JPH0984080A - メッセージデータ受信装置及び送信装置 - Google Patents

メッセージデータ受信装置及び送信装置

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Publication number
JPH0984080A
JPH0984080A JP7266364A JP26636495A JPH0984080A JP H0984080 A JPH0984080 A JP H0984080A JP 7266364 A JP7266364 A JP 7266364A JP 26636495 A JP26636495 A JP 26636495A JP H0984080 A JPH0984080 A JP H0984080A
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JP
Japan
Prior art keywords
message data
data
message
correction
voice
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Application number
JP7266364A
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English (en)
Inventor
Shoichi Nagatomo
正一 永友
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、受信、あるいは、作成したメッセ
ージデータについて、表現が不適切な箇所を自動的に検
出、修正し、当該修正したメッセージデータに基づい
て、メッセージの表示や音声出力を行なうとともに、当
該メッセージデータの送信を行うメッセージデータ受信
装置及び送信装置を提供することである。 【解決手段】 メッセージ受信処理では、受信したメッ
セージデータが伝言文字変換マトリックスを利用したも
のである場合に、メッセージ自動修正処理を実行し、音
声出力キーが押されると、そのメッセージ内容を音声出
力するとともに、前記メッセージ自動修正処理により修
正が施された場合は、その修正箇所を表示部に表示す
る。また、メッセージ作成処理においても作成したメッ
セージデータに対して同様の処理を行い、音声によるメ
ッセージ内容の確認、修正箇所の表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージデータ
受信装置及び送信装置に係り、詳細には、受信、あるい
は、作成したメッセージデータに基づいて、メッセージ
の表示や音声出力、あるいは、前記メッセージデータの
送信を行うメッセージデータ受信装置及び送信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の、表示機能付ページング受信機
(以下、ページャーと略称する)に代表される個別呼出
信号に応じて当該個別呼出信号に後続するメッセージデ
ータを受信するメッセージデータ受信装置では、受信し
たメッセージデータに基づいて、表示部に連絡先等のメ
ッセージを表示したり、あるいは、受信したメッセージ
が定型文指定コードであった場合は、この定型文指定コ
ードに対応する簡単な伝言内容の定型文メッセージを表
示部に表示することができる。
【0003】また、オートダイアラ機能を備えたページ
ャーにおいては、任意に作成したメッセージデータをD
TMF(Dual Tone Multi Frequency )信号に変換し、
通信回線を介してページングサービス会社に出力するこ
とにより、他のページャーに対して簡単にメッセージデ
ータを送信することができる。このように、オートダイ
アラ機能を備えたページャーでは、メッセージデータ受
信装置としての機能と、メッセージデータ送信装置とし
ての機能とを兼ね備えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示機能付ページング受信機に代表されるメッセージデ
ータ受信装置及び送信装置については、以下に述べるよ
うな問題点があった。すなわち、表示機能付ページング
受信機は、数字のみしか表示することができないセグメ
ント表示パネルを備えた数字表示型と、数字以外に仮名
文字やアルファベット文字等の表示を可能とするドット
マトリクス表示パネルを備えた文字表示型とに大別する
ことができるが、このうち、数字表示型ページャーにお
いては、仮名文字やアルファベット文字の表示が行えな
いことから、表示部に表示されるデータが数字のみに限
定されてしまうので、連絡先電話番号や待合せ時間等の
数字情報のみにより構成されるメッセージデータの場合
を除き、ページャー使用者はメッセージ内容を即座に把
握することができない。
【0005】また、文字表示型ページャーにおいては、
日本語としてふさわしくない、例えば、濁点や半濁点が
付くことのない仮名文字に濁点や半濁点が付いている
“あ゛”や“あ゜”等の場合や、同一促音が連続して2
つ以上続く“リョョウカイ”等のデータを含むメッセー
ジデータを受信、あるいは、作成しても、当該メッセー
ジデータを忠実に表示してしまうことから、意味をなさ
ないメッセージをページャー使用者に伝達してしまい、
データの無駄な消費を招くという問題点があった。
【0006】本発明は、上記実状を考慮してなされたも
のであり、受信、あるいは、作成したメッセージデータ
について、表現が不適切な箇所を自動的に検出、修正
し、当該修正したメッセージデータに基づいて、メッセ
ージの表示や音声出力を行なうとともに、当該メッセー
ジデータの送信を行うメッセージデータ受信装置及び送
信装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
メッセージデータ受信装置において、メッセージデータ
を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された
前記メッセージデータについて、所定修正基準に基づい
て修正を施さなければならないか否かを判別し、修正を
施さなければならないと判別した場合は、前記所定修正
基準に基づく所定修正方法に従って当該メッセージデー
タを修正する修正手段と、前記修正手段により修正され
たメッセージデータを出力手段に対応したデータ形態に
変換して、当該出力手段に出力する変換手段と、を備え
ることにより上記目的を達成している。
【0008】よって、請求項1記載の発明によれば、修
正手段は、受信手段により受信されたメッセージデータ
について、所定修正基準に基づいて修正を施さなければ
ならないと判別した場合に、前記所定修正基準に基づく
所定修正方法に従って当該メッセージデータを修正し、
変換手段及び出力手段は、当該修正されたメッセージデ
ータに基づいて、データ形態の変換やメッセージの出力
を行なうことが可能となる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、メッセージ
データ送信装置において、メッセージデータを作成する
作成手段と、前記作成手段により作成された前記メッセ
ージデータについて、所定修正基準に基づいて修正を施
さなければならないか否かを判別し、修正を施さなけれ
ばならないと判別した場合は、前記所定修正基準に基づ
く所定修正方法に従って当該メッセージデータを修正す
る修正手段と、前記修正手段により修正されたメッセー
ジデータを出力手段に対応したデータ形態に変換して、
当該出力手段に出力する変換手段と、前記修正手段によ
り修正されたメッセージデータを送信する送信手段と、
を備えることにより上記目的を達成している。
【0010】よって、請求項2記載の発明によれば、修
正手段は、作成手段により作成されたメッセージデータ
について、所定修正基準に基づいて修正を施さなければ
ならないと判別した場合に、前記所定修正基準に基づく
所定修正方法に従って当該メッセージデータを修正し、
変換手段、出力手段及び送信手段は、当該修正されたメ
ッセージデータに基づいて、データ形態の変換やメッセ
ージの出力、あるいは、メッセージデータの送信を行な
うことが可能となる。
【0011】この場合、請求項5に記載するように、前
記変換手段は、メッセージデータを構成する文字指定コ
ードや定型文指定コード、あるいは、数字データを対応
する表示用データに変換するデータ変換フォーマットを
備え、前記出力手段は、前記変換手段から入力される表
示用データに基づいてメッセージデータを表示する表示
手段を備えることが有効である。
【0012】この請求項5記載の発明によれば、変換手
段に、メッセージデータを構成する文字指定コードや定
型文指定コード、あるいは、数字データを対応する表示
用データに変換するデータ変換フォーマットを備えるこ
とで、出力手段は、前記変換手段から入力される表示用
データに基づいてメッセージデータを表示することが可
能となる。
【0013】したがって、受信、あるいは、作成したメ
ッセージデータに対して、自動的に修正処理を施し、当
該メッセージデータに基づいて表示や送信等を行うこと
ができるので、メッセージデータ通信システムにおける
通信メッセージ内容の品質向上を図ることができ、か
つ、メッセージデータの確認、修正作業に費やされる使
用者の作業負担を軽減することができる。その結果、メ
ッセージデータ受信装置及び送信装置の使い勝手を向上
することができる。
【0014】また、この場合、請求項3に記載するよう
に、前記修正手段における所定修正基準は、前記変換手
段によりメッセージデータを前記出力手段に対応したデ
ータ形態に変換する際に、当該メッセージデータにおい
て表現不適切な箇所の有無を判別するものであり、ま
た、前記所定修正方法は、表現不適切な箇所に対応する
データを削除するものであり、前記修正手段は、メッセ
ージデータについて当該修正基準に基づいて修正を施さ
なければならないと判別した場合に、当該修正方法に従
って当該メッセージデータに含まれる表現不適切な箇所
に対応するデータを削除することが有効である。
【0015】この請求項3記載の発明によれば、修正手
段に、変換手段によりメッセージデータを出力手段に対
応したデータ形態に変換する際に、当該メッセージデー
タにおいて表現不適切な箇所の有無を判別する修正基準
と、表現不適切な箇所に対応するデータを削除する修正
方法とを備えることにより、前記修正手段は、メッセー
ジデータについて当該修正基準に基づいて修正を施さな
ければならないと判別した場合に、当該修正方法に従っ
て当該メッセージデータに含まれる表現不適切な箇所に
対応するデータを削除することが可能となる。
【0016】したがって、受信、あるいは、作成したメ
ッセージデータに含まれる表現不適切なデータ箇所を判
別、削除することができ、当該修正したメッセージデー
タに基づいて出力や送信を行うことが可能となるので、
メッセージデータ通信システムにおける通信メッセージ
内容の品質向上を図ることができる。その結果、メッセ
ージデータ受信装置及び送信装置の使い勝手を向上する
ことができる。
【0017】さらに、この場合、請求項4に記載するよ
うに、前記修正手段によりメッセージデータが修正され
た場合に、当該メッセージデータの修正箇所を記憶する
記憶手段と、この記憶手段に記憶されている前記メッセ
ージデータの修正箇所を報知する報知手段と、を備える
ことが有効である。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、修正手
段によりメッセージデータが修正された場合に、当該メ
ッセージデータの修正箇所を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶されている当該メッセージデータの修正
箇所を報知する報知手段とを備えることにより、前記記
憶手段に記憶されるメッセージデータの修正箇所を前記
報知手段によりページャー使用者に対して報知すること
が可能となる。
【0019】したがって、受信、あるいは、作成したメ
ッセージデータが自動修正された場合に、使用者に対し
て当該メッセージデータの修正箇所を報知することがで
きるので、以後のメッセージデータ作成の際に同様の作
成ミスが生じることを抑制することができるとともに、
メッセージデータの確認、修正作業に費やされる使用者
の作業負担を軽減することができる。その結果、メッセ
ージデータ受信装置及び送信装置の使い勝手を向上する
ことができる。
【0020】加えて、この場合、請求項6に記載するよ
うに、前記変換手段は、メッセージデータを構成する文
字指定コードや定型文指定コード、あるいは、数字デー
タを対応する音声データに変換するデータ変換フォーマ
ットを備え、前記出力手段は、前記変換手段から入力さ
れる音声データに基づいて、音声によりメッセージを出
力する音声出力手段を備えることが有効である。
【0021】この請求項6記載の発明によれば、変換手
段に、メッセージデータを構成する文字指定コードや定
型文指定コード、あるいは、数字データを対応する音声
データに変換するデータ変換フォーマットを備えること
で、出力手段は、前記変換手段から入力される音声デー
タに基づいて、音声によりメッセージを出力することが
可能となる。
【0022】したがって、受信、あるいは、作成したメ
ッセージデータについて、特に、図13に示す定型文テ
ーブルや図4に示す伝言文字変換マトリックスを利用し
たメッセージデータについて、聴覚に基づくメッセージ
内容の確認が可能となることから、従来のように使用者
自らがメッセージデータの解読を行い、メッセージ内容
の確認を行う手間と時間が省けるので、メッセージデー
タに対する確認、修正作業に費やされる使用者の作業負
担を軽減することができるとともに、文字表示型ページ
ャーのようにカナ文字やアルファベット文字の表示を行
うためのドットマトリクス表示パネルやカナ入力キー等
を備えることなく、容易にメッセージ内容の確認を行う
ことができる。その結果、メッセージデータ受信装置及
び送信装置の使い勝手と携帯性を向上することができ、
同時に、ローコスト化を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図14を参照して本
発明に好適な実施の形態を詳細に説明する。図1〜図1
2は、本発明のメッセージデータ受信装置及び送信装置
を無線ページングシステムで利用されるダイアラ機能付
ページング受信機1に適用した実施の形態の一例につい
て示す図である。まず、構成を説明する。図1は、無線
ページングシステムのシステム構成を示す図である。
【0024】この図1において、無線ページングシステ
ムは、ページャー1及び9、電話端末2、局線3、通信
回線網4及びページャーサービス会社5により構成さ
れ、また、電話端末2と通信回線網4との間及び通信回
線網4とページャーサービス会社5との間は局線3によ
り接続されており、加えて、ページャーサービス会社5
は、コントロールセンター6及び送信基地局8により構
成され、コントロールセンター6と送信基地局8との間
は通信回線7により接続されている。
【0025】ページャー1及び9は、オートダイアラ機
能を備えたニューメリック型ページャーであり、連絡先
電話番号や待合せ時間等の数字情報のみによるメッセー
ジデータや、図4に示すような伝言文字変換マトリック
スに基づいて作成されたメッセージデータについて、当
該メッセージデータをDTMF信号に変換し、ページャ
ー1と同仕様である相手先ページャー9のダイアル番号
データに続いて電話端末2の送話器に出力する。
【0026】電話端末2は、ページャーサービス会社5
のコントロールセンター6と回線接続されており、ペー
ジャー1から当該電話端末2の送話器に出力されたDT
MF信号を局線3、通信回線網4を介してページャーサ
ービス会社5のコントロールセンター6に出力する。コ
ントロールセンター6では、ページャー1から電話端末
2、局線3、通信回線網4を介してDTMF信号が入力
されると、入力された相手先ページャー9のダイアル番
号データに対応して内部のメモリエリアに格納されてい
る相手先ページャー9の発信加入者識別情報(以下、ペ
ージャーIDコードと略称する)に基づいて、通信回線
7を介し送信基地局8に対して、前記ページャーIDコ
ードを所有するページャー9への呼出信号及びメッセー
ジデータの送信を指示する。
【0027】相手先ページャー9では、送信基地局8か
ら送信される呼出信号を受信すると、受信した呼出信号
に含まれるページャーIDコードが当該ページャー9の
所有するページャーIDコードと同一であるか否かを判
別して、受信したページャーIDコードが当該ページャ
ー9の所有するページャーIDコードであった場合、送
信基地局8から呼出信号とともに送信されるメッセージ
データを受信し、受信メッセージを音声や表示等により
出力する。
【0028】なお、通信回線網4としては、PSTN
(公衆電話網)でもよいし、ISDN(サービス総合デ
ジタル網)でもよい。以上が、無線ページングシステム
の全体構成である。
【0029】次に、ページャー1及び9の構成について
図2〜図7に基づいて説明する。図2は、上記図1のペ
ージャー1及び9の外観図である。この図2において、
ページャー1及び9は、テンキー11、音声出力キー1
2、ダイアラ出力キー13、セットキー14、セレクト
キー15、モードキー16、電源スイッチ17、表示部
18、音声出力用スピーカ19、スピーカ20及び図示
しないLED32により構成されている。
【0030】テンキー11は、メッセージデータを構成
する文字指定コード、あるいは、数字データ等の数字情
報の入力を行うために使用されるキーである。音声出力
キー12は、作成されたメッセージデータが図4に示す
伝言文字変換マトリックスを利用したものである場合
に、当該メッセージ内容を音声出力用スピーカ19より
音声出力させることを指令するキーである。
【0031】ダイアラ出力キー13は、作成されたメッ
セージデータを構成する識別子や文字指定コード、ある
いは、相手先電話番号の数字データ等をDTMF信号に
変換してスピーカ20より出力させることを指令するキ
ーである。セットキー14は、各種機能の実行指示等を
行うために使用されるキー、セレクトキー15は、各種
データの選択を行うために使用されるキー、モードキー
16は、各種機能モードを切替えるために使用されるキ
ー、電源スイッチ17は、当該ページャー1及び9の主
電源のオン/オフを切替えるために使用されるスイッチ
である。
【0032】表示部18は、セグメント表示パネルによ
り構成され、テンキー11から入力されるキー入力内容
及び受信したメッセージデータを構成する識別子や文字
指定コード、あるいは、数字データ等の表示を行う。音
声出力用スピーカ19は、D/A変換部30から入力さ
れるアナログ音声信号に基づいて音声メッセージを出力
する。
【0033】スピーカ20は、制御部29から入力され
る着信報知信号に基づいて報知音を発生し、使用者に着
信したことを報知する。また、トーン変換部31から入
力されるDTMF信号を出力する。LED32は、制御
部29から入力される着信報知信号に基づいて点滅し、
使用者に着信したことを報知する。
【0034】図3は、図2に示したページャー1及び9
のブロック構成図である。この図3において、ページャ
ー1及び9は、上記図2に示した表示部18、音声出力
用スピーカ19、スピーカ20及びLED32と、アン
テナ21、受信回路22、ID−ROM23、デコーダ
24、キー入力部25、音声データROM26、ROM
27、RAM28、制御部29、D/A変換部30、ト
ーン変換部31及びバイブレータ33により構成されて
いる。
【0035】アンテナ21は、図1に示すページャーサ
ービス会社5の送信基地局8から無線で送信される呼出
信号を受信して受信回路22に出力する。受信回路22
は、デコーダ24より入力される間欠信号により制御さ
れ、アンテナ21より入力される呼出信号を間欠受信
し、検波、増幅した後、デジタルデータに変換してデコ
ーダ24に出力する。
【0036】ID−ROM23は、当該ページャー1及
び9の所有するページャーIDコードを登録するメモリ
エリアを形成する。デコーダ24は、受信回路22より
入力される呼出信号に含まれるページャーIDコードが
当該ページャー1及び9の所有するページャーIDコー
ドと一致するか否かを、あらかじめ当該ページャー1の
所有するページャーIDコードを登録してあるID−R
OM23により判断し、一致していれば、受信回路22
の信号受信を継続させるとともに、制御部29に当該ペ
ージャー1及び9への呼出検出信号を出力する。
【0037】また、デコーダ24は、制御部29より入
力される指示に基づいて、呼出信号に後続して受信した
メッセージデータを制御部29に出力する。キー入力部
25は、図2に示すテンキー11、音声出力キー12、
ダイアラ出力キー13、セットキー14、セレクトキー
15、モードキー16及び電源スイッチ17から構成さ
れ、各キーの入力操作に応じた指示信号を制御部29に
出力する。
【0038】音声データROM26は、図5に示すよう
に、図4に示す伝言文字変換マトリックスに基づいて2
桁の数字で指定することのできる仮名文字の文字指定コ
ードに対応して、そのディジタル音声データを記録して
いる音声出力テーブルを格納しており、制御部29から
の要求に応じて文字指定コードに対応する仮名文字のデ
ィジタル音声データを制御部29に出力する。この音声
出力テーブルは、伝言文字変換マトリックスに基づく文
字指定コードに対応して、図5(a)に示す清音の仮名
文字のディジタル音声データを記憶している清音音声出
力テーブルと、図5(b)に示す促音を含んだ仮名文字
のディジタル音声データを記憶している促音音声出力テ
ーブルと、図5(c)に示す濁音の付いた仮名文字のデ
ィジタル音声データを記憶している濁音音声出力テーブ
ル及び図示しない半濁音の付いた仮名文字のディジタル
音声データを記憶している半濁音音声出力テーブルによ
り構成されている。
【0039】ROM(Read Only Memory)27は、後述
するメッセージ作成処理プログラムやメッセージ送信処
理プログラム等の、制御部29により実行されるページ
ャー1の各部を制御するための各種制御プログラムを格
納する。また、ROM27は、図6に示すように、図4
の伝言文字変換マトリックスに基づいて指定することの
できる数字、アルファベット文字の文字指定コードに対
応して、その単語音声出力コード(発音に沿う仮名文字
の文字指定コード)を記録している単語音声出力コード
テーブルを格納しており、制御部29からの要求に応じ
て文字指定コードに対応する数字、アルファベット文字
の音声出力コードを制御部29に出力する。
【0040】この単語音声出力コードテーブルは、伝言
文字変換マトリックスに基づく文字指定コードに対応し
て、図6(a)に示す数字の単語音声出力コードを記憶
している数字単語音声出力コードテーブル及び図6
(b)に示すアルファベット文字の単語音声出力コード
を記憶しているアルファベット文字単語音声出力コード
テーブルにより構成されている。さらに、ROM27
は、テンキー11から入力される数字情報に対応して、
そのキャラクタパターンを記録しているキャラクタ出力
テーブル(図示せず)を格納しており、制御部29から
の要求に応じて、メッセージデータ構成する識別子や文
字指定コード、あるいは、数字データ等の数字情報に対
応するキャラクタパターンを制御部29に出力する。
【0041】RAM(Random Accesss Memory)28
は、制御部29から入力される制御用データ等を一時的
に格納する、書込み、読出しが可能なメモリエリアを形
成し、図7に示すように、作成、あるいは、受信された
メッセージデータを格納するためのメッセージデータメ
モリ28aと、前記メッセージデータメモリ28aに格
納されているメッセージデータに対して、後述するメッ
セージ自動修正処理フローが実行されて修正が施された
場合に、その修正されたメッセージデータを格納するた
めの修正メッセージデータメモリ28bと、前記メッセ
ージ自動修正処理フローにより修正が施された場合に、
前記メッセージデータメモリ28aに格納されているメ
ッセージデータのどの部分に修正が施されたのか、その
修正箇所の位置データを格納するための修正箇所報知メ
モリ28c及び前記メッセージデータメモリ28a、あ
るいは、前記修正メッセージデータメモリ28bに格納
されているメッセージデータに対応するディジタル音声
データを格納するための音声データメモリ28dとによ
り構成されている。
【0042】制御部29は、CPU(Central Processi
ng Unit)等から構成され、ROM27に格納されている
各種制御プログラムに従ってページャー1及び9の各部
を制御する。また、制御部35は、デコーダ24から呼
出検出信号が入力されると、デコーダ24から入力され
る受信したメッセージデータをRAM28のメッセージ
データメモリ28aに格納して、後述するメッセージ受
信処理フローを実行するとともに、スピーカ20から報
知音を出力して使用者に着信を報知する。
【0043】さらに、制御部29は、作成、あるいは、
受信したメッセージデータを構成する識別子や文字指定
コード、あるいは、数字データをROM27により対応
するキャラクタパターンに変換して表示部18に表示
し、音声出力キー12から音声出力指令が入力される
と、当該音声出力指令を受けたメッセージデータが図4
の伝言文字変換マトリックスを利用したものであるか否
かを識別子により判別し、メッセージデータが伝言文字
変換マトリックスを利用したものである場合に、当該メ
ッセージデータを構成する文字指定コードを解析し、文
字指定コードにより仮名文字が指定されている場合は、
当該文字指定コードに対応するディジタル音声データを
音声データROM26より読み出してRAM28の音声
データメモリ28dに格納する。
【0044】また、当該メッセージデータを構成する文
字指定コードにより数字、または、アルファベット文字
が指定されている場合は、文字指定コードに対応する単
語音声出力コード(発音に沿う仮名文字の文字指定コー
ド)をROM27より読み出して、当該単語音声出力コ
ードに対応するディジタル音声データを音声データRO
M26より読み出してRAM28の音声データメモリ2
8dに格納する。そして、制御部29では、このように
して音声データROM26より読み出してRAM28の
音声データメモリ28dに格納したメッセージデータの
ディジタル音声データをD/A変換部30によりアナロ
グ音声データに変換させて音声出力用スピーカ19より
出力する。
【0045】さらに、制御部29では、ダイアラ出力キ
ー13からダイアラ出力指令が入力されると、ダイアラ
出力指令を受けたメッセージデータを構成する識別子や
文字指定コード、あるいは、数字データをトーン変換部
31によりDTMF信号に変換させてスピーカ20より
出力する。加えて、制御部29では、作成、あるいは、
受信したメッセージデータに対して、後述するメッセー
ジ自動修正処理フローを実行することにより、後述する
所定修正基準及び所定修正方法に基づいた修正処理を行
う。
【0046】D/A(Digital to Analog)変換部30
は、制御部29から入力されるディジタル音声データを
アナログ音声信号に変換して、音声出力用スピーカ19
に出力する。トーン変換部31は、制御部29から入力
される数字情報を音声周波数帯域の2つの周波数を組合
わせたDTMF(Dual Tone Multi Frequency )信号に
変換してスピーカ20に出力する。
【0047】バイブレータ32は、制御部29から入力
される着信報知信号に基づいて振動し、使用者に着信し
たことを報知する。以上が、ページャー1及び9の構成
である。
【0048】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。まず、本実施の形態におけるページャー1の制御部
29で実行されるメッセージ作成処理について、図8に
示すフローチャートに基づいて説明する。メッセージ作
成処理は、図2に示すモードキー16によりメッセージ
作成モードが選択指定された場合に(ステップS1)、
ROM27に格納されるメッセージ作成処理に関するプ
ログラムを読込み、その処理を開始する。
【0049】まず、制御部29では、図4に示す伝言文
字変換マトリックスを利用したメッセージデータを作成
するか否かを使用者からの入力指示に基づいて判別し
(ステップS2)、伝言文字変換マトリックスを利用し
たメッセージデータを作成する場合は、ステップS4に
移行し、また、伝言文字変換マトリックスを利用したメ
ッセージデータの作成を行わない場合、すなわち、連絡
先電話番号や待合せ時間等の数字情報のみによるメッセ
ージデータを作成する場合は、ステップS3に移行し
て、使用者により数字メッセージが入力されると、当該
数字メッセージをROM27により対応するキャラクタ
パターンに変換して表示部18に表示した後、ステップ
S9に移行する。
【0050】次いで、制御部29は、上記ステップS2
において、伝言文字変換マトリックスを利用したメッセ
ージデータを作成する旨が使用者により“*07”を入
力することにより指定された場合は、図12に示すよう
に伝言文字変換マトリックスを利用したメッセージデー
タであることを示す識別子“U7”をメッセージデータ
先頭に付加した後、使用者に対して文字指定コードの入
力を促し、使用者により伝言文字変換マトリックスに基
づいた、作成したいメッセージ内容に相当する文字指定
コードが入力されると、当該メッセージデータを構成す
る識別子や文字指定コードをROM27により対応する
キャラクタパターンに変換して表示部18に表示する
(ステップS4)。
【0051】そして、制御部29では、セットキー14
が操作されることにより文字指定コードの入力終了を検
出すると、作成したメッセージデータを図7に示すRA
M28のメッセージデータメモリ28aに格納して、後
述するメッセージ自動修正処理フローを実行する(ステ
ップS5)。
【0052】次いで、制御部29では、図2の音声出力
キー12が押されたか否かを判別し(ステップS6)、
音声出力キー12が押されなかった場合は、ステップS
9に移行し、また、音声出力キー12が押された場合
は、上記ステップS5において実行されたメッセージ自
動修正処理フローにより、作成したメッセージデータに
対して修正が施されたか否かに応じて、作成したメッセ
ージデータに対して修正が施された場合は、RAM28
の修正メッセージデータメモリ28bに格納されている
修正されたメッセージデータを、また、作成したメッセ
ージデータに対して修正が施されなかった場合は、RA
M28のメッセージデータメモリ28aに格納されてい
るメッセージデータを、音声データROM26に格納さ
れる音声出力テーブル及びROM27に格納される単語
音声出力コードテーブルに基づいてディジタル音声デー
タに変換した後、RAM28の音声データメモリ28d
に格納する(ステップS7)。
【0053】次いで、制御部29は、RAM28の音声
データメモリ28dに格納されているディジタル音声デ
ータをD/A変換部30によりアナログ音声データに変
換させて音声出力用スピーカ19より出力し、同時に、
上記ステップS5において実行されたメッセージ自動修
正処理フローにより、作成したメッセージデータに対し
て修正が施された場合は、RAM28の修正箇所報知メ
モリ28cに格納されている修正箇所の桁数データに基
づいて、修正されたデータ領域を発光表示する(ステッ
プS8)。
【0054】この後、制御部29では、メッセージデー
タに対して修正を行うか否かを使用者からの入力指示に
基づいて判別し(ステップS9)、メッセージデータの
修正を行う場合は、上記ステップS2に戻る。また、メ
ッセージデータの修正を行わない旨が使用者により入力
指定された場合は、後述するメッセージ送信処理フロー
を実行し(ステップS10)、作成したメッセージデー
タの送信処理を行うまで、作成したメッセージデータを
RAM28の対応するメッセージデータメモリに格納す
る旨を指示し、メッセージ作成処理を終了する。以上
が、本実施の形態におけるページャー1の制御部29で
実行されるメッセージ作成処理の動作手順である。
【0055】次に、本実施の形態におけるページャー1
の制御部29で実行されるメッセージ送信処理につい
て、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。メ
ッセージ送信処理は、作成、あるいは、記憶されている
メッセージデータを対応するDTMF信号に変換し、ダ
イアラ出力する処理であり、前述したメッセージ作成処
理においてメッセージ送信処理ルーチンに移行した場合
及び図2に示すモードキー16によりメッセージ送信モ
ードが選択された場合(ステップS19)に、ROM2
7に格納されるメッセージ送信処理に関するプログラム
を読込み、その処理を開始する。
【0056】まず、制御部29では、セレクトキー15
の操作によりRAM28のメッセージデータメモリ28
a、あるいは、修正メッセージデータメモリ28bより
メッセージデータが選択されると(ステップS20)、
次いで、セットキー14が押された否かを判別し(ステ
ップS21)、セットキー14が押された場合は、上記
選択されたメッセージデータに基づく音声ガイダンス処
理に移行する(ステップS22)。
【0057】この音声ガイダンス処理は、後述するオー
トダイアル処理でメッセージデータの送信ができない場
合、例えば、当該ページャー1と電話端末2の送話器と
の接合部分から混入する外来騒音の影響等により、当該
ページャー1からコントロールセンター6へのDTMF
信号によるメッセージデータの送信が不成立となった場
合等に、電話端末2の押しボタン操作によりDTMF信
号によるメッセージデータの送信を行うことを補助する
ための処理である。音声ガイダンス処理では、セットキ
ー14が押されるたびに、上記ステップS20において
選択されたメッセージデータについて、当該メッセージ
データを構成する識別子や文字指定コード、あるいは、
数字データを4文字ずつ音声出力し、全ての識別子や文
字指定コード、あるいは、数字データを音声出力し終え
ると、メッセージ送信処理を終了する。
【0058】一方、制御部29では、上記ステップS2
1において、セットキー14が押されなかった場合は、
ステップS23に移行し、ダイアラ出力キー13が押さ
れた否かを判別し、ダイアラ出力キー13が押された場
合は、数秒待機した後、オートダイアル処理に移行する
(ステップS24)。このオートダイアル処理は、メッ
セージデータを対応するDTMF信号に変換し、当該D
TMF信号により電話端末2、局線3及び通信回線網4
を介してページングサービス会社5のコントロールセン
ター6にメッセージデータを送信する処理である。
【0059】オートダイアル処理では、上記ステップS
20において選択されたメッセージデータについて、当
該メッセージデータを構成する識別子や文字指定コー
ド、あるいは、数字データをトーン変換部31に出力し
てDTMF信号に変換し、スピーカ20から電話端末2
の送話器に出力した後、メッセージ送信処理を終了す
る。また、制御部29では、上記ステップS23におい
て、ダイアラ出力キー13が押されなかった場合は、上
記ステップS20において選択されたメッセージデータ
について、当該メッセージデータを構成する識別子や文
字指定コード、あるいは、数字データをROM27によ
り対応するキャラクタパターンに変換して表示部18に
表示する(ステップS25)。
【0060】次いで、制御部29では、モードキー16
によりメッセージ送信処理の終了指示が入力されている
か否かを判別し(ステップS26)、終了指示が入力さ
れている場合は、メッセージ送信処理を終了し、また、
終了指示が入力されていない場合は、上記ステップS2
1に戻る。以上が、本実施の形態におけるページャー1
の制御部29で実行されるメッセージ送信処理の動作手
順である。
【0061】なお、上記メッセージ送信処理の音声ガイ
ダンス処理においては、メッセージデータを構成する識
別子や文字指定コード、あるいは、数字データを4文字
ずつ音声出力しているが、これは、前記内容に限定され
るものではなく、自由に設定可能である。次に、本実施
の形態におけるページャー1及び9の制御部29で実行
されるメッセージ自動修正処理について、図10に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0062】なお、以下に述べるメッセージ自動修正処
理については、次の4項目の修正基準及びその修正方法
に基づいて、作成、あるいは、受信されたメッセージデ
ータに対する修正処理を行うものと仮定して、動作説明
を行う。
【0063】(1)変換不能データ修正基準及び修正方
法 ・文字指定コードにより構成されるメッセージデータ内
に“*”や“#”、あるいは、“ ”(空欄)等の文字
指定コードとしてふさわしくない、変換不能データが含
まれる場合は、当該変換不能データを削除する。
【0064】(2)濁音修正基準及び修正方法 ・濁音の付き得る仮名文字以外の文字指定コードの後に
濁音の文字指定コード“04”が配置されている場合
は、当該濁音の文字指定コードを削除する。 ・濁音の文字指定コード“04”が2つ以上連続して配
列されている場合は、2つ目以降の当該濁音の文字指定
コードを削除する。
【0065】(3)半濁音修正基準及び修正方法 ・半濁音の付き得る仮名文字以外の文字指定コードの後
に半濁音の文字指定コード“05”が配置されている場
合は、当該半濁音の文字指定コードを削除する。 ・半濁音の文字指定コード“05”が2つ以上連続して
配列されている場合は、2つ目以降の当該半濁音の文字
指定コードを削除する。
【0066】(4)促音修正基準及び修正方法 ・同一促音の文字指定コードが2つ以上連続して配列さ
れている場合は、2つ目以降の当該同一促音の文字指定
コードを削除する。
【0067】メッセージ自動修正処理は、作成、あるい
は、受信した、伝言文字変換マトリックスを利用したメ
ッセージデータの修正を行う処理であり、前述したメッ
セージ作成処理、あるいは、メッセージ受信処理におい
てメッセージ自動修正処理ルーチンに移行した場合に、
ROM27に格納されるメッセージ自動修正処理に関す
るプログラムを読込み、その処理を開始する。
【0068】まず、制御部29では、図7に示すRAM
28のメッセージデータメモリ28aに格納されてい
る、作成、あるいは、受信したメッセージデータを制御
部29内の図示しないメモリエリアに読み出して、当該
メッセージデータについて、上述した変換不能データ修
正基準に触れる変換不能データが存在するか否かの解析
を行い(ステップS31)、メッセージデータの中に変
換不能データが存在する場合は、当該変換不能データが
メッセージデータの先頭から何番目に位置しているの
か、その桁数データをRAM28の修正箇所報知メモリ
28cに格納し(ステップS32)、上述する変換不能
データ修正基準に基づく修正方法に従って制御部29内
の図示しないメモリエリアに格納されているメッセージ
データに修正を施す(ステップS33)。
【0069】また、制御部29では、上記ステップS3
1において、メッセージデータの中に変換不能データが
存在しないと判別した場合は、次いで、メッセージデー
タの中に濁音修正基準に触れる文字指定コードが存在す
るか否かの解析を行い(ステップS34)、メッセージ
データの中に濁音修正基準に触れる文字指定コードが存
在する場合は、当該文字指定コードがメッセージデータ
の先頭から何番目に位置しているのか、その桁数データ
をRAM28の修正箇所報知メモリ28cに格納し(ス
テップS35)、上述する濁音修正基準に基づく修正方
法に従って制御部29内の図示しないメモリエリアに格
納されているメッセージデータに修正を施す(ステップ
S36)。
【0070】また、制御部29では、上記ステップS3
4において、メッセージデータの中に濁音修正基準に触
れる文字指定コードが存在しないと判別した場合は、引
き続いて、半濁音、促音についても上記変換不能デー
タ、濁音の場合と同様の手順により修正処理を行う(ス
テップS37〜S42)。この後、制御部29では、当
該メッセージ自動修正処理により、作成、あるいは、受
信したメッセージデータに対して修正を施したか否かの
判別を行い(ステップS43)、当該メッセージ自動修
正処理によりメッセージデータに対して修正を施したと
判別した場合は、制御部29内の図示しないメモリエリ
アに格納されている修正されたメッセージデータをRA
M28の修正メッセージメモリ28bに格納して(ステ
ップS44)、メッセージ自動修正処理を終了する。
【0071】また、制御部29では、上記ステップS4
3において、当該メッセージ自動修正処理によりメッセ
ージデータに対して修正を施さなかったと判別した場合
は、メッセージ自動修正処理を終了する。以上が、本実
施の形態におけるページャー1の制御部29で実行され
るメッセージ自動修正処理の動作手順である。
【0072】次に、本実施の形態におけるページャー9
の制御部29で実行されるメッセージ受信処理につい
て、図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
メッセージ受信処理は、受信したメッセージデータの表
示や音声出力を行う処理であり、送信基地局8から送信
される呼出信号に含まれるページャーIDコードが当該
ページャー9の所有するページャーIDコードと一致し
た場合に(ステップS51)、ROM27に格納される
メッセージ受信処理に関するプログラムを読込み、その
処理を開始する。
【0073】まず、制御部29では、送信基地局8から
呼出信号とともに送信されるメッセージデータを受信し
たか否かを判別し(ステップS52)、メッセージデー
タを受信していない場合は、スピーカ20から報知音を
出力して使用者に着信のみを報知して(ステップS5
3)、メッセージ受信処理を終了する。また、制御部2
9では、上記ステップS52において、メッセージデー
タを受信していると判別した場合は、次いで、受信した
メッセージデータが伝言文字変換マトリックスを利用し
たメッセージデータであるか否かを、伝言文字変換マト
リックスを利用したメッセージデータであることを示す
識別子“U7”が受信したメッセージデータの先頭に配
置されているか否かにより判別する(ステップS5
4)。
【0074】そして、制御部29では、上記ステップS
54において、受信したメッセージデータが伝言文字変
換マトリックスを利用したメッセージデータでないと判
別した場合、すなわち、受信したメッセージデータが連
絡先電話番号や待合せ時間等の数字情報のみによるメッ
セージデータである場合は、スピーカ20から報知音を
出力して使用者に着信を報知するとともに、メッセージ
データを構成する数字データをROM27により対応す
るキャラクタパターンに変換して表示部18に表示し
(ステップS55)、ステップS61に移行する。
【0075】また、制御部29では、上記ステップS5
4において、受信したメッセージデータが伝言文字変換
マトリックスを利用したメッセージデータであると判別
した場合は、前述したメッセージ自動修正処理フローを
実行して、受信したメッセージデータに対する自動修正
処理を行い(ステップS56)、スピーカ20から報知
音を出力して使用者に着信を報知するとともに、RAM
28のメッセージデータメモリ28aに格納されている
受信したメッセージデータを構成する識別子や文字指定
コードをROM27により対応するキャラクタパターン
に変換して表示部18に表示する(ステップS57)。
【0076】次いで、制御部29では、音声出力キー1
2が押されたか否かを判別し(ステップS58)、音声
出力キー12が押されなかった場合は、引き続いて、音
声出力キー12が押されたか否かの監視を行う。また、
音声出力キー12が押された場合、制御部29は、上記
ステップS56において実行されたメッセージ自動修正
処理フローにより、受信したメッセージデータに対して
修正が施されたか否かに応じて、受信したメッセージデ
ータに対して修正が施された場合は、RAM28の修正
メッセージデータメモリ28bに格納されている修正さ
れたメッセージデータを、また、受信したメッセージデ
ータに対して修正が施されなかった場合は、RAM28
のメッセージデータメモリ28aに格納されているメッ
セージデータを、音声データROM26に格納される音
声出力テーブル及びROM27に格納される単語音声出
力コードテーブルに基づいてディジタル音声データに変
換した後、RAM28の音声データメモリ28dに格納
する(ステップS59)。
【0077】次いで、制御部29は、RAM28の音声
データメモリ28dに格納されているディジタル音声デ
ータをD/A変換部30によりアナログ音声データに変
換させて音声出力用スピーカ19より出力し、同時に、
上記ステップS56において実行されたメッセージ自動
修正処理フローにより、受信したメッセージデータに対
して修正が施された場合は、RAM28の修正箇所報知
メモリ28cに格納されている修正箇所の桁数データに
基づいて、図12に示すように修正されたデータ領域を
発光表示する(ステップS60)。
【0078】なお、図12において、40は、着信した
ことを示す着信マーク、41は、現在時刻を表示する時
刻表示部、42は、受信したメッセージデータが伝言文
字変換マトリックスを使用したものであり、音声出力可
能なメッセージデータであることを示す音声出力マーク
である。
【0079】そして、制御部29では、メッセージデー
タの出力後、所定時間以上経過したか否かを、制御部2
9に内蔵する図示しないタイマを用いて判別し(ステッ
プS61)、メッセージデータの出力後、所定時間以上
経過していない場合は、引き続いて所定時間以上経過し
たか否かの監視を行い、また、メッセージデータの出力
後、所定時間以上経過した場合は、メッセージ受信処理
を終了する。以上が、本実施の形態におけるページャー
1の制御部29で実行されるメッセージ受信処理の動作
手順である。
【0080】なお、本実施の形態において、さらに、図
13に示すような定型文テーブルを利用したメッセージ
データ通信を行うことができるように、ROM27に図
6に示す数字やアルファベット文字の単語音声出力コー
ドテーブルに加えて、図14に示すような定型文の音声
出力コードテーブルを格納させてもよい。この定型文の
音声出力コードテーブルは、図13の定型文テーブルに
基づいて指定することのできる定型文指定コードに対応
して、その定型文メッセージの音声出力コード(定型文
メッセージを構成する仮名文字やアルファベット文字等
の伝言文字変換マトリクスに基づく文字指定コード)を
記録しており、制御部29からの要求に応じて定型文指
定コードに対応する定型文メッセージの音声出力コード
を制御部29に出力する。
【0081】また、定型文テーブルを利用したメッセー
ジデータ作成の際には、伝言文字変換マトリクスを利用
したメッセージデータ作成の際と同様に、制御部29に
より、当該メッセージデータが定型文テーブルを利用し
たメッセージデータであることを示す識別子がメッセー
ジデータの先頭に自動的に付加される。
【0082】したがって、制御部29では、音声出力キ
ー12から音声出力指令が入力された場合、音声出力指
令を受けたメッセージデータの先頭に位置する識別子に
基づいて、当該メッセージデータが定型文テーブルを利
用したものであるのか、あるいは、伝言文字変換マトリ
クスを利用したものであるのかを判別し、当該メッセー
ジデータが定型文テーブルを利用したものである場合
は、当該メッセージデータを構成する定型文指定コード
に対応する定型文の音声出力コード(定型文メッセージ
を構成する仮名文字やアルファベット文字等の伝言文字
変換マトリクスに基づく文字指定コード)をROM27
に格納する定型文の音声出力コードテーブルより読み出
して、当該定型文の音声出力コードに基づいて音声出力
処理を行うことにより、定型文テーブルを利用したメッ
セージデータのメッセージ内容を音声出力することが可
能となる。
【0083】また、ダイアラ出力キー13からダイアラ
出力指令が入力された場合は、ダイアラ出力指令を受け
たメッセージデータについて、当該メッセージデータを
構成する識別子や定型文指定コードをトーン変換部31
に出力してDTMF信号に変換し、スピーカ20より出
力することにより、定型文テーブルを利用したメッセー
ジデータをダイアラ出力することが可能となる。よっ
て、本実施の形態において、ROM27に、さらに、図
13に示すような定型文テーブルと図14に示すような
定型文の音声出力コードテーブルとを格納し、上述する
ような制御構成とすることにより、図13に示すような
定型文テーブルを利用したメッセージデータ通信を行う
ことが可能となる。
【0084】以上のことから、本実施の形態におけるペ
ージング受信機1及び9においては、制御部29におい
て実行されるメッセージ自動修正処理フローにより、受
信、あるいは、作成した、図4の伝言文字変換マトリッ
クスを利用したメッセージデータについて、所定修正基
準に基づいて修正を施さなければならないと判別した場
合に、前記所定修正基準に基づく所定修正方法に従って
当該メッセージデータを修正し、当該修正されたメッセ
ージデータに基づいて出力や送信を行うことが可能とな
る。
【0085】また、ROM27に、メッセージデータを
構成する文字指定コードや定型文指定コード、あるい
は、数字データを対応するキャラクタパターンに変換す
るキャラクタ出力テーブルを備えることで、表示部18
は、前記キャラクタ出力テーブルにより変換されたキャ
ラクタパターンに基づいてメッセージデータを表示画面
に表示することが可能となる。したがって、受信、ある
いは、作成したメッセージデータに対して、自動的に修
正処理を施し、当該メッセージデータに基づいて表示や
送信等を行うことができるので、メッセージデータ通信
システムにおける通信メッセージ内容の品質向上を図る
ことができ、かつ、メッセージデータの確認、修正作業
に費やされる使用者の作業負担を軽減することができ
る。
【0086】また、本実施の形態におけるページング受
信機1及び9においては、前記メッセージ自動修正処理
フローに、メッセージデータにおいて表現不適切な箇所
の有無を判別する修正基準と、表現不適切な箇所に対応
するデータを削除する修正方法とを備えることにより、
受信、あるいは、作成したメッセージデータについて当
該修正基準に基づいて修正を施さなければならないと判
別した場合に、当該修正方法に従って当該メッセージデ
ータに含まれる表現不適切な箇所に対応するデータを削
除することが可能となる。したがって、受信、あるい
は、作成したメッセージデータに含まれる表現不適切な
データ箇所を判別、削除することができ、当該修正した
メッセージデータに基づいて出力や送信を行うことが可
能となるので、メッセージデータ通信システムにおける
通信メッセージ内容の品質向上を図ることができる。
【0087】さらに、本実施の形態におけるページング
受信機1及び9においては、制御部29において実行さ
れる前記メッセージ自動修正処理フローにより、受信、
あるいは、作成したメッセージデータが修正された場合
に、当該メッセージデータの修正箇所を記憶する修正箇
所報知メモリ28cをRAM28に設け、また、当該修
正箇所報知メモリ28cに記憶されている前記メッセー
ジデータの修正箇所を報知する処理をメッセージ作成処
理フロー及びメッセージ受信処理フローに組み込むこと
により、メッセージデータの修正箇所をページャー使用
者に対して報知することが可能となる。
【0088】したがって、受信、あるいは、作成したメ
ッセージデータが自動修正された場合に、使用者に対し
て当該メッセージデータの修正箇所を報知することがで
きるので、以後のメッセージデータ作成の際に同様の作
成ミスが生じることを抑制することができるとともに、
メッセージデータの確認、修正作業に費やされる使用者
の作業負担を軽減することができる。
【0089】加えて、本実施の形態におけるページング
受信機1及び9においては、音声データROM26及び
ROM27に、メッセージデータを構成する文字指定コ
ードや定型文指定コード、あるいは、数字データを対応
するディジタル音声データに変換する音声出力テーブ
ル、単語音声出力コードテーブル及び定型文の音声出力
コードテーブルを備えることで、D/A変換部30及び
スピーカ19により構成される音声出力部は、前記音声
出力テーブル、単語音声出力コードテーブル及び定型文
の音声出力コードテーブルにより変換されたディジタル
音声データに基づいて、音声によりメッセージを出力す
ることが可能となる。
【0090】したがって、受信、あるいは、作成した、
図13に示す定型文テーブルや図4に示す伝言文字変換
マトリックスを利用したメッセージデータについて、聴
覚に基づくメッセージ内容の確認が可能となることか
ら、従来のように使用者自らがメッセージデータの解読
を行い、メッセージ内容の確認を行う手間と時間が省け
るので、メッセージデータに対する確認、修正作業に費
やされる使用者の作業負担を軽減することができるとと
もに、文字表示型ページャーのようにカナ文字やアルフ
ァベット文字の表示を行うためのドットマトリクス表示
パネルやカナ入力キー等を備えることなく、容易にメッ
セージ内容の確認を行うことができる。
【0091】以上、本発明を実施の形態の一例に基づい
て具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜
に変更可能であることは勿論である。
【0092】例えば、本実施の形態におけるメッセージ
自動修正処理では、前述した4項目の修正基準及びその
修正方法を設けて、当該4項目の内容に従って修正処理
を施す構成としているが、これは、前記内容に限定され
るものではなく、濁音の文字指定コードや半濁音の文字
指定コード、あるいは、促音の文字指定コードがメッセ
ージデータの先頭(識別子を除く)に配置されている場
合は、当該文字指定コードを削除する等といった修正基
準及びその修正方法を付け加えてもよいし、あるいは、
濁音の文字指定コードと半濁音の文字指定コードが連続
して配列されている場合は、後部に位置する文字指定コ
ードを削除する等といった修正基準及びその修正方法を
付け加えてもよいことは勿論である。
【0093】また、本実施の形態において、ROM27
に格納される単語音声出力コードテーブルは、数字やア
ルファベット文字の文字指定コードに対応して、その音
声出力コード(発音に沿う仮名文字の文字指定コード)
を格納する構成としているが、これは、数字やアルファ
ベット文字の文字指定コードに対応して、その数字やア
ルファベット文字のディジタル音声データを格納する構
成としてもよい。
【0094】同様に、本実施の形態において、ROM2
7に格納される定型文音声出力コードテーブルは、定型
文メッセージの定型文指定コードに対応して、その音声
出力コード(定型文メッセージを構成する仮名文字やア
ルファベット文字等の伝言文字変換マトリクスに基づく
文字指定コード)を格納する構成としているが、これ
は、定型文メッセージの定型文指定コードに対応して、
その定型文メッセージのディジタル音声データを格納す
る構成としてもよい。
【0095】加えて、本実施の形態においては、受信、
あるいは、作成したメッセージデータについて前記メッ
セージ自動修正処理フローにより修正が施された場合
に、その修正箇所を表示部18において点灯表示するこ
とにより、使用者に対して修正箇所の報知を行っている
が、これは、前記内容に限定されるものではなく、例え
ば、修正箇所の先頭からの桁数等を音声出力により報知
する構成であってもよい。
【0096】また、本実施の形態において、制御部29
で実行されるメッセージ作成処理フローやメッセージ受
信処理フローでは、作成、あるいは、受信したメッセー
ジデータが連絡先電話番号や待合せ時間等の数字情報の
みによるメッセージデータである場合は、音声出力キー
12によるメッセージ内容の音声確認ができない構成と
なっているが、これを、ROM27に格納される数字の
単語音声出力コードテーブルを利用することにより音声
出力キー12によるメッセージ内容の音声確認を可能と
する構成としてもよい。
【0097】
【発明の効果】請求項1、請求項2及び請求項5記載の
発明によれば、受信、あるいは、作成したメッセージデ
ータに対して、自動的に修正処理を施し、当該メッセー
ジデータに基づいて表示や送信等を行うことができるの
で、メッセージデータ通信システムにおける通信メッセ
ージ内容の品質向上を図ることができ、かつ、メッセー
ジデータの確認、修正作業に費やされる使用者の作業負
担を軽減することができる。その結果、メッセージデー
タ受信装置及び送信装置の使い勝手を向上することがで
きる。
【0098】また、請求項3記載の発明によれば、受
信、あるいは、作成したメッセージデータに含まれる表
現不適切なデータ箇所を判別、削除することができ、当
該修正したメッセージデータに基づいて出力や送信を行
うことが可能となるので、メッセージデータ通信システ
ムにおける通信メッセージ内容の品質向上を図ることが
できる。その結果、メッセージデータ受信装置及び送信
装置の使い勝手を向上することができる。
【0099】さらに、請求項4記載の発明によれば、受
信、あるいは、作成したメッセージデータが自動修正さ
れた場合に、使用者に対して当該メッセージデータの修
正箇所を報知することができるので、以後のメッセージ
データ作成の際に同様の作成ミスが生じることを抑制す
ることができるとともに、メッセージデータの確認、修
正作業に費やされる使用者の作業負担を軽減することが
できる。その結果、メッセージデータ受信装置及び送信
装置の使い勝手を向上することができる。
【0100】加えて、請求項6記載の発明によれば、受
信、あるいは、作成したメッセージデータについて、特
に、図13に示す定型文テーブルや図4に示す伝言文字
変換マトリックスを利用したメッセージデータについ
て、聴覚に基づくメッセージ内容の確認が可能となるこ
とから、従来のように使用者自らがメッセージデータの
解読を行い、メッセージ内容の確認を行う手間と時間が
省けるので、メッセージデータに対する確認、修正作業
に費やされる使用者の作業負担を軽減することができる
とともに、文字表示型ページャーのようにカナ文字やア
ルファベット文字の表示を行うためのドットマトリクス
表示パネルやカナ入力キー等を備えることなく、容易に
メッセージ内容の確認を行うことができる。その結果、
メッセージデータ受信装置及び送信装置の使い勝手と携
帯性を向上することができ、同時に、ローコスト化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線ページングシステムにおけるシステム構成
を示す図。
【図2】本発明を適用したページング受信機の外観図。
【図3】図2のページング受信機のブロック構成図。
【図4】図3のROMに格納される伝言文字変換マトリ
ックスを示す図。
【図5】図3の音声データROMに格納される音声出力
テーブルを示す図。
【図6】図3のROMに格納される単語音声出力コード
テーブルを示す図。
【図7】図3のRAMのメッセージデータに関するメモ
リ構成を示す図。
【図8】図3の制御部で実行されるメッセージ作成処理
のフローチャート。
【図9】図3の制御部で実行されるメッセージ送信処理
のフローチャート。
【図10】図3の制御部で実行されるメッセージ自動修
正処理のフローチャート。
【図11】図3の制御部で実行されるメッセージ受信処
理のフローチャート。
【図12】図2の表示部における受信メッセージデータ
の表示例。
【図13】図3のROMに格納される定型文テーブルを
示す図。
【図14】図3の音声データROMに格納される定型文
の音声出力コードテーブルを示す図。
【符号の説明】
1、9 ページング受信機 2 電話端末 3 局線 4 通信回線網 5 ページングサービス会社 6 コントロールセンター 7 通信回線 8 送信基地局 11 テンキー 12 音声出力キー 13 ダイアラ出力キー 14 セットキー 15 セレクトキー 16 モードキー 17 電源スイッチ 18 表示部 19 音声出力用スピーカ 20 スピーカ 21 アンテナ 22 受信回路 23 ID−ROM 24 デコーダ 25 キー入力部 26 音声データROM 27 ROM 28 RAM 28a メッセージデータメモリ 28b 修正メッセージデータメモリ 28c 修正箇所報知メモリ 28d 音声データメモリ 29 制御部 30 D/A変換部 31 トーン変換部 32 LED 33 バイブレータ 40 着信マーク 41 時刻表示部 42 音声出力マーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッセージデータを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記メッセージデータに
    ついて、所定修正基準に基づいて修正を施さなければな
    らないか否かを判別し、修正を施さなければならないと
    判別した場合は、前記所定修正基準に基づく所定修正方
    法に従って当該メッセージデータを修正する修正手段
    と、 前記修正手段により修正されたメッセージデータを出力
    手段に対応したデータ形態に変換して、当該出力手段に
    出力する変換手段と、 を備えたことを特徴とするメッセージデータ受信装置。
  2. 【請求項2】メッセージデータを作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された前記メッセージデータに
    ついて、所定修正基準に基づいて修正を施さなければな
    らないか否かを判別し、修正を施さなければならないと
    判別した場合は、前記所定修正基準に基づく所定修正方
    法に従って当該メッセージデータを修正する修正手段
    と、 前記修正手段により修正されたメッセージデータを出力
    手段に対応したデータ形態に変換して、当該出力手段に
    出力する変換手段と、 前記修正手段により修正されたメッセージデータを送信
    する送信手段と、 を備えたことを特徴とするメッセージデータ送信装置。
  3. 【請求項3】前記修正手段における所定修正基準は、前
    記変換手段によりメッセージデータを前記出力手段に対
    応したデータ形態に変換する際に、当該メッセージデー
    タにおいて表現不適切な箇所の有無を判別するものであ
    り、また、前記所定修正方法は、表現不適切な箇所に対
    応するデータを削除するものであり、 前記修正手段は、メッセージデータについて当該修正基
    準に基づいて修正を施さなければならないと判別した場
    合に、当該修正方法に従って当該メッセージデータに含
    まれる表現不適切な箇所に対応するデータを削除するこ
    とを特徴とする請求項1記載のメッセージデータ受信装
    置、または、請求項2記載のメッセージデータ送信装
    置。
  4. 【請求項4】前記修正手段によりメッセージデータが修
    正された場合に、当該メッセージデータの修正箇所を記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている前記メッセージデータの
    修正箇所を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のメッセージデ
    ータ受信装置、または、請求項2記載のメッセージデー
    タ送信装置。
  5. 【請求項5】前記変換手段は、メッセージデータを構成
    する文字指定コードや定型文指定コード、あるいは、数
    字データを対応する表示用データに変換するデータ変換
    フォーマットを備え、 前記出力手段は、前記変換手段から入力される表示用デ
    ータに基づいてメッセージデータを表示する表示手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のメッセージデー
    タ受信装置、または、請求項2記載のメッセージデータ
    送信装置。
  6. 【請求項6】前記変換手段は、メッセージデータを構成
    する文字指定コードや定型文指定コード、あるいは、数
    字データを対応する音声データに変換するデータ変換フ
    ォーマットを備え、 前記出力手段は、前記変換手段から入力される音声デー
    タに基づいて、音声によりメッセージを出力する音声出
    力手段を備えることを特徴とする請求項1記載のメッセ
    ージデータ受信装置、または、請求項2記載のメッセー
    ジデータ送信装置。
JP7266364A 1995-09-19 1995-09-19 メッセージデータ受信装置及び送信装置 Pending JPH0984080A (ja)

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