JPH0988405A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JPH0988405A
JPH0988405A JP24328895A JP24328895A JPH0988405A JP H0988405 A JPH0988405 A JP H0988405A JP 24328895 A JP24328895 A JP 24328895A JP 24328895 A JP24328895 A JP 24328895A JP H0988405 A JPH0988405 A JP H0988405A
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JP
Japan
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door
hinge
door frame
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JP24328895A
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English (en)
Inventor
Hiromu Kimura
煕 木村
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HINTO KINZOKU KK
Original Assignee
HINTO KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉を扉枠へ取り付ける場合に用いるヒンジ装
置において、その取り付け作業が簡単に行えるようにす
る。 【解決手段】 扉枠2の上部へヒンジ軸12を有する上
部雄部材5を取り付ける。これに対し、扉3の上部に
は、バネ37によって上向き付勢され且つ下降動可能に
保持されたブロック片32を設け、このブロック片32
にヒンジ孔36を形成させた。扉3(ブロック片32)
を横移動するだけで、ヒンジ孔36へヒンジ軸12を嵌
め付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉の取り付けに用
いるヒンジ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】扉を壁、柱、枠材等で構成された扉枠に
対して開閉可能に取り付けるには、蝶番を用いる場合の
他に、ヒンジ装置を用いる場合がある。このヒンジ装置
は、扉枠において扉の開閉軸が近接する側の縦枠の内面
上部及び下部に取り付けられる一対の雄部材と、これら
雄部材に対応すべく扉側へ取り付けられる上用及び下用
の雌部材とを有している。
【0003】雄部材は縦方向へ突出するヒンジ軸を有し
ている。そして、扉枠の上部へ取り付けられる雄部材で
はヒンジ軸の突出方向が下向きとなり、同下部へ取り付
けられる雄部材ではヒンジ軸の突出方向が上向きとなる
ような対向状態にする。これに対して雌部材は、扉の端
面等から水平方向へ突出した舌片部等を有したもので、
この舌片部等に雄部材のヒンジ軸を回動自在に嵌めるヒ
ンジ孔が形成されている。
【0004】従って、このヒンジ装置を用いて扉枠へ扉
を取り付けるには、予め、扉枠に上下の雄部材を取り付
け、また扉へ下部の雌部材だけを取り付ける。次に下部
の雄部材に下部の雌部材を嵌め合わせると共に、上部の
雄部材に上部の雌部材を単独で嵌め付けた状態にする。
そして、扉枠に対し、扉を閉扉時の垂直姿勢に位置合わ
せし、この扉を上部の雌部材に当接させるようにする。
そして最後に、扉に対して上部の雌部材を取り付けると
いう手順で行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業者は、上部の雌部
材を扉へ取り付ける際には扉を閉扉時の垂直姿勢に持ち
続けなければならず、作業が面倒且つ困難であった。な
お、これを避けるには、例えば扉の下部隙間へ適当な厚
さのスペーサを差し込むことが考えられるが、このスペ
ーサは現場ごとで厚さを変える必要があり、その都度、
製作しなければならなかった。そのため、作業の簡潔化
には至らなかった。
【0006】また、従来のヒンジ装置において、扉のチ
リ寸法(扉を閉めたときに、扉の揺動側先端部と扉枠と
の間にできる隙間の寸法)を調節しようとする場合、雄
部材や雌部材を扉枠又は扉から一旦外して、その取付部
分へスペーサを挟んで再び組み立てるという作業を行わ
なければならず、非常に面倒で手間のかかるものであっ
た。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、装着が簡単且つ迅速に行え、しかも扉のチリ
寸法を調節することが簡単且つ迅速に行えるようにした
ヒンジ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、請求
項1記載の本発明は、扉枠の上部及び下部でヒンジ軸を
縦方向に対向突出させて取り付けられる上下一対の雄部
材と、該雄部材のヒンジ軸を回動自在に嵌めるヒンジ孔
を有して扉へ取り付けられる上用及び下用の雌部材とを
有しており、上用の雌部材は、ヒンジ孔の形成された部
材が付勢手段による上向き付勢力に抗して下降動可能に
保持されていることを特徴としている。
【0009】このような構成にあって扉枠へ扉を取り付
けるには、扉枠へ上下の雄部材を取り付け、また扉の下
部へ下用の雌部材を取り付けるだけでなく、扉の上部へ
も上用の雌部材を取り付けてしまうようにする。そし
て、下部の雄部材に下部の雌部材を嵌め合わせた後、扉
枠に対し、扉を閉扉時の垂直姿勢にする。すなわち、こ
のようにすると、扉上部の雌部材が有しているヒンジ孔
の形成された部材は、上部雄部材のヒンジ軸に当接し、
これに伴って付勢手段に抗しつつ一旦下降動されるよう
になる。そのため、ヒンジ孔にヒンジ軸が嵌まるように
なる。
【0010】ヒンジ孔にヒンジ軸が嵌まることで、ヒン
ジ孔の形成された部材は付勢手段により再び上昇するの
で、これによって雄部材と雌部材との嵌め合わせが完了
する。なお、ヒンジ孔の形成された部材は、この後、付
勢手段によって上位置を保持されるので、ヒンジ軸が勝
手に脱出してしまうということはない。前記上用及び下
用の雌部材は、ヒンジ孔の形成された部材が扉への取付
状態で水平方向へ移動可能に設けられた構成とすること
ができる(請求項2)。
【0011】この構成であれば、ヒンジ孔の形成された
部材の位置調節によって扉のチリ寸法を調節できること
になり、いちいち、雄部材や雌部材の着脱を行ってスペ
ーサを挟むといった手間は不要になる。前記雄部材は、
扉枠への取り付けに用いられる起立板状の取付部を有し
ており、該取付部が板面折曲構造を有して扉枠へエッジ
状に当接可能な構成とすることができる(請求項3)。
【0012】この構成であれば、扉枠への取付状態にお
いて横荷重に対する不動作用や引き抜き力に対する対抗
力、及び雄部材自体の強度について、それぞれを高める
ことができるという利点がある。従って、扉の荷重を支
持した状態でのチリ寸法調節等に有益である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図7は本発明の実施形態の一つで
あるヒンジ装置を用いて扉枠2へ扉3を取り付けた状態
を示したもので、このヒンジ装置は、扉枠2において扉
3の開閉軸が近接する側(同図左側)の縦枠2aに対
し、その内面上部及び下部に取り付けられる一対の雄部
材5と、これら雄部材5に対応すべく扉3の上記開閉軸
寄りの端部3aへ取り付けられる上用の雌部材6及び下
用の雌部材7とを有している。
【0014】なお、同図において8はドアノブ、9は空
締めボルトや本締めボルト等の施錠装置である。図1、
図2及び図5に示すように、雄部材5は、扉枠2への取
り付けに用いられる起立板状の取付部10と、この取付
部10から水平方向へ向けて折曲形成された支持舌片1
1と、この支持舌片11の先端部で縦方向へ向けて設け
られたヒンジ軸12とを有している。
【0015】ヒンジ軸12の基部まわりには、樹脂等に
より形成された回動支持シュー13が嵌め付けられてい
る。取付部10は、図6に示すように板面の幅方向中央
部が縦に折曲されることで、平面く字状を呈するように
形成されており、折曲された各傾斜面10a,10bに
横長孔状の取付孔14が形成されている。
【0016】従って、この雄部材5を扉枠2へ取り付け
た場合には、取付部10の幅方向両側縁部が扉枠2へエ
ッジ状に当接することになるので、雄部材5として横荷
重に対する不動性能が優れたものとなる。また、各傾斜
面10a,10bの取付孔14へねじ込まれる取付ねじ
15が互いに傾斜したものとなるため、雄部材5として
引き抜き方向の力に対しても対抗力が強くなる。更に、
雄部材5自体の構造として、強度を高めることができる
ものである。
【0017】この雄部材5は、図1に示すように扉枠2
の上部へ取り付けられるものではヒンジ軸12の突出方
向が下向きとなり、また図2に示すように扉枠2の下部
へ取り付けられるものではヒンジ軸12の突出方向が上
向きとなるように、縦方向に対向状態とされる。即ち、
この雄部材5は、その使用向きを上下に変えるだけで上
部用及び下部用として共用可能である。
【0018】下用の雌部材7は、図2及び図4に示すよ
うに側方から見てL字状に開いた取付片部18,19
と、これら取付片部18,19の内隅部に設けられた上
方開放状態のケース部20と、このケース部20内に収
納されたスライド片21とを有している。スライド片2
1は円筒状に形成されており、その筒内孔が、上記雄部
材5のヒンジ軸12をガタツキなく、且つ回動自在に嵌
め込むためのヒンジ孔22とされている。勿論、底側の
取付片部19には、ヒンジ孔22に連通してヒンジ軸1
2の差し込みを許容する開口部23が形成されている。
【0019】ケース部20は、スライド片21を扉3の
肉厚方向へはガタツキのない状態に保持するが、扉3の
面方向(図7の左右方向)に沿った移動は許容するよう
に、平面長方形状の開口形状を有している。そして、こ
の開口形状の短手方向中央部を長手方向に貫通するよう
にして、1本の位置調節ねじ25が架設されている。こ
の位置調節ねじ25は、縦方向の取付片部18側、すな
わち、扉3における開閉軸寄りの端面側(図7左側)
へ、プラスドライバー等の工具と係合可能な頭部26を
向けるようになされ、他端部がケース部20の奥壁27
に対してカシメ等により脱出不能で且つ回転自在に保持
されている。
【0020】そして、この位置調節ねじ25は、ケース
部20内において上記したスライド片21を串刺し状に
ねじ貫通するようになっている。従って、頭部26へ工
具を係合させてこれを回動させることで、スライド片2
1、即ちヒンジ孔22を水平方向へ移動可能になってい
る。上記した底側取付片部19の開口部23は、スライ
ド片21を移動させた場合にもヒンジ孔22との連通状
態を維持できるように、長孔状に形成されている。
【0021】この下用雌部材7は、扉3に対し、その開
閉軸寄りの下隅部へケース部20を埋設し、且つ取付片
部18,19へ取付ねじ28をねじ込むことにより固定
される。上用の雌部材6は、図1及び図3に示すように
上方を開放させたケース本体部30と、このケース本体
部30内に収納されたスライド台31と、このスライド
台31上に設けられ且つケース本体部30内に収納され
た昇降ブロック32とを有している。
【0022】昇降ブロック32には、上側が径大で且つ
深くなされ、また下側が径小となる貫通した段付き孔3
3が形成されている。この段付き孔33内には、下部径
小孔内で係合する肉厚の薄い頭部34を有した段付きボ
ルト35が差し込まれ、この段付きボルト35がスライ
ド台31に対して螺合されるようになっている。従っ
て、上記段付き孔33内には段付きボルト35の頭部3
4上に凹部が形成されることになり、この凹部が、雄部
材5のヒンジ軸12をガタツキなく、且つ回動自在に嵌
め込むためのヒンジ孔36とされている。
【0023】段付きボルト35には、昇降ブロック32
とスライド台31との間にコイルスプリング等より成る
付勢手段37が嵌められているので、昇降ブロック32
は常態においてスライド台31から上向きに付勢される
ようになっている。また必要に応じて昇降ブロック32
を真下へ押圧すれば、上記付勢力に抗して昇降ブロック
32を下降動させることができる。
【0024】ケース本体部30は、スライド台31及び
昇降ブロック32を収納した状態で、これらを扉3の肉
厚方向へはガタツキのない状態に保持するが、扉3の面
方向(図7の左右方向)に沿った移動は許容するよう
に、平面長方形状の開口形状を有している。そして、こ
の開口形状の短手方向中央部を長手方向に貫通するよう
にして、1本の位置調節ねじ40が架設されている。
【0025】この位置調節ねじ40は、ケース本体部3
0内において上記したスライド台31を串刺し状にねじ
貫通するようになっている。そして、ケース本体部30
において扉3の開閉軸寄りの端面側(図7左側)となる
端部壁41に、プラスドライバー等の工具と係合可能な
頭部42が向けられるようになっている。また位置調節
ねじ40の他端部は、ケース本体部30の奥壁43に対
してカシメ等により脱出不能で且つ回転自在に保持され
ている。
【0026】このようなことから、位置調節ねじ40の
頭部42へ工具を係合させてこれを回動させることで、
スライド台31、即ち、昇降ブロック32に設けられた
ヒンジ孔36を水平方向へ移動可能になっている。な
お、ケース本体部30には、奥壁43の上端部から水平
突出する取付片部45と、端部壁41の下端部から下方
へ突出する取付片部46とが設けられている。そのた
め、この上用雌部材6は、扉3に対し、その開閉軸寄り
の上隅部へケース本体部30を埋設し、且つ取付片部4
5,46へ取付ねじ47をねじ込むことにより固定され
る。
【0027】昇降ブロック32には、ケース本体部30
の奥壁43へ向けて突出する昇降ガイドピン50が設け
られ、ケース本体部30の奥壁43には、この昇降ガイ
ドピン50を係合可能な縦長孔51が形成されている。
また、昇降ブロック32には、扉3の開閉軸寄りとなる
隅角部に面取り32aが施されている。この面取り32
aは、雄部材5のヒンジ軸12に対し、その突端部へ向
けて横方向から昇降ブロック32を当接させたときに、
当該昇降ブロック32が自ら下降動を起こしやすくする
ための、いわゆるカム面を構成している。なお、ヒンジ
軸12の突端部にも面取りを施しておくのが好適であ
る。
【0028】上用雌部材6におけるケース本体部30の
端部壁41、及び前記した下用雌部材7における取付片
部18(図4参照)は、いずれも、雄部材5の取付部1
0に対する干渉が少ないように(相互間隔を狭くできる
ように)、円弧状に形成されている。このような構成の
ヒンジ装置では、予め、扉枠2に対して上下の雄部材5
を取り付け、また扉3に対して上用の雌部材6及び下用
の雌部材7を取り付けるようにする。すなわち、ヒンジ
装置の全ての構成部材を扉枠2及び扉3に対して一挙に
取り付けてしまう。
【0029】そして、下部の雄部材5に下部の雌部材7
を嵌め合わせた後、扉枠2に対し、扉3を閉扉時の垂直
姿勢にする。これにより、上部雌部材6の昇降ブロック
32(面取り32a)は、上部雄部材5のヒンジ軸12
に当接し、これにより付勢手段37に抗して一旦下降動
されるようになる。そのため、ヒンジ孔36にヒンジ軸
12が嵌まるようになる。また、この後、昇降ブロック
32は付勢手段37の付勢力を受けて再び上昇するの
で、これによって雄部材5と雌部材6との嵌め合わせが
完了する。
【0030】その後、施錠装置9(図7参照)の作動不
良等により、扉枠2に対する扉のチリ寸法(図7のT寸
法)を調節する必要が生じた場合には、上用雌部材6の
位置調節ねじ40及び下用雌部材7の位置調節ねじ25
を同調的に回動操作して、それぞれのヒンジ孔36,2
2を位置調節すればよい。一方、扉3を扉枠2から外す
際には、上用雌部材6において昇降ブロック32を押し
下げるようにすればよく、この場合、ドライバー等の工
具は全く必要ないため、作業が極めて簡単であるという
利点がある。なお、このときに昇降ブロック32に対し
て指を引っ掛け易くするうえでも、昇降ブロック32に
設けた面取り32aは有益に作用する。
【0031】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではない。例えば、各部材の細部形状や構造、材質等は
何ら限定されるものではない。従って、強度的に問題が
ない限り樹脂材を多用したり、板金材を多用したりする
ことが可能である。また、下用雌部材7において、ヒン
ジ孔22を形成する部材(スライド片21として説明し
たもの)をブロック体によって形成することや、ヒンジ
孔22を下向き凹部として非貫通状に形成すること等も
可能であるし、上用雌部材6において、ヒンジ孔36を
形成する部材(昇降ブロック32として説明したもの)
を板金製にすることや、スライド台31をブロック体に
よって形成すること等も可能である。
【0032】なお、下用雌部材7におけるケース部20
はスライド片21の水平移動をガイドすることを主目的
としており、また上用雌部材6におけるケース本体部3
0はスライド台31の水平移動や昇降ブロック32の上
下動をガイドすることを主目的としているため、例えば
それぞれについてガタツキ防止用のガイドバーを付設す
るような構造を採用する場合には、ケース部20及びケ
ース本体部30を省略することも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の本発明では、扉へ取り付ける上用雌部材につ
き、ヒンジ孔の形成された部材が付勢手段に抗して下降
動可能に保持された構成であるので、ヒンジ装置の全て
の構成部材(扉枠に対する上下の雄部材と扉に対する上
下の雌部材)を最初から扉枠及び扉へ取り付けた状態に
しても、扉枠に対する扉の取り付けが行えるものとな
る。従って、作業の飛躍的な簡潔化が図れる。
【0034】上下の雌部材につき、ヒンジ孔の形成され
た部材を水平移動可能に設けておけば(請求項2)、そ
れらの位置調節によって扉のチリ寸法を簡単且つ迅速に
調節することができる。勿論、いちいち、雄部材や雌部
材の着脱を行ってスペーサを挟むといった手間は不要で
ある。前記雄部材において、扉枠に対して取付部をエッ
ジ状に当接可能な構成にしておけば(請求項3)、扉枠
への取付状態において横荷重に対する不動作用や引き抜
き力に対する対抗力、及び雄部材自体の強度について、
それぞれを高めることができるという利点がある。従っ
て、扉の荷重を支持した状態でのチリ寸法調節等に有益
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一つであるヒンジ装置のう
ち上用雌部材を拡大して示す側断面図である。
【図2】本発明の実施形態の一つであるヒンジ装置のう
ち下用雌部材を拡大して示す側断面図である。
【図3】上用雌部材の分解斜視図である。
【図4】下用雌部材の分解斜視図である。
【図5】雄部材を示す斜視図である。
【図6】雄部材の取付状況を示す平面断面図である。
【図7】本発明の実施形態の一つであるヒンジ装置を用
いて扉枠に扉を取り付けた状態を示した正面図である。
【符号の説明】
2 扉枠 3 扉 5 雄部材 6 上用の雌部材 7 下用の雌部材 10 取付部 12 ヒンジ軸 21 下用雌部材においてヒンジ孔の形成された部材
(スライド片) 22 ヒンジ孔(下用雌部材のもの) 32 上用雌部材においてヒンジ孔の形成された部材
(昇降ブロック) 36 ヒンジ孔(上用雌部材のもの) 37 付勢手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉枠(2)の上部及び下部でヒンジ軸
    (12)を縦方向に対向突出させて取り付けられる上下
    一対の雄部材(5)と、該雄部材(5)のヒンジ軸(1
    2)を回動自在に嵌めるヒンジ孔(36,22)を有し
    て扉(3)へ取り付けられる上用及び下用の雌部材
    (6,7)とを有しており、上用の雌部材(6)は、ヒ
    ンジ孔(36)の形成された部材(32)が付勢手段
    (37)による上向き付勢力に抗して下降動可能に保持
    されていることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 前記上用及び下用の雌部材(6,7)
    は、ヒンジ孔(36,22)の形成された部材(32,
    21)が扉(3)への取付状態で水平方向へ移動可能に
    設けられていること特徴とする請求項1記載のヒンジ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記雄部材(5)は、扉枠(2)への取
    り付けに用いられる起立板状の取付部(10)を有して
    おり、該取付部(10)が板面折曲構造を有して扉枠
    (2)へエッジ状に当接可能になされていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のヒンジ装置。
JP24328895A 1995-09-21 1995-09-21 ヒンジ装置 Pending JPH0988405A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167256A (ja) * 2014-06-16 2014-09-11 Skb Co Ltd 戸パネルの吊り込み構造、および吊り込み方法
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EP3401482A1 (de) * 2017-05-10 2018-11-14 Grass GmbH & Co. KG Vorrichtung zur bewegung eines möbelteils und möbel

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