JPH0979957A - 試料抽出方法及び装置 - Google Patents

試料抽出方法及び装置

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JPH0979957A
JPH0979957A JP23814095A JP23814095A JPH0979957A JP H0979957 A JPH0979957 A JP H0979957A JP 23814095 A JP23814095 A JP 23814095A JP 23814095 A JP23814095 A JP 23814095A JP H0979957 A JPH0979957 A JP H0979957A
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JP
Japan
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extracting
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JP23814095A
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Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
▲高▼ ▲高▼濱
Takashi Takahama
Toshihiko Itoga
敏彦 糸賀
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】被分析基板表面上に抽出槽を形成し、抽出槽内
に試料抽出用溶液を供給し、回収する。 【効果】汚染の影響を低減した試料抽出が可能となり、
基板表面上吸着物質の定量的な分析を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分析用液体試料抽出方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超LSIの微細化に伴い、半導体素子は
汚染侵入に対して脆弱化し、従来は問題とならなかった
微量汚染に起因した不良発生や歩留まり低下が顕在化し
てきている。このため、半導体基板表面の微量汚染の分
析が不可欠となってきている。
【0003】このような分析を行う手段には、全反射蛍
光X線分析法や昇温脱離大気圧イオン化質量分析法等が
ある。全反射蛍光X線分析法は、半導体基板表面にミリ
ラジアンオーダーの浅い角度でX線を入射させ、脱出す
る蛍光X線をスペクトル分析するものであり、金属元素
の分析に適している。昇温脱離大気圧イオン化質量分析
法は、半導体基板を加熱して、基板表面から脱離してく
る汚染物質をイオン化し、質量分析するものであり、軽
元素分子の分析に適している。一方、アンモニアや、窒
素酸化物の分析には、上記分析法よりもイオンクロマト
グラフィ法の方が適しており、さらに高精度な分析に
は、液体イオンクロマトグラフィ分析が好適である。し
かし、イオンクロマトグラフィ分析では、分析対象が液
体試料に限られ、半導体基板表面上の成分分析を実現す
るには、半導体基板上の微量汚染を液体試料として抽出
する技術が必須である。
【0004】半導体基板表面上の微量汚染の従来の抽出
技術では、次のような方法を用いていた。まず、充分洗
浄したポリプロピレン製の袋に純水と被分析半導体基板
を入れて密封し、次にこの袋を煮沸し、袋中の液体を抽
出試料とする(セミコンダクタ ワールド(Semiconduc
tor World)1989,11,P.198及び特開平5−2
88743号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述従来技術では、被
分析半導体基板をポリプロピレン製の袋に封入し、煮沸
して試料抽出を行うため、基板の片側表面と同時に、裏
面及びエッジ部の汚染をも抽出してしまっていた。とこ
ろが、微量汚染を抽出し、分析したいのは、半導体基板
表裏両面並びにエッジ部ではなく、LSIをつくること
になる側の片面だけである。すなわち、従来技術では、
半導体基板片側表面上の微量汚染のみを抽出することが
できないという欠点があった。
【0006】また、ポリプロピレン製の袋から純水中へ
アンモニウムイオン並びに窒素酸化物イオン性汚染の溶
出が数ppb程度存在していることを発明者は実験によ
り確認した。このため従来技術による被分析試料である
抽出試料中には、被分析試料である半導体基板以外から
の微量汚染が存在し、数ppb程度のバックグランド汚
染を考慮した分析が必要になってきた。
【0007】この数ppb程度のバックグランド汚染
は、基板上吸着物質の実測値と比較して同程度かそれ以
上大きいものであると、実験から推定できる。更に、こ
のバックグランドは、常に一定値を保つことはなく、抽
出毎のばらつきもバックグランドの絶対値に対し同程度
と大きい。すなわち従来技術による抽出法では、ばらつ
きの大きなバックグランドが存在していて、高精度な微
量汚染分析が困難であるという欠点もあった。
【0008】本発明の課題は、半導体基板の片側表面の
みから微量汚染を抽出し、抽出液のバックグランド汚染
が測定値に対して十分小さい抽出装置及び、方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、次の方法
及び装置によって解決できる。
【0010】固体試料表面の任意の領域を一面とした抽
出槽を構成し、前記抽出槽内で抽出槽を構成する固体試
料表面領域に試料抽出用溶液を接触させることにより、
固体試料表面上の任意の領域に存在する吸着物質を試料
抽出用溶液中に、溶解、または、脱離し、液体試料とし
て抽出することを特徴とする抽出装置。
【0011】固体試料表面の任意の領域を一面とした抽
出槽を構成し、前記抽出槽内で抽出槽を構成する固体試
料表面領域に試料抽出用溶液を接触させることにより、
固体試料表面上の任意の領域に存在する吸着物質を試料
抽出用溶液中に、溶解、または、脱離し、液体試料とし
て抽出することを特徴とする抽出方法。
【0012】2個の固体試料表面を対向させ、双方の向
かいあう固体試料表面の任意の領域を構成面とした抽出
槽を構成し、前記抽出槽内で双方の固体試料表面領域に
試料抽出用溶液を接触させることにより、固体試料表面
の任意の領域に存在する吸着物質を試料抽出用溶液中
に、溶解、または、脱離し、液体試料として抽出するこ
とを特徴とする抽出装置。
【0013】2個の固体試料表面を対向させ、双方の向
かいあう固体試料表面の任意の領域を構成面とした抽出
槽を構成し、前記抽出槽内で双方の固体試料表面領域に
試料抽出用溶液を接触させることにより、固体試料表面
上の任意の領域に存在する吸着物質を試料抽出用溶液中
に、溶解、または、脱離し、液体試料として抽出するこ
とを特徴とする抽出方法。
【0014】
【作用】上記課題を説明するための手段によれば、試料
抽出用溶液は、被分析試料の抽出所望表面領域以外と接
触することがなくなる。このため、例えば、半導体基板
表面微量汚染の抽出の際には、基板裏面やエッジ部と試
料抽出用溶液が接触しないので、基板表面の微量汚染の
みが、抽出可能となる。同時に、試料抽出用溶液は、従
来のポリプロピレン製袋のような試料抽出容器との接触
も少なくなる。このため、バックグランド汚染量が低下
し、高精度な極微量分析が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。ここで各
実施例を示す図1〜図6までの各図では、押え治具1,
抽出治具2,試料基板3等を組み合わせる順に示した図
(a)、組み合わせた側面図(b)、及び、その断面図
(c)を表している。
【0016】(実施例1)本発明の一実施例を図1を用
いて説明する。本実施例は、試料基板3表面と抽出治具
2により抽出槽5を形成する。抽出操作時に、抽出槽5
は、試料抽出用溶液供給回収用孔4にシリンジが差し込
まれるので密閉空間であり、周辺雰囲気と抽出用溶液の
接触を防止する。この抽出槽5へ試料抽出用純水を抽出
治具2の試料抽出用溶液供給回収用孔4からシリンジ
(図示せず)により供給する。このとき、試料抽出用純
水が抽出槽内部の一面を構成する基板表面と接触するこ
とにより基板表面上の吸着物質を脱離,溶解させる。そ
して、この抽出用純水を試料抽出用純水供給回収用孔4
からシリンジにより、回収し、基板表面上の吸着物質を
液体試料として抽出する。
【0017】抽出装置にシリンジで純水を供給する方法
及び、回収する方法について図24を用いて説明する。
図24,図25は、抽出装置とシリンジを用いて一連の
抽出操作時における要点を図示したものである。図24
の(a)は、本実施例で用いた治具の構成を示した図で
ある。(b)は、(a)の治具を組み合わせたところで
ある。
【0018】実際の抽出操作は同図(d)のように、抽
出治具2に図1の様に開けられた2個の試料抽出用溶液
供給兼回収用孔4を結んだ線が鉛直になるように立て、
下部の試料抽出用溶液供給兼回収用孔4にシリンジを差
し込み、シリンジ中の所定の純水を抽出槽5中の雰囲気
と置換する。以上の操作は、抽出槽5中の雰囲気と抽出
用溶液を完全に置換するために行う。
【0019】尚、雰囲気中の汚染物質が高濃度の場合に
は、(c)に示したようにシリンジ中で純水と良く撹拌
し、雰囲気中の汚染物質を取り除いた気体と抽出槽5中
の雰囲気と置換した後に、抽出槽5中へ純水の注入を行
う。これは抽出用純水と雰囲気との接触による抽出用純
水への汚染吸収を防止し、測定バックグランドを低減す
る効果がある。
【0020】置換が完了し、上部の試料抽出用溶液供給
兼回収用孔4に純水が現れたら、図24(e),図25
(a)に示したように上部の試料抽出用溶液供給兼回収
用孔4にシリンジを差し込み、背圧により純水を吸引す
る。図25(b)のように純水供給側のシリンジ中に供
給する純水がなくなり吸引が終了すると、純水供給側シ
リンジと吸引側シリンジの機能を入替え、(c)のよう
に純水供給側であったシリンジで背圧により純水を吸引
する。特に、背圧により純水の送液を行うことで、試料
表面と抽出治具の密閉性を増加させる効果があり、以上
の結果として溶液の漏洩や雰囲気の侵入を防止した抽出
操作が可能となる。
【0021】上述した図24(e)〜図25(d)〜図
24(e)の繰り返し操作を所定の回数繰り返すか、も
しくは、吸引操作を中断し、抽出槽5中に純水を供給し
たまま所定の時間放置し、後に、抽出操作を再開するこ
とで、抽出槽の一面を構成する試料基板表面上の吸着物
質を純水の中に溶出または、脱離させる。操作の終了時
には、供給側シリンジ中の純水の供給が終了した(d)
の段階で、供給側シリンジを試料抽出用溶液供給兼回収
用孔4から除き、(e)のように試料抽出用溶液供給兼
回収用孔4を真上にし、真下に有る試料抽出用溶液供給
兼回収用孔4に差し込んだシリンジで抽出槽5内の純水
を全て吸引して回収し、回収した純水を液体試料とす
る。液体試料はシリンジから直接分析機器に注入する
か、(f)のように容器に保管する。尚、周辺雰囲気中
の汚染物質が高濃度の場合には、抽出槽中の純水を回収
する際に、真上にある試料抽出用溶液供給兼回収用孔4
から上述の方法で汚染物質を取り除いた気体を回収され
た純水の量に対応して補換することにより汚染雰囲気と
試料採取用溶液の接触を防止することでバックグランド
を低減できる。
【0022】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオン及び、亜硝酸
イオンを対象にし、測定を行った。その結果を以下に示
す。
【0023】図7は実施例1の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/5であり、且つ安定していることが解か
る。
【0024】図8は実施例1の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドの亜硝酸イオン濃
度を表したものである。本図より、本実施例の試料抽出
時の亜硝酸イオンバックグランドは、従来技術の約1/
12であり、且つ安定していることが解かる。
【0025】(実施例2)本発明の一実施例として、実
施例1の変形例を、図1を用いて説明する。本実施例で
は試料抽出用硝酸溶液を抽出治具2の試料抽出用溶液供
給回収用孔4から抽出槽5へシリンジにより供給する。
このとき、試料抽出用硝酸溶液が抽出槽内部の一面を構
成する基板表面と接触することにより基板表面上の吸着
物質を脱離,溶解させる。そして、この抽出用溶液を抽
出用溶液供給回収用孔4からシリンジにより、回収し、
基板表面上の吸着物質を液体試料として抽出する。
【0026】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給及び、回収する方法は、実施例1と同じであり、治具
は図1に示したものを、試料抽出用溶液は硝酸溶液を用
いる。
【0027】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオンを対象にし、
測定を行った。その結果を以下に示す。
【0028】図9は実施例2の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/5であり、且つ安定していることが解か
る。
【0029】(実施例3)本発明の他の一実施例を図2
を用いて説明する。本実施例では、押え治具1,試料基
板3,ポリプロピレンコート付きゴムパッキング6を組
み合わせ、抽出槽5を形成する。抽出操作時に、抽出槽
5は、試料抽出用溶液供給回収用孔4にシリンジが差し
込まれるので密閉空間であり、周辺雰囲気と抽出用溶液
の接触を防止する。この抽出槽5へ試料抽出用純水をポ
リプロピレンコート付きゴムパッキング6の試料抽出用
溶液供給回収用孔4からシリンジにより供給する。この
とき、試料抽出用純水が抽出槽内部の一面を構成する基
板表面と接触することにより基板表面上の吸着物質を脱
離,溶解させる。そして、この抽出用純水を試料抽出用
溶液供給兼回収用孔4からシリンジにより、回収し、基
板表面上の吸着物質を液体試料として抽出する。
【0030】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給及び、回収する方法は、実施例1と同じであり、治具
は図2に示したものを、試料抽出用溶液は純水を用い
る。
【0031】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオン及び、亜硝酸
イオンを対象にし、測定を行った。その結果を以下に示
す。
【0032】図10は実施例3の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/5であり、且つ安定していることが解か
る。
【0033】図11は実施例3の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドの亜硝酸イオン濃
度を表したものである。本図より、本実施例の試料抽出
時の亜硝酸イオンバックグランドは、従来技術の約1/
12であり、且つ安定していることが解かる。
【0034】(実施例4)本発明の一実施例を図3を用
いて説明する。本実施例では、押え治具1,試料基板
3,テフロン製リング状抽出治具7を組み合わせ、試料
基板3表面とテフロン製リング状抽出治具7により抽出
槽5を形成する。抽出操作時に、抽出槽5は、試料抽出
用溶液供給回収用孔4にシリンジが差し込まれるので密
閉空間であり、周辺雰囲気と抽出用溶液の接触を防止す
る。この抽出槽5へ試料抽出用純水をテフロン製リング
状抽出治具7の試料抽出用溶液供給兼回収用孔4からシ
リンジにより供給する。このとき、抽出用純水が、抽出
槽内部の一面を構成する基板表面と接触することにより
基板表面上の吸着物質を脱離,溶解させる。そしてこの
試料抽出用純水を試料抽出用溶液供給兼回収用孔4から
シリンジにより、回収することにより基板表面上の吸着
物質を液体試料として抽出する。
【0035】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給及び、回収する方法は、実施例1と同じであり、治具
は図3に示したものを、試料抽出用溶液は純水を用い
る。
【0036】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオン及び、亜硝酸
イオンを対象にし、測定を行った。その結果を以下に示
す。
【0037】図12は実施例4の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/7であり、且つ安定していることが解か
る。
【0038】図13は実施例4の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドの亜硝酸イオン濃
度を表したものである。本図より、本実施例の試料抽出
時の亜硝酸イオンバックグランドは、従来技術の約1/
12であり、且つ安定していることが解かる。
【0039】(実施例5)本発明の一実施例として、実
施例4の変形例を、図3を用いて説明する。本実施例
は、2枚の試料基板3,テフロン製リング状抽出治具
7,押え治具1を順に組み合わせ、基板表面3とテフロ
ン製リング状抽出治具7により抽出槽5を形成する。抽
出操作時に、抽出槽5は、試料抽出用溶液供給兼回収用
孔4にシリンジが差し込まれるので密閉空間であり、周
辺雰囲気と抽出用溶液の接触を防止する。この抽出槽5
へ試料抽出用硝酸溶液をドーナツ状治具7の試料抽出用
溶液供給兼回収用孔4からシリンジにより供給する。こ
のとき、抽出用硝酸溶液が抽出槽内部を構成する基板表
面と接触することにより基板表面上の吸着物質を脱離,
溶解させる。そしてこの試料抽出用硝酸溶液を試料抽出
用溶液供給兼回収用孔4からシリンジにより、回収し、
基板表面上の吸着物質を液体試料として抽出する。
【0040】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は図3に示したものを、試料抽出用溶液は、硝
酸溶液を用いる。
【0041】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオンを対象にし、
測定を行った。
【0042】図14は実施例5の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/7であり、且つ安定していることがわか
る。
【0043】(実施例6)本発明の一実施例として、実
施例3の別の変形例を、図2を用いて説明する。本実施
例は2枚の試料基板3,ポリプロピレンコート付きゴム
製治具6,押え治具1を順に組み合わせ、試料基板3と
ポリプロピレンコート付きゴム製治具6により抽出槽5
を形成する。
【0044】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は図2に示したものを、試料抽出用溶液は、純
水を用いる。
【0045】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオン及び、亜硝酸
イオンを対象にし、測定を行った。その結果を以下に示
す。
【0046】図15は実施例6の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/9であり、且つ安定していることが解か
る。
【0047】図16は実施例6の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドの亜硝酸イオン濃
度を表したものである。本図より、本実施例の試料抽出
時の亜硝酸イオンバックグランドは、従来技術の約1/
12であり、且つ安定していることが解かる。
【0048】(実施例7)本発明の一実施例を図4を用
いて説明する。本実施例は、2枚の試料基板3,ポリプ
ロピレンコート付きゴム製治具6,押え治具1を順に組
み合わせ、基板表面3とポリプロピレンコート付きゴム
製治具6により抽出槽5を形成する。抽出操作時に、抽
出槽5は、試料抽出用溶液供給兼回収用孔4にシリンジ
が差し込まれるので密閉空間であり、周辺雰囲気と抽出
用溶液の接触を防止する。この抽出槽5へ試料抽出用硝
酸溶液をポリプロピレンコート付きゴム製治具6の試料
抽出用溶液供給兼回収用孔4からシリンジにより供給す
る。このとき、試料抽出用硝酸溶液が基板表面上の吸着
物質を脱離,溶解させた後、試料抽出用純水供給回収用
孔4からシリンジにより、回収することにより基板表面
上の吸着物質を液体試料として抽出する。
【0049】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は、図4に示したものを、試料抽出用溶液は、
硝酸溶液を用いる。
【0050】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオンを対象にし、
測定を行った。その結果を以下に示す。
【0051】図17は実施例7の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/4であり、且つ安定していることが解か
る。
【0052】(実施例8)本発明の一実施例を、図5を
用いて説明する。本実施例は、基板表面3,良く洗浄さ
れた基板もしくはテフロン製板8,テフロン製リング状
抽出治具7を順に、組み合わせ、基板表面3,基板もし
くはテフロン製板8とテフロン製リング状抽出治具7に
より抽出槽5を形成する。抽出操作時に、抽出槽5は、
試料抽出用溶液供給兼回収用孔4にシリンジが差し込ま
れるので密閉空間であり、周辺雰囲気と抽出用溶液の接
触を防止する。この抽出槽5へ試料抽出用純水をテフロ
ン製リング状治具7の試料抽出用溶液供給兼回収用孔4
から供給する。このとき、抽出用純水が抽出槽内部の一
面を構成する基板表面と接触することにより基板表面上
の吸着物質を脱離,溶解させる。そしてこの試料抽出用
純水を試料抽出用溶液供給兼回収用孔4から回収し、基
板表面上の吸着物質を液体試料として抽出する。
【0053】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は図5に示したものを、試料抽出用溶液は、純
水を用いる。
【0054】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、洗浄された基板を試料として試料採取操
作を行い、得られた試料をイオンクロマトグラフィ分析
装置によりアンモニウムイオン及び、亜硝酸イオンを対
象にし、測定を行った。その結果を以下に示す。
【0055】図18は実施例8の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/7であり、且つ安定していることが解か
る。
【0056】図19は実施例8の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドの亜硝酸イオン濃
度を表したものである。本図より、本実施例の試料抽出
時の亜硝酸イオンバックグランドは、従来技術の約1/
12であり、且つ安定していることが解かる。
【0057】(実施例9)本発明の一実施例として、実
施例8の変形例を図5を用いて説明する。本実施例は、
基板表面3と良く洗浄された基板もしくはテフロン製板
8間に、テフロン製リング状抽出治具7を挾み、押え治
具1を順に組み合わせ、基板表面3,基板もしくはテフ
ロン製板8とテフロン製リング状抽出治具7により抽出
槽5を形成する。
【0058】この抽出槽5へ試料抽出用硝酸溶液をテフ
ロン製リング状抽出治具7の試料抽出用溶液供給兼回収
用孔4から供給する。そしてこの試料抽出用硝酸溶液を
試料抽出用溶液供給兼回収用孔4から回収し、基板表面
上の吸着物質を液体試料として抽出する。
【0059】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は図5に示したものを、試料抽出用溶液は、硝
酸溶液を用いる。
【0060】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、洗浄された基板を試料として試料採取操
作を行い、得られた試料をイオンクロマトグラフィ分析
装置によりアンモニウムイオンを対象にし、測定を行っ
た。その結果を以下に示す。
【0061】図20は実施例9の効果を、横軸に試料番
号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウムイ
オン濃度を表したものである。本図より、本実施例の試
料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従来
技術の約1/5であり、且つ安定していることが解か
る。
【0062】(実施例10)本発明の一実施例を図6を
用いて説明する。本実施例は、試料基板3,洗浄された
基板もしくはテフロン製板8,ポリプロピレンコート付
きゴムパッキング6,押え治具4を順に組み合わせ、試
料基板3表面、基板もしくはテフロン製板8,ポリプロ
ピレンコート付きゴムパッキング6により抽出槽5を形
成する。抽出操作時に、抽出槽5は、試料抽出用溶液供
給兼回収用孔4にシリンジが差し込まれるので密閉空間
であり、周辺雰囲気と抽出用溶液の接触を防止する。こ
の抽出槽5へ試料抽出用純水をポリプロピレンコート付
きゴムパッキング6の試料抽出用溶液供給兼回収用孔4
から供給する。このとき試料抽出用純水が抽出槽内部を
構成する基板表面と接触することにより基板表面上の吸
着物質を脱離,溶解させる。そしてこの試料抽出用純水
を試料抽出用溶液供給兼回収用孔4からシリンジによ
り、回収し、基板表面上の吸着物質を液体試料として抽
出する。
【0063】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は、図6に示したものを、試料抽出用溶液は、
純水を用いる。
【0064】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、洗浄された基板を試料として試料採取操
作を行い、得られた試料をイオンクロマトグラフィ分析
装置によりアンモニウムイオン及び、亜硝酸イオンを対
象にし、測定を行った。その結果を以下に示す。
【0065】図21は実施例10の効果を、横軸に試料
番号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウム
イオン濃度を表したものである。本図より、本実施例の
試料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従
来技術の約1/9であり、且つ安定していることが解か
る。
【0066】図22は実施例10の効果を、横軸に試料
番号,縦軸に試料抽出時バックグランドの亜硝酸イオン
濃度を表したものである。本図より、本実施例の試料抽
出時の亜硝酸イオンバックグランドは、従来技術の約1
/12であり、且つ安定していることが解かる。
【0067】(実施例11)本発明の一実施例として、
実施例10の変形例を図6を用いて説明する。本実施例
では、試料基板3,良く洗浄された基板もしくはテフロ
ン製板8,ポリプロピレンコート付きゴムパッキング
6,押え治具1を順に組み合わせ、試料基板3表面、基
板もしくはテフロン製板8,ポリプロピレンコート付き
ゴムパッキング6により抽出槽5を形成する。この抽出
槽5へ試料抽出用硝酸溶液をポリプロピレンコート付き
ゴムパッキング6の試料抽出用溶液供給兼回収用孔4か
らシリンジにより供給する。そしてこの試料抽出用硝酸
溶液を試料抽出用溶液供給兼回収用孔4から回収するこ
とにより基板表面3上の吸着物質を液体試料として抽出
する。
【0068】抽出装置にシリンジで試料抽出用溶液を供
給する方法及び、回収する方法は、実施例1と同じであ
り、治具は、図6に示したものを、試料抽出用溶液は、
硝酸溶液を用いる。
【0069】本実施例の効果を確認するため本発明と従
来技術である熱純水袋抽出法のバックグランド測定を行
った。方法は、純水により洗浄された基板を試料として
試料採取操作を行い、得られた試料をイオンクロマトグ
ラフィ分析装置によりアンモニウムイオンを対象にし、
測定を行った。その結果を以下に示す。
【0070】図23は実施例11の効果を、横軸に試料
番号,縦軸に試料抽出時バックグランドのアンモニウム
イオン濃度を表したものである。本図より、本実施例の
試料抽出時のアンモニウムイオンバックグランドは、従
来技術の約1/7であり、且つ安定していることが解か
る。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、液体試料抽出時の周辺
雰囲気の影響及び、試料表面以外からの溶出イオンの影
響を低減し、抽出溶液のバックグランドを下げる効果が
あり、基板表面上の極微量成分の高信頼分析を可能にす
る方法および装置を提供することができる。
【0072】また本発明によれば、上記効果に加え、試
料採取表面積を従来より拡大することにより、抽出用液
のバックグランドをさらに低減できるという効果があ
り、基板表面上の極微量成分の高信頼分析を可能にする
方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の試料抽出治具の説明図。
【図2】本発明の一実施例の試料抽出治具の説明図。
【図3】本発明の一実施例の試料抽出治具の説明図。
【図4】本発明の一実施例の試料抽出治具の説明図。
【図5】本発明の一実施例の試料抽出治具の説明図。
【図6】本発明の一実施例の試料抽出治具の説明図。
【図7】実施例1の抽出装置を用いたときと従来技術で
のアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図8】実施例1の抽出装置を用いたときと従来技術で
の亜硝酸イオン濃度の測定図。
【図9】実施例2の抽出装置を用いたときと従来技術で
のアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図10】実施例3の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図11】実施例3の抽出装置を用いたときと従来技術
での亜硝酸イオン濃度の測定図。
【図12】実施例4の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図13】実施例4の抽出装置を用いたときと従来技術
での亜硝酸イオン濃度の測定図。
【図14】実施例5の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図15】実施例6の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図16】実施例6の抽出装置を用いたときと従来技術
での亜硝酸イオン濃度の測定図。
【図17】実施例7の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図18】実施例8の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図19】実施例8の抽出装置を用いたときと従来技術
での亜硝酸イオン濃度の測定図。
【図20】実施例9の抽出装置を用いたときと従来技術
でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図21】実施例10の抽出装置を用いたときと従来技
術でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図22】実施例10の抽出装置を用いたときと従来技
術での亜硝酸イオン濃度の測定図。
【図23】実施例11の抽出装置を用いたときと従来技
術でのアンモニウムイオン濃度の測定図。
【図24】本発明の各実施例での試料採取方法の説明
図。
【図25】本発明の各実施例での試料採取方法の説明
図。
【符号の説明】
1…押え治具、2…抽出治具、3…試料基板、4…試料
抽出用溶液供給兼回収用孔、5…抽出槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼濱 ▲高▼ 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 糸賀 敏彦 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体試料表面の任意の領域を一面とした抽
    出槽を構成し、前記抽出槽内で前記抽出槽を構成する固
    体試料の表面領域に試料抽出用溶液を接触させ、前記固
    体試料の表面の任意の領域に存在する吸着物質を前記試
    料抽出用溶液中に溶解または脱離し、液体試料として抽
    出することを特徴とする試料抽出方法。
  2. 【請求項2】固体試料表面の任意の領域を一面とした抽
    出槽を構成する手段と、前記抽出槽内で前記抽出槽を構
    成する固体試料の表面領域に試料抽出用溶液を接触させ
    る手段と、前記固体試料の表面の任意の領域に存在する
    吸着物質を前記試料抽出用溶液中に溶解または脱離さ
    せ、液体試料として抽出手段からなることを特徴とする
    試料抽出装置。
  3. 【請求項3】2個の固体試料表面を対向させ、双方の向
    かいあう前記固体試料表面の任意の領域を構成面とした
    抽出槽を構成し、前記抽出槽内で双方の固体試料表面の
    領域に試料抽出用溶液を接触させることにより、前記固
    体試料表面の任意の領域に存在する吸着物質を試料抽出
    用溶液中に、溶解、または、脱離し、液体試料として抽
    出することを特徴とする試料抽出方法。
  4. 【請求項4】2個の固体試料表面を対向させ、双方の向
    かいあう前記固体試料表面の任意の領域を構成面とした
    抽出槽を構成する手段と、前記抽出槽内で双方の固体試
    料表面の領域に試料抽出用溶液を接触させることによ
    り、前記固体試料表面の任意の領域に存在する吸着物質
    を試料抽出用溶液中に溶解または脱離させ、液体試料と
    して抽出する手段からなることを特徴とする試料抽出装
    置。
JP23814095A 1995-09-18 1995-09-18 試料抽出方法及び装置 Withdrawn JPH0979957A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010060492A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Toppan Printing Co Ltd 抽出装置、抽出方法、定量分析方法
JP2010145150A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Tosoh Analysis & Research Center Co Ltd 板状体表面の分析用治具及びそれを使用した金属分析方法
JP4693268B2 (ja) * 2001-04-02 2011-06-01 オルガノ株式会社 試料水の水質評価方法
CN102866044A (zh) * 2012-09-12 2013-01-09 奥瑞金包装股份有限公司 板状材料离子迁移检测前处理装置及方法

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