JPH02281760A - 単結晶薄模部材の製造方法 - Google Patents
単結晶薄模部材の製造方法Info
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- JPH02281760A JPH02281760A JP10402089A JP10402089A JPH02281760A JP H02281760 A JPH02281760 A JP H02281760A JP 10402089 A JP10402089 A JP 10402089A JP 10402089 A JP10402089 A JP 10402089A JP H02281760 A JPH02281760 A JP H02281760A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は半導体圧力センサ及び半導体加速度センサ等に
使用されるシリコンダイアフラム又はシングルコンタク
トマイクロメカニカルスイッチ等の製造に適用するのに
好適の単結晶薄膜部材の製造方法に関する。
使用されるシリコンダイアフラム又はシングルコンタク
トマイクロメカニカルスイッチ等の製造に適用するのに
好適の単結晶薄膜部材の製造方法に関する。
[従来の技術]
従来のシリコンダイアフラムの製造方法としてはウェッ
トエツチングによりシリコン薄膜を形成する方法がある
。
トエツチングによりシリコン薄膜を形成する方法がある
。
先ず、第2図(a)に示すように、n型シリコン基板1
1の表裏面全面にSfO,膜等のマスク13を形成し、
基板11の裏面に形成したマスク13の所定領域を開口
して開口部13aを設ける。
1の表裏面全面にSfO,膜等のマスク13を形成し、
基板11の裏面に形成したマスク13の所定領域を開口
して開口部13aを設ける。
次いで、この基板11をKOH又はEPW(エチレンジ
アミンピロカテコール水)等のエッチャント内に浸漬す
る。そうすると、第2図(b)に示すように、n型シリ
コン基板11の裏面におけるマスク13により覆われて
いない領域がエツチングされ、所定時間経過した後、基
板11をエッチャントから取り出して洗浄することによ
り、この領域に所定厚さのn型シリコン薄膜16が形成
される。
アミンピロカテコール水)等のエッチャント内に浸漬す
る。そうすると、第2図(b)に示すように、n型シリ
コン基板11の裏面におけるマスク13により覆われて
いない領域がエツチングされ、所定時間経過した後、基
板11をエッチャントから取り出して洗浄することによ
り、この領域に所定厚さのn型シリコン薄膜16が形成
される。
なお、シリコン基板11は数百μmの厚さを有する。そ
して、例えば、結晶方位が(100)の場合のエツチン
グ速度は通常6μm7分であり、結晶方位が(110)
の場合のエツチング速度は通常11μm/分である。従
って、10乃至20分間のエツチングで100乃至20
0μmの深さ部分がエツチングで除去される。
して、例えば、結晶方位が(100)の場合のエツチン
グ速度は通常6μm7分であり、結晶方位が(110)
の場合のエツチング速度は通常11μm/分である。従
って、10乃至20分間のエツチングで100乃至20
0μmの深さ部分がエツチングで除去される。
この場合に、所定の膜厚のシリコン薄膜16を形成する
ためには、エッチャントの組成が例えば50%KOHに
なるように比重計で濃度管理すると共に、エッチャント
の液温を例えば110乃至120℃内の所定の温度に高
精度で制御することにより、エツチング速度を一定にす
る必要がある。しかしながら、このような濃度管理及び
温度管理を行っても、シリコンのエツチング速度の安定
性は十分でない。
ためには、エッチャントの組成が例えば50%KOHに
なるように比重計で濃度管理すると共に、エッチャント
の液温を例えば110乃至120℃内の所定の温度に高
精度で制御することにより、エツチング速度を一定にす
る必要がある。しかしながら、このような濃度管理及び
温度管理を行っても、シリコンのエツチング速度の安定
性は十分でない。
また、通常シリコン基板の厚さには局部的に又はロフト
間で、例えば、±lO乃至15μmのバラツキがある。
間で、例えば、±lO乃至15μmのバラツキがある。
このため、数百μmの厚さを有する基板の殆どの部分を
エツチング除去して数μmの厚さの薄膜を均一に且つ高
歩留りで形成することは、シリコンのエツチング速度の
安定性及びシリコン基板の厚さのバラツキを考慮すると
極めて困難である。
エツチング除去して数μmの厚さの薄膜を均一に且つ高
歩留りで形成することは、シリコンのエツチング速度の
安定性及びシリコン基板の厚さのバラツキを考慮すると
極めて困難である。
このようなウェットエツチングによる薄膜形成方法の欠
点を解消し、高精度の薄膜を形成できる方法として、エ
レクトロケミカルエツチングによりシリコン薄膜を形成
する方法がある。このエレクトロケミカルエツチング方
法においては、第3図に示すように、p型シリコン基板
21の表面上にn型エピタキシャルシリコ7層22を形
成し、更にn型シリコ7層22上及びシリコン基板21
の下面にSiO□膜等のマスク23を形成する。
点を解消し、高精度の薄膜を形成できる方法として、エ
レクトロケミカルエツチングによりシリコン薄膜を形成
する方法がある。このエレクトロケミカルエツチング方
法においては、第3図に示すように、p型シリコン基板
21の表面上にn型エピタキシャルシリコ7層22を形
成し、更にn型シリコ7層22上及びシリコン基板21
の下面にSiO□膜等のマスク23を形成する。
次に、エピタキシャルシリコン層22上のマスク23の
所定領域を開口し、その開口部からn型不純物を高濃度
で導入してn1領域24を形成する。そして、このn+
領域24と電気的に接続するようにして電極25を形成
する。また、シリコン基板21の下面に形成したマスク
23の所定領域を選択的に除去して開口部23aを設け
、シリコン基板21を露出させる。
所定領域を開口し、その開口部からn型不純物を高濃度
で導入してn1領域24を形成する。そして、このn+
領域24と電気的に接続するようにして電極25を形成
する。また、シリコン基板21の下面に形成したマスク
23の所定領域を選択的に除去して開口部23aを設け
、シリコン基板21を露出させる。
次いで、基板21をエッチャント内に浸漬して、電極2
5を介してn型エピタキシャルシリコ7層22に正電圧
を印加し、エッチャント側に負電圧を印加する。これに
より、マスク23に覆われていない開口部23aのp型
シリコン基板21が選択的にエツチングされる。この場
合に、上記電圧条件下ではp型基板21のみがエツチン
グされ、n型シリコ7層22はエツチングされないので
、所定の膜厚のn型シリコ7層22からなるn型シリコ
ン薄膜26が形成される。
5を介してn型エピタキシャルシリコ7層22に正電圧
を印加し、エッチャント側に負電圧を印加する。これに
より、マスク23に覆われていない開口部23aのp型
シリコン基板21が選択的にエツチングされる。この場
合に、上記電圧条件下ではp型基板21のみがエツチン
グされ、n型シリコ7層22はエツチングされないので
、所定の膜厚のn型シリコ7層22からなるn型シリコ
ン薄膜26が形成される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このエレクトロケミカルエツチングによ
る薄膜の形成方法においては、厚さが異なる薄膜を形成
しようとすると、その膜厚に応じてn型エピタキシャル
シリコ7層22の厚さを変えた基板を膜厚の種類の数だ
け用意する必要がある。このため、上述の方法は少量多
品種の薄膜の工業的生産には不向きである。
る薄膜の形成方法においては、厚さが異なる薄膜を形成
しようとすると、その膜厚に応じてn型エピタキシャル
シリコ7層22の厚さを変えた基板を膜厚の種類の数だ
け用意する必要がある。このため、上述の方法は少量多
品種の薄膜の工業的生産には不向きである。
また、この形成方法において使用するエレクトロケミカ
ルエツチングは異方性エツチングなので、薄膜26を支
持する基板21の内側面と薄膜28の面とが直線状に交
叉するため、単結晶シリコン薄膜26が外部から印加さ
れた圧力等により揺動するとエツジ部で破壊することが
あるという欠点もある。
ルエツチングは異方性エツチングなので、薄膜26を支
持する基板21の内側面と薄膜28の面とが直線状に交
叉するため、単結晶シリコン薄膜26が外部から印加さ
れた圧力等により揺動するとエツジ部で破壊することが
あるという欠点もある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
破壊強度が高く、任意の膜厚の薄膜を高精度で得ること
ができる単結晶薄膜部材の製造方法を提供することを目
的とする。
破壊強度が高く、任意の膜厚の薄膜を高精度で得ること
ができる単結晶薄膜部材の製造方法を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る単結晶薄膜部材の製造方法は、第1導電型
半導体基板上に第2導電型エピタキシヤル届を成長させ
る工程と、前記半導体基板の所定領域をエレクトロケミ
カルエツチングにより除去して前記エピタキシャル層を
局部的に露出させる工程と、反応性イオンエツチングに
より前記エピタキシャル層の露出領域をエツチングして
所定の厚さにする工程とを有することを特徴とする。
半導体基板上に第2導電型エピタキシヤル届を成長させ
る工程と、前記半導体基板の所定領域をエレクトロケミ
カルエツチングにより除去して前記エピタキシャル層を
局部的に露出させる工程と、反応性イオンエツチングに
より前記エピタキシャル層の露出領域をエツチングして
所定の厚さにする工程とを有することを特徴とする。
[作用コ
本発明においては、先ず、エレクトロケミカルエツチン
グにより第1導電型半導体基板の所定の領域をエツチン
グして除去する。この場合に、第1導電型半導体基板が
エツチングされる電圧条件下では第1導電型半導体基板
のみが除去され、第2導電型エピタキシャル層は残存す
る。従って、エツチング速度の不拘−及び基板の厚さの
不均一があっても、前記所定の領域にはエツチング前と
同厚の第2導電型エピタキシャル層が残存する。
グにより第1導電型半導体基板の所定の領域をエツチン
グして除去する。この場合に、第1導電型半導体基板が
エツチングされる電圧条件下では第1導電型半導体基板
のみが除去され、第2導電型エピタキシャル層は残存す
る。従って、エツチング速度の不拘−及び基板の厚さの
不均一があっても、前記所定の領域にはエツチング前と
同厚の第2導電型エピタキシャル層が残存する。
そして、前記所定領域においてはこのエピタキシャル層
が露出し、エピタキシャル層からなる薄膜が形成される
。
が露出し、エピタキシャル層からなる薄膜が形成される
。
なお、第1導電型半導体基板がp型シリコン基板の場合
には、n型エピタキシャルシリコン層を成長させればよ
い。この場合は、n型エピタキシャルシリコン層が正極
性になるように電圧を印加する。
には、n型エピタキシャルシリコン層を成長させればよ
い。この場合は、n型エピタキシャルシリコン層が正極
性になるように電圧を印加する。
次いで、反応性イオンエツチング(RIE)により前記
第2導電型エピタキシャル層からなる薄膜をエツチング
して、所望の膜厚の第2導電型薄膜を形成する。これに
より、得られた薄膜の厚さは半導体基板の厚さに依存せ
ず、エピタキシャル層の厚さと反応性イオンエツチング
のエツチング条件で決定できるようになる。そして、こ
の反応性イオンエツチングによるエツチング工程で除去
すべき部分の膜厚が小さいため、得られた単結晶薄膜の
厚さの変動が極めて少ない。また、反応性イオンエツチ
ングのエツチング条件を変更するだけで、膜厚が異なる
単結晶薄膜を容易に得ることができる。更に、反応性イ
オンエツチングはエツチングガスを適正に選択すると等
方性エツチングとなるから、単結晶薄膜のエツジ部は曲
面となる。
第2導電型エピタキシャル層からなる薄膜をエツチング
して、所望の膜厚の第2導電型薄膜を形成する。これに
より、得られた薄膜の厚さは半導体基板の厚さに依存せ
ず、エピタキシャル層の厚さと反応性イオンエツチング
のエツチング条件で決定できるようになる。そして、こ
の反応性イオンエツチングによるエツチング工程で除去
すべき部分の膜厚が小さいため、得られた単結晶薄膜の
厚さの変動が極めて少ない。また、反応性イオンエツチ
ングのエツチング条件を変更するだけで、膜厚が異なる
単結晶薄膜を容易に得ることができる。更に、反応性イ
オンエツチングはエツチングガスを適正に選択すると等
方性エツチングとなるから、単結晶薄膜のエツジ部は曲
面となる。
従って、圧力が印加されて薄膜が揺動した場合に、応力
の局部的な集中を回避できる。このため、破壊強度が極
めて高い。
の局部的な集中を回避できる。このため、破壊強度が極
めて高い。
[実施例コ
次に、本発明の実施例について説明する。
第1図(a)及び(b)は本発明の実施例方法を工程順
に示す断面図である。
に示す断面図である。
先ず、第1図(a)に示すように、例えば、200乃至
500μmの厚さを有するp型シリコン基板1上にn型
エピタキシャルシリ77層2を約10μmの厚さに形成
する。その後、エピタキシャルシリコン層2上に5IO
Q膜及び/又はSiN膜等により絶縁膜3を形成し、こ
の絶縁膜3の所定領域を開口して開口部3aを設ける。
500μmの厚さを有するp型シリコン基板1上にn型
エピタキシャルシリ77層2を約10μmの厚さに形成
する。その後、エピタキシャルシリコン層2上に5IO
Q膜及び/又はSiN膜等により絶縁膜3を形成し、こ
の絶縁膜3の所定領域を開口して開口部3aを設ける。
そして、この開口部3aからエピタキシャルシリコン層
2にn型不純物を高濃度で拡散させて、n+領域4を形
成する。また、シリコン基板1の下面にSiO□膜6を
被着形成し、この5in2膜6の所定領域を開口して開
口部6aを設ける。その後、このn+領域4を直流電源
(図示せず)の正極性端子に接続し、基板1をエッチャ
ント内に浸漬する。そして、例えば、基板1との対向面
以外をレジンコートしたAノ板又は白金板を対極とし、
この対極を電源の負極性端子に接続してエッチャント内
に浸漬し、前記電源によりエッチャント内のn+領域4
に正の電圧を印加し、前記対極に負の電圧を印加してエ
レクトロケミカルエツチングを行う。このエレクトロケ
ミカルエツチング工程においては、シリコンのエツチン
グがp型シリコン基板1のみで進行し、n型シリコ7層
2が露出すると、このエツチングは停止する。従って、
このエレクトロケミカルエツチング工程においては、開
口部6aの直上域のシリコン基板1が選択的に除去され
てエピタキシャルシリコン層2の下面が露出し、このn
型シリコ7層2がエツチング前の厚さを有して残存し、
エピタキシャルシリコン層2からなる薄膜が得られる。
2にn型不純物を高濃度で拡散させて、n+領域4を形
成する。また、シリコン基板1の下面にSiO□膜6を
被着形成し、この5in2膜6の所定領域を開口して開
口部6aを設ける。その後、このn+領域4を直流電源
(図示せず)の正極性端子に接続し、基板1をエッチャ
ント内に浸漬する。そして、例えば、基板1との対向面
以外をレジンコートしたAノ板又は白金板を対極とし、
この対極を電源の負極性端子に接続してエッチャント内
に浸漬し、前記電源によりエッチャント内のn+領域4
に正の電圧を印加し、前記対極に負の電圧を印加してエ
レクトロケミカルエツチングを行う。このエレクトロケ
ミカルエツチング工程においては、シリコンのエツチン
グがp型シリコン基板1のみで進行し、n型シリコ7層
2が露出すると、このエツチングは停止する。従って、
このエレクトロケミカルエツチング工程においては、開
口部6aの直上域のシリコン基板1が選択的に除去され
てエピタキシャルシリコン層2の下面が露出し、このn
型シリコ7層2がエツチング前の厚さを有して残存し、
エピタキシャルシリコン層2からなる薄膜が得られる。
なお、エッチャントとしては、20乃至50%KOHを
含有するKOH水溶液、ヒドラジン及びEPW等がある
。
含有するKOH水溶液、ヒドラジン及びEPW等がある
。
その後、必要に応じて絶縁膜3上にAノ配線等(図示せ
ず)を形成する。
ず)を形成する。
次いで、第1図(b)に示すように、絶縁膜3上にレジ
スト5を被着する。このレジスト5は、次工程で反応性
イオンエツチングを行う際に、絶縁83及びA!配線等
を保護するための保護膜として作用する。
スト5を被着する。このレジスト5は、次工程で反応性
イオンエツチングを行う際に、絶縁83及びA!配線等
を保護するための保護膜として作用する。
その後、第1図(b)中矢印で示すように開口部θa側
から、例えば02を1乃至10体積%含有するCF4プ
ラズマエツチングガスを使用して、反応性イオンエツチ
ングを行う。
から、例えば02を1乃至10体積%含有するCF4プ
ラズマエツチングガスを使用して、反応性イオンエツチ
ングを行う。
この場合、シリコン基板1及びエビタキシャルシリコン
層2の構成材料であるSiと、SiO2膜6と、レジス
ト5とのCF4+10%0□ガスによるプラズマエツチ
ング比は10:1:3であるから、数μmの厚さでエピ
タキシャルシリコン層2を除去するためには、基板裏面
のSiO3膜6の膜厚は数千式にすればよい。なお、こ
の反応性イオンエツチングにより残存させるエピタキシ
ャルシリコン層の厚さは、エツチング前の厚さの172
乃至1/3程度であることが好ましい。
層2の構成材料であるSiと、SiO2膜6と、レジス
ト5とのCF4+10%0□ガスによるプラズマエツチ
ング比は10:1:3であるから、数μmの厚さでエピ
タキシャルシリコン層2を除去するためには、基板裏面
のSiO3膜6の膜厚は数千式にすればよい。なお、こ
の反応性イオンエツチングにより残存させるエピタキシ
ャルシリコン層の厚さは、エツチング前の厚さの172
乃至1/3程度であることが好ましい。
この反応性イオンエツチングが終了した後、レジスト5
を剥離すると単結晶シリコン薄膜7の形成が完了する。
を剥離すると単結晶シリコン薄膜7の形成が完了する。
このようにして得られた単結晶シリコン薄膜7はそのエ
ツジ部が曲面となるため、薄膜に圧力が印加されても破
壊を回避できる。また、反応性イオンエツチングの際の
エツチング条件を変更することにより、所望の厚さの単
結晶シリコン薄膜を容易に形成することができる。
ツジ部が曲面となるため、薄膜に圧力が印加されても破
壊を回避できる。また、反応性イオンエツチングの際の
エツチング条件を変更することにより、所望の厚さの単
結晶シリコン薄膜を容易に形成することができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明方法によれば、先ずエレクト
ロケミカルエツチングにより所定領域の半導体基板を第
2尋電型エピタキシヤル層の厚さに影響を与えることな
く除去するから、この基板の厚さにバラツキが存在して
いても所定の厚さのエピタキシャル層からなる薄膜を高
歩留りで形成できる。また、この薄膜に反応性イオンエ
ツチングを施して単結晶薄膜を形成するから、この反応
性イオンエツチングの条件の調整により、種々の膜厚の
エピタキシャル層を用意することなく、任意の膜厚の多
品種単結晶薄膜を容易に製造することができる。更に、
このようにして、得られた単結晶薄膜はそのエツジ部が
曲面になるので、従来の方法により形成された薄膜に比
して、破壊強度が著しく向上する。更にまた、本発明方
法によれば、従来に比して一層薄い単結晶薄膜を形成す
ることができる。
ロケミカルエツチングにより所定領域の半導体基板を第
2尋電型エピタキシヤル層の厚さに影響を与えることな
く除去するから、この基板の厚さにバラツキが存在して
いても所定の厚さのエピタキシャル層からなる薄膜を高
歩留りで形成できる。また、この薄膜に反応性イオンエ
ツチングを施して単結晶薄膜を形成するから、この反応
性イオンエツチングの条件の調整により、種々の膜厚の
エピタキシャル層を用意することなく、任意の膜厚の多
品種単結晶薄膜を容易に製造することができる。更に、
このようにして、得られた単結晶薄膜はそのエツジ部が
曲面になるので、従来の方法により形成された薄膜に比
して、破壊強度が著しく向上する。更にまた、本発明方
法によれば、従来に比して一層薄い単結晶薄膜を形成す
ることができる。
第1図(a)及び(b)は本発明の実施例方法を工程順
に示す断面図、第2図(a)及び(b)は従来の単結晶
シリコン薄膜の形成方法を工程順に示す断面図、第3図
は従来の他の単結晶シリコン薄膜の形成方法を示す断面
図である。 t、it、21;シリコン基板、2.22;エピタキシ
ャルシリコン層、3;絶縁膜、3a、6ar 13
al 23 a ;開口部、4,24;n+領領域6;
SiO,膜、7.18.28;単結晶シリコン薄膜、1
3.23;マスク (a)
に示す断面図、第2図(a)及び(b)は従来の単結晶
シリコン薄膜の形成方法を工程順に示す断面図、第3図
は従来の他の単結晶シリコン薄膜の形成方法を示す断面
図である。 t、it、21;シリコン基板、2.22;エピタキシ
ャルシリコン層、3;絶縁膜、3a、6ar 13
al 23 a ;開口部、4,24;n+領領域6;
SiO,膜、7.18.28;単結晶シリコン薄膜、1
3.23;マスク (a)
Claims (1)
- (1)第1導電型半導体基板上に第2導電型エピタキシ
ャル層を成長させる工程と、前記半導体基板の所定領域
をエレクトロケミカルエッチングにより除去して前記エ
ピタキシャル層を局部的に露出させる工程と、反応性イ
オンエッチングにより前記エピタキシャル層の露出領域
をエッチングして所定の厚さにする工程とを有すること
を特徴とする単結晶薄膜部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10402089A JPH02281760A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 単結晶薄模部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10402089A JPH02281760A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 単結晶薄模部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281760A true JPH02281760A (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=14369579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10402089A Pending JPH02281760A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 単結晶薄模部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02281760A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5225377A (en) * | 1991-05-03 | 1993-07-06 | Honeywell Inc. | Method for micromachining semiconductor material |
WO2000034754A1 (fr) * | 1998-12-09 | 2000-06-15 | Yamatake Corporation | Capteur de pression a semi-conducteurs et son procede de fabrication |
WO2009041463A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Alps Electric Co., Ltd. | 半導体圧力センサ |
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---|---|---|---|---|
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JPS62262431A (ja) * | 1986-05-08 | 1987-11-14 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10402089A patent/JPH02281760A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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