JPH098114A - ステージ装置 - Google Patents

ステージ装置

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JPH098114A
JPH098114A JP8727096A JP8727096A JPH098114A JP H098114 A JPH098114 A JP H098114A JP 8727096 A JP8727096 A JP 8727096A JP 8727096 A JP8727096 A JP 8727096A JP H098114 A JPH098114 A JP H098114A
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ceramic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーク電流を生ずることなく、載置面上の静
電荷を迅速に除去することができ、載置面から基板を容
易に離脱させることができるステージ装置を提供する。 【解決手段】 ステージ装置は、セラミック製の基板載
置面13aを持つ静電チャック部13と、この静電チャ
ック部の下部に連続するように、静電チャック部ととも
に一体成形された支持ブロック12と、静電チャック部
の中に埋め込まれ、基板載置面に基板を吸着保持するた
めの電荷を生じさせる少なくとも1つの電極14と、基
板載置面から基板を離脱させるときに基板載置面に存在
する電荷を除去するために、静電チャック部を構成する
前記セラミック中に分散させた添加物粒子71とを備
え、セラミックに対する添加物粒子の含有率は、電極か
ら支持ブロックのほうに向けて移行するに従って減少す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング装置や
CVD(Chemical Vapor Deposi
tion)装置等において半導体ウエハはLCD基板等
の基板を吸着保持する静電チャックを持つステージ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハはLCD基板等をCVD成
膜装置やプラズマエッチング装置を用いて成膜処理した
りエッチング処理する場合には、一般にウエハやLCD
基板は水平ステージの上に載置される。水平ステージに
は静電チャックが設けられ、ウエハやLCD基板を静電
引力(クーロン力)により吸着保持するようになってい
る。このような静電チャックは、薄板円板状の電極の両
面を薄い絶縁膜で覆い、これに直流高電圧を印加するこ
とにより表面に静電荷を生じさせている。従来から静電
チャックの絶縁膜としてはポリイミド樹脂が用いられて
いる。しかし、放電プラズマ等の苛酷なプロセス条件下
ではポリイミド樹脂の耐久性は弱く、その寿命が比較的
短い。
【0003】このため最近では、耐久性に優れるセラミ
ック材がポリイミド樹脂に代わって用いられる傾向にあ
る。セラミック製の静電チャックは、薄板円板状の銅製
の電極をセラミック部材中に埋め込み、これを絶縁性の
接着剤で貼り付けてなる。銅電極には直流電源が接続さ
れており、電極に直流を印加すると、セラミック製の基
板載置面に正または負の電荷が生じて、基板が吸着され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハの搬
出時には、基板載置面の電荷を除去してウエハの吸着保
持を速やかに解除する必要がある。しかし、従来のステ
ージでは直流電源をOFFにした後においてもセラミッ
ク部材に電荷が残留するため、ウエハは吸着されたまま
の状態にあり、ウエハがステージから容易に離脱しない
という問題点がある。一方、基板載置面の電荷を除去し
やすくするために静電チャック部の絶縁部材に導電性を
持たせると、双極型の静電チャック部の場合には、基板
を通過しないでプラス側電極からマイナス側電極へ漏れ
るリーク電流が生じ、吸着保持力が低下してしまうとい
う問題点がある。
【0005】更に、銅電極とセラミック部材とを接合す
る接着剤として接着強度の高いものを用いると、熱サイ
クルプロセスにおいては両者の線膨張率の違いからセラ
ミック部材が割れてしまう恐れがある。一方、接着強度
の低い接着剤を用いると、熱サイクルプロセスにおいて
は接着剤が短期間で剥がれてしまい、寿命が短くなる。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく創案されたものである。本発明の目的とする
ところは、リーク電流を生じることなく、載置面上の静
電荷を迅速に除去することができ、載置面から基板を容
易に離脱させることができるステージ装置を提供するこ
とにある。また、本発明の目的とするところは、長時間
の使用によっても劣化の少ない耐久性に優れた長寿命の
ステージ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、載置面の残
留電荷を除去するために、載置面近傍のセラミック部材
に添加物粒子、例えば導電性粒子を添加混入し、載置面
の絶縁性を少し低下させてこれにある程度の導電性を持
たせることを試みた。その結果、リーク電流を生じるこ
となく静電荷を迅速に除去することができることが判明
した。この導電性粒子としてはカーボン粒子、シリコン
粒子、タングステン粒子などが適していることも判明し
た。この導電性粒子の径は、0.01〜10μmの範囲
内であることが好ましい。また、載置面近傍のセラミッ
ク部材の絶縁抵抗を少し低下させれば上記目的を達成で
きるのであることから、添加物粒子としては上記導電性
粒子に限らず、酸化物の粒子、例えば酸化イットリウ
ム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、
シリコン酸化物等の粒子も用いることができる。
【0007】一方、載置部用のセラミック材としてはア
ルミナ系セラミックが適していることが判明した。この
理由は、アルミナ(Al23)製の載置面はウエハWと
の間の固有接触抵抗値(Ω・cm)が大きく、導電性粒
子を含む条件下であっても所望の静電吸着力を得ること
ができるからである。一方、載置面以外の構成部分であ
る支持ブロック部には、バイアス高周波の漏れ防止の見
地から高い絶縁性が求められる。このため、発明者は、
高い絶縁性を持つとともに熱伝導性をも考慮して、支持
ブロック部用のセラミックとしては窒化アルミニウム
(AlN)が適していることが判明した。
【0008】近時、特にウエハサイズが8インチ及び1
2インチと大きくなるに従ってステージ直径も大きくな
り、静電チャック部と支持ブロック部との接合部分が大
きな問題となっている。発明者は、接着剤による接合の
代わりに、静電チャック部の周縁を支持ブロック部にネ
ジ止めしてみたところ、ネジ止めした周縁部とネジ止め
しない中央部との間に熱膨張差が生じて、静電チャック
部に破損が生じた。そこで、発明者は、静電チャック部
に熱膨張差が生じないような構造につき鋭意研究した結
果、静電チャック部及び支持ブロック部の両者を一体化
することを試みた。
【0009】本発明に係るステージ装置は、セラミック
製の基板載置面を持つ静電チャック部と、この静電チャ
ック部の下部に連続するように、前記静電チャック部と
ともに一体成形された支持ブロックと、前記静電チャッ
ク部の中に埋め込まれ、直流の印加にって前記基板載置
面に基板を吸着保持するための電荷を生じさせる少なく
とも1つの電極と、前記基板載置面から基板を離脱させ
る時に、基板載置面に存在する電荷を除去するために、
前記静電チャック部を構成する前記セラミック中に分散
させた添加物粒子と、を備え、前記セラミックに対する
前記添加物粒子の含有率は、前記電極から前記支持ブロ
ックのほうに向けて移行するに従って減少する。
【0010】本発明の装置では、載置面近傍では導電性
粒子の含有率が多いので、電源OFF後に静電チャック
部に電荷は消失し、基板を載置面から直ちに離脱させる
ことができる。また、静電チャック部が双極型の場合で
あっても、載置面近傍の絶縁材料としてアルミナ系セラ
ミックを採用しているので、プラス側電極からマイナス
側電極へのリーク電流15b(基板を通過しないで静電
チャック部内部を通る漏れ電流)が生じなくなる。一
方、導電性粒子の含有量を、静電チャック部から支持ブ
ロックの方に向かって次第に小さくなるようにしている
ので、高周波に対する絶縁性は十分に確保され、電力損
失を抑制することができる。
【0011】また、静電チャック部を支持ブロック部と
一体化しているので、熱サイクル条件下であっても局部
応力集中が発生せず、静電チャック部は破損しなくな
る。更に、静電チャック部の載置面側に添加物粒子を含
まない略純粋な薄膜セラミック層を形成することが望ま
しい。このような薄膜セラミック層の存在により、残留
電荷の除去効果を低下させることなく、放電プラズマに
対する絶縁性を高めることができる。また、支持ブロッ
ク部と金属製冷却ジャケット部との接合部も傾斜機能材
料化することにより、これらを一体化することができ、
製造工程及び構造を一層簡略化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の種々の好ましい実施の形態についてそれぞれ説
明する。第1実施例では図1乃至図4を参照しながらス
テージ装置をロードロック装置に用いた場合について説
明する。図1に示すように、ステージ装置10はロード
ロック装置1のチャンバ2内に設けられている。ロード
ロックチャンバ2は例えばアルミニウム合金やステンレ
ス鋼等の金属材料でつくられ、接地されている。チャン
バ2の底部には排気通路5が設けられ、チャンバ内部が
排気されるようになっている。また、チャンバ2の上部
にはガス供給通路6が設けられ、チャンバ内部に窒素な
どの非酸化系のガスが導入されるようになっている。
【0013】チャンバ2の両側壁の適所には開口3がそ
れぞれ形成され、開口3にはゲートバルブ4が設けられ
ている。ゲートバルブ4を開けると、開口3を介して半
導体ウエハWがアーム機構(図示せず)によってチャン
バ2内に搬入され、ステージ装置10の上に載置される
ようになっている。ステージ装置10の主要部は支持ブ
ロック12及び静電チャック部13からなり、支持ブロ
ック12は絶縁部材11を介してチャンバ2の底部に支
持固定されている。静電チャック部13は支持ブロック
12の上に設けられ、その上面はウエハWの載置面とな
る。尚、静電チャック部13は支持ブロック12と一体
的につくられている。
【0014】静電チャック部13には、例えばタングス
テン箔やAg−Pd焼成シートのような薄膜状の1対の
電極14A、14Bが埋め込まれている。一方の電極1
4Aは、回路16のリード17A及び開閉スイッチ19
Aを介して直流電源18Aのプラス側に接続されてい
る。他方の電極14Bは、回路16のリード17B及び
開閉スイッチ19Bを介して直流電源18Bのマイナス
側に接続されている。両スイッチ19A、19BをON
すると一方の電極14Aには正の電荷が生じ、他方の電
極14Bには負の電荷が生じる。これらの上にウエハW
を載置すると、載置したウエハWを介して電流15aが
流れ、その結果としてウエハWは静電チャック部13の
載置面13aに吸着保持される。
【0015】静電チャック部13及び支持ブロック部1
2はアルミナ焼結体を一体的に形成したものである。ウ
エハ載置面近傍の絶縁部分に僅かな導電性を持たせるた
めに、静電チャック部13のアルミナ系セラミック中に
は添加物粒子として例えば適量の導電性粒子71を混入
させている。ウエハ載置面近傍の絶縁部分における導電
性の程度は、残留電荷の発生を阻止し得る程度の僅かな
導電性でよい。この導電性が大きく過ぎると、電力損失
が大きくなってしまう。ここで、導電性粒子71には、
タングステン、モリブデンなどの金属粒子だけでなくシ
リコンやカーボン等の非金属粒子も含まれている。ま
た、セラミック中の絶縁抵抗を僅かに下げればよいので
あることから、添加物粒子としては上記した導電性粒子
の他に、酸化物、例えば酸化イットリウム(Y23)、
酸化カルシウム(CaO)、酸化マグネシウム(Mg
O)、酸化クロム(CrO3)、酸化シリコン(Si
2)等も用いることができる。
【0016】導電性粒子71の含有量は、電極14A、
14Bよりも上方では多く、これに対して電極14、1
4Bよりも下方では少ない。更に、電極14、14Bよ
り下方の部材12、13では基板載置面13aからの距
離が大きくなるに従って、導電性粒子71の含有量を漸
減させている。このようにステージ装置10の部材1
2、13を傾斜機能材料化することにより熱サイクルを
受けた場合であっても破損しなくなる。
【0017】次に、図2乃至図4を参照しながら支持ブ
ロック部12及び静電チャック部13について説明す
る。図2は支持ブロック部12及び静電チャック部13
における導電性粒子の含有量分布を示す模式図である。
基板載置面13aから電極14A、14Bまでの部分は
一定量の導電性粒子71が含まれている。一方、電極1
4A、14Bより下方の部分では導電性粒子71の含有
量は図中の曲線Eに示すように漸減している。部材1
2、13における導電性粒子71の含有量分布をこのよ
うにすることにより、稼働時には高い静電吸着力を発揮
する一方で、非稼働時には残留電荷をなくすことができ
る。また、電力損失の発生が有効に防止される。
【0018】尚、支持ブロック部12及び静電チャック
部13はアルミナ系セラミック材により一体化されてい
るので、両者の境界は渾然としており明瞭でない。しか
し、一応の目安として静電チャック部13の厚みL1は
0.5〜2.0mm程度であり、電極14の厚みは10
〜100μm程度ある。また、基板載置面13aから導
電性粒子71の含有量が略ゼロになるまでの深さL2は
0.5〜5mm程度である。このように導電性粒子71
の含有量を僅かずつ変えることにより、部材12、13
内に大きな熱応力が発生することを抑制できる。図3を
参照しながら、ステージ装置10の支持ブロック部12
及び静電チャック部13の製造方法について説明する。
【0019】多数枚の薄膜セラミックシート(グリーン
シート)70を積層し、これらシート70の間にタング
ステン箔電極14A、14Bを挟み込む。グリーンシー
ト70の1枚の厚みL3は10〜100μm範囲であ
る。このような積層体を加圧プレスした後に、1200
℃〜1900℃の温度条件下で焼成する。導電性粒子7
1の含有量は、電極14A、14Bより上方のセラミッ
クシート70では同じである。ここで、基板載置面13
aより深さL2が1mmのところで導電性粒子71の含
有量をゼロにするには、1枚の厚みL3がおよそ50μ
m程度のセラミックシート70を20枚積層すればよい
ことになる。この場合に、シート70の積層枚数を変え
たり、各シート70における導電性粒子71の含有量を
それぞれ変えることにより、導電性粒子71の含有量の
分布を調整することができる。
【0020】また、導電性粒子71の含有量がゼロにな
る箇所よりも下方の部分12は、シート70よりも厚い
セラミックシートを用いて形成してもよい。また、部材
12、13の絶縁材料としてはAl23またはAlNを
用いることができ、或いはこれらのセラミック材料を組
み合わせて用いてもよい。例えば電極14より上方のセ
ラミック材としては特に耐久性に優れるAl23 を用
い、電極14より下方のセラミック材としては熱伝導性
の良好なAlNを用いることができる。また更に、絶縁
材料としてAl23 及びAlNの両者を用いる場合に
は、一方の材料から他方の材料に急激に代わることがな
いように、境界部分で両者のセラミック材の混合物(傾
斜機能材料)を用いることが望ましい。ここでセラミッ
ク材中に添加物粒子として酸化物を混入させた時に電気
的絶縁度が低下する理由は以下の通りである。すなわ
ち、AlNセラミック中に酸化物を混入させた場合に
は、酸化物中の酸素がAl23 を作ってAlN中に固
溶することとなり、これに依ってAlN中に結晶欠陥が
生じて電気的絶縁度が劣化する。また、Al23 セラ
ミック中に酸化物を混入させた場合には、Al23
粒塊の緻密化が阻害されて、粒塊をリーク電流が流れる
ようになり、この結果、電気絶縁度が劣化する。
【0021】図4に示すように、静電チャック部13の
最表面(基板載置面)に純粋セラミック薄膜層72を形
成するようにしてもよい。この純粋セラミック薄膜層7
2は、厚さが10〜50μmと非常に薄く、導電性粒子
71をほとんど含有しない略純粋なセラミックでできて
いる。尚、この場合に、純粋セラミック薄膜層72と電
極14との間に挟まれる絶縁材(セラミック材)中の導
電性粒子71の含有量は、純粋セラミック薄膜層72か
ら電極14のほうに移行するに従って急激に増加させ、
この部分でも傾斜機能材料化するのが好ましい。ここ
で、純粋セラミック薄膜層72の厚みは、非常に薄いこ
とから、これに発生する熱応力は非常に小さく、その結
果、この近傍領域における導電性粒子71の含有量分布
はラインF1のように緩やかに変化するものとしてもよ
く、また、ラインF2のように全てを同じにしてもよ
い。
【0022】このように、最上層に純粋セラミック薄膜
層72を形成することにより、稼働時において静電吸着
力をほとんど低下させることなく、しかも非稼働時にお
いて基板載置面13aに電荷が残留しなくなる。このた
め、ウエハWとオーバーラップしない基板載置面の周縁
領域13bに膜が付着形成することを有効に防止するこ
とができる。ちなみに、図2に示す静電チャック部13
の場合は、チャック表面(基板載置面)13aに僅かに
導電性を有するため、高周波を印加した時に周縁領域1
3bにて放電プラズマとの間で直流結合回路を形成し
て、電力損失を生じる。さらに、周縁領域13bに向け
て活性種やプラズマの引き込みが強くなるので、この領
域13bにSiO2 等の緻密な膜が付着形成される。こ
のような緻密なSiO2膜は、通常のクリーニング操作
では除去することができない。
【0023】次に、図5乃至図8を参照しながら本発明
の第2実施例について説明する。第2実施例において
は、プラズマCVD装置のステージ装置の場合について
説明する。尚、第2実施例が上記第1実施例と共通する
部分についての説明は省略する。図5に示すように、プ
ラズマCVD処理装置24のチャンバ22は、その天井
部、側壁及び底部がアルミニウム合金等の導電体で構成
されている。プラズマCVD装置24のチャンバ22内
には互いに向き合う上部電極84と下部電極(ステージ
装置)26とが設けられる。ステージ装置26の基板載
置面は熱伝導性セラミックでつくられている。ステージ
装置26の静電チャック部58及び支持ブロック60は
一体的に形成されている。このステージ装置26は、冷
却ジャケット88を備えた部材62上にOリング81を
介して載置されている。支持ブロック60と部材62と
の間に形成される間隙には、両者間の熱伝導性を良好に
維持するためにヘリウム等の熱伝導ガスが供給されるよ
うになっている。尚、水冷ジャケット部材62とチャン
バ22との間には絶縁部材28が挿入されている。
【0024】ステージ装置26の上部には静電チャック
部58が形成されている。静電チャック部58は1つの
電極14をもつ単極型である。この電極14には直流電
源18及び高周波電源20が接続されている。高周波電
源20は、放電プラズマ中から活性種を効率的に引き寄
せるためのバイアス電圧を電極14に印加するものであ
る。上部電極84には、プラズマ生成用高周波電源21
が接続されている。この上部電極84は絶縁支持部材3
0によりチャンバ22の上部に支持されている。この上
部電極84から延びる給電線32は、マッチング回路3
4を介して13.56MHzの高周波電源21に接続さ
れている。
【0025】チャンバ22の側壁にはゲートバルブ34
が設けられ、ゲートバルブ34を介してウエハWがチャ
ンバ22内に搬入搬出されるようになっている。また、
チャンバ22の側壁には2つのノズル36、38が取り
付けられている。第1ノズル36は、マスフローコント
ローラ42及び開閉弁44を介して管40によりガス供
給源46に連通している。ガス供給源46には、アルゴ
ンガス等のプラズマ生成用ガスが収容されている。第2
ノズル38は、マスフローコントローラ50及び開閉弁
52を介して管48によりガス供給源54に連通してい
る。ガス供給源54には処理ガスが収容されている。ま
た、チャンバ22の底部の適所に複数の排気口56が設
けられ、チャンバ22内を排気するようになっている。
【0026】静電チャック部58にはタングステン箔よ
りなる電極14が埋め込まれている。この電極14から
延びるリード64は、マッチングボックス66を介して
バイアス用高周波電源20に接続されている。また、分
岐されたリード64にはローパスフィルタ67及び開閉
スイッチ68を介して静電チャック用の直流電源18が
接続されている。静電チャック部58と支持ブロック6
0とはセラミック材により一体的に形成されており、し
かも、静電チャック部58のセラミック材には、添加物
粒子として例えばカーボン粉やシリコン粉(粒子)等の
導電性粒子71を混入し僅かに導電性を持たせている。
【0027】また、本第2実施例のステージ装置26に
おける導電性粒子71の含有量分布は上記の第1実施例
のそれと実質的に同じである。図6にラインMで示すよ
うに、支持ブロック60では基板載置面13aからの距
離が大きくなるに従ってAlNの含有率を増大させてい
る。一方、図7にラインCで示すように、支持ブロック
60では基板載置面13aからの距離が大きくなるに従
ってAl23 の含有率を漸減させている。
【0028】次に、第2実施例の装置動作について説明
する。まず、ゲートバルブ34を介して半導体ウエハW
を搬送アーム(図示せず)により処理容器22内に収納
し、図示しないリフタピンを上下動させることによりウ
エハWを静電チャック部58の載置面に載置する。そし
て、電極14に直流電圧を印加して静電チャック部58
の載置面に電荷を生じさせ、これによってウエハWを吸
着保持する。そして、処理容器22内にアルゴンガス、
及び処理ガスを導入しつつ内部を所定のプロセス圧力に
維持し、同時に上部電極84に高周波電圧を印加して処
理空間22aにプラズマを発生させ、ウエハWをCVD
処理する。
【0029】このような処理を繰り返すと、ステージ装
置26な熱サイクルを受ける。しかしながら、静電チャ
ック部58及び支持ブロック60に大きな局部応力集中
が発生しないので、これらの破損が有効に防止される。
また、導電性粒子71が含まれている静電チャック部5
8及び支持ブロック60の厚みは、0.5〜5mm程度
なので、支持ブロック60の全体の高周波に対する絶縁
性は十分に確保され、電力ロスの増大も阻止される。更
には、2種類のセラミック材を用いて静電チャック部5
8と支持ブロック60とを一体成形する場合には、2種
類のセラミック材の接合境界部分において、両者のセラ
ミック材の混合比を徐々に変化させる、いわゆる傾斜機
能材料化することにより、更に内部応力を緩和させるこ
とができる。
【0030】また、静電チャック58と支持ブロック6
0と冷却ジャケット部62とを一体化するようにしても
よい。一体成形化するこにより、従来よりも構造が簡略
化され、使用部品点数も少なくて済む。また、図8に示
すように、支持ブロック60と冷却ジャケット部62と
を一体化するようにしてもよい。この場合は、冷却ジャ
ケット部62は、アルミニウムの代わりに銅(Cu)を
用いてつくる。また、支持ブロック60と冷却ジャケッ
ト部62との接合を、セラミック材料と銅との混合比が
厚さ方向に漸次変化していく傾斜機能材料化する。この
ようにすれば部品点数を更に少なくすることができ、厚
さ方向の熱抵抗が少なくなるので、ウエハWの冷却効率
も向上させることができる。
【0031】尚、金属材料としては銅に限定されず、他
のセラミック材の焼成温度(約1200℃)にある程度
耐えられる金属材料、例えばタングステンやモリブデン
等の融点の高い金属材料ならばどのようなものであって
もよい。また、冷却ジャケット部62に用いる金属が放
電プラズマ下でその耐久性に問題がある場合は、冷却ジ
ャケット部62の表面をAl23またはAlNの薄膜で
コーティングすることが望ましい。更に、上記各実施例
において添加物粒子を含んでいない領域は、最も絶縁性
が高く、この部分及び底部に設けた絶縁部材により静電
チャックは他の部材から絶縁されている。また、支持ブ
ロック全体に添加物粒子を含んでいる場合には、底部に
設けた絶縁部材により静電チャックは他部材から絶縁さ
れるのは勿論である。
【0032】また、静電チャック部等の絶縁材はAl2
3及びAlNのみに限定されず、SiNのような他の
セラミック材を用いてもよい。また、上記実施例ではプ
ラズマCVD装置を例にとって説明したが、プラズマ処
理装置ならばどのような処理装置でも適用でき、例え
ば、プラズマエッチング装置、プラズマアッシング装置
等にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、次のように優れた効果
を奏することができる。静電チャック部と支持ブロック
とを一体成形品としたので、構成部材間の熱膨張差に起
因する内部応力が緩和され、装置の耐久性を大幅に向上
させることができる。また、両部を一体成形品とするこ
とにより、部品点数が少なくて済む。また、セラミック
材中における添加物粒子の含有量を少しずつ変化(傾斜
機能材料化)させたので、静電吸着力を低下させること
なく、電源OFF後に基板載置面の電荷を速やかに除去
することができる。更に、基板載置面に純粋セラミック
薄膜層を形成することにより、その絶縁性を高めてプラ
ズマとのカップリングをなくすことができる。このた
め、電力損失が低減されるばかりでなく、通常のクリー
ニング操作では除去できないような緻密な生成物の付着
を防止することができる。更に、冷却ジャケット部をも
支持ブロックと一体成形品化することにより、装置構造
を一層更に簡略化することができ、アッセンブリ全体を
単一工程で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るステージ装置を備
えたロードロック装置を示す概略断面図である。
【図2】ステージ装置上部の厚さ方向における導電性添
加物含有率の分布図である。
【図3】ステージ装置上部の構成部材を示す分解図であ
る。
【図4】変形例のステージ装置上部の厚さ方向における
導電性添加物含有率の分布図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るステージ装置を備え
たプラズマCVD装置を示す概略断面図である。
【図6】静電チャック部及び支持ブロックの厚さ方向に
おける金属含有率の分布図である。
【図7】静電チャック部及び支持ブロックの厚さ方向に
おけるセラミック含有率の分布図である。
【図8】変形例のステージ装置の主要部を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
2 チャンバ 10 ステージ装置 11 絶縁部材 12 支持ブロック 13 静電チャック部 13a 載置面 14、14A、14B 電極 28 絶縁部材 58 静電チャック部 60 支持ブロック部 71 添加物粒子(導電性粒子) W 半導体ウエハ(基板)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック製の基板載置面を持つ静電チ
    ャック部と、この静電チャック部の下部に連続するよう
    に、前記静電チャック部とともに一体成形された支持ブ
    ロックと、前記静電チャック部の中に埋め込まれ、直流
    の印加によって前記基板載置面に基板を吸着保持するた
    めの電荷を生じさせる少なくとも1つの電極と、前記基
    板載置面から基板を離脱させるときに、前記基板載置面
    に存在する電荷を除去するために、前記静電チャック部
    を構成する前記セラミック中に分散させた添加物粒子と
    を備え、前記セラミックに対する前記添加物粒子の含有
    率は、前記電極から前記支持ブロックのほうに向けて移
    行するに従って減少するように構成したことを特徴とす
    るステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記基板載置面と前記電極との間におけ
    る前記添加物粒子の含有率は、前記電極と前記支持ブロ
    ックとの間における添加物粒子の含有率よりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記添加物粒子を実質的に含まない実質
    的に純粋なセラミックでつくられた純粋セラミック薄膜
    を有し、この純粋セラミック薄膜によって基板載置面が
    形成されることを特徴とする請求項1または2記載のス
    テージ装置。
  4. 【請求項4】 前記純粋セラミック薄膜から電極のほう
    に向けて添加物粒子の含有率を増加させたことを特徴と
    する請求項3記載のステージ装置。
  5. 【請求項5】 前記静電チャック部は、酸化アルミニウ
    ム系、窒化アルミニウム系、窒化珪素系のうちから選ば
    れる1種または2種以上のセラミックでつくられること
    を特徴とする請求項1乃至4記載のステージ装置。
  6. 【請求項6】 前記静電チャック部及び支持ブロック
    は、酸化アルミニウム系、窒化アルミニウム系、窒化珪
    素系のうちから選ばれる1種または2種以上のセラミッ
    クでつくられることを特徴とする請求項1乃至5記載の
    ステージ装置。
  7. 【請求項7】 前記電極よりも基板載置面側の静電チャ
    ック部は、酸化アルミニウム系及び/または窒化アルミ
    ニウム系のセラミックでつくられ、前記電極よりも支持
    ブロック側の静電チャック部及び支持ブロックは、窒化
    アルミニウム系セラミックでつくられていることを特徴
    とする請求項1乃至6記載のステージ装置。
  8. 【請求項8】 前記基板載置面から支持ブロックのほう
    に向けて、酸化アルミニウムの含有量は減少し、窒化ア
    ルミニウムの含有量は増加することを特徴とする請求項
    1乃至7記載のステージ装置。
  9. 【請求項9】 前記支持ブロックを金属製の冷却ジャケ
    ット機構上に設け、この支持ブロックと前記冷却ジャケ
    ット機構はセラミック材と金属の組織比率を順次変更し
    てなる傾斜機能材料により一体的に形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至8記載のステージ装置。
  10. 【請求項10】 前記電極から前記支持ブロックのほう
    に向けて、金属含有量が増加し、セラミック含有量が減
    少することを特徴とする請求項1乃至9記載のステージ
    装置。
  11. 【請求項11】 前記静電チャック部は酸化アルミニウ
    ム系セラミックまたは窒化アルミニウム系セラミックを
    主成分として形成され、これに1つの電極が埋め込まれ
    ていることを特徴とする請求項1乃至10記載のステー
    ジ装置。
  12. 【請求項12】 前記静電チャック部は窒化珪素系また
    は窒化アルミニウム系セラミックを主成分として形成さ
    れ、これに2つの電極が埋め込まれていることを特徴と
    する請求項1乃至10記載のステージ装置。
  13. 【請求項13】 前記添加物粒子は、半導体、金属また
    は酸化物からなることを特徴とする請求項1乃至12記
    載のステージ装置。
  14. 【請求項14】 前記添加物粒子は、タングステン、モ
    リブデン、カーボン、シリコン、酸化イットリウム、酸
    化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化シ
    リコンよりなることを特徴とする請求項1乃至12記載
    のステージ装置。
  15. 【請求項15】 前記支持ブロックは、前記添加物粒子
    の含有率が零となる部分を含み、前記静電チャック部を
    他の部分から電気絶縁していることを特徴とする請求項
    1乃至14記載のステージ装置。
  16. 【請求項16】 前記支持ブロックは、他の部材から電
    気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1乃至1
    5記載のステージ装置。
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