JPH0984337A - 同期整流回路 - Google Patents

同期整流回路

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JPH0984337A
JPH0984337A JP7235037A JP23503795A JPH0984337A JP H0984337 A JPH0984337 A JP H0984337A JP 7235037 A JP7235037 A JP 7235037A JP 23503795 A JP23503795 A JP 23503795A JP H0984337 A JPH0984337 A JP H0984337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の効率的な活用を行うことのできる同期
整流回路を得る。 【解決手段】 同期整流回路は、一次巻線側と二次巻線
を備えた主トランスと、主トランス42の一次側巻線に
供給される電力をスイッチングする主スイッチ44と、
主トランス42の一次側巻線と並列に接続され、主スイ
ッチ44と逆動作して主トランス42の一次側のリセッ
ト電圧をクランプする補助スイッチ46ならびにコンデ
ンサ47からなる直列回路と、主トランス42の二次巻
線に並列に接続され主スイッチ44に同期して動作する
第1および第2のMOS型FET51、52と、主トラ
ンス42の二次巻線48と第1のFET51のゲートと
の間に配置された第1のインピーダンス回路54と、主
トランス42の二次巻線48と第2のFET52のゲー
トとの間に配置された第2のインピーダンス回路57と
を備え、アクティブクランプ方式で同期整流を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばスイッチング
レギュレータのように電源の比較的高い効率が要求され
る分野で使用される同期整流回路に係わり、詳細には主
トランスの一次側のリセット電圧をクランプして二次側
の整流を同期整流器で行うようにしたアクティブクラン
プ方式の同期整流回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】一般に、スイッチング電源は、高効率で所
定の電圧の直流出力を得る装置として提供されている。
このようなスイッチング電源において、整流回路の整流
素子としてダイオードを使用しているものがある(例え
ば、米国特許第5224025号公報等)。なお、スイ
ッチング素子にトランジスタを使用し、トランジスタオ
フ時に負荷に電流を流すためにダイオードを使用したス
イッチング電源も提供されている(特開平5−2767
42号公報参照)。このようにスイッチング電源では、
整流回路の整流素子にダイオードを使用しているため、
順電圧の低減あるいは導通喪失を低減に限界があり、こ
の部分の損失が問題となる。
【0004】そこで、整流回路の損失を少なくしたスイ
ッチング電源として、整流回路における整流素子にMO
S型のFET(電界効果トランジスタ)を採用した装置
が提案されている(例えば、特開平5−316725号
公報等)。このように整流回路の整流素子にMOS型の
FETを使用すれば、整流回路の損失を低減させること
ができる。
【0005】ところで、スイッチや整流素子によって構
成される半導体素子を使用した整流回路では、スイッチ
ング時に発生するサージ電圧が問題となる。従来の整流
回路では、これを例えばRCスナバ等を用いることで低
減していた。
【0006】これに対して整流回路にアクティブクラン
プ方式を採用すると、トランスの一次側のリセット電圧
をクランプすることで無損失でサージ電圧を抑制するこ
とが可能になる。また、このようにリセット電圧をクラ
ンプすることで、耐圧の低い半導体素子、すなわち低導
通損失品を使用することができる。
【0007】一方、MOS型のFETを使用した整流回
路では、そのゲートに印加する駆動波形は方形波である
ことが望ましい。整流素子にMOS型のFETを用い、
そのゲートを主トランスの二次巻線の電圧で駆動する場
合、その電圧波形が矩形波ではないようなときには、ア
クティブクランプ方式を採用することにより、これを矩
形波にすることができる。したがって、同期整流方式の
回路にアクティブクランプ方式を適用することにより、
同期整流方式の効果をさらに高めることが可能である。
【0008】図8は従来のアクティブクランプ方式の同
期整流回路を表わしたものである。この同期整流回路で
入力電源11の高電位側には主トランス12の一次巻線
13の巻き始めが接続されており、この巻き終わりは主
スイッチ14のドレインに接続されている。この主スイ
ッチ14のソースは入力電源11の低電位側に接続され
ている。この同期整流回路には、補助スイッチ16が設
けられている。補助スイッチ16のソースは一次巻線1
3の巻き終わりに接続され、ドレインはコンデンサ17
の一端に接続されている。このコンデンサ17の他端
は、一次巻線13の巻き始めに接続されている。
【0009】主トランス12の二次巻線18の巻き始め
はMOS型のFET21のドレインに接続され、この二
次巻線18の巻き終わりは他のMOS型のFET22の
ドレインに接続されている。2つのFET21、22の
ソースは互いに接続されており、二次巻線18の巻き始
めはFET22のゲートに接続されている。この二次巻
線18の巻き終わりはFET21のゲートに接続されて
いる。また、チョークコイル23はその一端がFET2
1のドレインに接続されており、他端はコンデンサ24
の一端に接続されている。このコンデンサ24の他端
は、FET21のソースに接続されている。
【0010】コンデンサ24の両端には負荷抵抗25が
接続されている。この同期整流回路ではチョークコイル
23とコンデンサ24接続点に現われたコンバータの出
力を制御回路27に入力する。なお、本明細書では、一
般に、主トランス、整流素子、出力LCフィルタで構成
される基本回路の部分をコンバータと呼ぶことにする。
【0011】制御回路27は、主スイッチ制御パルス2
8と、補助スイッチ制御パルス29を出力するようにな
っている。主スイッチ制御パルス28は主スイッチ14
のゲートに入力され、補助スイッチ制御パルス29は補
助スイッチ16のゲートに入力されるようになってい
る。なお、この図で示している各ダイオード31、3
2、33、34は、それぞれ補助スイッチ16、主スイ
ッチ14、FET22、21の寄生ダイオードである。
また、ダイオード32と並列に接続されたコンデンサ3
6は主スイッチ14のドレイン・ソース間の寄生容量で
あり、コンデンサ37、38はFET21、22のゲー
ト・ソース間の寄生容量である。
【0012】このような同期整流回路の動作を、図8お
よび図9を参照して次に説明する。なお、主トランス1
2の一次巻線13の巻数をNP とし、二次巻線18の巻
数をNS とする。コンデンサ17の両端の電圧をVC
する。
【0013】図9はこの同期整流回路の各部の動作波形
を示したものである。同図(a)は主スイッチ制御パル
ス28の波形変化を示しており、時刻t0 に主スイッチ
14がターンオンし、時刻t1 にターンオフする。同図
(b)は補助スイッチ制御パルス29の波形変化を示し
ており、時刻t2 に補助スイッチ16がターンオンす
る。同図(c)は主トランス12の一次巻線13の電圧
波形を示したものであり、同図(d)は主トランス12
の一次側励磁電流を表わしている。時刻t3 に主トラン
ス12のリセット電圧が最大になり、さらに、時刻t4
には同図(b)に示すように補助スイッチ16がターン
オフし、時刻t5 には再び主スイッチ14がターンオン
する。同図(e)はMOS型のFET22のゲートの電
圧波形を示しており、同図(f)は他のMOS型のFE
T21のゲートの電圧波形を示している。
【0014】この図9(a)と図9(b)に示されるよ
うに、主スイッチ制御パルス28と補助スイッチ制御パ
ルス29は互いに逆の波形変化を示すように逆動作を行
う。また、これらは共通した“オフ”状態の期間t1
2 、t4 〜t5 を有している。
【0015】期間t0 〜t1 において、時刻t0 で主ス
イッチ14がターンオンする。このとき、同図(c)に
も示すように主トランス12の一次巻線13には正の電
圧が加わる。すると、二次巻線18には、巻き始めが正
となる電圧VIN・ NS /N P が発生する。この巻線電
圧によって、同図(e)にFET22のゲート電圧波形
として示すようにFET22のゲートが順バイアスさ
れ、FET22はオン状態となる。
【0016】一方、FET22のオン時電圧降下分は通
常0.2V程度であるが、これによって同図(f)に示
すようにFET21のゲートが逆バイアスされる。この
ためFET21はオフ状態となっている。この状態で
は、負荷電流は、二次巻線18の巻き始めからチョーク
コイル23、負荷抵抗25、FET22のソース、ドレ
イン、二次巻線18の巻き終わりに示す順路で流れるこ
とになる。
【0017】また、期間t0 〜t1 の区間で、補助スイ
ッチ16はオフ状態となっており、このときドレイン・
ソース間にはVCN+VC の値の電圧が印加されている。
【0018】次の期間t1 〜t2 では、主スイッチ14
と補助スイッチ16が共にオフ状態となっている。期間
0 〜t1 で主トランス12に蓄積された磁気エネルギ
は、このときに一次巻線13の巻き終わりから補助スイ
ッチ16の寄生ダイオード31のアノードからカソード
を経てコンデンサ17、一次巻線13の巻き始めへのル
ートでこのコンデンサ17に吸収される。
【0019】さらに次の期間t2 〜t3 では、補助スイ
ッチ16がオン状態となっている。このため、期間t1
〜t2 に引き続いて、主トランス12に蓄積された磁気
エネルギが今度は主トランス12の一次巻線13の巻き
終わりから補助スイッチ16のソース、ドレイン、コン
デンサ17および一次巻線13の巻き始めを順に経るル
ートでこのコンデンサ17に吸収される。補助スイッチ
16は、期間t1 〜t 3 の間でターンオンすればよい。
【0020】次の期間t3 〜t4 では、期間t1 〜t3
の間にコンデンサ17蓄積されたエネルギが再び主トラ
ンス12に吸収される。その経路は、コンデンサ17か
ら補助スイッチ16のドレイン、ソース、一次巻線13
の巻き終わり、一次巻線13の巻き始め、コンデンサ1
7を順に辿るルートとなる。
【0021】時刻t4 に補助スイッチ16がターンオフ
する。この後の期間t4 〜t5 には、主スイッチ14の
ドレイン・ソース間の寄生容量36に蓄積されていたエ
ネルギが主トランス12に吸収される。その経路は、寄
生容量36から一次巻線13の巻き終わり、一次巻線1
3の巻き始め、入力電源11の高電位側、入力電源11
の低電位側、寄生容量36を順に辿るルートとなる。
【0022】そこで、主トランス12の一次インダクタ
ンスとコンデンサ17の時定数がコンバータのスイッチ
ング周期と比較して十分大きくなるようにコンデンサ1
7の容量を選択することにより、周期t1 〜t4 で主ト
ランス12のリセット電圧はコンデンサ17によってク
ランプされたほぼ直線近似的な共振波形となる。また、
周期t4 〜t5 では、主トランス12の一次インダクタ
ンスと寄生容量36による急速な立ち下がりの共振波形
となる。この結果、主トランス12のリセット電圧は、
ほぼ矩形波に近い波形となる。
【0023】期間t1 〜t5 では、主トランス12の一
次巻線13および二次巻線18の巻き終わりに正の電圧
が加わって、二次巻線18にはVC ・NS /NP の値の
電圧が発生する。この巻線電圧によってゲートが順バイ
アスされたFET21はオン状態となる。一方、このF
ET21の電圧降下分は通常で0.2V程度であるが、
これによってゲートが逆バイアスされた他のFET22
はオフ状態となる。チョークコイル23は、期間t0
1 の間に蓄積されたエネルギを期間t1 〜t 5 で負荷
抵抗25に放出する。このときの負荷電流は、チョーク
コイル23、負荷抵抗25、FET21のソース、ドレ
イン、チョークコイル23のルートで流れることにな
る。
【0024】このように2つのFET21、22のゲー
トを主トランス12の二次巻線18によって駆動するこ
とによって、これらFET21、22の動作を主スイッ
チ14の動作と同期することができ、整流回路が構成さ
れる。
【0025】以上説明した従来の同期整流回路では、主
スイッチ14がオフとなる期間t1〜t5 において、主
トランス12のリセット電圧がほぼ矩形波となる。この
ため、MOS型のFET21のゲート端子にこのFET
21が十分オンするのに必要な電圧をほぼ一定に印加し
つづけることができ、この同期整流回路の損失を小さく
することができる。また、コンバータの入力条件や負荷
条件が変化しても、主トランス12のリセット電圧が大
きく変化しない。このため、コンバータの入力変動や負
荷変動に対して、FET21を安定して駆動することが
できる。
【0026】また、主トランス12のリセット電圧のピ
ーク値を小さくすることができる。このため、主スイッ
チ14およびMOS型のFET22に低耐圧の部品、す
なわち低オン抵抗で低寄生容量の部品を使用することが
でき、損失を小さくすることができるという利点があ
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
アクティブクランプ方式の同期整流回路では、同期整流
器の制御端子(図でMOS型のFET21、22のゲー
ト)を主トランス12の二次巻線18で駆動している。
二次巻線電圧は、コンバータのメイン回路の設計により
決定される。このため、同期整流器の制御端子に最適な
駆動電圧を印加することができない場合があり、整流回
路の損失が大きくなる場合があった。
【0028】また、例えば、図9(e)における時刻t
0 、t5 、…、あるいは図9(f)における時刻t1
…に示すような同期整流器のターンオン時に、同期整流
器の寄生容量に大きな充電電流が流れる。このため、同
期整流器の寄生容量と主トランスのリーケージインダク
タンス、電流ラインの寄生インダクタンス等による共振
により、同期整流器の制御端子と共通端子(図でMOS
型のFET21、22のドレインあるいはソース)との
間に大きな値のリンキング電圧が発していた。したがっ
て、同期整流器には耐圧の大きな素子を使用しなければ
ならず、整流回路の損失が大きくなるという問題があっ
た。
【0029】さらに、主トランスの二次巻線電圧がコン
バータのメイン回路の設計により決定されるため、特に
出力電圧の高いコンバータであって、入力電圧が高い場
合等には、主トランス12の二次巻線18の電圧が同期
整流器の制御端子を駆動するために大きくなりすぎる場
合があり、同期整流器の駆動損失が同様に大きくなる場
合があった。
【0030】そこで本発明の目的は、電源の効率的な活
用を行うことのできる同期整流回路を提供することにあ
る。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)一次巻線および二次巻線を有する主トランス
と、(ロ)この主トランスの一次側巻線と直列に接続さ
れ、かつ主トランスの一次巻線に供給される入力電源か
らの電流をオンオフする主スイッチと、(ハ)主トラン
スの一次側巻線と並列に接続され、かつ主スイッチと逆
動作して主トランスの一次側のリセット電圧をクランプ
するクランプ用スイッチならびにコンデンサからなる直
列回路と、(ニ)主トランスの二次巻線に並列に接続さ
れ、主スイッチに同期して動作する第1および第2の同
期整流器からなる直列回路と、(ホ)主トランスの二次
巻線と第1の同期整流器の制御側の端子との間に配置さ
れた第1のインピーダンス回路と、(ヘ)主トランスの
二次巻線と第2の同期整流器の制御側の端子との間に配
置された第2のインピーダンス回路とを具備しアクティ
ブクランプ方式で同期整流を行うことを特徴としてい
る。
【0032】すなわち、請求項1記載の発明では、第1
および第2の同期整流器の制御側の端に第1および第2
のインピーダンス回路を介して接続し、リンギング電圧
を無くして効率的に整流ができるようにしている。
【0033】請求項2記載の発明では、(イ)一次巻線
および二次巻線を有する主トランスと、(ロ)この主ト
ランスの一次側巻線と直列に接続され、かつ主トランス
の一次巻線に供給される入力電源からの電流をオンオフ
する主スイッチと、(ハ)主スイッチに並列に接続さ
れ、かつ主スイッチと逆動作して主トランスの一次側の
リセット電圧をクランプするクランプ用スイッチならび
にコンデンサからなる直列回路と、(ニ)主トランスの
二次巻線に並列に接続され主スイッチに同期して動作す
る第1および第2の同期整流器からなる直列回路と、
(ホ)主トランスの二次巻線と第1の同期整流器の制御
側の端子との間に配置された第1のインピーダンス回路
と、(ヘ)主トランスの二次巻線と第2の同期整流器の
制御側の端子との間に配置された第2のインピーダンス
回路とを具備しアクティブクランプ方式で同期整流を行
うことを特徴としている。
【0034】すなわち、請求項2記載の発明では、第1
および第2の同期整流器の制御側の端に第1および第2
のインピーダンス回路を介して接続し、リンギング電圧
を無くして効率的に整流ができるようにしている。ま
た、主スイッチと逆動作して主トランスの一次側のリセ
ット電圧をクランプするクランプ用スイッチならびにコ
ンデンサからなる直列回路を、主スイッチに並列接続し
てなる同期整流回路であっても、第1および第2のイン
ピーダンス回路を第1および第2の同期整流器の制御側
の端に接続することにより、リンギング電圧を無くして
効率的に整流ができる。
【0035】請求項3記載の発明では、第1および第2
のインピーダンス回路は、第1および第2の同期整流器
の制御側の端子と主トランスの二次巻線との間に抵抗と
ダイオードからなる並列回路を接続し、かつダイオード
のアノードが制御側の端子側になるように接続したこと
を特徴としている。
【0036】請求項4記載の発明では、第1および第2
のインピーダンス回路は、第1および第2の同期整流器
の制御側の端子と主トランスの二次巻線との間にコンデ
ンサを接続したことを特徴としている。
【0037】請求項5記載の発明では、第1および第2
のインピーダンス回路は、第1および第2の同期整流器
の制御側の端子と主トランスの二次巻線との間に、コン
デンサと、抵抗およびダイオードからなる並列回路とを
直列接続した回路を接続し、かつダイオードのアノード
が制御側の端子側になるように接続したことを特徴とし
ている。
【0038】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を実施例
を基に詳細に説明する。
【0039】図1は本発明の第1の実施例における同期
整流回路の構成を示したものである。この同期整流回路
で入力電源41の高電位側には主トランス42の一次巻
線43の巻き始めが接続されており、この巻き終わりは
主スイッチ44のドレインに接続されている。この主ス
イッチ44のソースは入力電源41の低電位側に接続さ
れている。この同期整流回路には、補助スイッチ46が
設けられている。補助スイッチ46のソースは一次巻線
43の巻き終わりに接続され、ドレインはコンデンサ4
7の一端に接続されている。このコンデンサ47の他端
は、一次巻線43の巻き始めに接続されている。
【0040】主トランス42の二次巻線48の巻き始め
は、MOS型のFET(電界効果トランジスタ)52の
ドレインに接続され、この二次巻線48の巻き終わりは
他のMOS型のFET51のドレインに接続されてい
る。二つのFET51、52のソースは互いに接続され
ている。主トランス42の二次巻線48の巻き始めは第
1のインピーダンス回路54(構成の詳細は後述する)
を経由してFET51のゲートに接続されている。主ト
ランス42の二次巻線48の巻き終わりは第2のインピ
ーダンス回路57(構成の詳細は後述する)を経由して
FET52のゲートに接続されている。
【0041】また、チョークコイル58の一端はFET
52のドレインに接続され、他端はコンデンサ59の一
端に接続されている。このコンデンサ59の他端は、F
ET52のソースに接続されている。コンデンサ59の
両端には、負荷抵抗61が接続されている。コンデンサ
59の一端側のコンバータの出力62は制御回路63に
入力される。制御回路63からは主スイッチ44を制御
する主スイッチ制御パルス64と、補助スイッチ46を
制御する補助スイッチ制御パルス65が出力される。主
スイッチ制御パルス64は主スイッチ44のゲートに入
力され、補助スイッチ制御パルス65は補助スイッチ4
6のゲートに入力される。
【0042】なお、この図で示している各ダイオード7
1〜74は、それぞれ補助スイッチ46、主スイッチ4
4、FET51、52の寄生ダイオードである。また、
ダイオード72と並列に接続されたコンデンサ75は主
スイッチ44のドレイン・ソース間の寄生容量である。
各FET51、52のゲート・ソース間に接続されたコ
ンデンサ76、77は、それぞれFET51、52のゲ
ート・ソース間寄生容量である。本発明の第一の実施例
においては、主トランス42の一次巻線43、二次巻線
48の巻数をそれぞれNP 、NS とする。
【0043】次に、第1のインピーダンス回路54の構
成を説明する。第1のインピーダンス回路54は、抵抗
80とダイオード81とを具備し、次のように構成され
ている。すなわち、抵抗80の一端およびダイオード8
1のカソードは二次巻線48の巻き始めに接続されてお
り、抵抗80の他端およびダイオード81のアノードは
FET51のゲートに接続されている。
【0044】また、第2のインピーダンス回路57の構
成を説明する。第2のインピーダンス回路57は、抵抗
82とダイオード83とを具備し、次のように構成され
ている。すなわち、抵抗82の一端およびダイオード8
3のカソードは二次巻線48の巻き終わりに接続されて
おり、抵抗82の他端およびダイオード83のアノード
はFET52のゲートに接続されている。
【0045】このような同期整流回路の動作を、図1お
よび図2を参照して説明する。
【0046】図2(a)は主スイッチ制御パルス64の
波形変化を示しており、時刻t0 に主スイッチ44がタ
ーンオンし、時刻t1 にターンオフする。同図(b)は
補助スイッチ制御パルス65の波形変化を示しており、
時刻t2 に補助スイッチ46がターンオンする。同図
(c)は主トランス42の一次巻線43の電圧波形を示
したものであり、同図(d)は主トランス42の一次側
励磁電流を表わしている。時刻t3 に主トランス42の
リセット電圧が最大になり、さらに、時刻t4 には同図
(b)に示すように補助スイッチ46がターンオフし、
時刻t5 には再び主スイッチ44がターンオンする。同
図(e)はMOS型のFET51のゲートの電圧波形を
示しており、同図(f)は他のMOS型のFET52の
ゲートの電圧波形を示している。
【0047】この図2において、同図(a)と同図
(b)に示されるように、主スイッチ制御パルス64と
補助スイッチ制御パルス65は互いに逆の波形変化を示
すように逆動作を行う。また、これらは共通した“オ
フ”状態の期間t1 〜t2 、t4 〜t5 を有している。
【0048】ここで、時刻t0 で主スイッチ44がター
ンオンすると、主トランス42の一次巻線43の巻き始
めには、同図(c)にも示すように電源11の高電位側
から正の電圧が加わる。このとき、主トランス42の二
次巻線48には、その巻き始めが正となる電圧VIN
S /NP が発生する。
【0049】以後、期間t0 〜t1 においては、主スイ
ッチ44がオン状態となっている。したがって、電流の
経路は、電源41の高電位側、主トランス42の一次巻
線43の巻き始め、同一次巻線43の巻き終わり、主ス
イッチ44のドレイン、同ソース、電源41の低電位側
の順を辿るものとなる。このため、図3(c)に示すよ
うに、主トランス42の一次巻線43に流れる電流が時
刻の経過に伴って増加する。
【0050】ここで時刻t0 において主トランス42の
二次巻線48に発生した巻線電圧は、第1のインピーダ
ンス回路54の抵抗80を介してFET51のゲートに
印加される。すると、FET51のゲートには、二次巻
線48の巻き始め、抵抗80、FET51のゲート・ソ
ース(ゲート・ソース間寄生容量(コンデンサ7
6))、ダイオード73のアノード、同カソード、二次
巻線48の巻き終わりのルートを順に辿って充電電流が
流れる。この充電電流は、図2(e)に示すように、抵
抗80とコンデンサ76の時定数曲線に沿った緩やかな
立ち上がりとなる。したがって、FET51は緩やかに
ターンオンする。
【0051】一方、期間t0 では、FET52のゲート
・ソース間の寄生容量(コンデンサ77)に期間t0
り前の期間に蓄えられた電荷が、FET52のゲート、
ダイオード73のアノード・カソード、二次巻線48の
巻終わり側・巻き始め、FET52のドレイン・ソース
のルートを順に辿って放電されることになる。これによ
り、FET52が急激にターンオフする。
【0052】そして、時刻t0 〜時刻t1 の期間では、
負荷抵抗61に流れる負荷電流は、主トランス42の二
次巻線48の巻き始め、チョークコイル58、負荷抵抗
61、FET51のソース、同ドレイン、二次巻線48
の巻き終わりのルートを順に辿って流れる。
【0053】また、図2(b)に示したように期間t0
〜t1 では補助スイッチ46がオフ状態を示している。
このとき、補助スイッチ46のドレイン・ソース間に
は、V IN+VC の電圧が印加されている。
【0054】期間t1 〜t5 におけるコンバータの一次
側の動作は図8に示した従来の同期整流回路と同様であ
り、これらの説明は省略する。
【0055】この時刻t1 において、主スイッチ44が
ターンオフすると、主トランス42の各巻線43、48
にはリセット電圧が発生する。これにより、主トランス
42の二次巻線48には、電圧(VC ・NS /NP )が
発生する。この巻線電圧によって、二次巻線48の巻き
終わり、抵抗82、FET52のゲート・同ソース(コ
ンデンサ77)、ダイオード74のアノード、同カソー
ド、二次巻線48の巻き始めのルートを順に辿ってFE
T52のゲートに充電電流が流れる。この充電電流は、
図3(f)に示すように、抵抗82とコンデンサ77の
時定数曲線に沿った緩やかな立ち上がりとなる。したが
って、FET52は緩やかにターンオンする。
【0056】一方、時刻t1 において、FET51のゲ
ート・ソース間の寄生容量(コンデンサ77)に時刻t
1 より前の期間に蓄えられた電荷は、FET51のゲー
ト、二次巻線48の巻き始め・同巻き終わり、FET5
1のドレイン・ソースのルートを順に辿って急激に放電
されることになる。したがって、FET51は、急激に
ターンオフする。
【0057】したがって、チョークコイル58は、期間
0 〜t1 の間に蓄積されたエネルギを、その後の期間
1 〜t5 で負荷抵抗61に放出する。この負荷電流
は、チョークコイル58、負荷抵抗61、FET52の
ソース・ドレイン、チョークコイル58のルートを順に
辿って流れる。
【0058】このように本発明の第1の実施例によれ
ば、2つのFET51、52のゲートに流入する充電電
流の最大値を抵抗80、82により制限し、充電電流を
時定数曲線に沿ったものにしている。これにより、FE
T51、52の各ゲートに発生するリンギング電圧を低
減することができる。したがって、FET51、52
に、低耐圧品を使用することができる。言い換えれば、
低いオン抵抗で、低い寄生容量のFETを使用すること
ができる。
【0059】また、FET51、52のゲートに抵抗8
0、82を接続したままの状態の場合、FET51、5
2のゲート・ソース間寄生容量(コンデンサ76、7
7)から流出する放電電流が抵抗80、82で制限され
る。この電流の制限に伴ってFET51、52のターン
オフが遅れてしまい、整流回路の損失が大きくなる。
【0060】そこで、各抵抗80、82にダイオード8
1、83をそれぞれ接続し、各FET51、52のゲー
ト・ソース間寄生容量(コンデンサ76、77)に蓄え
られた電荷を、ダイオード81、83を介して急激に放
電させている。これにより、FET51、52を急激に
ターンオフさせることができ、FET51、52のター
ンオフの遅れによる損失を小さくすることができる。
【0061】図3に、本発明の第2の実施例を示す。第
2の実施例は第1の実施例とほぼ同一構成をしており、
第1のインピーダンス回路と第2のインピーダンス回路
の構成のみが異なるだけである。したがって、第1のイ
ンピーダンス回路と第2のインピーダンス回路の構成に
ついて以下に説明し、他の構成については第1の実施例
の構成要素と第2の構成要素が同一のものには同一符号
を付して、回路構成の説明を省略する。
【0062】図3において、第1のインピーダンス回路
54aは、コンデンサ85を具備し、次のように構成さ
れている。すなわち、コンデンサ85の一端はFET5
1のゲートに接続されており、コンデンサ85の他端は
二次巻線48の巻き始めに接続されている。なお、FE
T51のゲート電圧が不安定にならないようにするた
め、FET51のゲートに抵抗87の一端を接続し、抵
抗87の他端をFET51のソースに接続している。
【0063】第2のインピーダンス回路57aはコンデ
ンサ86を具備し、次のように構成されている。すなわ
ち、コンデンサ86の一端はFET52のゲートに接続
されており、コンデンサ86の他端は二次巻線48の巻
き終わりに接続されている。なお、FET52のゲート
電圧が不安定にならないようにするため、FET52の
ゲートに抵抗88の一端を接続し、抵抗88の他端をF
ET52のソースに接続している。
【0064】なお、コンデンサ85、86の静電容量を
CG1、CG2とし、寄生容量コンデンサ76、77の静電
容量をCi1、Ci2とする。
【0065】このような第2の実施例の同期整流回路の
動作について、図3および図4を参照して説明する。
【0066】図4(a)は主スイッチ制御パルス64の
波形変化を示しており、時刻t0 に主スイッチ44がタ
ーンオンし、時刻t1 にターンオフする。同図(b)は
補助スイッチ制御パルス65の波形変化を示しており、
時刻t2 に補助スイッチ46がターンオンする。同図
(c)は主トランス42の一次巻線43の電圧波形を示
したものであり、同図(d)は主トランス42の一次側
励磁電流を表わしている。時刻t3 に主トランス42の
リセット電圧が最大になり、さらに、時刻t4 には同図
(b)に示すように補助スイッチ46がターンオフし、
時刻t5 には再び主スイッチ44がターンオンする。同
図(e)はMOS型のFET51のゲートの電圧波形を
示しており、同図(f)は他のMOS型のFET52の
ゲートの電圧波形を示している。
【0067】この図4においても図2の説明と同様に、
主スイッチ制御パルス64と補助スイッチ制御パルス6
5は互いに逆の波形変化を示すように逆動作を行う(同
図(a)、同図(b)参照)。また、これらは共通した
“オフ”状態の期間t1 〜t 2 、t4 〜t5 を有してい
る。
【0068】ここで時刻t0 において、主スイッチ44
がターンオンする。すると、主トランス42の二次巻線
48には、電圧(VIN・ NS /NP )が発生する。こ
の巻線電圧は、第1のインピーダンス回路54aのコン
デンサ85を介してFET51のゲートに印加される。
これにより、FET51のゲートには、二次巻線48の
巻き始め、コンデンサ85、FET51のゲート・ソー
ス(ゲート・ソース間寄生容量(コンデンサ76))、
ダイオード73のアノード、同カソード、二次巻線48
の巻き終わりのルートを順に辿るように、急激に充電電
流が流れる。この充電電流は、図4(e)に示すよう
に、急激な立ち上がりとなる。したがって、FET51
は急速にターンオンする。なお、FET51のゲート・
ソース間には、図4(e)に示すように、コンデンサ7
6とコンデンサ85の分圧電圧〔V IN・(NS /NP
・(CG1/CG1+Ci1)〕が印加されることになる。
【0069】一方、期間t0 では、FET52のゲート
・ソース間の寄生容量(コンデンサ77)に蓄えられた
電荷は、FET52のゲート、コンデンサ86、二次巻
線48の巻終わり・巻き始め、FET52のドレイン・
ソースのルートを順に辿って急激に放電する(図4
(f)参照)。これにより、FET52が急激にターン
オフする。
【0070】期間t1 〜t5 におけるコンバータの一次
側の動作は図8に示した従来の同期整流回路と同様であ
り、これらの説明は省略する。また、時刻t0 〜時刻t
1までのコンバータの一次側の動作は、図1および図2
の動作説明と同様であるので説明を省略する。
【0071】また、時刻t1 に達すると、主スイッチ1
4がターンオフする。すると、主トランス42の各巻線
43および48にはリセット電圧VC および同巻線電圧
C・NS /NP が発生する。この巻線電圧によりFE
T52のゲートには、二次巻線48の巻き終わり、コン
デンサ86、FET52のゲート・同ソース(コンデン
サ77)、ダイオード74のアノード、同カソード、二
次巻線48の巻き始めのルートを順に辿るように、急激
に充電電流が流れる。この充電電流は、図4(f)に示
すように、急激な立ち上がりとなる。したがって、FE
T52は急速にターンオンする。なお、FET52のゲ
ート・ソース間には、図4(f)に示すように、コンデ
ンサ77およびコンデンサ86で分圧された電圧〔VC
・(NS/NP )・(CG2/CG2+Ci2)〕が印加され
ることになる。
【0072】一方、時刻t1 においては、FET51の
ゲート・ソース間の寄生容量(コンデンサ77)に時刻
0 〜時刻t1 で蓄えられた電荷は、FET51のゲー
ト、コンデンサ85、二次巻線48の巻き始め・同巻き
終わり、FET51のドレイン・ソースのルートを順に
辿って急激に放電されることになる(図4(e)参
照)。したがって、FET51は、急速にターンオフす
る。
【0073】既に説明したように、FET51のゲート
・ソース間電圧は、二次巻線48の電圧(VIN・ NS
/NP )またはリセット電圧(VC ・NS /NP )を、
コンデンサ76とコンデンサ85とで分圧した電圧とな
る。したがって、FET51のゲートを駆動するために
最適な電圧になるように、コンデンサ76に対するコン
デンサ85の静電容量値を調整することができる。
【0074】同様に、FET52のケート・ソース間電
圧は、二次巻線48の電圧(VC ・NS /NP )または
リセット電圧(VC ・NS /NP )を、コンデンサ77
とコンデンサ86とで分圧した電圧となる。したがっ
て、FET52のゲートを駆動するのに最適な電圧にな
るように、コンデンサ77に対するコンデンサ86の静
電容量値を調整することができる。
【0075】上記第2の実施例は、次のような利点があ
る。すなわち、二次巻線48からみたFET51、52
のゲート・ソース間の入力静電容量が、従来の回路では
Ci1、Ci2であったものが、本発明の第2の実施例では
CG1・Ci1/(CG1+Ci1)、CG2・Ci2/(CG2+C
i2)と低減される。したがって、FET51、52のゲ
ートに流す駆動電流を小さくできることから、FET5
1、52のゲート駆動損失を低減させることができる。
【0076】図5に、本発明の第3の実施例を示す。第
3の実施例は第1の実施例とほぼ同一構成をしており、
第1のインピーダンス回路と第2のインピーダンス回路
の構成のみが異なるだけである。したがって、第1のイ
ンピーダンス回路と第2のインピーダンス回路の構成に
ついて以下に説明し、他の構成については第1の実施例
の構成要素と第3の構成要素が同一のものには同一符号
を付して、回路構成の説明を省略する。
【0077】第1のインピーダンス回路54bは、コン
デンサ90、抵抗91、ダイオード92を具備し、次の
ように構成されている。すなわち、コンデンサ90の一
端は二次巻線48の巻き始めに接続されており、コンデ
ンサ90の他端は抵抗91の一端とダイオード92のカ
ソードに接続されている。抵抗91の他端とダイオード
92のアノードはFET51のゲートに接続されてい
る。なお、FET51のゲート電圧が不安定にならない
ようにするため、FET51のゲートに抵抗93の一端
を接続し、抵抗93の他端をFET51のソースに接続
している。
【0078】第2のインピーダンス回路57bは、コン
デンサ95、抵抗96、ダイオード97を具備し、次の
ように構成されている。すなわち、コンデンサ95の一
端は二次巻線48の巻き終わりに接続されており、コン
デンサ95の他端は抵抗96の一端とダイオード97の
カソードに接続されている。抵抗96の他端とダイオー
ド97のアノードはFET52のゲートに接続されてい
る。なお、FET52のゲート電圧が不安定にならない
ようにするため、FET52のゲートに抵抗98の一端
を接続し、抵抗98の他端をFET52のソースに接続
している。
【0079】なお、コンデンサ90、95の静電容量を
CG1、CG2とする。また、寄生容量コンデンサ76、7
7の静電容量をCi1、Ci2とする。
【0080】このような第3の実施例の動作を、図5お
よび図6を参照して説明する。
【0081】図6(a)〜同図(f)までの説明は、第
1の実施例および第2の実施例のと全く同一であるので
説明を省略する。
【0082】また、この図6においても図2の説明と同
様に、主スイッチ制御パルス64と補助スイッチ制御パ
ルス65は互いに逆の波形変化を示すように逆動作を行
う(同図(a)、同図(b)参照)。また、これらは共
通した“オフ”状態の期間t 1 〜t2 、t4 〜t5 を有
している。したがって、単に、第1のインピーダンス回
路54bおよび第2のインピーダンス回路57bに関連
する動作の説明をすることにする。
【0083】ここで時刻t0 において、主スイッチ44
がターンオンする。すると、主トランス42の二次巻線
48には、電圧(VIN・NS /NP )が発生する。この
巻線電圧は、第1のインピーダンス回路54aのコンデ
ンサ90、抵抗91のルートを辿ってFET51のゲー
トに印加される。すると、FET51のゲートには、二
次巻線48の巻き始め、コンデンサ90、抵抗91、F
ET51のゲート・ソース(ゲート・ソース間寄生容量
(コンデンサ76))、ダイオード73のアノード、同
カソード、二次巻線48の巻き終わりのルートを順に辿
るように、緩やかに充電電流が流れる。この充電電流
は、図6(e)に示すように、直列接続されたコンデン
サ76、90と、抵抗91の時定数曲線に沿った緩やか
な立ち上がりとなる。したがって、FET51は緩やか
にターンオンする。なお、FET51のゲート・ソース
間には、コンデンサ76、90による分圧電圧〔(VIN
・N S /NP )・(CG1/CG1+Ci1)〕が印加され
る。
【0084】一方、期間t0 では、FET52のゲート
・ソース間の寄生容量(コンデンサ77)に蓄えられた
電荷は、FET52のゲート、抵抗96、ダイオード9
7のアノード・同カソード、コンデンサ95、二次巻線
48の巻終わり側・巻き始め、FET52のドレイン・
ソースのルートを順に辿って急激に放電されることにな
る。これにより、FET52が急激にターンオフする。
【0085】期間t1 〜t5 におけるコンバータの一次
側の動作は図8に示した従来の同期整流回路と同様であ
り、これらの説明は省略する。また、時刻t0 〜時刻t
1までのコンバータの一次側の動作は、図1乃至図3の
動作説明と同様であるので説明を省略する。
【0086】また、時刻t1 に達すると、主スイッチ4
4がターンオフする。すると、主トランス42の各巻線
43、48にはリセット電圧VC およびリセット電圧V
C ・NS /NP が発生する。この巻線電圧VC ・NS
P によって、二次巻線48の巻き終わり、コンデンサ
95、抵抗96、FET52のゲート・同ソース(コン
デンサ77)、ダイオード74のアノード、同カソー
ド、二次巻線48の巻き始めのルートを順に辿って、F
ET52のゲートに緩やかな充電電流が流れる。この充
電電流は、図6(f)に示すように、直列接続されたコ
ンデンサ77、95と、抵抗96の時定数曲線に沿った
緩やかな立ち上がりとなる。したがって、FET52は
緩やかにターンオンする。なお、FET52のゲート・
ソース間には、コンデンサ77、95による分圧電圧
〔(Vc ・NS /NP )・(CG2/CG2+Ci2)〕が印
加される。
【0087】一方、時刻t1 においては、FET51の
ゲート・ソース間の寄生容量(コンデンサ77)に時刻
0 〜時刻t1 で蓄えられた電荷は、FET51のゲー
ト、ダイオード92のアノード、同カソード、コンデン
サ90、二次巻線48の巻き始め・同巻き終わり、FE
T51のドレイン、同ソースのルートを順に辿って急激
に放電されることになる。したがって、FET51は、
急速にターンオフする。
【0088】このように本発明の第3の実施例によれ
ば、2つのFET51、52のゲートに流入する充電電
流の最大値を抵抗91、96により制限し、充電電流を
時定数曲線に沿ったものにしている。これにより、FE
T51、52の各ゲートに発生するリンギング電圧を低
減することができる。したがって、FET51、52
に、低耐圧品を使用することができる。言い換えれば、
低いオン抵抗で、低い寄生容量のFETを使用すること
ができる。
【0089】また、各抵抗91、96にダイオード9
2、97をそれぞれ接続し、各FET51、52のゲー
ト・ソース間寄生容量(コンデンサ76、77)に蓄え
られた電荷を、ダイオード92、97を介して急激に放
電させている。これにより、FET51、52を急激に
ターンオフさせることができ、FET51、52のター
ンオフの遅れによる損失を小さくすることができる。
【0090】さらに、FET51、52のゲート・ソー
ス間電圧は、二次巻線48の電圧(VIN・ NS
P )または電圧(VC ・NS /NP )を、コンデンサ
76とコンデンサ90、コンデンサ77とコンデンサ9
5でそれぞれ分圧した電圧となる。したがって、FET
51、52のゲートを駆動するために最適な電圧になる
ように、コンデンサ90、95の静電容量値でも調整す
ることができる。
【0091】また、二次巻線48からみたFET51、
52のゲート回路側の入力静電容量は、従来の回路では
コンデンサ76、77がCi1、Ci2であったものが、本
発明の第3の実施例ではCG1・Ci1/(CG1+Ci1)、
CG2・Ci2/(CG2+Ci2)と低減される。したがっ
て、FET51、52のゲート駆動喪失を低減させるこ
とができる。
【0092】図7に、主スイッチ周りの回路構成を変形
させた同期整流回路に上記第1および第2のインピーダ
ンス回路を適用した回路構成の例を示す。この図7に示
す回路構成は、図1、図3および図4に示す回路構成と
ほぼ同一であり、異なる部分の構成について以下に説明
し、他の構成については第1の実施例の構成要素と同一
構成要素には同一符号を付して、回路構成の説明を省略
する。
【0093】図7の回路構成で異なる部分は、以下のと
おりである。すなわち、補助スイッチ46のソースは一
次巻線43の巻き終わりに接続され、ドレインはコンデ
ンサ47の一端に接続されている。このコンデンサ47
の他端は、主スイッチ44のソースに接続されている。
言い換えれば、補助スイッチ46とコンデンサ47の直
列回路を、主スイッチ44に並列接続したものといえ
る。
【0094】このような同期整流回路において、符号5
40は第1のインピーダンス回路であり、符号570は
第2のインピーダンス回路である。この第1のインピー
ダンス回路540、570には、図1に示す各インピー
ダンス回路54、57を、図3に示す各インピーダンス
回路54a、57aを、あるいは図5に示す各インピー
ダンス回路54b、57bを適用してよく、その場合の
利点も上述した実施例のものと全く同じである。
【0095】また、主スイッチ44、補助スイッチ47
の動作についても、コンデンサ47と主トランス42の
一次巻線43のインダクタンスによる共振電流が流れる
経路が、入力電源41を経由する点が異なるのみで、動
作については図1、図3あるいは図5の回路と全く同じ
である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、主トランスの二次巻線を、第1および第2の
インピーダンス回路を経由して第1および第2の同期整
流器の制御端子に接続し、これらインピーダンス回路に
より二次巻線電圧波形を同期整流器の制御端子に供給す
るために最適な波形に変換しているので、整流回路の損
失を小さくすることができる。
【0097】また、請求項2記載の発明によれば、主ス
イッチに並列に、主スイッチと逆動作して主トランスの
一次側のリセット電圧をクランプするクランプ用スイッ
チならびにコンデンサからなる直列回路を接続した同期
整流回路であっても、主トランスの二次巻線を、第1お
よび第2のインピーダンス回路を経由して第1および第
2の同期整流器の制御端子に接続し、これらインピーダ
ンス回路により二次巻線電圧波形を同期整流器の制御端
子に供給するために最適な波形に変換しているので、整
流回路の損失を小さくすることができる。
【0098】更に項3記載の発明によれば、第1および
第2の同期整流器の制御端子に流れ込む電流を第1およ
び第2のインピーダンス回路における抵抗で制限し、ま
た制御端子から流出する電流を第1および第2のインピ
ーダンス回路におけるダイオードで瞬間的に流失させる
ことができるので、リンギング電圧を低減することがで
き、かつ低耐圧品を使用することができる。したがっ
て、同期整流回路の駆動損失、導通損失を小さくするこ
とができる。
【0099】また請求項4記載の発明によれば、第1お
よび第2のインピーダンス回路をコンデンサで構成し、
第1および第2の同期整流器の制御端子の駆動電圧をコ
ンデンサで調整することができるため、同期整流回路の
駆動損失を小さくすることができる。
【0100】更に請求項5記載の発明によれば、第1お
よび第2の同期整流器の制御端子に流れ込む電流を第1
および第2のインピーダンス回路における抵抗で制限
し、また制御端子から流出する電流を第1および第2の
インピーダンス回路におけるダイオードで瞬間的に流失
させることができるため、リンギング電圧を低減するこ
とができ、かつ低耐圧品を使用することができる。した
がって、同期整流回路の駆動損失、導通損失を小さくす
ることができる。しかも、請求項5記載の発明では、第
1および第2の同期整流器の制御端子の駆動電圧をコン
デンサで調整することがでるため、同期整流回路の駆動
損失を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例における同期整流回
路の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示した同期整流回路の各部の波形を示し
た波形図である。
【図3】本発明に係る第2の実施例における同期整流回
路の構成を示す回路図である。
【図4】図3に示した同期整流回路の各部の波形を示し
た波形図である。
【図5】本発明に係る第3の実施例における同期整流回
路の構成を示す回路図である。
【図6】図5に示した同期整流回路の各部の波形を示し
た波形図である。
【図7】同期整流回路の補助スイッチとコンデンサから
なる直列回路の接続関係を変形させた例を示す構成図で
ある。
【図8】従来のアクティブクランプ方式の同期整流回路
を示す回路図である。
【図9】図8に示した従来の同期整流回路の各部の動作
波形を示した波形図である。
【符号の説明】
41 入力電源 42、42A、42B 主トランス 43 一次巻線 44 主スイッチ 46 補助スイッチ(クランプ用スイッチ) 47、59 コンデンサ 48 二次巻線 51 第1のFET 52 第2のFET 54、54a、54b、540 第1のインピーダンス
回路 57、57a、57b、570 第2のインピーダンス
回路 58 チョークコイル 61 負荷抵抗 63 制御回路 64 主スイッチ制御パルス 65 補助スイッチ制御パルス 80、82、87、88、91、93、96、98 抵
抗 81、83、92、97 ダイオード 85、86、90、95 コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線および二次巻線を有する主トラ
    ンスと、 この主トランスの一次側巻線と直列に接続され、かつ主
    トランスの一次巻線に供給される入力電源からの電流を
    オンオフする主スイッチと、 前記主トランスの一次側巻線と並列に接続され、かつ主
    スイッチと逆動作して前記主トランスの一次側のリセッ
    ト電圧をクランプするクランプ用スイッチならびにコン
    デンサからなる直列回路と、 前記主トランスの二次巻線に並列に接続され前記主スイ
    ッチに同期して動作する第1および第2の同期整流器か
    らなる直列回路と、 前記主トランスの二次巻線と第1の同期整流器の制御側
    の端子との間に配置された第1のインピーダンス回路
    と、 前記主トランスの二次巻線と第2の同期整流器の制御側
    の端子との間に配置された第2のインピーダンス回路と
    を具備しアクティブクランプ方式で同期整流を行うこと
    を特徴とする同期整流回路。
  2. 【請求項2】 一次巻線および二次巻線を有する主トラ
    ンスと、 この主トランスの一次側巻線と直列に接続され、かつ主
    トランスの一次巻線に供給される入力電源からの電流を
    オンオフする主スイッチと、 前記主スイッチに並列に接続され、かつ主スイッチと逆
    動作して前記主トランスの一次側のリセット電圧をクラ
    ンプするクランプ用スイッチならびにコンデンサからな
    る直列回路と、 前記主トランスの二次巻線に並列に接続され前記主スイ
    ッチに同期して動作する第1および第2の同期整流器か
    らなる直列回路と、 前記主トランスの二次巻線と第1の同期整流器の制御側
    の端子との間に配置された第1のインピーダンス回路
    と、 前記主トランスの二次巻線と第2の同期整流器の制御側
    の端子との間に配置された第2のインピーダンス回路と
    を具備しアクティブクランプ方式で同期整流を行うこと
    を特徴とする同期整流回路。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のインピーダンス回
    路は、前記第1および第2の同期整流器の制御側の端子
    と前記主トランスの二次巻線との間に抵抗とダイオード
    からなる並列回路を接続し、かつ前記ダイオードのアノ
    ードが制御側の端子側になるように接続したことを特徴
    とする請求項1または2記載の同期整流回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のインピーダンス回
    路は、前記第1および第2の同期整流器の制御側の端子
    と前記主トランスの二次巻線との間にコンデンサを接続
    したことを特徴とする請求項1または2記載の同期整流
    回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のインピーダンス回
    路は、前記第1および第2の同期整流器の制御側の端子
    と前記主トランスの二次巻線との間に、コンデンサと、
    抵抗およびダイオードからなる並列回路とを直列接続し
    た回路を接続し、かつ前記ダイオードのアノードが制御
    側の端子側になるように接続したことを特徴とする請求
    項1または2記載の同期整流回路。
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