JPH0977710A - 新規な含フッ素アルコールおよびその製造方法 - Google Patents
新規な含フッ素アルコールおよびその製造方法Info
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- JPH0977710A JPH0977710A JP25826195A JP25826195A JPH0977710A JP H0977710 A JPH0977710 A JP H0977710A JP 25826195 A JP25826195 A JP 25826195A JP 25826195 A JP25826195 A JP 25826195A JP H0977710 A JPH0977710 A JP H0977710A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶媒としてあるいは各種フッ素化合物の中間
体として有用な、新規な含フッ素アルコールおよびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 この新規な化合物は、下記式(1)で表
され、両末端にトリフルオロメチル基を持った2−ブテ
ンとアルコールとをラジカル開始剤存在下で反応させる
ことにより製造できる。 【化1】 〔ここで、X、Yは水素または塩素またはフッ素。
R1 、R2 は同じかまたは異なった水素または炭素数1
〜10のアルキル基を表すか、あるいはつながって−
(CH2 )n −を表す(ただしnは3〜7の整数)。〕
体として有用な、新規な含フッ素アルコールおよびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 この新規な化合物は、下記式(1)で表
され、両末端にトリフルオロメチル基を持った2−ブテ
ンとアルコールとをラジカル開始剤存在下で反応させる
ことにより製造できる。 【化1】 〔ここで、X、Yは水素または塩素またはフッ素。
R1 、R2 は同じかまたは異なった水素または炭素数1
〜10のアルキル基を表すか、あるいはつながって−
(CH2 )n −を表す(ただしnは3〜7の整数)。〕
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な化合物である
含フッ素アルコールおよびその製造方法に関するもので
ある。本発明により得られた新規な含フッ素アルコール
は種々の産業分野に有用であり、それ自身溶媒として、
あるいは各種フッ素化合物の中間体として利用すること
ができる。
含フッ素アルコールおよびその製造方法に関するもので
ある。本発明により得られた新規な含フッ素アルコール
は種々の産業分野に有用であり、それ自身溶媒として、
あるいは各種フッ素化合物の中間体として利用すること
ができる。
【0002】
【従来の技術】含フッ素オレフィンへのアルコールのラ
ジカル付加反応に際し、その原料となるオレフィンとし
てはこれまでに、テトラフルオロエチレン、クロロトリ
フルオロエチレン(特開昭63−93741号公報)、
1,2ージクロロジフルオロエチレン(特公平5−37
411号公報)、ヘキサフルオロプロピレン(米国特許
第3927129号明細書)、ヘキサフルオロプロピレ
ンの2,3量体(特公昭52−31321号公報)が知
られている。
ジカル付加反応に際し、その原料となるオレフィンとし
てはこれまでに、テトラフルオロエチレン、クロロトリ
フルオロエチレン(特開昭63−93741号公報)、
1,2ージクロロジフルオロエチレン(特公平5−37
411号公報)、ヘキサフルオロプロピレン(米国特許
第3927129号明細書)、ヘキサフルオロプロピレ
ンの2,3量体(特公昭52−31321号公報)が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トリフルオロメチル基
を持ったフッ素化合物は界面活性等の面に於て種々の有
用性を持っている。しかしながら、従来の技術で使用さ
れてきたオレフィンはヘキサフルオロプロピレンの2,
3量体を除きすべて炭素置換基の無いオレフィンまたは
末端オレフィンであり、トリフルオロメチル基の導入法
としては効率が悪い。また、ヘキサフルオロプロピレン
の2,3量体は、製造上異性体の混合物であるため、単
一化合物として得るのは難しい。
を持ったフッ素化合物は界面活性等の面に於て種々の有
用性を持っている。しかしながら、従来の技術で使用さ
れてきたオレフィンはヘキサフルオロプロピレンの2,
3量体を除きすべて炭素置換基の無いオレフィンまたは
末端オレフィンであり、トリフルオロメチル基の導入法
としては効率が悪い。また、ヘキサフルオロプロピレン
の2,3量体は、製造上異性体の混合物であるため、単
一化合物として得るのは難しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は下記式(2)
で示されるような、オレフィンの両端にトリフルオロメ
チル基を持った2ーブテンに対しアルコールが容易にラ
ジカル付加することを見い出し、本発明を完成するに至
った。下記式(2)で示されるオレフィンの一部は特定
フロンを代替する発泡剤の原料として注目されており、
例えばヘキサクロロ−1,3−ブタジエン等から製造す
ることができる。
で示されるような、オレフィンの両端にトリフルオロメ
チル基を持った2ーブテンに対しアルコールが容易にラ
ジカル付加することを見い出し、本発明を完成するに至
った。下記式(2)で示されるオレフィンの一部は特定
フロンを代替する発泡剤の原料として注目されており、
例えばヘキサクロロ−1,3−ブタジエン等から製造す
ることができる。
【0005】
【化4】 〔ここで、X、Yは水素または塩素またはフッ素。〕
【0006】例えば、2,3−ジクロロ−1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンは触媒存在
下、気相中で無水フッ化水素と塩素とをヘキサクロロ−
1,3−ブタジエンと反応させることで製造できる(米
国特許第3965201号明細書)。また、2−クロロ
−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテ
ンは触媒存在下、気相中で無水フッ化水素とヘキサクロ
ロ−1,3−ブタジエンと反応させることで製造できる
(西ドイツ特許第3725213号公報)。また、2−
クロロ−1,1,1,3,4,4,4−ヘプタフルオロ
−2−ブテンは2,3−ジクロロ−1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンを更に触媒存在下
気相中で無水フッ化水素と反応させることで製造できる
(米国特許第2885449号明細書)。下記式(3)
で示されるアルコールとしては、メタノール、エタノー
ル、1−プロパノール、2ープロパノール、ブタノー
ル、シクロヘキサノール、シクロペンタノール、オクチ
ルアルコール、デカノール等を挙げることができ、好ま
しくはメタノール、エタノールが挙げられる。
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンは触媒存在
下、気相中で無水フッ化水素と塩素とをヘキサクロロ−
1,3−ブタジエンと反応させることで製造できる(米
国特許第3965201号明細書)。また、2−クロロ
−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテ
ンは触媒存在下、気相中で無水フッ化水素とヘキサクロ
ロ−1,3−ブタジエンと反応させることで製造できる
(西ドイツ特許第3725213号公報)。また、2−
クロロ−1,1,1,3,4,4,4−ヘプタフルオロ
−2−ブテンは2,3−ジクロロ−1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンを更に触媒存在下
気相中で無水フッ化水素と反応させることで製造できる
(米国特許第2885449号明細書)。下記式(3)
で示されるアルコールとしては、メタノール、エタノー
ル、1−プロパノール、2ープロパノール、ブタノー
ル、シクロヘキサノール、シクロペンタノール、オクチ
ルアルコール、デカノール等を挙げることができ、好ま
しくはメタノール、エタノールが挙げられる。
【0007】
【化5】 〔ここで、R1 ,R2 は同じかあるいは異なった水素ま
たは炭素数1〜10のアルキル基を表すか、あるいはつ
ながって−(CH2 )n −を表す(ただしnは3〜7の
整数)。〕
たは炭素数1〜10のアルキル基を表すか、あるいはつ
ながって−(CH2 )n −を表す(ただしnは3〜7の
整数)。〕
【0008】オレフィンとアルコールとの量比について
はオレフィンに対するアルコールのモル比が0.5から
100の範囲にあれば良いが、アルコールが少ないと反
応性が悪くなり、多いと分離の負担が重くなるため、好
ましくは1から50、更に好ましくは5から20の範囲
である。かかる含フッ素オレフィンとアルコールとの反
応に用いるラジカル開始剤は、特に限定されるものでは
ないが、例えばt−ブチルハイドロパーオキサイド、ジ
ーt−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、イソブチリルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、オクタノイルパーオキサイド、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシピバ
レート、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボ
ネート等の有機過酸化物、トリフルオロアセチルパーオ
キサイド、ペンタフルオロプロピオニルパーオキサイ
ド、ヘプタフルオロブチリルパーオキサイド等の含フッ
素有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビ
ス−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスシクロ
ヘキサンカルボニトリル等のアゾビス化合物等を挙げる
ことができ、好ましくはエステル系の有機過酸化物、更
に好ましくはジイソプロピルパーオキシジカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
トが挙げられる。
はオレフィンに対するアルコールのモル比が0.5から
100の範囲にあれば良いが、アルコールが少ないと反
応性が悪くなり、多いと分離の負担が重くなるため、好
ましくは1から50、更に好ましくは5から20の範囲
である。かかる含フッ素オレフィンとアルコールとの反
応に用いるラジカル開始剤は、特に限定されるものでは
ないが、例えばt−ブチルハイドロパーオキサイド、ジ
ーt−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、イソブチリルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキ
サイド、オクタノイルパーオキサイド、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシピバ
レート、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボ
ネート等の有機過酸化物、トリフルオロアセチルパーオ
キサイド、ペンタフルオロプロピオニルパーオキサイ
ド、ヘプタフルオロブチリルパーオキサイド等の含フッ
素有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビ
ス−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスシクロ
ヘキサンカルボニトリル等のアゾビス化合物等を挙げる
ことができ、好ましくはエステル系の有機過酸化物、更
に好ましくはジイソプロピルパーオキシジカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
トが挙げられる。
【0009】かかるラジカル開始剤の使用量は、含フッ
素オレフィンに対して、0.001モル%から30モル
%の範囲で用いられ、好ましくは0.1から10モル%
の範囲で用いられる。反応溶媒はあってもなくても構わ
ないが、用いる場合には芳香族炭化水素やハロゲン化炭
素が好ましく用いられ、例えばベンゼン、キシレン、ト
ルエン、クロロベンゼン、1、1、2ートリクロロー
1、2、2ートリフルオロエタン、1、1ージクロロー
1ーフルオロエタン等を挙げることができる。反応温度
は使われるラジカル開始剤の半減期が0.01時間から
20時間、好ましくは0.1時間から10時間の範囲に
あるようにすればよい。但し、余り低温では実用的でな
く、温度が高すぎると脱ハロゲン化水素等の副反応が併
発するため好ましくなく、室温から300℃の範囲、好
ましくは40℃から200℃の範囲で行われる。
素オレフィンに対して、0.001モル%から30モル
%の範囲で用いられ、好ましくは0.1から10モル%
の範囲で用いられる。反応溶媒はあってもなくても構わ
ないが、用いる場合には芳香族炭化水素やハロゲン化炭
素が好ましく用いられ、例えばベンゼン、キシレン、ト
ルエン、クロロベンゼン、1、1、2ートリクロロー
1、2、2ートリフルオロエタン、1、1ージクロロー
1ーフルオロエタン等を挙げることができる。反応温度
は使われるラジカル開始剤の半減期が0.01時間から
20時間、好ましくは0.1時間から10時間の範囲に
あるようにすればよい。但し、余り低温では実用的でな
く、温度が高すぎると脱ハロゲン化水素等の副反応が併
発するため好ましくなく、室温から300℃の範囲、好
ましくは40℃から200℃の範囲で行われる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を実施例を用いて説明するが、
本発明は以下の実施例等によって何ら限定されるもので
はない。 (実施例1)攪拌機、温度計、圧力計を取り付けた50
0mlのハステロイC製オートクレーブに2,3−ジク
ロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−
ブテンを200gとメタノールを275g、ジイソプロ
ピルパーオキシジカーボネートを1、1、2ートリクロ
ロー1、2、2ートリフルオロエタンで15重量%に希
釈した溶液を35gとを仕込み、十分に内部を窒素置換
した後、湯浴で55℃に加熱し、7時間反応させた。圧
力は0.5MPaまで上昇した。反応終了後冷却して反
応液を取り出し、ガスクロマトグラフィーで分析したと
ころ目的とした2−(トリフルオロメチル)−2,3−
ジクロロ−4,4,4−トリフルオロブタノールが収率
92%で得られた。2−(トリフルオロメチル)−2,
3−ジクロロ−4,4,4−トリフルオロブタノールの
構造は 1H−NMR及び19F−NMRで確認した。
本発明は以下の実施例等によって何ら限定されるもので
はない。 (実施例1)攪拌機、温度計、圧力計を取り付けた50
0mlのハステロイC製オートクレーブに2,3−ジク
ロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−
ブテンを200gとメタノールを275g、ジイソプロ
ピルパーオキシジカーボネートを1、1、2ートリクロ
ロー1、2、2ートリフルオロエタンで15重量%に希
釈した溶液を35gとを仕込み、十分に内部を窒素置換
した後、湯浴で55℃に加熱し、7時間反応させた。圧
力は0.5MPaまで上昇した。反応終了後冷却して反
応液を取り出し、ガスクロマトグラフィーで分析したと
ころ目的とした2−(トリフルオロメチル)−2,3−
ジクロロ−4,4,4−トリフルオロブタノールが収率
92%で得られた。2−(トリフルオロメチル)−2,
3−ジクロロ−4,4,4−トリフルオロブタノールの
構造は 1H−NMR及び19F−NMRで確認した。
【0011】以下に 1H−NMRおよび19F−NMRの
スペクトルデータを示す。ケミカルシフトは、それぞれ
テトラメチルシラン、トリクロロフルオロメタンを基準
とした。1 H−NMR(CDCl3 )δ3.2ppm(1H,一
重線)、4.2ppm(2H,一重線),4.5−5.
1ppm(1H,多重線)19 F−NMR(neat)δ−67.8ppm(3F,
多重線),−69.3、−70.6ppm(3F,多重
線)
スペクトルデータを示す。ケミカルシフトは、それぞれ
テトラメチルシラン、トリクロロフルオロメタンを基準
とした。1 H−NMR(CDCl3 )δ3.2ppm(1H,一
重線)、4.2ppm(2H,一重線),4.5−5.
1ppm(1H,多重線)19 F−NMR(neat)δ−67.8ppm(3F,
多重線),−69.3、−70.6ppm(3F,多重
線)
【0012】(実施例2)10mlのガラスアンプル中
に2,3−ジクロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサ
フルオロ−2−ブテンを1.6gとメタノールを2.2
g、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
トを0.016gとを仕込み、内部を十分窒素置換した
後封じて、122℃のオイルバスで加熱し、5時間反応
させた。反応終了後冷却して反応液を取り出し、ガスク
ロマトグラフィーで分析したところ目的とした2−(ト
リフルオロメチル)−2,3−ジクロロ−4,4,4−
トリフルオロブタノールが収率90%で得られた。
に2,3−ジクロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサ
フルオロ−2−ブテンを1.6gとメタノールを2.2
g、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
トを0.016gとを仕込み、内部を十分窒素置換した
後封じて、122℃のオイルバスで加熱し、5時間反応
させた。反応終了後冷却して反応液を取り出し、ガスク
ロマトグラフィーで分析したところ目的とした2−(ト
リフルオロメチル)−2,3−ジクロロ−4,4,4−
トリフルオロブタノールが収率90%で得られた。
【0013】(実施例3)含フッ素オレフィンを2−ク
ロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−
ブテンに変えた以外は実施例1と同様の反応を行い、目
的とする2−(トリフルオロメチル)−2−クロロ−
4,4,4−トリフルオロブタノールと2−(トリフル
オロメチル)−3−クロロ−4,4,4−トリフルオロ
ブタノールとの混合物が収率合計90%で得られた。
ロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−
ブテンに変えた以外は実施例1と同様の反応を行い、目
的とする2−(トリフルオロメチル)−2−クロロ−
4,4,4−トリフルオロブタノールと2−(トリフル
オロメチル)−3−クロロ−4,4,4−トリフルオロ
ブタノールとの混合物が収率合計90%で得られた。
【0014】(実施例4)含フッ素オレフィンをパーフ
ルオロ−2−ブテンに変えた以外は実施例1と同様の反
応を行い、目的とする2−(トリフルオロメチル)−
2,3,4,4,4−ペンタフルオロブタノール含フッ
素アルコールを収率88%で得られた。
ルオロ−2−ブテンに変えた以外は実施例1と同様の反
応を行い、目的とする2−(トリフルオロメチル)−
2,3,4,4,4−ペンタフルオロブタノール含フッ
素アルコールを収率88%で得られた。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記式(1)で示される含フッ素アルコ
ール。 【化1】 〔ここで、X、Yは水素または塩素またはフッ素。
R1 、R2 は同じかまたは異なった水素または炭素数1
〜10のアルキル基を表すか、あるいはつながって−
(CH2 )n −を表す(ただしnは3〜7の整数)。〕 - 【請求項2】 下記式(2)で示されるオレフィンと下
記式(3)で示されるアルコールとをラジカル開始剤存
在下に反応させることを特徴とする請求項1に記載の含
フッ素アルコールの製造方法。 【化2】 〔ここで、X、Yは水素または塩素またはフッ素。〕 【化3】 〔ここで、R1 、R2 は同じかあるいは異なった水素ま
たは炭素数1〜10のアルキル基を表すか、あるいはつ
ながって−(CH2 )n −を表す(ただしnは3〜7の
整数)。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25826195A JPH0977710A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 新規な含フッ素アルコールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25826195A JPH0977710A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 新規な含フッ素アルコールおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977710A true JPH0977710A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17317781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25826195A Withdrawn JPH0977710A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 新規な含フッ素アルコールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977710A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002010108A1 (fr) * | 2000-07-27 | 2002-02-07 | Asahi Glass Company, Limited | Procede de production d'alcool secondaire fluore et d'ester fluore par transesterification |
JP4934939B2 (ja) * | 2000-08-30 | 2012-05-23 | 旭硝子株式会社 | 含フッ素ケトンの製造方法 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP25826195A patent/JPH0977710A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002010108A1 (fr) * | 2000-07-27 | 2002-02-07 | Asahi Glass Company, Limited | Procede de production d'alcool secondaire fluore et d'ester fluore par transesterification |
JP4934939B2 (ja) * | 2000-08-30 | 2012-05-23 | 旭硝子株式会社 | 含フッ素ケトンの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |