JPH0987010A - アルミナ担体の製造方法 - Google Patents

アルミナ担体の製造方法

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JPH0987010A
JPH0987010A JP7271699A JP27169995A JPH0987010A JP H0987010 A JPH0987010 A JP H0987010A JP 7271699 A JP7271699 A JP 7271699A JP 27169995 A JP27169995 A JP 27169995A JP H0987010 A JPH0987010 A JP H0987010A
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JP
Japan
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alumina
carrier
kneading
alumina powder
aspect ratio
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JP7271699A
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English (en)
Inventor
Akira Kato
晃 加藤
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Eneos Corp
Original Assignee
Japan Energy Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出発原料として一次粒子のアスペクト比が1
0以下のアルミナ粉体を用いても、高強度を有し、高い
触媒活性をもたらすことができ、且つ欠けや粉化の少な
いアルミナ触媒担体を製造する方法を提供する。 【解決手段】 アルミナ粉体として一次粒子のアスペク
ト比が10以下であるアルミナ粉体を用い、該アルミナ
粉体に解膠剤を添加した後、pH3以下の酸性溶液また
はpH11以上のアルカリ性溶液を加えて混練する。混
練物を成形した後、乾燥し、焼成する。 【効果】 一次粒子のアスペクト比が20〜30以下の
アルミナ粉体を用いて製造したアルミナ担体の機械的強
度と同等の強度を有するアルミナ担体を製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の触媒担体と
して使用されるアルミナ担体を製造する方法に関し、さ
らに詳細には、アスペクト比が10以下のアルミナ一次
粒子を用いて混練法により高強度のアルミナ触媒担体を
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミナ粉体を原料としてアルミナ触媒
担体を製造するには、一般に、アルミナ粉体を混練する
工程、混練物を円筒形、ペレット状等の所望の形状及び
大きさに成形する工程、成型体を80〜150℃の温度
で乾燥する工程、及び乾燥された成型体を焼成炉にて4
00〜1000℃の焼成温度で焼成する工程が用いられ
ている。上記混練の際には、解膠剤として酸やアルカリ
を最初に添加した後、水を添加して混練されている。
【0003】例えば、本出願人による特開平3−844
5号公報は、混練前に、アルミナ水和物と水とからなる
スラリーに酸を添加してpHを2.0〜3.0とし、次
いでアルカリを添加してスラリーのpHを3.5〜6.
0に調整した後、アルミナヒドロゲルを分離することを
特徴とするアルミナ担体の製造方法を開示している。こ
の方法を用いると、アルミナ担体の細孔径が調整され、
それによって触媒の活性を向上させることができる。
【0004】特開平4−235737号公報は、アルミ
ナ担体をアルミニウム塩水溶液に含浸し、乾燥、焼成す
ることによって、機械的強度に優れたアルミナ担体を製
造する方法を開示している。
【0005】また、特開昭51−34887号公報の従
来技術の欄には、アルミナ担体を製造する際に、アルミ
ナ結合剤としてベーマイトゲルと酸が用いられていたこ
とが記載されているが、焼成されたアルミナ担体の強度
は十分ではなかったと報告されている。
【0006】特開昭50−98486号公報には、アル
ミナに酸性物質と水を添加して混練し、成型及び焼成す
ることによって高強度のアルミナ触媒担体を製造する方
法が開示されているが、pHは特定されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アルミナ触
媒担体は、その触媒活性を向上するために細孔径が十n
m程度であり且つ細孔径分布の狭いものが要求されてい
る。このような特性の触媒担体を製造するためには、原
料アルミナ粉体として、一次粒子のアスペクト比が10
以下のアルミナ粉体を用いることが望ましい。しかしな
がら、触媒担体は、触媒活性を高くするために、大きな
比表面積と大きな細孔容積を有することが必要であるこ
とから、粉体同士の焼結を充分に進行させることはでき
ない。このため、アルミナ原料粉としてアスペクト比が
10以下の原料粉を用いる場合は、かかる粉体同士は焼
成時に粉体間のわずかな接触部でしか結合することがで
きず、得られる触媒担体は機械的強度が低く、欠けや粉
化が発生するという問題があった。
【0008】一方、原料粉体としてアスペクト比が10
より大きな繊維状の粉体を用いた場合は、混練時に繊維
状粒子同士が絡み合い、得られる触媒担体の強度は高く
なるが、細孔径分布が広いために触媒活性が低下すると
いう問題あった。
【0009】そこで、本発明の目的は、出発原料として
一次粒子のアスペクト比が10以下のアルミナ粉体を用
いても、高強度を有し、高い触媒活性をもたらすことが
でき、且つ欠けや粉化の少ないアルミナ触媒担体を製造
する方法を提供することにある。
【0010】また、本発明の目的は、高強度を有し、高
い触媒活性をもたらすことができ、且つ欠けや粉化の少
ないアルミナ触媒担体を、容易且つ安価に製造すること
ができるアルミナ触媒担体の製造方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため、混練の際に添加する水溶液に着目して鋭
意検討を続けたところ、混練時に添加する水溶液として
pHを3以下に調整した酸性溶液あるいはpHを11以
上に調整したアルカリ性溶液を用いることにより、触媒
担体の細孔径を所望の範囲内に維持しつつ、機械的強度
を向上し、欠けや粉化が抑制されたアルミナ触媒担体を
製造することに成功した。
【0012】本発明に従えば、アルミナ粉体を混練及び
成型した後、成型物を焼成することによってアルミナ担
体を製造する方法において、上記アルミナ粉体として一
次粒子のアスペクト比が10以下であるアルミナ粉体を
用い、該アルミナ粉体をpH3以下の酸性溶液またはp
H11以上のアルカリ性溶液を用いて混練することを特
徴とする上記アルミナ担体の製造方法が提供される。
【0013】本発明のアルミナ担体の製造方法におい
て、pH3以下の酸性溶液またはpH11以上のアルカ
リ性溶液は、混練時の原料アルミナの一部を溶解し、ア
ルミナ粒子同士の接触部に再析出するかまたは酸または
アルカリとアルミナの反応生成物として析出すると考え
られる。これにより、アスペクト比が10以下である短
い粒子同士であっても接触面積を増加することができ、
この析出または再析出部分は粒子径が微細であるため、
焼成時にはその部分の焼結が優先して進行し接触部の強
度を向上させると考えられる。
【0014】本文中において、「アスペクト比」とは、
粉体の一次粒子の短軸と長軸の長さの比を意味し、例え
ば、粉体の一次粒子を透過型電子顕微鏡等によって観察
し、画像フィールド中に存在する粉体粒子から無差別に
10個の粒子について抽出し、その粒子の短軸と長軸の
長さの比を測定してそれらの平均から求めることができ
る。従って、アスペクト比の下限は1である。
【0015】本発明のアルミナ担体の製造方法の出発原
料は、一次粒子のアスペクト比が10以下のアルミナ粉
体が用いられる。かかるアルミナ粉体を用いることによ
り得られるアルミナ担体の細孔径分布を狭くすることが
できる。一般に、市販のアルミナは一次粒子のアスペク
ト比が1〜100であるが、アルミニウムアルコキシド
の加水分解あるいは、酸性アルミニウム源、例えば、硝
酸アルミニウム、塩化アルミニウム等と、塩基性アルミ
ニウム源、例えば、水酸化アルミニウム、アルミン酸ソ
ーダ等との中和反応により、一次粒子のアスペクト比が
10以下のものを得ることができる。または、一次粒子
のアスペクト比が10以下の市販のアルミナ粉体を入手
することもできる。アルミナとしては、擬ベーマイト型
アルミナが好ましいが、特にこれに限定されず、バイア
ライト、ジブサイト等のアルミナを用いることもでき
る。
【0016】アルミナ粉体を原料とするアルミナ担体の
製造方法において、通常、混練時には解膠剤として酸あ
るいはアルカリを加えその後、成型可能な水分量とする
ために水を添加して混練を行っている。本発明では、水
の代わりに上記pHの酸性またはアルカリ性溶液を加え
て混練を行う。すなわち、混練工程において、上記アル
ミナ粉体に、混練初期に解膠剤として酸性またはアルカ
リ性溶液を加えた後、pH3以下の酸性溶液またはpH
11以上のアルカリ性溶液を添加しながら混練するのが
好ましい。上記範囲のpH溶液を用いることにより水を
用いて混練した場合に比べて焼成されたアルミナ担体の
強度は約25%〜約60%向上することがわかった。酸
性溶液を用いる場合には、pH1以下が特に好ましく、
アルカリ性溶液を用いる場合には、pH13以上が特に
好ましい。アルミナの溶解度は溶液のpH=5のときに
最低であり、それより酸性側あるいはアルカリ性側に進
むに従い増大することがわかっている。
【0017】かかる酸性溶液及びアルカリ性溶液とし
て、アルミナ原料粉を解膠する能力のあるものが用いら
れる。酸性溶液として、例えば、硝酸、硫酸、塩酸等の
無機酸や、酢酸、クエン酸、しゅう酸等の有機酸を使用
することができる。特に、硝酸及び有機酸は、後の焼成
工程において全て蒸発し残留物を残さないために好まし
い。また、pH11以上のアルカリ性溶液として、アン
モニア、か性ソーダ、か性カリ、アルミン酸ソーダ等を
使用することができる。このうち、アンモニアは、後の
焼成工程において蒸発するために特に好ましい。
【0018】上記混練されたアルミナ粉体は、一般に、
成型器により適当な大きさ及び形状に成型される。次い
で、成型体は乾燥器にて、例えば、80〜150℃の温
度で数十分から一昼夜乾燥された後、焼成炉で、例え
ば、400〜1000℃の温度で焼成される。
【0019】
【実施例】以下、本発明のアルミナ担体の製造方法を実
施例により説明するが、本発明はそれらに限定されるも
のではない。 〔実施例1〕アルミナ原料粉として、平均アスペクト比
10以下の一次粒子から形成される擬ベーマイト2Kg
を用意した。アルミナ原料粉の混練初期に、解膠剤とし
て3.25%の硝酸を1リットル加え、その後、混練し
ながら、pHを3.0に調整した硝酸水溶液を随時添加
し、最終的なドウの水分量が45〜60%になるように
調整した。混練後のドウを、双腕式の押し出し機で直径
1mmの円柱状に成型し、成型体を乾燥器中で130℃
で20時間乾燥した。次いで、乾燥後のペレットを焼成
炉で600℃にて1時間焼成してアルミナ触媒担体を得
た。
【0020】このアルミナ触媒担体の平均曲げ強度及び
側面破壊強度を、それぞれ、万能引張圧縮試験機及び富
山式錠剤強度測定機により測定したところ、平均曲げ強
度は14.0MPaであり、側面破壊強度は2.2Kg
であった。また、窒素吸着式の細孔径の測定により中央
細孔径を測定したところ94A(オングストローム)で
あった。また、担体の粉化率を2mの高さからステンレ
ス板上にアルミナ触媒担体を7回落下させて直径0.7
mm以下の粉化率を測定したところ0.7%であった。
【0021】実施例2〜5 実施例1において、混練しながら、表1に示した種々の
値に調整したpHの硝酸水溶液(粘度調整剤)を随時添
加した以外は、実施例1と同様にして混練し、成型し、
焼成して触媒担体を製造した。得られたアルミナ担体に
ついて、実施例1と同様にして平均曲げ強度、側面破壊
強度、中央細孔径及び粉化率を測定した。得られた結果
をそれぞれ表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】比較例1 実施例1において、混練初期に実施例1と同じ解膠剤を
加えて解膠した後、混練しながら、水(pH=7)を随
時添加した以外は、実施例1と同様にして混練し、成型
し、焼成して触媒担体を製造した。得られた担体につい
て、実施例1と同様の方法で平均曲げ強度、側面破壊強
度、中央細孔径及び粉化率を測定した。触媒担体の平均
曲げ強度は12.0MPa、側面破壊強度は2.0Kg
であり、中央細孔径は90Aであった。直径0.7mm
以下の粉化率は0.8%であった。
【0024】参考例1 参考例として、平均アスペクト比20〜30の一次粒子
から形成される擬ベーマイト2Kgを原料粉として用い
た以外は、比較例1と同様の方法で混練し、成型し、焼
成して触媒担体を得た。得られた担体について、実施例
1と同様にして平均曲げ強度、側面破壊強度、中央細孔
径及び粉化率を測定した。触媒担体の平均曲げ強度は1
8.0MPa、側面破壊強度は3.2Kg、中央細孔径
は97Aであり、直径0.7mm以下の粉化率は0.4
%であった。
【0025】表1の結果より、実施例1〜5で得られた
触媒担体は比較例で得られた触媒担体より優れた平均曲
げ強度、側面破壊強度及び粉化率を有することがわか
る。特に、平均曲げ強度及び側面破壊強度で最大約60
%向上しており、欠けや粉化で最大約50%の低減が達
成されている。また、同表により参考例1で得られたア
ルミナ担体と実施例1〜5で得られたアルミナ担体とを
比較してみると、本発明の方法を用いることによって、
平均アスペクト比10以下の一次粒子から構成されるア
ルミナ原料粉を用いても、平均アスペクト比20〜30
の一次粒子から構成される原料粉により製造されるアル
ミナ担体と同等の強度を有し、しかも良好な触媒活性を
もたらすことができる細孔径を維持していることがわか
る。
【0026】実施例6 アルミナ原料粉として、平均アスペクト比10以下の一
次粒子から形成される擬ベーマイト2Kgを用意した。
アルミナ原料粉の混練初期に、解膠剤として3.0%の
水酸化アンモニウム溶液を1リットル加え、その後、混
練しながら、pHを11.0に調整した水酸化アンモニ
ウム溶液を随時添加した。混練後のドウを、双腕式の押
し出し機で直径1mmの円柱状に押し出して成型し、成
型体を130℃で20時間乾燥した。次いで、乾燥後の
ペレットを600℃で1時間焼成してアルミナ触媒担体
を得た。得られた触媒担体について、実施例1と同様な
方法で、平均曲げ強度、側面破壊強度、中央細孔径及び
粉化率を測定した。触媒担体の平均曲げ強度は11.5
MPa、側面破壊強度は2.1Kg、中央細孔径152
A、直径0.7mm以下の粉化率は0.7%であった。
【0027】実施例7 実施例6において、混練しながら、pHを13に調整し
た水酸化アンモニウム溶液を添加した以外は、実施例6
と同様にして混練し、成型し、焼成して触媒担体を製造
した。得られた担体について、実施例1と同様の方法に
より平均曲げ強度、側面破壊強度、中央細孔径及び粉化
率を測定した。得られた結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】比較例2 実施例6と同様に解膠剤として3.0%の水酸化アンモ
ニウム溶液を1リットル加え、その後、混練しながら、
水を随時添加した以外は、実施例6と同様にして混練
し、成型し、焼成して触媒担体を製造した。得られた担
体について、実施例1と同様にして平均曲げ強度、側面
破壊強度、中央細孔径及び粉化率を測定した。得られた
結果を表2に示す。
【0030】参考例2 参考例として、平均アスペクト比20〜30の一次粒子
から形成される擬ベーマイト2Kgを原料粉として用い
た以外は、比較例2と同様の方法で混練し、成型し、焼
成して触媒担体を得た。得られた担体について、実施例
1と同様にして平均曲げ強度、側面破壊強度、中央細孔
径及び粉化率を測定した。触媒担体の平均曲げ強度は1
5.0MPa、側面破壊強度は2.5Kg、直径0.7
mm以下の粉化率は1.5%であった。中央細孔径は1
45Aであった。
【0031】表2の結果より、実施例6及び7で得られ
た触媒担体は比較例2で得られた触媒担体より平均曲げ
強度、側面破壊強度及び粉化率のいずれにおいても優れ
ていることがわかる。また、同表により参考例2で得ら
れたアルミナ担体と実施例6及び7で得られたアルミナ
担体とを比較してみると、本発明のアルミナ担体の製造
方法を用いることによって、平均アスペクト比10以下
の一次粒子から構成されるアルミナ原料粉を用いても、
平均アスペクト比20〜30の一次粒子から構成される
原料粉により製造されるアルミナ担体と同等の強度を有
し、しかも良好な触媒活性をもたらすのに十分な細孔径
を維持していることがわかる。
【0032】上記実施例1〜7で得られたアルミナ触媒
担体について細孔径分布曲線を描いたところ、比較例1
及び比較例2と同等であった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルミナ
担体の製造方法により混練時に添加する水溶液としてp
H3以下またはpH11以上に調整した溶液を用いるこ
とにより、焼成された触媒担体の機械的強度が大幅に向
上し、欠けや粉化を十分抑制することができる。また、
本発明のアルミナ担体の製造方法により得られるアルミ
ナ担体は良好な触媒活性をもたらすのに十分な細孔径を
有している。また、本発明の方法によれば、平均アスペ
クト比10以下の一次粒子から構成されるアルミナ原料
粉を用いても、平均アスペクト比20〜30の一次粒子
から構成される原料粉により焼成されるアルミナ担体と
同等の強度を有するアルミナ担体を製造することができ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ粉体を混練及び成形した後、成
    形物を焼成することによってアルミナ担体を製造する方
    法において、 上記アルミナ粉体として一次粒子のアスペクト比が10
    以下であるアルミナ粉体を用い、 該アルミナ粉体をpH3以下の酸性溶液及びpH11以
    上のアルカリ性溶液のうちの一方の溶液を用いて混練す
    ることを特徴とする上記アルミナ担体の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記混練時に、上記アルミナ粉体に解膠
    剤を加えた後、pH3以下の酸性溶液及びpH11以上
    のアルカリ性溶液のうちの一方の溶液を添加しながら混
    練することを特徴とする請求項1記載のアルミナ担体の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 上記アルミナ粉体を、pH1以下の酸性
    溶液及びpH13以上のアルカリ性溶液のうちの一方の
    溶液を用いて混練することを特徴とする請求項1記載の
    アルミナ担体の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記アルミナ粉体が、擬ベーマイトであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のアルミナ担体の製造方法。
JP7271699A 1995-09-26 1995-09-26 アルミナ担体の製造方法 Pending JPH0987010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755785B2 (en) 1996-05-14 2010-07-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
CN106927797A (zh) * 2015-12-30 2017-07-07 中国石油天然气股份有限公司 一种氧化铝载体的生产方法及氧化铝湿条断条装置

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