JP2002196088A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP2002196088A
JP2002196088A JP2000394380A JP2000394380A JP2002196088A JP 2002196088 A JP2002196088 A JP 2002196088A JP 2000394380 A JP2000394380 A JP 2000394380A JP 2000394380 A JP2000394380 A JP 2000394380A JP 2002196088 A JP2002196088 A JP 2002196088A
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Shigeru Kaneko
繁 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米国などのように複数の標準時を持つ地域で
行われるデジタルラジオ放送を受信する受信機で、ユー
ザが時差の入力という煩わしい判断および操作をしなく
ても、受信された時刻情報をもとに表示される時刻を常
に、放送を受信する現地の時刻に一致させることができ
るようにする。 【解決手段】 受信機のCPUは、音声情報に多重され
た時刻情報を受信したら、RAMから差分時間情報を読
み出して、受信した時刻情報に加算し、その加算結果の
現地時刻情報によって、時刻表示部161に現地時刻を
表示する。ユーザは、ジョグダイヤルを操作して、時刻
表示部161に表示された現地時刻を、放送を受信する
現地の時刻に合わせるように修正する。このときユーザ
は、「時」の単位の数字のみを変更すればよい。CPU
は、RAM上の差分時間情報をユーザの修正分だけプラ
ス方向またはマイナス方向に修正する。CPUは以後、
受信した時刻情報に修正後の差分時間情報を加算し、そ
の加算結果の現地時刻情報によって、時刻表示部161
に修正後の現地時刻を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声情報(音響
情報)に時刻情報を含む付加情報が多重されたデジタル
ラジオ放送などのような、時刻情報が多重された放送を
受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルラジオ放送は、欧州では、Eu
reka147方式のDAB(Digital Aud
io Broadcasting)として、すでに放送
が開始されており、日本や米国などでも、放送が考えら
れている。
【0003】デジタルラジオ放送では、音楽などの音声
情報を高品質で伝送することができるだけでなく、時刻
情報および番組に関連するテキストデータや画像ファイ
ルなどの付加情報を、主情報である音声情報に多重して
放送することができる。
【0004】付加情報としては、時刻情報のほか、
(1)番組を識別する情報として、サービスID(識別
情報)、放送局名、番組名、番組カテゴリーなどの情
報、(2)番組内容に関する情報として、音楽番組であ
れば、アーティスト名や曲名などの情報、(3)その他
の付随情報(追加情報)、が考えられている。
【0005】付随情報は、例えば、音楽番組であれば、
番組で放送される曲の歌詞や、番組に出演するアーティ
ストのコンサートに関する事柄などを示すテキストデー
タであるが、例えば、番組で放送される曲が記録されて
いるCDのジャケットの画像をJPEG(Joint
Photographic Experts Grou
p)圧縮し、そのJPEGファイルの実データと、JP
EGファイルであることを示すヘッダ情報とを、付加情
報の一部の付随情報として放送することも可能である。
【0006】このようなデジタルラジオ放送を受信する
受信機では、番組を受信したとき、時刻情報を含む付加
情報が、LCD(液晶ディスプレイ)などのディスプレ
イ上に表示されるように構成される。
【0007】この場合、日本などのように単一の標準時
しか持たない地域で行われる放送については、時刻情報
として、その単一の標準時を用い、受信機では、その時
刻情報が示す時刻を、そのまま表示すればよい。サマー
タイム制度を導入する場合でも、時刻情報としてサマー
タイムを用いればよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、米国などのよ
うに複数の標準時を持つ地域で行われる放送について
は、時刻情報が示す時刻と、受信機によって放送を受信
する現地の時刻との間に、時差を生じる。
【0009】例えば、米国には、東部諸州の東部標準
時、中部諸州の中央標準時、山岳部諸州の山岳標準時、
太平洋岸諸州の太平洋標準時、アラスカ州のアラスカ標
準時、およびハワイ州のハワイ標準時があり、この順序
で順次、1時間ずつ遅れている。
【0010】そのため、米国で行われる放送について、
時刻情報として、協定世界時(Universal T
ime Coordinated,以下、UTCと略
す)を用いる場合には、時刻情報が示す時刻と現地時刻
との間に、6通りの時差が存在することになり、時刻情
報として、例えば中部諸州の中央標準時を用いる場合で
も、時刻情報が示す時刻と現地時刻との間に、5通りの
時差が存在することになる。
【0011】そのため、受信した時刻情報をもとに現地
時刻を表示させるときには、ユーザは、放送を受信する
現地に応じて、時刻情報が示す時刻と現地時刻との間の
時差を受信機に入力する必要があり、受信機の制御部
は、受信した時刻情報に、その時差情報を加算すること
によって現地時刻情報を算出し、現地時刻を表示する必
要がある。
【0012】しかしながら、ユーザは、それぞれの地域
(現地)での時差が分からない場合も多く、それを調べ
て入力するのは煩わしいとともに、受信機としても、時
刻表示部のほかに時差入力部を設けなければならず、受
信機のユーザインタフェースが複雑となる。
【0013】受信機内に幾つかの時差情報を保持してお
いて、いずれかをユーザに選択させることも考えられる
が、この場合でも、ユーザは、いずれを選択したら良い
か、判断に迷うことがある。
【0014】また、ある地域でサマータイム制度を導入
していると、サマータイム・シーズンであるか否かによ
って時差が変わるので、ユーザは煩雑な判断を強いられ
るとともに、同一の標準時の地域内で、サマータイム制
度を導入している州と導入していない州とがあると、い
ずれの州であるかによって時差が変わるので、やはりユ
ーザは煩雑な判断を強いられる。
【0015】そこで、この発明は、ユーザが時差の入力
という煩わしい判断および操作をしなくても、受信され
た時刻情報をもとに表示される時刻を常に、放送を受信
する現地の時刻に一致させることができるようにしたも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の受信機では、
時刻情報が多重された放送を受信する受信部と、この受
信部で受信された時刻情報をもとに時刻が表示される時
刻表示部と、この時刻表示部に表示された時刻を、前記
放送を受信する現地の時刻に合わせるように修正する操
作手段と、その修正された後の時刻と、前記受信部で受
信された時刻情報が示す時刻との差分の時間を算出し
て、その差分時間情報を記憶手段に保持する制御部と、
を備えるものとする。
【0017】このように構成した、この発明の受信機で
は、ユーザは、受信した時刻情報が示す時刻と現地時刻
との間の時差を入力する必要はなく、時刻表示部に表示
された時刻を現地時刻に合わせるように修正することに
よって現地時刻を入力すればよい。現地時刻は、現地の
各所の時刻表示から容易に知ることができる。
【0018】これによって、受信機の制御部が、その修
正された後の時刻と受信された時刻情報が示す時刻との
差分の時間を算出して、その差分時間情報を記憶手段に
保持し、以後、受信された時刻情報に、その記憶手段に
保持されている差分時間情報を加算し、その加算結果の
時刻情報によって時刻表示部に現地時刻を表示する。
【0019】したがって、ユーザは、時差の入力という
煩わしい判断および操作をする必要がないとともに、受
信機としても、時刻表示部のほかに時差入力部を設ける
必要がない。
【0020】
【発明の実施の形態】〔受信機の構成〕図1は、この発
明の受信機の一例を示し、音声情報に付加情報が多重さ
れたデジタルラジオ放送を受信するものである。
【0021】デジタルラジオ放送では、PCM(パルス
符号変調)によってデジタル化した音声情報を、MPE
G(Moving Picture Experts
Group)−1 Audio Layer−IIなどの
圧縮方式によって圧縮符号化し、さらに伝送路符号化
(誤り訂正の機能の付加)するとともに、時刻情報を含
む付加情報を伝送路符号化して、音声情報と付加情報を
多重化し、その多重化された信号を、OFDM(Ort
hogonal Frequency Divisio
n Multiplex)などの変調方式によって変調
し、RF信号に変換して送信する。
【0022】受信機100では、アンテナ111で受信
された放送信号が、チューナ部112で、選択され、周
波数変換され、復調された上で、伝送路復号化部113
で、伝送路復号化され、さらに音声情報については、オ
ーディオ復号化部114で、伸長復号化され、D/A変
換部115で、アナログ音声信号に変換され、オーディ
オアンプ116,117で、アナログ音声信号が増幅さ
れて、スピーカ118,119に供給される。
【0023】受信機100は、車載機やポータブル機な
どとして構成することができ、車載機として構成する場
合には、スピーカ118,119として、車に設けられ
たスピーカが用いられ、ポータブル機として構成する場
合には、例えば、スピーカ118,119の代わりに、
ヘッドホンやイヤホンが接続される。
【0024】時刻情報を含む付加情報は、伝送路復号化
部113で伝送路復号化された後、システムコントロー
ラ120に取り込まれる。
【0025】システムコントローラ120は、CPU1
21を備え、そのバス122に、後述の各種の処理ルー
チンを含むプログラムや、付加情報の表示用の文字フォ
ントなどの固定データが格納されたROM123、およ
びCPU121のワークエリアや後述の差分時間情報の
保持用メモリなどとして機能するRAM124が接続さ
れる。
【0026】また、バス122には、付加情報の記録用
のメモリ130が接続される。ただし、メモリ130と
して、RAM124の一部のエリアを用いることもでき
る。メモリ130としては、比較的小容量のものが用い
られ、そのため、メモリ130が一杯になったときに
は、古い付加情報が消去されて、新たな付加情報が記録
されるように構成される。
【0027】さらに、バス122には、各種のボタンや
ジョグダイヤルからなる操作部140、およびLCD駆
動部150が接続され、LCD駆動部150に、LCD
160が接続される。
【0028】図2は、受信機の外観の一例を示す。この
例では、受信機100の正面部に、LCD160が設け
られるとともに、電源ボタン141、プリセットボタン
143、記録ボタン145、および表示切替ボタン14
7が設けられ、受信機100の上部に、ジョグダイヤル
149が設けられる。
【0029】プリセットボタン143は、受信機100
に対して各種の設定を行うための操作手段であり、記録
ボタン145は、付加情報をメモリ130に記録するた
めの操作手段であり、表示切替ボタン147は、LCD
160上の表示を切り替えるための操作手段であり、ジ
ョグダイヤル149は、選択用プッシュスイッチ一体型
のダイヤルであって、回転と押下の2つの操作を行うこ
とができ、左方向または右方向に回転させることによっ
てLCD160上の表示をスクロールすることができ、
押下することによって選択を行うことができるものであ
る。
【0030】〔現地時刻表示、時刻表示調整、差分時間
情報取得〕受信機100で受信するデジタルラジオ放送
は、例えば米国で行われるものとし、音声情報に多重さ
れる時刻情報は、例えばUTCを用いるものとする。
【0031】CPU121は、この時刻情報に基づい
て、図3に示すような現地時刻表示処理ルーチンによっ
て、LCD160の一部の領域の時刻表示部に現地時刻
を表示する。
【0032】すなわち、図3の現地時刻表示処理ルーチ
ン10では、CPU121は、まずステップ11で、受
信された時刻情報を取得し、次にステップ12に進ん
で、RAM124から差分時間情報を読み出し、次にス
テップ13に進んで、時刻情報に差分時間情報を加算
し、次にステップ14に進んで、時刻情報と差分時間情
報の加算結果の現地時刻情報によって、時刻表示部に現
地時刻を表示する。
【0033】受信された時刻情報が示す時刻(UTC)
をTu、これに加算される差分時間情報が示す差分時間
をΔtとすると、現地時刻情報によって時刻表示部に表
示される現地時刻Taは、 Ta=Tu+Δt …(1) で表される。ただし、差分時間Δtは、プラス、マイナ
ス、いずれもあり得る。
【0034】RAM124に保持された差分時間情報が
示す差分時間Δtは、受信機100の出荷時には、ゼロ
とされ、あるいは例えばUTCと中部諸州の中央標準時
との間の時差分とされる。したがって、受信機100の
出荷直後には、現地時刻Taとして、UTCが表示さ
れ、あるいは例えば中部諸州の中央標準時が表示され
る。
【0035】これに対して、ユーザが、後述のように、
この時刻表示部に表示された現地時刻を、受信機100
によって放送を受信する現地の時刻に合わせるように修
正することによって、CPU121は、図4に示すよう
な時刻表示調整処理ルーチンによって、時刻表示部に表
示される現地時刻を修正する。
【0036】すなわち、図4の時刻表示調整処理ルーチ
ン20では、CPU121は、まずステップ21で、後
述の差分時間情報取得処理ルーチンによって差分時間情
報取得処理を実行し、次にステップ22に進んで、現地
時刻の修正が終了したか否かを判断し、修正が終了して
いなければ、ステップ21に戻って、差分時間情報取得
処理を続行し、修正が終了したら、時刻表示調整処理を
終了する。
【0037】図5は、ステップ21での差分時間情報取
得処理ルーチンを示す。この差分時間情報取得処理ルー
チン30では、CPU121は、まずステップ31で、
図3に示した現地時刻表示処理ルーチン10によって現
地時刻表示処理を実行し、上述したようにLCD160
の一部の領域の時刻表示部161に現地時刻を表示す
る。
【0038】ユーザは、その表示を見て、現地時刻とし
て表示された時刻が、そのとき放送を受信する現地の時
刻と異なる場合には、表示された時刻を、そのときの現
地時刻に合わせるように修正する。例えば、現地時刻と
して表示された時刻が「午後10時23分」であると
き、現在の現地時刻が「午後11時」台であれば、
「時」の位の「10」を「11」に変更し、現在の現地
時刻が「午後9時」台であれば、「時」の位の「10」
を「9」に変更する。
【0039】UTCと各地域の標準時との間の時差、お
よび各地域の標準時の間の時差は、「時」単位であっ
て、分単位または秒単位ではないので、ユーザは「時」
の位の数字のみを変更すればよい。
【0040】ただし、現在の現地時刻によっては、「P
M」を「AM」に変更し、または「AM」を「PM」に
変更する。また、時刻表示部161に日付も表示される
場合には、現在の現地時刻によっては、日付も変更す
る。もっとも、「AM」と「PM」との間の変更や日付
の変更は、システムコントローラ120が、「時」の位
の数字の変更から判断して行うように構成することもで
きる。
【0041】この例では、ユーザは、上記のような現地
時刻の修正を、ジョグダイヤル149によって行う。具
体的に、ジョグダイヤル149を右方向に回転させるこ
とによって、「時」の位の数字を1ずつ増加させ、ジョ
グダイヤル149を左方向に回転させることによって、
「時」の位の数字を1ずつ減少させることができ、正し
い数字を表示させた後、ジョグダイヤル149を押下す
る。
【0042】CPU121は、ステップ31で時刻表示
部161に現地時刻を表示した後、ステップ32に進ん
で、ユーザが時刻表示部161に表示された時刻を修正
したか否かを判断し、修正していなければ、一旦、差分
時間情報取得処理を終了する。
【0043】上記のようにユーザが時刻表示部161に
表示された時刻を修正したときには、CPU121は、
ステップ32からステップ33に進んで、その修正がプ
ラス方向かマイナス方向かを判断する。
【0044】そして、「10時」を「11時」に修正し
たときのように、ユーザがプラス方向の修正をした場合
には、ステップ33からステップ35に進んで、RAM
124上の差分時間情報を、ユーザの修正分だけプラス
方向に修正し、さらにステップ36に進んで、図3の現
地時刻表示処理ルーチン10を実行して、受信された時
刻情報に修正後の差分時間情報を加算し、その加算結果
の現地時刻情報によって、時刻表示部161に修正後の
現地時刻を表示する。
【0045】逆に、「10時」を「9時」に修正したと
きのように、ユーザがマイナス方向の修正をした場合に
は、ステップ33からステップ38に進んで、RAM1
24上の差分時間情報を、ユーザの修正分だけマイナス
方向に修正し、さらにステップ39に進んで、図3の現
地時刻表示処理ルーチン10を実行して、受信された時
刻情報に修正後の差分時間情報を加算し、その加算結果
の現地時刻情報によって、時刻表示部161に修正後の
現地時刻を表示する。
【0046】図4の時刻表示調整処理ルーチン20のス
テップ22では、CPU121は、ステップ21で以上
のような差分時間情報取得処理ルーチン30を実行した
後、ジョグダイヤル149が押下されたか否かを判断す
ることによって、上述したように現地時刻の修正が終了
したか否かを判断する。
【0047】以上のように、ユーザは、時差の入力とい
う煩わしい判断および操作をしなくても、時刻表示部1
61に表示された時刻を、東部諸州では東部標準時、中
部諸州では中央標準時、山岳部諸州では山岳標準時、太
平洋岸諸州では太平洋標準時、というように、放送を受
信する現地の時刻に合わせるように修正するだけで、受
信された時刻情報をもとに時刻表示部161に表示され
る時刻を常に現地時刻に一致させることができる。
【0048】放送を受信する現地では、サマータイム制
度を導入していて、サマータイム・シーズンであるか否
かによって時差が変わる場合でも、ユーザは、その現地
の現在の時刻を入力すればよく、また、サマータイム制
度を導入している州と導入していない州とがあって、い
ずれの州であるかによって時差が変わる場合でも、ユー
ザは、その現地の現在の時刻を入力すればよい。
【0049】そして、現地の現在の時刻は、現地の各所
の時刻表示から容易に知ることができる。
【0050】また、受信機100としても、時刻表示部
161のほかに時差入力部を設ける必要がなく、受信機
100のユーザインタフェースを簡潔かつ一元的に構成
することができる。
【0051】さらに、この例のように、時刻表示部16
1に表示された時刻を修正する操作手段としてジョグダ
イヤル149を用いる場合には、容易な操作手順によっ
て時刻を修正することができる。
【0052】〔付加情報の記録および表示〕上述した受
信機100では、番組の受信中にユーザが記録ボタン1
45を押すと、CPU121は、図6に示すような付加
情報記録処理ルーチンによって、受信中の番組の付加情
報をメモリ130に記録する。
【0053】すなわち、図6の付加情報記録処理ルーチ
ン50では、CPU121は、まずステップ51で、受
信した番組の付加情報を取得し、次にステップ52に進
んで、時刻情報については、RAM124上の差分時間
情報を加算することなく、受信された時刻情報のまま、
付加情報をメモリ130に記録する。
【0054】このようにメモリ130に付加情報が記録
された状態で、ユーザが表示切替ボタン147の操作な
どによって呼出操作をすると、CPU121は、図7に
示すような付加情報表示処理ルーチンによって、メモリ
130から付加情報を読み出し、LCD160上に表示
する。
【0055】すなわち、図7の付加情報表示処理ルーチ
ン60では、CPU121は、まずステップ61で、メ
モリ130から付加情報を読み出し、次にステップ62
に進んで、付加情報中の時刻情報に、RAM124上の
差分時間情報を加算し、次にステップ63に進んで、時
刻情報については、差分時間情報が加算された結果の現
地時刻情報として、付加情報をLCD160上に表示す
る。
【0056】メモリ130への記録時に、差分時間情報
を加算し、呼び出し時には、メモリ130から読み出し
た現地時刻情報を、そのままLCD160上に表示する
ことも考えられるが、そうすると、例えば、東部諸州で
受信したとき記録した付加情報を、太平洋岸諸州に移動
して呼び出す場合には、LCD160上に表示される時
刻が現地時刻に一致しなくなる。
【0057】これに対して、上述したように、メモリ1
30への記録時には、差分時間情報を加算せず、呼び出
し時に、メモリ130から読み出した時刻情報に差分時
間情報を加算し、その加算結果の現地時刻情報をLCD
160上に表示する場合には、記録した付加情報を、い
ずれの地域に移動して呼び出す場合でも、ユーザが上記
のような修正を行うことによって、LCD160上に表
示される時刻が現地時刻に一致するようになる。
【0058】〔他の実施形態〕上述した例は、受信機1
00が内部に時計を持たない場合であるが、受信機が内
部に時計を有する場合でも、この発明を適用することが
でき、この場合には、受信した時刻情報に差分時間情報
を加算した結果の現地時刻情報によって、その時計をセ
ットするように構成すればよい。
【0059】また、操作部140の具体的構成は、図2
に示して上述した例に限らず、適宜変更することができ
る。
【0060】さらに、上述した実施形態は、音声情報に
時刻情報を含む付加情報が多重されたデジタルラジオ放
送を受信する場合であるが、この発明は、デジタルラジ
オ放送に限らず、映像情報(および音声情報)に時刻情
報を含む付加情報が多重されたデジタルテレビ放送な
ど、一般に時刻情報が多重された放送を受信する場合に
適用することができる。
【0061】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、ユ
ーザが時差の入力という煩わしい判断および操作をしな
くても、受信された時刻情報をもとに表示される時刻を
常に、放送を受信する現地の時刻に一致させることがで
きる。しかも、受信機としても、時刻表示部のほかに時
差入力部を設ける必要がなく、受信機のユーザインタフ
ェースを簡潔かつ一元的に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の受信機の一例の機能構成を示す図で
ある。
【図2】この発明の受信機の一例の外観を示す図であ
る。
【図3】CPUが行う現地時刻表示処理ルーチンの一例
を示す図である。
【図4】CPUが行う時刻表示調整処理ルーチンの一例
を示す図である。
【図5】CPUが行う差分時間情報取得処理ルーチンの
一例を示す図である。
【図6】CPUが行う付加情報記録処理ルーチンの一例
を示す図である。
【図7】CPUが行う付加情報表示処理ルーチンの一例
を示す図である。
【符号の説明】
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省
略する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻情報が多重された放送を受信する受信
    部と、 この受信部で受信された時刻情報をもとに時刻が表示さ
    れる時刻表示部と、 この時刻表示部に表示された時刻を、前記放送を受信す
    る現地の時刻に合わせるように修正する操作手段と、 その修正された後の時刻と、前記受信部で受信された時
    刻情報が示す時刻との差分の時間を算出して、その差分
    時間情報を記憶手段に保持する制御部と、 を備える受信機。
  2. 【請求項2】請求項1の受信機において、 前記放送は、音声情報または映像情報である主情報に前
    記時刻情報を含む付加情報が多重されたものであり、 当該受信機は、前記受信部で受信された付加情報が記録
    されるメモリを備え、 前記制御部は、前記記憶手段に保持した差分時間情報を
    前記受信部で受信された時刻情報に加算することなく、
    前記受信部で受信された付加情報を前記メモリに記録す
    る受信機。
  3. 【請求項3】請求項1または2の受信機において、 前記操作手段は、選択用プッシュスイッチ一体型のジョ
    グダイヤルである受信機。
  4. 【請求項4】時刻情報が多重された放送を受信して得ら
    れた時刻情報をもとに時刻を表示し、その表示された時
    刻が、前記放送を受信する現地の時刻に合わせられるよ
    うに修正された後、その修正された後の時刻と、前記時
    刻情報が示す時刻との差分の時間を算出して、その差分
    時間情報を記憶手段に保持する差分時間情報取得方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004023223A1 (ja) * 2002-09-06 2004-03-18 Citizen Watch Co., Ltd. 電波修正時計及びその制御方法
JP2006211167A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Toshiba Corp 電話交換機及び通信端末

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