JPH0978721A - 建築用パネル - Google Patents
建築用パネルInfo
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- JPH0978721A JPH0978721A JP23453295A JP23453295A JPH0978721A JP H0978721 A JPH0978721 A JP H0978721A JP 23453295 A JP23453295 A JP 23453295A JP 23453295 A JP23453295 A JP 23453295A JP H0978721 A JPH0978721 A JP H0978721A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- building panel
- core material
- fire
- type phenol
- Prior art date
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- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造後に膨れ、反り等の変形がなく、しかも
防火性、耐火性、機械強度に優れた建築用パネルとする
ことである。 【構成】 表面材1と裏面材2間に合成樹脂を主成分と
する合成樹脂発泡体からなる芯材3をサンドイッチした
建築用パネルAであり、少なくとも表面材1に凹凸状の
リブ4を形成すると共に、表面材1の芯材3側面に接着
剤5を介して耐火シート6を積層し、芯材3の表面材1
側付近に反応の完了したレゾール型フェノール粒7を混
在させ、かつ、通気性紐状物8を介在させた建築用パネ
ルAである。
防火性、耐火性、機械強度に優れた建築用パネルとする
ことである。 【構成】 表面材1と裏面材2間に合成樹脂を主成分と
する合成樹脂発泡体からなる芯材3をサンドイッチした
建築用パネルAであり、少なくとも表面材1に凹凸状の
リブ4を形成すると共に、表面材1の芯材3側面に接着
剤5を介して耐火シート6を積層し、芯材3の表面材1
側付近に反応の完了したレゾール型フェノール粒7を混
在させ、かつ、通気性紐状物8を介在させた建築用パネ
ルAである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の内壁材、
外壁材、屋根材、天井材、床材、間仕切り材、あるいは
防火戸等として使用でき、かつ、製造後に膨れ、反り等
の変形がなく、しかも防火性、耐火性、機械強度に優れ
た建築用パネルに関するものである。
外壁材、屋根材、天井材、床材、間仕切り材、あるいは
防火戸等として使用でき、かつ、製造後に膨れ、反り等
の変形がなく、しかも防火性、耐火性、機械強度に優れ
た建築用パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄板状の表面材と裏面材にて合
成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした建築用パ
ネルは数多く発明、考案されて上市されている。
成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした建築用パ
ネルは数多く発明、考案されて上市されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような芯材として合成樹脂発泡体を使用した建築用パネ
ルでは、一般的に合成樹脂の自己接着性が弱く、表面
材、裏面材と芯材との接着性に劣り、剥離が生じやすい
ものであった。また、万一の火災等で建築用パネルが
高温化に曝された際には、表面材、裏面材と芯材との境
界面が防火性、耐火性能の弱点部分となり易いものであ
った。さらに、一般に芯材を各種合成樹脂発泡体とし
た際には、建築用パネル自体の機械強度に劣り、しかも
合成樹脂発泡体の経時変化により、建築用パネル表面に
凹凸が生じたり、反ったりする不具合が生じる場合もあ
った。
ような芯材として合成樹脂発泡体を使用した建築用パネ
ルでは、一般的に合成樹脂の自己接着性が弱く、表面
材、裏面材と芯材との接着性に劣り、剥離が生じやすい
ものであった。また、万一の火災等で建築用パネルが
高温化に曝された際には、表面材、裏面材と芯材との境
界面が防火性、耐火性能の弱点部分となり易いものであ
った。さらに、一般に芯材を各種合成樹脂発泡体とし
た際には、建築用パネル自体の機械強度に劣り、しかも
合成樹脂発泡体の経時変化により、建築用パネル表面に
凹凸が生じたり、反ったりする不具合が生じる場合もあ
った。
【0004】また、芯材形成時には合成樹脂原料と硬
化剤、発泡剤を混合し、吐出させ、反応発泡して形成す
るので、反応ガスが発生して芯材内に残留したり、製品
の養生期間、あるいは建築用パネルの施工後に、外気温
等の変化により、芯材内の水分が水蒸気化し、同じく逃
げ道が無いために、建築用パネルの表面材もしくは裏面
材と芯材の間に残留し、建築用パネルの表面材と裏面材
の裏面にガス膨れが発生したり、反ったりする等、経時
的に建築用パネルに悪影響をおよぼす場合もあった。
化剤、発泡剤を混合し、吐出させ、反応発泡して形成す
るので、反応ガスが発生して芯材内に残留したり、製品
の養生期間、あるいは建築用パネルの施工後に、外気温
等の変化により、芯材内の水分が水蒸気化し、同じく逃
げ道が無いために、建築用パネルの表面材もしくは裏面
材と芯材の間に残留し、建築用パネルの表面材と裏面材
の裏面にガス膨れが発生したり、反ったりする等、経時
的に建築用パネルに悪影響をおよぼす場合もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、第1は少なくとも表面材に凹凸状の
リブを形成すると共に、メッシュ状の耐火シートを表面
材の裏面に積層させることにより、リブと耐火シートの
凹凸によるアンカー効果により表面材、裏面材と芯材と
の接着強度を向上させるものである。また、耐火シート
を積層させ、反応の完了したレゾール型フェノール粒を
混在させることにより、建築用パネル自体の機械強度を
向上させるものである。さらに、耐火シートを無機系繊
維の周囲に高温下で炭化層を形成する耐火コート材をコ
ーティングしてメッシュ状に形成したものを採用するこ
とにより、万一の火災よって、建築用パネルが高温下に
曝せられた時には、耐火コート材が炭化層を形成し、断
熱層となり、芯材を熱から保護するので防火性、耐火性
を向上させるものである。
を除去するために、第1は少なくとも表面材に凹凸状の
リブを形成すると共に、メッシュ状の耐火シートを表面
材の裏面に積層させることにより、リブと耐火シートの
凹凸によるアンカー効果により表面材、裏面材と芯材と
の接着強度を向上させるものである。また、耐火シート
を積層させ、反応の完了したレゾール型フェノール粒を
混在させることにより、建築用パネル自体の機械強度を
向上させるものである。さらに、耐火シートを無機系繊
維の周囲に高温下で炭化層を形成する耐火コート材をコ
ーティングしてメッシュ状に形成したものを採用するこ
とにより、万一の火災よって、建築用パネルが高温下に
曝せられた時には、耐火コート材が炭化層を形成し、断
熱層となり、芯材を熱から保護するので防火性、耐火性
を向上させるものである。
【0006】第2は芯材の表面材側付近に反応の完了し
たレゾール型フェノール粒を混在させることにより、レ
ゾール型フェノール粒の嵩体積によって、芯材となる合
成樹脂発泡体の反応をある程度減らし、発生するガスを
減少させると共に、乾燥状態のレゾール型フェノール粒
が、芯材の反応ガスや水蒸気をセル内に吸収し閉じこ
め、建築用パネルの表面材と裏面材の裏面にガス膨れが
発生したり、反ったりする悪影響を防止し、かつ、通気
性紐状物を介在させたことにより、芯材内で発生した反
応ガスや水蒸気を通気性紐状物を経路として建築用パネ
ルの木口面から外部に放出させ、ガス膨れが発生した
り、反ったりする悪影響の防止をさらに助長できる建築
用パネルを提案するものである。
たレゾール型フェノール粒を混在させることにより、レ
ゾール型フェノール粒の嵩体積によって、芯材となる合
成樹脂発泡体の反応をある程度減らし、発生するガスを
減少させると共に、乾燥状態のレゾール型フェノール粒
が、芯材の反応ガスや水蒸気をセル内に吸収し閉じこ
め、建築用パネルの表面材と裏面材の裏面にガス膨れが
発生したり、反ったりする悪影響を防止し、かつ、通気
性紐状物を介在させたことにより、芯材内で発生した反
応ガスや水蒸気を通気性紐状物を経路として建築用パネ
ルの木口面から外部に放出させ、ガス膨れが発生した
り、反ったりする悪影響の防止をさらに助長できる建築
用パネルを提案するものである。
【0007】
【実施例】以下に図面を用いて、本発明に係る建築用パ
ネルの一実施例について詳細に説明する。すなわち、建
築用パネルAは断面図である図1(a)、および図1の
イ部分の拡大図である図1(b)に示すように、表面材
1と裏面材2とでフェノール樹脂を主成分とする合成樹
脂発泡体からなる芯材3をサンドイッチして一体に形成
した建築用パネルAである。また、建築用パネルAは少
なくとも表面材1に凹凸状のリブ4を形成すると共に、
表面材1の芯材3側面(表面材1の裏面)に接着剤5を
介してメッシュ状の耐火シート6を積層すると共に、芯
材3の表面材1側付近に反応の完了したレゾール型フェ
ノール粒7を混在させ、かつ、通気性紐状物8を介在さ
せたものである。
ネルの一実施例について詳細に説明する。すなわち、建
築用パネルAは断面図である図1(a)、および図1の
イ部分の拡大図である図1(b)に示すように、表面材
1と裏面材2とでフェノール樹脂を主成分とする合成樹
脂発泡体からなる芯材3をサンドイッチして一体に形成
した建築用パネルAである。また、建築用パネルAは少
なくとも表面材1に凹凸状のリブ4を形成すると共に、
表面材1の芯材3側面(表面材1の裏面)に接着剤5を
介してメッシュ状の耐火シート6を積層すると共に、芯
材3の表面材1側付近に反応の完了したレゾール型フェ
ノール粒7を混在させ、かつ、通気性紐状物8を介在さ
せたものである。
【0008】表面材1、裏面材2は、例えば鉄、アルミ
ニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メ
ッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド
鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼
板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト
樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を
含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等に
よって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押
出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各
種任意形状に形成したもの、さらには、アルミニウム蒸
着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート
状物からなるものである。
ニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メ
ッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド
鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼
板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト
樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を
含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等に
よって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押
出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各
種任意形状に形成したもの、さらには、アルミニウム蒸
着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート
状物からなるものである。
【0009】また、表面材1および裏面材2の一方以上
(図では表面材1にのみ)には、凹凸状のリブ4を形成
するものである。このリブ4は例えば図7に示すよう
に、楕円形状のものや、図8(a)に示すようなスタッ
コ柄、メロン柄形状、図8(b)、(c)に示すような
ブリック状等、任意の形状、任意の大きさからなるもの
である。
(図では表面材1にのみ)には、凹凸状のリブ4を形成
するものである。このリブ4は例えば図7に示すよう
に、楕円形状のものや、図8(a)に示すようなスタッ
コ柄、メロン柄形状、図8(b)、(c)に示すような
ブリック状等、任意の形状、任意の大きさからなるもの
である。
【0010】リブ4は、形成した表面材1や裏面材1の
機械強度(曲げ強度)を向上させると共に、リブ4の凹
凸によるアンカー効果により、表面材1、裏面材2と芯
材3との接着強度を向上させるものである。
機械強度(曲げ強度)を向上させると共に、リブ4の凹
凸によるアンカー効果により、表面材1、裏面材2と芯
材3との接着強度を向上させるものである。
【0011】また、芯材3は建築用パネルAの嵩上材、
断熱材、防火材、後記するレゾール型フェノール粒7、
通気性紐成物8のバインダーとして機能するものであ
り、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォ
ーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリ
エチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォ
ーム等の合成樹脂発泡体原料を主原料とし、これに硬化
剤、発泡剤、難燃材等を混入し、表面材1、もしくは裏
面材2の裏面側に吐出させ、加熱して反応発泡させて形
成したものである。また、芯材3中には各種難燃材とし
て軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラ
グ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム
等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボ
ン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性
を向上させることもできる。
断熱材、防火材、後記するレゾール型フェノール粒7、
通気性紐成物8のバインダーとして機能するものであ
り、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォ
ーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリ
エチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォ
ーム等の合成樹脂発泡体原料を主原料とし、これに硬化
剤、発泡剤、難燃材等を混入し、表面材1、もしくは裏
面材2の裏面側に吐出させ、加熱して反応発泡させて形
成したものである。また、芯材3中には各種難燃材とし
て軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラ
グ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム
等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボ
ン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性
を向上させることもできる。
【0012】耐火シート6は図2(a)、(b)に示す
ように、中空部9を複数有するメッシュ状のシート物か
らなり、その材料構成は図3の断面図に示すように耐火
性能に優れるガラス繊維、セラミック繊維等の無機系繊
維からなる基材10と、その外周を耐火コート材11で
被覆したものであり、接着剤5を介して表面材1、もし
くは表面材1と裏面材2の双方に積層されるものであ
る。
ように、中空部9を複数有するメッシュ状のシート物か
らなり、その材料構成は図3の断面図に示すように耐火
性能に優れるガラス繊維、セラミック繊維等の無機系繊
維からなる基材10と、その外周を耐火コート材11で
被覆したものであり、接着剤5を介して表面材1、もし
くは表面材1と裏面材2の双方に積層されるものであ
る。
【0013】また、耐火シート6はメッシュ状に形成し
たので、複数の中空部9によって形成される凹凸がアン
カー効果を発揮し、芯材3との接着面積を拡大し、接着
強度を大幅に向上すると共に、伸縮性に優れ扱い易いも
のとなるものである。
たので、複数の中空部9によって形成される凹凸がアン
カー効果を発揮し、芯材3との接着面積を拡大し、接着
強度を大幅に向上すると共に、伸縮性に優れ扱い易いも
のとなるものである。
【0014】さらに、耐火シート6の外周を被覆してい
る耐火コート材11としては、発泡用原料(防火薬剤反
応触媒原料、炭素生成原料、不燃性ガス発生原料)、着
色顔料、被膜形成樹脂等を加えたものからなるものであ
る。このうち、炭素生成原料類は炭水化物、多価アルコ
ール類から選定されるものであり、これらは火炎と接触
して炭化、発泡し、断熱層を形成するものである。ま
た、炭素生成原料類は酸基を持ち、無機酸とエステルを
生成するものであり、無機酸としてはリン酸からなるも
のである。これは、触媒類、防火剤の熱分解により生成
するものである。
る耐火コート材11としては、発泡用原料(防火薬剤反
応触媒原料、炭素生成原料、不燃性ガス発生原料)、着
色顔料、被膜形成樹脂等を加えたものからなるものであ
る。このうち、炭素生成原料類は炭水化物、多価アルコ
ール類から選定されるものであり、これらは火炎と接触
して炭化、発泡し、断熱層を形成するものである。ま
た、炭素生成原料類は酸基を持ち、無機酸とエステルを
生成するものであり、無機酸としてはリン酸からなるも
のである。これは、触媒類、防火剤の熱分解により生成
するものである。
【0015】従って、耐火シート6は建築用パネルAが
万一火災等で高温下に曝された際に、表面材1、裏面材
2と芯材3との間にて炭化層を形成し、断熱層を形成し
て芯材3を高温から保護する働きがあるものである。
万一火災等で高温下に曝された際に、表面材1、裏面材
2と芯材3との間にて炭化層を形成し、断熱層を形成し
て芯材3を高温から保護する働きがあるものである。
【0016】なお、接着剤5の例としては、エラストマ
ー型エポキシ樹脂、イソシアネート、例えばメチレンジ
イソシアネート(略称MDI)等のエマルジョンタイ
プ、ホットメルトタイプ、および、その変性イソシアネ
ート、例えばウレタン変性、ビュレット変性イソシアネ
ート、イソシアヌレート変性イソシアネート等の1種を
用いるものである。
ー型エポキシ樹脂、イソシアネート、例えばメチレンジ
イソシアネート(略称MDI)等のエマルジョンタイ
プ、ホットメルトタイプ、および、その変性イソシアネ
ート、例えばウレタン変性、ビュレット変性イソシアネ
ート、イソシアヌレート変性イソシアネート等の1種を
用いるものである。
【0017】さらに、芯材3の中の少なくとも表面材1
付近には、反応の完了したレゾール型フェノール粒7を
任意割合混入するものである。このレゾール型フェノー
ル粒7は図4(a)、(b)にその断面を示すように、
略球状をなし、芯材3の骨材、防火材、強度補強材、嵩
上材として機能するものである。特に図4(b)に示す
レゾール型フェノール粒7は、難燃骨材となる核12の
外周をレゾール型フェノール13にて被覆したものであ
り、特に難燃性を向上したレゾール型フェノール粒7と
したものであり、必要に応じて図4(a)、(b)に示
すレゾール型フェノール粒7の一方を使用したり、双方
を混在させて使用したりするものである。
付近には、反応の完了したレゾール型フェノール粒7を
任意割合混入するものである。このレゾール型フェノー
ル粒7は図4(a)、(b)にその断面を示すように、
略球状をなし、芯材3の骨材、防火材、強度補強材、嵩
上材として機能するものである。特に図4(b)に示す
レゾール型フェノール粒7は、難燃骨材となる核12の
外周をレゾール型フェノール13にて被覆したものであ
り、特に難燃性を向上したレゾール型フェノール粒7と
したものであり、必要に応じて図4(a)、(b)に示
すレゾール型フェノール粒7の一方を使用したり、双方
を混在させて使用したりするものである。
【0018】図4(b)に示すレゾール型フェノール粒
7のうち、核12としては例えばパーライト粒、ガラス
ビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸
化アルミニウム、グラファイト等の一種以上を使用する
ものであり、芯材3に防火性、耐火性能を付加するもの
である。なお、図4(b)では核12としてフェノール
樹脂と相性の良い水酸化アルミニウム粉を使用したもの
である。
7のうち、核12としては例えばパーライト粒、ガラス
ビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸
化アルミニウム、グラファイト等の一種以上を使用する
ものであり、芯材3に防火性、耐火性能を付加するもの
である。なお、図4(b)では核12としてフェノール
樹脂と相性の良い水酸化アルミニウム粉を使用したもの
である。
【0019】外周に位置するレゾール型フェノール13
は、反応の完了したレゾール型フェノール、未硬化(未
反応型)のレゾール型フェノールの固形物であり、発泡
させたもの、発泡させないもの等どちらでも使用できる
ものである。レゾール型フェノール13は上記した核1
2と同様に主に、芯材3に防火性、耐火性能を付加する
ものであると共に、レゾール型フェノール粒7の嵩体積
によって、芯材3となるレゾール型フェノールの反応を
ある程度減らし、発生するガスを減少させると共に、乾
燥状態のレゾール型フェノール粒7が、芯材3の反応ガ
スや水蒸気をセル内に吸収し閉じこめ、建築用パネルA
の表面材1、裏面材2にガス膨れが発生したり、反った
りする悪影響を防止するのに有用なものである。また、
レゾール型フェノール粒7は真球に近く2次凝集物が少
ないため流動性が良く、芯材3に均一に分布するのに有
用なものである。
は、反応の完了したレゾール型フェノール、未硬化(未
反応型)のレゾール型フェノールの固形物であり、発泡
させたもの、発泡させないもの等どちらでも使用できる
ものである。レゾール型フェノール13は上記した核1
2と同様に主に、芯材3に防火性、耐火性能を付加する
ものであると共に、レゾール型フェノール粒7の嵩体積
によって、芯材3となるレゾール型フェノールの反応を
ある程度減らし、発生するガスを減少させると共に、乾
燥状態のレゾール型フェノール粒7が、芯材3の反応ガ
スや水蒸気をセル内に吸収し閉じこめ、建築用パネルA
の表面材1、裏面材2にガス膨れが発生したり、反った
りする悪影響を防止するのに有用なものである。また、
レゾール型フェノール粒7は真球に近く2次凝集物が少
ないため流動性が良く、芯材3に均一に分布するのに有
用なものである。
【0020】さらに、レゾール型フェノール粒7の大き
さとしては、直径約50〜1000μm(好ましくは、
50μm、100μm、300μm、500μm、80
0μmのいずれか)の微小粒であり、略同一粒径に揃え
たり、または粒径の大小が異なるレゾール型フェノール
粒7を混在するものである。芯材3への混在割合は、芯
材3の重量比を100とすると30〜500重量部を添
加するものである。なお、レゾール型フェノール粒7の
核12の成分の含有量としては8〜50%位のものであ
る。
さとしては、直径約50〜1000μm(好ましくは、
50μm、100μm、300μm、500μm、80
0μmのいずれか)の微小粒であり、略同一粒径に揃え
たり、または粒径の大小が異なるレゾール型フェノール
粒7を混在するものである。芯材3への混在割合は、芯
材3の重量比を100とすると30〜500重量部を添
加するものである。なお、レゾール型フェノール粒7の
核12の成分の含有量としては8〜50%位のものであ
る。
【0021】さらに、芯材3内部には通気性紐状物8を
複数本介在させるものである。通気性紐状物8は例えば
図5(a)〜(c)、および図6(a)〜(c)に示す
ような凧糸等の通気性のある紐状部材よりなものであ
る。この通気性紐状物8は、芯材3製造後、芯材3に使
用した硬化剤や発泡剤の残留酸成分の影響により、芯材
3内で化学反応を起こした余剰ガス成分(塩素、二酸化
炭素、塩化メチレン、ホルムアルデヒド、水蒸気、水
素)、あるいは反応時の縮合水等の水蒸気ガスを、通気
性紐状物8により、建築用パネルAの木口断面部分から
外部に放出するための、ガスの流通経路となるものであ
る。
複数本介在させるものである。通気性紐状物8は例えば
図5(a)〜(c)、および図6(a)〜(c)に示す
ような凧糸等の通気性のある紐状部材よりなものであ
る。この通気性紐状物8は、芯材3製造後、芯材3に使
用した硬化剤や発泡剤の残留酸成分の影響により、芯材
3内で化学反応を起こした余剰ガス成分(塩素、二酸化
炭素、塩化メチレン、ホルムアルデヒド、水蒸気、水
素)、あるいは反応時の縮合水等の水蒸気ガスを、通気
性紐状物8により、建築用パネルAの木口断面部分から
外部に放出するための、ガスの流通経路となるものであ
る。
【0022】このために、製造後の建築用パネルAの表
面、裏面には内部ガスによる膨れ、反り等の変形がな
く、しかも強度、耐火性能に優れた建築用パネルAとな
るものである。勿論、図示するように芯材3の表面材1
側だけでなく、中間部分、あるいは裏面材2側、もしく
は層状に複数列で通気性紐状物8を形成しても良いもの
である。
面、裏面には内部ガスによる膨れ、反り等の変形がな
く、しかも強度、耐火性能に優れた建築用パネルAとな
るものである。勿論、図示するように芯材3の表面材1
側だけでなく、中間部分、あるいは裏面材2側、もしく
は層状に複数列で通気性紐状物8を形成しても良いもの
である。
【0023】さらに、通気性紐状物8は芯材3内で極小
間隙を形成するものであり、例えば、繭、綿、麻、毛等
(植物性繊維、動物性繊維、合成樹脂製繊維等)の繊維
を細く長く引き伸ばしてよりをかけたものである。さら
に詳説すると、通気性紐状物8に形成される極小間隙は
芯材3内の余剰ガス成分(塩素、二酸化炭素、塩化メチ
レン、ホルムアルデヒド、水蒸気、水素)、あるいは反
応時の縮合水等のガスが通気できるように、建築用パネ
ルAの木口端部まで連通構造を形成するものである。そ
の形状は、図5(a)は線状、図5(b)は線状物を複
数並列に組み合わせた形状、図5(c)は2本以上を編
んだ形状、図6(a)はコイル状、図6(b)、(c)
は主体8aとなる線状物に副体8bの線状物を放射状に
複数形成した通気性紐状物8の例である。
間隙を形成するものであり、例えば、繭、綿、麻、毛等
(植物性繊維、動物性繊維、合成樹脂製繊維等)の繊維
を細く長く引き伸ばしてよりをかけたものである。さら
に詳説すると、通気性紐状物8に形成される極小間隙は
芯材3内の余剰ガス成分(塩素、二酸化炭素、塩化メチ
レン、ホルムアルデヒド、水蒸気、水素)、あるいは反
応時の縮合水等のガスが通気できるように、建築用パネ
ルAの木口端部まで連通構造を形成するものである。そ
の形状は、図5(a)は線状、図5(b)は線状物を複
数並列に組み合わせた形状、図5(c)は2本以上を編
んだ形状、図6(a)はコイル状、図6(b)、(c)
は主体8aとなる線状物に副体8bの線状物を放射状に
複数形成した通気性紐状物8の例である。
【0024】さらに詳説すると、通気性紐状物8は芯材
3形成時に一緒に挿入して形成するものであり、芯材3
により埋設されるものである。なお、芯材3の合成樹脂
発泡体は通気性紐状物8内にまで浸透せず、通気性紐状
物8の外表面部分にのみ形成されるために、通気性紐状
物8の中心部分には、連通の極小間隙が形成されるもの
である。
3形成時に一緒に挿入して形成するものであり、芯材3
により埋設されるものである。なお、芯材3の合成樹脂
発泡体は通気性紐状物8内にまで浸透せず、通気性紐状
物8の外表面部分にのみ形成されるために、通気性紐状
物8の中心部分には、連通の極小間隙が形成されるもの
である。
【0025】また、建築用パネルAの全体形状の例とし
ては図7に示すように、金属製長尺状の薄板からなる表
面材1、裏面材2と幅方向の一端に形成した雄型連結部
14、他端に形成した雌型連結部15、および化粧面1
6とから形成したものである。また、図では特に建築用
パネルA同士の連結で生じる目地部に無機ボード17、
無機系パッキング材18を介在して、さらに防火性、耐
火性の向上を図り、耐火1時間試験に合格する建築用パ
ネルAとしたものである。
ては図7に示すように、金属製長尺状の薄板からなる表
面材1、裏面材2と幅方向の一端に形成した雄型連結部
14、他端に形成した雌型連結部15、および化粧面1
6とから形成したものである。また、図では特に建築用
パネルA同士の連結で生じる目地部に無機ボード17、
無機系パッキング材18を介在して、さらに防火性、耐
火性の向上を図り、耐火1時間試験に合格する建築用パ
ネルAとしたものである。
【0026】
【その他の実施例】以上説明したのは、本発明に係る建
築用パネルの一実施例であり、図9〜図13に示すよう
な建築用パネルAとしたり、各部材を使用することもで
きる。すなわち、図9(a)は裏面材2側にも、表面材
1と同様にリブ4−接着剤5−耐火シート6−レゾール
型フェノール粒7−通気性紐状物8を積層した建築用パ
ネルAの例である。図9(b)は芯材3に熱膨張して炭
化層を形成するグラファイト19を混在し、さらに防火
性能、耐火性能を向上した建築用パネルAである。図9
(c)は芯材3の中央部分にレゾール型フェノール粒7
を凝集した建築用パネルAの例である。
築用パネルの一実施例であり、図9〜図13に示すよう
な建築用パネルAとしたり、各部材を使用することもで
きる。すなわち、図9(a)は裏面材2側にも、表面材
1と同様にリブ4−接着剤5−耐火シート6−レゾール
型フェノール粒7−通気性紐状物8を積層した建築用パ
ネルAの例である。図9(b)は芯材3に熱膨張して炭
化層を形成するグラファイト19を混在し、さらに防火
性能、耐火性能を向上した建築用パネルAである。図9
(c)は芯材3の中央部分にレゾール型フェノール粒7
を凝集した建築用パネルAの例である。
【0027】図10〜図13は建築用パネルAの全体形
状の例を示す断面図であり、図10(a)〜(c)、図
11(a)〜(c)、図12(a)〜(c)は表面材1
として金属薄板を、裏面材2としてアルミニウム蒸着紙
を用いた金属サイディングの断面図の例を示すものであ
る。また、図13(a)〜(c)は表面材1および裏面
材2として金属薄板を用いた大型金属パネルの断面図の
例であり、耐火1時間構造試験に合格する建築用パネル
Aの例である。なお、図7、図10〜図13においては
接着剤5、耐火シート6、レゾール型フェノール粒7、
通気性紐状物8は省略して示してある。
状の例を示す断面図であり、図10(a)〜(c)、図
11(a)〜(c)、図12(a)〜(c)は表面材1
として金属薄板を、裏面材2としてアルミニウム蒸着紙
を用いた金属サイディングの断面図の例を示すものであ
る。また、図13(a)〜(c)は表面材1および裏面
材2として金属薄板を用いた大型金属パネルの断面図の
例であり、耐火1時間構造試験に合格する建築用パネル
Aの例である。なお、図7、図10〜図13においては
接着剤5、耐火シート6、レゾール型フェノール粒7、
通気性紐状物8は省略して示してある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る建築用
パネルによれば、少なくとも表面材に凹凸状のリブを
形成すると共に、メッシュ状の耐火シートを表面材の裏
面に積層させることにより、リブと耐火シートの凹凸に
よるアンカー効果により表面材、裏面材と芯材との接着
強度が向上する。耐火シートを積層させ、反応の完了
したレゾール型フェノール粒を混在させることにより、
建築用パネル自体の機械強度が向上する。耐火シート
を無機系繊維の周囲に高温下で炭化層を形成する耐火コ
ート材をコーティングしてメッシュ状に形成したものを
採用することにより、万一の火災よって、建築用パネル
が高温下に曝された時には、耐火コート材が炭化層を形
成し、断熱層となり、芯材を熱から保護するので防火
性、耐火性が向上する。
パネルによれば、少なくとも表面材に凹凸状のリブを
形成すると共に、メッシュ状の耐火シートを表面材の裏
面に積層させることにより、リブと耐火シートの凹凸に
よるアンカー効果により表面材、裏面材と芯材との接着
強度が向上する。耐火シートを積層させ、反応の完了
したレゾール型フェノール粒を混在させることにより、
建築用パネル自体の機械強度が向上する。耐火シート
を無機系繊維の周囲に高温下で炭化層を形成する耐火コ
ート材をコーティングしてメッシュ状に形成したものを
採用することにより、万一の火災よって、建築用パネル
が高温下に曝された時には、耐火コート材が炭化層を形
成し、断熱層となり、芯材を熱から保護するので防火
性、耐火性が向上する。
【0029】芯材の表面材側付近に反応の完了したレ
ゾール型フェノール粒を混在させることにより、レゾー
ル型フェノール粒の嵩体積によって、芯材となる合成樹
脂の反応をある程度減らし、発生するガスを減少させる
と共に、乾燥状態のレゾール型フェノール粒が、芯材の
反応ガスや水蒸気をセル内に吸収し閉じこめ、建築用パ
ネルの表面材と裏面材の裏面にガス膨れが発生したり、
反ったりする悪影響を防止できる。通気性紐状物を介
在させることにより、芯材内で発生した反応ガスや水蒸
気を通気性紐状物を経路として建築用パネルの木口面か
ら外部に放出させ、ガス膨れが発生したり、反ったりす
る悪影響の防止をさらに助長できる。等の特徴、効果が
ある。
ゾール型フェノール粒を混在させることにより、レゾー
ル型フェノール粒の嵩体積によって、芯材となる合成樹
脂の反応をある程度減らし、発生するガスを減少させる
と共に、乾燥状態のレゾール型フェノール粒が、芯材の
反応ガスや水蒸気をセル内に吸収し閉じこめ、建築用パ
ネルの表面材と裏面材の裏面にガス膨れが発生したり、
反ったりする悪影響を防止できる。通気性紐状物を介
在させることにより、芯材内で発生した反応ガスや水蒸
気を通気性紐状物を経路として建築用パネルの木口面か
ら外部に放出させ、ガス膨れが発生したり、反ったりす
る悪影響の防止をさらに助長できる。等の特徴、効果が
ある。
【図1】本発明に係る建築用パネルの代表例を示す説明
図である。
図である。
【図2】図1で用いられた耐火シートの例を示す説明図
である。
である。
【図3】図2の耐火シートの断面を示す説明図である。
【図4】図1で用いられたレゾール型フェノール粒の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】図1で用いられた通気性紐状物の例を示す説明
図である。
図である。
【図6】図1で用いられた通気性紐状物の例を示す説明
図である。
図である。
【図7】本発明に係る建築用パネルの全体形状の例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】本発明に係る建築用パネルのリブの形状の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】本発明に係る建築用パネルのその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】本発明に係る建築用パネルのその他の例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図11】本発明に係る建築用パネルのその他の例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図12】本発明に係る建築用パネルのその他の例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図13】本発明に係る建築用パネルのその他の例を示
す説明図である。
す説明図である。
A 建築用パネル 1 表面材 2 裏面材 3 芯材 4 リブ 5 接着剤 6 耐火シート 7 レゾール型フェノール粒 8 通気性紐状物 8a 主体 8b 副体 9 中空部 10 基材 11 耐火コート材 12 核 13 レゾール型フェノール 14 雄型連結部 15 雌型連結部 16 化粧面 17 無機ボード 18 無機系パッキング材 19 グラファイト
Claims (1)
- 【請求項1】 表面材と裏面材間に合成樹脂を主成分と
する合成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした建
築用パネルにおいて、少なくとも表面材に凹凸状のリブ
を形成すると共に、表面材の芯材側面に接着剤を介して
メッシュ状の耐火シートを積層し、芯材の表面材側付近
に反応の完了したレゾール型フェノール粒を混在させ、
かつ、通気性紐状物を介在させたことを特徴とする建築
用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23453295A JPH0978721A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 建築用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23453295A JPH0978721A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 建築用パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0978721A true JPH0978721A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16972510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23453295A Pending JPH0978721A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 建築用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0978721A (ja) |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP23453295A patent/JPH0978721A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |