JPH0986055A - 溶融型熱転写記録用受像体 - Google Patents

溶融型熱転写記録用受像体

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JPH0986055A
JPH0986055A JP7244609A JP24460995A JPH0986055A JP H0986055 A JPH0986055 A JP H0986055A JP 7244609 A JP7244609 A JP 7244609A JP 24460995 A JP24460995 A JP 24460995A JP H0986055 A JPH0986055 A JP H0986055A
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JP7244609A
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Tomofumi Tokiyoshi
智文 時吉
Masaru Kato
勝 加藤
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱溶融インク型の熱転写記録方式を利用した
溶融型熱転写記録受像体であって、操業性が良好で、バ
ーコード記録におけるインク受理性に優れ、バーコード
記録画像が鮮明であり、かつバーコード記録部の堅牢
性、並びにオフセット印刷適性に優れた溶融型熱転写記
録受像体を提供するものである。 【解決手段】 支持体の少なくとも一面上にインク受像
層が形成され、該インク受像層が、ポリウレタンアイオ
ノマーとJIS−K−3504に基づく酸価が15〜2
00のロジン化合物を主成分として含有する溶融型熱転
写記録用受像体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱溶融インク型の
熱転写記録方式を利用した溶融型熱転写記録用受像体に
関し、特に高速バーコード記録におけるバーコード記録
画像が鮮明であり、かつバーコード記録部の耐久性に優
れ、更にオフセット印刷適性に優れた溶融型熱転写記録
用受像体に関する。
【0002】
【従来の技術】バーコード記録は、現在、デパートやス
ーパーマーケット等の製品管理、運送業における荷物の
管理、会社での勤労管理など巾広い分野で利用されてい
る。産業分野で用いられるバーコード記録に対しては、
特に、記録の信頼性ならびに記録の耐久性(保存性)が
要求させる。近年では、上記バーコード記録方式の他
に、電子写真記録、熱転写記録、あるいはインクジェッ
ト記録方式等各種の記録方式が存在し、それぞれ一長一
短がある。
【0003】これらの記録方式の中で、インクジェット
記録方式は、印字部の水による汚染や紫外線による退色
が著しい。また、電子写真方式は、サランラップ等の可
塑剤に対するトナーの溶解が著しい。そこで、電子写真
やインクジェット記録方式に比較して、種々の耐久性に
優る熱溶融インク型の熱転写記録方式がバーコード記録
の手段として最近注目されている。また、この方式は、
記録媒体として普通紙を利用できる点が特徴とされてい
る。
【0004】しかしながら、この熱転写方式もバーコー
ド記録部の耐水性、耐擦過性、耐改ざん性等に難点を抱
えており、それらの改良が望まれている。因みに、その
対策として、インクの組成を変更することで対応してい
るものの、いまだに満足のいくものではなく、記録媒体
サイド(受像シート)での改良が強く求められている。
具体的な難題の例としては、例えばバーコード記録部を
水に浸漬して、数時間放置するとインクが受像層から剥
離し浮遊する。あるいは、バーコード記録部をヘアトニ
ックで擦ると、インクを含む受像層の表面が剥がれる等
である。これらの現象は、受像シートの改良なしでは、
対応出来ないものである。また、バーコードの処理の高
速化に伴い、高速記録、鮮明画像、高解像度化等の要望
が強くなっている。このような要望に対し、記録用受像
シートとして普通紙(以下、記録用受像紙と呼称する)
を用いると受像層表面の平滑性やインク受理性の不足に
起因して転写ムラやドット抜け等の欠点が生じ易く難点
である。
【0005】このために、記録用受像紙の表面平滑性を
改良する方法として、ベック平滑度を特定したり、特定
の顔料やバインダーを含有する熱転写受像層を設ける等
が行われている。しかし、これらの従来の方法は改良効
果がある程度認められるが、転写インクドットの抜けや
ドット形状の再現性不良等による画像鮮明性の低下等が
あり、完全には解消されていない。従って、単にキャレ
ンダ処理等を強化して平滑性を高めたり、熱転写受像層
に顔料やバインダーを含有させるだけでは不十分であ
り、上記欠点を解消して、バーコード記録部の耐久性並
びにインクの転写性やドット再現性に優れ、鮮明な記録
画像が得られる溶融型熱転写記録用受像体は未だに得ら
れていないのが実状である。
【0006】また、従来の溶融型熱転写記録用受像紙
は、記録ヘッドの熱を効率良く受像紙表面に保持させる
ために、接着剤は極力少なくし、断熱性を高くするよう
に設計されており、オフセット印刷適性並びに事務用品
適性が著しく劣るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱溶融イン
ク型の熱転写記録方式を利用した受像シートとして、操
業性が良好で、バーコード記録におけるインク受理性に
優れ、バーコード記録画像が鮮明であり、かつバーコー
ド記録部の耐久性に優れ、更にオフセット印刷適性に優
れた溶融型熱転写記録用受像体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の溶融型熱転写記
録用受像体は、支持体の少なくとも一面上にインク受像
層が形成され、該インク受像層が、ポリウレタンアイオ
ノマーとJIS−K−3504に基づく酸価が15〜2
00のロジン化合物を主成分として含有することを特徴
とするものである。また、本発明の溶融型熱転写記録用
受像体において、前記ロジン化合物がマレイン酸変性ロ
ジンエステルであることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明者等は、バーコードの記録
において、特にインクの受理性に優れ、ドット抜け、ド
ット滲み、ドットのブリッジングのない鮮明画像で、さ
らに記録部の耐久性に優れた溶融型熱転写記録用受像体
を得るために鋭意検討を行った。その結果、支持体の少
なくとも一面上にインク受像層が形成され、該インク受
像層の主成分が、ポリウレタンアイオノマーと酸価15
〜200のロジン化合物からなる塗被層を設けてなる溶
融型熱転写記録用受像体は、上記の如き特性をすべて満
足することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】本発明において使用されるポリウレタンア
イオノマーは、乳化剤により水中に分散させたいわゆる
エマルジョンタイプとは異なり、親水性であるイオン基
を有するウレタン樹脂すなわちウレタンアイオノマー
が、乳化剤や有機溶剤なしで、水中に溶解ないし極めて
微細な粒子状に分散したいわゆるコロイド分散型の水性
ウレタン樹脂である。一般には、ジオールとイソシアネ
ート系共重合体のカルボン酸基を金属イオンによって少
なくとも部分的にイオン化し、金属イオンでイオン架橋
(中和)した樹脂である。本発明で用いるインク受像層
のポリウレタンアイオノマーの具体的な例としては、例
えば、大日本インキ化学社製のハイドランHWシリー
ズ、ハイドランAPシリーズ、第一工業製薬社製のスー
パーフレックスシリーズ等が挙げられる。
【0011】本発明の溶融型熱転写記録においては、プ
リンターのヘッドを加熱して、リボン上のワックスイン
キを、溶融し、受像層へ転写するという機構が採用され
ている。そこで、インク受像層の軟化温度を転写される
リボンのワックスインキの軟化温度に近くするために
は、ポリウレタンアイオノマーのガラス転移温度は90
℃以下が好ましく、0〜90℃がより好ましい。ガラス
転移温度が90℃以下では、受像層のインクの受理性が
優れている。一方、ガラス転移温度が90℃を越える
と、インクの受理性が低下する。更に、本発明で用いら
れるポリウレタンアイオノマーは、オフセット印刷での
印刷インクの転移性並びに乾燥性においても著しく優れ
ている。
【0012】本発明においては、バーコード記録の記録
部のより優れた堅牢性が要求され、インク受像層にポリ
ウレタンアイオノマーを使用することにより、インクの
受理性は良好となるが、堅牢性の点では、必ずしも十分
でない。そこで、さらに記録部の堅牢性を向上させるべ
く鋭意検討を重ねた結果、酸価が15〜200のロジン
化合物を併用することにより、操業性が良好で、記録部
の堅牢性を著しく向上させ、かつインクの受理性も阻害
しないことが判明した。好ましくは、酸価は30〜10
0である。酸価が15未満の場合には、ロジン化合物自
身の水溶性が不十分なために混合塗液の熱・機械的安定
性も低下し、塗布工程での操業性が低下する。一方、酸
価が200を越える場合には、一般に記録部の耐水性、
耐薬品性が低下する傾向がある。ここで、酸価はJIS
−K−3504に準じ、ロジン化合物1g中に含まれる
遊離酸を中和するのに必要な水酸化カリウムのmg数を
示す値である。
【0013】本発明においては、インク受像層の塗抹方
法については、特に限定するものではないが、例えば、
マシンサイズプレス装置により受像層を形成する場合な
どには、操業スピードを速くするためには、塗液の濃度
を高くして、乾燥を軽減する必要がある。しかし、塗液
の濃度を高くすると、一般的には塗液の熱・機械的安定
性は悪くなる傾向にある。ところが、マシンサイズプレ
ス装置では、前工程に、乾燥工程があるため、紙面温度
が80℃程度の紙がサイズプレス装置に入って来るため
に、サイズプレスロールおよび循環塗液の温度が容易に
上昇する。そこで、塗液中の熱・機械的安定性の不十分
な材料は、残渣として析出したり、サイズプレスロール
に付着して、操業性や、受像紙の品質を著しく低下させ
る。また顔料を配合せしめた塗液系では、濃度が高くな
ると、顔料同志の衝突も増加するため、塗液系内では熱
が蓄積されて昇温し易くなることも考えられる。本発明
により、十分に高い濃度でも良好な熱・機械的安定性を
有する塗液を調製することが可能となった。このような
効果の得られる理由については主に、酸価が増すことに
より、ロジン化合物の水溶性が向上し、塗液系の分散安
定性が改善されるものと考えられる。
【0014】本発明において、酸価が15〜200のロ
ジン化合物としては、重合ロジン、重合ロジンエステ
ル、マレイン酸変性ロジン、マレイン酸変性ロジンエス
テルなどが挙げられ、ここでエステル化合物は、グリセ
リンなどのような多価アルコールを用いて得られるもの
である。具体例としては、中京油脂製のG−795など
の重合ロジン、中京油脂製のセロゾールH−435、H
−849などのマレイン酸変性ロジンエステル、さらに
セロゾールH−555などのようなマレイン酸変性ロジ
ンエステル・水添ロジングリセリンエステル(=2:
1)混合物などが挙げられ、これらの中でもマレイン酸
変性ロジンエステルを含むものが好ましく用いられる。
マレイン酸変性ロジンエステルは、一般にはロジンをレ
ボピマル酸に転位させ、これに無水マレイン酸を付加さ
せてマレイン酸変性ロジンを生成させ、さらに多価アル
コールと反応させることにより得られるものである。
【0015】従来、転写インクの組成がワックスである
為、親和性を重視して、同類のワックスを受像層に配合
する試みが主流であったが、十分なインク受理性が得ら
れていない。これは、溶融して受像層へ転写されたイン
クが、転写リボンと受像層との剥離時、リボン側へ再度
転移するためと考えられる。ところが、本発明特定のロ
ジン化合物を受像層に用いた場合には、粘着性があるた
めか、溶融して受像層へ転写してきたワックスインク
(色材インクを含む)は、転写リボンと受像層との剥離
時、リボン側へ再度転移する現象が抑制され、受像層上
に受理されるものと推測される。本発明において特定の
ロジン化合物から選ばれる一成分または二成分以上の混
合物の軟化温度は好ましくは50〜160℃であり、よ
り好ましくは60〜130℃である。軟化温度が160
℃を越える場合、インク受理性が著しく低下し、一方、
50℃未満になると、溶融して受像層へ転写されたイン
クが、転写リボンと受像層との剥離時に、リボン側へ再
度転移するためか、本発明の所望とするバーコード記録
画質を得ることができない。
【0016】本発明では、特定のロジン化合物と、ポリ
ウレタンアイオノマーとが併用されるが、これらの使用
割合については、ポリウレタンアイオノマー100重量
部に対して、ロジン化合物が10〜90重量部であるこ
とが望ましい。因みに、ロジン化合物が、90重量部を
越えると、受像層の印刷インクとの密着性が低下し、1
0重量部未満では、バーコード記録部の堅牢性が低下す
る傾向がある。ポリウレタンアイオノマーと本発明特定
のロジン化合物の合計使用量は、インク受像層の全固形
分中15〜100重量%程度が好ましく、本発明の効果
が十分に発揮される。
【0017】またインク受像層中には、本発明の効果を
損なわない限り、酸価数15未満のロジン化合物や、あ
るいは石油樹脂などを併用することも可能である。例え
ば、ロジンエステル、重合ロジンエステル、炭素数5〜
10の脂肪族系または芳香族系の石油樹脂、不飽和二重
結合を水添した水添石油樹脂や、水添ロジンエステルな
どから適宜選択され、本発明の酸化数15〜200のロ
ジン化合物に対して、好ましくは70重量%程度以下の
範囲で使用される。具体例としては、中京油脂製のセロ
ゾールG−870、G−828、G−928、G−93
8などの石油樹脂、セロゾールD−101などの水添ロ
ジンエステルが挙げられる。中でも、水添ロジンエステ
ルは、耐候性並びに白色度も優れ、好ましく併用され
る。
【0018】インク受像層中には、事務用品適性(筆記
適性や捺印適性)、印刷適性などをより向上させるため
に、例えば重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、
タルク、カオリン、焼成カオリン、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、酸化
マグネシウム、シリカ、アルミノ珪酸マグネシウム、微
粒子状珪酸カルシウム、微粒子状炭酸マグネシウム、微
粒子状軽質炭酸カルシウム、ベントナイト、ゼオライ
ト、セリサイト等の鉱物質顔料やポリスチレン樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂等を、本発明の所
望の効果を損なわない範囲で使用することができる。
【0019】さらに、インク受像層中には、必要に応じ
て、水溶性高分子、例えば、カチオン性澱粉、両性澱
粉、酸化澱粉、酵素変性澱粉、熱化学変性澱粉、エステ
ル化澱粉、エーテル化澱粉等の澱粉類、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、ゼラチン、カゼイン、大豆蛋白、天然ゴム
等の天然あるいは半合成高分子化合物;ポリビニルアル
コール、イソプレン、ネオプレン、ポリブタジエン等の
ポリジエン類、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン等のポリアルケン類、ビニルハ
ライド、酢酸ビニル、スチレン、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミ
ド、メチルビニルエーテル等のビニル系重合体や共重合
体類、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミ
ド樹脂、オレフィン−無水マレイン酸樹脂、メラミン樹
脂等の合成高分子化合物等が例示できる。そして、これ
らの中から溶融型熱転写受像紙の品質目標に応じて1種
あるいは2種以上が適宜選択して使用される。
【0020】これらの中でも、鹸化度が85%以上でか
つ重合度が1700以下のポリビニルアルコールが好ま
しく用いられ、本発明の効果を損なうことなく、塗被液
の粘度等を適度に調整して顔料等の沈降を防止すること
により安定性の良好な塗液を調製することができる。
【0021】インク受像層中には、これらの他に各種助
剤、例えば界面活性剤、pH調節剤、粘度調節剤、柔軟
剤、光沢付与剤、ワックス類、分散剤、流動変性剤、導
電防止剤、安定化剤、帯電防止剤、架橋剤、サイズ剤、
蛍光増白剤、着色剤、紫外線吸収剤、消泡剤、耐水化
剤、可塑剤、滑剤、防腐剤、香料等が必要に応じて適宜
添加使用される。
【0022】本発明において、受像層の塗被量(乾燥重
量)は、1〜10g/m2 、好ましくは1.5〜5g/
2 であり、微塗工タイプに特定するものである。因
に、塗被量が1g/m2 未満では、所望とする鮮明なバ
ーコードの記録画質及び記録部の耐久性、オフセット印
刷適性、事務用品適性が得られず、10g/m2 を越え
ると、普通紙としての外観が損なわれる。
【0023】インク受像層の塗抹方法については特に限
定されず、例えばツーロール式、又はメータリングブレ
ード式のサイズプレス、ゲートロール、ビルブレード、
ショートドウェルコータ、ロールコータ、ブレードコー
タ、エアーナイフコータやスプレー等の装置が適宜使用
される。
【0024】本発明では、支持体となる基紙として、填
料を全パルプ繊維に対して5〜30重量%、好ましくは
10〜25重量%含有させるが、これは填料がパルプ繊
維間に都合良く内在し、適度な空隙とクッション性を基
紙に付与し、受像体の特性を飛躍的に向上される機能を
有するためである。一方、30重量%を越えると、紙層
間強度が極端に弱くなってしまい、バーコード記録部の
耐久性が著しく低下する。
【0025】填料としては、一般に上質紙に用いられる
各種の顔料、例えばカオリン、焼成カオリン、炭酸カル
シウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタ
ン、タルク、酸化亜鉛、アルミナ、酸化マグネシウム、
シリカ、ベントナイト、ゼオライト、セリサイト等の鉱
物質顔料やポリスチレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、アクリル樹脂等が挙げられる。
【0026】なお、紙料中にはパルプ繊維や填料の他
に、本発明の所望の効果を損なわない範囲で、従来から
使用されている各種のアニオン性、ノニオン性、カチオ
ン性あるいは、両性の歩留向上剤、濾水性向上剤、紙力
増強剤や内添サイズ剤等の抄紙用内添助剤が必要に応じ
て適宜選択して使用される。更に、染料、蛍光増白剤、
pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スライム
コントロール剤等の抄紙用内添助剤も紙の用途に応じて
適宜添加する。
【0027】支持体となる基紙の抄紙方法については特
に限定するものではなく、例えば抄紙pHが4.5付近
である酸性抄紙法、炭酸カルシウム等のアルカリ性填料
を主成分として含み抄紙pHを約6の弱酸性〜約9の弱
アルカリ性とする中性抄紙法等の全ての抄紙方法に適用
することができ、抄紙機も長網抄紙機、ツインワイヤー
抄紙機、丸網抄紙機、ヤンキー抄紙機を適宜使用するこ
ともできる。
【0028】支持体上にインク受像層を形成するに当た
り、受像層を1層、あるいは必要に応じて2層以上の多
層構造にすることも可能である。なお、多層構造にする
場合、各々の塗被液が同一である必要はなく、所要の品
質レベルに応じて適宜調整して配合されればよく、特に
限定されるものではない。また、支持体の裏面に合成樹
脂層や顔料と接着剤等からなる塗被層、帯電防止層等を
設けてカール防止、印刷適性付与、給排紙適性等を付与
することも可能である。さらに、支持体の裏面に種々の
加工、例えば粘着、磁性、難燃、耐熱、耐水、耐油、防
滑等の後加工を施すことにより、各種の用途適性を付加
することも勿論可能である。
【0029】本発明の溶融型熱転写記録用受像体は、通
常の乾燥工程や表面処理工程等で平滑化処理されて、水
分が3〜10重量%、好ましくは4〜8重量%程度とな
るように調整して仕上げられる。なお、平滑化処理を施
す際に、ベック平滑度を150秒以上に調整することに
より、一層顕著な高品位記録画質が得られる。ベック平
滑度が150秒未満になるとインクの転写性の低下及び
ドットの欠け等が増し、バーコード記録画質が低下する
恐れがある。また、溶融型熱転写記録用受像体を平滑化
処理する際は、要求される品質に応じてスーパーキャレ
ンダー、グロスキャレンダー、ソフトキャレンダー等の
平滑化処理装置を用いて、オンラインやオフラインで適
宜処理される。加圧装置の形態、加圧ニップの数は、用
いられる平滑化処理装置に応じて適宜調節される。
【0030】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが,勿論、それらの範囲に限定されるもので
ない。なお、例中の「部」及び「%」は特に断わらない
限り、「固形分重量部」及び「重量%」を示す。 実施例1 NBKP(フリーネス =480ml)5部、LBKP(フリーネス =48
0ml )95部のパルプスラリーに、填料としてタルク1
7部、ロジンエマルジョンサイズ剤1.5部、硫酸バン
ド2部を添加し、これらの混合物を白水で希釈してpH
5.3、固形分濃度1.1%の紙料を調製した。この紙
料を長網抄紙機を用いて抄紙し、次いで下記配合の受像
層用塗被液(22%水分散液)を、塗被量が乾燥重量で
8.0g/m2 (片面4.0g/m2 に相当)となるよ
うにサイズプレス装置で塗被し、乾燥させ米坪を115
g/m2 に調整し、更にスーパーキャレンダーで平滑化
処理して、ベック平滑度400秒の熱転写用受像紙を得
た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランCH-100、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:61℃) 200部 ロジン化合物(商標:セロゾールH-555 、中京油脂社製、 軟化温度:106℃、酸価:59) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-105 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:500) 80部
【0031】実施例2 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 重質炭酸カルシウム(商標:SS-2200 、備北粉化社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランCH-100、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:61℃) 200部 ロジン化合物(商標:セロゾールH-555 、中京油脂社製、 軟化温度:106℃、酸価:59) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-117 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:1700) 150部
【0032】実施例3 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランCH-100、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:61℃) 200部 ロジン化合物(商標:G-795 、中京油脂社製、 軟化温度:140℃、酸価:130〜160) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-105 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:500) 80部
【0033】実施例4 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランCH-100、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:61℃) 200部 ロジン化合物(商標:H-849 、中京油脂社製、 軟化温度:125℃、酸価:80) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-105 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:500) 80部
【0034】実施例5 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:スーパーフレックス126 、 第一工業製薬社製、ガラス転移温度:72℃) 200部 ロジン化合物(商標:セロゾールH-555 、中京油脂社製、 軟化温度:106℃、酸価:59) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-117 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:1700) 150部
【0035】実施例6 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:スーパーフレックス107 、 第一工業製薬社製、ガラス転移温度:−40℃) 200部 ロジン化合物(商標:セロゾールH-555 、中京油脂社製、 軟化温度:106℃、酸価:59) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-117 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:1700) 150部
【0036】実施例7 NBKP(フリーネス =480ml)5部、LBKP(フリーネス =48
0ml )95部のパルプスラリーに、填料として軽質炭酸
カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製)を15部
添加し、更に硫酸バンド0.5部、カチオン性澱粉を
0.5部、アルキルケテンダイマーを0.5部を添加
し、これらの混合物を白水で希釈したのち、アニオン性
ポリアクリルアミドを0.02部添加してpH7.9、
固形分濃度が1.15重量%の紙料を調製した。この紙
料を長網抄紙機を用いて抄紙し、次いで下記配合の受像
層用塗被液(22%水分散液)を、塗布量が乾燥重量で
8.0g/m2 (片面4.0g/m2 に相当)となるよ
うにサイズプレス装置で塗布し、乾燥させ米坪を115
g/m2 に調整し、更にスーパーキャレンダーで平滑化
処理して、ベック平滑度400秒の受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランAP-40 、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:49℃) 200部 ロジン化合物(商標:セロゾールH-555 、中京油脂社製、 軟化温度:106℃、酸価:59) 100部 ポリビニルアルコール(商標:R-1130、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:1300) 80部
【0037】比較例1 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 酸化澱粉(商標:エースA 、王子コーンスターチ社製、 熱分解) 200部
【0038】比較例2 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランCH-100、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:61℃) 200部 ロジン誘導体(商標:セロゾールD-101 、中京油脂社製、 軟化温度:75℃、酸価:10以下) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-205 、クラレ社製、 鹸化度:85%、重合度:500) 80部
【0039】比較例3 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ポリウレタンアイオノマー(商標:ハイドランCH-100、 大日本インキ化学社製、ガラス転移温度:61℃) 200部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-105 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:500) 80部
【0040】比較例4 受像層用塗被液の配合を下記に変更した以外は、実施例
1と同様にして受像紙を得た。塗被液配合 軽質炭酸カルシウム(商標:TP-121、奥多摩工業社製) 100部 ロジン化合物(商標:セロゾールH-555 、中京油脂社製、 軟化温度:106℃、酸価:59) 100部 ポリビニルアルコール(商標:PVA-105 、クラレ社製、 鹸化度:98%以上、重合度:500) 80部
【0041】各実施例および比較例で用いられた受像層
用塗被液および得られた熱転写記録用受像紙について、
それぞれ下記の方法により測定および品質評価を行い、
それらの結果を表1に示した。なお、下記評価基準にお
いて、実用的には○レベル以上であることが必要であ
り、△レベル以下では実用に適さない。
【0042】〔機械的安定性評価〕JIS−K−639
2に基づき、受像層用塗被液の機械安定度試験を下記条
件で行い、測定された塗被液中の残渣の量について、次
のような基準で評価した。 <測定条件> 液濃度:20%、温度:50℃、荷重:
10kg、試験時間:20分間。 ◎:残渣が5%以下で熱・機械安定性に優れる。 ○:残渣が5〜10%で熱・機械安定性が良い。 △:残渣が10〜20%で熱・機械安定性が悪い。 ×:残渣が20%以上で熱・機械安定性が著しく悪い。
【0043】〔記録画像のバーコード品位の評価〕バー
コードの記録は、プリンター(商品名:KMP810
4、KSシステムズ製)を用いて行った。得られたバー
コード記録画像面について、ドットアナライザー(DA−
3000)により30倍に拡大し、シャープ性やバーの欠損
(滲み・細り)の程度を下記の評価基準で目視評価し
た。 ◎:バーがシャープで抜けがなく極めて優れている。 ○:バーの滲み・細りや抜けが殆どなく良好である。 △:バーの滲み・細りや抜けがあり僅かに劣っている。 ×:バーの滲み・細りや抜けが多く劣っている。
【0044】〔記録画像の耐水性の評価〕記録部の耐水
性について、3日間水に浸漬させ、記録部を指で擦りバ
ーの剥がれを目視評価した。 ◎:バーの剥がれが観られない。 ○:バーの剥がれが殆どなく良好である。 △:バーの剥がれが多く観られる。 ×:バーの剥がれが著しく観られる。
【0045】〔記録画像の耐ヘアトニック性の評価〕記
録部の耐ヘアトニック性について、記録部をヘアトニッ
クを含浸させた綿花で、荷重500g/cm2 を掛け20
回擦りバーの欠損を目視評価した。 ◎:バーの欠損が観られない。 ○:バーの欠損が殆どなく良好である。 △:バーの欠損が多く観られる。 ×:バーの欠損が著しく観られる。
【0046】〔オフセット印刷適性の評価〕 (1) ドライの表面強度:Printing Ink SD50 T-13(東華
色素化学社製)を0.5ml練り、これで印刷して、表面
の剥がれ(ピッキング)を目視評価した。 ◎:表面の剥がれが観られない。 ○:表面の剥がれが殆どなく良好である。 △:表面の剥がれが多く観られる。 ×:表面の剥がれが著しく観られる。 (2) ウェットの表面強度:Printing Ink SD50 T-13(東
華色素化学社製)を0.5ml練り、印刷前に印刷面を水
で湿らせた後、印刷し表面の剥がれを目視評価した。 ◎:表面の剥がれが観られない。 ○:表面の剥がれが殆どなく良好である。 △:表面の剥がれが多く観られる。 ×:表面の剥がれが著しく観られる。
【0047】
【表1】
【0048】表1における実施例から明らかなように、
本発明の溶融型熱転写受像体は、塗被液の熱・機械的安
定性が良好で、記録画像面のバーコードの滲み、細りお
よび欠損がなく、記録部の耐水性や耐ヘアトニック性等
の耐久性、ならびオフセット印刷適性に優れている。一
方、比較例1において、接着剤として従来一般的に用い
られている酸化澱粉を使用した場合には、バーコードの
滲み、細りおよび欠損が多く、記録部の堅牢性や、印刷
適性におけるウェット強度も劣る。また、ポリウレタン
アイオノマーと酸価10以下のロジン化合物を併用した
場合(比較例2)には、塗被液の熱・機械的安定性が不
十分であり、そして記録画像においてバーコードの滲
み、細りおよび欠損があり、耐久性、オフセット印刷適
性が劣る。さらに、ポリウレタンアイオノマー単独で用
いた場合(比較例3)には、記録部の耐久性、およびオ
フセット印刷適性のウェット強度が劣る。また、ロジン
化合物(酸価:59)を単独で用いた場合(比較例4)
には、オフセット印刷適性(ドライおよびウェット強
度)が著しく悪い。
【0049】
【発明の効果】本発明の溶融型熱転写受像体は、操業性
が良好で、記録画像面のバーコードの滲み、細りおよび
欠損がなく、耐久性、ならびにオフセット印刷適性に優
れた溶融型熱転写受像体であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の少なくとも一面上にインク受像
    層が形成され、該インク受像層が、ポリウレタンアイオ
    ノマーとJIS−K−3504に基づく酸価が15〜2
    00のロジン化合物を主成分として含有することを特徴
    とする溶融型熱転写記録用受像体。
  2. 【請求項2】 前記ロジン化合物が、マレイン酸変性ロ
    ジンエステルである請求項1記載の溶融型熱転写記録用
    受像体。
JP7244609A 1995-09-22 1995-09-22 溶融型熱転写記録用受像体 Pending JPH0986055A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172975A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fujifilm Corp 感熱転写受像シート
JP2011073340A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート
KR20190017525A (ko) * 2017-08-11 2019-02-20 주상명 열 전사인쇄용 조성물, 상기 조성물을 포함한 전사지 및 이를 이용한 전사방법

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JP2011073340A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シート
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