JPH06253065A - コピー・ファクシミリ複合装置 - Google Patents

コピー・ファクシミリ複合装置

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JPH06253065A
JPH06253065A JP3536793A JP3536793A JPH06253065A JP H06253065 A JPH06253065 A JP H06253065A JP 3536793 A JP3536793 A JP 3536793A JP 3536793 A JP3536793 A JP 3536793A JP H06253065 A JPH06253065 A JP H06253065A
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Toshiya Masuda
俊哉 増田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動原稿搬送装置に一度原稿をセットするこ
とにより、その処理の途中でファクシミリ処理装置によ
る処理からコピー処理装置による処理へ自動的に切り換
えたり、あるいはコピー処理装置による処理からファク
シミリ処理装置による処理へ自動的に切り換えられるよ
うにする。 【構成】 自動原稿搬送装置による原稿搬送時に原稿サ
イズ検出手段が原稿のサイズを検出し、その原稿サイズ
検出手段による異なる原稿サイズの検出を区切りとし
て、処理切換手段がコピー処理装置による処理からファ
クシミリ処理装置による処理へ、あるいはファクシミリ
処理装置による処理からコピー処理装置による処理へ自
動的に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コピー機能とファク
シミリ機能とを合わせ持つコピー・ファクシミリ複合装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー機能とファクシミリ機能の両方を
持つコピー・ファクシミリ複合装置は一般に知られてお
り、原稿のイメージを読み取って画像信号を出力する画
像読取装置と、原稿を自動的に画像読取装置に送る自動
原稿搬送装置と、画像信号をイメージパターンとして出
力する印刷装置と、画像読取装置から出力される画像信
号を処理して印刷装置に出力するコピー処理装置と、画
像読取装置から出力される画像信号を処理してファクシ
ミリ信号として回線に出力するファクシミリ処理装置と
を備えている。
【0003】このようなコピー・ファクシミリ複合装置
では、コピー処理装置とファクシミリ処理装置はそれぞ
れ個別に動作するので、コピー処理装置による処理から
ファクシミリ処理装置による処理へ、あるいはファクシ
ミリ処理装置による処理からコピー処理装置による処理
への切り換えは、使用者による手動のボタン操作等によ
って行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコピー・ファクシミリ複合装置では、コピー
作業とファクシミリ作業を続けて行なう場合にも、途中
でコピー処理装置による処理とファクシミリ処理装置に
よる処理とを手動で切り換えなければならなかった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、自動原稿搬送装置に一度原稿をセットすること
により、その処理の途中でファクシミリ処理装置による
処理からコピー処理装置による処理へ自動的に切り換え
たり、あるいはコピー処理装置による処理からファクシ
ミリ処理装置による処理へ自動的に切り換えられるよう
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿のイメージを読み取って画像信号を
出力する画像読取装置と、原稿を自動的に画像読取装置
に送る自動原稿搬送装置と、画像信号をイメージパター
ンとして出力する印刷装置と、画像読取装置から出力さ
れる画像信号を処理して印刷装置に出力するコピー処理
装置と、画像読取装置から出力される画像信号を処理し
てファクシミリ信号として回線に出力するファクシミリ
処理装置とを備えたコピー・ファクシミリ複合装置にお
いて、それぞれ以下の(1)〜(4)に示すコピー・ファク
シミリ複合装置を提供する。
【0007】(1)自動原稿搬送装置に原稿搬送時に原
稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段を備え、その
原稿サイズ検出手段による異なる原稿サイズの検出を区
切りとして、コピー処理装置による処理からファクシミ
リ処理装置による処理へ、あるいはファクシミリ処理装
置による処理からコピー処理装置による処理へ自動的に
切り換える処理切換手段を設けたコピー・ファクシミリ
複合装置。
【0008】(2)コピー処理装置又はファクシミリ処
理装置による画像読取装置からの画像信号処理時あるい
は画像読取装置での画像読み取り時に白紙を検出する白
紙検出手段と、該手段による白紙の検出を区切りとし
て、コピー処理装置による処理からファクシミリ処理装
置による処理へ、あるいはファクシミリ処理装置による
処理からコピー処理装置による処理へ自動的に切り換え
る処理切換手段とを設けたコピー・ファクシミリ複合装
置。
【0009】(3)画像読取装置から出力される画像信
号を処理する際に原稿上に特殊なマーカで記入されたパ
ターンを検出するマーカ検出手段と、該手段によるマー
カパターンの検出を区別りとして、コピー処理装置によ
る処理からファクシミリ装置による処理へ、あるいはフ
ァクシミリ処理装置による処理からコピー処理装置によ
る処理へ自動的に切り換える処理切換手段とを設けたコ
ピー・ファクシミリ複合装置。
【0010】(4)画像読取装置から出力される画像信
号を処理する際に原稿上の特定パターンとその位置を検
出するパターン位置検出手段と、その手段を用いて特定
パターンの組み合せを検出することにより、この特定パ
ターンの組み合せを記録した原稿を区切りとして、コピ
ー処理装置による処理からファクシミリ処理装置による
処理へ、あるいはファクシミリ処理装置による処理から
コピー処理装置による処理へ自動的に切り換える処理切
換手段とを設けたコピー・ファクシミリ複合装置。
【0011】
【作用】(1)のコピー・ファクシミリ複合装置では、
自動原稿搬送装置による原稿搬送時に原稿サイズ検出手
段が原稿のサイズを検出し、その原稿サイズ検出手段に
よる異なる原稿サイズの検出を区切りとして、処理切換
手段がコピー処理装置による処理からファクシミリ処理
装置による処理へ、あるいはファクシミリ処理装置によ
る処理からコピー処理装置による処理へ自動的に切り換
える。
【0012】(2)のコピー・ファクシミリ複合装置で
は、コピー処理装置又はファクシミリ処理装置による画
像読取装置からの画像信号処理時あるいは画像読取装置
での画像読み取り時に白紙検出手段が白紙を検出した場
合、その検出を区切りとして、処理切換手段がコピー処
理装置による処理からファクシミリ処理装置による処理
へ、あるいはファクシミリ処理装置による処理からコピ
ー処理装置による処理へ自動的に切り換える。
【0013】(3)のコピー・ファクシミリ複合装置で
は、画像読取装置から出力される画像信号を処理する際
にマーカ検出手段が原稿上に特殊なマーカで記入された
パターンを検出した場合、その検出を区別りとして、処
理切換手段がコピー処理装置による処理からファクシミ
リ装置による処理へ、あるいはファクシミリ処理装置に
よる処理からコピー処理装置による処理へ自動的に切り
換える。
【0014】(4)のコピー・ファクシミリ複合装置で
は、画像読取装置から出力される画像信号を処理する際
にパターン位置検出手段が原稿上の特定パターンとその
位置を検出し、そのパターン位置検出手段を用いて特定
パターンの組み合せを検出することにより、この特定パ
ターンの組み合せを記録した原稿を区切りとして、処理
切換手段がコピー処理装置による処理からファクシミリ
処理装置による処理へ、あるいはファクシミリ処理装置
による処理からコピー処理装置による処理へ自動的に切
り換える。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の第1実施例を示す
コピー・ファクシミリ複合装置のブロック構成図であ
る。
【0016】このコピー・ファクシミリ複合装置は、原
稿のイメージを読み取って画像信号を出力する画像読取
装置(イメージスキャナ)1と、原稿を自動的に画像読
取装置1に送る自動原稿搬送装置(ADF)2と、画像
信号をイメージパターンとして印刷出力する画像印刷装
置(プロッタ)3と、画像読取装置1から出力される画
像信号を処理して画像印刷装置3に出力するコピー処理
装置4と、画像読取装置1から出力される画像信号を処
理してファクシミリ信号として電話回線等の通信回線に
出力するファクシミリ(FAX)処理装置5とを備えて
いる。
【0017】また、自動原稿搬送装置2に原稿搬送時に
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出部2aを備え、
さらに上記各部の動作信号の流れを制御するシステムコ
ントローラ6と、全体の動作を操作入力し、状態を表示
する操作表示装置7とを備えている。
【0018】次に、このコピー・ファクシミリ複合装置
におけるファクシミリ処理装置5による処理(ファクシ
ミリ動作)からコピー処理装置4による処理(コピー動
作)へ自動的に切り換える場合の動作について説明す
る。
【0019】まず、オペレータが操作表示装置7を使用
してファクシミリ動作中にし、通常のファクシミリ送信
の設定(送信先のFAX番号等の入力)を行なう。そこ
で、ファクシミリ用の原稿と続けて行なうコピー用の原
稿との間に動作切換の区切りとしてサイズの異なる用紙
をはさみ、それらをまとめて自動原稿搬送装置2にセッ
トした後、ファクシミリ処理装置5によるファクシミリ
動作をスタートさせる。
【0020】それによって、自動原稿搬送装置2がセッ
トされている原稿を1枚ずつ画像読取装置1に送り、画
像読取装置1が送られてくる原稿のイメージを読み取っ
て画像信号を出力する。このとき、自動原稿搬送装置2
は原稿を搬送する際に原稿サイズ検出部2aによりその
原稿のサイズを検出し、システムコントローラ6を介し
て画像読取装置1とファクシミリ処理装置5に通知す
る。
【0021】画像読取装置1から出力される画像信号
は、システムコントローラ6を介してファクシミリ処理
装置5に渡される。ファクシミリ処理装置5では、画像
信号を処理してファクシミリ信号に変換し、それを通信
回線に送信する。
【0022】ファクシミリ処理装置5によるファクシミ
リ動作からコピー処理装置4によるコピー動作への自動
切換は、現在動作中のファクシミリ処理装置5が自動原
稿搬送装置2の原稿サイズ検出部2aから通知される現
時点で読み込んでいる原稿のサイズを常にチェックし
て、原稿のサイズに変化があった時にファクシミリ処理
を終了し、自動原稿搬送装置2による原稿搬送の中断を
システムコントローラ6を通して要求する。
【0023】さらに、コピー処理装置4の起動と画像信
号,制御信号等の受け渡し先をコピー処理装置4にする
ための切り換えをシステムコントローラ6へ要求し、全
ての動作を終了する。コピー処理装置4が起動されて動
作を開始すると、システムコントローラ6を通して自動
原稿搬送装置2に原稿の搬送を再開させてコピー処理を
行ない、ファクシミリ動作からコピー動作に切り換わ
る。
【0024】次に、このコピー・ファクシミリ複合装置
におけるコピー処理装置4による処理からファクシミリ
処理装置5による処理へ自動的に切り換える場合の動作
について説明する。
【0025】まず、オペレータが上述と同じようにコピ
ー用の原稿とファクシミリ用の原稿との間に動作切換の
区切りとしてサイズの異なる用紙をはさみ、それらをま
とめて自動原稿搬送装置2にセットした後、操作表示装
置7によりコピー動作状態にして、コピー処理装置4に
コピー動作を開始させる。
【0026】そして、自動原稿搬送装置2がファクシミ
リ送信動作時と同様にセットされている原稿を搬送する
とき、原稿サイズ検出部2aによりその原稿のサイズを
検出し、それをシステムコントローラ6を介して画像読
取装置1とコピー処理装置4に通知する。
【0027】コピー処理装置4によるコピー動作からフ
ァクシミリ処理装置5によるファクシミリ動作への自動
切換は、前述したファクシミリ動作からコピー動作の時
と同じように行なわれ、現在動作中のコピー処理装置4
が自動原稿搬送装置2の原稿サイズ検出部2aから通知
される現時点で読み込んでいる原稿のサイズを常にチェ
ックして、原稿のサイズに変化があった時にコピー処理
を終了し、自動原稿搬送装置2による原稿搬送の中断を
システムコントローラ6を通して要求する。
【0028】さらに、ファクシミリ処理装置5の起動と
画像信号,制御信号等の受け渡し先をファクシミリ処理
装置5にするための切り換えをシステムコントローラ6
へ要求し、全ての動作を終了する。ファクシミリ処理装
置5が起動されて動作を開始すると、システムコントロ
ーラ6を介して自動原稿搬送装置2に原稿の搬送を再開
させてファクシミリ処理を行ない、送信を始める。但
し、コピー動作からファクシミリ動作に自動切換を行な
う場合には、予めファクシミリ動作に切り換えた際に送
信先を設定する手段があるものとする。
【0029】このように、この実施例のコピー・ファク
シミリ複合装置では、自動原稿搬送装置2による原稿搬
送時に原稿サイズ検出部2aが原稿のサイズを検出し、
その原稿サイズ検出部2aによる異なる原稿サイズの検
出を区切りとして、コピー処理装置4による処理からフ
ァクシミリ処理装置5による処理へ、あるいはファクシ
ミリ処理装置5による処理からコピー処理装置4による
処理へ自動的に切り換える。
【0030】図2はこの発明の第2実施例を示すコピー
・ファクシミリ複合装置のブロック構成図であり、図1
と同じ部分には同一符号を付してそれらの説明を省略す
る。8は白紙検出部であり、画像読取装置1から出力さ
れる画像信号を利用して白紙原稿を検出し、それをシス
テムコントローラ6に知らせる。
【0031】次に、このコピー・ファクシミリ複合装置
におけるファクシミリ処理装置5による処理からコピー
処理装置4による処理へ自動的に切り換える場合の動作
について説明する。
【0032】基本的には第1実施例の場合と同じである
が、区切りとその検出方法に違いがある。ファクシミリ
処理装置5によるファクシミリ動作からコピー処理装置
4によるコピー動作への切り換えは、ファクシミリ処理
装置5によるファクシミリ動作中に画像読取装置1から
出力される画像信号から白紙検出部8が白紙原稿を検出
し、それをシステムコントローラ6を介してファクシミ
リ処理装置5へ通知することにより行なわれる。
【0033】すなわち、ファクシミリ処理装置5がファ
クシミリ処理を終了した後、自動原稿搬送装置2による
原稿搬送の中断をシステムコントローラ6を介して要求
し、さらにコピー処理装置4の起動と画像信号,制御信
号等の受け渡し先をコピー処理装置4にするための切り
換えをシステムコントローラ6へ要求し、動作を終了す
る。コピー処理装置4が動作を開始すると、システムコ
ントローラ6を介して自動原稿搬送装置2に原稿の搬送
の再開を要求し、コピーを始める。
【0034】このとき、ファクシミリ用原稿とコピー用
紙原稿との間に動作切換の区切りとして白紙の原稿をは
さむ。また、コピー動作からファクシミリ動作に切り換
わる場合は、コピー処理装置4とファクシミリ処理装置
5の動きが入れ換るだけで同様である。但し、この場合
にはコピー動作からファクシミリ動作に切り換わったに
ファクシミリ送信先を設定する手段があるものとする。
【0035】このように、この実施例のコピー・ファク
シミリ複合装置では、画像読取装置1での画像読み取り
時(コピー処理装置4又はファクシミリ処理装置5によ
る画像読取装置1からの画像信号処理時)に白紙検出部
8が白紙を検出した場合、その検出を区切りとして、コ
ピー処理装置4による処理からファクシミリ処理装置5
による処理へ、あるいはファクシミリ処理装置5による
処理からコピー処理装置4による処理へ自動的に切り換
える。
【0036】図3はこの発明の第3実施例を示すコピー
・ファクシミリ複合装置のブロック構成図であり、図1
と同じ部分には同一符号を付してそれらの説明を省略す
る。9はマーカ検出部であり、画像読取装置1から出力
される画像信号を分析して特殊なマーカによる書き込み
(原稿上に特殊なマーカで記入されたパターン)を検出
し、それをシステムコントローラ6に知らせる。
【0037】次に、このコピー・ファクシミリ複合装置
におけるファクシミリ処理装置5による処理からコピー
処理装置4による処理へ自動的に切り換える場合の動作
について説明する。基本的な動作は上述した第1及び第
2実施例の場合と同様で、動作を切り換える区切りとそ
の検出方法に違いがある。
【0038】まず、オペレータがファクシミリ用原稿の
最後あるいはコピー用原稿の最初にマーカで“しるし”
を記入して動作切換の区切りとし、全ての原稿をまとめ
て自動原稿搬送装置2にセットする。以降の動作は区切
りを検出するために、画像読取装置1から出力される画
像信号をマーカ検出部9が分析してマーカパターン(し
るし)を検出し、それをシステムコントローラ6を介し
てファクシミリ処理装置5へ通知する。
【0039】ファクシミリ処理装置5は、マーカパター
ンが検出されたことを通知された時に、切り換えの動作
を始める。すなわち、マーカを動作を変更する前の最後
の原稿につける方法をとった場合は、前述の各実施例と
同様にファクシミリ処理を終了した後、自動原稿搬送装
置2による原稿搬送の中断を要求し、次にコピー処理装
置4の起動と画像信号,制御信号等の受け渡し先をコピ
ー処理装置4にするための切り換えをシステムコントロ
ーラ6に要求する。コピー処理装置4が動作を開始する
と、自動原稿搬送装置2に原稿の搬送の再開を要求し、
コピー動作を始める。
【0040】一方、マーカを動作を変更する最初の原稿
につける方法をとった場合には、コピー処理装置4が動
作を開始した後、もう一度マーカのついた原稿のイメー
ジを画像読取装置1に読み込ませるなどマーカのついた
原稿の画像信号をコピー処理した後で自動原稿搬送装置
2に原稿の搬送の再開を要求し、コピー処理をつづけ
る。
【0041】なお、コピー動作からファクシミリ動作に
自動的に切り換える時は、コピー処理装置4とファクシ
ミリ処理装置5の動作が入れ換わるだけで同様に行なわ
れる。但し、この場合もコピー動作からファクシミリ動
作に切り換った時にファクシミリ送信先を設定する手段
があるものとする。
【0042】このように、この実施例のコピー・ファク
シミリ複合装置では、画像読取装置1から出力される画
像信号を処理する際にマーカ検出部9が原稿上に特殊な
マーカで記入されたパターンを検出した場合、その検出
を区別りとして、コピー処理装置4による処理からファ
クシミリ装置5による処理へ、あるいはファクシミリ処
理装置5による処理からコピー処理装置4による処理へ
と自動的に切り換える。
【0043】図4はこの発明の第4実施例を示すコピー
・ファクシミリ複合装置のブロック構成図であり、図1
と同じ部分には同一符号を付してそれらの説明を省略す
る。10はパターン位置検出部であり、画像読取装置1
から出力される画像信号を分析して原稿上の特定パター
ンとその位置を検出し、それをシステムコントローラ6
に通知する。
【0044】次に、このコピー・ファクシミリ複合装置
におけるファクシミリ処理装置5による処理からコピー
処理装置4による処理へ自動的に切り換える場合の動作
について説明する。基本的な動作は第1〜第3実施例の
場合と同様で、動作を切り換える区切りとその検出方法
に違いがある。
【0045】まず、オペレータがファクシミリ用の原稿
とコピー用の原稿との間に動作の切り換えを意味する特
定パターンの組み合せが記録された切り換え用原稿をは
さんで、それらをまとめて自動原稿搬送装置2にセット
する。以降の動作は切り換えの区切りを検出するため
に、パターン位置検出部10が画像読取装置1から出力
される画像信号を分析し、区切り用の特定パターンを検
出したら、その特定パターンとその位置をシステムコン
トローラ6を介してファクシミリ処理装置5へ通知す
る。
【0046】ファクシミリ処理装置5は、そのパターン
位置検出部10を用いて特定パターンの組み合せを検出
することにより、この特定パターンの組み合せを記録し
た原稿を区切りとして切り換えの動作を始める。すなわ
ち、前述した第1〜第3実施例と同様にファクシミリ処
理を終了して、自動原稿搬送装置2に原稿搬送の中断を
要求し、次にコピー処理装置4の起動と画像信号,制御
信号等の受け渡し先をコピー処理装置4にするための切
り換えをシステムコントローラ6に要求して動作を終了
する。コピー処理装置4が動作を開始すると、自動原稿
搬送装置2に原稿の搬送の再開を要求し、コピー動作を
始める。
【0047】なお、コピー動作からファクシミリ動作に
自動的に切り換える場合には、コピー処理装置4とファ
クシミリ処理装置5の動作が入れ換るだけで同様に行な
われる。但し、この場合もコピー動作からファクシミリ
動作に切り換った時にファクシミリ送信先を設定する手
段を持つものとする。
【0048】このように、この実施例のコピー・ファク
シミリ複合装置では、画像読取装置1から出力される画
像信号を処理する際にパターン位置検出部10が原稿上
の特定パターンとその位置を検出し、そのパターン位置
検出部10を用いて特定パターンの組み合せを検出する
ことにより、この特定パターンの組み合せを記録した原
稿を区切りとして、コピー処理装置4による処理からフ
ァクシミリ処理装置5による処理へ、あるいはファクシ
ミリ処理装置5による処理からコピー処理装置4による
処理へと自動的に切り換える。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、自動原稿搬送装置によって搬送される原稿
のサイズを検出し、コピー処理とファクシミリ処理の切
り換えを原稿サイズの変化をきっかけに行なえるので、
コピー,ファクシミリの各々の機能に自動的に切り換え
ることができる。
【0050】請求項2の発明によれば、自動原稿搬送装
置によって搬送される原稿が白紙であるか否かを検出
し、コピー処理とファクシミリ処理の切り換えを白紙原
稿の検出をきっかけに行なえるので、コピー,ファクシ
ミリの各々の機能に自動的に切り換えることができる。
【0051】請求項3の発明によれば、自動原稿搬送装
置によって搬送される原稿に記入されている特殊マーカ
によるパターンを検出し、コピー処理とファクシミリ処
理の切り換えをマーカパターンの検出をきっかけに行な
えるので、コピー,ファクシミリの各々の機能に自動的
に切り換えることができる。
【0052】(4)請求項4に対応する作用効果 請求項4の発明によれば、自動原稿搬送装置によって搬
送される原稿上の特定のパターンの存在を検出し、コピ
ー処理とファクシミリ処理の切り換えを特定パターンの
検出をきっかけとして行なえるので、コピー,ファクシ
ミリの各々の機能に自動的に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すコピー・ファクシ
ミリ複合装置のブロック構成図である。
【図2】この発明の第2実施例を示すコピー・ファクシ
ミリ複合装置のブロック構成図である。
【図3】この発明の第3実施例を示すコピー・ファクシ
ミリ複合装置のブロック構成図である。
【図4】この発明の第4実施例を示すコピー・ファクシ
ミリ複合装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1:画像読取装置 2:自動原稿搬送装置 2a: 原稿サイズ検出部 3:画像印刷装置 4:コピー処理装置 5:ファクシミリ処理装置 6:システムコントローラ 7:操作表示装置
8:白紙検出部 9:マーカ検出部 10:パターン位置検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿のイメージを読み取って画像信号を
    出力する画像読取装置と、原稿を自動的に前記画像読取
    装置に送る自動原稿搬送装置と、画像信号をイメージパ
    ターンとして出力する印刷装置と、前記画像読取装置か
    ら出力される画像信号を処理して前記印刷装置に出力す
    るコピー処理装置と、前記画像読取装置から出力される
    画像信号を処理してファクシミリ信号として回線に出力
    するファクシミリ処理装置とを備えたコピー・ファクシ
    ミリ複合装置において、 前記自動原稿搬送装置に原稿搬送時に原稿のサイズを検
    出する原稿サイズ検出手段を備え、該原稿サイズ検出手
    段による異なる原稿サイズの検出を区切りとして、前記
    コピー処理装置による処理から前記ファクシミリ処理装
    置による処理へ、あるいは前記ファクシミリ処理装置に
    よる処理から前記コピー処理装置による処理へ自動的に
    切り換える処理切換手段を設けたことを特徴とするコピ
    ー・ファクシミリ複合装置。
  2. 【請求項2】 原稿のイメージを読み取って画像信号を
    出力する画像読取装置と、原稿を自動的に前記画像読取
    装置に送る自動原稿搬送装置と、画像信号をイメージパ
    ターンとして出力する印刷装置と、前記画像読取装置か
    ら出力される画像信号を処理して前記印刷装置に出力す
    るコピー処理装置と、前記画像読取装置から出力される
    画像信号を処理してファクシミリ信号として回線に出力
    するファクシミリ処理装置とを備えたコピー・ファクシ
    ミリ複合装置において、 前記コピー処理装置又は前記ファクシミリ処理装置によ
    る前記画像読取装置からの画像信号処理時あるいは前記
    画像読取装置での画像読み取り時に白紙を検出する白紙
    検出手段と、該手段による白紙の検出を区切りとして、
    前記コピー処理装置による処理から前記ファクシミリ処
    理装置による処理へ、あるいは前記ファクシミリ処理装
    置による処理から前記コピー処理装置による処理へ自動
    的に切り換える処理切換手段とを設けたことを特徴とす
    るコピー・ファクシミリ複合装置。
  3. 【請求項3】 原稿のイメージを読み取って画像信号を
    出力する画像読取装置と、原稿を自動的に前記画像読取
    装置に送る自動原稿搬送装置と、画像信号をイメージパ
    ターンとして出力する印刷装置と、前記画像読取装置か
    ら出力される画像信号を処理して前記印刷装置に出力す
    るコピー処理装置と、前記画像読取装置から出力される
    画像信号を処理してファクシミリ信号として回線に出力
    するファクシミリ処理装置とを備えたコピー・ファクシ
    ミリ複合装置において、 前記画像読取装置から出力される画像信号を処理する際
    に原稿上に特殊なマーカで記入されたパターンを検出す
    るマーカ検出手段と、該手段による前記マーカパターン
    の検出を区別りとして、前記コピー処理装置による処理
    から前記ファクシミリ装置による処理へ、あるいはファ
    クシミリ処理装置による処理から前記コピー処理装置に
    よる処理へ自動的に切り換える処理切換手段とを設けた
    ことを特徴とするコピー・ファクシミリ複合装置。
  4. 【請求項4】 原稿のイメージを読み取って画像信号を
    出力する画像読取装置と、原稿を自動的に前記画像読取
    装置に送る自動原稿搬送装置と、画像信号をイメージパ
    ターンとして出力する印刷装置と、前記画像読取装置か
    ら出力される画像信号を処理して前記印刷装置に出力す
    るコピー処理装置と、前記画像読取装置から出力される
    画像信号を処理してファクシミリ信号として回線に出力
    するファクシミリ処理装置とを備えたコピー・ファクシ
    ミリ複合装置において、 前記画像読取装置から出力される画像信号を処理する際
    に原稿上の特定パターンとその位置を検出するパターン
    位置検出手段と、該手段を用いて前記特定パターンの組
    み合せを検出することにより、この特定パターンの組み
    合せを記録した原稿を区切りとして、前記コピー処理装
    置による処理から前記ファクシミリ処理装置による処理
    へ、あるいは前記ファクシミリ処理装置による処理から
    前記コピー処理装置による処理へ自動的に切り換える処
    理切換手段とを設けたことを特徴とするコピー・ファク
    シミリ複合装置。
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