JPH0984336A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH0984336A
JPH0984336A JP23485895A JP23485895A JPH0984336A JP H0984336 A JPH0984336 A JP H0984336A JP 23485895 A JP23485895 A JP 23485895A JP 23485895 A JP23485895 A JP 23485895A JP H0984336 A JPH0984336 A JP H0984336A
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Shinichi Akimoto
信一 秋元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1次直流電源回路側において小容量の2次直流
電源回路に起因する過電流の保護を確実に行えるように
する。 【解決手段】トランス20に検出巻線Np3を設けると
ともにこの検出巻線Np3による検出電圧が第2の過電
流検出電圧以上となった場合に1次直流電源回路10側
から第1および第2の2次直流電源回路30A,30B
側への供給電力エネルギー量を減少可能に形成された第
2の過電流保護回路60Aを設け、小容量の第2の2次
直流電源回路30Bに起因する過電流を1次直流電源回
路10側で保護可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流回路,トラン
スの1次巻線に接続されかつ補助巻線から誘起された駆
動電源を用いて駆動されるスイッチング素子,電圧制御
素子,過電流保護用素子を含む1次直流電源回路と、安
定化回路を有しトランスの第1の2次巻線に接続された
第1の2次直流電源回路と、トランスの第2の2次巻線
に接続された第2の2次直流電源回路とを含み、安定化
回路から電圧制御素子へフィードバック信号を加えつつ
スイッチング素子をON−OFF駆動制御して第1およ
び第2の2次直流電源を生成可能に構成されるととも
に、駆動電源電圧が予め設定された過電流検出電圧以上
となった場合に過電流保護用素子をONしてスイッチン
グ素子への流れ込み電流を減衰させることにより過電流
保護可能に形成された過電流保護回路を具備してなるス
イッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4において、スイッチング電源装置
は、交流電源11にスイッチ12およびノイズフィルタ
ー13を介して接続された1次直流電源回路10と、ト
ランス20と、このトランス20の2次側に接続された
第1の2次直流電源回路30Aおよび第2の2次直流電
源回路30BとからなるRCC方式の2出力型である。
【0003】1次直流電源回路10は、整流器14,平
滑コンデンサC1,スイッチング素子Q1を含み、トラ
ンス20の1次巻線Np1に接続されている。スイッチ
ング素子Q1は、1次巻線Np1とコイルの巻回方向が
同じ補助巻線Np2から誘起されかつダイオードD2,
抵抗R2を介して生成された駆動電源で駆動される。な
お、正極電路Lpに接続された抵抗R1は起動直後にお
ける駆動電源を生成するために設けられている。
【0004】トランス20の第1の2次巻線Ns1に接
続された第1の2次直流電源回路30Aは、ダイオード
D1,平滑コンデンサC2,C3および安定化回路41
Aを含み、小容量の負荷30LAに安定化直流電源を供
給する。また、第2の2次巻線Ns2に接続された第2
の2次直流電源回路30Bは、ダイオードD3,平滑コ
ンデンサC4,C5を含み、小容量の負荷30LBに安
定化直流電源を供給する。
【0005】かかるスイッチング電源装置では、大容量
(大負荷30LA)の第1の2次直流電源回路30Aに
設けた安定化回路41Aで検出した電圧信号を電気的絶
縁を目的とするホトカプラ42を介して電圧制御素子Q
2へフィードバック信号として加え、スイッチング素子
Q1をON−OFF駆動制御して2次直流電源電圧の安
定化を図っている。
【0006】なお、図4には小容量(小負荷30LB)
の第2の2次直流電源回路30Bにも安定化回路(41
B)を図示してあるが、これは回路製作上の共通化便宜
のためである。但し、第2の2次直流電源回路30Bが
大容量側となる場合には、この安定化回路(41B)を
用い当該小容量側(30A)の安定化回路41Aは不使
用とすればよい。
【0007】また、かかるスイッチング電源装置では、
負荷30LA,30LBつまり2次出力電流が増大する
と、1次直流電源回路10に各2次直流電源回路30
A,30Bへ供給する電力エネルギー量を蓄えることに
なるので、それに伴って補助巻線Np2で誘起される駆
動電源電圧が上昇する。
【0008】そこで、スイッチング素子(トランジス
タ)Q1のベースと負極電路Lnとの間に過電流保護用
素子Q3を設けるとともに、定電圧素子(ツェナーダイ
オードZD1)および抵抗R3からなる過電流保護回路
50を設け、駆動電源電圧が定電圧素子(ZD1)の設
定電圧として予め設定された過電流検出電圧以上となっ
た場合に、過電流保護用素子Q3をONしてスイッチン
グ素子Q1への流れ込み電流を減衰させることにより、
過電流保護可能に形成してある。
【0009】かくして、駆動電源によりスイッチング素
子Q1をON−OFF駆動制御しつつ安定化回路41A
からのフイードバック信号を用いて電圧制御素子Q2を
ON−OFFさせて発振周波数をコントロールしつつ1
次側(10)から2次側(30A,30B)への供給電
力エネルギー量を調整し、各負荷30LA,30LBへ
各2次直流電源を安定供給することができるとともに、
過電流保護回路50の働きにより、2次側(30A,3
0B)の過負荷や短絡等に対する過電流保護を図れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
過電流保護回路50は、1次巻線Np1と巻回方向が同
一の補助巻線Np2から誘起された駆動電源電圧が過電
流検出電圧以上に上昇した場合に保護動作するものと構
成されているので、2次側(30A,30B)のうちの
大容量側の第1の2次直流電源回路30Aの過電流に依
存して保護動作するといえる。換言すれば、小容量側の
第2の2次直流電源回路30Bの過電流に対しては、不
十分である。
【0011】つまり、小容量といえども、例えば制御電
源として利用される場合は、制御素子,記憶素子等の破
壊を招きかつ大容量の動力用電源が正常でも機器全体と
して運転不能となってしまう事態を発生させる虞れがあ
るので、その改善が強く望まれている。
【0012】これに対しては、小容量の第2の2次直流
電源回路30Bに新たな過電流保護回路を設ければよい
という考え方がある。しかし、この考え方は、第1の2
次直流電源回路30Aおよび電力エネルギーの供給元
(1次側10)と関与しないので、問題が残る。
【0013】本発明の目的は、1次直流電源回路側にお
いて小容量の2次直流電源回路に起因する過電流の保護
を確実に行うことのできるスイッチング電源装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、1次直流電源
回路と各2次直流電源回路とが、トランスを介して接続
結合されているという技術的基本事項に立脚し、小容量
側2次直流電源回路の過電流をトランスの巻線を利用し
て検出可能に形成するとともに、この検出電圧を用いて
従来過電流保護回路と同様に1次直流電源回路側におい
て過電流保護可能に構成したものである。
【0015】すなわち、請求項1の発明は、整流回路,
トランスの1次巻線に接続されかつ補助巻線から誘起さ
れた駆動電源を用いて駆動されるスイッチング素子,電
圧制御素子,過電流保護用素子を含む1次直流電源回路
と、安定化回路を有しトランスの第1の2次巻線に接続
された大容量の第1の2次直流電源回路と、トランスの
第2の2次巻線に接続された小容量の第2の2次直流電
源回路とを含み、安定化回路から電圧制御素子へフィー
ドバック信号を加えつつスイッチング素子をON−OF
F駆動制御して第1および第2の2次直流電源を生成可
能に構成されるとともに、駆動電源電圧が予め設定され
た過電流検出電圧以上となった場合に過電流保護用素子
をONしてスイッチング素子への流れ込み電流を減衰さ
せることにより過電流保護可能に形成された過電流保護
回路を具備してなるスイッチング電源装置において、前
記トランスに前記1次巻線および補助巻線の巻回方向と
異なる巻回方向でかつ前記第2の2次直流電源回路の電
流相当電圧を検出する検出巻線を設けるとともに、検出
巻線から誘起された検出電圧が予め設定された第2の過
電流検出電圧以上となった場合に前記1次直流電源回路
側から前記第1および第2の2次直流電源回路側への供
給電力エネルギー量を減少または遮断して前記第2の2
次直流電源回路に起因する過電流を保護する第2の過電
流保護回路を設けた、ことを特徴とする。
【0016】かかる構成の発明では、小容量側の第2の
2次直流電源回路の負荷が増大したり短絡してその電流
が増大すると、トランスの検出巻線の誘起電圧が上昇す
る。すると、第2の過電流保護回路が、検出巻線による
検出電圧が予め設定された第2の過電流検出電圧以上に
なると、2次側への供給電力エネルギー量を減少または
遮断する。かくして、過電流保護回路でカバーできない
小容量の第2の2次直流電源回路に起因する過電流を、
1次直流電源回路側において確実に保護できる。
【0017】また、請求項2の発明は、前記第2の過電
流保護回路が、前記過電流保護回路と並列接続されかつ
前記検出電圧が前記第2の過電流検出電圧以上となった
場合に前記過電流保護用素子をONして前記スイッチン
グ素子への流れ込み電流を減衰可能に形成されているス
イッチング電源装置である。
【0018】かかる構成の発明では、第2の過電流保護
回路が、1次直流電源回路側の過電流保護用素子をON
してスイッチング素子への流れ込み電流を減衰する。つ
まり、1次側から2次側への供給電力エネルギー量を減
少させるものと形成されているので、いわば従来過電流
保護回路と同様なものを1つ増設すればよい。したがっ
て、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る
他、さらに構造簡単で部品点数も少なく低コストで具現
化できる。
【0019】また、請求項3の発明は、前記第2の過電
流保護回路が、前記検出電圧が前記第2の過電流検出電
圧以上となった場合に前記電圧制御素子を介して前記ス
イッチング素子をOFFさせることが可能に形成されて
いるスイッチング電源装置である。
【0020】かかる構成の発明では、第2の過電流保護
回路が、電圧制御素子をONさせてスイッチング素子を
完全にOFFさせることが可能であるから、1次側から
2次側への供給電力エネルギーを完全遮断できる。よっ
て、請求項1の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さ
らにより確実な小容量側の第2の直流電源回路の過電流
保護を図れる。
【0021】さらに、請求項4の発明は、前記第2の過
電流保護回路が、前記検出電圧が前記第2の過電流検出
電圧以上となった場合に前記駆動電源を遮断可能に形成
されているスイッチング電源装置である。
【0022】かかる構成の発明では、第2の過電流保護
回路が、1次側のスイッチング素子の駆動電源自体を滅
失させる構成とされているので、請求項3の発明の電圧
制御素子を介する場合に比較して、より確実かつ迅速に
1次側を停電状態とすることができる。よって、請求項
1の発明と同様な作用効果を奏し得る他、さらにより迅
速に過電流保護を図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)本スイッチング電源装置は、図1に
示す如く、基本的構成(10,20,30,50)が従
来例(図4)の場合と同じとされ、かつトランス20に
検出巻線Np3を設けるとともにこの検出巻線Np3に
よる検出電圧が第2の過電流検出電圧以上となった場合
に1次直流電源回路10側から第1および第2の2次直
流電源回路30A,30B側への供給電力エネルギー量
を減少可能に形成された第2の過電流保護回路60Aを
設け、小容量の第2の2次直流電源回路30Bに起因す
る過電流を1次直流電源回路10側で保護可能に構成さ
れている。
【0024】なお、従来例(図4)の場合と共通する部
分については同一の符号を付し、それらの説明について
は簡略化または省略する。
【0025】図1において、検出巻線Np3は、1次巻
線Np1および補助巻線Np2とコイルの巻回方向が反
対とされかつ第2の2次巻線Ns2と密接な関係をもっ
て巻回装着されており、第2の2次直流電源回路30B
の電流相当電圧すなわち検出電圧を誘起検出することが
できる。
【0026】ここに、第2の過電流保護回路60Aは、
検出巻線Np3と負極電路Lnとの間に直列接続された
ダイオードD4およびコンデンサC6と、定電圧素子
(ツェナーダイオードZD2)および抵抗R4とからな
り、全体的には過電流保護用素子Q3に対して従来過電
流保護回路50(ZD1,R3)と並列的に接続されて
いる。ツェナーダイオードZD2の設定電圧は、第2の
2次直流電源回路30Bの過電流保護に対応する値に選
択設定される。
【0027】かかる構成の第1の実施形態によれば、大
容量側の第1の2次直流電源回路30Aが過電流になる
と、1次直流電源回路10の蓄積電力エネルギー量の増
大関係から、補助巻線Np2で誘起される駆動電圧が上
昇する。
【0028】そして、大容量(30A)用の過電流検出
電圧以上になると、過電流保護回路50が、過電流保護
用素子Q3をONさせてスイッチング素子Q1への流れ
込み電流を減衰させる。つまり、1次側(10)から2
次側(30A,30B)への供給電力エネルギー量を減
少させる。したがって、第1の2次直流電源回路30A
についての過電流保護を図れる。この際、小容量の第2
の2次直流電源回路30Bが同時的に過負荷となってい
れば、これについての過電流保護も図れる。
【0029】ここに、大容量の第1の2次直流電源回路
30Aが定常負荷であるが、小容量の第2の2次直流電
源回路30Bが過負荷となった場合には、検出巻線Np
3によりその電流相当電圧が検出される。
【0030】そして、検出電圧がツェナーダイオードZ
D2に設定した第2の過電流検出電圧以上になると、第
2の過電流保護回路60Aが働き、過電流保護回路50
の場合と同様に、過電流保護用素子Q3をONさせる。
【0031】したがって、スイッチング素子Q1への流
れ込み電流が減衰されるので、1次側(10)から2次
側(30A,30B)への供給電力エネルギー量が減少
される。よって、小容量の第2の2次直流電源回路30
Bに起因する過電流に対しても確実に保護できる。
【0032】(第2の実施形態)本実施形態は、第1の
実施形態の場合(図1)に比較して、第2の過電流保護
回路のみが異なる。
【0033】図2において、第2の過電流保護回路60
Bは、第1の実施形態における第2の過電流保護回路6
0Aの過電流検出部(ダイオードD4,ツェナーダイオ
ードZD2,抵抗R4)と同様な過電流検出部(D4,
ZD2,R4)と,この過電流検出部と負極電路Lnと
の間に接続されたトリガー電圧生成回路(コンデンサC
7および抵抗R6)と,正極電路Lpと電圧制御素子
(トランジスト)Q2のベースとの間に直列接続された
抵抗R5およびサイリスタSCR1と,から形成されて
いる。
【0034】したがって、検出巻線Np3で誘起された
小容量の第2の直流電源回路30Bの電流に対応する検
出電圧がツェナーダイオードZD2に設定された過電流
検出電圧以上になり、かつその状態がトリガー電圧生成
回路(C7,R6)の時定数以上に継続してトリガー電
圧が生成されると、サイリスタSCR1がONして電圧
制御素子Q2をONする。
【0035】したがって、スイッチング素子Q1をOF
Fできるので、1次側(10)から2次側(30A,3
0B)への供給電力エネルギーを完全遮断することがで
きる。すなわち、小容量の第2の直流電源回路30Bに
起因する過電流を1次側(10)を停止させることによ
り、より確実に保護できる。
【0036】(第3の実施形態)この実施形態の図3に
示す第2の過電流保護回路60Cは、第1および第2の
実施形態の場合(60A,60B)と異なり、スイッチ
ング素子Q1の駆動電源を直接的に遮断可能に構成され
ている。
【0037】図3において、第2の過電流保護回路60
Cは、第2の実施形態(図2)の場合と同様な過電流検
出部(D4,ZD2,R4)と,トリガー電圧生成回路
(C7,R6)と,サイリスタSCR1および抵抗R5
を有し、かつサイリスタSCR1を負極電路Lnに接続
するとともに抵抗R5とサイリスタSCR1との間にリ
レースイッチ61のコイル61Cを接続し、スイッチ6
1Sが駆動電源を負極電路Lnへ落し込み可能に形成さ
れている。
【0038】かかる構成の第3の実施形態によれば、サ
イリスタSCR1がONされると、リレースイッチ61
のスイッチ61Sが補助巻線Np2から誘起されたスイ
ッチング素子Q1の駆動電源を直接消失させるので、1
次側(10)を完全停止させることができる。
【0039】したがって、第2の実施形態に比較して
も、より確実な過電流保護を図れる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、トランスに1
次巻線および補助巻線の巻回方向と異なる巻回方向でか
つ小容量の第2の2次直流電源回路の電流相当電圧を検
出する検出巻線と第2の過電流保護回路とを設け、検出
巻線から誘起された検出電圧が予め設定された第2の過
電流検出電圧以上となった場合に1次直流電源回路側か
ら第1および第2の2次直流電源回路側への供給電力エ
ネルギー量を減少可能または遮断可能に構成されている
ので、1次直流電源回路側において小容量の2次直流電
源回路に起因する過電流の保護を確実に行える。
【0041】また、請求項2の発明によれば、第2の過
電流保護回路が、過電流保護回路と並列接続されかつ検
出電圧が第2の過電流検出電圧以上となった場合に過電
流保護用素子をONしてスイッチング素子への流れ込み
電流を減衰可能に形成されているので、請求項1の発明
の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに構造簡単
で部品点数も少なく低コストで具現化できる。
【0042】また、請求項3の発明によれば、第2の過
電流保護回路が、検出電圧が第2の過電流検出電圧以上
となった場合に電圧制御素子を介してスイッチング素子
をOFFさせることが可能に形成されているので、請求
項1の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに小容
量側の第2の直流電源回路の過電流保護をより確実とす
ることができる。
【0043】さらに、請求項4の発明によれば、第2の
過電流保護回路が、検出電圧が第2の過電流検出電圧以
上となった場合に駆動電源を遮断可能に形成されている
ので、請求項1の発明と同様な作用効果を奏し得る他、
さらにより迅速に過電流保護を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するための回路
図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を説明するための回路
図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を説明するための回路
図である。
【図4】従来例を説明するための回路図である。
【符号の説明】
10 1次直流電源回路 11 整流回路 Q1 スイッチング素子 Q2 電圧制御素子 Q3 過電流保護用素子 20 トランス Np1 1次巻線 Np2 補助巻線 Np3 検出巻線 Ns1 第1の2次巻線 Ns2 第2の2次巻線 30A 大容量の第1の2次直流電源回路 30B 小容量の第1の2次直流電源回路 41A 安定化回路 50 過電圧保護回路 ZD1 ツェナーダイオード 60A〜60C 第2の過電圧保護回路 D4 ダイオード ZD2 ツェナーダイオード C7 コンデンサ R6 抵抗 SCR1 サイリスタ 61 リレースイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流回路,トランスの1次巻線に接続さ
    れかつ補助巻線から誘起された駆動電源を用いて駆動さ
    れるスイッチング素子,電圧制御素子,過電流保護用素
    子を含む1次直流電源回路と、安定化回路を有しトラン
    スの第1の2次巻線に接続された大容量の第1の2次直
    流電源回路と、トランスの第2の2次巻線に接続された
    小容量の第2の2次直流電源回路とを含み、安定化回路
    から電圧制御素子へフィードバック信号を加えつつスイ
    ッチング素子をON−OFF駆動制御して第1および第
    2の2次直流電源を生成可能に構成されるとともに、駆
    動電源電圧が予め設定された過電流検出電圧以上となっ
    た場合に過電流保護用素子をONしてスイッチング素子
    への流れ込み電流を減衰させることにより過電流保護可
    能に形成された過電流保護回路を具備してなるスイッチ
    ング電源装置において、 前記トランスに前記1次巻線および補助巻線の巻回方向
    と異なる巻回方向でかつ前記第2の2次直流電源回路の
    電流相当電圧を検出する検出巻線を設けるとともに、検
    出巻線から誘起された検出電圧が予め設定された第2の
    過電流検出電圧以上となった場合に前記1次直流電源回
    路側から前記第1および第2の2次直流電源回路側への
    供給電力エネルギー量を減少または遮断して前記第2の
    2次直流電源回路に起因する過電流を保護する第2の過
    電流保護回路を設けた、ことを特徴とするスイッチング
    電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の過電流保護回路が、前記過電
    流保護回路と並列接続されかつ前記検出電圧が前記第2
    の過電流検出電圧以上となった場合に前記過電流保護用
    素子をONして前記スイッチング素子への流れ込み電流
    を減衰可能に形成されている請求項1のスイッチング電
    源装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の過電流保護回路が、前記検出
    電圧が前記第2の過電流検出電圧以上となった場合に前
    記電圧制御素子を介して前記スイッチング素子をOFF
    させることが可能に形成されている請求項1のスイッチ
    ング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の過電流保護回路が、前記検出
    電圧が前記第2の過電流検出電圧以上となった場合に前
    記駆動電源を遮断可能に形成されている請求項1のスイ
    ッチング電源装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268226A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Yokogawa Electric Corp スイッチング電源装置

Cited By (1)

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JP2009268226A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Yokogawa Electric Corp スイッチング電源装置

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