JPH0977A - 床土均平装置 - Google Patents

床土均平装置

Info

Publication number
JPH0977A
JPH0977A JP15819395A JP15819395A JPH0977A JP H0977 A JPH0977 A JP H0977A JP 15819395 A JP15819395 A JP 15819395A JP 15819395 A JP15819395 A JP 15819395A JP H0977 A JPH0977 A JP H0977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leveling
support frame
soil
seedling raising
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15819395A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kubo
信之 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP15819395A priority Critical patent/JPH0977A/ja
Publication of JPH0977A publication Critical patent/JPH0977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Sowing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ブラシと均平部材とを簡単に上下調整で
きるようにする。 【構成】 育苗箱2を載置して移送する移送機構1の上
方側に、育苗箱2内に供給した床土表面をならす回転ブ
ラシ21が設けられると共に、育苗箱2の壁際の土の盛
り上がりWを均平にする均平部材22が設けられた床土
均平装置において、前記回転ブラシ21が支持枠体23
を介して昇降自在に取り付けられ、この支持枠体23に
前記均平部材22が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床土均平装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば育苗用播種機の床土均平装置に
は、育苗箱を載置して移送する移送機構の上方側に、育
苗箱内に供給した床土表面をならす回転ブラシが設けら
れると共に、育苗箱の壁際の土の盛り上がり均平にする
均平部材が設けられたものがあるが、従来のこの種の床
土均平装置では、回転ブラシがアーム等を介して移送機
構等のフレームに上下調整自在に取り付けられると共
に、均平部材が回転ブラシとは別体に支持部材を介して
移送機構等のフレームに上下調整自在に取り付けられ、
これによって育苗箱に入れられる床土の量の変更に応じ
て回転ブラシ及び均平部材を夫々上下調整できるように
していた(例えば1−213345号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では育苗
箱に入れられる床土の量の変更する場合等には、アーム
の回動調整によって回転ブラシを上下調整すると同時
に、これとは別個に均平部材も上下調整する必要があ
り、回転ブラシ及び均平部材の上下調整が非常に面倒で
あった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、回転ブラシと
均平部材とを簡単に上下調整できるようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術的手段は、育苗箱2を載置
して移送する移送機構1の上方側に、育苗箱2内に供給
した床土表面をならす回転ブラシ21が設けられると共
に、育苗箱2の壁際の土の盛り上がりWを均平にする均
平部材22が設けられた床土均平装置において、前記回
転ブラシ21が支持枠体23を介して昇降自在に取り付
けられ、この支持枠体23に前記均平部材22が取付け
られている点にある。
【0006】第二の技術的手段は、前記回転ブラシ21
が支持枠体23に横軸24廻り回転自在に支持され、回
転ブラシ21が上下調整可能になるように前記支持枠体
23が移送機構1のフレーム11に支持軸15廻りに揺
動自在に支持され、前記支持枠体23の支持軸15廻り
の揺動によって回転ブラシ21と共に均平部材22が上
下調整可能になるように、均平部材22が、支持枠体2
3の遊端側に横軸26廻り回動自在に支持されている点
にある。
【0007】第三の技術的手段は、支持枠体23の遊端
側が引張バネ25よって下方に付勢され、支持枠体23
には、前記引張バネ25に抗して支持枠体23の遊端側
を上方側に引っ張って保持するための操作レバー29が
連結されている点にある。
【0008】
【作用】育苗箱2が移送機構1上を移送される際に、回
転ブラシ21によって育苗箱2内に供給した床土表面が
ならされる。このとき、育苗箱2の壁際に土の盛り上が
りWができるが、この育苗箱2の壁際の土の盛り上がり
Wを、均平部材22によって効果的にならしてこの部分
も均平にする。
【0009】育苗箱に入れられる床土の量の変更する場
合等には、例えば操作レバー29を利用して、引張バネ
25に抗して支持枠体23の遊端側を上方側に引っ張っ
て保持することによって、支持枠体23の回動調整し、
これによって回転ブラシ21と均平部材22とを同時に
上下調整することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図3において、1は移送機構で、育苗箱2を
載置して移送する。移送機構1上に、土入装置5と床土
均平装置6と播種装置7と灌水装置8とが設けられると
共に、移送機構1の他端側に、育苗箱2を保留するスト
ッカー9が設けられており、育苗箱2を移送機構1の一
端から他端側に移送する間に、土入装置5で育苗箱2に
床土を供給し、床土均平装置6で育苗箱2内に供給した
床土表面をならすた後、育苗箱2をストッカー9に一時
保留し、ストッカー9に保留した育苗箱2を移送機構1
の他端から一端に向けて戻す間に、育苗箱2に灌水装置
8で灌水し、播種装置7で播種し、土入装置5で覆土す
るようになっている。
【0011】前記移送機構1は、左右一対のフレーム1
1間に互いに間隔をおいて複数の回転軸12を支持し、
この各回転軸12にコロ13を外嵌固定し、移送モータ
14からの動力をチェーン及びスプロケット等を介して
回転軸12に伝達するように構成され、コロ13上に載
置される育苗箱2を、移送モータ14の正転駆動により
育苗箱2を矢印A方向に一定速度で移送すると共に、移
送モータ14の逆転駆動により矢印B方向に一定速度で
移送するようになっている。
【0012】前記土入装置5は、ホッパー17と土供給
機構18とを備え、左右一対の取付板19を介して左右
一対のフレーム11上に取り付けられ、移送機構1で移
送される育苗箱2内に土を供給するように構成されてい
る。前記播種装置7は、ホッパーと種子繰り出し装置等
とを備え、移送機構1上を移送される育苗箱2に種子を
播種するようになっている。
【0013】前記床土均平装置6は、図4及び図5にも
示すように育苗箱2内に供給した床土表面をならす回転
ブラシ21と、育苗箱2の壁際の土の盛り上がりWを均
平にする均平部材22とを備える。回転ブラシ21は支
持枠体23に横軸24廻り回転自在に支持され、支持枠
体23は左右一対のフレーム11に支持軸15廻りに揺
動自在に支持されており、支持枠体23の支持軸15廻
りの揺動によって回転ブラシ21は上下調整可能になっ
ている。支持枠体23は引張バネ25よって下方に付勢
されている。均平部材22は、その上端部が支持枠体2
3の遊端側に横軸26廻り回動自在に支持され、支持枠
体23の支持軸15廻りの揺動によって回転ブラシ21
と共に上下調整可能になっている。均平部材22の下部
側と支持枠体23の前記横軸26よりもやや前側に引張
バネ27が連結され、引張バネ27によって均平部材2
2がやや前傾斜するように付勢されている。均平部材2
2の下端部は鉤形に屈曲されている。
【0014】支持枠体23の前部には操作レバー29が
横軸28廻り回動自在に連結され、操作レバー29は支
持枠体23の前部から後方に突出され、操作レバー29
は土入装置5に設けたガイド板30のガイド溝31に挿
通保持されている。操作レバー29をガイド溝31の逆
転位置31aにセットすることにより、回転ブラシ21
及び均平部材22を育苗箱2と干渉しないように育苗箱
2よりも上方に位置させ、操作レバー30をガイド溝3
1の正転位置31bにセットすることにより、回転ブラ
シ21及び均平部材22で育苗箱2の床土を均平できる
位置にセットでき、操作レバー30をガイド溝31のオ
フ位置31cにセットすることにより、回転ブラシ21
及び均平部材22を移送機構1上に降ろすことができる
ようになっている。また、操作レバー29の中途部にタ
ーンバックル32が設けられ、該ターンバックル32の
回動操作によって回転ブラシ21及び均平部材22の高
さを微調整できるようになっている。また、ガイド板3
0に、後述する移送モータ14を正転駆動するための正
転スイッチSW1及び移送モータ14を逆転駆動するた
めの逆転スイッチSW2が組み込まれ、操作レバー29
を正転位置31bにセットしたとき正転スイッチSW1
がオンし、操作レバー29を逆転位置31aにセットし
たとき逆転スイッチSW1がオンするようにしている。
【0015】ここで、均平部材22の動作を説明する
と、育苗箱2が矢印A方向へと移送される際に、回転ブ
ラシ21によって育苗箱2内に供給した床土表面をなら
す。このとき、育苗箱2内の床土が回転ブラシ21によ
って後方へ移動され図7に示す如く育苗箱2の後壁近傍
に土の盛り上がりWができるが、この育苗箱2の後壁近
傍の土の盛り上がりWを、均平部材22によって効果的
にならしてこの部分も均平にすることができる。
【0016】即ち、回転ブラシ21で土の上面がならさ
れた育苗箱2が矢印A方向へと移送されて、育苗箱2の
前壁が均平部材22の下部を矢印A方向へと押圧する
と、図6に示す如く均平部材22は引張バネ27に抗し
て矢印A方向へと揺動し、育苗箱2の前壁を乗り越え
て、図7に示す如く均平部材22の下部が育苗箱2内に
入る。さらに、育苗箱2が矢印A方向へと移送されて、
育苗箱2の後壁が均平部材22の下部に接当して均平部
材22が矢印A方向に押圧され、図8に示す如く均平部
材22はバネに抗して矢印A方向へと揺動し、このとき
均平部材22の下端で育苗箱2の後壁近傍の土の盛り上
がりWを押さえ付け、これによって、育苗箱2の後壁近
傍の土の盛り上がりWなくして育苗箱2の後壁近傍も均
平にするのである。
【0017】なお、図3に示すように、ガイド板31と
は反対側(土入装置5の右側下部)に、操作板20が設
けられ、この操作板20に灌水スイッチ20A、土入れ
クラッチ20B、種子クラッチ20Cが設けられてい
る。図9〜図11に示すように、前記ストッカー9は、
コ字形の枠部材により直方体形状に形成されている。ス
トッカー9には、左右一対の受け片35a,35bから
なる受け部材35が多段に設けられ、これら受け部材3
5によってストッカー9内の受渡位置Dに入った育苗箱
2を順次載置して持ち上げることができるようになって
いる。また、ストッカー9に多段の受け部材35を互い
に連動させて間欠的に昇降する昇降装置36が設けられ
ている。
【0018】昇降装置36は、ストッカー9の枠部材に
軸芯廻り回動自在に支持した回転軸39a,39b,4
0a,40b,41と、回転軸39a,40a間にワイ
ヤーローラ43a及びスプロケット44aを介して卷回
した一対の巻き架け体45aと、回転軸39b,40b
間にワイヤーローラ43b及びスプロケット44bを介
して卷回した一対の巻き架け体45bとを備える。各巻
き架け体45a,45bは、チェーン46とワイヤー4
7とをターンバックル48を介してループ状に連結して
なる。
【0019】ストッカー9の下部にステッピングモータ
等により構成された昇降モータ51が設けられ、昇降モ
ータ51の動力が巻き架け伝動機構52を介して回転軸
40bに伝達されると共に、巻き架け伝動機構53、回
転軸41及びギヤ機構54を介して回転軸40aに伝達
され、一対の巻き架け体45aと一対の巻き架け体45
bとを互いに逆方向に同速度で回転させるようになって
いる。また、前記一対の巻き架け体45aの各チェーン
46と一対の巻き架け体45bの各チェーン46とに、
前記受け部材35の左右一対の受け片35a,35bが
互いに対応して順次所定間隔をおいて多段に取り付けら
れおり、昇降モータ51の駆動によって、多段の受け部
材35を互いに連動して昇降動作させるようになってい
る。
【0020】なお、図11では、巻き架け体45a側の
受け片35aが最上段まで上昇した状態を図示し、巻き
架け体45b側の受け片35bが最下段まで下降した状
態を図示しているが、実際には、受け部材35の対応す
る受け片35a,35bは互いに同一高さに保持された
状態で昇降装置36によって昇降される。前記移送機構
1とストッカー9との間に搬送機構57が設けられ、こ
の搬送機構57によって、移送機構1側の育苗箱2をス
トッカー9の受渡位置Dに搬送すると共に、ストッカー
9の受渡位置Dの育苗箱2を移送機構1側に搬送するよ
うになっている。
【0021】この搬送機構57は、図12に示すように
コ字形の枠部材等により構成された長方形状の枠体58
と、枠体58に前後に軸芯廻り回転自在に支持された前
後一対の回転軸59,60と、回転軸59,60にプー
リ61を介して卷回された左右一対のベルト62とを備
える。この搬送機構57は、その枠体58が前記移送機
構1のフレーム11前端に回転軸59廻りに回動自在に
支持されており、不使用時には移送機構1上に折り畳ん
で収納できるようになっている。前後一対の回転軸59
はスプロケット及び巻き架け伝動機構等を介して前記移
送モータ14の動力で回転駆動され、搬送機構57は、
移送機構1の移送速度よりは20%程度増速された状態
で育苗箱2を移送機構1と同方向に搬送できるようにな
っている。従って、移送機構1によって複数の育苗箱2
を連続してストッカー9側に移送する場合でも、搬送機
構57にてストッカー9の受渡位置Dに搬送した育苗箱
2と、該育苗箱2に後続して移送機構1によってストッ
カー9側に移送されている育苗箱2との間に、隙間を生
じさせることができ、受渡位置Dの育苗箱2を、これに
後続する育苗箱2と干渉させることがなくなり、受け部
材35にのせて昇降装置36でスムースに上昇させるこ
とができる。
【0022】搬送機構57には、図14に示すように育
苗箱2を検出する第一検出センサLS1,LS6,LS
2が設けられ、第一検出センサLS1はストッカー9の
受渡位置Dに入る直前又はストッカーの受渡位置Dから
出た直後の育苗箱2を検出(オン)し、第二検出センサ
LS6はストッカーの受渡位置Dに入る途中の又は出る
途中の育苗箱2を検出(オン)し、第三検出センサLS
2はストッカー9の受渡位置Dに略完全に入った育苗箱
2を検出(オン)する。
【0023】また、ストッカー9には、図14に示すよ
うに上限検出センサLS3及び下限検出センサLS4が
設けられている。上限検出センサLS3は、例えば所定
の受け部材35又は巻き架け体45a,45bの所定の
箇所の移動位置を検知することによって、前記多段の受
け部材35が最上段まで上昇したことを検出(オン)
し、下限検出センサLS4は、例えば所定の受け部材3
5又は巻き架け体45a,45bの所定の箇所の移動位
置を検知することによって、前記多段の受け部材35が
最下段まで下降したことを検出(オン)する。また、ス
トッカー9には、図13に示す如くカウントセンサLS
5が設けられている。このカウントセンサLS5は、図
13に示す如く巻き架け伝動機構52のスプロケット等
に設けたカム65と該カム65の凹凸を検出するリミッ
トスイッチ66とを備え、リミットスイッチ66がカム
65の凹部を検知するよことによって前記多段の受け部
材35を一段ずつ間欠的に昇降するための間欠停止位置
を検出(オフ)するように構成されている。
【0024】図15は前記移送モータ14及び昇降モー
タ51を制御するための制御系のブロック図を示し、同
図において、101はリレー回路又はマイクロコンピュ
ータ等で構成した制御装置で、第一検出センサLS1、
第二検出センサLS6、第三検出センサLS2、上限検
出センサLS3、下限検出センサLS4、カウントセン
サLS5、正転スイッチSW1、逆転スイッチSW2か
らの信号を入力して、移送モータ14及び昇降モータ5
1を制御するようになっており、制御装置101は、移
送モータ正転制御手段103と移送モータ逆転制御手段
104と移送モータ停止制御手段105と昇降モータ正
転制御手段107と昇降モータ逆転制御手段108と昇
降モータ停止制御手段109とを有している。
【0025】移送モータ正転制御手段103は、正転ス
イッチSW1がオンのときにおいて、上限検出センサL
S3がオンでかつ第三検出センサLS2がオフであれ
ば、又は検出センサLS3がオフであれば、移送モータ
14を正転駆動させる。移送モータ逆転制御手段104
は、正転スイッチSW1がオフのときに移送モータ14
を逆転駆動させる。
【0026】移送モータ停止制御手段105は、正転ス
イッチSW1及び逆転スイッチSW2がオフのとき、移
送モータ14を停止させる。また、正転スイッチSW1
がオンのときにおいて、上限検出センサLS3がオンで
かつ第三検出センサLS2がオンになれば、移送モータ
14を停止させる。昇降モータ正転制御手段107は、
正転スイッチSW1がオンのときにおいて、上限検出セ
ンサLS3がオフのとき第一検出センサLS1がオフで
かつ第三検出センサLS2がオンになれば、昇降モータ
51を正転駆動させる。
【0027】昇降モータ逆転制御手段108は、逆転ス
イッチSW2がオンのときにおいて、下限検出センサL
S4がオフのときに第二検出センサLS6がオフでかつ
第三検出センサLS2がオフになれば、昇降モータ51
を逆転駆動する。昇降モータ停止制御手段109は、正
転スイッチSW1及び逆転スイッチSW2がオフのと
き、昇降モータ51を停止させる。また、正転スイッチ
SW1がオンのときにおいて、上限検出センサLS3が
オンでかつ第三検出センサLS2がオンになれば、又は
第一検出センサLS1がオフのとき第三検出センサLS
2がオンからオフに変わった後カウントセンサLS5が
オンからオフに変われば、昇降モータ51を停止させ
る。また、逆転スイッチSW2がオンのときにおいて、
検出センサLS4がオンになれば昇降モータ51を停止
させる。また、逆転スイッチSW2がオンのときにおい
て、検出センサLS4がオフのとき第二検出センサLS
6がオフでかつ第一検出センサLS1がオフになり、カ
ウントセンサLS5がオンからオフに変われば、昇降モ
ータ51を停止させる。
【0028】次に、移送モータ14及び昇降モータ51
の動作を図16及び図17の流れ図を参照しながら説明
する。まず、正転スイッチSW1をオンすれば、図16
の流れ図に示すように移送モータ14及び昇降モータ5
1が動作する。即ち、ステップ1で上限検出センサLS
3がオンかオフかを判別し、上限検出センサLS3がオ
ンであれば、ステップ2に進む。
【0029】ステップ2で、第三検出センサLS2がオ
ンかオフかを判別し、第三検出センサLS2がオフであ
れば、ステップ4に進み、ここで移送モータ14を正転
駆動させてステップ2に戻る。第三検出センサLS2が
オンであれば、ステップ3で全動作を停止する。従っ
て、多段の受け部材35が最上段まで上昇していると
き、育苗箱2がストッカー9の受渡位置Dに略完全に入
るまで、移送モータ14を正転駆動させて、全ての動作
を停止する。これによって、ストッカー9内に育苗箱2
が全て収納された状態になる。
【0030】ステップ1で上限検出センサLS3がオフ
であればステップ5に進み、ステップ5で、移送モータ
14を正転駆動し、ステップ6で第一検出センサLS1
がオンかオフかを判別し、第一検出センサLS1がオン
であればステップ6に戻り、第一検出センサLS1がオ
フであれば、ステップ7に進む。ステップ7で、第三検
出センサLS2がオンかオフかを判別し、第三検出セン
サLS2がオフであれば、ステップ6に戻り、第三検出
センサLS2がオンであれば、ステップ8で昇降モータ
51を正転駆動する。
【0031】従って、多段の受け部材35が最上段まで
は達してしないとき、移送モータ14の正転駆動によっ
て、育苗箱2が移送機構1上を矢印A方向に移送され
て、育苗箱2が第一検出センサLS1を通過し、ストッ
カー9の受渡位置Dに略完全に入った後に、昇降モータ
51の正転駆動により、昇降装置36によって多段の受
け部材35が上昇を開始する。
【0032】ステップ8からステップ9に進み、ステッ
プ9でカウントセンサLS5がオンし、ステップ10で
第三検出センサLS2がオフし、ステップ11に進む。
ステップ11でカウントセンサLS5がオンかオフかを
判別し、カウントセンサLS5がオンであれば、ステッ
プ11に戻り、カウントセンサLS5がオフになれば、
ステップ12に進み、ここで昇降モータ51を停止し、
ステップ1に戻る。
【0033】従って、多段の受け部材35が一段上昇す
るまで昇降モータ51の正転駆動し、多段の受け部材3
5の上昇によって育苗箱2が一段持ち上げられると昇降
モータ51が停止する。以下、同様の動作を繰り返し、
移送機構1の一端から移送された育苗箱2は順次自動的
に積み重ねられてストッカー9に順次自動的に保留され
る。
【0034】また、逆転スイッチSW2をオンすれば、
図17の流れ図に示すように移送モータ14及び昇降モ
ータ51が動作する。即ち、ステップ21で移送モータ
14を逆転駆動し、ステップ22で下限検出センサLS
4がオンかオフかを判別し、下限検出センサLS4がオ
ンであれば、ステップ23で昇降モータ51を停止す
る。
【0035】従って、多段の受け部材35が最下段まで
下降しているとき、昇降モータ51が停止し、昇降装置
36の下降動作は行われない。ステップ22で下限検出
センサLS4がオフであれば、ステップ24に進む。ス
テップ24で、第二検出センサLS6がオンかオフかを
検出し、第二検出センサLS6がオンであればステップ
24に戻り、第二検出センサLS6がオフであればステ
ップ25に進む。ステップ25で、第一検出センサLS
1がオンかオフかを判別し、第一検出センサLS1がオ
ンであればステップ24に戻り、第一検出センサLS1
がオフであればステップ26に進み、ステップ26で昇
降モータ51を逆転駆動する。
【0036】従って、受け部材35が間欠停止位置にい
れば、移送モータ14の逆転駆動によってストッカー9
の受渡位置Dにある育苗箱2が移送機構1側に出るま
で、昇降モータ51を駆動せず、育苗箱2が受渡位置D
から出たとき、昇降モータ51を逆転駆動して受け部材
35を下降させる。ステップ26からステップ27に進
み、ステップ27でカウントセンサLS5がオフからオ
ンに変化し、ステップ28でカウントセンサLS5がオ
ンかオフかを判別し、カウントセンサLS5がオフであ
れば、ステップ28に戻り、カウントセンサLS5がオ
フであればステップ29に進み、ここで昇降モータ51
を停止した後、ステップ22に戻る。
【0037】従って、多段の受け部材35が一段下降す
るまで昇降モータ51を正転駆動し、一段下降すると昇
降モータ51が停止する。以下、同様の動作を繰り返
し、ストッカー9に積み重ねられた育苗箱2を移送機構
1の他端に順次送出し、ストッカー9に保留した育苗箱
2を移送機構1の他端から一端に向けて自動的に戻す。
なお、前記実施例では、均平部材22によって育苗箱2
の後壁近傍の土の盛り上がりWをならして均平にするよ
うにしているが、これに代え、均平部材22によって育
苗箱2の前壁近傍の土の盛り上がりWをならして均平に
するようにしてもよく、また1又は2以上の均平部材2
2によって育苗箱2の後壁近傍の土の盛り上がりWと育
苗箱2の前壁近傍の土の盛り上がりWとの両方をならし
て均平にするようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、育苗箱2に入れられる
床土の量の変更する場合等には、支持枠体23の調整に
よって回転ブラシ21と均平部材22とを同時に上下調
整するとでき、回転ブラシ21及び均平部材22の上下
調整を非常に簡単になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す床土均平装置部分の側
面図である。
【図2】同装置本体の側面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同床土均平装置部分の斜視図である。
【図5】同床土均平装置部分の概略側面図である。
【図6】同床土均平動作説明用の側断面図である。
【図7】同床土均平動作説明用の側断面図である。
【図8】同床土均平動作説明用の側断面図である。
【図9】同ストッカー部分の斜視図である。
【図10】同ストッカー部分の側面図である。
【図11】同ストッカー部分の背面図である。
【図12】同搬送機構部分の斜視図である。
【図13】同カウントセンサ部分の正面図である。
【図14】同検出センサの配置を示すストッカー部分の
概略側面図である。
【図15】同制御系のブロック図である。
【図16】同制御動作説明用のフローチャートである。
【図17】同制御動作説明用のフローチャートである。
【符号の説明】
1 移送機構 2 育苗箱 5 土入装置 8 灌水装置 9 ストッカー 35 受け部材 36 昇降装置 101 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱(2)を載置して移送する移送機
    構(1)の上方側に、育苗箱(2)内に供給した床土表
    面をならす回転ブラシ(21)が設けられると共に、育
    苗箱(2)の壁際の土の盛り上がりWを均平にする均平
    部材(22)が設けられた床土均平装置において、 前記回転ブラシ(21)が支持枠体(23)を介して昇
    降自在に取り付けられ、この支持枠体(23)に前記均
    平部材(22)が取付けられていることを特徴とする床
    土均平装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ブラシ(21)が支持枠体(2
    3)に横軸(24)廻り回転自在に支持され、回転ブラ
    シ(21)が上下調整可能になるように前記支持枠体
    (23)が移送機構(1)のフレーム(11)に支持軸
    (15)廻りに揺動自在に支持され、前記支持枠体(2
    3)の支持軸(15)廻りの揺動によって回転ブラシ
    (21)と共に均平部材(22)が上下調整可能になる
    ように、均平部材(22)が、支持枠体(23)の遊端
    側に横軸(26)廻り回動自在に支持されていることを
    特徴とする請求項1に記載の床土均平装置。
  3. 【請求項3】 支持枠体(23)の遊端側が引張バネ
    (25)よって下方に付勢され、支持枠体(23)に
    は、前記引張バネ(25)に抗して支持枠体(23)の
    遊端側を上方側に引っ張って保持するための操作レバー
    (29)が連結されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の床土均平装置。
JP15819395A 1995-06-23 1995-06-23 床土均平装置 Pending JPH0977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15819395A JPH0977A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 床土均平装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15819395A JPH0977A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 床土均平装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0977A true JPH0977A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15666310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15819395A Pending JPH0977A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 床土均平装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102243908B1 (ko) * 2020-10-08 2021-04-23 구진섭 육묘상자 강제 이송장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102243908B1 (ko) * 2020-10-08 2021-04-23 구진섭 육묘상자 강제 이송장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0977A (ja) 床土均平装置
JP3835088B2 (ja) 苗箱段積み装置
JPH0917A (ja) 育苗用播種機
JPH0918A (ja) 育苗箱のストッカー装置
JP3802256B2 (ja) 苗箱供給装置
JP3173948B2 (ja) 多用途播種プラント
JP2527171B2 (ja) 苗箱積重ね装置
KR101985634B1 (ko) 모판 이송장치
JP3096137B2 (ja) 自動トレイ供給装置
JPS6371026A (ja) 育苗箱積重ね装置
JPH0626412U (ja) 播種装置
JP2502373Y2 (ja) 蔬菜用播種機の制御装置
JP3097325B2 (ja) 育苗用播種機
JP2907720B2 (ja) 多用途播種プラント
CN115367490A (zh) 一种用于育苗盘自动叠盘的控制方法
JP2869313B2 (ja) 播種プラント
WO2020199517A1 (zh) 装载系统和秧盘装载设备以及秧盘装载方法
JP3861375B2 (ja) 苗箱リフト装置
JPH0790918B2 (ja) 育苗箱の搬送装置
JPH07125845A (ja) 播種プラント
CN117985415A (zh) 一种苗床自动上下料设备
JPH0450263Y2 (ja)
JPH062495Y2 (ja) 移植機の苗タンク昇降制御装置
JP2548963Y2 (ja) 播種装置
JP4840768B2 (ja) 真空播種機