JPH09119003A - パンティストッキング - Google Patents
パンティストッキングInfo
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- JPH09119003A JPH09119003A JP29915695A JP29915695A JPH09119003A JP H09119003 A JPH09119003 A JP H09119003A JP 29915695 A JP29915695 A JP 29915695A JP 29915695 A JP29915695 A JP 29915695A JP H09119003 A JPH09119003 A JP H09119003A
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Abstract
優れたガードルタイプのパンティストッキングを得る。 【解決手段】 伸縮糸によりレッグ部,パンティ部,ウ
エスト部が一体的に編成されたパンティストッキングで
あって、パンティ部が、人体ヒップの左右の膨みに対応
した左右一対からなる丸形状部分、パンティ部の腹部の
ウエストバンドからマチ部にかけてのダイヤ形状部分、
該ダイヤ形状部分の脚上端付近を起点とし、パンティ部
の後部ではヒップラインの上側に位置するヒップ補整ラ
インとレッグ部との間の上レッグ帯状部分、前記ヒップ
補整ラインとウエストバンドとの間の前記丸形状部分を
除いたヒップ周辺部分から構成され、上記各部分の編組
織を異ならせることによって、ダイヤ形状部分が最も締
付力を強く、以下順に上レッグ帯状部分、ヒップ周辺部
分、丸形状部分と締付力を小さくした。
Description
ングに関し、更に詳しくは体型補整機能を付与したガー
ドルタイプのパンティストッキングに係わるものであ
る。
部後側のヒップライン以下の部分とをメッシュ編等、編
目の密な締付力の大きい組織にて編成し、パンティ部後
側のヒップライン以上の部分をプレーン編等締付力の小
さい伸縮性に富んだ組織にて編成することにより、パン
ティ部の前後の締付に変化をもたせ、人体腹部の膨出を
抑制すると共に、後側では緩めてヒップの膨らみが潰れ
ないようにしたパンティストッキングが公知であるが、
このようなパンティストッキングにおいては、パンティ
部前側全体が一様に編成されているため、締付力を強化
して腹部膨出の抑制効果を高めようとすれば、大腿付け
根等、不要な部分にも締付力が作用し、着用感が悪くな
るという問題が有った。
は、図4に示す如く、パンティ部前側のウエストバンド
41からマチ部に至るVラインで囲まれた部分42を1
×1ニットミスとウーリーモーレ組織とし、パンティ部
前側の大腿付け根付近からパンティ部後側のヒップライ
ン以下の部分43及びそれに連なるパンティ部後側中央
のシームラインに沿ったTベルト部分44を1×1ニッ
トミス組織とすることによって、腹部分42に対して部
分43の締付力が相対的に弱くなるようにして、腹部の
膨出を抑えつつも上記部分43の着用感の改善を図って
いる。
いても、先に述べたものと同様にヒップ部分に広範囲に
亘ってプレーン組織からなる伸縮性に富んだ部分45を
形成しているため、ヒップ部が抑え付けられるのを防止
する効果は認められるものの、より積極的にヒップ部を
持ち上げる効果については充分とは言えなかった。
上記の点に鑑みて、腹部の膨出抑制効果及びヒップアッ
プ効果に優れたガードルタイプのパンティストッキング
を得ることを目的とするものである。
パンティ部,ウエスト部が一体的に連続編成されたパン
ティストッキングであって、パンティ部が、人体ヒップ
の左右の膨みに対応した左右一対からなり、夫々が対応
するヒップの頂部を含み、且つ、各ヒップの自然状態で
の膨みに対して上方に偏位している丸形状部分、パンテ
ィ部の腹部のウエストバンドからマチ部にかけて、股下
部分を通るVラインと腹部略中央から両サイドに向けて
斜に下行するラインとで囲まれたダイヤ形状部分、前記
Vライン上の脚上端付近を起点としパンティ部の側方か
ら後部に向かうに連れて下行しパンティ部の後部ではヒ
ップラインの上側に位置するヒップ補整ラインとレッグ
部との間に設けた上レッグ帯状部分、前記ヒップ補整ラ
インとウエストバンドとで囲まれた部分であって、前記
丸形状部分を除いたヒップ周辺部分から構成され、上記
各部分の編組織を異ならせることによって、ダイヤ形状
部分が最も締付力を強く、以下順に上レッグ帯状部分、
ヒップ周辺部分、丸形状部分と締付力を小さくした。そ
して、丸形状部分をプレーン組織により編成し、ダイヤ
形状部分を2×2リブ組織により編成し、上レッグ帯状
部分を1×1リブ組織により編成し、ヒップ周辺部分を
1×1メッシュ組織にて編成した。また、上記丸形状部
分を、局所的な度目調節により、その部分における編目
ループを拡大した立体編成とした。
態のパンティストッキングを示し、以下、図面と共に説
明する。
は、ウエストバンド1からパンティ部2,レッグ部3
(図中下半分は省略してある)まで伸縮糸により一体的
に編成され、中央のシームライン4に沿って左右を縫合
し一体としてなり、パンティ部2は、編組織を異ならせ
ることによってなるダイヤ形状部分21,上レッグ帯状
部分22,ヒップ周辺部分23,丸形状部分24,ガー
ターベルト部分25、及びマチ部分26から構成されて
いる。
側にあって、股下のマチ部分26から斜に立ち上がるV
ライン5,5と、腹部の中央からやや外れた位置のウエ
ストバンド1から、両サイドに向けて斜に下行し、人体
の腸骨棘付近で前記Vライン5,5と交わる傾斜ライン
6,6とで囲まれた人体腹部に対応した部分であり、充
分な締付力が得られるように2×2リブ組織にて編成さ
れている。
5,5上の人体の脚上端付近を起点とし、パンティ部2
の両サイドから後側に向かうに連れて下行し、パンティ
部2の後側では、ヒップライン8(自然状態での人体ヒ
ップの膨みの下限線)のやや上側にあって、該ヒップラ
イン8と並行するヒップ補整ライン7以下の部分であっ
て、該ヒップ補整ライン7とVライン5,5及び、ガー
ターベルト部分25とで囲まれた部分であり、後述する
ヒップアップ効果を得るのに充分な締付力を得つつも脚
の付け根のフィット感を阻害しないように、前記ダイヤ
形状部分21よりやや締付力の小さい1×1リブ組織に
て編成されている。
イン7とウエストバンド1、及び、Vライン5,5、傾
斜ライン6,6とで囲まれた部分であって、後に詳述す
る丸形状部分24を除いた部分であり、前記上レッグ帯
状部分22より締付力が小さく上レッグ帯状部分22と
丸形状部分24との中間的な締付力及び伸縮性が得られ
るように1×1メッシュ組織にて編成されている。
らみに対応して独立した左右一対からなり、夫々が対応
するヒップの頂部9を含み、且つ、自然状態でのヒップ
の膨らみに対してやや上方に偏位している2個の略円形
の部分であり、締付力がヒップ周辺部分23よりも更に
小さく、充分な伸縮性が得られるようにプレーン組織に
て編成されている。
に同一コース内で局所的に度目調節を行うことにより、
その部分の編目ループを拡大することによって編地を余
剰させ、自然状態でヒップ周辺部分23等他の編地部分
に対して略球状に膨出した(或いは弛みを生じている)
立体編成としている。
ィ部2の上レッグ帯状部分22と、レッグ部3との境界
に沿って一定の幅を有する部分であって、上レッグ帯状
部分22とプレーン組織にて編成されているレッグ部3
との中間的な伸縮性及び締付力が得られるように、1×
1メッシュ組織にて編成されている。また、マチ部分2
6は、2×2メッシュ組織にて前記丸形状部分24と同
様の方法によりパンティ部2と一体に立体編成されてい
るが、縫製により別途マチ付けを行っても良い。
グは、着用時に、上レッグ帯状部分22をヒップライン
8の下側に合わせ、ヒップの膨らみが丸形状部分24の
中に収まるようにしながらウエストバンド部1を引き上
げウエストラインに合せるようにする。
に沿ってある程度の幅を有し、ダイヤ形状部分21に次
いで強力な締付力を有する上レッグ帯状部分22によっ
て大腿上部及びヒップ下部の肉が両サイドから中央側に
寄せられ、且つ、ヒップライン8に沿って押上げられ
る。その反面、プレーン組織にて編成され且つ立体編成
されている丸形状部分24は、その立体的な編地の形状
に加えられてプレーン組織自体が容易に伸びることによ
って、ヒップの膨らみを潰さないようにソフトにサポー
トする。
押し上げられたヒップ下部は、図3に2点鎖線で示され
る自然状態でのヒップの膨らみに対してやや上方に偏位
している丸形状部分24内に保持され図中実線で示され
るように丸形状部分24では押上げられたヒップの膨ら
みが一層強調される。しかも、該丸形状部分24は、平
面的に丸形状をなしていることに加えて、略球状に立体
編成されていることにより、ヒップの自然な膨らみが形
成されることになる。
ヒップ周辺部分23の締付力が、丸形状部分24と上レ
ッグ帯状部分22との中間的な強さとされているため、
上レッグ帯状部分22から丸形状部分24に向けての段
階的な締付力の変化によって、上述したヒップ下部の肉
の上方への移動が助長され、且つ、丸形状部分24と上
レッグ帯状部分22との伸縮量の差を吸収することによ
り身体に良くフィットして自然なヒップラインを形成で
きる。
心がダイヤ形の幅が広くなった中間部分に設定されるの
で、腹部、特に下腹の膨出を体型に即して効果的に抑制
できる。
る伸縮糸については、特に限定されるものではないが充
分なパワーが得られるカバリング加工糸,ウーリー加工
糸等を用いることが好ましい。
25を除いた部分、即ちダイヤ形状部分21,上レッグ
帯状部分22,ヒップ周辺部分23,丸形状部分24及
びマチ部分26の各部分は、70デニールのポリウレタ
ン弾性糸を14デニール,5フィラメントのナイロン糸
でS方向,Z方向に二重にカバリングしたダブルカバー
ドヤーン(DCY)と、50デニール,17フィラメン
トのウーリーナイロン糸(2本取り)とを交編し、ガー
ターベルト部25においては、上記ダブルカバードヤー
ンと30デニール,10フィラメントのやや細いウーリ
ーナイロン糸(2本取り)とを交編することによって、
パンティ部2の上レッグ帯状部分22とレック部3との
中間的な締付力が得られるようにすることが好適であ
る。
ウレタン弾性糸を14デニール,5フィラメントのナイ
ロン糸でカバリングしたシングルカバリングヤーン(S
CY)と、20デニール,3フィラメントのナイロン糸
とを交編し、度目調節を行いマルチサポートタイプとす
れば、パンティ部2のガードル機能と相乗的な効果が期
待できる。
の通り構成されているので、締付力の強いダイヤ形状部
により腹部、特に下腹部の膨出を効果的に抑制しつつ
も、脚の付根付近でのフィット感が良好であり、且つ、
上レッグ帯状部分及びヒップ周辺部分の作用によりヒッ
プ部を押し上げると共に、押し上げられたヒップは自然
状態のヒップの位置よりやや上方に偏位している締付力
の小さい丸形状部分において、その膨らみが潰れないよ
うにソフトにサポートされることにより、その位置で保
持され、顕著なヒップアップ効果が得られる。
す要部正面図である。
す要部背面図である。
すの着用状態における要部側面図である。
る要部側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 伸縮糸によりレッグ部,パンティ部,ウ
エスト部が一体的に連続編成されたパンティストッキン
グであって、パンティ部が、人体ヒップの左右の膨みに
対応した左右一対からなり、夫々が対応するヒップの頂
部を含み、且つ、各ヒップの自然状態での膨みに対して
上方に偏位している丸形状部分、パンティ部の腹部のウ
エストバンドからマチ部にかけて、股下部分を通るVラ
インと腹部略中央から両サイドに向けて斜に下行するラ
インとで囲まれたダイヤ形状部分、前記Vライン上の脚
上端付近を起点としパンティ部の側方から後部に向かう
に連れて下行しパンティ部の後部ではヒップラインの上
側に位置するヒップ補整ラインとレッグ部との間に設け
た上レッグ帯状部分、前記ヒップ補整ラインとウエスト
バンドとで囲まれた部分であって、前記丸形状部分を除
いたヒップ周辺部分から構成され、上記各部分の編組織
を異ならせることによって、ダイヤ形状部分が最も締付
力を強く、以下順に上レッグ帯状部分、ヒップ周辺部
分、丸形状部分と締付力を小さくしたことを特徴とする
パンティストッキング。 - 【請求項2】 上記丸形状部分をプレーン組織により編
成し、ダイヤ形状部分を2×2リブ組織により編成し、
上レッグ帯状部分を1×1リブ組織により編成し、ヒッ
プ周辺部分を1×1メッシュ組織にて編成したことを特
徴とする請求項1記載のパンティストッキング。 - 【請求項3】 上記丸形状部分を、局所的な度目調節に
より、その部分における編目ループを拡大した立体編成
としたことを特徴とする請求項2記載のパンティストッ
キング。
Priority Applications (1)
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1995
- 1995-10-24 JP JP7299156A patent/JP2896647B2/ja not_active Expired - Fee Related
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