼却炉に供給することによ
り、褐炭程度の発熱量を得ることができるものの、乾燥
に多大な熱量を必要とし、系内での省エネルギーにはな
っていない。
【0007】一方、近年の大型の下水処理場では、多大
な動力を必要とする曝気ブロワーの動力源としてガスタ
ービンを設置することが多い。
【0008】他方、最近においては、発電に供したガス
タービンの排気を、たとえばボイラに通して、このボイ
ラで発生した蒸気を適宜の設備にて有効利用する、いわ
ゆるコージェネが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のコー
ジェネは、原理的には、エネルギーの有効利用の点で優
れており脚光を浴びているものの、現実には、有効なシ
ステムが構築されておらず、付随的な利用形態として留
まることが多い。
【0010】また、ガスタービンを用いる場合、排気中
のNOx濃度が高く、環境上問題があるために、純水や
水蒸気の注入によりタービン効率を低下させてまでNO
x除去を行う必要がある。
【0011】したがって、本発明の課題は、下水処理場
における既存または新設のガスタービンの排気を有効に
利用して、エネルギーコストのきわめて小さいシステム
を構築することにある。他の課題は、焼却炉排ガス中の
NOx濃度を低減することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の請求項1記載の発明は、ガスタービンを備えた下水
汚泥焼却設備において、前記ガスタービンは発電機に連
結され、そのガスタービン排気が、そのまま直接下水汚
泥焼却炉に燃焼用空気として吹き込まれる構成としたこ
とを特徴とするガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備
である。
【0013】請求項2記載の発明は、ガスタービンを備
えた下水汚泥焼却設備において、前記ガスタービンは発
電機に連結され、そのガスタービン排気が、そのまま直
接下水汚泥焼却炉に燃焼用空気として吹き込まれる構成
とされ、前記焼却炉からの排ガス系に廃熱ボイラが設置
され、この廃熱ボイラで発生した蒸気を前記排ガスの有
する熱で過熱する過熱器が設けられ、この過熱器を経た
過熱蒸気が発電機と連結された蒸気タービンに供給され
る構成とされたことを特徴とするガスタービンを備えた
下水汚泥焼却設備である。
【0014】請求項3記載の発明は、ガスタービンを備
えた下水汚泥焼却設備において、前記ガスタービンは発
電機に連結され、そのガスタービン排気が、そのまま直
接下水汚泥焼却炉に燃焼用空気として吹き込まれる構成
とされ、前記焼却炉からの排ガス系に廃熱ボイラが設置
され、この廃熱ボイラで発生した蒸気を前記排ガスの有
する熱で過熱する過熱器が設けられ、この過熱器を経た
過熱蒸気が前記ガスタービンに供給される構成とされた
ことを特徴とするガスタービンを備えた下水汚泥焼却設
備である。
【0015】これらの態様において、前記焼却炉は気泡
流動層または高速流動層で構成することができる。他
の、炉の形式をものを用いることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔従来例および比較例〕本発明の実施の形態を説明する
前に、従来例または比較例について説明する。
【0017】図1は第1従来例であり、たとえば高速流
動層からなる下水汚泥焼却炉1に対して、下水汚泥の脱
水ケーキCを乾燥機30を通して炉内に供給するととも
に、燃料Fを下部から吹込み、燃焼用空気Aを排ガス経
路2の途中に設けた予熱器3を通して予熱した後に下部
から吹込むものである。
【0018】炉の上部に連結されたサイクロン4にて分
離された排ガスは、排ガス経路2を通って廃熱ボイラ5
に導かれ、この廃熱ボイラ5では水Wが供給され、排ガ
スのもっている廃熱を蒸気として回収し、その蒸気を前
記乾燥機30の乾燥用の熱源とするとともに、蒸気の一
部は下水処理場の設備に対して熱源として供給するよう
にしてある。5Bは蒸気ドラム、5Cは加熱管である。
【0019】前述のとおり、廃熱を燃焼用空気の予熱お
よび乾燥機の乾燥用熱源として利用したとしても、トー
タルの熱利用率はさほど高くない。
【0020】そこで、近年では、第2従来例として挙げ
る図2に示すように、廃熱ボイラ5にて廃熱を蒸気とし
て回収し、そこで発生した蒸気を過熱器5Aに通した
後、得られる過熱蒸気を蒸気タービン6に送り込んで、
発電機7を駆動し、排気を凝縮器8により凝縮させて廃
熱ボイラ5に給水している。
【0021】これらの従来例は、系内の廃熱を回収する
技術に留まり、熱の利用率は高くない。
【0022】下水処理場においては、現在、多大な動力
を必要とする曝気ブロワーや送水ポンプなどの非常用電
力を得るためにガスタービンを設置することがあり、今
後、その経済性の面からこの傾向は大きくなるものと考
えられる。このガスタービンの排気のもっている熱を有
効利用しようとする場合、第2従来例を改良した形態と
して、第1比較例として挙げる図3に示すシステムが考
えられる。
【0023】すなわち、圧縮器11、燃焼器12が付設
されたガスタービン13において、ガスタービン13に
より駆動される圧縮器11に空気Aを吹込み圧縮を図
り、燃焼器12においてその圧縮空気に対してガスGを
投入して燃焼させ、これをガスタービン13に導いて発
電機14により発電を行うとともに、ガスタービン13
の排気を燃焼用空気Aの予熱器3に通してその予熱を図
る。この場合、予熱器3を通した排気を大気に放出させ
る際に脱硝ヲ行うために、燃焼器12に純水を供給す
る。そして、廃熱ボイラ5から湿式スクラバーなどの排
ガス処理設備15を通った排ガスを煙突16から大気放
出させる際に、白煙防止用に予熱器3を通した約200
℃程度の排気を吹込むものである。
【0024】この第1比較例は、ガスタービン13の排
気を燃焼用空気の予熱に利用するに留まる。
【0025】図4は第2比較例を示したもので、ガスタ
ービン13の排気のもっている熱を利用するために、第
2の廃熱ボイラ50を設け、この廃熱ボイラ50で発生
させた過熱蒸気を、第1の廃熱ボイラ5で発生した過熱
蒸気と合わせて蒸気タービン6を駆動するものである。
なお、第2の廃熱ボイラ50からの排ガスは比較例1と
同様に白煙防止用に用いられる。
【0026】この例は、ガスタービン13の排気のもっ
ている熱の利用率が比較的高く、ある程度有効である
が、廃熱ボイラ5、熱交換器3などの熱回収設備が必要
となり、設備費が嵩む。
【0027】〔本発明例〕 (第1例)図5は本発明の第1例を示したもので、ガス
タービン13の排気をそのまま吹込み路20を介して、
焼却炉1に直接的に吹込み、燃焼用空気として用いるも
のである。
【0028】他の構成および作用については、符号が同
一の個所は、前記の例と同一であるので説明を省略す
る。
【0029】同図仮想線で示すように、焼却炉1が特に
流動層型焼却炉である場合には、ガスタービン13の排
気の一部については、ブロワ21により昇圧させて、こ
れを1次空気用として、残部を2次空気用として高さ方
向に異なる位置に吹込むことができる。
【0030】この構成の下では、ガスタービン13の排
気は大量の熱を有するので、予熱器3の設置は不要であ
る。一般に、ガスタービン13の排気は450〜600
℃程度で、特に500〜600℃程度で供給される。汚
泥の脱水ケーキCは、水分が65〜85%、好適には自
燃できる65〜75%で、発熱量として2000〜45
00kcal/kg−dsを示すものが好ましい。燃料Fは自燃
できる場合には不要である。
【0031】焼却炉1の燃焼用空気として、ガスタービ
ン13のO2 含有率が14%程度の排気をそのまま焼却
炉1吹込むことは、当初、NOx の除去用の脱硝設備が
必要となり、そのコストが嵩むことが懸念があったが、
これは杞憂であることが知見された。
【0032】すなわち、ガスタービン13の排気中のN
Ox は、スチームまたは純水を注入する、触媒を用いて
還元する、アンモニアまたは尿素を注入することが考え
られる。しかし、これらの方法はいずれもコストが嵩む
要因となる。
【0033】しかるに、前述のように、水分が多く、か
つ燃料(汚泥脱水ケーキ)が炭化水素および脂肪類であ
る下水汚泥の焼却においては、これを600〜850℃
で焼却すると、現実に、ガスタービン13の排気中のN
Ox 濃度100〜500ppmが、サイクロン4の入口
(焼却炉出口)での測定では、10〜20ppmに低減
できることが判った。このNOx 濃度10〜20ppm
はきわめて低い値であり、脱硝設備または脱硝剤が不要
となる利点をもたらす。
【0034】なお、必要ならば、焼却炉1の出口排ガス
温度は高温であるので炉内に、または排ガス経路2もし
くは廃熱ボイラ5以後の排ガス経路にアンモニア、尿素
水などの還元剤を直接噴霧することで脱硝を図ることも
できる。
【0035】このNOx 低減効果は、還元雰囲気(脱水
ケーキ中の水素含有化合物による)で汚泥が熱分解して
アンモニアガスを発生させ、このアンモニアガスが脱硝
反応を促進させる、下水汚泥の焼却にのみ特有のもので
あることがその後に判った。
【0036】さらに、下水汚泥の場合には、Cl,Sの
酸化物が少なく腐食を発生させる要因が少ない。したが
って、過熱器5Aを通して廃熱ボイラ5での発生蒸気を
過熱させる際において高温腐食を生じない。
【0037】かくして、第1例においては、発電機14
および発電機6にて発電を行わせることにより熱回収で
きる。しかも、燃焼用空気の予熱器が不要となる。
【0038】(第2例)図6は、本発明の第2例を示し
たもので、過熱器5Aで得た過熱蒸気を、燃焼器12に
吹込むことにより、ガスタービン13の出力を高めて、
発電機14の発電量を増大させるものである。
【0039】(第3例)図7は、第1例の変形例であ
り、ガスタービン13の排気量が焼却炉1の容量に対し
て小さい場合に適用される。この例においては、燃焼用
空気Aが予熱器3により予熱された後に、ガスタービン
13の排気と合わせて焼却炉1に吹き込まれる。
【0040】(その他)本発明における焼却炉として
は、バブリング流動層(薄層流動層)または高速流動層
式のものが自燃可能な限界水分が高いなどの理由により
最適である。また、ガスタービンに対して高い背圧が作
用し、その出力低下を防止するために、いずれの流動層
においても、1次空気と2次空気とを分割して吹込むこ
とが好ましい。 本発明の焼却炉として旋回溶融焼却炉
などでもよい。
【0041】
【実施例】
(実施例1:図5参照)下水汚泥の発生量300ton/dayの
能力の高速流動層式焼却炉において、水分75%、ケーキ
の低位発熱量4,200kcal/kg・dsの含水ケーキを熱媒体と
して供給した。
【0042】この焼却炉に対して、燃焼用空気として発
電量2,630 KW/hrのガスタービンの排気を用いた。ガス
タービンの圧縮器の圧力は8bar 、空気供給量30,000m3
/hrであった。高速流動層の直径は3,3 m、高さ12m、
これに付属するサイクロンは直径4.5m、長さ8mであり、
静止層高さ1000mで運転した。ここで得られた45,000N
m3/hrの燃焼ガスは廃熱ボイラに供給され、廃熱ボイラ
では16kg/cm2 、200℃の飽和蒸気を得て、これを300m
2 の過熱器を通して14Ton /hr、300 ℃の過熱蒸気を
得て、これを蒸気タービンに供給し、ここで1,410 KW/
hrの発電を行い、凝縮器での凝縮水は廃熱ボイラに返送
した。ガスタービン排気のNOx 濃度は300ppmで
あったが、サイクロンの入口では15ppmであった。
【0043】(実施例2:図6参照)実施例1と同一の
条件で高速流動層式焼却炉を運転した。圧縮空気量は3
1,000Nm3/hr、圧力8bar であり、廃熱ボイラからの
過熱蒸気5Ton /hrを供給して発電量3,030 KW/hrを得
て、ガスタービンの排気を焼却炉の燃焼用空気として利
用し、燃焼ガスを廃熱ボイラに供給し、15Ton /hrの飽
和蒸気を得た。これを燃焼ガスによって加熱し、380 ℃
として前記ガスタービンに供給し、残りのTon /hrを蒸
気タービンに供給し、発電量1000KW/hrを得た。これは
実施例1の全発電量にほぼ相当する発電量である。サイ
クロンの入口でのNOx 濃度は12ppmに低減され
た。
【0044】(検討)ガスタービンを利用しない従来例
2(図2)、それぞれガスタービンを利用する比較例1
(図3)、比較例2(図4)、本発明の第1例(図
5)、本発明の第1例(図6)、本発明の第3例(図
7)について、1日あたり300Ton の焼却量を有する
高速流動層について、下水汚泥(ケーキ水分73〜82
%、可燃分76〜84%、発熱量4,000 〜4,500kcal/kg
・ds)を燃料として天然ガスを用いて焼却する場合にお
ける、ガスタービンを駆動させるに必要な都市ガス量お
よび発電量を比較検討した。結果は、上記下水汚泥の性
状変化に伴う平均値として、表1のとおりであった。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、下水処
理場における既存または新設のガスタービンの排気を有
効に利用して、エネルギーコストがきわめて小さく、か
つ補機類の少ない合理的なシステムを構築できる。
【0047】また、前述のとおり、ガスタービンを用い
る場合、排気中のNOx濃度が高く、環境上問題がある
ために、純水や水蒸気の注入によりタービン効率を低下
させてまでNOx除去を行う必要がある。
【0048】しかるに、本発明に従って、下水汚泥を燃
焼する際に、NOxを多量に含むガスタービンの排気を
下水汚泥の燃焼用空気源として導入した場合、下水汚泥
の還元物質により、導入した排気中のNOxが分解さ
れ、汚泥燃焼排ガス中のNOx濃度を抑制できる。この
ために、NOx除去対策が不要であり、もってタービン
の発電効率を高めることができる。さらに、必要に応じ
て下水汚泥を焼却するときに、その燃焼排ガスと燃焼空
気の熱交換を行うのが一般的であるが、タービン排気を
燃焼用空気源として焼却炉に直接投入すれば、熱交換器
の設置が不要であり、その分回収効率が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例1のフローシートである。
【図2】従来例2のフローシートである。
【図3】比較例1のフローシートである。
【図4】比較例2のフローシートである。
【図5】本発明の第1例のフローシートである。
【図6】本発明の第2例のフローシートである。
【図7】本発明の第3例のフローシートである。
【符号の説明】
1…焼却炉、2…排ガス経路、3…予熱器、4…サイク
ロン、5…廃熱ボイラ、5A…過熱器、6…蒸気タービ
ン、7…発電機、8…凝縮器、11…圧縮器、12…燃
焼器、13…ガスタービン、20…吹込み路、21…ブ
ロワ、30…乾燥機、A…空気、C…脱水ケーキ、F…
燃料、G…ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23G 5/46 ZAB F23G 5/46 ZABA F27B 15/10 F27B 15/10 F27D 17/00 101 F27D 17/00 101Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備に
    おいて、 前記ガスタービンは発電機に連結され、そのガスタービ
    ン排気が、そのまま直接下水汚泥焼却炉に燃焼用空気と
    して吹き込まれる構成としたことを特徴とするガスター
    ビンを備えた下水汚泥焼却設備。
  2. 【請求項2】ガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備に
    おいて、 前記ガスタービンは発電機に連結され、そのガスタービ
    ン排気が、そのまま直接下水汚泥焼却炉に燃焼用空気と
    して吹き込まれる構成とされ、 前記焼却炉からの排ガス系に廃熱ボイラが設置され、こ
    の廃熱ボイラで発生した蒸気を前記排ガスの有する熱で
    過熱する過熱器が設けられ、 この過熱器を経た過熱蒸気が発電機と連結された蒸気タ
    ービンに供給される構成とされたことを特徴とするガス
    タービンを備えた下水汚泥焼却設備。
  3. 【請求項3】ガスタービンを備えた下水汚泥焼却設備に
    おいて、 前記ガスタービンは発電機に連結され、そのガスタービ
    ン排気が、そのまま直接下水汚泥焼却炉に燃焼用空気と
    して吹き込まれる構成とされ、 前記焼却炉からの排ガス系に廃熱ボイラが設置され、こ
    の廃熱ボイラで発生した蒸気を前記排ガスの有する熱で
    過熱する過熱器が設けられ、 この過熱器を経た過熱蒸気が前記ガスタービンに供給さ
    れる構成とされたことを特徴とするガスタービンを備え
    た下水汚泥焼却設備。
  4. 【請求項4】前記焼却炉が高速流動層で構成されている
    請求項1,2または3記載のガスタービンを備えた下水
    汚泥焼却設備。
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