JPH0988482A - 新岩盤セミシールド工法とこの工法に使用する新岩盤セミシールド機 - Google Patents

新岩盤セミシールド工法とこの工法に使用する新岩盤セミシールド機

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JPH0988482A
JPH0988482A JP27609795A JP27609795A JPH0988482A JP H0988482 A JPH0988482 A JP H0988482A JP 27609795 A JP27609795 A JP 27609795A JP 27609795 A JP27609795 A JP 27609795A JP H0988482 A JPH0988482 A JP H0988482A
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JP
Japan
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boulders
semi
new
shielding machine
sand
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JP27609795A
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English (en)
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Minoru Nitta
稔 新田
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Nissan Construction Co Ltd
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Nissan Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地盤改良区域の粗礫・玉石・転石等を硬化固
定して、デスクカッターで破砕し、新岩盤セミシールド
機内を経てその切削片を外部の所定場所に排出すること
が容易に連続的にできる。 【構成】従来の岩盤セミシールド機に、土砂改良固化装
置22・ロット26・カップリング6・ダウンザホール
ハンマー3からなるメトロジェット機を付加した新岩盤
セミシールド機を使用して、ロット26に設けられた高
圧ジェット水を噴射する高圧ジェットノズル11・圧縮
空気を噴射するエアーノズル8A・硬化剤を噴射する硬
化剤ノズル8B・急結剤を噴射する急結剤ノズル7等に
より、地盤改良区域24の粗礫・玉石・転石等を、該新
岩盤セミシールド機内を経て外部の所定場所に容易に連
続的に排出する新岩盤セミシールド工法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粗礫・玉石・転石が高
混入率で岩盤層に部分的に介在する土砂に対応する岩盤
セミシールド工法とこの工法に使用する岩盤セミシール
ド機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の岩盤セミシールド工法とこの工法
に使用する従来の岩盤セミシールド機においては、粗礫
・玉石・転石が高混入率で岩盤層に部分的に介在する土
砂が主たる地盤を掘削する作業が極めて困難なため、地
上から地盤固化剤を注入して粗礫・玉石・転石・土砂を
固定した後に、破砕掘削機を使用して、粗礫・玉石・転
石・土砂を切削する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の岩盤セミシール
ド工法とこの工法に使用する従来の岩盤セミシールド機
において、粗礫・玉石・転石が高混入率で岩盤層に部分
的に介在する土砂が主たる地盤を改良する場合には、該
岩盤セミシールド機の前面に配置した破砕掘削機で粗礫
・玉石・転石を破壊することはできず、該破砕掘削機を
使用しても単に粗礫・玉石・転石が移動するのみとな
り、循環する泥水により土砂を外部に排除し得るが、粗
礫・玉石・転石は該岩盤セミシールド機の前面に堆積す
る状態を呈するに至る。このため、粗礫・玉石・転石を
破砕できない状態のままで、作業を一時中断し、上記岩
盤セミシールド機の前面に堆積した粗礫・玉石・転石及
び残存する土砂に地盤固化剤を注入して、粗礫・玉石・
転石・土砂を固定した後に、作業を再開し、該破砕掘削
機で粗礫・玉石・転石・土砂を破砕して、粗礫・玉石・
転石・土砂の切削片を新岩盤セミシールド機内に取み、
外部に排出しなければなければならないという問題点が
あった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、従来の岩盤セミシール
ド機に、土砂改良固化装置・ロット・カップリング・ダ
ウンザホールハンマーからなるメトロジェット機を付加
した構成からなり、高圧ジェット水を噴射する高圧ジェ
ットノズル・圧縮空気を噴射するエアーノズル・硬化剤
を噴射する硬化剤ノズル・急結剤を噴射する急結剤ノズ
ル等により、地盤改良区域の粗礫・玉石・転石・土砂を
硬化固定した後に、デスクカッターで破砕して、粗礫・
玉石・転石・土砂の切削片を新岩盤セミシールド機内に
取み、新岩盤セミシールド機の外部の所定場所に容易に
連続的に排出することを特徴とする、優れた新岩盤セミ
シールド工法とこの工法に使用する新岩盤セミシールド
機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】上記目的を達成す
るために、本発明の新岩盤セミシールド機は、従来の岩
盤セミシールド機にメトロジェット機を付加した構成か
らなる。上記メトロジェット機は、土砂改良固化装置2
2・ロット26・カップリング6・ダウンザホールハン
マー3からなる。ロット26は必要に応じて取り付ける
ことができる。ロット26を取り付ける場合には、上記
新岩盤セミシールド機の円形の前面部1の中心に位置す
るデスクカッター2を取り除いて、取り除いたデスクカ
ッター2の貫通孔にロット26を挿入する。ロット26
は、上記新岩盤セミシールド機の前面部1の中心を貫通
し、新岩盤セミシールド機の胴体部の中心線に配置され
るように取り付けられる。ロット26の前方向の先端部
にはカップリング6が取り付けられ、ロット26はカッ
プリング6を介してダウンザホールハンマー3と連結さ
れている。従って、ダウンザホールハンマー3は、ロッ
ト26の延長線上にあり、上記新岩盤セミシールド機の
最前先端部に位置する。ロット26には、高圧ジェット
ノズル11・エアーノズル8A・硬化剤ノズル8B・急
結剤ノズル7・排泥口10が設けられている。上記新岩
盤セミシールド機の前面部1の中心に位置するデスクカ
ッター2を取り除いて、取り除いたデスクカッター2の
貫通孔に、カップリング6を介してダウンザホールハン
マー3と連結されたロット26を挿入する。上記新岩盤
セミシールド機の前面部1には、岩盤を破砕するデスク
カッター2・ロット26・切削した岩片を取り込む開口
部27が設けられている。
【0006】以下、粗礫・玉石・転石が高混入率で岩盤
層に部分的に介在する土砂を地盤改良する場合におい
て、本発明の新岩盤セミシールド工法とこの工法に使用
する新岩盤セミシールド機の1作業サイクルを述べる。
上記新岩盤セミシールド機を地盤改良区域24における
作業開始の位置に配置する。ダウンザホールハンマー3
を、上記新岩盤セミシールド機の前面で該新岩盤セミシ
ールド機の前面部1に近い位置に配置するように、ロッ
ト26を移動する。土砂改良固化装置22を駆動する。
土砂改良固化装置22の駆動により、ロット26が駆動
して、ダウンザホールハンマー3を前進させる。ダウン
ザホールハンマー3は前進するに従い、地盤改良区域2
4内部に貫入し、地盤改良区域24内に存在する粗礫・
玉石・転石を破砕する。土砂改良固化装置22の駆動に
より、高圧ジェット水を高圧ジェットノズル11から地
盤改良区域24内へ噴出する。圧縮空気をエアーノズル
8Aから地盤改良区域24内へ噴出する。地盤改良区域
24内にある土砂は、泥水と共に排泥口10に吸入され
る。排泥口10から吸入した土砂や泥水は、ロット26
内に配置された排泥パイプや該排泥パイプと接合するホ
ースを通じて、外部の所定場所に排出される。高圧ジェ
ット水や圧縮空気が一定時間噴射されると、地盤改良区
域24内の土砂の大半は除去され、粗礫・玉石・転石と
一部の土砂が残存し、粗礫・玉石・転石が泥水中に浮遊
する状態に至る。硬化剤を硬化剤ノズル8Bから泥水中
に浮遊する粗礫・玉石・転石・土砂の各間隙に噴射す
る。同時に、急結剤を急結剤ノズル7から泥水中に浮遊
する粗礫・玉石・転石・土砂の各間隙に噴射する。ロッ
ト26を上記新岩盤セミシールド機内に引込み収納す
る。地盤改良区域24内の粗礫・玉石・転石・土砂は、
硬化剤と急結剤で硬化固定される。デスクカッター2を
駆動する。開口部27の吸入機能を作動する。硬化剤と
急結剤で硬化固定された粗礫・玉石・転石・土砂は、デ
スクカッター2で破砕され、破砕された粗礫・玉石・転
石・土砂の切削片は開口部27から上記新岩盤セミシー
ルド機内に取り込まれる。開口部27から上記新岩盤セ
ミシールド機内に取り込まれた上記切削片は、該新岩盤
セミシールド機と接合したホースを通じて、外部の所定
場所に排出される。このようにして、地盤改良区域24
内の粗礫・玉石・転石・土砂が取り除かれる。以上で、
1作業サイクルを終えたことを意味する。以下、同様の
作業サイクルを次々と繰り返して、全作業を終了する。
尚、「ロット26内に配置された排泥パイプと接合する
ホース」に換えて、「ロット26内に配置された排泥パ
イプと接合するパイプ」と置き換えることができる。
又、「新岩盤セミシールド機と接合し、該新岩盤セミシ
ールド機内に取り込まれた、粗礫・玉石・転石・土砂の
切削片を、外部の所定場所に排出するホース」に換え
て、「新岩盤セミシールド機と接合し、該新岩盤セミシ
ールド機内に取り込まれた、粗礫・玉石・転石・上砂の
切削片を、外部の所定場所に排出するパイプ」と置き換
えることができる。
【0007】
【実施例】実施例については、図面を参照して説明す
る。図1は、粗礫・玉石・転石が高混入率で岩盤層に部
分的に介在する土砂に対応する、本発明の新岩盤セミシ
ールド機の側面部の断面図を示す。上記新岩盤セミシー
ルド機は、従来の岩盤セミシールド機にメトロジェット
機を付加した構成からなる。上記メトロジェット機は、
土砂改良固化装置22・ロット26・カップリング6・
ダウンザホールハンマー3からなる。ロット26は必要
に応じて取り付けることができる。ロット26を取り付
ける場合には、上記新岩盤セミシールド機の円形の前面
部1の中心に位置するデスクカッター2を取り除いて、
取り除いたデスクカッター2の貫通孔にロット26を挿
入する。ロット26は、上記新岩盤セミシールド機の前
面部1の中心を貫通し、上記新岩盤セミシールド機の胴
体部の中心線に配置されるように取り付けられる。ロッ
ト26の前方向の先端部にはカップリング6が取り付け
られ、ロット26はカップリング6を介してダウンザホ
ールハンマー3と連結されている。従って、ダウンザホ
ールハンマー3は、ロット26の延長線上にあり、上記
新岩盤セミシールド機の最前先端部に位置する。ロット
26には、高圧ジェットノズル11・エアーノズル8A
・硬化剤ノズル8B・急結剤ノズル7・排泥口10が設
けられている。
【0008】図2は、上記新岩盤セミシールド機の前面
部1の正面図を示す。図2は、上記新岩盤セミシールド
機の前面部1の中心に位置するデスクカッター2を取り
除いて、取り除いたデスクカッター2の貫通孔に、カッ
プリング6を介してダウンザホールハンマー3と連結さ
れたロット26を挿入した状態を示す。上記新岩盤セミ
シールド機の前面部1には、岩盤を破砕するデスクカッ
ター2・ロット26・切削した岩片を取り込む開口部2
7が設けられている。
【0009】粗礫・玉石・転石が高混入率で岩盤層に部
分的に介在する土砂を地盤改良する場合において、本発
明の新岩盤セミシールド工法とこの工法に使用する新岩
盤セミシールド機について、以下の通り1作業サイクル
の実施例を示す。上記新岩盤セミシールド機を地盤改良
区域24における作業開始の位置に配置する。図2の状
態において、ダウンザホールハンマー3を、上記新岩盤
セミシールド機の前面で該新岩盤セミシールド機の前面
部1に近い位置に配置するように、ロット26を移動す
る。土砂改良固化装置22を駆動する。土砂改良固化装
置22の駆動により、ロット26が駆動して、ダウンザ
ホールハンマー3を前進させる。ダウンザホールハンマ
ー3は前進するに従い、地盤改良区域24内部に貫入
し、地盤改良区域24内に存在する粗礫・玉石・転石を
破砕する。以下、図3から図6までについて、説明す
る。図3は、ダウンザホールハンマー3を、上記新岩盤
セミシールド機の前面で新岩盤セミシールド機の前面部
1に近い位置から地盤改良区域24内に、水平方向で約
3m貫入した状態の実施例を示す。上記新岩盤セミシー
ルド機は、ダウンザホールハンマー3を上記新岩盤セミ
シールド機の前面で該新岩盤セミシールド機の前面部1
に近い位置から、地盤改良区域24内に水平方向で約5
mまで貫入したり、ダウンザホールハンマー3を該新岩
盤セミシールド機の前面で該新岩盤セミシールド機の前
面部1の近くまで、後退したりすることができる。
【0010】上記の状態において、土砂改良固化装置2
2の駆動により、高圧ジェット水を高圧ジェットノズル
11から地盤改良区域24内へ噴出する。7気圧の圧縮
空気をエアーノズル8Aから地盤改良区域24内へ噴出
する。地盤改良区域24内にある直径:約10mm以下
の土砂は、泥水と共に排泥口10に吸入される。排泥口
10から吸入した土砂や泥水は、ロット26内に配置さ
れた排泥パイプや該排泥パイプと接合するホースを通じ
て、外部の所定場所に排出される。高圧ジェット水や圧
縮空気が一定時間噴射されると、地盤改良区域24内に
ある直径:約10mm以下の土砂の大半は除去され、粗
礫・玉石・転石と一部の土砂が残存し、粗礫・玉石・転
石が泥水中に浮遊する状態に至る。
【0011】上記の状態において、セメントを主剤とす
る硬化剤を硬化剤ノズル8Bから泥水中に浮遊する粗礫
・玉石・転石・土砂の各間隙に噴射する。同時に、急結
剤を急結剤ノズル7から泥水中に浮遊する粗礫・玉石・
転石・土砂の各間隙に噴射する。
【0012】上記の状態において、ロット26を上記新
岩盤セミシールド機内に引込み収納する。地盤改良区域
24内の粗礫・玉石・転石・土砂は、硬化剤と急結剤で
硬化固定される。デスクカッター2を駆動する。開口部
27の吸入機能を作動する。硬化剤と急結剤で硬化固定
された粗礫・玉石・転石・土砂は、デスクカッター2で
破砕され、破砕された粗礫・玉石・転石・土砂の切削片
は開口部27から上記新岩盤セミシールド機内に取り込
まれる。開口部27から上記新岩盤セミシールド機内に
取り込まれた上記切削片は、該新岩盤セミシールド機と
接合したホースを通じて、外部の所定場所に排出され
る。このようにして、地盤改良区域24内の粗礫・玉石
・転石・土砂が取り除かれる。以上で、1作業サイクル
を終えたことを意味する。以下、同様の作業サイクルを
次々に繰り返して、全作業を終了する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、粗礫・玉石・転石が高混入率で岩盤層に部
分的に介在する土砂が主たる地盤を改良する場合には、
下記に記載されるような効果を奏する。デスクカッター
・ダウンザホールハンマー・高圧ジェットノズル・エア
ーノズル・硬化剤ノズル・急結剤ノズルが設けられた、
本発明の新岩盤セミシールド機と該新岩盤セミシールド
機を使用する新岩盤セミシールド工法により、地盤改良
区域の粗礫・玉石・転石・土砂を硬化固定して、デスク
カッターで破砕し、粗礫・玉石・転石・土砂の切削片を
新岩盤セミシールド機内に取み、新岩盤セミシールド機
の外部の所定場所に排出することが容易に連続的にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】新岩盤セミシールド機の側面部の断面図であ
る。
【図2】新岩盤セミシールド機の前面部の正面図であ
る。
【図3】ダウンザホールハンマーを地盤改良区域内に貫
入した状態を示す、作業断面図である。
【図4】高圧ジェット水や圧縮空気の噴射により、地盤
改良区域内にある土砂の大半が除去された状態を示す、
作業断面図である。
【図5】地盤改良区域内において、粗礫・玉石・転石・
土砂が硬化剤と急結剤で硬化固定された状態を示す、作
業断面図である。
【図6】地盤改良区域内において、新岩盤セミシールド
機が硬化剤と急結剤で硬化固定された粗礫・玉石・転石
・土砂を掘進している状態を示す、作業断面図である。
【符号の説明】 1 新岩盤セミシールド機の前面部 2 デスクカッター 3 ダウンザホールハンマー 6 カップリング 7 急結剤ノズル 8A エアーノズル 8B 硬化剤ノズル 10 排泥口 11 高圧ジェットノズル 12A 粗礫及び玉石及び転石 12B 粗礫及び玉石及び転石及び土砂 13 土砂 22 土砂改良固化装置 24 地盤改良区域 26 ロット 27 開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新岩盤セミシールド機の前面で該新岩盤
    セミシールド機の前面部(1)に近い位置にダウンザホ
    ールハンマー(3)を配置するようにロット(26)を
    移動した後に、土砂改良固化装置(22)を駆動してロ
    ット(26)を駆動し、ダウンザホールハンマー(3)
    を前進させて地盤改良区域(24)内部に貫入し、地盤
    改良区域(24)内に存在する粗礫・玉石・転石を破砕
    して、高圧ジェット水を高圧ジェットノズル(11)か
    ら地盤改良区域(24)内へ噴出し、圧縮空気をエアー
    ノズル(8A)から地盤改良区域(24)内へ噴出し、
    地盤改良区域(24)内の土砂を泥水と共に排泥口(1
    0)に吸入して、ロット(26)内に配置された排泥パ
    イプや該排泥パイプと接合するホース又はパイプを通じ
    て土砂と泥水を外部の所定場所に排出し、地盤改良区域
    (24)内の土砂の大半を除去して、一部の土砂が粗礫
    ・玉石・転石と共に残存し粗礫・玉石・転石が泥水中に
    浮遊する状態にして、硬化剤を硬化剤ノズル(8B)か
    ら粗礫・玉石・転石・土砂の各間隙に噴射し、急結剤を
    急結剤ノズル(7)から粗礫・玉石・転石・土砂の各間
    隙に噴射して、ロット(26)を新岩盤セミシールド機
    内に引込み収納し、地盤改良区域(24)内の粗礫・玉
    石・転石・土砂を硬化剤と急結剤で硬化固定して、デス
    クカッター(2)を駆動し開口部(27)の吸入機能を
    作動して、硬化剤と急結剤で硬化固定された粗礫・玉石
    ・転石・土砂をデスクカッター(2)で破砕し、破砕さ
    れた粗礫・玉石・転石・土砂の切削片を開口部(27)
    から新岩盤セミシールド機内に取り込み、該新岩盤セミ
    シールド機内に取り込まれた該切削片を該新岩盤セミシ
    ールド機と接合したホース又はパイプを通じて外部の所
    定場所に排出して、地盤改良区域(24)内の粗礫・玉
    石・転石・土砂を取り除くことを1作業サイクルとする
    作業サイクルを次々に繰り返して全作業を終了すること
    を特徴とする、新岩盤セミシールド工法。
  2. 【請求項2】 従来の岩盤セミシールド機にメトロジェ
    ット機を付加した構成からなり、該メトロジェット機が
    土砂改良固化装置(22)・ロット(26)・カップリ
    ング(6)・ダウンザホールハンマー(3)からなり、
    該ロット(26)がカップリング(6)を介してダウン
    ザホールハンマー(3)と連結され、該ロット(26)
    には高圧ジェットノズル(11)・エアーノズル(8
    A)・硬化剤ノズル(8B)・急結剤ノズル(7)・排
    泥口(10)が設けられた、請求項1記載の新岩盤セミ
    シールド工法に使用する、新岩盤セミシールド機。
  3. 【請求項3】 新岩盤セミシールド機の円形の前面部
    (1)の中心に位置するデスクカッター(2)を取り除
    き、該デスクカッター(2)に替えて、該新岩盤セミシ
    ールド機の前面部(1)の中心を貫通し該新岩盤セミシ
    ールド機の胴体部の中心線に配置されるように取り付け
    られたロットを有する、請求項2記載の新岩盤セミシー
    ルド機。
JP27609795A 1995-09-20 1995-09-20 新岩盤セミシールド工法とこの工法に使用する新岩盤セミシールド機 Pending JPH0988482A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293205A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Shimizu Corp トンネル掘削方法
JP2015074957A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 鹿島建設株式会社 トンネル掘進方法、及び、堆積物除去方法
CN113605911A (zh) * 2021-08-30 2021-11-05 中国铁建重工集团股份有限公司 刀盘总成、隧道掘进设备及隧道掘进施工方法

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