JPH0978375A - パイル用原綿 - Google Patents
パイル用原綿Info
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- JPH0978375A JPH0978375A JP7233102A JP23310295A JPH0978375A JP H0978375 A JPH0978375 A JP H0978375A JP 7233102 A JP7233102 A JP 7233102A JP 23310295 A JP23310295 A JP 23310295A JP H0978375 A JPH0978375 A JP H0978375A
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Abstract
でクリンプが伸び易く、且つパイル製品に優れたソフト
感、及び腰高、ボリューム感を付与できるパイル用原綿
を提供する。 【解決手段】 繊維断面の扁平率A/B(A:長辺の長
さ、B:短辺の長さ)が5〜25で、各長辺に繊維軸方
向に連続する巾W=B/2〜3B、高さH=B/2〜2
Bの凸部を1〜A/2W個有する、単繊維繊度2〜30
デニールの扁平アクリル繊維20〜60%と、収縮率1
5%以上、単繊維繊度1〜5デニールの収縮性アクリル
繊維20〜50%と、その他のアクリル繊維60%以下
とで構成されているパイル用原綿。
Description
及び風合いを有するパイル製品を得ることのできるパイ
ル用原綿に関する。
称されるものは天然毛皮の立毛状に近づけるために、い
わゆるさし毛には非収縮性繊維を、産毛には収縮性繊維
を用いるのが普通である。パイル製品は、その表面のソ
フト感とパイルを押えつけた時の腰高、ボリューム感を
兼ね備えているのが好ましい。
は、パイル製品の製造工程の中の熱ローラーでパイル表
面をなでる、所謂ポリシャー工程で、繊維自身が持つク
リンプをいかに伸ばすかが、重要なポイントとなる。そ
のために、繊維の製造に用いるアクリロニトリル系重合
体中のアクリロニトリルの共重合量を下げて、アクリロ
ニトリル系重合体の熱変形温度を下げる方法が有効であ
ることが知られている。ところが、アクリロニトリル系
重合体中のアクリロニトリルの共重合量を下げると、繊
維の染色鮮明性、発色性が悪くなる。また、マイルドな
熱履歴で簡単にパイル製品の風合いが変化するので、パ
イル製品の取扱に注意を要することになる。
ューム感は、収縮性繊維で表現するが、この時に収縮性
繊維の収縮率および収縮性繊維の断面に由来する嵩高感
が重要な要因となる。そのために、例えば特開昭60−
21978号公報及び特開昭60−209048公報等
には、収縮率15%以上でかつ繊維−繊維間の静摩擦係
数が0.230以下の収縮性繊維をパイル製品の産毛に
用いる技術が開示されており、繊維−繊維間の静摩擦係
数を0.230以下に抑えるために、アミノシロキサン
系柔軟剤を使用している。しかし、一般にアミノシロキ
サン系柔軟剤は、繊維の乾燥工程にゴム状に付着する等
して工程トラブルの原因となり易い。
キサン系柔軟剤を付与する等の特殊な処理を施さなくて
も、ポリシャー工程でクリンプが伸び易く、且つパイル
製品に優れたソフト感、及び腰高、ボリューム感を付与
できるパイル用原綿の提供を課題とする。
平率A/B(A:長辺の長さ、B:短辺の長さ)が5〜
25で、各長辺に繊維軸方向に連続する巾W=B/2〜
3B、高さH=B/2〜2Bの凸部を1〜A/2W個有
する、単繊維繊度2〜30デニールの扁平アクリル繊維
20〜60%と、収縮率15%以上、単繊維繊度1〜5
デニールの収縮性アクリル繊維20〜50%と、その他
のアクリル繊維60%以下とで構成されていることを特
徴とするパイル用原綿、並びに繊維断面の扁平率A/B
(A:長辺の長さ、B:短辺の長さ)が5〜25で、各
長辺に繊維軸方向に連続する巾W=B/2〜3B、高さ
H=B/2〜2Bの凸部を1〜A/2W個有する、単繊
維繊度2〜30デニールの扁平アクリル繊維50〜60
%と、収縮率15%以上、単繊維繊度1〜5デニールの
収縮性アクリル繊維40〜50%とで構成されているこ
とを特徴とするパイル用原綿によって、上記課題を解決
するものである。
いずれもアクリロニトリルを90重量%以上含有し、こ
れと共重合可能な不飽和単量体とからなるアクリロニト
リル系重合体である。アクリロニトリル系重合体中のア
クリロニトリルが90重量%未満になると、得られるパ
イル製品の染色鮮明性、発色性が悪化すると共に、熱特
性をはじめとする他の物性も低下する。共重合可能な不
飽和単量体としてはアクリル酸、メタクリル酸、或はこ
れらのアルキルエステル類、酢酸ビニル、アクリルアミ
ド、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙げられ、更に目
的によってはビニルベンゼンスルホン酸ソーダ、メタリ
ルスルホン酸ソーダ、アクリルアミドジメチルプロパン
スルホン酸ソーダ等のイオン性不飽和単量体を用いるこ
とができる。
は、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシド等の有機溶剤、硝酸、ロダン酸ソー
ダ、塩化亜鉛等の無機塩の濃厚水溶液が挙げられるが、
繊維の断面形状を容易に制御できることから、有機溶剤
を使用するのが好ましい。
に凸部を有する扁平アクリル繊維は、パイル製品のさし
毛となるものである。一般に、パイル製品の製造工程に
おけるポリシャー処理で熱ローラーの熱が繊維に伝熱
し、繊維の温度が熱変形温度以上になって、繊維のクリ
ンプが伸びる。本発明で使用する、各長辺に凸部を有す
る扁平アクリル繊維は、剛性が高く、パイル上で直立し
た状態になる。そのため、熱ローラーが繊維に接触した
際に、繊維がしなることなく熱ローラーを受けとめるこ
とができる。その結果、熱ローラーから繊維への伝熱効
率が上がり、容易にクリンプが伸びるようになる。
維繊度は、2〜30デニールである。2デニール未満で
は、繊維同志が絡まりやすく、パイル表面がガサツキ感
を有するようになるので好ましくない。30デニールを
越える場合は、パイル表面の柔軟性が発現しなくなる。
維軸方向に連続する幅WがB/2〜3B、高さHがB/
2〜2Bの凸部が少なくとも一個存在し、この凸部が存
在することによって繊維の剛性が向上し、前述したよう
にポリシャー工程でクリンプが伸び易くなる。凸部の幅
WがB/2未満あるいは3Bを越えると、凸部の効果が
見られず、単純な扁平繊維を用いたときと何ら変わらな
くなる。また、凸部の高さHがB/2未満の場合、凸部
の効果が見られず単純な扁平繊維を用いたときと何ら変
らなくなり、2Bを越えると生産性よく繊維を製造する
ことができない。凸部の数の上限はA/2W以下の整数
であることが必要である。A/2Wを越えると剛性が低
下し、本繊維の特徴を発現しなくなる。
ばよく、その位置は特に限定されないが、凸部の幅の中
点が長辺の中点を中心としたA/4の範囲にあること
が、繊維のパイル上での直立性の点から好ましい。ま
た、凸部の形状は扁平アクリル繊維との間に空洞ができ
ない形状であれば特に限定されず、三角形、正方形、長
方形、その他の多角形、半円形等が挙げられる。
るためには、各長辺に凸部を有する扁平断面形状ノズル
を用い、その他の紡糸条件を適宜組合せることで、目的
の断面形状の繊維を得ればよい。
0%〜60%の範囲で使用する。20%未満では、パイ
ル製品のソフト感を表現することができなくなり、60
%を越えると、パイル製品低部の腰高、ボリューム感を
表現できなくなる。
維の収縮率は、15%以上、好ましくは20%以上であ
る。収縮率が15%未満の場合、産毛としてパイル製品
の低部に沈んで、パイルの腰高、ボリューム感に寄与す
る役割を果たせなくなる。尚、本発明における「収縮率
15%以上」とは、湿熱収縮率(沸水中×3分処理)、
乾熱収縮率(130℃×10分処理)のいずれかが15
%以上であればよい。
0%〜50%の範囲で使用する。20%未満では、パイ
ル製品の腰高、ボリューム感を表現できなくなり、50
%を越えると、パイル製品表面の繊維密度が低くなり、
表面の平滑さが失われる。
ール〜5デニールである。1デニール未満では、収縮性
アクリル繊維同志あるいはさし毛成分と絡まり合って、
パイル上で均一に収縮することが難しくなる。5デニー
ルを越える場合は、パイル低部にガサツキ感が感じられ
るようになり、パイル製品の品位が低下する。
扁平アクリル繊維及び収縮性アクリル繊維以外の他のア
クリル繊維を60%以下の範囲で使用する。60%を越
える場合は、さし毛としての扁平アクリル繊維、及び産
毛としての収縮性アクリル繊維の使用割合が低下するの
で、パイル製品表面のソフト感、及び腰高、ボリューム
感がすべて低下する。尚、本発明のパイル用原綿を扁平
アクリル繊維と収縮性アクリル繊維とで構成し、他のア
クリル繊維を用いない場合は、扁平アクリル繊維の使用
割合は50〜60%、収縮性アクリル繊維の使用割合は
40〜50%である。
び/又は他のアクリル繊維として、特定断面形状の繊維
を用いることにより、得られるパイル製品の品位が更に
向上する。このような特定断面形状のアクリル繊維の断
面としては、次の三点を同時に満足する必要がある。
いること。 (2)繊維断面を平行する二本の直線ではさむ場合に、
直線の間隔が最大となるときの間隔をa、最小となると
きの間隔をbとしたとき、a/bが2以上、5以下の範
囲にあること。 (3)繊維断面において2箇所以上の凹部を有するこ
と。
場合は、パイル製品の収縮加工工程で繊維を収縮処理す
る場合、単繊維同志が引っかかり易くなるため、均一に
収縮するのが難しく、パイル製品の腰高、ボリューム感
が不十分となる。また、他のアクリル繊維の役割は、パ
イル製品上で扁平アクリル繊維同志の密着を防ぎ、パイ
ル製品の品位を向上させることにあるが、この繊維にエ
ッジが存在すると密着を防ぐ効果が小さくなる。
製品のソフト感、腰高、ボリューム感を向上する効果が
小さくなり、a/bが5を越える場合はエッジを持つ場
合と同様に、パイル製品の腰高、ボリューム感が低下す
るか、あるいはさし毛として使用する超扁平アクリル繊
維の密着を防ぐ効果が小さくなる。
製品のボリューム感を向上する効果が小さくなる。上記
(1)〜(3)を満足する断面形状の繊維を得るための
紡糸ノズルの形状は特に限定されず、紡糸条件とノズル
形状を適宜組合せることによって目的の断面形状の繊維
を得ればよい。
ル繊維は、その紡糸工程、あるいは染色等の後加工時に
使用する油剤は特に限定されるものではない。また色綿
を用いる場合は、綿染め、紡糸工程における原着、工程
染色等の公知の方法により着色すればよい。更に本発明
のパイル用原綿は、常法によりハイパイル、ボア、カー
ペット等のパイル製品とすることができる。
する。尚、重合体の還元粘度(ηred )は0.5%ジメ
チルホルムアミド溶液により25℃でキャノンフェンス
ケ粘度計を用いて測定した。また、収縮率の測定は以下
の手順で行った。
重下で試長(Lw)を測定し、収縮処理をおこなった
後、室温に戻し、10mg/d荷重下での試長(L’
w)を測定して下記式により収縮率を求めた。 収縮率[%]={(Lw−L’w)/Lw}×100%
る官能試験で行い、次の5段階に評価した。◎:パイル
製品表面のソフト感、パイル低部の腰高、ボリューム感
等が極めて良好、○:良好、△:普通、×:不良、×
×:極めて不良。
重合法により、還元粘度1.95のアクリロニトリル9
3重量%と酢酸ビニル7重量%からなる共重合体を得
た。続いて該共重合体をジメチルアセトアミドに溶解
し、ポリマー濃度25%の紡糸原液を得た。この紡糸原
液を湿式紡糸し、沸水中で溶剤を洗浄しながら5倍延伸
を施し、続いて油剤を付着させ150℃の熱ローラーで
乾燥した。更に、2.5kg/cm2 の加圧スチーム中
で緩和処理を行い、51mmにカットし、単繊維繊度と
扁平率の異なる各長辺に凸部を有する扁平アクリル繊維
を得た。
糸を行い加圧スチーム中での緩和処理の後、常圧水蒸気
中1.5倍の延伸を行い、38mmにカットして、単繊
維繊度2デニール、沸水中3分間処理での収縮率26
%、乾熱130℃×10分処理での収縮率17%のソラ
豆状断面を有する収縮性アクリル繊維を得た。
を行い加圧スチーム処理後、38mmにカットして単繊
維繊度5デニールのソラ豆状断面を有する非収縮性アク
リル繊維を得た。
クリル繊維40重量%、収縮性アクリル繊維40重量
%、非収縮性アクリル繊維20重量%の割合でブレンド
し、太さ10g/mのスライバーを作製し、スライバー
ニッティング機によりスライバーニットを得た。次いで
収縮加工工程を経て、ポリシャー処理を行い、目付70
0g/m2 、パイル長18mmのハイパイルを形成し
た。このハイパイルの風合の評価結果を表1及び表2に
示した。尚、扁平アクリル繊維の凸部の位置は、扁平ア
クリル繊維の繊維軸に垂直な面で切った断面の対角線の
交点を長辺がX軸、短辺がY軸とする座標軸の原点にお
いて、凸部底辺の中点の座標を(X、Y)で示した。
還元粘度1.95のアクリロニトリル93重量%と酢酸
ビニル7重量%とからなる共重合体を得た。続いて該共
重合体をジメチルアセトアミドに溶解し、ポリマー濃度
25%の紡糸原液を得た。この紡糸原液を湿式紡糸し、
沸水中で溶剤を洗浄しながら5倍延伸を施し、続いて油
剤を付着させ150℃の熱ローラーで乾燥した。更に、
2.5kg/cm2 の加圧スチーム中で緩和処理し、引
き続き常圧水蒸気中1.5倍の延伸を行い、38mmに
カットして、単繊維繊度2デニール、沸水中3分間処理
での収縮率27%、乾熱130℃×10分処理での収縮
率18%である、断面形状が曲線だけで形成され、かつ
a/bの異なる凹部の数2の収縮性アクリル繊維を得
た。
紡糸を行い加圧スチーム処理後、38mmにカットし
て、単繊維繊度5デニールのソラ豆状断面の非収縮性ア
クリル繊維を得た。
維(10デニール、扁平率13)と、上記2タイプの繊
維を表3の割合でブレンドし、太さ10g/mのスライ
バーを作製し、スライバーニッティング機によりスライ
バーニットを得た。その後、収縮加工処理を経てポリシ
ャー処理を行い、目付700g/m2 、パイル長18m
mのハイパイルを形成した。このハイパイルの風合の評
価結果を表3に併せて示したが、実施例3で得られたハ
イパイルよりも更に品位の高いものであった。
7と同じ3タイプのアクリル繊維を用い、混率を変更し
て同様にハイパイルを作製しその風合いを評価した。そ
の結果を表4に示した。
扁平アクリル繊維30重量%、実施例7で用いたのと同
じ収縮性アクリル繊維40重量%、及び曲線のみで形成
された断面形状(a/b=3.7、凹部2箇所)を持
つ、単繊維繊度5デニール、繊維長38mmの非収縮性
アクリル繊維30重量%の割合でブレンドし、太さ10
g/mのスライバーを作製し、スライバーニッティング
機によりスライバーニットを得た。次いで収縮加工処理
を経てポリシャー処理を行い、目付700g/m2 、パ
イル長18mmのハイパイルを形成した。このハイパイ
ルの風合を評価したところ、実施例7で得られたハイパ
イルよりも高品位であった。
サン系柔軟剤を付与する等の特殊な処理を施さなくて
も、ポリシャー工程でクリンプが伸び易く、且つパイル
製品に優れたソフト感、及び腰高、ボリューム感を付与
でき、玩具(ぬいぐるみ)、衣料、インテリア用等とし
て広範囲に利用することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】繊維断面の扁平率A/B(A:長辺の長
さ、B:短辺の長さ)が5〜25で、各長辺に繊維軸方
向に連続する巾W=B/2〜3B、高さH=B/2〜2
Bの凸部を1〜A/2W個有する、単繊維繊度2〜30
デニールの扁平アクリル繊維20〜60%と、収縮率1
5%以上、単繊維繊度1〜5デニールの収縮性アクリル
繊維20〜50%と、その他のアクリル繊維60%以下
とで構成されていることを特徴とするパイル用原綿。 - 【請求項2】収縮性アクリル繊維及び/又はその他のア
クリル繊維が、曲線のみで繊維断面が形成され、繊維断
面の2カ所以上に凹部を有し、且つその繊維断面を平行
する2本の直線で挟んだとき、直線の間隔が最大となる
ときの間隔をa、最小となるときの間隔をbとした場
合、a/b=2〜5となるアクリル繊維である請求項1
記載のパイル用原綿。 - 【請求項3】繊維断面の扁平率A/B(A:長辺の長
さ、B:短辺の長さ)が5〜25で、各長辺に繊維軸方
向に連続する巾W=B/2〜3B、高さH=B/2〜2
Bの凸部を1〜A/2W個有する、単繊維繊度2〜30
デニールの扁平アクリル繊維50〜60%と、収縮率1
5%以上、単繊維繊度1〜5デニールの収縮性アクリル
繊維40〜50%とで構成されていることを特徴とする
パイル用原綿。 - 【請求項4】収縮性アクリル繊維が、曲線のみで繊維断
面が形成され、繊維断面の2カ所以上に凹部を有し、且
つその繊維断面を平行する2本の直線で挟んだとき、直
線の間隔が最大となるときの間隔をa、最小となるとき
の間隔をbとした場合、a/b=2〜5となるアクリル
繊維である請求項3記載のパイル用原綿。
Priority Applications (9)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006008933A1 (ja) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Kaneka Corporation | 立毛布帛 |
JP2015040588A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | 日本ピラー工業株式会社 | グランドパッキン |
US9334964B2 (en) | 2013-08-21 | 2016-05-10 | Nippon Pillar Packing Co., Ltd. | Gland packing |
KR20160062148A (ko) | 2013-11-08 | 2016-06-01 | 미쯔비시 레이온 가부시끼가이샤 | 고수축성 아크릴섬유, 동 섬유를 포함하는 방적사 및 동 방적사를 이용한 단차파일직물 |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP23310295A patent/JP3565630B2/ja not_active Expired - Lifetime
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