JPH0983395A - 多重放送受信機 - Google Patents

多重放送受信機

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JPH0983395A
JPH0983395A JP25473595A JP25473595A JPH0983395A JP H0983395 A JPH0983395 A JP H0983395A JP 25473595 A JP25473595 A JP 25473595A JP 25473595 A JP25473595 A JP 25473595A JP H0983395 A JPH0983395 A JP H0983395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic information
key
multiplex
memory
multiplex broadcast
Prior art date
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Pending
Application number
JP25473595A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kono
繁 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
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Publication of JPH0983395A publication Critical patent/JPH0983395A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AM受信機による交通情報可聴地域以外の地
域でも交通情報を得ることができ、しかも、その交通情
報を得るための操作が容易である多重放送受信機を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 交通情報キーが押されると、交通情報を
送信している放送局を選局し、その交通情報を音声出力
するAM受信機と、FM多重放送を受信し、この受信し
た情報を所定のメモリに格納し、この格納された情報を
所定の表示手段に表示するFM多重放送受信機と、交通
情報キーが押されると、FM多重放送受信機が受信し上
記メモリに格納されている交通情報を上記表示手段に表
示させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重放送受信機に
係り、特に、交通情報を表示する多重放送受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のAM受信機には、交通情報キーが
設けられ、この交通情報キーを押すと、その受信周波数
が1620kHzまたは1629kHzに設定され、音
声による交通情報を聞くことができる。しかし、AM受
信機で交通情報を得ることができる地域が限られている
ので、車載AM受信機によって交通情報を聞きながら走
行し、この受信可能地域を通過した後は、その交通情報
を聞くことができなくなる。
【0003】一方、FM多重放送受信機は、FM放送の
サブキャリアによって搬送されたデジタル信号を受信
し、この受信した情報を、メモリに格納するとともにデ
ィスプレイに表示するものである。そして、上記FM多
重放送の1つに交通情報があり、FM多重放送受信機で
受信した情報の中から交通情報を選択し、ディスプレイ
に表示させれば、走行中に交通情報を見ることができ
る。
【0004】また、FM多重放送の受信エリアが非常に
広いので、どこでもFM多重放送を受信できるという点
と、交通情報をメモリに記憶させておくことができるの
で、たとえトンネル等に入っても得た交通情報が失われ
ないという点とによって、走行の途中で交通情報を得る
ことができなくなるという心配が無くなる。
【0005】ここで、交通情報をディスプレイに表示さ
せるには、まず、FM多重キーを押し、ディスプレイ中
に「交通情報」が表示されるまで何回かスクロールキー
を押し、「交通情報」が表示されたときに、その「交通
情報」に対応する番号のキーを押す。これら一連の動作
によって、ディスプレイに交通情報が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にFM多重放送受信機を使用して交通情報を得るために
は、上記の一連の操作が必要であり、少なくとも4回の
キー操作を必要とする。つまり、FM多重キーを1回押
し、ディスプレイ中に「交通情報」が表示されるまでス
クロールキーを少なくとも2回押し、「交通情報」が表
示された後に、その「交通情報」に対応する番号のキー
を1回押す。このように、4回もキー操作を実行するこ
とは煩雑であり、しかも、自動車の運転中における4回
のキー操作はさらに煩雑であるという問題がある。
【0007】本発明は、AM受信機による交通情報可聴
地域以外の地域でも交通情報を得ることができ、しか
も、その交通情報を得るための操作が容易である多重放
送受信機を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、交通情報キー
が押されると、交通情報を送信している放送局を選局
し、その交通情報を音声出力するAM受信機と、FM多
重放送を受信し、この受信した情報を所定のメモリに格
納し、この格納された情報を所定の表示手段に表示する
FM多重放送受信機と、交通情報キーが押されると、F
M多重放送受信機が受信し上記メモリに格納されている
交通情報を上記表示手段に表示させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例を示す多重放送受信機1のブロック図である。
【0010】多重放送受信機1は、FMチューナを有し
高周波増幅を行うFMフロントエンド11と、中間周波
増幅を行うIF段12と、AMチューナ13と、FM信
号成分とAM信号成分とを切り換えるセレクタ14と、
増幅器15と、スピーカ16とを有する。
【0011】また、多重放送受信機1は、76kHzフ
ィルタ21とデコーダ22とCPU30とメモリ31と
を有する。76kHzフィルタ21は、IF段12のデ
ィテクタ出力信号(コンポジット信号)から76kHz
成分(FM放送のサブキャリアによって搬送されたデジ
タル信号)のみを通過させるフィルタであり、デコーダ
22は、フィルタ21を通過したデジタル信号を復号す
るデコーダである。CPU30は、多重放送受信機1の
全体を制御するとともに、デコーダ22から入力したF
M多重放送の情報(デジタルデータ)をメモリ31に記
憶させるものである。
【0012】さらに、多重放送受信機1は、ヘッドユニ
ット40と、PLL51と、LPF52とを有する。ヘ
ッドユニット40は、FM多重で受信した情報を表示す
るLCD41と、交通情報を送信する放送局の周波数に
受信周波数を合わせるために押す交通情報キー42とを
有する。LPF52は、PLL51の出力信号から同調
電圧信号を出力するローパスフィルタである。
【0013】なお、AMチューナ13と、アンプ15
と、スピーカ16とは、交通情報キーが押されると、交
通情報を送信している放送局を選局し、その交通情報を
音声出力するAM受信機の例である。FMフロントエン
ド11と、IF段12と、76kHzフィルタ21と、
デコーダ22と、CPU30と、ヘッドユニット40と
は、FM多重放送を受信し、この受信した情報を所定の
メモリに格納し、この格納された情報を所定の表示手段
に表示するFM多重放送受信機の例である。さらに、C
PU30は、交通情報キーが押されると、FM多重放送
受信機が受信しメモリに格納されている交通情報を表示
手段に表示させる制御手段の例である。
【0014】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0015】図2は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0016】まず、交通情報キー42が押されると、ヘ
ッドユニット40がCPU30にTRFコマンドを送出
し、CPU30がTRFコマンドを受信すると(S
1)、CPU30は、AMチューナ13の受信周波数を
たとえば1620kHzにセットする(S2)。つま
り、交通情報キー42を押すことによってCPU30が
TRFコマンドを受信すると、CPU30は、受信周波
数1620kHzに対応する同調電圧信号をLPF52
が出力するような制御信号をPLL51に送出し、PL
L51はその制御信号を安定的に出力し、この制御信号
のうち不要な高周波成分がLPF52で除去され、AM
チューナ13に送られる。AMチューナ13は、上記同
調電圧信号によってその受信周波数が1620kHzに
セットされ、AMチューナ13で交通情報を送信する放
送局が選局され、セレクタ14、アンプ15を介して、
交通情報の信号がスピーカ16に送られ、スピーカ16
からその交通情報の音声が流れる。
【0017】一方、交通情報キー42が押されると、C
PU30は、メモリ31に格納してあるFM多重放送の
情報のうちで、交通情報を読み出し、この読み出された
交通情報をヘッドユニット40に送り、ヘッドユニット
40は、受信した交通情報をLCD41で文字表示す
る。
【0018】したがって、上記実施例において、交通情
報キー42が押されると、AM受信機が受信した交通情
報がスピーカ16から音声出力され、これと同時に、F
M多重で受信した交通情報がLCD41に文字表示され
る。そして、その後、1620kHzの交通情報受信可
能地域から離れた場合でも、LCD41に文字等で表示
されている交通情報を見ることによって交通情報を得る
ことができる。
【0019】また、上記実施例において、交通情報キー
42が押されときにおける多重放送受信機1の位置が、
1620kHzの交通情報受信可能地域から離れた地域
であった場合には、AM受信機によって交通情報を受信
することができないが、それまでには、FM多重の交通
情報を受信しており、メモリ31に格納されているの
で、メモリ31から読み出した交通情報がLCD41に
表示されており、このLCD41を見ることによって交
通情報を得ることができる。
【0020】さらに、上記実施例において、交通情報キ
ー42を押しさえすれば、LCD41に交通情報を表示
させることができるので、つまり、ワンタッチの動作に
よってLCD41に交通情報を表示させることができる
ので、FM多重による交通情報を見るための操作が極め
て容易である。
【0021】次に、図2に示すフローチャートに戻り、
交通情報の更新動作について説明する。
【0022】上記のようにFM多重の交通情報をディス
プレイ41に表示した(S3)後、30分間カウンタ
(CPU30がこのカウンタの機能を発揮している)の
カウント動作を開始し(S11)、この30分間が経過
すると(S12)、上記30分間カウンタをクリアし
(S13)、数秒間、オーディオをミュートし(S1
4)、FMモードに移行し、FM多重受信が可能な放送
局をサーチし(S15)、この間に、LCD41に「デ
ータ取得中」である旨を表示する(S16)。サーチし
た結果、FM多重放送を受信できたならば(S21)、
CPU30は、メモリ31に格納してあるデータを更新
し(S22)、この更新されたデータの中から、新しい
交通情報を読み出し、この読み出された新たな交通情報
をLCD41に表示し(S23)、S11に戻り、30
分間のカウントを再び開始する。
【0023】もし、FM多重受信が可能な放送局をサー
チしても(S15)、正常に受信できる放送局をサーチ
できない場合には(S21)、LCD41にそれまで表
示されている古い交通情報をそのまま表示しながら、
「データの更新が不可である」旨を表示する(S2
4)。
【0024】なお、S14においてオーディオをミュー
とするのは、FM多重受信によるデータを取得するため
には数秒間の時間を必要とし、この間に、それまでの音
声とは異なる音声が突然発生されることを防止するため
であり、その間、スピーカ15から音が出ないようにす
るためである。
【0025】上記実施例において、FM多重放送の受信
内容を30分間毎に更新しているが、30分間以外の時
間毎に更新するようにしてもよい。
【0026】また、上記実施例において、交通情報キー
42が押される前に、メモリ31にFM多重放送を受信
し、この受信されたデータを格納しているが、このよう
にする代わりに、交通情報キー42が押された後に、F
M多重放送を改めて受信し、このときに受信されたデー
タをメモリ31に格納し、この格納されたデータの中か
ら交通情報を読み出し、LCD41に表示するようにし
てもよい。
【0027】上記実施例において、交通情報を受信する
周波数が1620kHzであるとして説明したが、16
29kHz等他の周波数が交通情報を受信する周波数で
ある場合も、上記と同様である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、AM受信機による交通
情報可聴地域以外の地域でも交通情報を得ることがで
き、しかも、その交通情報を得るための操作が容易であ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多重放送受信機1のブ
ロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11…FMフロントエンド、 13…AMチューナ、 21…76kHzフィルタ、 30…CPU、 31…メモリ、 30…ヘッドユニット、 41…LCD、 42…交通情報キー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通情報キーが押されると、交通情報を
    送信している放送局を選局し、その交通情報を音声出力
    するAM受信機と;FM多重放送を受信し、この受信し
    た情報を所定のメモリに格納し、この格納された情報を
    所定の表示手段に表示するFM多重放送受信機と;上記
    交通情報キーが押されると、上記FM多重放送受信機が
    受信し上記メモリに格納されている交通情報を上記表示
    手段に表示させる制御手段と;を有することを特徴とす
    る多重放送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記交通情報キーが押される前に、上記FM多重受信機
    が上記FM多重放送を受信し、この受信した情報を上記
    所定のメモリに格納していることを特徴とする多重放送
    受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記所定のメモリに格納してある上記交通情報を所定時
    間毎に更新することを特徴とする多重放送受信機。
JP25473595A 1995-09-06 1995-09-06 多重放送受信機 Pending JPH0983395A (ja)

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JP25473595A Pending JPH0983395A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 多重放送受信機

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210