JPH0982149A - 強度および加工性に優れたNb▲3▼Sn超電導線材 - Google Patents

強度および加工性に優れたNb▲3▼Sn超電導線材

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JPH0982149A
JPH0982149A JP7237100A JP23710095A JPH0982149A JP H0982149 A JPH0982149 A JP H0982149A JP 7237100 A JP7237100 A JP 7237100A JP 23710095 A JP23710095 A JP 23710095A JP H0982149 A JPH0982149 A JP H0982149A
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wire
superconducting wire
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superconducting
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JP7237100A
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Takayuki Miyatake
孝之 宮武
Takayoshi Miyazaki
隆好 宮崎
Isakazu Matsukura
功和 枩倉
Yasuhiko Inoue
康彦 井上
Masamichi Chiba
政道 千葉
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超電導マグネットに要求される十分な強度を
有し、且つ加工性の点でも良好で、工業的規模で製造す
ることのできるNb3 Sn超電導線材を提供する。 【解決手段】 Nb3 Sn超電導線材群、安定化銅部、
および拡散バリア層を含んでなるNb3 Sn超電導線材
において、(1)Nb基合金(但し、Cu−Nb系合金
を除く)、(2)V基合金(但し、Cu−V系合金を除
く)、(3)Nbの含有量が15〜70重量%であるC
u−Nb系合金、および(4)Vの含有量が15〜70
重量%であるCu−V系合金よりなる群から選択される
1種以上の合金が、体積率で10〜35%含む様に構成
されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導マグネット
の構成素材に用いられるNb3 Sn超電導線材に関し、
殊に安定した高磁場臨界電流特性を備えているのは勿論
のこと、強度および加工性にも優れたNb3 Sn超電導
線材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超電導物質によって実現される永久電流
現象を利用し、電力を消費せずに大電流を流し、コイル
状にして磁場を発生させる超電導マグネットは、核磁気
共鳴(NMR)装置等の各種物性測定装置の他、磁場浮
上列車や核融合装置等への応用が進められている。そし
て上記の様な超電導マグネットの構成素材としては、従
来からNb3 SnやV3 Ga等の超電導線材が使用され
ている。
【0003】上記超電導線材のうち、実用に供せられる
Nb3 Sn超電導線材は、いわゆるブロンズ法と呼ばれ
る複合加工法によって主に製造されている。上記ブロン
ズ法の一般的方法を、図面を用いて更に詳細に説明す
る。
【0004】まず図1に示す様に、Cu−Sn合金製の
ビレットケース1(線状母材)にNb線2を埋設した
後、端部を電子ビーム溶接して複合ビレット3(単芯型
複合ビレット)を組み立てる。該複合ビレットを熱間静
水圧押出し等で一体化と減面加工を同時に行ない、さら
に冷間加工によって所定の寸法まで伸線加工する。この
とき、冷間伸線加工により、Cu−Sn合金は著しく加
工硬化するため、加工率30〜60%程度の加工毎に加
工硬化ひずみを除去するための中間焼鈍が伸線工程に必
要となる。その後熱処理(600〜700℃)によっ
て、Cu−Sn合金製線状母材1とNb線2の界面にN
3 Snを生成させてNb3 Sn超電導線材とする。
【0005】以上が単芯型超電導線材の場合であるが、
多芯型超電導線材の場合は図2に示す様に複数のNb線
2をCu−Sn合金のビレットケース1a製(線状母
材)に埋設して1次多芯ビレット8を構成し、これを複
数本円筒状に束ねて線材群10とし、図3に示す様に、
CuやCu−Sn合金からなる円筒状の外層ケース9
(最外層)に挿入し、単芯型の場合と同様の方法で伸線
して、最終形状において3000〜10000本のNb
線2が含まれた2次多芯ビレット11(複合ビレット)
を構成する。また上記の様な単芯型超電導線材を、多数
本束ねて線材群10とし、これを前記外層ケース9に挿
入し、以下上記と同様にして2次多芯ビレット11(複
合ビレット)を構成する場合もある。
【0006】2次多芯ビレット11では、前記図3に示
した様に、その中央部に安定化材となる線・棒状の無酸
素銅7(安定化銅)が組み込まれており、前記1次多芯
ビレット8の線材群10と無酸素銅7の間には、Cu−
Sn合金からなる筒状の内部層5、およびNb3 Sn生
成のための拡散熱処理時にSnの拡散バリア層6となる
円筒状のNb層またはTa層が形成されている。
【0007】尚、前記図3では、中央部に安定化材とな
る線・棒状の無酸素銅7(安定化銅)が組み込まれた構
成を示したけれども、安定化銅の構成は前記図4に示し
たものにかぎらず、例えば図4に示す様に、中央部に無
酸素銅7を組み込まずに外層ケース9を無酸素銅製と
し、この外層ケース9に安定化銅としての機能を発揮さ
せる様な2次多芯ビレット11の構成を採用する場合も
ある。この場合には、外層ケース9と線材群10の間に
拡散バリア層6aが形成される。
【0008】図3または図4のいずれの構成を採用する
にしても、拡散バリア層6,6aは前記無酸素銅7また
は無酸素銅製外層ケース9がSnによって汚染されるこ
とを防ぐ作用を発揮する。図3または図4に示された2
次多芯ビレット11は、最終的に、熱処理によってCu
−Sn合金製線状母材1aとNb線2の界面からNb 3
Snを生成させ、Nb線2をNb3 Sn化して多芯型N
3 Sn超電導線材とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な多芯型Nb
3 Sn超電導線材は、脆弱な金属間化合物であるNb3
Snが超電導電流を担っているので、歪みによる超電導
特性の劣化が著しくなる。一方、超電導マグネットで磁
場を発生させる場合、超電導マグネットを構成する超電
導線材にはフープ力と呼ばれる外向きの電磁力が働く。
特に、ソレノイドコイルで構成された超電導マグネット
では、局所磁場、マグネットの電流密度およびマグネッ
ト中心からの半径の積によって局所的な電磁力が決定さ
れる。従って、超電導マグネットに働く電磁力は、マグ
ネットが高電磁場化すればするほど大きくなるし、コン
パクト化の為に電流密度を増加させても大きくなる。ま
たマグネットの磁場発生空間を大きくしても、前記電磁
力は大きくなる。前記Nb線2の全体を全てNb3 Sn
化させた場合には、このNb3 Snが金属間化合物で脆
いため、ときには前記フープ力によりNb3 Snに割れ
が発生し、線材ひいてはマグネットの特性を大きく劣化
させることがある。
【0010】こうしたことから、超電導マグネットの高
強度化は、該マグネットの高性能化に常につきまとう課
題であり、現在実用に供せられる超電導マグネットに
は、0.2%耐力で200MPa以上の強度が要求され
ている。こうした観点からして、高性能な超電導マグネ
ットに使用されるNb3 Sn超電導線材にも、上記に様
な強度要求を満足するものでなければならない。
【0011】Nb3 Sn超電導線材の高強度化を図る為
の一つの手法として、Nb線2の全てを完全にNb3
n化させずに、Nb線2の中央部に延性で強度の高いN
b芯を残留させ、周囲のみNb3 Sn化させる手法があ
る。しかしながら、この様にして得られるNb3 Sn超
電導線材は、0.2%耐力で200MPaを超える様な
十分な強度を発揮するに至っていない。また残留Nb芯
の線材断面内での残留の仕方が不均一となり易く、電磁
力等の外力によって生じる歪みのために、臨界電流Jc
やn値等の劣化を招くという欠点もある。
【0012】尚本発明者らは、残留Nb芯の残留の仕方
が不均一となり易いという課題を解決する技術として、
特願平5−109594号,同6−276797号,同
6−278147号等の技術を既に提案している。
【0013】一方、Nb3 Sn超電導線材の高強化に取
り組んだ技術としては、例えば特開平3−171514
号には、強度メンバーとしてのTa基合金をNb3 Sn
線材中に配設することも提案されているが、Ta基合金
は加工性の点で問題があり、伸線加工時等に断線が発生
し易く、この様な線材を工業的規模で製造することは極
めて困難である。
【0014】本発明は、上記の様な従来のNb3 Sn超
電導線材の有する技術的課題を解決する為になされたも
のであって、その目的は、安定した高磁場臨界電流特性
を備えているのは勿論のこと、超電導マグネットに要求
される十分な強度を有し、且つ加工性の点でも良好で、
工業的規模で製造することができる様なNb3 Sn超電
導線材を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得た本
発明とは、Nb3 Sn超電導線材群、安定化銅部、およ
び拡散バリア層を含んでなるNb3 Sn超電導線材にお
いて、(1)Nb基合金(但し、Cu−Nb系合金を除
く)、(2)V基合金(但し、Cu−V系合金を除
く)、(3)Nbの含有量が15〜70重量%であるC
u−Nb系合金、および(4)Vの含有量が15〜70
重量%であるCu−V系合金よりなる群から選択される
1種以上の合金が、体積率で10〜35%含む様に構成
されたものである点に要旨を有するNb3 Sn超電導線
材である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明者らは、Nb3 Sn超電導
線材において、優れた加工性と高強度化を実現させるべ
く、様々な角度から検討した。その結果、上記(1)〜
(4)から選ばれる1種以上の合金が、体積率で10〜
35%含む様に構成すれば、上記目的が見事に達成され
ることを見出し、本発明を完成した。
【0017】本発明のNb3 Sn超電導線材において
は、上記の如く、上記(1)〜(4)から選ばれる1種
以上の合金の体積率が10〜35%とする必要がある
が、これは下記の理由による。即ち、体積率が10%未
満の場合には、線材の強度が不十分であり、35%を超
えると線材の加工性に著しい悪影響を及ぼし、伸線加工
中に断線が生じ易くなる。また本発明における体積率と
は、線材断面における面積率と同義である。
【0018】本発明で用いる(1)Nb基合金および
(2)V基合金としては、夫々純Nbおよび純Vが挙げ
られ、これらを使用することによって本発明の目的が達
成されるが、Ti,Hf,Zr等の成分を含むものであ
っても良い。但し、これらの成分を含む場合は、線材の
良好な加工性を確保するという観点から3%程度にまで
抑えるべきである。また上記Nb基合金やV基合金にC
uを添加したものは、下記に示す様にその性質が全く異
なるものとなるので、本発明におけるNb基合金やV基
合金は、Cuを含むCu−Nb系合金やCu−V系合金
は含まない。
【0019】本発明では、(3)Cu−Nb系合金や
(4)Cu−V系合金も使用することができるが、これ
らの合金中のNbやVの含有量は15〜70重量%とす
る必要がある。即ち、これらの含有量が15重量%未満
であると線材の強度が改善されず、70重量%を超える
と線材の加工性が悪くなり、伸線加工中に断線が生じ易
くなる。
【0020】図5は本発明のNb3 Sn超電導線材の一
構成例の断面を示す図であり、その基本的な構成は前記
図4に示した構成に類似し、対応する部分には同一の参
照符号が付してある。即ち、図5に示したNb3 Sn超
電導線材では、中央部に無酸素銅7を組み込まずに、外
層ケース9が安定化銅の機能を発揮するものであり、従
って外層ケース9の内側に拡散バリア層6aが形成され
たものである。
【0021】図5に示した構成においては、線材の中央
部と前記(1),(2)のいずれかの合金からなる補強
部材15が設けられている。尚補強部材15として前記
(3),(4)のいずれかの合金を用いる場合、補強部
材15の周囲に拡散バリア層6を設ける必要がある。何
故ならば、Cu−Sn合金のSnがCu−Nb系合金や
Cu−V系合金に拡散し、Sn量が減少してしまうた
め、超電導相であるNb 3 Sn量が減少してしまう。拡
散バリア層6a(または6)は前述の如く、NbやTa
から構成されるのが一般的であるが、Taを用いると、
補強部材15との複合加工がより困難となるためTaの
使用は望ましくない。
【0022】一方、拡散バリア層6aをNbまたはV製
とした場合には、拡散バリア層6の体積率も、本発明で
規定する体積率に含める必要がある。従って、この場合
には、補強部材15と拡散バリア層6aとの合計の体積
率が15〜35%となる様に構成される。
【0023】また本発明で規定する前記(1)〜(4)
の合金のうち、純Vも拡散バリア層6aの素材となり得
るものであるので、Nbの代わりにVで拡散バリア層6
aを形成した場合も、該拡散バリア層6aが占める体積
率も本発明で規定する体積率のうちに含める必要があ
る。
【0024】ところで拡散バリア層6a(または6)
は、線材中に示す体積率が5%程度までに形成されるの
が通常であるが、上記趣旨からすれば、次の様な構成を
採用しても本発明の目的を達成することができる。即
ち、前記図4に示した構成において、本発明で規定する
(1)〜(4)の合金のうち、拡散バリア層6aの素材
として使用できるNbやVを使用し、且つ拡散バリア層
6aの厚みを大きくして、その体積率が10〜35%と
なる様にしても良い。また前記図5に示した補強部材1
5は、線材の中央部に限らず例えば図6に示す様に、C
u製外層ケース9と拡散バリア層6aの間に形成する様
にしても良い。
【0025】こうした観点からして、図7に示す様な構
成も本発明の実施の形態として挙げられる。即ち、この
構成は、基本的には前記図3と図4を組合せたものであ
り、無酸素銅7と内層5の間、および線材群10とCu
製外層ケース9の間に、拡散バリア層6,6aを形成す
ると共に、これら拡散バリア層6,6aをNbやVで構
成する。そして拡散バリア層6,6aの全体積率が本発
明で規定する範囲内(10〜35%)とすることによっ
て、本発明の目的が達成される。
【0026】また本発明によれば、上記各種の構成を採
用することによって、強度と加工性を兼ね備えたNb3
Sn超電導線材が実現できる。従って本発明によれば、
Nb芯を残留せずともNbを全てNb3 Sn化させれば
良い。
【0027】以下本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のもので
はなく前・後記の趣旨に徴して設計変更することはいず
れも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【0028】
【実施例】下記の手順によって、前記図5に示す断面形
状のNb3 Sn超電導線材を作成した。まず対辺長さが
1.8mmの六角断面に加工した単芯線を作成した。こ
のとき、Cu−Sn合金製線状母材1とNb線2の体積
比が2.5となる様にした。
【0029】次に、上記単芯線を複数束ねて線材群10
とし、これを図5に示した様に、外径:65mm、内
径:58mmの銅パイプ(外層ケース9)に挿入し、更
に体積率で5%の拡散バリア層6aをNbで形成した。
そして補強部材15として、様々な合金(または金属)
を用い、その体積率を変化させて、複合ビレット11を
構成した。このとき、補強部材15を用いないもの、補
強部材15としてTaを体積率で10%,20%で配置
したものについても比較例として作成した。
【0030】そしてすべての複合ビレットを600℃で
熱間静水圧押出しを行なって、外径:20mmとし、そ
の後加工率50%毎に600℃1時間の中間焼鈍を行い
ながら、外径:0.7mmまで伸線加工した。
【0031】得られた線材を、各30cm切り出し、コ
イル形状及び真空中で650℃で100時間のNb3
n生成熱処理を施し、液体ヘリウム中で12Tでの臨界
電流Icとn値(超電導状態から常電導状態への転移の
鋭さを示す値)を測定した。また4.2Kでの0.2%
耐力を引張試験で評価した。これらの結果を、補強部材
15の種類、体積率(補強部材15と拡散バリア層の和
の体積率)と共に表1に示す。尚表1においては、各試
料でNb3 Sn超電導部(線材群10)の量が異なるの
で、臨界電流Icを直接比較せずに、単芯線の体積割合
により臨界電流密度Jcを測定し、このJcによって比
較した。
【0032】
【表1】
【0033】表1から明らかな様に、本発明で規定する
要件を満足する実施例のものは、加工性および強度にお
いて優れていることがわかる。またJcやn値等の超電
導特性においても良好である。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、安
定した高磁場臨界電流特性を備え、しかも超電導マグネ
ットに要求される十分な強度を有し、且つ加工性の点で
も良好で工業的規模で製造することができるNb3 Sn
超電導線材が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロンズ法による単芯型複合ビレットの断面を
示す図である。
【図2】ブロンズ法による1次多芯ビレット8の断面を
示す図である。
【図3】ブロンズ法による2次多芯ビレット11の断面
を示す図である。
【図4】ブロンブ法による2次多芯ビレット11の他の
例を示す断面図である。
【図5】本発明のNb3 Sn超電導線材の一構成例を示
す断面図である。
【図6】本発明のNb3 Sn超電導線材の他の構成例を
示す断面図である。
【図7】本発明のNb3 Sn超電導線材の更に他の構成
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ビレットケース(Cu−Sn合金性線状母材) 2 Nb線 3 混合ビレット(単芯型複合ビレット) 5 内部層 6,6a 拡散バリア層 7 無酸素銅(安定化銅) 8 1次多芯ビレット 9 外層ケース(最外層) 10 線材群 11 2次多芯ビレット(複合ビレット) 15 補強部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 康彦 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 千葉 政道 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nb3 Sn超電導線材群、安定化銅部、
    および拡散バリア層を含んでなるNb3 Sn超電導線材
    において、(1)Nb基合金(但し、Cu−Nb系合金
    を除く)、(2)V基合金(但し、Cu−V系合金を除
    く)、(3)Nbの含有量が15〜70重量%であるC
    u−Nb系合金、および(4)Vの含有量が15〜70
    重量%であるCu−V系合金よりなる群から選択される
    1種以上の合金が、体積率で10〜35%含む様に構成
    されたものであることを特徴とする強度および加工性に
    優れたNb3 Sn超電導線材。
JP7237100A 1995-09-14 1995-09-14 強度および加工性に優れたNb▲3▼Sn超電導線材 Withdrawn JPH0982149A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083065A (ja) * 2007-12-04 2008-04-10 Hitachi Ltd 二ホウ化マグネシウムを用いたnmr装置用プローブ
JP2011192639A (ja) * 2010-02-16 2011-09-29 Kobe Steel Ltd Nb3Sn超電導線材製造用前駆体およびNb3Sn超電導線材
WO2013031830A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社 Nb3Sn超電導線材製造用前駆体およびNb3Sn超電導線材
WO2023189275A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 古河電気工業株式会社 化合物超電導前駆体素線、化合物超電導前駆体撚線および化合物超電導撚線

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