JPH0986212A - 小型車両の運転状態表示装置 - Google Patents
小型車両の運転状態表示装置Info
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- JPH0986212A JPH0986212A JP24640695A JP24640695A JPH0986212A JP H0986212 A JPH0986212 A JP H0986212A JP 24640695 A JP24640695 A JP 24640695A JP 24640695 A JP24640695 A JP 24640695A JP H0986212 A JPH0986212 A JP H0986212A
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- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- gear position
- engine
- speed
- vehicle
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンストップ、ギア変速段位置および車
速を表示する装置において、車速検出センサを不要にし
て取り付けスペースを取らず、かつコストを低減できる
車両の運手状態表示装置を提供すること。 【解決手段】 エンジン回転数検出部22と、ギアポジ
ション検出部24と、検出されたエンジン回転数および
ギアポジションに基づき、車速を求める車速算出部26
と、求められた車速に応じて車速表示ランプを表示させ
る車速表示制御部28と、検出されたギアポジションに
基づき、ギアポジション表示ランプ20aを表示させる
ギアポジション表示制御部30と、検出されたエンジン
回転数に基づき、エンジンストップ表示灯を表示させる
エンジンストップ表示制御部32とを備える。
速を表示する装置において、車速検出センサを不要にし
て取り付けスペースを取らず、かつコストを低減できる
車両の運手状態表示装置を提供すること。 【解決手段】 エンジン回転数検出部22と、ギアポジ
ション検出部24と、検出されたエンジン回転数および
ギアポジションに基づき、車速を求める車速算出部26
と、求められた車速に応じて車速表示ランプを表示させ
る車速表示制御部28と、検出されたギアポジションに
基づき、ギアポジション表示ランプ20aを表示させる
ギアポジション表示制御部30と、検出されたエンジン
回転数に基づき、エンジンストップ表示灯を表示させる
エンジンストップ表示制御部32とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両例えば自動二
輪教習車の運転状態表示ランプ(表示灯)の制御をする
小型車両の運転状態表示装置に関する。
輪教習車の運転状態表示ランプ(表示灯)の制御をする
小型車両の運転状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車教習所で使用される二輪
教習車には、指導教官に運転操作状況が視認できるよう
に、種々の運転操作状況を表示する表示装置(ランプ点
灯表示装置)が設けられている。
教習車には、指導教官に運転操作状況が視認できるよう
に、種々の運転操作状況を表示する表示装置(ランプ点
灯表示装置)が設けられている。
【0003】この種の表示装置では、変速操作を表すチ
ェンジ表示ランプ、ブレーキ操作を表すブレーキ表示ラ
ンプ、エンジンストップ(エンスト)を表すエンスト表
示ランプ、一定の車速を表す例えば30km/h、40
km/h表示ランプ等のランプが取り付けられており、
それら各表示ランプを別々のコントーラリレー(インジ
ケータリレー)によって点灯させている。
ェンジ表示ランプ、ブレーキ操作を表すブレーキ表示ラ
ンプ、エンジンストップ(エンスト)を表すエンスト表
示ランプ、一定の車速を表す例えば30km/h、40
km/h表示ランプ等のランプが取り付けられており、
それら各表示ランプを別々のコントーラリレー(インジ
ケータリレー)によって点灯させている。
【0004】図7〜図9にコントーラリレーの例を示
す。図7のコントーラリレーは、チェンジ表示ランプ用
のギアポジションインジケータリレーaであって、各変
速段(1速〜5速)を検出するギアチェンジスイッチb
1〜b5のオン・オフによって各インジケータリレーa
1〜a5が作動する。このインジケータリレーa1〜a
5の作動により、バッテリBからの電源を表示ランプc
1〜c5に供給して点灯させるようになっている。
す。図7のコントーラリレーは、チェンジ表示ランプ用
のギアポジションインジケータリレーaであって、各変
速段(1速〜5速)を検出するギアチェンジスイッチb
1〜b5のオン・オフによって各インジケータリレーa
1〜a5が作動する。このインジケータリレーa1〜a
5の作動により、バッテリBからの電源を表示ランプc
1〜c5に供給して点灯させるようになっている。
【0005】図8は、エンスト表示ランプ用のエンジン
ストップインジケータリレーdである。図8において、
イグナイタe1からイグニッションコイルe2(スパー
クプラグfに電圧供給)への出力(点火一次信号)によ
り、エンジン回転状態を検出してエンジンストップイン
ジケータリレーdに入力されており、該リレーdではそ
のイグニッション信号によりエンジンストップを検出し
て、そのエンジンストップに対応してエンスト表示用ラ
ンプgを点灯する。なお、前記エンジンストップインジ
ケータリレーdには、バッテリBの電源とグランドGも
接続される。
ストップインジケータリレーdである。図8において、
イグナイタe1からイグニッションコイルe2(スパー
クプラグfに電圧供給)への出力(点火一次信号)によ
り、エンジン回転状態を検出してエンジンストップイン
ジケータリレーdに入力されており、該リレーdではそ
のイグニッション信号によりエンジンストップを検出し
て、そのエンジンストップに対応してエンスト表示用ラ
ンプgを点灯する。なお、前記エンジンストップインジ
ケータリレーdには、バッテリBの電源とグランドGも
接続される。
【0006】図9は、車速表示ランプ用のスピードイン
ジケータリレーhである。図9において、クランク軸の
回転によりマグネットセンサロータiが回転し、このロ
ータiの回転によりリードスイッチjをオン・オフさせ
て(例えば1回転4パルス)エンジン回転数を検出し
て、設定回転数(30km/h、40km/h等)に応
じてランプリレーry1、ry2を作動させてランプm
を表示させる。
ジケータリレーhである。図9において、クランク軸の
回転によりマグネットセンサロータiが回転し、このロ
ータiの回転によりリードスイッチjをオン・オフさせ
て(例えば1回転4パルス)エンジン回転数を検出し
て、設定回転数(30km/h、40km/h等)に応
じてランプリレーry1、ry2を作動させてランプm
を表示させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
上記のように各運転状態の表示用のインジケータリレー
a、d、hがそれぞれ設けられているので、これらのリ
レーa、d、hを取り付けるためのスペースを二輪車に
確保するのが二輪車の小型化の要請から難しくなってき
ており、また、コスト面でも高価なものになるという問
題点がある。特に二輪教習車では、各種検出機器や、表
示装置を市販車に後付けで設置することが多く、取り付
け作業負荷や取り付けコストの低減の要請から、検出機
器や各機器は極力少なくすることが要請されていた。
上記のように各運転状態の表示用のインジケータリレー
a、d、hがそれぞれ設けられているので、これらのリ
レーa、d、hを取り付けるためのスペースを二輪車に
確保するのが二輪車の小型化の要請から難しくなってき
ており、また、コスト面でも高価なものになるという問
題点がある。特に二輪教習車では、各種検出機器や、表
示装置を市販車に後付けで設置することが多く、取り付
け作業負荷や取り付けコストの低減の要請から、検出機
器や各機器は極力少なくすることが要請されていた。
【0008】これに対して、前記ノインジケータリレー
a、d、hを、図10に示すように一体化したとして
も、取り扱いは便利にはなるが、検出機器の数は減って
おらず、さらに、取り付けスペースをとらず、かつ、コ
スト面で低廉化できる技術が要請されていた。
a、d、hを、図10に示すように一体化したとして
も、取り扱いは便利にはなるが、検出機器の数は減って
おらず、さらに、取り付けスペースをとらず、かつ、コ
スト面で低廉化できる技術が要請されていた。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、エンジンストップ、ギア変速
段位置および車速を表示する装置において、車速検出セ
ンサを不要にして取り付けスペースを取らず、かつコス
トを低減できる車両の運転状態表示装置を提供すること
を課題とする。
くなされたものであって、エンジンストップ、ギア変速
段位置および車速を表示する装置において、車速検出セ
ンサを不要にして取り付けスペースを取らず、かつコス
トを低減できる車両の運転状態表示装置を提供すること
を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、請求項1の発明は、変速機の変速段位置表
示灯、車速表示灯、およびエンジン回転状態表示灯を有
する小型車両の運転状態表示装置において、エンジン回
転数検出部と、変速段位置検出部と、検出されたエンジ
ン回転数およびギア変速段位置に基づき、車速を求める
車速算出部と、求められた車速に応じて車速表示灯を表
示させる車速表示制御部と、検出された変速段位置に基
づき、変速段位置表示灯を表示させる変速段表示制御部
と、検出されたエンジン回転数に基づき、エンジン回転
状態表示灯を表示させるエンジン回転状態表示制御部と
を備えることを特徴とする小型車両の運転状態表示装置
の構成を有する。
決するため、請求項1の発明は、変速機の変速段位置表
示灯、車速表示灯、およびエンジン回転状態表示灯を有
する小型車両の運転状態表示装置において、エンジン回
転数検出部と、変速段位置検出部と、検出されたエンジ
ン回転数およびギア変速段位置に基づき、車速を求める
車速算出部と、求められた車速に応じて車速表示灯を表
示させる車速表示制御部と、検出された変速段位置に基
づき、変速段位置表示灯を表示させる変速段表示制御部
と、検出されたエンジン回転数に基づき、エンジン回転
状態表示灯を表示させるエンジン回転状態表示制御部と
を備えることを特徴とする小型車両の運転状態表示装置
の構成を有する。
【0011】請求項1の発明によれば、エンジン回転数
検出部と、変速段位置検出部とを有し、各検出部で検出
されたエンジン回転数とギア変速段位置に基づき、車速
を求めて車速に応じて車速表示灯に表示するので、車速
検出部を設けることなく、エンジン回転数検出部および
変速段位置検出部のみで車速および変速段位置を各表示
灯に表示する。
検出部と、変速段位置検出部とを有し、各検出部で検出
されたエンジン回転数とギア変速段位置に基づき、車速
を求めて車速に応じて車速表示灯に表示するので、車速
検出部を設けることなく、エンジン回転数検出部および
変速段位置検出部のみで車速および変速段位置を各表示
灯に表示する。
【0012】したがって、エンジン回転数と変速段位置
の検出により車速を検出できるので、車速検出部を有す
ることなく、エンジン回転数検出部と変速段位置検出部
とだけで、車速表示灯に車速を表示し、変速段位置表示
灯に変速段位置を表示し、さらに、エンジン回転状態表
示とエンジン回転状態を表示できる。
の検出により車速を検出できるので、車速検出部を有す
ることなく、エンジン回転数検出部と変速段位置検出部
とだけで、車速表示灯に車速を表示し、変速段位置表示
灯に変速段位置を表示し、さらに、エンジン回転状態表
示とエンジン回転状態を表示できる。
【0013】よって、車速検出部が不要になりシステム
が簡素化され大幅なコストダウンが図れる。
が簡素化され大幅なコストダウンが図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1〜図6は本発明の実施
形態に係る自動二輪車(小型車両の一例)の運転状態表
示装置の説明図である。
施の形態を詳細に説明する。図1〜図6は本発明の実施
形態に係る自動二輪車(小型車両の一例)の運転状態表
示装置の説明図である。
【0015】図1および図2に示すように、自動二輪車
は、前輪10と後輪12との中央部にエンジンユニット
14が設けられ、そのエンジンユニット14にはシリン
ダ14aの下部にクランクと変速機とを有してなるエン
ジンケース14bが設けられる。
は、前輪10と後輪12との中央部にエンジンユニット
14が設けられ、そのエンジンユニット14にはシリン
ダ14aの下部にクランクと変速機とを有してなるエン
ジンケース14bが設けられる。
【0016】前記運転状態表示装置は、自動二輪車の前
輪10上方のステアリング16と後輪12上方のリアフ
ェンダ18後部とに、前記変速機のギアポジション(変
速段位置の一例)表示ランプ20a、車速表示ランプ2
0b、およびエンジンストップ(エンジン回転状態の一
例)表示ランプ20cのランプ群20が下開きの「コ」
の字形状ブラケット21の周囲にそれぞれ配列して固定
される。このランプ群20においては、各ランプ20a
〜20cは適宜に位置される。
輪10上方のステアリング16と後輪12上方のリアフ
ェンダ18後部とに、前記変速機のギアポジション(変
速段位置の一例)表示ランプ20a、車速表示ランプ2
0b、およびエンジンストップ(エンジン回転状態の一
例)表示ランプ20cのランプ群20が下開きの「コ」
の字形状ブラケット21の周囲にそれぞれ配列して固定
される。このランプ群20においては、各ランプ20a
〜20cは適宜に位置される。
【0017】また、運転状態表示装置は、エンジン回転
数検出部22と、ギアポジション検出部24と、検出さ
れたエンジン回転数およびギアポジションに基づき、車
速を求める車速算出部26と、求められた車速に応じて
車速表示ランプを表示させる車速表示制御部28と、検
出されたギアポジションに基づき、ギアポジション表示
ランプ20aを表示させるギアポジション表示制御部3
0と、検出されたエンジン回転数に基づき、エンジンス
トップ表示ランプを表示させるエンジンストップ表示制
御部32とを備える。
数検出部22と、ギアポジション検出部24と、検出さ
れたエンジン回転数およびギアポジションに基づき、車
速を求める車速算出部26と、求められた車速に応じて
車速表示ランプを表示させる車速表示制御部28と、検
出されたギアポジションに基づき、ギアポジション表示
ランプ20aを表示させるギアポジション表示制御部3
0と、検出されたエンジン回転数に基づき、エンジンス
トップ表示ランプを表示させるエンジンストップ表示制
御部32とを備える。
【0018】なお、車速算出部26および各制御部2
8、30、32であるインジケータリレー34は、シー
ト36後部の下部に配設され、また、該シート36の前
部の下部には、イグナイタ38が配設される。また、前
記イグナイタ38やバッテリ40への電源を発電するマ
グネト(シグナルジェネレータ)42は、前記エンジン
ケース14bのクランク軸端に設けられ、前記ギアポジ
ション検出部24は、エンジンケース14bのギアシフ
ト部に設けられる。さらに、クラッチスイッチ44がス
テアリング16のハンドル16aに設けられる。
8、30、32であるインジケータリレー34は、シー
ト36後部の下部に配設され、また、該シート36の前
部の下部には、イグナイタ38が配設される。また、前
記イグナイタ38やバッテリ40への電源を発電するマ
グネト(シグナルジェネレータ)42は、前記エンジン
ケース14bのクランク軸端に設けられ、前記ギアポジ
ション検出部24は、エンジンケース14bのギアシフ
ト部に設けられる。さらに、クラッチスイッチ44がス
テアリング16のハンドル16aに設けられる。
【0019】図3および図4は運転状態表示装置の回路
図であって、図3に前記各ランプ20(20a〜20
c)と、各検出部22、24と、車速算出部26および
各制御部28、30、32であるインジケータリレー3
4の電気回路を示し、図4にインジケータリレー34の
回路ブロックを示すものである。
図であって、図3に前記各ランプ20(20a〜20
c)と、各検出部22、24と、車速算出部26および
各制御部28、30、32であるインジケータリレー3
4の電気回路を示し、図4にインジケータリレー34の
回路ブロックを示すものである。
【0020】図3および図4に示すように、バッテリ4
0の電源はキースイッチ46およびサイドスタンドリレ
ー48(接点)を介してインジケータリレー34に供給
される。該サイドスタンドリレー48は、サイドスタン
ドスイッチ56がサイドスタンドの収納・接地でON・
OFFすることにより接点をON・OFFする。サイド
スタンドリレー48接点のインジケータリレー34側に
は、また、スタータスイッチ50が設けられ、クラッチ
スイッチ44(およびスタータリレー52)を介して該
スタータスイッチ50のON・OFFでスタータモータ
54の始動をさせる。
0の電源はキースイッチ46およびサイドスタンドリレ
ー48(接点)を介してインジケータリレー34に供給
される。該サイドスタンドリレー48は、サイドスタン
ドスイッチ56がサイドスタンドの収納・接地でON・
OFFすることにより接点をON・OFFする。サイド
スタンドリレー48接点のインジケータリレー34側に
は、また、スタータスイッチ50が設けられ、クラッチ
スイッチ44(およびスタータリレー52)を介して該
スタータスイッチ50のON・OFFでスタータモータ
54の始動をさせる。
【0021】サイドスタンドリレー48の接点からは、
また、ギアポジション(変速段位置の一例)表示ランプ
20a(20a1〜20a5)、車速表示ランプ20b
(20b1、20b2)、およびエンジンストップ(エ
ンジン回転状態の一例)表示ランプ20cのランプ群2
0にバッテリ40の電源が供給される。なお、各ランプ
20a、20b、20cには、例えば10w×2のもの
を用いることができる。
また、ギアポジション(変速段位置の一例)表示ランプ
20a(20a1〜20a5)、車速表示ランプ20b
(20b1、20b2)、およびエンジンストップ(エ
ンジン回転状態の一例)表示ランプ20cのランプ群2
0にバッテリ40の電源が供給される。なお、各ランプ
20a、20b、20cには、例えば10w×2のもの
を用いることができる。
【0022】前記キースイッチ46からはギアポジショ
ン検出部24に向けて信号電源が伝達される。ギアポジ
ション検出部24では、係合して後輪12にエンジンの
駆動力を伝えている1速〜5速のギアポジションに対応
して抵抗r1〜r5が設けられ、この抵抗値の入力によ
り、前記インジケータリレー34はギアポジションを検
出する。この場合、ニュートラルポジションには抵抗を
設けずに、ニュートラルランプ57を繋ぐ。なお、図3
中、符号Dはダイオードであり、信号電流の逆流を防ぐ
ものである。また、インジケータリレー34には、モー
ド切替端子(A、B、E)も設けられている。
ン検出部24に向けて信号電源が伝達される。ギアポジ
ション検出部24では、係合して後輪12にエンジンの
駆動力を伝えている1速〜5速のギアポジションに対応
して抵抗r1〜r5が設けられ、この抵抗値の入力によ
り、前記インジケータリレー34はギアポジションを検
出する。この場合、ニュートラルポジションには抵抗を
設けずに、ニュートラルランプ57を繋ぐ。なお、図3
中、符号Dはダイオードであり、信号電流の逆流を防ぐ
ものである。また、インジケータリレー34には、モー
ド切替端子(A、B、E)も設けられている。
【0023】インジケータリレー34は、詳細には、図
4に示すように、前記キースイッチ46からのバッテリ
40電源が入力されて、所定電圧の直流電圧を発生する
電源回路58と、該電源回路58からの直流電圧が供給
されてインジケータリレー34の演算制御を予め定めら
れた手順で実行する中央処理ユニット(CPU)60と
を有する。また、イグニッションコイル38aおよびイ
グナイタ38の点火一次信号は波形整形回路62で波形
成形されて前記CPU60に入力される。また。前記ギ
アポジション検出部24の検出抵抗信号および前記モー
ド切替端子からの切替信号がA/D(アナログ/ディジ
タル)コンバータ64にディジタル変換されて入力され
る。
4に示すように、前記キースイッチ46からのバッテリ
40電源が入力されて、所定電圧の直流電圧を発生する
電源回路58と、該電源回路58からの直流電圧が供給
されてインジケータリレー34の演算制御を予め定めら
れた手順で実行する中央処理ユニット(CPU)60と
を有する。また、イグニッションコイル38aおよびイ
グナイタ38の点火一次信号は波形整形回路62で波形
成形されて前記CPU60に入力される。また。前記ギ
アポジション検出部24の検出抵抗信号および前記モー
ド切替端子からの切替信号がA/D(アナログ/ディジ
タル)コンバータ64にディジタル変換されて入力され
る。
【0024】インジケータリレー34は、1速〜5速の
各ギアポジション表示ランプ20a(20a1〜20a
5)、車速表示ランプ20b(30km/h表示ランプ
20b1、40km/h表示ランプ20b2)、および
エンジンストップ表示ランプ20cのランプ群20へ表
示出力をする。
各ギアポジション表示ランプ20a(20a1〜20a
5)、車速表示ランプ20b(30km/h表示ランプ
20b1、40km/h表示ランプ20b2)、および
エンジンストップ表示ランプ20cのランプ群20へ表
示出力をする。
【0025】なお、インジケータリレー34には、RO
M(リード・オンリ・メモリ)66、RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)68が配設されている。また、ギ
アポジションに対応する抵抗r1〜r5の抵抗値とニュ
ートルポジションスイッチの信号は、例えば図5の
(a)に示すようになる。また図5の(b)にギアポジ
ション(GP)とエンジン回転数(r/min)とによ
算出される車速(30km/h、40km/h)の例を
示す。
M(リード・オンリ・メモリ)66、RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)68が配設されている。また、ギ
アポジションに対応する抵抗r1〜r5の抵抗値とニュ
ートルポジションスイッチの信号は、例えば図5の
(a)に示すようになる。また図5の(b)にギアポジ
ション(GP)とエンジン回転数(r/min)とによ
算出される車速(30km/h、40km/h)の例を
示す。
【0026】前記の実施形態の運転状態表示装置によれ
ば、エンジン回転数検出部22と、ギアポジション検出
部24とを有していて、ギアが1速〜5速に入っている
ときに該ギアに対応するギアポジションランプ20aを
点滅させる。なお、A端子をアースすることにより、ギ
アポジションランプ20aは点灯する。
ば、エンジン回転数検出部22と、ギアポジション検出
部24とを有していて、ギアが1速〜5速に入っている
ときに該ギアに対応するギアポジションランプ20aを
点滅させる。なお、A端子をアースすることにより、ギ
アポジションランプ20aは点灯する。
【0027】また、エンジンストップ表示は、図6のモ
ードで点灯する。すなわち、エンジン回転数検出部22
の検出エンジン回転数パルスの入力インターバル時間が
設定時間以上であったと判断したとき(例えば130m
sec、461r/min)にエンジンストップと判断
する。図6のように、エンジンストップ状態開始から4
秒間は再始動してもエンジンストップ表示ランプ20c
を点灯し、ストップ状態が続くならば点灯を続ける。
ードで点灯する。すなわち、エンジン回転数検出部22
の検出エンジン回転数パルスの入力インターバル時間が
設定時間以上であったと判断したとき(例えば130m
sec、461r/min)にエンジンストップと判断
する。図6のように、エンジンストップ状態開始から4
秒間は再始動してもエンジンストップ表示ランプ20c
を点灯し、ストップ状態が続くならば点灯を続ける。
【0028】さらにまた、前記各検出部22、24で検
出されたエンジン回転数とギアポジションに基づき、C
PU60で車速を求めて該車速に応じて車速表示ランプ
20bに表示する。例えば、図5の(b)に示すよう
に、ギアポジションとエンジン回転数により車速が30
km/hか40km/hかを判断して車速表示ランプ2
0bにより車速を表示する。
出されたエンジン回転数とギアポジションに基づき、C
PU60で車速を求めて該車速に応じて車速表示ランプ
20bに表示する。例えば、図5の(b)に示すよう
に、ギアポジションとエンジン回転数により車速が30
km/hか40km/hかを判断して車速表示ランプ2
0bにより車速を表示する。
【0029】なお、例えば、ニュートラル(Nポジショ
ン、Low)、クラッチ断(Low)のときの車速表示
はLowになる前の回転数での車速を表示する。Low
のときは回転数が変わっても車速表示はしない。また、
車速表示は設定回転数以上の回転を1秒以上保持したと
きに点滅する。消灯は設定回転数に対して−2km/h
とする。ただし、設定回転数を0.5秒以上、下回った
ときとする。さらに、40km/hになったときは、3
0km/hの表示ランプは消す。
ン、Low)、クラッチ断(Low)のときの車速表示
はLowになる前の回転数での車速を表示する。Low
のときは回転数が変わっても車速表示はしない。また、
車速表示は設定回転数以上の回転を1秒以上保持したと
きに点滅する。消灯は設定回転数に対して−2km/h
とする。ただし、設定回転数を0.5秒以上、下回った
ときとする。さらに、40km/hになったときは、3
0km/hの表示ランプは消す。
【0030】したがって、実施の形態によれば、車速検
出部を設けることなく、エンジン回転数検出部22およ
びギアポジション検出部24のみで車速およびギアポジ
ションを各表示灯20b、20aに表示する。
出部を設けることなく、エンジン回転数検出部22およ
びギアポジション検出部24のみで車速およびギアポジ
ションを各表示灯20b、20aに表示する。
【0031】よって、エンジン回転数とギアポジション
の検出のみにより車速を検出できるので、車速検出部を
有することなく、エンジン回転数検出部22とギアポジ
ション検出部24とだけで、車速表示ランプ20bに車
速を表示し、ギアポジションランプ20aにギアポジシ
ョンを表示し、さらに、エンジンストップ表示ランプ2
0cにエンジンストップ状態を表示できる。
の検出のみにより車速を検出できるので、車速検出部を
有することなく、エンジン回転数検出部22とギアポジ
ション検出部24とだけで、車速表示ランプ20bに車
速を表示し、ギアポジションランプ20aにギアポジシ
ョンを表示し、さらに、エンジンストップ表示ランプ2
0cにエンジンストップ状態を表示できる。
【0032】よって、車速検出部が不要になりシステム
が簡素化され大幅なコストダウンが図れる。
が簡素化され大幅なコストダウンが図れる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、エン
ジンストップ、ギア変速段位置および車速を表示する装
置において、車速検出センサを不要にして取り付けスペ
ースを取らず、かつコストを低減できる。
ジンストップ、ギア変速段位置および車速を表示する装
置において、車速検出センサを不要にして取り付けスペ
ースを取らず、かつコストを低減できる。
【図1】本発明の実施形態に係る自動二輪車の説明図で
ある。
ある。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ自動二輪車の前方視
図、後方視図である。
図、後方視図である。
【図3】実施形態の運転状態表示装置の説明回路図であ
る。
る。
【図4】運転状態表示装置のインジケータリレーの詳細
回路図である。
回路図である。
【図5】(a)はギアポジションセンサの抵抗値例、
(b)はギアポジションとエンジン回転数による車速の
各説明図である。
(b)はギアポジションとエンジン回転数による車速の
各説明図である。
【図6】エンジンストップ検出部とエンジンストップ表
示ランプの動作説明図である。
示ランプの動作説明図である。
【図7】従来のギアポジションインジケータリレー回路
例を示す図である。
例を示す図である。
【図8】従来のエンスト表示ランプ用のエンジンストッ
プインジケータリレーの回路例を示す図である。
プインジケータリレーの回路例を示す図である。
【図9】従来の車速表示ランプ用のスピードインジケー
タリレーの回路例を示す図である。
タリレーの回路例を示す図である。
【図10】従来のギアポジション、エンジンストップ、
車速の検出部、制御部および表示部を一体にした例の回
路図である。
車速の検出部、制御部および表示部を一体にした例の回
路図である。
20 ランプ群 20a ギアポジション表示ランプ 20b 車速表示ランプ 20c エンジンストップ表示ランプ 22 エンジン回転数検出部 24 ギアポジション検出部 26 車速算出部 28 車速表示制御部 30 ギアポジション表示制御部 32 エンジンストップ表示制御部 34 インジケータリレー 38 イグナイタ 60 中央処理ユニット(CPU)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 変速機の変速段位置表示灯、車速表示
灯、およびエンジン回転状態表示灯を有する小型車両の
運転状態表示装置において、 エンジン回転数検出部と、 変速段位置検出部と、 検出されたエンジン回転数およびギア変速段位置に基づ
き、車速を求める車速算出部と、 求められた車速に応じて車速表示灯を表示させる車速表
示制御部と、 検出された変速段位置に基づき、変速段位置表示灯を表
示させる変速段表示制御部と、 検出されたエンジン回転数に基づき、エンジン回転状態
表示灯を表示させるエンジン回転状態表示制御部とを備
えることを特徴とする小型車両の運転状態表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24640695A JPH0986212A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 小型車両の運転状態表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24640695A JPH0986212A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 小型車両の運転状態表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986212A true JPH0986212A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17148031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24640695A Pending JPH0986212A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 小型車両の運転状態表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0986212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316674A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-29 | Iseki & Co Ltd | 作業車両 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24640695A patent/JPH0986212A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316674A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-29 | Iseki & Co Ltd | 作業車両 |
JP4635368B2 (ja) * | 2001-04-19 | 2011-02-23 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
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