JPH0981304A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0981304A
JPH0981304A JP23533395A JP23533395A JPH0981304A JP H0981304 A JPH0981304 A JP H0981304A JP 23533395 A JP23533395 A JP 23533395A JP 23533395 A JP23533395 A JP 23533395A JP H0981304 A JPH0981304 A JP H0981304A
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JP23533395A
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Atsushi Tanaka
淳 田中
Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Masaki Tokioka
正樹 時岡
Hajime Sato
肇 佐藤
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Ryozo Yanagisawa
亮三 柳沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿を編集可能な画像処理装置において、座標
入力の作業を簡略化し、原稿の編集を効率化する。 【解決手段】原稿台ガラス12に原稿15を置いて圧板
17を閉じ、編集開始スイッチ16を押下すると、座標
入力部13は原稿15を静電吸着する。その後、圧板1
7を開き(図示の状態)、操作パネル18及び座標入力
ペン14を操作しながら、原稿15の所望の領域を指定
して編集することができる。そして、原稿の編集が終了
したら、再び圧板17を閉じて、複写枚数等の複写条件
を操作パネル18によって設定し複写を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に係
り、特に原稿の領域を指定して編集が可能な画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿を読み取って、読み取った原
稿画像に処理を施して出力する複写機やファクシミリ等
の画像処理装置は、ユーザが原稿の任意の領域を指定
し、その部分をトリミング、着色、塗潰し、拡大、縮小
等する編集作業を行って画像を出力することが可能であ
った。
【0003】図9は、原稿を編集可能な従来の複写機の
装置外観を示す図である。この種の複写機においては、
原稿43の領域指定は、先ず、(A)に示すように原稿
押え用の圧板42を閉じて、原稿43を圧板42上に配
された座標入力装置45上に、基準位置を合わせて置
き、次に座標入力用の振動ペン44を原稿43に接触さ
せて所望の座標を入力することによって行っていた。そ
して領域の指定等を行い、所望の編集が終了したら、
(B)に示すように圧板42を上げ、原稿43を原稿面
を下にして原稿台ガラス46上に載置し、再び圧板42
を閉じ、複写作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、領域を指定する際と、原稿を実際に複
写する際とで原稿を置く位置が異なるため、作業が繁雑
になり、迅速な作業が困難であるばかりでなく、原稿を
置く際にその方向を間違えたり、例えば圧板を閉じると
きの風などにより基準位置からずれた位置に原稿を置い
てしまうという問題を有していた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、原稿を編集可能な画像処理装置において、座標
入力の作業を簡略化し、原稿の編集を効率化することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像処理装置は、原稿を原稿台に押さ
える圧板と、該原稿台上の原稿を読み取る読み取り部と
を有する画像処理装置であって、前記圧板は、原稿を吸
着する吸着手段と、指示された座標を取り込む座標入力
手段とを備え、取り込んだ座標を用いて読み取った原稿
画像を処理することを特徴とする。
【0007】本発明の好適な実施態様に従えば、例え
ば、前記座標入力手段は振動伝達板を有し、該振動伝達
板に振動を与えて座標を入力することが好ましい。
【0008】また、例えば、前記吸着手段は静電力によ
って原稿を吸着する板状部材を有することが望ましい。
【0009】また、例えば、前記板状部材は、前記振動
伝達板であることが望ましい。
【0010】また、例えば、前記吸着手段により原稿を
吸着する面が上方に向くように、前記圧板を回転する圧
板回転手段を更に備えることが望ましい。
【0011】また、処理した原稿画像を出力する画像出
力手段を更に備えることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に
おける複写機の構成を示す図であり、圧板17を開いた
状態を示している。同図において、11は複写機本体、
12は原稿を載置し読み取るための原稿台ガラス、17
は原稿15を押えるための圧板、13は圧板17に設け
られた座標入力部、14は座標を指定するための座標入
力ペン、16は編集の開始、終了を指示する編集スイッ
チ、18は原稿の編集や、複写の開始、複写部数の指
定、原稿の編集(例えば、トリミング、着色等)等を指
示する操作パネルである。
【0013】以下、この複写機による原稿編集の手順を
説明する。先ず、通常の複写作業と同様に、原稿台ガラ
ス12に原稿15を置く。次に圧板17を閉じ、編集開
始スイッチ16を押下する。後述するように、座標入力
部13は原稿15を静電吸着することが可能な機構を有
し、本実施の形態においては、編集スイッチ16を押下
(押下する都度、編集の開始、終了を交互に指示するも
のとして説明する)することにより該機構が作動し、こ
れにより原稿15は座標入力部13の入力面に吸着され
る。
【0014】原稿15を吸着した後、圧板17を開くと
図示の状態になる。この状態において、操作パネル18
及び座標入力ペン14を操作しながら、原稿15の所望
の領域を指定して編集することができる。そして、原稿
の編集が終了したら、再び圧板17を閉じて、複写枚数
等の複写条件を操作パネル18によって設定し複写を行
えば良い。
【0015】このように本実施の形態においては、原稿
の位置合せは、原稿台ガラス12上において一度行うだ
けで編集及び複写作業を行うことができ、原稿を置く方
向や位置等の間違えをなくし、位置合せのための時間や
手間を省くことができる。また、原稿の位置合せが、基
準位置に対して適正に行われなかった場合においても、
それを編集時にユーザが修正して複写することが可能で
あり、編集の効率を高めることができる。
【0016】図6は、複写機本体の制御構成の一例を示
すブロック図である。同図において、CPU601は、
ROM602に格納された制御プログラム(図7に示す
動作を制御する)に基づいて、複写機本体11及び座標
入力部13を制御するマイクロコンピュータである。R
AM603は、CPU601のワークメモリとして機能
するRAMである。座標入力部コントローラ604は、
座標入力部13を制御するコントローラであり、例え
ば、座標入力部13に対して原稿の吸着の開始、終了を
指示したり、座標入力部13より入力座標データを受け
取ったりする。スキャナコントローラ605は、原稿1
5を読み取るスキャナ607(原稿台ガラス12の下部
に位置する)を制御するコントローラである。プリンタ
コントローラ606は、画像形成部608を制御し、画
像を形成せしめるプリンタコントローラである。本実施
の形態は、例えば電子写真技術等を用いて記録紙に画像
を形成することによって、画像を出力するものである
が、本実施の形態をファクシミリ等に適用する場合に
は、例えば通信回線等を介して他の機器に出力すること
になる。パネルコントローラ609は、操作パネル18
及び編集スイッチ16を制御するコントローラである。
【0017】図7は、複写機の動作の一例を概略的に示
すフローチャートであり、初期設定等については省略し
てある。先ず、原稿台ガラス15上に原稿15が載置さ
れ、圧板17が閉じられ(これらをセンサにより検知し
ても良い)、編集スイッチ16が押下されると、原稿1
5の吸着を開始する(ステップS701)。次いで、ユ
ーザの指示に従って編集処理を行う(操作パネル18を
操作しながら座標入力部13により領域を指定し、トリ
ミング、着色等を行う;ステップS702)。そして、
再び編集スイッチ16が押下されると、編集の終了であ
ると判断して原稿の吸着を終了(ステップS703)
し、複写条件(例えば、複写枚数等)を設定し、複写を
行う(ステップS704)。なお、原稿の編集を行わな
い場合には、直接ステップS704を実行するように制
御すれば良い。
【0018】<座標入力部の構成例>座標入力部として
は、種々の形態を適用可能であるが、例えば、「特公平
6−62771」等に記載された超音波方式のディジタ
イザを用いることができる。図2は、超音波方式を用い
た座標入力部13の構成例を示す図である。
【0019】同図において、演算制御回路1は、所定の
周期毎(例えば、10ms毎)に振動子駆動回路2にパ
ルス信号を供給する。振動子駆動回路2は、このパルス
信号を所定の増幅率で増幅し、駆動信号を座標入力ペン
14の振動子4に供給する。振動子4は、この駆動信号
を機械的な超音波信号に変換する。このとき、例えば振
動伝達板8に対して垂直方向に振動するモードを選択す
ることが好ましい。また、振動子4の振動周波数を、ペ
ン先5の共振周波数とすることにより効率の良い振動変
換が可能である。
【0020】振動伝達板8は、入力された超音波振動を
各振動センサ6a〜6dに伝達する振動伝達板である。
座標入力ペン14による超音波振動の入力は、振動子4
によって振動するペン先5を振動伝達板8の入力エリア
A内の所望の位置に接触させることによって行う。入力
された超音波振動は、板波として伝播し、伝播する距離
に応じて遅延して各振動センサ6a〜6dに到達する。
この板波は、表面波等に比して振動伝達板8の表面の
傷、障害物等の影響を受けにくいという利点を有する。
また、振動伝達板8は、入力した振動を振動センサ6a
〜6dまで伝達できるものであれば十分であり、例えば
ガラス、金属、樹脂材等の材料を用いれば良い。本実施
の形態においては、この振動伝達板8を、原稿15を吸
着するための吸着板としても用いることにより構造を単
純化している。
【0021】振動伝達板8の外周には、反射した超音波
振動が中央部に戻ることを抑制するための防振材7が設
けられ、その境界に、機械的な振動を電気信号に変換す
る圧電素子等の振動センサ6a〜6dが配置されてい
る。
【0022】信号波形検出回路9は、各振動センサ6a
〜6dについて、夫々超音波振動の到達を検知して、演
算制御回路1に対して超音波振動の到達したタイミング
を示す信号(夫々の振動センサについてTg、Tp)を
出力する。
【0023】演算制御回路1は、タイマ回路を内蔵して
おり、前述のパルス信号を振動子駆動回路2に出力する
タイミングで、このタイマ回路を起動し、超音波振動が
各振動センサ6a〜6dに到達したことを示す各タイミ
ング信号(夫々の振動センサについてTg、Tp)に基
づいて、そのカウント値から群遅延時間tg及び位相遅
延時間tpを得る。そして、群遅延時間tg及び位相遅
延時間tpより、振動の入力座標から各センサ6a〜6
dまでの距離を夫々算出し、振動の入力座標を算出す
る。算出した入力座標は、座標入力部コントローラ60
4を介して本体11に供給され、入力座標を受け取った
本体11は、通常の技術に従い原稿の編集処理を制御す
る。
【0024】吸着制御回路10は、本体11より演算制
御回路1を介して供給される指令に基づいて、原稿15
を振動伝達板8に静電吸着させたり、解放させたりする
ための制御回路である。この静電吸着及び解放の指示
は、前述のように、本体11に備えられた編集スイッチ
16が押下されたことを本体11が検知して、その旨を
演算制御回路1に通知することによってなされる。ただ
し、実施の態様により、例えば、吸着/解放を指示する
機能を有するスイッチ等を操作パネル18に備えても良
い。
【0025】図3は、原稿の吸着機構の一つである静電
吸着機構の構成例を示す図である。同図において、振動
伝達板8は、導体層32を絶縁層31及び33によって
挟んだ構成を有する。本体11より演算制御回路1を介
して吸着の命令を受け取ると、吸着制御回路10は、導
体層32に電荷を供給する。そして、導体層は32は、
この電荷の蓄積により静電力を発生して、原稿15を吸
着する。一方、上記と同様にして、本体11より解放の
命令を受け取ると、吸着制御回路10は、導体層32の
電荷を放電せしめることによって原稿15を解放する。
【0026】振動センサ6(6a〜6d)は、振動伝達
板8に印刷して形成された印刷電極35、圧電素子34
及びバネ電極38を有し、振動伝達板8を伝わってきた
超音波振動を電気信号に変換し、前置増幅器51に供給
する。前置増幅器51は、入力された電気信号を所定の
増幅率で増幅し、信号波形検出回路9に供給する。
【0027】図4は、信号波形検出回路9の構成例を示
すブロック図である。振動センサ6(6a〜6d)及び
前置増幅器51の機能については前述の通りである。前
置増幅回路51で増幅された検出信号は、帯域通過フィ
ルタ511により余分な周波数成分が除かれ、例えば、
絶対値回路や低域通過フィルタ等により構成されるエン
ベロープ検出回路52に入力され、エンベロープ信号が
取り出される。取り出されたエンベロープ信号は、2回
微分回路53によって2回微分されTg信号検出回路5
4に供給される。Tg信号検出回路54は、例えば単安
定マルチバイブレータ等から構成され、2回微分した信
号(2回微分信号)から所定の時間幅のゲート信号を生
成し、そのゲート信号が開いているときの、2回微分信
号のゼロクロス点より、エンベロープの検出信号である
信号Tgを生成し、演算制御回路1に供給する。
【0028】また、Tp信号検出回路55は、帯域通過
フィルタ511を通過した信号(通過信号)が所定レベ
ルの閾値を越える部分のパルス信号を形成し、例えば、
このパルス信号をトリガとして、例えば単安定マルチバ
イブレータによって所定の時間幅のゲート信号を生成
し、そのゲート信号が開いているときの通過信号をパル
ス変換し、位相信号の検出信号である信号Tpを生成
し、演算制御回路1に供給する。
【0029】演算制御回路1は、前述のように、信号T
g及びTpより群遅延時間tg及び位相遅延時間Tpを
得て、振動の入力座標と各振動センサ6a〜6dの距離
(ペン・センサ間距離)を夫々算出し、算出した各距離
から振動の入力座標を算出する。以下に、入力座標の演
算方法を示す。
【0030】振動伝達板8を伝わる振動の群速度をV
g、位相速度をVp、波長をλとすると、ペン・センサ
間距離L(La〜Ld)は、 L=n・λ+Vp・Tp ・・・式(1) 但し、 n=int[(Vg・Tg−Vp・Tp)/λ+α] ・・・式(2) ここで、αは四捨五入等の操作に相当する数値、例えば
0.5等を用いれば良い。図5において、P(x,y)
は振動の入力座標である。6a−P(x、y)間距離を
La、6b−P(x、y)間距離をLb、6c−P
(x、y)間距離をLc、6d−P(x、y)間距離を
Ldとし、6a−6b間距離をX、6a−6c間距離を
Yとすると、P(x、Y)は、例えば、 x=(La+Lb)・(La−Lb)/2X ・・・式(3) y=(La+Lc)・(La−Lc)/2Y ・・・式(4) で与えられる。なお、式(3)及び式(4)による座標
計算は、振動センサ6a〜6cによって得られるペン・
センサ間La〜Lcを用いた例であるが、振動センサ
は、2個以上あれば入力座標を算出することができる。
【0031】演算制御回路1は、上記のようにして算出
した入力座標を本体11に供給し、本体11は、この入
力座標と、操作パネル18を介してユーザから指示され
る命令に基づいて、通常の技術にしたがって原稿の編集
処理(例えば、トリミング、着色、塗潰し等)を制御す
る。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、位置
合せした原稿を圧板に吸着させて原稿を編集し、再び原
稿の位置合せをすることなく複写等を行うことができ
る。したがって、従来のように原稿の領域を指定すると
きと、複写するときとにおいて2度に渡って原稿の位置
合わせをする必要がないため、編集、複写を迅速に行う
ことができ、原稿の位置ずれや、置き間違いによる失敗
を低減することができる。
【0033】また、振動伝達板と、原稿の吸着機構とを
兼用することにより、安価で軽量な構成を実現すること
ができる。
【0034】<応用例1>上記の例は、原稿の吸着の開
始、終了の指示をユーザからの指示(例えば、編集スイ
ッチ16や操作パネル18を介して指示される)に従っ
て行う例であるが、これを自動化することも可能であ
る。例えば、吸着の終了は、編集作業が終了し、原稿1
5が原稿台ガラス12上に載置された以降であれば良い
から、圧板17の開閉を検知するセンサ等を設けて、編
集作業の後に圧板17が閉じられたことを検知し、これ
に基づいて吸着を終了するように構成することにより、
ユーザは吸着の終了を意識することなく作業を行うこと
ができる。また、例えば操作パネル18に備えられた複
写スイッチ(不図示)等をユーザが押下することによっ
て、複写の開始が指示されたときに吸着を終了すること
もできる。
【0035】また、原稿15が原稿台ガラス12上に載
置され、圧板17が閉じられたことを検知するセンサ等
を備え、これに基づいて原稿を吸着し、圧板17を開い
て編集作業を終了した後に、圧板17が再び閉じられ、
複写スイッチ等により所定の指示が与えられたときに、
それに基づいて原稿の吸着を終了しても良い。
【0036】<応用例2>また、上記の例は、圧板17
が横方向に開閉する例(図1(b)参照)であるが、図
8に示すように、圧板17が本体11上で反転する構成
にしても良い。この例においては、原稿15を原稿台ガ
ラス12上に載置し、圧板12を閉じて原稿15を吸着
し、その後、圧板指示棒20を上方に引出すことによっ
て、圧板17を持ち上げて、図中の矢印に示すように座
標入力部13(原稿15)が上になるように回転(反
転)させ、再び本体11上に置いて、この状態で原稿の
編集を行うことができる。そして、編集が終了したら、
上記と逆の手順で再び原稿15が原稿台ガラス12に接
するように圧板17を回転させて、複写等の作業を行え
ば良い。
【0037】以上のように、圧板17が本体11の上部
で回転して原稿面が上向きになる構成とすることによ
り、複写機を設置するスペースが狭い場合においても、
上記のように効率良く編集、複写作業を行うことができ
る。
【0038】なお、上記の説明においては、複写機に関
して説明したが、本発明は原稿を読み取って編集を行
う、例えばファクシミリ等の画像処理装置全般に広く適
用することが可能である。
【0039】また、本発明は、原稿読取装置、画像処理
装置及びプリンタ等の複数の機器から構成されるシステ
ムに適用しても、複写機やファクシミリ等の単体の装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって実施される場合にも
適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に
係るプログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成する
ことになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムを
システム或は装置に読み出すことによって、そのシステ
ム或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
座標入力の作業を簡略化し、原稿の編集を効率化するこ
とができるという効果がある。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る複写機の構成例を示す図であ
る。
【図2】超音波方式を用いた座標入力部の構成例を示す
図である。
【図3】原稿の吸着機構の一つである静電吸着機構の構
成例を示す図である。
【図4】信号波形検出回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】座標計算の原理を説明する図である。
【図6】複写機本体の制御構成の一例を示すブロック図
である。
【図7】複写機の動作の一例を概略的に示すフローチャ
ートである。
【図8】実施の形態に係る複写機の他の構成例を示す図
である。
【図9】原稿を編集可能な従来の複写機の装置外観を示
す図である。
【符号の説明】
1 演算制御回路 2 振動子駆動回路 4 振動子 5 ペン先 6a〜6d 振動センサ 7 防振材 8 振動伝達板 9 信号波形検出回路 10 吸着制御回路 11 複写機本体 12 原稿台ガラス 13 座標入力部 14 座標入力ペン 15 原稿 16 編集スイッチ 17 圧板 18 操作パネル 20 圧板指示棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 H04N 1/387 (72)発明者 佐藤 肇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 克行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柳沢 亮三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を原稿台に押さえる開閉可能な圧板
    と、該原稿台上の原稿を読み取る読み取り部とを有する
    画像処理装置であって、前記圧板は、 原稿を吸着する吸着手段と、 指示された座標を取り込む座標入力手段と、 を備え、取り込んだ座標を用いて読み取った原稿画像を
    処理することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記座標入力手段は振動伝達板を有し、
    該振動伝達板に振動を与えて座標を入力することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着手段は静電力によって原稿を吸
    着する板状部材を有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記板状部材は、前記振動伝達板である
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記吸着手段により原稿を吸着する面が
    上方に向くように、前記圧板を回転する圧板回転手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 処理した原稿画像を出力する画像出力手
    段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれか1項に記載の画像処理装置。
JP23533395A 1995-09-13 1995-09-13 画像処理装置 Pending JPH0981304A (ja)

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JP23533395A JPH0981304A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10241388B1 (en) 2017-09-22 2019-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10241388B1 (en) 2017-09-22 2019-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus and image forming apparatus

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