JPH0983823A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH0983823A JPH0983823A JP7233878A JP23387895A JPH0983823A JP H0983823 A JPH0983823 A JP H0983823A JP 7233878 A JP7233878 A JP 7233878A JP 23387895 A JP23387895 A JP 23387895A JP H0983823 A JPH0983823 A JP H0983823A
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Abstract
ドのときの画質劣化を低減する。 【解決手段】 カラーモード時には、マルチプレクサ1
11、112、201は空間フィルタ110、210、
310、410を並列に接続するように切替える。これ
によって各フィルタがそれぞれ入力色信号KCMYを処
理し、各フィルタ出力120、220、320、420
が得られる。黒の信号Kのみが入力する白黒モード時に
は、各マルチプレクサが切替えられて空間フィルタ11
0と210とが直列に接続される。これによって信号K
は2つのフィルタで順次処理されるので、画質劣化の少
いフィルタ出力120が得られる。
Description
プリンタ等において画像信号を処理する画像処理装置に
関し、特にカラー画像と白黒画像を共に扱う画像処理装
置に関する。
ディジタル白黒複写機及びディジタルカラー複写機等が
知られている。
カラーディジタル複写機は高価であるという問題があっ
た。また、白黒ディジタル複写機は、アナログ複写機並
のコストでの実現が可能となりつつあるが、白黒ディジ
タル複写機はアナログ複写機に比べて文字の品位が劣る
という問題があった。
性能なフィルタ演算を行えるようにすることを目的とす
る。
は、複数の空間フィルタ手段と、複数の色信号が入力し
たとき、各空間フィルタ手段を並列に接続してそれぞれ
が各色信号を処理するように成し、単一の色信号が入力
したとき、複数の空間フィルタ手段のうちの2個以上を
直列に接続し、この直列接続された空間フィルタ手段に
より、上記単一の色信号を処理するように成す切替手段
とを設けている。
ィルタ手段と、複数の色信号が入力したとき、各空間フ
ィルタ手段を並列に接続してそれぞれが各色信号を処理
するように成し、単一の色信号が入力したとき、複数の
空間フィルタ手段のうちの2個以上に上記単一の色信号
がそれぞれ入力するように成す切替手段とを設けてい
る。
ードと単色処理モードを有し、画像データに対してフィ
ルタ処理を行う空間フィルタ処理手段を備える画像処理
装置であって、上記空間フィルタ処理手段は複数の空間
フィルタ処理部を有し、上記カラー処理モードが設定さ
れた場合は、入力カラー画像データを構成する複数の色
成分データの各々に対して上記空間フィルタ処理部を用
いて並列にフィルタ処理し、上記単色処理モードが設定
された場合は、入力単色画像データに対して上記複数の
空間フィルタのうち2個以上の空間フィルタを用いてフ
ィルタ処理するようにしている。
に対して並列に動作するように複数の空間フィルタ手段
を並列に用い、単色モード時には、単色信号を複数の空
間フィルタ手段の2個以上を用いて処理することによ
り、等価的により高精度、より高性能なフィルタ演算を
コストアップすることなく実現可能となり、これによっ
て、単色画像でも高品位な画像再生が可能となる。
ーモードとを行うディジタル複写機に本発明を実施した
システムの形態を示す。図において、固体撮像素子等で
構成されるカラーセンサ2で読み取り得られたR.G.
B画像信号は、画像のムラをシェーディング補正部3で
均一に補正した後、センサフィルタの特性によって生じ
る歪を補正する色補正を色空間変換部4で行う。
た輝度RGB信号に対する処理を説明する。輝度RGB
信号を対数変換部8で8ビットの濃度レベルを有するC
MY(シアン、マゼンタ、イエロー)の信号に変換す
る。次にCMY信号を色補正部10により記録部16で
用いる色材の特性等に応じて色補正してK(黒)CMY
信号を出力する。さらに、必要に応じて変倍部11で変
倍する。
の補正及びモアレ除去を行った後、濃度調整をγ補正部
14で行う。次に中間調処理部15により8ビット画像
信号を1ビットに疑似中間調処理し、2値の画像信号を
記録部16に出力する。尚、外部IF1、5は8ビット
と1ビットの画像信号を外部に対して入出力するインタ
フェースである。操作部20は、例えばカラーモードや
白黒モード等の各モードの設定又は色補正の各種パラメ
ータの設定をユーザがマニュアルで行う。
成にある。図4は空間フィルタ部13の従来の構成を示
す。図4において、通常カラー印字を同時に行える装置
では、記録すべきKCMY4色の信号100、200、
300、400に各々に対して独立に空間フィルタ11
0、210、310、410を有している。
タ110の構成を示す。図5において、入力したK信号
100を遅延メモリ101、102、103、104を
用いて各々1ラインずつ遅延保持し、さらに各遅延メモ
リ101、102、103、104の出力信号及び入力
K信号100を各々1画素毎に5段のフリップフロップ
(図示せず)等で遅延保持することによって、各注目画
素を中心とする5×5画素の画像信号を同時に参照でき
る。その際、各隣接画素位置にCPU17により設定さ
れたフィルタの係数としての重み係数105を対応さ
せ、この係数105と画像信号との積和演算を行うこと
により、空間フィルタ出力120が得られる。尚、他の
空間フィルタ210、310、410も同様に構成され
ている。
間フィルタ部13の構成を示す。111、112、20
1はマルチプレクサであり、他の部分は図4と同一に構
成されている。
時には、マルチプレクサ111、112、210は図4
と実質的に同一構成となるように切替えられる。従って
各入力KCMY信号100、200、300、400が
各空間フィルタ110、210、310、410で処理
され、各フィルタ出力120、220、320、420
が得られる。
いては、黒のK信号100のみが有効であり、他の色の
CMY信号200、300、400は記録に使用されな
いとする。また、各マルチプレクサ111、112、2
01が切り替えられる。マルチプレクサ111は空間フ
ィルタ110で処理した信号をマルチプレクサ201に
出力し、マルチプレクサ201は上記信号をフィルタ2
10に入力する。空間フィルタ210でさらにフィルタ
処理された信号は、マルチプレクサ112を介してフィ
ルタ出力120として出力される。上述のように本実施
の形態では、カラー用に備えている空間フィルタを白黒
モード時に2段縦続接続して用いるようにしている。
程、所望する複雑なフィルタ特性が得られやすいが、同
様のフィルタ特性はより小さいサイズのフィルタを用い
て多重に処理することによっても得られる。本実施の形
態で用いるCPU17によって設定される重み係数(×
1/128)105の例を図6に示す。本実施の形態で
は、図1の空間フィルタ110に例えば図6の(A)を
用い空間フィルタ210に図6の(B)を用いる。
輝度RGB信号に対する処理を説明する。輝度RGB信
号に対して対数変換部8及び色補正部10の回路を用い
てRGB各成分信号を所定の割合で乗算し合成すること
により、入力信号の輝度成分を示す輝度信号Yを生成す
る。そして、カラーモード時と同様に変倍部11、空間
フィルタ部13及び中間調処理部15で各処理を行い、
記録部16に出力する。なお、輝度信号YはK線を通
り、上記各処理が行われる。
作部20はCPUバス21を通して各部と接続されてい
る。CPU17は、ROM18に格納されているプログ
ラムに基づきRAM19をワークメモリとして用いて、
操作部20によって設定されたモード等に基づき上記各
部を制御する。
ンチ)の画像に対してほぼ2本/mmの空間遮断周波数
を持つLPF(ローパスフィルタ)であり、図6の
(B)はほぼ4本/mmの空間周波数を中心とするBP
F(ハンドパスフィルタ)となる。従って、空間フィル
タ110、210の2段縦続処理により、ほぼ3本/m
mの空間周波数で1以上の利得を持ち、かつほぼ4本/
mmの遮断周波数で広域が抑圧された周波数特性が得ら
れる。この特性は定性的に網点画像に対してモアレ抑圧
の効果と文字の尖鋭度とを両立する優れたフィルタ特性
といえる。
0の組み合わせで可能であり、一般的に5×5画素領域
での空間フィルタを2回施すことで、ほぼ7×7画素領
域で行うのと同様のフィルタ処理が可能となる。また、
さらに空間フィルタ310、410を用いて2段、3段
の縦続処理とすることにより、コストアップすることな
く、等価的に11×11、13×13画素領域まで処理
範囲を広げることが可能となる。
ード時で用いる各色成分ごとに設定された空間フィルタ
を、白黒モード時では黒成分(輝度成分)に対して複数
用いることにより、白黒モード時において重要となる文
字の品位をコストアップすることなく、簡単な構成で上
げることができる。
形態を示す。図5において、113、201、301は
マルチプレクサ、114は演算部である。他の部分は、
図1、図4と同一に構成されている。
時には、第1の実施の形態と同様に、マルチプレクサ1
13、201、301は、各々入力されたKCMY信号
100、200、300、400を各空間フィルタ11
0、210、310、410で並列に処理し、各フィル
タ出力120、220、320、420が得られるよう
に切り替えられる。
113、201、301が切り替えられ空間フィルタ1
10は黒のK信号100を空間フィルタ110で処理し
て演算部114へ入力する。また、空間フィルタ210
は同じくK信号100を処理して演算部114へ入力す
る。さらに空間フィルタ310は同じくK信号100を
処理して演算部114へ入力する。この時空間フィルタ
110は例えば、図6(C)の重み係数105を用い、
空間フィルタ210は図6(D)の重み係数105を用
い、空間フィルタ310は図6(E)の重み係数105
を用いる。
100に対して各空間フィルタで独立にフィルタ演算を
行い、空間フィルタ110は600DPIの画像に対し
て6本/mmのBPFとなり、空間フィルタ210、3
10では、各々直行する4〜6本の細線に対する所謂ラ
プラシアン成分が得られる。演算器114は両ラプラシ
アン成分の比較を行い、いずれか一方を空間フィルタ1
10の出力に加算して出力する。このとき、マルチプレ
クサ113は演算部114の出力をK信号に対するフィ
ルタ出力120となるように切り替える。この処理は第
1の実施の形態と同様にモアレ抑圧のため、網点画像へ
の画像強調を抑え、文字細線の強調を適応的に行う例で
あり、やはりコストをあげることなく良好な結果が得ら
れる。
素の例であるが、さらに大きなフィルタで有るほどコス
トメリットは大きくなり、フィルタ演算のアルゴルに限
定されない。また、黒以外の他の単色に対しても適用が
可能である。また、第1、第2の実施の形態の組み合わ
せ、すなわち縦続と並列との組み合わせによっても同様
の効果が得られる。また、本発明はインクジェット、L
ED、レーザを用いた電子写真等、記録、表示方式に限
定されず、適用することができる。
ード時に複数色に対して並列に動作するように複数の空
間フィルタ手段を並列に接続し、単色モード時に単色信
号を複数の空間フィルタ手段の2個以上を用いて処理す
るように構成することにより、等価的により高精度、よ
り高性能なフィルタ演算をコストアップすることなく実
現することができる。また、これによって単色画像でも
高品位な画像再生が可能となる。
ある。
ある。
ロック図である。
である。
ある。
を示す構成図である。
クサ 120、220、320、420 フィルタ出力
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の空間フィルタ手段と、 複数の色信号が入力したとき、各空間フィルタ手段を並
列に接続してそれぞれが各色信号を処理するように成
し、単一の色信号が入力したとき、複数の空間フィルタ
手段のうちの2個以上を直列に接続し、この直列接続さ
れた空間フィルタ手段により、上記単一の色信号を処理
するように成す切替手段とを備えた画像処理装置。 - 【請求項2】 複数の空間フィルタ手段と、 複数の色信号が入力したとき、各空間フィルタ手段を並
列に接続してそれぞれが各色信号を処理するように成
し、単一の色信号が入力したとき、複数の空間フィルタ
手段のうちの2個以上に上記単一の色信号がそれぞれ入
力するように成す切替手段とを備えた画像処理装置。 - 【請求項3】 上記2個以上の空間フィルタ手段の出力
を用いて所定の演算を行う演算手段を設けた請求項2記
載の画像処理装置。 - 【請求項4】 カラー処理モードと単色処理モードを有
し、 画像データに対してフィルタ処理を行う空間フィルタ処
理手段を備える画像処理装置であって、 上記空間フィルタ処理手段は複数の空間フィルタ処理部
を有し、 上記カラー処理モードが設定された場合は、入力カラー
画像データを構成する複数の色成分データの各々に対し
て上記空間フィルタ処理部を用いて並列にフィルタ処理
し、 上記単色処理モードが設定された場合は、入力単色画像
データに対して上記複数の空間フィルタのうち2個以上
の空間フィルタを用いてフィルタ処理することを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項5】 上記単色処理モードが設定された場合
は、上記2個以上の空間フィルタを直列に接続すること
を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 上記単色処理モードは、白黒処理モード
であることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 上記白黒処理モード時は、2個以上の空
間フィルタを用いることによりモアレを抑圧し、エッジ
の尖鋭度を上げることを特徴とする請求項6記載の画像
処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JPH0983823A true JPH0983823A (ja) | 1997-03-28 |
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ID=16961987
Family Applications (1)
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JP23387895A Expired - Fee Related JP3658052B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 画像処理装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007293431A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Megachips Lsi Solutions Inc | 画像処理装置 |
JP2009527159A (ja) * | 2006-02-14 | 2009-07-23 | オーセ プリンティング システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 画像をスキャンする方法および装置 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23387895A patent/JP3658052B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9047694B2 (en) | 2006-04-21 | 2015-06-02 | Megachips Corporation | Image processing apparatus having a plurality of image processing blocks that are capable of real-time processing of an image signal |
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