JPH01136378A - 圧力変換装置の製造方法 - Google Patents

圧力変換装置の製造方法

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JPH01136378A
JPH01136378A JP29403987A JP29403987A JPH01136378A JP H01136378 A JPH01136378 A JP H01136378A JP 29403987 A JP29403987 A JP 29403987A JP 29403987 A JP29403987 A JP 29403987A JP H01136378 A JPH01136378 A JP H01136378A
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JP
Japan
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region
diffusion region
forming
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single crystal
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JP29403987A
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English (en)
Inventor
Wataru Akiyama
秋山 亘
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は、基準圧力室としての空洞領域が基板に一体
形成された圧力変換装置の製造方法に関する。
〔従来技術〕
センサチップに基準圧力室を内蔵した圧力変換装置の従
来例としては、例えば、プロシーデインゲス オブ ザ
 シフスス センサ シンポジューム(PROCEE!
DINGS OF THE 6TH5ENSORSYM
PO5IυM。
1986、 pp23〜2))に記載されているものが
ある。
第3図は上記の装置の断面図である。
この装置は、Si基板1上にポリSiのエッチ・チャネ
ル層3を形成し、その上にSi、N4膜4を形成し、そ
のSi3N4膜4をマスクとして、ポリSiのエッチ・
チャネル層3及びSi基板1の一部をエツチングして除
去することにより、空洞領域2を基板に一体形成してい
る。また、ダイアフラム領域にはポリSLのピエゾ抵抗
5が形成されている。
また、センサチップに基準圧力室を内蔵した圧力変換装
置の他の従来例としては、例えば、トランスデューサー
ズ(Trangducers、 1987. pp27
7〜282  “FINF!GRAINFID POL
YSILICON AND ITSAPPLICATI
ON  To  PLANARPRESSLIRE  
TRANSDUCER5” )に記載されているものが
ある。
第4図は、上記の装置の一部断面斜視図である。
この装置は、Si基板中にSin、スペーサ6を形成し
、前記第3図の場合と同様にスペーサ6を除去すること
によって空洞領域12を形成している。
この空洞領域12上にはポリS1のピエゾ抵抗9が形成
され、ダイアフラムの変位を電気信号に変換するように
なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のごとき従来の圧力変換装置におい
ては、その構造上、絶縁膜上にピエゾ抵抗を形成する必
要があり、そのためピエゾ抵抗としてポリS1を使用し
た構造となっているが、ポリS1のピエゾ抵抗は、Si
単結晶のピエゾ抵抗にに比べて圧力に対する抵抗変化が
小さく、感度が低いという問題があり、また、ポリSi
膜はその作成条件、熱処理条件によって膜質に大きな影
響を受けるので、ポリS1膜を安定的に再現性良く作製
することが困難であり、そのため安定した特性を有する
素子を量産することが困難である、という問題があった
本発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決するため
になされたものであり、低コストで高精度の圧力変換装
置を製造する方法を提供することを目的とする。
C問題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため本発明においては、第1導電
形のシリコン基板の表面近傍の所定領域に、第1導電形
と反対導電形の第2導電形の第1拡散領域を形成する工
程と、上記シリコン基板の表面上に第1導電形のエピタ
キシャル単結晶膜を形成する工程と、上記エピタキシャ
ル単結晶膜の所定領域に、上記エピタキシャル単結晶膜
の表面から上記第1拡散領域に接するまで第2導電形の
第2拡散領域を形成する工程と、上記エピタキシャル単
結晶膜の所定領域に第2導電形の拡散抵抗を形成する工
程と、上記エピタキシャル単結晶膜の表面から上記第2
拡散領域・及び上記第1拡散領域をエツチングして除去
し、上記第1拡散領域に相当する空洞領域を形成する工
程と、所定の基準圧力下において上記第2拡散領域に相
当する孔を塞ぐように薄膜を形成することによって上記
空洞領域を外部から密閉して基準圧力室を形成する工程
とを備えるように構成している。
上記のように構成したことにより1本発明においては、
基準圧力室となる空洞領域上に形成されるダイアフラム
領域の少なくとも一部がシリコン単結晶膜で形成され、
該シリコン単結晶膜中にピエゾ抵抗が形成されることに
なる。
したがって、本発明においては、シリコン単結晶のピエ
ゾ抵抗を用いることが出来るので高感度になり、また、
シリコン単結晶膜は均一な特性の膜を容易に製造するこ
とが出来、Siウェハのバッチ処理で基準圧力室と同時
に形成する°ことが出来るので、量産性にも優れ、安価
に製造することが可能となる。
〔発明の実施例〕 第2図は、本発明の方法によって製造した圧力変換装置
の一実施例図であり、(a)は平面図。
(b)は(a)のA−A’断面図を示す、なお、電極配
線は図示を省略している。
第2wIにおいて、n型S1基板13内に基準圧力室1
4が形成され、基準圧力室14の上部にはn型エピタキ
シャル層15(及びシーリング膜21)によるダイアフ
ラムが形成されている。また、ダイアフラムとなるn型
エピタキシャル層15内にはp型拡散抵抗18が形成さ
れており、これがピエゾ抵抗となる。なお、p型拡散抵
抗18の位置はA−A’線からずれているので1本当の
A−A’断面図ではp型拡散抵抗18は表れないが、(
b)では便宜上p型拡散抵抗18も図示している。
その他、16は基準圧力室となる空洞領域をエツチング
する際の通路となるエツチング孔、16′はエツチング
孔16を形成するためにn型エピタキシャル層15内に
形成したp型拡散領域、19は空洞領域エツチング時に
プラス電位を印加するためのコンタクト孔、20は空洞
領域形成時にエツチングによって除去するためにn型S
i基板13内に拡散形成したp型埋込み拡散領域、21
は空洞領域を封止するためのシーリング膜である。なお
、上記の各部分については、後記の製造方法の欄で詳述
する。
次に作用を説明する。
上記第2図の構成においては、ダイアフラムをn型エピ
タキシャル層による単結晶膜で形成し、該単結晶膜内に
ピエゾ抵抗を形成しているので。
ポリSLのピエゾ抵抗より高感度の安定したピエゾ抵抗
を用いることが出来、また、均一な特性のダイアフラム
を量産することが出来るので、安定した圧力変換特性が
得られる二〇とになる。
次に、第1図は、゛第2図の装置を製造する本発明の一
実施例を示す図である。
第1図において、まず、(a)において、n型Si基板
13内にボロンのイオン注入し、熱拡散等を行うことに
より、拡散深さ2IIm程度のp型埋込み拡散領域20
(第1拡散領域)を形成する。なお、この時、前記第2
図のp型拡散領域16′付近に対応する部分を浅く形成
しておくことにより、後に行う空洞領域の封止が容易と
なる。
次に、(b)において、基板表面にエピタキシャル成長
によってn型エピタキシャル層(単結晶膜)15を厚さ
約2虜形成し、続いて、空洞領域形成時にエツチング用
孔となる部分にイオン注入等によってボロンを導入し、
p型拡散領域16′(第2拡散領域)を形成する。
次に、(C)において、ダイアフラムとなるn型エピタ
キシャル層15内の所定の個所にP型拡散抵抗18を形
成する。
次に、(d)において、コンタクト孔となる部分にイオ
ン注入等によってn+拡散領域19′を形成する。
次に、(e)において、通常のウェットエツチング等に
よって上記のp型拡散領域16′とn+拡散領域19′
とを除去することにより、エツチング用孔工6とコンタ
クト孔I9とを形成する。なお、第2図のA−A’断面
図に従えば、コンタクト孔19及びn+拡散領域19′
は図面上に表れないのであるが、便宜上1図示している
。続いて、表面全面に態を蒸着した後、エツチング用孔
16の部分の態を除去する。これにより、エツチング用
孔16の部分はp型埋込み拡散領域20が露呈し、また
コンタクト孔19の部分では成層23がP型埋込み拡散
領域20に接触している状態となる。
次に、(f)において、上記(e)の状態の基板を電解
エツチングすることによってp型埋込み拡散領域20の
部分を除去し、空洞領域22を形成する。
上記の電解エツチングは、例えば、エツチング液として
エチレンジアミン、ピロカテコール等を用い、該エツチ
ング液中に上記、(e)の基板と白金等の対電極とを浸
漬し、上記基板のM層23と対電極との間に直流電圧を
印加することによって行う、この電解エツチングによっ
てp型埋込み拡散領域20がエツチング用孔16を介し
てエツチングされ除去される。
上記のようにして空洞領域22を形成したのち。
M層23を除去する。
次に、(g)において、所定の基準圧力(例えば10 
Torr以下の真空)下において、プラズマCVD等に
よってシーリング膜(例えば窒化膜)21を成長させ、
エツチング用孔16とコンタクト孔19とを塞ぐ、これ
によって空洞領域22が外部から密閉され、所定圧力の
基準圧力室14が形成される。
以下、図示しないが、ピエゾ拡散抵抗部のコンタクト窓
開けを行ない、Allを蒸着した後フォトエツチングに
よって電極形成を行なうことにより、素子が完成する。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、基準圧力
室としての空洞領域を基板中に一体形成し、該空洞領域
上のダイアフラムの少なくとも一部をシリコン単結晶膜
で形成し、そのシリコン単結晶膜内にピエゾ拡散抵抗を
形成するように構成しているので、ダイアフラム内に安
定した感度を有するピエゾ抵抗と基準圧力室とをSiウ
ェハのバッチ処理で同時に製造することができるため。
低コスト、高精度化が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の一実施例図、第2図は本発
明の方法によって製造した圧力変換装置の一実施例の平
面図及び断面図、第3[及び第4図はそれぞれ基準圧力
室としての空洞領域が基板中に一体化された圧力変換装
置の従来例図である。 〈符号の説明〉 13・・・n型Si基板 14・・・基準圧力室 15・・・n型エピタキシャル層(ダイアフラム)16
・・・エツチング用孔 16’・・・p型拡散領域 18・・・p型拡散抵抗 19・・・コンタクト孔 19′・・・n+拡散領域 20・・・p型埋込み拡散領域 21・・・シーリング膜 22・・・空洞領域 23・・・態層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1導電形のシリコン基板の表面近傍の所定領域に、
    第1導電形と反対導電形の第2導電形の第1拡散領域を
    形成する工程と、上記シリコン基板の表面上に第1導電
    形のエピタキシャル単結晶膜を形成する工程と、上記エ
    ピタキシャル単結晶膜の所定領域に、上記エピタキシャ
    ル単結晶膜の表面から上記第1拡散領域に接するまで第
    2導電形の第2拡散領域を形成する工程と、上記エピタ
    キシャル単結晶膜の所定領域に第2導電形の拡散抵抗を
    形成する工程と、上記エピタキシャル単結晶膜の表面か
    ら上記第2拡散領域及び上記第1拡散領域をエッチング
    して除去し、上記第2拡散領域に相当する孔と上記第1
    拡散領域に相当する空洞領域とを形成する工程と、所定
    の基準圧力下において上記第2拡散領域に相当する孔を
    塞ぐように薄膜を形成することによって上記空洞領域を
    外部から密閉して基準圧力室を形成する工程とを備え、
    基準圧力室としての空洞領域が基板に一体形成され、か
    つ、上記空洞領域上に形成されたダイアフラム領域の少
    なくとも一部がシリコン単結晶膜で形成され、該シリコ
    ン単結晶膜中にピエゾ抵抗が形成された圧力変換装置を
    製造することを特徴とする圧力変換装置の製造方法。
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