JPH098330A - 力トランスデューサを有する装置およびその製造方法 - Google Patents

力トランスデューサを有する装置およびその製造方法

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JPH098330A
JPH098330A JP8141794A JP14179496A JPH098330A JP H098330 A JPH098330 A JP H098330A JP 8141794 A JP8141794 A JP 8141794A JP 14179496 A JP14179496 A JP 14179496A JP H098330 A JPH098330 A JP H098330A
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Japan
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layer
cavity
beam member
force transducer
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JP8141794A
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English (en)
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James D Seefeldt
デー シーフェルト ジェイムス
Michael F Mattes
エフ マッツ マイケル
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SSI Technologies LLC
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SSI Technologies LLC
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Publication date
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    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/0802Details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/18Measuring force or stress, in general using properties of piezo-resistive materials, i.e. materials of which the ohmic resistance varies according to changes in magnitude or direction of force applied to the material
    • G01L1/183Measuring force or stress, in general using properties of piezo-resistive materials, i.e. materials of which the ohmic resistance varies according to changes in magnitude or direction of force applied to the material by measuring variations of frequency of vibrating piezo-resistive material
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0001Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means
    • G01L9/0008Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations
    • G01L9/0019Transmitting or indicating the displacement of elastically deformable gauges by electric, electro-mechanical, magnetic or electro-magnetic means using vibrations of a semiconductive element
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0042Constructional details associated with semiconductive diaphragm sensors, e.g. etching, or constructional details of non-semiconductive diaphragms
    • G01L9/0045Diaphragm associated with a buried cavity

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 単結晶Siの微細加工で形成した微小な共振
ビーム部材の共振周波数の外力による変化を利用して圧
力や張力等の外力を検出する力トランスデューサ型セン
サを提供する。 【解決手段】 垂直Aと水平Bの両断面に示すように、
単結晶Si基板8の中に離隔端壁32で両端を支持され
た断面が矩形のビーム部材52をSiの微細加工技術に
より形成する。ビーム部材52の周囲の空所22は、ド
ーパントのイオン注入でSiをポリSiに変えた後で、
エッチングによりポリSi部分を除去して形成する。ま
たビーム部材52を共振振動させる手段、例えば容量性
駆動装置と、圧電抵抗の様な振動を検出する手段とをビ
ーム部材52と組み合わせてセンサを構成する。このセ
ンサに圧力や張力などの外力が加えられると、ビーム部
材の共振周波数が変化するので、この変化と外力の関係
を校正しておけば、共振周波数の変化から外力を測定で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコンウエファに形成
された共振シリコンビーム部材を有する力トランスデュ
ーサを含む圧力センサのような装置、特にその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Guckelによる米国特許5,090,254 にはポ
リシリコン共振ビーム部材トランスデューサが記載され
ている。このトランスデューサにはシリコン基板または
ウエファにその両端が装着されたポリシリコンのビーム
部材が設けられている。この基板およびシリコンシェル
を共働させてビーム部材を囲む空所を画成する。この空
所を大気から密閉して排気しビーム部材の共振のQ値が
最大となるようにしている。このビーム部材の共振励起
は種々の手段で、例えば容量性励起によって行うことが
できる。ビーム部材の振動の動きは圧電抵抗性を有する
イオン注入された抵抗を用いることによって検出するこ
とができる。ビーム部材の形成は犠牲層上にビーム部材
を堆積し、且つカプセル封止ポリシリコンシェルの形成
前にこのビーム部材を第2犠牲層で囲むことにより行
う。これら犠牲層はポリシリコンシェルの周縁に設けら
れた溝を経て流れる液状エッチング剤によってエッチン
グ除去する。このエッチングに次いでビーム部材を囲む
空所の内部に洗浄液を保持してビーム部材が任意の隣接
表面に向かって偏向しないようにするとともに洗浄液を
凝固且つ昇華して除去する。空所の内面およびビーム部
材の外面を不活性化して空所内への溝導入部を酸化雰囲
気中での酸化により密閉すると同時に空所内の酸素をも
消耗させるようにしている。また、Xiang-Zheng 等によ
る米国特許5,242,863 には片側形成法(Single-sided fa
brication method)により形成されたダイアフラムを有
するシリコンダイアフラム圧電抵抗性圧力センサが記載
されている。このダイアフラムはその下側の空所と相俟
って、a)所定のダイアフラム領域の下側に埋込低抵抗
層を形成し;b)シリコン層をエピタキシヤル堆積し;
c)エッチング層を経て低抵抗トレンチを形成し、これ
らトレンチは前記埋込低抵抗層にその縁部で接続し;
d)低抵抗トレンチおよび埋込低抵抗層を濃縮HF溶液
で陽極酸化して多孔質シリコンに変換し;e)エッチン
グにより多孔質シリコンを除去し;且つf)エッチング
により形成された開口にポリシリコンを充填して空所を
密閉する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はシリコ
ンウエファに形成された共振ビーム部材を有する力トラ
ンスデューサを具え、且つ比較的簡単で廉価な構成の装
置を提供せんとするにある。
【0004】ここに云うビーム部材とは同調音叉、H−
ビーム部材、隙間のあるコム部材、および螺旋バネ等の
マイクロ構体を含むものを意味するものとする。
【0005】また、本発明はシリコンウエファに形成さ
れた共振ビーム部材を有する力トランスデューサを含む
装置を形成する数製造工程を有する製造方法を提供せん
とするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上側表面を有
し、n型またはp型のいずれか一方のドーパントがドー
プされたシリコン基板に力トランスデューサを設け、こ
の力トランスデューサは離隔端壁を有する空所およびこ
の空所内に支持されるビーム部材を有し、このビーム部
材を前記空所の端壁間に延在させるようにした装置を製
造するに当たり、次のステップ:即ち、n型またはp型
のいずれか一方のドーパントの層を前記基板内にイオン
注入し;n型またはp型の他方のドーパントを含むエピ
タキシヤル層を前記基板の上側表面に堆積し(ここにエ
ピタキシヤル層のドーパントは基板中のドーパントの導
電型とは反対の導電型とする。即ち、基板がp型ドーパ
ントを有する場合にはエピタキシヤル層はn型ドーパン
トを含み、あるいはその逆とする。);各々がn型また
はp型のいずれか一方のドーパントを含む一対の離隔シ
ンカーを前記エピタキシヤル層を経てイオン注入して前
記エピタキシヤル層との電気接続を行い;前記基板を陽
極酸化して前記シンカーおよび前記エピタキシヤル層の
多孔質シリコンを形成し;前記多孔質シリコンを酸化し
て二酸化シリコンを形成し;前記二酸化シリコンをエッ
チングして前記空所およびビーム部材を形成するステッ
プを具えることを特徴とする
【0007】
【作用】本発明によれば、電子回路を直接載置し得る単
結晶共振ビーム部材を空所内に形成するようにした力ト
ランスデューサを有する装置の製造方法を提供すること
ができる。
【0008】
【実施例】本発明の種々の特徴を有する装置4をシリコ
ンウエファまたは基板8上に形成する。圧力センサ、歪
みセンサおよび変位センサのような種々の装置を本発明
により形成し得るが、本例では装置4を力トランスデュ
ーサ10とする。この力トランスデューサ10(図26)は以
下に示すように形成された共振ビーム部材を具える。
【0009】また、力トランスデューサ10は基板8上に
形成され且つ力トランスデューサ10に接続された集積回
路12を具える。この集積回路12によって力トランスデュ
ーサ10の電力を供給するとともにこの力トランスデュー
サ10からの出力を所望のフォーマットに変換する。集積
回路12を種々の構成に適宜に配列し得ることは当業者に
とって容易である。この集積回路12の構成は既知であり
ここでは詳細に説明しない。
【0010】特に図1および2の示すように、ウエファ
または基板8はシリコン単結晶とするが、これは以下に
示すように変更することができる。ウエファ8は離隔さ
れた上下側部16(図2には下側側部分は示さない)を有
する。上側側部16には水平上側表面17を有する。ウエフ
ァ8は任意の好適な厚さとし得るが、上述した例ではこ
のウエファ8をほぼ500 μmの厚さとする。上側表面17
にいは以下に詳細に説明するようにエピタキシヤル層を
堆積する。
【0011】この上側側部分16には空所22を画成する。
この空所22を説明するために、ウエファ8の上側側部分
16にはエピタキシヤル層を含めるようにする(即ち、図
面に示すように、空所22の部分は上側表面17上に堆積さ
れたエピタキシヤル層によって画成する。)この空所22
には一対の離隔側壁28、一対の離隔端壁32およびこれら
離隔側壁28および離隔端壁32間に延在する水平底壁36を
具える。即ち、これら側壁28、端壁32および底壁36は共
働して空所22を画成する。
【0012】トランスデューサ10には空所22内で支持さ
れるビーム部材52を設ける。このビーム部材52は長手方
向の軸を有するとともにこの軸に沿って離隔された対向
端部56(図1Bにのみ示す)を設ける。この端部56は端
壁32に連結するとともにこれに一体化する。斯くして支
持されたビーム部材52は端部支持または二重支持ビーム
部材とすることができる。斯様にビーム部材52を端部56
に固着することによってビーム部材52の軸長手方向にお
けるウエファ8の歪みがビーム部材52の共振周波数を変
化せしめるようにする。図示の特定の例では、ビーム部
材52をエピタキシヤル層208 内に形成する(図8および
10)。他の特定の例(図示せず)ではビーム部材52は特
にエピタキシヤル層208 に、およびウエファ8の上側側
部分16に形成することができる。このビーム部材52は端
壁32間に画成された長さを有する。ビーム部材52は任意
の適当な長さとし得るが、本例ではこのビーム部材52の
長さをほぼ100 μmとする。ビーム部材52には底壁36か
ら離隔された下側側部64を設ける。またビーム部材52に
は下側側部64から離隔された上側側部68を設ける。ビー
ム部材52の厚さは上下側部64および68間の厚さとする。
このビーム部材52の厚さは任意の適当な厚さとし得る
が、本例ではこのビーム部材52の厚さをほぼ1.5 μとす
る。さらに、ビーム部材52には側壁28に平行に上下側部
64および68間に延在する一対の離隔側部72を設ける。さ
らに、ビーム部材52の幅は上記側部72間に画成し、本例
ではこの幅をほぼ20μとする。
【0013】トランスデューサ10にはビーム部材52のか
ら離隔されたカバー層92(図15)を設ける。このカバー
層92はその周縁を前記空所22を囲むエピタキシヤル層20
8 によって支持する。このカバー層92は前記側壁28、端
壁32および底壁36と相俟って空所22を囲み、従ってビー
ム部材52を中心とする密閉空所を画成する。このカバー
層92は任意の適切な材料とし得るが、本例ではこれを厚
さがほぼ2μのポリシリコンとする。カバー層92および
ビーム部材52の上側側部68間の距離は任意の好適な寸法
とし得るが、本例ではカバー層92はビーム部材52の上側
側部68上にほぼ1μ離間させるようにする。好適には、
前記空所22は、後述するように、排気してビーム部材の
振動が最小の減衰となるようにする。
【0014】トランスデューサ10にはビーム部材を共振
振動させる手段120 を設ける(図26)。ビーム部材を共
振振動させる手段としては任意の好適なものを用いるこ
とができるが、本例ではビーム部材を共振振動させる手
段120 は共働して容量性ドライブ120 を画成する電極を
具える。この容量性ドライブ120 には他の離間された下
側電極200,中間電極224a, および上側電極229 即ち、上
側、中側および下側導電領域を設ける(図20に示す)。下
側導電領域200 は底壁36の下側の基板8内にイオン注入
された燐のようなn型ドーパントとする。中間導電領域
224aはビーム部材52ないにイオン注入された硼素のよう
なp型ドーパントとする。上側導電領域229 は、後述す
るように、ポリシリコンカバーにイオン注入された硼素
のようなp型ドーパントとする。これら下側導電領域20
0,中間導電領域224a, および上側導電領域229 は集積回
路12に電気的に接続してコンデンサ、即ち、容量性ドラ
イブを画成する。ビーム部材52は既知のように容量性ド
ライブを作動させて振動または共振せしめるようにする
ことは当業者にとって明らかなことである。また、ドー
パントの種々の組合せを用いて電極 200、224aおよび22
9 を形成することは勿論である。
【0015】トランスデューサ10にはビーム部材52の共
振運動を測定する手段124 を設ける(図26)。ビーム部
材の共振運動を測定する手段としては任意の好適なもの
を用いることができるが、本例ではビーム部材の共振運
動を測定する手段124 を圧電抵抗とする。この圧電抵抗
124 はビーム部材52に硼素のようなドーパントをイオン
注入することによって得ることができる。この圧電抵抗
124 を当業者にとって既知のように集積回路12に接続す
る。圧電抵抗124 の抵抗値は圧電抵抗効果に従ってビー
ム部材52の歪みとともに変化し、従ってビーム部材の共
振を既知のように測定することができる。他の例(図示
せず)において、能動電子回路のコンデンサまたは配列
のような、受動電子回路の他の特定の配列をビーム部材
の共振周波数の測定に用いることができることは勿論で
ある。さらに、ビーム部材52の単結晶性質によって能動
または受動信号状態付け回路(図示せず)の位置でビー
ム部材52に直接イオン注入を行うことができる。
【0016】また、トランスデューサ10には容量性ドー
パント120 および圧電抵抗124 を集積回路12に接続する
電気接点130, 131および134 を設ける。本例ではこれら
電気接点130, 131および134 はアルミニウムのような導
電材料を具え、これをエピタキシヤル層208 上に堆積す
る。他の例(図示せず)では、これら電気接点は導電領
域を画成するためにイオン注入されたドーパントによっ
て形成することができる。
【0017】トランスデューサ10は任意の好適なシリコ
ンウエファまたは基板8上に形成する。好適な基板8は
1015乃至1016cm-3のキャリア濃度のp型硼素ドーパント
を有し、<100 >カット結晶格子および6.0-18.0Ω-cm
の抵抗値を有する少量ドープP(100) シリコンのp型シ
リコンウエファとする。例えば、SEMI標準プライムCZま
たはフロートゾーンを満足するウエファが好適である。
他の好適なシリコンウエファの例はウエファに次に追加
すべき層よりも低い濃度のp型またはn型ドーパントの
ウエファとし、これによりドーパントが追加層との境界
でエッチングストップとして作用し得るようにする。
【0018】ここに記載した特定の構成のビーム部材52
は次のステップに従ってp型ウエファ8を変更すること
によって形成する。 1.p型ウエファ8に埋設n型層200 をイオン注入によ
り形成し; 2.埋設n型層上に埋設p型層204 をイオン注入により
形成し; 3.ウエファ8の上側表面に17にエピタキシヤルn型層
208 を堆積し; 4.エピタキシヤル層208 を経てp型シンカー212 をイ
オン注入により形成し、p型層204 への電気接続を行
い; 5.エピタキシヤル層208 を経てn型シンカー220 をイ
オン注入により形成し、n型層200 への電気接続を行
い; 6.p型層204 並びにp型シンカー212 および 216 の
多孔質シリコンを陽極酸化により形成し; 7.この多孔質シリコンを酸化して予備空所領域に二酸
化シリコンを形成し; 8.エピタキシヤルn型層208 にp型層224 , 225 およ
び226 をイオン注入により形成し; 9.犠牲層228 を堆積し; 10.犠牲層228 をエッチングし; 11.アンカー酸化物227 を成長させ; 12.このアンカー酸化物227 をエッチングしてアンカー
空所231 を形成し; 13.カバー層92を堆積し; 14.このカバー層92にp型層229 をイオン注入により形
成し; 15.カバー層92をエッチングし; 16.犠牲層228 および多孔質二酸化シリコンをエッチン
グにより溶解して空所22を形成し; 17.空所22を密閉して排気し; 18.絶縁層234 を堆積し; 19.この絶縁層234 を介して接点空所235 をエッチング
し; 20.集積回路12への接続用電気接点232 を堆積する。
【0019】上述したステップの変形は省略するか、ま
たは本発明の種々の特定の例で変更する。例えば、ビー
ム部材を共振させるか、またはビーム部材に共振周波数
を測定するための種々の手段を設ける場合には、n型層
200、n型層220 並びにp型層224 および226 に関するス
テップは相違させることができる。
【0020】本例では、埋設n型層200 をイオン注入に
より形成するために、ウエファ8の上側表面17にSiO2
遮蔽層をまず最初形成する。本例では、SiO2遮蔽層の厚
さをほぼ5000± 500Åとする。このSiO2は任意の好適な
手段で形成することができる。本例では、SiO2遮蔽層を
形成するための酸化は、まず最初、ほぼ2.25リットル/
分(l/m)のN2をほぼ550 ℃の温度でほぼ4時間に亘り
“プッシング”処理し、次いでほぼ2.25l/m のO2ガスを
ほぼ20℃/minの割合でランピングし、さらにほぼ2.25l/
m のH2およびO2をほぼ1000℃の温度で酸化し、最後にほ
ぼ8l/m のN2をほぼ20℃/minの割合でランピングするこ
とによって実行する。ここに云う“プッシング”とはウ
エファを炉内に挿入することを意味するものとする。ま
た、ここに用いるように、“ランピング”とは炉内の温
度を変化させることを意味するものとする。この後、Si
O2遮蔽層をエッチングしてほぼ均一な厚さを得るように
する。本例では、10 : 1で緩衝された酸化物エッチング
溶液をほぼ5分間に亘りエッチングするのが好適であ
る。好適なエッチング溶液はほぼ40%の弗化アンモニウ
ム、15%の弗化水素および40%の水を含む。各イオン注
入または堆積ステップの前にSiO2遮蔽層をイオン注入
し、エッチングすることが次のイオン注入または堆積ス
テップを制御する上で手助けとなることは当業者にとっ
て既知である。他の例では,SiO2遮蔽層の任意のものを
省略することができる。
【0021】埋設n型層200 は任意の適宜の手段によっ
てイオン注入することができる。本例では、フォトレジ
ストを被着し、これを図3に示す埋設n型層マスクを用
いて露光し、マスクを除去し、適宜のn型ドーパントで
ドーピングすることによって埋設n型層200 をパターン
化する。また、本例では、n型ドーパントは150KeVで5
×1015cm-2の濃度にドーズされた燐とする。フォトレジ
ストを除去した後、埋設n型層200 は加熱アニーリング
処理を施してほぼ3μの最終厚さとする。この加熱アニ
ーリング処理は、例えば、2.25l/m のN2をほぼ850 ℃の
温度でほぼ30分に亘りプッシング処理し、次いで2.25l/
m のO2をほぼ20℃/minの割合でランピングし、さらに2.
25l/m のN2をほぼ1050℃の温度でほぼ2時間に亘り酸化
し、最後に8l/m のN2をほぼ20℃/minの割合でランピン
グすることによって任意の適宜の手段で実行する。特に
上述した加熱アニーリング処理の条件は一例であり、他
の条件を用いてかかる結果を達成し得ることは当業者に
とって明らかである。
【0022】任意の適宜の手段により埋設n型層200 上
にイオン注入によって埋設p型層204 を形成する(図
4)。本例では、まず最初、ウエファ8を用意し、これ
に前の加熱アニーリングステップで形成されているSiO2
を除去するために5分間に亘ってエッチングを施すこと
によって埋設p型層204 を形成する。この埋設p型層20
4 は、フォトレジストを被着し、これを図5に示すマス
クを用いて露光することによってパターン化する。本例
では、p型ドーパントを硼素とする。この硼素は50,100
および150KeVのエネルギーレベルで5×1013cm-2の濃度
でドーズする。埋設p型層204 をイオン注入して形成
し、フォトレジストを除去した後、加熱アニーリング処
理を施して埋設p型層204 をほぼ1μの最終厚さとす
る。この加熱アニーリング処理は、2.25l/m のO2をほぼ
850 ℃の温度でほぼ30分に亘りプッシング処理し、次い
で2.25l/m のO2をほぼ20℃/minの割合でランピングし、
さらに2.25l/m のN2をほぼ1000℃の温度でほぼ10.5時間
に亘りアニーリングし、最後に8l/m のN2をほぼ20℃/m
inの割合でランピングすることによって実行する。
【0023】ウエファ8の全上側表面17にエピタキシヤ
ル堆積によりn型エピタキシヤル層208 を堆積する(図
6)。本例では、ウエファ8を用意し、これに前の加熱
アニーリングステップで形成されたSiO2を除去するため
のエッチングを施すことによって埋設n型層208 を形成
する。この埋設n型層208 は慣例の手段で堆積する。本
例では、埋設n型層208 はその厚さをほ2 ± 0.2μと
し、抵抗値をほぼ0.35±0.05Ωcmとする。
【0024】p型シンカー212 および216 はn型エピタ
キシヤル層208 にイオン注入により形成し、p型層204
との電気接続を行う(図6)。本例では、n型エピタキ
シヤル層208 を用意し、これを局部的に酸化処理して厚
さがほぼ 500±50ÅのSiO2遮蔽層を形成することによっ
てp型シンカー212 および216 を形成する。このSiO2
蔽層はまず最初、ほぼ2.25リットル/分(l/m )のH2
よびO2をほぼ850 ℃の温度でほぼ10分間に亘り“プッシ
ング”処理し、次いでほぼ2.25l/m のH2およびO2をほぼ
850℃の温度でほぼ30分間に亘り酸化することによって
形成する。これらp型シンカー212 および216 はフォト
レジストを被着し、これを図7に示すマスクを用いて露
光することによってパターン化する。本例では、p型ド
ーパントを硼素とする。この硼素は120KeVのエネルギー
レベルで5×1013cm-2の濃度でドーズする。p型シンカ
ー212 および216 をイオン注入により形成した後、フォ
トレジストを除去する。
【0025】n型シンカー220 はn型エピタキシヤル層
208 にイオン注入により形成し、n型層200 との電気接
続を行う(図8)。このn型シンカー220 はフォトレジ
ストを被着し、これを図9に示すマスクを用いて露光す
ることによってパターン化する。特に、図9は点線で表
わされるn型埋設層マスク219 と、点線電気表わされる
ポリカバー層マスク221 と、実線で表わされるn型シン
カーマスク222 とを示す。本例では、n型ドーパントを
燐とし、これを80KeV のエネルギーレベルで5×1015cm
-2の濃度でドーズする。n型シンカー220 をイオン注入
して形成し、フォトレジストを除去した後、加熱アニー
リング処理を施してp型シンカー212 および216 並びに
n型シンカー220 をほぼ1μの最終厚さとする。この加
熱アニーリング処理は、例えば、2.25l/m のN2をほぼ85
0 ℃の温度でプッシング処理し、次いで2.25l/m のO2
20℃/minの割合でランピングし、さらに2.25l/m のN2
ほぼ1000℃の温度でほぼ10時間に亘りアニーリングし、
最後に8l/m のN2を20℃乃至850 ℃/minの割合でランピ
ングすることによって任意の適宜の手段で実行する。こ
れがため、p型シンカー212 および216 はp型層204 と
電気接続され、従ってn型シンカー220 は埋設n型層20
0 と電気接続される。
【0026】p型層204 並びにp型シンカー212 および
216 を陽極酸化して多孔質シリコンより成る予備空所領
域223 を形成する(図10)。p型層204 およびp型シン
カー212 および216 の陽極酸化が任意の好適な手段で実
施し得る電気化学処理であることは当業者にとって明ら
かである。本例では、この陽極酸化は10乃至50重量%の
弗化水素酸を含む電気化学蓄電池(セル)中で行う。こ
の電気化学セルは陽極酸化されるウエファ8によって2
つのチャンバーに分離される。2つの白金板を陽極電極
および陰極電極として用いる。ウエファ8の背部即ち、
下側側部は陽極電極と対向するとともに上側部分16は陰
極電極と対向する。これら電極の両端間には1乃至7V
の陽極酸化電圧を印加する。この陽極酸化処理は、低抵
抗のp−型層204 およびp型シンカー212 および216 が
多孔質シリコンに変換する際に自動的に停止する。斯く
して多孔質シリコンによって、p型層204 並びにp型シ
ンカー212 および216 により前以て占拠されていた区域
に予備空所領域223 を画成する。
【0027】予備空所領域223 の多孔質シリコンを酸化
して二酸化シリコンを形成する。この多孔質シリコンは
任意の好適な手段で酸化することができる。本例では、
この多孔質シリコンは、まず最初、ほぼ2.25リットル/
分(l/m)のO2をほぼ300 ℃の温度でほぼ1時間に亘り
“プッシング”処理して多孔質シリコンを安定化し、次
いで2.25l/m のO2を20℃/minの割合でランピングし、さ
らに2.25l/m のH2およびO2を 850℃の温度でほぼ30分乃
至1時間に亘り酸化することによって酸化処理を施し、
酸化物の厚さがほぼ1000乃至3000Åとなるようにする。
本例では最大の酸化温度を 850℃に保持して形成された
酸化物に非弾性変化が生じるのを防止する。酸化を行う
と、予備空所領域の多孔質シリコンが二酸化シリコンに
変換されて厚さがほぼ1500Åの二酸化シリコン層がn型
エピタキシヤル層208 の上側表面全体に付随的に形成さ
れるようになる。
【0028】p型層224 を好適な手段でn型エピタキシ
ヤル層208 にイオン注入して形成する(図11)。このp
型層224 はフォトレジストを被着し、これを図12に示す
マスクを用いて露光することによってパターン化する。
本例では、p型ドーパントを硼素とする。この硼素は80
KeV のエネルギーレベルで5×1015cm-2の濃度でドーズ
する。p型層224 をイオン注入して形成し、フォトレジ
ストを除去した後、p型層224 を加熱アニーリング処理
する。本例では、2.25l/m のN2を 850℃の温度で10分間
に亘りプッシング処理し、次いで2.25l/m のN2を 850℃
の温度で30分間に亘り酸化処理することによりp型層22
4 をアニーリングする。このp型層224によって容量性
ドライブ120 の中間導電領域224aを画成する。p型層22
4 の第2部分224bによって容量性ドライブ120 の上側導
電領域229 と、後述する電気接点とに連通する電子経路
を画成する。p型層224 の第3部分(断面では示さな
い)によって圧電抵抗124 を画成する。この圧電抵抗12
4 は図12に示すマスクにおいて2つの脚部を有する部分
と同一とする。
【0029】n型エピタキシヤル層208 および予備空所
領域223 の全面に犠牲材料層を堆積し、次いでこれをエ
ッチングして犠牲層228 を画成する(図13)。本例で
は、犠牲材料をn型エピタキシヤル層208 全面に堆積す
る。この犠牲材料は厚さがほぼ1μの低温酸化物ガラス
(LTO ガラス)とする。このLTO ガラスは既知のように
例えば化学蒸着(CVD) により蒸着する。他の例では、こ
の犠牲層は窒化シリコンまたは他の好適な材料とするこ
とができる。かかるLTO ガラスはフォトレジストを被着
し、これを図14に示すマスクを用いて露光することによ
ってパターン化する。このLTO ガラスをエッチングし、
マスクを除去して犠牲層228 を形成する。この際、10 :
1の緩衝酸化物エッチング溶液を用いてほぼ10分間のエ
ッチングを行って犠牲層228 を形成するのが好適であ
る。その後フォトレジストを除去する。
【0030】ウエファ8にはアンカー酸化物227 にアン
カー空所229 を形成することによりカバー層92を形成す
る(図15)。本例では、アンカー空所229 をSiO2の層に
形成する。厚さがほぼ1500Åの好適なSiO2層は2.25l/m
のH2およびO2を 850℃の温度で30分間に亘り酸化して形
成することができる。このアンカー層はフォトレジスト
を被着し、これを図16に示すマスクを用いて露光するこ
とによってパターン化する。また、ウエファをエッチン
グしてSiO2層にアンカー空所229 を形成する(図15)。
この際、10 : 1の緩衝酸化物エッチング溶液を用いてほ
ぼ1.5 分間のエッチングを行ってアンカー層229 を形成
するが好適である。その後フォトレジストを除去する。
【0031】ウエファの上側部分全面にカバー材料層を
堆積し、次いでエッチングしてカバー層92を画成する
(図17)。カバー材料としては任意の好適なものを用い
ることができる。本例では、カバー材料は低圧化学蒸着
(LPCVD)によりウエファに堆積されたポリシリコンとす
る。このポリシリコンは 580℃乃至 650℃の温度でほぼ
1乃至2μの厚さまで蒸着するのが好適である。斯くし
て堆積されたポリシリコンはアンカー空所229 に入った
ポリシリコンによってウエファに剛固に固着され、従っ
て一体化ポリシリコンアンカーを画成する。このカバー
層(図17)はフォトレジストを被着し、これを図17に示す
マスクを用いて露光することによってパターン化する。
このポリシリコンをエッチングしてカバー層92を形成す
る。この際任意の好適なポリシリコンエッチング技術を
用いることができる。例えば、SF6によるプラズマエッ
チングを用いてカバー層92を形成するのが好適である。
その後フォトレジストを除去する。
【0032】ポリシリコンカバー層92にはp型層229 を
好適な手段でイオン注入により形成する(図18)。この
p型層229 はフォトレジストを被着し、これを図19に示
すマスクを用いて露光することによってパターン化す
る。このポリシリコンをエッチングしてカバー層92を形
成する。本例では、p型ドーパントを硼素とする。この
硼素は60-160KeV のエネルギーレベルで5×1014cm-2
至5×1015cm-2の濃度でドーズする。p型層229 をイオ
ン注入により形成した後フォトレジストを除去する。
【0033】予備空所領域223 の多孔質二酸化シリコン
をエッチングにより除去または解離して空所22を形成す
る(図20)。この際任意の好適なエッチングを用いるこ
とができる。本例では、エッチ剤を弗化水素酸蒸気とす
る。空所22のエッチングに弗化水素酸蒸気を用いること
により空所を後に乾燥しなくてもよい。他の例では、例
えば液体エッチ剤を用いる場合には既知のように空所を
水で洗浄するとともにシクロヘキサンの昇華のような技
術によって空所を乾燥させる必要がある。弗化水素酸蒸
気によってアンカー229 間のSiO2をエッチング除去し、
従ってカバー層のすぐ下側の層に開放エッチチャネル23
3 を形成し、その後LTO ガラスをエッチング除去して犠
牲層228 および予備空所領域223 の二酸化シリコンを形
成する。斯くして形成した空所22は、アンカー229 およ
びそのすぐ下側のカバー層92間のスペースでのエッチン
グによってエッチチャネル233 が形成されるようにして
開放する。
【0034】この空所22は好適な手段で密封し、且つ排
気する。ビーム部材の共振のQを最大とするためには空
所を排気するのが好適である。本例では、ウエファを酸
化して空所22およびエッチチャネル233 を画成する内面
の残存SiO2層237 を形成する(図21)。この残存SiO2
237 ははまず最初、ほぼ2.25l/m のH2およびO2をほぼ85
0 ℃の温度でほぼ10分間に亘りプッシング処理し、次い
でほぼ2.25l/m のH2およびO2をほぼ850 ℃の温度でほぼ
30分間に亘り酸化することによって形成する。エッチチ
ャネル233 の内面に形成されたSiO2層237 はエッチチャ
ネル233 に著しく近似している。このエッチチャネル23
3 は、SiO2層237 間に残存し得る任意の開口を充填する
密封用ポリシリコンを堆積することによってをさらに密
封する。本例では、密封ポリシリコンは580 ℃乃至650
℃の温度で堆積してほぼ1000Åの厚さとする。その後、
堆積された密封ポリシリコンの余剰分はエッチング除去
してSiO2層237 の任意の開口を充填または封鎖する残存
密封ポリシリコンを残すようにする。密封ポリシリコン
は任意の好適な手段でエッチングする。本例では、この
密封ポリシリコンをSF6 によって等方的にプラズマエッ
チングする。その後フォトレジストを除去する。エッチ
チャネル233 を密封すると、空所22内に残存するO2は空
所22内のO2のほぼ全部が消費されるまで反応し続ける。
これがため、空所22は密封され、排気されるようにな
る。斯様に排気された空所はビーム部材の共振の減衰を
最小にするとともに高いQ値を提供する。
【0035】カバー層92およびn型エピタキシヤル層20
8 上に絶縁層234 を好適な手段で堆積する(図21)。絶
縁層材料は任意の好適なものを用いることができる。本
例では、この絶縁層材料を窒化シリコンとする。即ち、
本例ではこの窒化シリコンを低圧化学蒸着(LPCVD)によ
り 850℃の温度でほぼ9 50±90Åの厚さに蒸着する。絶
縁層234 によって力トランスデューサを不所望な電気接
触から絶縁する。
【0036】集積回路12への接続用の電気接点を好適な
手段で堆積する(図24)。本例では、電気接点236 (図
24)を受けるための電気接点空所235 をエッチングによ
り形成する(図22)。この電気接点235 はフォトレジス
トを被着し、これを図23に示すマスクを用いて露光する
ことによってパターン化する。この絶縁層234 は50 :1
緩衝酸化物エッチング溶液によってほぼ2.5 分間に亘り
エッチングして電気接点空所235 を形成する(図22)。
その後フォトレジストを除去する。次いで、電気接点23
6 (図24)を電気接点空所235 内に堆積する。本例で
は、電気接点235をアルミニウムとする。このアルミニ
ウムはほぼ7500Åの厚さに堆積するとともに図25に示す
マスクを用いてエッチングする。その後、このアルミニ
ウム電気接点232 を 450℃の温度で15%H2および85%N2
で合金化処理を行うことによりシリコンと接触させて合
金化する。
【0037】力トランスデューサ10の作動に当たり、集
積回路12および容量性ドライブ120の作動によってビー
ム部材52を共振作動させる。ビーム部材52の長手軸方向
に存在する歪みによってビーム部材52の共振周波数を変
化させる。圧電抵抗224 の抵抗値はビーム部材52の共振
周波数の変化に対して変化し、且つ、これによって、集
積回路12の出力を変化させる。従って、集積回路12から
の出力信号はビーム部材52により感知された歪みの変化
に対して変化する。
【0038】力トランスデューサは片側形成法により形
成比較的少数のステップで廉価に形成することができ
る。ビーム部材はウエファと一体に形成し、従って、高
感度且つ高精度の力トランスデューサを提供することが
できる。
【0039】本発明は上述した例にのみ限定されず要旨
を変更しない範囲内で種々の変形や変更が可能であるこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明装置の力トランスデューサの構成を
示す図26の1−1線上の断面図であり、Bは同じく力ト
ランスデューサの構成を示す図26の1−1線上の断面図
である。
【図2】基板にイオン注入された埋込n型層の構成を示
す図1と同様の断面図である。
【図3】図2に示す埋込n型層を形成する処理に用いら
れる埋込n型層マスクを示す平面図である。
【図4】埋込p型層を示す図2と同様の断面図である。
【図5】図4に示す埋込p型層をパターニングする埋込
p型層マスクを示す平面図である。
【図6】n型エピタキシヤル層および2つのp型シンカ
ーを示す図4と同様の断面図である。
【図7】図6に示すp型シンカーをパターニングするp
型シンカーマスクを示す平面図である。
【図8】n型シンカーを示す図6と同様の断面図であ
る。
【図9】図8に示すn型シンカーをパターニングするn
型シンカーマスクを示す平面図である。
【図10】予備溝領域を示す図8と同様の断面図である
【図11】容量性中間層および圧電抵抗を規定するp型
層を示す図10と同様の断面図である。
【図12】図11に示す容量性中間層および圧電抵抗を規
定するp型層をパターニングするコンデンサおよび圧電
抵抗マスクを示す平面図である。
【図13】犠牲層を示す図11と同様の断面図である。
【図14】図13に示す犠牲層をパターニングする犠牲層
マスクを示す平面図である。
【図15】カバー層およびアンカーを示す図13と同様の
断面図である。
【図16】図15に示すカバー空所をパターニングするア
ンカーマスクを示す平面図である。
【図17】図15に示すカバー層をパターニングするカバ
ーマスクを示す平面図である。
【図18】カバー層にイオン注入された上側p型層を示
す図15と同様の断面図である。
【図19】図18に示す上側p型層をパターニングする上
側p型層を示す平面図である。
【図20】空所および開口エッチング溝を示す図19と同
様の断面図である。
【図21】密閉されたエッチング溝および絶縁層を示す
図20と同様の断面図である。
【図22】電気接触空所を示す図21と同様の断面図であ
る。
【図23】図22に示す電気接点空所をパターニングする
電気接点マスクを示す平面図である。
【図24】金属電気接点を示す図22と同様の断面図であ
る。
【図25】図24に示す金属電気接点をパターニングする
金属マスクを示す図22と同様の平面図である。
【図26】本発明力トランスデューサの構成を示す平面
図である。
【符号の説明】
4 装置(力トランスデューサ装置) 8 基板 10 トランスデューサ 12 集積回路 16 上側部分 17 上側表面 22 空所 28 離隔側壁 32 離隔端壁 36 水平底壁 52 ビーム部材 56 対向端部 64 下側側部 68 上側側部 72 離隔側部 92 カバー層 120 共振振動手段(容量性ドライブ) 124 共振運動測定手段(圧電抵抗) 130,131,134 電気接点 200 下側電極(導電領域) 204 埋設n型層 208 エピタキシヤルn型層 212, 216 p型シンカー 219 n型埋設層マスク 220 n型シンカー 221 ポリカバーマスク 222 n型シンカーマスク 223 予備空所領域 224 中間電極(導電領域, p型層) 224a 中間導電領域 225,226 p型層 227 アンカー酸化物 228 犠牲層 229 上側電極(導電領域, p型層) 231 アンカー空所 232 接点用電気接点 234 絶縁層 235 接点空所
フロントページの続き (72)発明者 マイケル エフ マッツ アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53545 ジェーンスヴィル ハーヴァード ドライブ 2702

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側表面を有し、n型またはp型のいず
    れか一方のドーパントがドープされたシリコン基板に力
    トランスデューサを設け、この力トランスデューサは離
    隔端壁を有する空所およびこの空所内に支持されるビー
    ム部材を有し、このビーム部材を前記空所の端壁間に延
    在させるようにした装置を製造するに当たり、次のステ
    ップ: a) n型またはp型のいずれか一方のドーパントの層を
    前記基板内にイオン注入し; b) n型またはp型の他方のドーパントを含むエピタキ
    シヤル層を前記基板の上側表面に堆積し; c) 各々がn型またはp型のいずれか一方のドーパント
    を含む一対の離隔シンカーを前記エピタキシヤル層を経
    てイオン注入して前記エピタキシヤル層との電気接続を
    行い; d) 前記基板を陽極酸化して前記シンカーおよ
    び前記エピタキシヤル層の多孔質シリコンを形成し; e) 前記多孔質シリコンを酸化して二酸化シリコンを形
    成し; f) 前記二酸化シリコンをエッチングして前記空所およ
    びビーム部材を形成するステップを具えることを特徴と
    する力トランスデューサを有する装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 n型またはp型のいずれか一方のドーパ
    ントをp型のドーパントとし、n型またはp型の他方の
    ドーパントをn型のドーパントとすることを特徴とする
    請求項1に記載の力トランスデューサを有する装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 上側表面を有し、p型のドーパントがド
    ープされたシリコン基板に力トランスデューサを設け、
    この力トランスデューサは離隔端壁を有する空所および
    この空所内に支持されるビーム部材を有し、このビーム
    部材を前記空所の端壁間に延在させるようにした装置を
    製造するに当たり、次のステップ: a) p型層を前記基板内にイオン注入し; b) n型エピタキシヤル層を前記基板の上側表面に堆積
    し; c) 一対の離隔p型シンカーを前記n型エピタキシヤル
    層を経てイオン注入して前記p型層との電気接続を行
    い; d) 前記p型シンカーおよび前記p型層の多孔質シリコ
    ンを陽極酸化により形成し; e) 前記多孔質シリコンを酸化して二酸化シリコンを形
    成し; f) 前記二酸化シリコンをエッチングして前記空所およ
    びビーム部材を形成するステップを具えることを特徴と
    する力トランスデューサを有する装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(f)の前段に、犠牲層を
    形成し、この犠牲層上にカバー層を形成することを特徴
    とする請求項3に記載の力トランスデューサを有する装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(f)の後段に前記空所を
    密封するステップをさらに具えることを特徴とする請求
    項4に記載の力トランスデューサを有する装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上側表面を有し、p型ドーパントがドー
    プされたシリコン基板に力トランスデューサを設け、こ
    の力トランスデューサは離隔端壁を有する空所およびこ
    の空所内に支持されるビーム部材を有し、このビーム部
    材を前記空所の端壁間に延在させるようにした装置を製
    造するに当たり、次のステップ: a) p型層をp型前記基板内にイオン注入し; b) 埋設n型層上にp型層をイオン注入し; c) n型エピタキシヤル層を前記基板の上側表面に堆積
    し; d) p型シンカーを前記n型エピタキシヤル層を経てイ
    オン注入して前記p型層との電気接続を行い; e) n型シンカーを前記n型エピタキシヤル層を経てイ
    オン注入して前記n型層との電気接続を行い; f) 前記p型層および前記p型シンカーの多孔質シリコ
    ンを陽極酸化により形成し; g) 前記多孔質シリコンを酸化して多孔質二酸化シリコ
    ンを形成し; h) 離隔第1および第2p型領域を前記エピタキシヤル
    n型層にイオン注入し、第1p型領域により容量性ドラ
    イブ層を形成し、第2p型領域により圧電抵抗を形成
    し; i) 前記n型エピタキシヤル層上のp型シンカー間の区
    域に犠牲層を形成し; j) 前記犠牲層上にカバー層を堆積し; k) 前記犠牲層および二酸化シリコンをエッチングして
    前記空所を形成するステップを具えることを特徴とする
    力トランスデューサを有する装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ステップ(k)の後段に前記空所を
    密封するステップ(l)をさらに設けることを特徴とす
    る請求項6に記載の力トランスデューサを有する装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(l)の後段に絶縁層を堆
    積するステップ(m)をさらに設けることを特徴とする
    請求項7に記載の力トランスデューサを有する装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(m)の後段に集積回路へ
    の接続用電気接点を堆積するステップ(n)をさらに設
    けることを特徴とする請求項8に記載の力トランスデュ
    ーサを有する装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上側表面を有し、n型またはp型のい
    ずれか一方のドーパントがドープされたシリコン基板
    に、離隔端壁を有する空所およびこの空所内に支持され
    るビーム部材を有し、このビーム部材が前記空所の端壁
    間に延在するようにした力トランスデューサを製造する
    に当たり、次のステップ: a) n型またはp型のいずれか一方のドーパントの層を
    前記基板内にイオン注入し; b) n型またはp型の他方のドーパントを含むエピタキ
    シヤル層を前記基板の上側表面に堆積し; c) 各々がn型またはp型のいずれか一方のドーパント
    を含む一対の離隔シンカーを前記エピタキシヤル層を経
    てイオン注入し; d) 前記基板を陽極酸化して前記シンカーおよび前記層
    の多孔質シリコンを形成し; e) 前記多孔質シリコンを酸化して二酸化シリコンを形
    成し; f) 前記二酸化シリコンをエッチングして前記空所およ
    びビーム部材を形成するステップを具えることを特徴と
    する力トランスデューサの製造方法。
  11. 【請求項11】 n型またはp型のいずれか一方のドー
    パントをp型のドーパントとし、n型またはp型の他方
    のドーパントをn型のドーパントとすることを特徴とす
    る請求項10に記載の力トランスデューサの製造方法。
  12. 【請求項12】 上側表面を有し、p型のドーパントが
    ドープされたシリコン基板に、離隔端壁を有する空所お
    よびこの空所内に支持されるビーム部材を有し、このビ
    ーム部材が前記空所の端壁間に延在するようにした力ト
    ランスデューサを製造するに当たり、次のステップ: a) p型層を前記基板内にイオン注入し; b) n型エピタキシヤル層を前記基板の上側表面に堆積
    し; c) 一対の離隔p型シンカーを前記n型エピタキシヤル
    層を経てイオン注入して前記p型層との電気接続を行
    い; d) 前記p型シンカーおよび前記p型層の多孔質シリコ
    ンを陽極酸化により形成し; e) 前記多孔質シリコン
    を酸化して二酸化シリコンを形成し; f) 前記二酸化シリコンをエッチングして前記空所およ
    びビーム部材を形成するステップを具えることを特徴と
    する力トランスデューサの製造方法。
  13. 【請求項13】 ステップ(f)の前段に、犠牲層を形
    成するステップと、この犠牲層上にカバー層を形成する
    ステップとをさらに設けることを特徴とする請求項12
    に記載の力トランスデューサの製造方法。
  14. 【請求項14】 ステップ(f)の後段に、前記空所を
    密封するステップをさらに設けることを特徴とする請求
    項13に記載の力トランスデューサの製造方法。
  15. 【請求項15】 上側表面を有し、p型ドーパントがド
    ープされたシリコン基板に、離隔端壁を有する空所およ
    びこの空所内に支持されるビーム部材を有し、このビー
    ム部材が前記空所の端壁間に延在するようにした力トラ
    ンスデューサを製造するに当たり、次のステップ: a) p型層をp型前記基板内にイオン注入し; b) 埋設n型層上にp型層をイオン注入し; c) n型エピタキシヤル層を前記基板の上側表面に堆積
    し; d) p型シンカーを前記n型エピタキシヤル層を経てイ
    オン注入して前記p型層との電気接続を行い; e) n型シンカーを前記n型エピタキシヤル層を経てイ
    オン注入して前記n型層との電気接続を行い; f) 前記p型層および前記p型シンカーの多孔質シリコ
    ンを陽極酸化により形成し; g) 前記多孔質シリコン
    を酸化して多孔質二酸化シリコンを形成し; h) 離隔第1および第2p型領域を前記エピタキシヤル
    n型層にイオン注入し、第1p型領域により容量性ドラ
    イブ層を形成し、第2p型領域により圧電抵抗を形成
    し; i) 前記n型エピタキシヤル層上のp型シンカー間の区
    域に犠牲層を形成し; j) 前記犠牲層上にカバー層を堆積し; k) 前記犠牲層および二酸化シリコンをエッチングして
    前記空所を形成するステップを具えることを特徴とする
    力トランスデューサを有する装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記ステップ(k)の後段に前記空所
    を密封するステップ(l)をさらに設けることを特徴と
    する請求項15に記載の力トランスデューサの製造方
    法。
  17. 【請求項17】 前記ステップ(l)の後段に絶縁層を
    堆積するステップ(m)をさらに設けることを特徴とす
    る請求項16に記載の力トランスデューサの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップ(m)の後段に集積回路
    への接続用電気接点を堆積するステップ(n)をさらに
    設けることを特徴とする請求項17に記載の力トランス
    デューサの製造方法。
  19. 【請求項19】 上側表面を有し、n型またはp型のい
    ずれか一方のドーパントがドープされたシリコン基板に
    力トランスデューサを設け、この力トランスデューサは
    離隔端壁を有する空所およびこの空所内に支持されるビ
    ーム部材を有し、このビーム部材を前記空所の端壁間に
    延在させるようにした装置を製造するに当たり、次のス
    テップ: a) n型またはp型のいずれか一方のドーパントの層を
    前記基板内にイオン注入し; b) n型またはp型の他方のドーパントを含むエピタキ
    シヤル層を前記基板の上側表面に堆積し; c) 各々がn型またはp型のいずれか一方のドーパント
    を含む一対の離隔シンカーを前記エピタキシヤル層を経
    てイオン注入して前記エピタキシヤル層との電気接続を
    行い; d) 前記基板を陽極酸化して前記シンカーおよび前記エ
    ピタキシヤル層の多孔質シリコンを形成し; e) 前記多孔質シリコンをエッチングして前記空所およ
    びビーム部材を形成するステップを具えることを特徴と
    する力トランスデューサを有する装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 基板と、この基板に設けられた密封空
    所と、前記空所内に設けられ、この空所内で共振する単
    一結晶シリコンビーム部材と、このビーム部材に装着さ
    れ前記共振に応答して電気出力信号を発生する少なくと
    も1つの電子回路素子とを具えることを特徴とするマイ
    クロエレクトロニック構体。
  21. 【請求項21】 前記電子回路素子を圧電抵抗とするこ
    とを特徴とする請求項20に記載のマイクロエレクトロ
    ニック構体。
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