JPH0980483A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- JPH0980483A JPH0980483A JP23542595A JP23542595A JPH0980483A JP H0980483 A JPH0980483 A JP H0980483A JP 23542595 A JP23542595 A JP 23542595A JP 23542595 A JP23542595 A JP 23542595A JP H0980483 A JPH0980483 A JP H0980483A
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Abstract
がなく、しかも開口率が高い液晶表示装置およびこの液
晶表示装置を効率よく得ることができる液晶表示装置の
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】薄膜トランジスタをスイッチング素子とし
て有し、前記薄膜トランジスタは、前記第1の基板上方
に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形
成されたゲート線と、前記第1の基板上方に形成された
補助容量絶縁膜と、前記補助容量絶縁膜上に形成された
補助容量線とを有しており、前記ゲート絶縁膜の厚さが
前記補助容量絶縁膜の厚さよりも厚いことを特徴として
いる。
Description
リコン薄膜トランジスタをスイッチング素子とするアク
ティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
〜数百cm2 /Vs程度の高い移動度を示すため、アク
ティブマトリクス型液晶表示装置の画素部スイッチング
素子や、駆動回路部素子として用いられている。画素部
スイッチング素子には、一般にn型のポリシリコン薄膜
トランジスタが用いられるが、通常の構造ではリーク電
流が大きくなるため、LDD(Lightly Doped Drain )
構造あるいはダブルゲート構造を採用し、ドレイン端の
電界を緩和してリーク電流を低減させている。
ランジスタ(TFT)をスイッチング素子とするアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置としては、図7に示す構
造のものが挙げられる。
DTFTにおいては、ガラス基板21上に、下地層22
が形成されており、下地層22上にパターニングされた
チャネルポリシリコン層23が形成されている。チャネ
ルポリシリコン層23の両側には、n- 型のLDD領域
24−2を介してn+ 型のソース・ドレイン領域24−
1が形成されている。
DD領域24−2、およびn+ 型のソース・ドレイン領
域24−1上には、ゲート絶縁膜25が形成されてお
り、ゲート絶縁膜25上であってチャネルポリシリコン
層23上方には、ゲート線26−1が形成されている。
また、ゲート絶縁膜25上であってソース・ドレイン領
域24−2上方には、補助容量線26−2が形成されて
いる。
2上には、層間絶縁膜27−1および27−2が形成さ
れている。層間絶縁膜27−1には、ソース・ドレイン
領域24−2に達するコンタクトホールが形成されてお
り、そのコンタクトホール内にソース・ドレイン領域2
4−2に電気的に接続するように信号線28が形成され
ている。また、層間絶縁膜27−2には、信号線28に
達するコンタクトホールが形成されており、そのコンタ
クトホール内に画素電極29が形成されている。
部TFTを示しており、駆動部TFTにおける左側はn
チャネルTFTであり、右側はp+ 型のソース・ドレイ
ン領域24−3を有するpチャネルTFTである。
造する工程は次のようになる。まず、図8(A)に示す
ように、ガラス基板21上に下地層22としてSiO2
膜およびアモルファスシリコン膜を順次形成し、レーザ
アニールによりアモルファスシリコンを結晶化させてポ
リシリコン層23とし、ポリシリコン層23をパターニ
ングする。
リコン層23上に保護膜30を形成し、イオン注入する
領域のポリシリコン層23上の保護膜30を除去して、
イオン注入する領域のポリシリコン層を露出させる。露
出したポリシリコン層に高ドーズ量で補助容量部P+ イ
オンドーピングを行う。
30を除去した後、全面にゲート絶縁膜25を形成す
る。その後、補助容量部をレーザを用いて活性化した
後、ゲート線26−1および補助容量線26−2を形成
し、このゲート線26−1および補助容量線26−2を
マスクとして、低ドーズ量でポリシリコン層23および
補助容量部にP+ イオンドーピングを行い、LDD領域
24−2を形成する。
線26−1上に保護膜を形成し、この保護膜30をマス
クとして、高ドーズ量でソース・ドレイン領域24−1
にP+ イオンドーピングを行う。このとき、ポリシリコ
ン層23の両側に保護膜30の幅分のLDD領域24−
2が残る。
30を除去した後、pチャネルTFT領域以外の領域に
新たに保護膜30を形成し、高ドーズ量でB+ イオンド
ーピングを行い、p+ 型のソース・ドレイン領域24−
3を形成する。
30を除去した後、全面に層間絶縁膜27−1を形成
し、ソース・ドレイン領域24−1をレーザを用いて活
性化した後、これにコンタクトホールを形成する。
クトホール内に信号線28を形成し、図10(A)に示
すように、全面に層間絶縁膜27−2を形成し、これに
コンタクトホールを形成する。
タクトホール内に画素電極29を形成し、周辺パッド部
を開孔して画素部および駆動回路部が作製される。この
方法によれば、10pep(photo etching process )
でTFT基板を作製することができる。
明るく、コントラスト比を上げるためには、画素の開口
率を上げることが重要である。開口率を上げるために
は、補助容量線の面積を小さくすることが有効である。
この場合、容量を変えずに補助容量線の面積を小さくす
る手段としては、補助容量絶縁膜厚を薄くすることが考
えられる。例えば、補助容量絶縁膜厚が10nm以下で
あることが望ましい。
助容量絶縁膜とゲート絶縁膜が同時に形成されるため、
補助容量絶縁膜の厚さを10nm以下にすると、必然的
にゲート絶縁膜の厚さも10nm以下と薄くなる。通
常、液晶表示装置に使用されるガラス基板には、ナトリ
ウムイオンやカリウムイオンのような可動イオンを含む
安価なガラス基板が使用されており、ゲート絶縁膜の厚
さが10nm以下と薄いと、製造工程中の熱プロセスや
ウェットプロセス等を通じて可動イオンがTFTに混入
し、TFTが劣化し易くなる。
epであり、スループットの点で問題がある。本発明は
かかる点に鑑みてなされたものであり、基板材料中の可
動イオンによる劣化がなく、しかも開口率が高い液晶表
示装置を提供することを目的とする。また、本発明は、
このような液晶表示装置を効率よく得ることができる液
晶表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
スタをスイッチング素子として有する第1の基板、前記
第1の基板の薄膜トランジスタ形成面に対向するように
配置された第2の基板、並びに前記第1および第2の基
板間に挟持された液晶材料を具備する液晶表示装置であ
って、前記薄膜トランジスタは、前記第1の基板上方に
形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成
されたゲート線と、前記第1の基板上方に形成された補
助容量絶縁膜と、前記補助容量絶縁膜上に形成された補
助容量線とを有しており、前記ゲート絶縁膜の厚さが前
記補助容量絶縁膜の厚さよりも厚いことを特徴とする液
晶表示装置を提供する。
ジスタをスイッチング素子として有する一対の基板を前
記薄膜トランジスタが内側に向くようにして配置し、そ
の間に液晶材料を注入してなる液晶表示装置の製造方法
であって、前記薄膜トランジスタは、前記一方の基板上
に直接または下地層を介してチャネル層および前記チャ
ネル層の両側にソース・ドレイン領域を形成する工程
と、前記チャネル層上に第1のゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記第1のゲート絶縁膜およびソース・ドレイ
ン領域上に第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記
第2のゲート絶縁膜上であって前記チャネル層上方にゲ
ート線を形成する工程と、前記第2のゲート絶縁膜上で
あって一方のソース・ドレイン領域上方に補助容量線を
形成する工程とにより作製されることを特徴とする液晶
表示装置の製造方法を提供する。
参照して具体的に説明する。本発明のトップゲート型ポ
リシリコン薄膜トランジスタ(TFT)をスイッチング
素子とするアクティブマトリクス型液晶表示装置を図1
に示す。
DTFTにおいては、ガラス基板(第1の基板)11上
に、シリコン酸化膜等からなる下地層12が形成されて
おり、下地層12上にパターニングされたチャネルポリ
シリコン層13が形成されている。チャネルポリシリコ
ン層13の両側には、n- 型のLDD領域14−2を介
してn+ 型のソース・ドレイン領域14−1が形成され
ている。
のLDD領域14−2上には、第1のゲート絶縁膜15
−1が形成されており、第1のゲート絶縁膜15−1お
よびn+ 型のソース・ドレイン領域24−1上には、第
2のゲート絶縁膜15−2が形成されている。第1およ
び第2のゲート絶縁膜15−1,15−2としては、シ
リコン酸化膜等を用いることができる。また、第1およ
び第2のゲート絶縁膜15−1,15−2の膜厚は、5
0〜100nm(例えば、第1のゲート絶縁膜の膜厚を
50nm、第2のゲート絶縁膜の膜厚を80nm)であ
ることが好ましい。したがって、補助容量絶縁膜(補助
容量線下部の絶縁膜)の膜厚は50〜100nmである
ことが好ましく、ゲート絶縁膜の膜厚は100〜200
nmであることが好ましい。
うな関係を有している。すなわち、補助容量絶縁膜の膜
厚が大きくなるにつれて開口率が低下する。液晶表示装
置においては、開口率が約40%未満になると、白表示
で充分に白くならず、画質が不充分となる。したがっ
て、充分な画質を得るためには、開口率を約40%以上
にする必要があり、そのためには、補助容量絶縁膜の厚
さを約100nm以下に設定する必要がある。
ス・温度ストレス試験による閾値電圧シフト量)は、ゲ
ート−ソース間20Vバイアス、ドレイン−ソース間0
Vバイアス、80℃、10000秒のストレス条件下に
おいて、図3に示す関係を有している。すなわち、ゲー
ト絶縁膜の膜厚が大きくなるにつれて閾値電圧シフト量
が小さくなる。この場合、閾値電圧シフト量が1V以下
であれば実用上問題はないため、ゲート絶縁膜の厚さを
約100nm以上に設定する必要がある。ゲート絶縁膜
の厚さを約100nm以上に設定することにより、可動
イオンがゲート絶縁膜でトラップされ、ゲート絶縁膜/
チャネルポリシリコン層界面は清浄に保たれるため、T
FTの可動イオン製劣化は実用上問題なくなる。
ト絶縁膜の厚さは、それぞれ好ましい範囲があり、その
範囲は異なっている。従来の方法では、補助容量絶縁膜
とゲート絶縁膜は同じ工程で形成されているので、両者
を独立に好ましい膜厚に設定することはできないが、本
発明の方法によれば、両者を独立に好ましい膜厚に設定
することができる。
ャネルポリシリコン層13上方には、ゲート線16−1
が形成されている。また、第2のゲート絶縁膜15−2
上であってソース・ドレイン領域14−2上方には、補
助容量線16−2が形成されている。ゲート線16−1
および補助容量線16−2の材料としては、MoTa、
MoW等を用いることができる。
2上には、シリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜17−
1および17−2が形成されている。層間絶縁膜17−
1には、ソース・ドレイン領域14−1に達するコンタ
クトホールが形成されており、そのコンタクトホール内
にソース・ドレイン領域14−2に電気的に接続するよ
うに、Al、Al合金等からなる信号線18が形成され
ている。また、層間絶縁膜17−2には、信号線18に
達するコンタクトホールが形成されており、そのコンタ
クトホール内に、ITO(Indium Tin Oxide)等からな
る画素電極19が形成されている。
部TFTを示しており、駆動部TFTにおける左側はn
チャネルTFTであり、右側はp+ 型のソース・ドレイ
ン領域14−3を有するpチャネルTFTである。
部の製造工程について説明する。ポリシリコン薄膜トラ
ンジスタの製造方法においては、チャネル層の形成方法
として、レーザアニール法あるいは熱を用いる固相成長
法が挙げられ、ソース・ドレイン領域の形成方法とし
て、イオン注入法とレーザ活性化法あるいは熱活性法と
の組み合わせ等が挙げられる。チャネル層形成およびソ
ース・ドレイン領域形成にレーザを用いる方法は、低温
プロセスであるので、安価なガラス基板を用いることが
可能となる。したがって、この方法は、ポリシリコン薄
膜トランジスタを用いて液晶表示装置を量産する際にお
いては非常に有力な方法である。また、イオン注入の際
にイオンの質量分離を行わないイオンドーピング法は、
大型基板を用いたプロセスに適するため、量産に向けて
非常に有力な方法である。ここでは、レーザアニール法
およびレーザ活性化法、並びにイオンドーピング法を用
いる場合について説明する。
板11上に下地層12としてSiO2 膜およびアモルフ
ァスシリコン膜をプラズマCVD法により順次形成し、
レーザアニールによりアモルファスシリコンを結晶化さ
せてポリシリコン層13とし、ポリシリコン層13をフ
ォトリソグラフィー法およびエッチング法によりパター
ニングする。
リコン層13上にプラズマCVD法あるいは常圧CVD
法でSiO2 を堆積させることにより第1のゲート絶縁
膜15−1を形成し、フォトリソグラフィー法およびエ
ッチング法によりパターニングする。この第1のゲート
絶縁膜15−1をマスクとして、高ドーズ量で補助容量
部P+ イオンドーピングを行い、n+ 型のソース・ドレ
イン領域14−1を形成する。次いで、これをレーザを
用いて活性化する。このn+ 型のソース・ドレイン領域
14−1は補助容量線16−2の下部電極を兼ねてい
る。したがって、ポリシリコンチャネル層13と補助容
量線16−2の下部電極は同一層で形成されている。
より、第1のゲート絶縁膜15−1には、P,As,B
i,Sb等のn型不純物が約1012/cm2 以上の濃度
で含まれることになる。第1のゲート絶縁膜15−1に
不純物元素が含まれることにより、ガラス基板に含まれ
るナトリウムイオンやカリウムイオン等の可動イオンの
ゲッタリング効果が発揮され、TFTの可動イオン性劣
化に対する耐性が増大する。
マCVD法あるいは常圧CVD法でSiO2 を堆積させ
ることにより、全面に第2の絶縁膜15−2を形成し、
第2の絶縁膜15−2上に、スパッタリング法でMoT
aを堆積させて膜形成し、フォトリソグラフィー法およ
びエッチング法によりパターニングしてゲート線16−
1および補助容量線16−2を形成する。したがって、
ゲート線16−1と補助容量線16−2は同一層で形成
されている。このとき、ゲート線16−1の幅は、第1
の絶縁膜15−1の幅よりも若干小さく設定する(4〜
8μm程度)。その後、低ドーズ量でP+ イオンドーピ
ングを行い、LDD領域14−2を形成する。
ネルTFT領域以外の領域にAl等からなる保護膜20
を形成し、高ドーズ量でB+ イオンドーピングを行い、
p+型のソース・ドレイン領域14−3を形成する。
20を除去した後、プラズマCVD法あるいは常圧CV
D法でSiO2 を堆積させることにより、全面に層間絶
縁膜17−1を形成し、n+ 型のソース・ドレイン領域
14−1,14−2,14−3をレーザを用いて活性化
した後、これにコンタクトホールを形成する。
クトホール内に充填されるようにスパッタリング法でA
lを堆積させ、フォトリソグラフィー法およびエッチン
グ法によりパターニングして信号線18を形成し、図5
(C)に示すように、プラズマCVD法でシリコン窒化
物を堆積させることにより、全面に層間絶縁膜17−2
を形成し、これにコンタクトホールを形成する。
ール内に充填されるようにスパッタリング法でITOを
堆積させ、フォトリソグラフィー法およびエッチング法
によりパターニングして画素電極19を形成し、周辺パ
ッド部を開孔して画素部および駆動回路部が作製され
る。この方法によれば、9pep(photo etching proc
ess )でTFT基板を作製することができる。
調べたところ、nチャネル(n−ch)TFTにおいて
移動度は>100cm2 /Vsであり、pチャネル(p
−ch)TFTにおいて移動度は>80cm2 /Vsで
あった。また、バイアス・温度ストレス(BTS)試験
を行ったところ、ゲート−ソース間20Vバイアス、8
0℃、10000秒のストレス条件下でnチャネル(n
−ch)TFT、pチャネル(p−ch)TFT共に閾
値電圧のシフト量は1V以下であった。
て、常法にしたがってアクティブマトリクス型液晶表示
装置を作製した。この液晶表示装置の開口率を調べたと
ころ、40%以上であることが確認された。
トランジスタについて説明しているが、本発明はアモル
ファスシリコンを用いた薄膜トランジスタにも同様に適
用することができる。
置は、薄膜トランジスタをスイッチング素子として有
し、前記薄膜トランジスタは、前記第1の基板上方に形
成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成さ
れたゲート線と、前記第1の基板上方に形成された補助
容量絶縁膜と、前記補助容量絶縁膜上に形成された補助
容量線とを有しており、前記ゲート絶縁膜の厚さが前記
補助容量絶縁膜の厚さよりも厚いので、基板材料中の可
動イオンによる劣化がなく、しかも開口率が高いもので
ある。
は、一方の基板にスイッチング素子として形成された薄
膜トランジスタが、一方の基板上に直接または下地層を
介してチャネル層およびソース・ドレイン領域を形成
し、チャネル層上に第1のゲート絶縁膜を形成し、第1
のゲート絶縁膜上に第2のゲート絶縁膜を形成し、第2
のゲート絶縁膜上であってチャネル層上方にゲート線を
形成し、第2のゲート絶縁膜上であって一方のソース・
ドレイン領域上方に補助容量線を形成するので、製造工
程を従来より1pep削減することができ、上記液晶表
示装置を効率よく得ることができる。
のTFT構造を示す図。
フ。
示すグラフ。
を説明するための図。
(D)以降の製造工程を説明するための図。
を説明するための図。
TFT構造を示す図。
を説明するための図。
(D)以降の製造工程を説明するための図。
9(C)以降の製造工程を説明するための図。
シリコン層、14−1…n+ 型のソース・ドレイン領
域、14−2…n- 型のLDD領域、14−3…p+ 型
のソース・ドレイン領域、15−1…第1のゲート絶縁
膜、15−2…第2のゲート絶縁膜、16−1…ゲート
線、16−2…補助容量線、17−1,17−2…層間
絶縁膜、18…信号線、19…画素電極、20…保護
膜。
Claims (5)
- 【請求項1】薄膜トランジスタをスイッチング素子とし
て有する第1の基板と、前記第1の基板の薄膜トランジ
スタ形成面に対向するように配置された第2の基板と、
前記第1および第2の基板間に挟持された液晶材料とを
具備する液晶表示装置であって、 前記薄膜トランジスタは、前記第1の基板上方に形成さ
れたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成された
ゲート線と、前記第1の基板上方に形成された補助容量
絶縁膜と、前記補助容量絶縁膜上に形成された補助容量
線とを有しており、前記ゲート絶縁膜の厚さが前記補助
容量絶縁膜の厚さよりも厚いことを特徴とする液晶表示
装置。 - 【請求項2】 前記補助容量絶縁膜の厚さが開口率約4
0%以上を達成する厚さである請求項1記載の液晶表示
装置。 - 【請求項3】 前記ゲート絶縁膜が2層構造である請求
項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 2層構造のゲート絶縁膜のうち薄膜トラ
ンジスタのチャネル側のゲート絶縁膜が、1012/cm
2 以上の濃度でn型不純物元素を含む請求項3記載の液
晶表示装置。 - 【請求項5】一方の基板に薄膜トランジスタをスイッチ
ング素子として有する一対の基板を前記薄膜トランジス
タが内側に向くようにして配置し、その間に液晶材料を
注入してなる液晶表示装置の製造方法であって、 前記薄膜トランジスタは、 前記一方の基板上に直接または下地層を介してチャネル
層および前記チャネル層の両側にソース・ドレイン領域
を形成する工程と、 前記チャネル層上に第1のゲート絶縁膜を形成する工程
と、 前記第1のゲート絶縁膜およびソース・ドレイン領域上
に第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記第2のゲート絶縁膜上であって前記チャネル層上方
にゲート線を形成する工程と、 前記第2のゲート絶縁膜上であって一方のソース・ドレ
イン領域上方に補助容量線を形成する工程と、により作
製されることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23542595A JP3590156B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23542595A JP3590156B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0980483A true JPH0980483A (ja) | 1997-03-28 |
JP3590156B2 JP3590156B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=16985925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23542595A Expired - Fee Related JP3590156B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 液晶表示装置 |
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-
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- 1995-09-13 JP JP23542595A patent/JP3590156B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3590156B2 (ja) | 2004-11-17 |
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