JPH0978306A - 妊婦用パンティストッキング - Google Patents
妊婦用パンティストッキングInfo
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- JPH0978306A JPH0978306A JP24878595A JP24878595A JPH0978306A JP H0978306 A JPH0978306 A JP H0978306A JP 24878595 A JP24878595 A JP 24878595A JP 24878595 A JP24878595 A JP 24878595A JP H0978306 A JPH0978306 A JP H0978306A
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- JP
- Japan
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- panty
- cloth
- sewn
- abdomen
- hip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パンティ部の左右身生地及びまち生地の縫合部
が妊婦の腹部及びヒップ部へ及ぼす圧迫感及び違和感を
軽減させることができる妊婦用パンティストッキングを
提供する。 【解決手段】筒状に編成された左右各身生地４０，５０
とまち生地６０とを備え、左右各身生地のパンティ部４
２，５２の腹及びクロッチ相当部を裁断除去すると共
に、まち生地を腹部６２及びクロッチ部６３に裁断形成
し、パンティ部の前部でまち生地を左右各身生地に縫合
すると共に、パンティ部の後部で左右身生地を縫合して
ある。
が妊婦の腹部及びヒップ部へ及ぼす圧迫感及び違和感を
軽減させることができる妊婦用パンティストッキングを
提供する。 【解決手段】筒状に編成された左右各身生地４０，５０
とまち生地６０とを備え、左右各身生地のパンティ部４
２，５２の腹及びクロッチ相当部を裁断除去すると共
に、まち生地を腹部６２及びクロッチ部６３に裁断形成
し、パンティ部の前部でまち生地を左右各身生地に縫合
すると共に、パンティ部の後部で左右身生地を縫合して
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、妊婦用パンティス
トッキングに係り、特にパンティ部の左右身生地及びま
ち生地の縫合部が妊婦の腹部及びヒップ部へ及ぼす圧迫
感及び違和感を軽減させることができる妊婦用パンティ
ストッキングに関するものである。
トッキングに係り、特にパンティ部の左右身生地及びま
ち生地の縫合部が妊婦の腹部及びヒップ部へ及ぼす圧迫
感及び違和感を軽減させることができる妊婦用パンティ
ストッキングに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般に提供されている妊婦用パン
ティストッキングは、シームレスストッキング筒型編機
を用いて、筒状に編成された、左右各身生地とまち生地
とを裁断、縫製して作製されている。これは、シームレ
スストッキング筒型編機が、パンティストッキングのレ
ッグ部の伸長幅を重要視した設計となっており、妊婦用
のものにおいては、パンティ部の膨出した腹部回りの伸
長幅を確保する必要があるために、まち生地を補充して
縫合しているのである。
ティストッキングは、シームレスストッキング筒型編機
を用いて、筒状に編成された、左右各身生地とまち生地
とを裁断、縫製して作製されている。これは、シームレ
スストッキング筒型編機が、パンティストッキングのレ
ッグ部の伸長幅を重要視した設計となっており、妊婦用
のものにおいては、パンティ部の膨出した腹部回りの伸
長幅を確保する必要があるために、まち生地を補充して
縫合しているのである。
【０００３】即ち、従来品においては、図１に示すよう
に、シームレスストッキング筒型編機を用いて、左側身
生地１０と、右側身生地２０と、まち生地３０とを、夫
々筒状に編成してある。左側身生地１０は、左側パンテ
ィ部１１及び左側レッグ部１２を構成するものである。
この左側身生地１０は、左側パンティ部１１の上端より
左側レッグ部１２近傍にかけて、縦方向に裁断して、裁
断縁部１３，１４を設けてある。右側身生地２０は、右
側パンティ部２１及び右側レッグ部２２を構成するもの
である。右側身生地２０も、左側身生地１０と同様に、
右側パンティ部２１の上端より右側レッグ部２２近傍に
かけて、縦方向に裁断して、裁断縁部２３，２４を設け
てある。まち生地３０は、パンティ部の腹側中央部３１
及びヒップ側中央部３２を構成するものである。まち生
地３０は、縦方向に裁断して２分し、両下端縁部３３，
３３を縫合してあり、長方形状を呈している。
に、シームレスストッキング筒型編機を用いて、左側身
生地１０と、右側身生地２０と、まち生地３０とを、夫
々筒状に編成してある。左側身生地１０は、左側パンテ
ィ部１１及び左側レッグ部１２を構成するものである。
この左側身生地１０は、左側パンティ部１１の上端より
左側レッグ部１２近傍にかけて、縦方向に裁断して、裁
断縁部１３，１４を設けてある。右側身生地２０は、右
側パンティ部２１及び右側レッグ部２２を構成するもの
である。右側身生地２０も、左側身生地１０と同様に、
右側パンティ部２１の上端より右側レッグ部２２近傍に
かけて、縦方向に裁断して、裁断縁部２３，２４を設け
てある。まち生地３０は、パンティ部の腹側中央部３１
及びヒップ側中央部３２を構成するものである。まち生
地３０は、縦方向に裁断して２分し、両下端縁部３３，
３３を縫合してあり、長方形状を呈している。
【０００４】そして、図２に示すように、まち生地３０
の腹側中央部３１の側縁部３４を右側身生地２０の裁断
縁部２３に、ヒップ側中央部３２の側縁部３５を右側身
生地２０の裁断縁部２４に、夫々縫合して、右側身生地
２０とまち生地３０とを縫製してある。他方、まち生地
３０の腹側中央部３１の側縁部３６を左側身生地１０の
裁断縁部１４に、ヒップ側中央部３２の側縁部３７を左
側身生地１０の裁断縁部１３に、夫々縫合することによ
り、図３に示すように、妊婦用パンティストッキングを
作製してある。
の腹側中央部３１の側縁部３４を右側身生地２０の裁断
縁部２３に、ヒップ側中央部３２の側縁部３５を右側身
生地２０の裁断縁部２４に、夫々縫合して、右側身生地
２０とまち生地３０とを縫製してある。他方、まち生地
３０の腹側中央部３１の側縁部３６を左側身生地１０の
裁断縁部１４に、ヒップ側中央部３２の側縁部３７を左
側身生地１０の裁断縁部１３に、夫々縫合することによ
り、図３に示すように、妊婦用パンティストッキングを
作製してある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例によると、
縫合するまち生地３０がパンティ部の腹側中央部３１及
びヒップ側中央部３２を構成している。そして、左右各
身生地１０，２０とまち生地３０との縫合部が、パンテ
ィ部の前部と後部との中央部に２列にわたって縦走して
いることになる。かかるパンティ部の前部及び後部の中
央部に２列にわたって縦走する縫合部により、パンティ
部の縦方向への伸びが低下し、着用者に対して、腹中央
部及びヒップ中央部に圧迫感を与えていた。また、着用
時には、図４及び図５に示すように、膨出する腹中央部
及びヒップ両山部に縫合部が当たるため、肌触りが悪
く、違和感を与えていた。
縫合するまち生地３０がパンティ部の腹側中央部３１及
びヒップ側中央部３２を構成している。そして、左右各
身生地１０，２０とまち生地３０との縫合部が、パンテ
ィ部の前部と後部との中央部に２列にわたって縦走して
いることになる。かかるパンティ部の前部及び後部の中
央部に２列にわたって縦走する縫合部により、パンティ
部の縦方向への伸びが低下し、着用者に対して、腹中央
部及びヒップ中央部に圧迫感を与えていた。また、着用
時には、図４及び図５に示すように、膨出する腹中央部
及びヒップ両山部に縫合部が当たるため、肌触りが悪
く、違和感を与えていた。
【０００６】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、パンティ部の左右身生地及びまち生地の縫合部
が妊婦の腹部及びヒップ部へ及ぼす圧迫感及び違和感を
軽減させることができる妊婦用パンティストッキングを
提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、パンティ部の左右身生地及びまち生地の縫合部
が妊婦の腹部及びヒップ部へ及ぼす圧迫感及び違和感を
軽減させることができる妊婦用パンティストッキングを
提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における妊婦用パンティストッキングは、筒
状に編成された左右各身生地とまち生地とを備え、左右
各身生地のパンティ部の腹及びクロッチ相当部を裁断除
去すると共に、まち生地を腹部及びクロッチ部に裁断形
成し、パンティ部の前部でまち生地を左右各身生地に縫
合すると共に、パンティ部の後部で左右身生地を縫合し
て成ることを特徴としている。
に、本発明における妊婦用パンティストッキングは、筒
状に編成された左右各身生地とまち生地とを備え、左右
各身生地のパンティ部の腹及びクロッチ相当部を裁断除
去すると共に、まち生地を腹部及びクロッチ部に裁断形
成し、パンティ部の前部でまち生地を左右各身生地に縫
合すると共に、パンティ部の後部で左右身生地を縫合し
て成ることを特徴としている。
【０００８】ここで、左側身生地は、妊婦用パンティス
トッキングの左側ウエストバンド部、左側パンティ部及
び左側レッグ部を構成するものである。右側身生地は、
右側ウエストバンド部、右側パンティ部及び右側レッグ
部を構成するものである。まち生地は、パンティ部の前
側ウエストバンド部、腹部及びクロッチ部を構成するも
のである。そして、左右各身生地とまち生地との縫合部
は、パンティ部の前部においては、膨出した腹中央部に
は配置せずに、脇腹部より脚の付け根に沿って配置する
ことになり、縫合部が腹部へ及ぼす圧迫感及び違和感を
軽減させることができる。また、パンティ部の後部にお
いては、左右身生地の縫合部は、ヒップ山部間の後部中
央ラインに沿って配置することになり、縫合部がヒップ
部へ及ぼす圧迫感及び違和感を軽減させることができ
る。
トッキングの左側ウエストバンド部、左側パンティ部及
び左側レッグ部を構成するものである。右側身生地は、
右側ウエストバンド部、右側パンティ部及び右側レッグ
部を構成するものである。まち生地は、パンティ部の前
側ウエストバンド部、腹部及びクロッチ部を構成するも
のである。そして、左右各身生地とまち生地との縫合部
は、パンティ部の前部においては、膨出した腹中央部に
は配置せずに、脇腹部より脚の付け根に沿って配置する
ことになり、縫合部が腹部へ及ぼす圧迫感及び違和感を
軽減させることができる。また、パンティ部の後部にお
いては、左右身生地の縫合部は、ヒップ山部間の後部中
央ラインに沿って配置することになり、縫合部がヒップ
部へ及ぼす圧迫感及び違和感を軽減させることができ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図６及び図７は本発明に係る妊婦用パンテ
ィストッキングの作製工程を示す斜視図、図８はまち生
地の展開正面図、図９は右側身生地とまち生地との縫合
状態を示す斜視図、図１０は本発明に係る妊婦用パンテ
ィストッキングの前部側から見た斜視図、図１１は着用
した状態を前部側から見た斜視図、図１２は着用した状
態を後部側から見た斜視図である。
て説明する。図６及び図７は本発明に係る妊婦用パンテ
ィストッキングの作製工程を示す斜視図、図８はまち生
地の展開正面図、図９は右側身生地とまち生地との縫合
状態を示す斜視図、図１０は本発明に係る妊婦用パンテ
ィストッキングの前部側から見た斜視図、図１１は着用
した状態を前部側から見た斜視図、図１２は着用した状
態を後部側から見た斜視図である。
【００１０】本発明に係る妊婦用パンティストッキング
は、図６に示すように、シームレスストッキング筒型編
機を用いて、左側身生地４０と、右側身生地５０と、ま
ち生地６０とを、夫々筒状に編成してある。妊婦用パン
ティストッキングとして用いる繊維は、例えば、ポリア
ミド系繊維、ポリウレタン系弾性繊維等の合成繊維、木
綿、絹、麻等の天然繊維又はプロミックス等の絹感触の
合成繊維を、単独あるいは混合して用いればよい。
は、図６に示すように、シームレスストッキング筒型編
機を用いて、左側身生地４０と、右側身生地５０と、ま
ち生地６０とを、夫々筒状に編成してある。妊婦用パン
ティストッキングとして用いる繊維は、例えば、ポリア
ミド系繊維、ポリウレタン系弾性繊維等の合成繊維、木
綿、絹、麻等の天然繊維又はプロミックス等の絹感触の
合成繊維を、単独あるいは混合して用いればよい。
【００１１】左側身生地４０は、妊婦用パンティストッ
キングの左側ウエストバンド部４１、左側パンティ部４
２及び左側レッグ部４３を構成するものであり、筒状に
連続編成してある。左側身生地４０は、例えば、左側ウ
エストバンド部４１をゴムの編み込み編成で、左側パン
ティ部４２を縦方向の伸縮を抑え横方向の伸縮を大なら
しめるように編成した横方向伸縮特性編成部４４とする
と共に、左側パンティ部４２のヒップ山部Ｈを縦方向及
び横方向の両方向に伸縮性を有するように編成した両方
向伸縮性編成部４５とした編成構成にしてもよい。
キングの左側ウエストバンド部４１、左側パンティ部４
２及び左側レッグ部４３を構成するものであり、筒状に
連続編成してある。左側身生地４０は、例えば、左側ウ
エストバンド部４１をゴムの編み込み編成で、左側パン
ティ部４２を縦方向の伸縮を抑え横方向の伸縮を大なら
しめるように編成した横方向伸縮特性編成部４４とする
と共に、左側パンティ部４２のヒップ山部Ｈを縦方向及
び横方向の両方向に伸縮性を有するように編成した両方
向伸縮性編成部４５とした編成構成にしてもよい。
【００１２】左側身生地４０は、図７に示すように、左
側ウエストバンド部４１の円周の３８％〜５０％の部分
を左側レッグ部４３に向けて縦方向に裁断すると共に、
クロッチＧから骨盤上部相当部Ｐに達する線に沿って斜
めに裁断する。このように裁断すると、パンティ部の前
部において、縫合部となる側縁部４６ａ及び斜状縁部４
７は、左側の脇腹部より脚の付け根に沿って配置するこ
とになり、また、パンティ部の後部において、縫合部と
なる側縁部４６ｂは、ヒップ山部Ｈ，Ｈ間の後部中央ラ
インに沿って配置することになる。
側ウエストバンド部４１の円周の３８％〜５０％の部分
を左側レッグ部４３に向けて縦方向に裁断すると共に、
クロッチＧから骨盤上部相当部Ｐに達する線に沿って斜
めに裁断する。このように裁断すると、パンティ部の前
部において、縫合部となる側縁部４６ａ及び斜状縁部４
７は、左側の脇腹部より脚の付け根に沿って配置するこ
とになり、また、パンティ部の後部において、縫合部と
なる側縁部４６ｂは、ヒップ山部Ｈ，Ｈ間の後部中央ラ
インに沿って配置することになる。
【００１３】右側身生地５０は、妊婦用パンティストッ
キングの右側ウエストバンド部５１、右側パンティ部５
２及び右側レッグ部５３を構成するものであり、筒状に
連続編成してある。右側身生地５０は、例えば、右側ウ
エストバンド部５１をゴムの編み込み編成で、右側パン
ティ部５２を縦方向の伸縮を抑え横方向の伸縮を大なら
しめるように編成した横方向伸縮特性編成部５４とする
と共に、右側パンティ部５２のヒップ山部Ｈを縦方向及
び横方向の両方向に伸縮性を有するように編成した両方
向伸縮性編成部５５とした編成構成にしてもよい。
キングの右側ウエストバンド部５１、右側パンティ部５
２及び右側レッグ部５３を構成するものであり、筒状に
連続編成してある。右側身生地５０は、例えば、右側ウ
エストバンド部５１をゴムの編み込み編成で、右側パン
ティ部５２を縦方向の伸縮を抑え横方向の伸縮を大なら
しめるように編成した横方向伸縮特性編成部５４とする
と共に、右側パンティ部５２のヒップ山部Ｈを縦方向及
び横方向の両方向に伸縮性を有するように編成した両方
向伸縮性編成部５５とした編成構成にしてもよい。
【００１４】右側身生地５０は、図７に示すように、右
側ウエストバンド部５１の円周の３８％〜５０％の部分
を右側レッグ部５３に向けて縦方向に裁断すると共に、
クロッチＧから骨盤上部相当部Ｐに達する線に沿って斜
めに裁断する。このように裁断すると、パンティ部の前
部において、縫合部となる側縁部５６ａ及び斜状縁部５
７は、右側の脇腹部より脚の付け根に沿って配置するこ
とになり、また、パンティ部の後部において、縫合部と
なる側縁部５６ｂは、ヒップ山部Ｈ，Ｈ間の後部中央ラ
インに沿って配置することになる。
側ウエストバンド部５１の円周の３８％〜５０％の部分
を右側レッグ部５３に向けて縦方向に裁断すると共に、
クロッチＧから骨盤上部相当部Ｐに達する線に沿って斜
めに裁断する。このように裁断すると、パンティ部の前
部において、縫合部となる側縁部５６ａ及び斜状縁部５
７は、右側の脇腹部より脚の付け根に沿って配置するこ
とになり、また、パンティ部の後部において、縫合部と
なる側縁部５６ｂは、ヒップ山部Ｈ，Ｈ間の後部中央ラ
インに沿って配置することになる。
【００１５】まち生地６０は、妊婦用パンティストッキ
ングのパンティ部の前側ウエストバンド部６１、腹部６
２及びクロッチ部６３を構成するものであり、筒状に連
続編成してある。まち生地６０は、例えば、前側ウエス
トバンド部６１をゴムの編み込み編成で、腹部６２及び
クロッチ部６３を縦方向の伸縮を抑え横方向の伸縮を大
ならしめるように編成した横方向伸縮特性編成部６４と
すると共に、腹部６２の腹中央部Ｂを縦方向及び横方向
の両方向に伸縮性を有するように編成した両方向伸縮性
編成部６５とした編成構成にしてもよい。
ングのパンティ部の前側ウエストバンド部６１、腹部６
２及びクロッチ部６３を構成するものであり、筒状に連
続編成してある。まち生地６０は、例えば、前側ウエス
トバンド部６１をゴムの編み込み編成で、腹部６２及び
クロッチ部６３を縦方向の伸縮を抑え横方向の伸縮を大
ならしめるように編成した横方向伸縮特性編成部６４と
すると共に、腹部６２の腹中央部Ｂを縦方向及び横方向
の両方向に伸縮性を有するように編成した両方向伸縮性
編成部６５とした編成構成にしてもよい。
【００１６】まち生地６０は、図７に示すように、前側
ウエストバンド部６１より下方に向けて縦方向に裁断す
ると共に、骨盤上部相当部Ｐから二股状に別れて小股部
Ａに達する線に沿って斜めに裁断し、次いで縦方向に裁
断してクロッチ部６３を形成する。かくして、まち生地
６０は、図８に示すような形状に形成される。
ウエストバンド部６１より下方に向けて縦方向に裁断す
ると共に、骨盤上部相当部Ｐから二股状に別れて小股部
Ａに達する線に沿って斜めに裁断し、次いで縦方向に裁
断してクロッチ部６３を形成する。かくして、まち生地
６０は、図８に示すような形状に形成される。
【００１７】そして、図９に示すように、まち生地６０
の前側ウエストバンド部６１及び腹部６２の側縁部６６
ａを右側身生地５０の側縁部５６ａに、腹部６２の斜状
縁部６７ａ及びクロッチ部６３の側縁部６８ａを右側身
生地５０の斜状縁部５７に、夫々縫合して、右側身生地
５０とまち生地６０とを縫製してある。そして、まち生
地６０の前側ウエストバンド部６１及び腹部６２の側縁
部６６ｂを左側身生地４０の側縁部４６ａに、腹部６２
の斜状縁部６７ｂ及びクロッチ部６３の側縁部６８ｂを
左側身生地４０の斜状縁部４７に、夫々縫合し、右側身
生地５０の側縁部５６ｂを左側身生地４０の側縁部４６
ｂに縫合することにより、図１０に示すように、妊婦用
パンティストッキングが作製される。
の前側ウエストバンド部６１及び腹部６２の側縁部６６
ａを右側身生地５０の側縁部５６ａに、腹部６２の斜状
縁部６７ａ及びクロッチ部６３の側縁部６８ａを右側身
生地５０の斜状縁部５７に、夫々縫合して、右側身生地
５０とまち生地６０とを縫製してある。そして、まち生
地６０の前側ウエストバンド部６１及び腹部６２の側縁
部６６ｂを左側身生地４０の側縁部４６ａに、腹部６２
の斜状縁部６７ｂ及びクロッチ部６３の側縁部６８ｂを
左側身生地４０の斜状縁部４７に、夫々縫合し、右側身
生地５０の側縁部５６ｂを左側身生地４０の側縁部４６
ｂに縫合することにより、図１０に示すように、妊婦用
パンティストッキングが作製される。
【００１８】このように作製した妊婦用パンティストッ
キングを着用すると、パンティ部の前部においては、図
１１に示すように、左右各身生地４０，５０とまち生地
６０との縫合部が、脇腹部より脚の付け根に沿って配置
することになり、腹部へ及ぼす圧迫感及び違和感を軽減
させることができる。また、パンティ部の後部において
は、図１２に示すように、左側身生地４０と右側身生地
５０との縫合部が、ヒップ山部Ｈ，Ｈ間の後部中央ライ
ンに沿って配置することになり、ヒップ部へ及ぼす圧迫
感及び違和感を軽減させることができる。そして、本発
明に係る妊婦用パンティストッキングは、そのパンティ
部を、膨出した腹中央部Ｂ及びヒップ山部Ｈ，Ｈにフィ
ットさせることができる。
キングを着用すると、パンティ部の前部においては、図
１１に示すように、左右各身生地４０，５０とまち生地
６０との縫合部が、脇腹部より脚の付け根に沿って配置
することになり、腹部へ及ぼす圧迫感及び違和感を軽減
させることができる。また、パンティ部の後部において
は、図１２に示すように、左側身生地４０と右側身生地
５０との縫合部が、ヒップ山部Ｈ，Ｈ間の後部中央ライ
ンに沿って配置することになり、ヒップ部へ及ぼす圧迫
感及び違和感を軽減させることができる。そして、本発
明に係る妊婦用パンティストッキングは、そのパンティ
部を、膨出した腹中央部Ｂ及びヒップ山部Ｈ，Ｈにフィ
ットさせることができる。
【００１９】また、パンティ部において、腹中央部Ｂ及
びヒップ両山部Ｈ，Ｈを、縦方向及び横方向の両方向に
伸縮性を有する両方向伸縮性編成部６５，４５，５５
に、他の部分を、縦方向の伸縮を抑え横方向に大きく伸
縮する横方向伸縮特性編成部５４，４４，５４に編成構
成すると、胎児の生長により腹部が大きくなっても、お
互いの引っ張り力が総合されて腹部に作用し、妊婦の腹
部全体が常に安定した位置に保持されると共に、ヒップ
の丸味を崩すことなくヒップアップ効果を発揮すること
ができる。その上、腰部を横方向伸縮特性編成部で構成
してあるので、妊婦特有の腰痛からも保護される効果を
も奏する。
びヒップ両山部Ｈ，Ｈを、縦方向及び横方向の両方向に
伸縮性を有する両方向伸縮性編成部６５，４５，５５
に、他の部分を、縦方向の伸縮を抑え横方向に大きく伸
縮する横方向伸縮特性編成部５４，４４，５４に編成構
成すると、胎児の生長により腹部が大きくなっても、お
互いの引っ張り力が総合されて腹部に作用し、妊婦の腹
部全体が常に安定した位置に保持されると共に、ヒップ
の丸味を崩すことなくヒップアップ効果を発揮すること
ができる。その上、腰部を横方向伸縮特性編成部で構成
してあるので、妊婦特有の腰痛からも保護される効果を
も奏する。
【００２０】なお、本発明は、妊婦用パンティストッキ
ングだけに限られるものではなく、パンティストッキン
グとはやや厚手の素材で作られた差にすぎない、妊婦用
タイツにも適用できるものである。
ングだけに限られるものではなく、パンティストッキン
グとはやや厚手の素材で作られた差にすぎない、妊婦用
タイツにも適用できるものである。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る妊婦
用パンティストッキングは、左右身生地及びまち生地の
縫合部が、パンティ部の前部においては、脇腹部より脚
の付け根に沿って配置することになり、腹部へ及ぼす圧
迫感及び違和感を軽減させることができる。そして、パ
ンティ部の後部においては、左右身生地の縫合部が、ヒ
ップ山部間の後部中央ラインに沿って配置することにな
り、ヒップ部へ及ぼす圧迫感及び違和感を軽減させるこ
とができる。
用パンティストッキングは、左右身生地及びまち生地の
縫合部が、パンティ部の前部においては、脇腹部より脚
の付け根に沿って配置することになり、腹部へ及ぼす圧
迫感及び違和感を軽減させることができる。そして、パ
ンティ部の後部においては、左右身生地の縫合部が、ヒ
ップ山部間の後部中央ラインに沿って配置することにな
り、ヒップ部へ及ぼす圧迫感及び違和感を軽減させるこ
とができる。
【図１】従来品の作製工程を示す斜視図である。
【図２】従来品の右側身生地とまち生地との縫合状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図３】従来品の前部側から見た斜視図である。
【図４】従来品を着用した状態を前部側から見た斜視図
である。
である。
【図５】従来品を着用した状態を後部側から見た斜視図
である。
である。
【図６】本発明に係る妊婦用パンティストッキングの作
製工程を示す斜視図である。
製工程を示す斜視図である。
【図７】本発明に係る妊婦用パンティストッキングの作
製工程を示す斜視図である。
製工程を示す斜視図である。
【図８】本発明に係るまち生地の展開正面図である。
【図９】本発明に係る妊婦用パンティストッキングの右
側身生地とまち生地との縫合状態を示す斜視図である。
側身生地とまち生地との縫合状態を示す斜視図である。
【図１０】本発明に係る妊婦用パンティストッキングの
前部側から見た斜視図である。
前部側から見た斜視図である。
【図１１】本発明に係る妊婦用パンティストッキングを
着用した状態を前部側から見た斜視図である。
着用した状態を前部側から見た斜視図である。
【図１２】本発明に係る妊婦用パンティストッキングを
着用した状態を後部側から見た斜視図である。
着用した状態を後部側から見た斜視図である。
４０ 左側身生地 ４２ 左側パンティ部 ５０ 右側身生地 ５２ 右側パンティ部 ６０ まち生地 ６２ 腹部 ６３ クロッチ部
Claims (1)
- 【請求項１】 筒状に編成された左右各身生地とまち生
地とを備え、左右各身生地のパンティ部の腹及びクロッ
チ相当部を裁断除去すると共に、まち生地を腹部及びク
ロッチ部に裁断形成し、パンティ部の前部でまち生地を
左右各身生地に縫合すると共に、パンティ部の後部で左
右身生地を縫合して成ることを特徴とする妊婦用パンテ
ィストッキング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24878595A JPH0978306A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 妊婦用パンティストッキング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24878595A JPH0978306A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 妊婦用パンティストッキング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978306A true JPH0978306A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17183367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24878595A Pending JPH0978306A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 妊婦用パンティストッキング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978306A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6546564B1 (en) | 1997-12-24 | 2003-04-15 | Hippies Pty Ltd. | Hosiery |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP24878595A patent/JPH0978306A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6546564B1 (en) | 1997-12-24 | 2003-04-15 | Hippies Pty Ltd. | Hosiery |
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