JPH039103B2 - - Google Patents

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JPH039103B2
JPH039103B2 JP60124994A JP12499485A JPH039103B2 JP H039103 B2 JPH039103 B2 JP H039103B2 JP 60124994 A JP60124994 A JP 60124994A JP 12499485 A JP12499485 A JP 12499485A JP H039103 B2 JPH039103 B2 JP H039103B2
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JP
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sulfonium
tris
trifluoromethyl
nmr
mol
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JP60124994A
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Josefu Midoruton Uiriamu
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication of JPH039103B2 publication Critical patent/JPH039103B2/ja
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    • C07C381/00Compounds containing carbon and sulfur and having functional groups not covered by groups C07C301/00 - C07C337/00
    • C07C381/12Sulfonium compounds
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    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
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    • C07C23/06Monocyclic halogenated hydrocarbons with a four-membered ring
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    • C07C23/00Compounds containing at least one halogen atom bound to a ring other than a six-membered aromatic ring
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/22Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with hetero atoms directly attached to ring nitrogen atoms
    • C07D295/26Sulfur atoms

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 発明の分野 本発明は、トリス(二置換アミノ)スルホニウ
ムパーフルオロカルバニオン塩類およびそれらの
製造方法に関し、前記カルバニオンは重合触媒と
しておよびフルオロ有機化合物の調製用の試薬と
して有用である。 背 景 式 (R1R2N)(R3R4N)(NR5R6)S X 式中、各Rは少なくとも2つのアルフア水素原
子を有するC1−C20アルキルであり、そしてX
は(CH33SiF2、Cl、Br、I、CN、NCO、
NCS、NO2またはN3である、 のトリス(ジアルキルアミノ)スルホニウム
(TAS)塩類は、米国特許第3940402号に開示さ
れている。このTASは有機液体中に可溶性であ
り、重合触媒としておよび、有機化合物中の種々
の基を基Xで置換するための物質として有用であ
る。 チヤンバース(Chambers)ら、J.C.S.パーキ
ン(Perkin)I、1980,435−439には、CsFおよ
び選択されたオレフインをジメチルホルムアミド
(DMF)中において反応させることによりフルオ
ロカルバニオンを調製することが開示されてお
り、前記オレフインはパーフルオロシクロアルカ
ン誘導体である。生成物の陰イオンは19F NMR
スペクトルにより観測され、そして臭素または塩
素で補足されてブロモ−またはクロロ−フルオロ
アルカンを生成する。 [(CH32N]2C HF および枝分れパーフル
オロオレフインを反応させることによりDMF中
においてN,N′,N′−テトラメチルホルムアミ
ジニウムパーフルオロカルバニオンの調製は、デ
リアギナ(Delyagina)ら、イズブ・アカド・ナ
ウク(Izv.Akad.Nauk)SSSR、セル・キム
(Ser.Khim.)、No.102238−2243(1981)、英訳中に
開示されている。前記カルバニンは19F NMR分
光分析により溶液中で特徴づけら、そして低温に
おいて安定であることが発見された。 ヤング(Young)、フルオリン・ケミカル・リ
ビユー(Fluorine Chem.ReV.),1967,,359
−397、とくに360−377ページおよび383−387ペ
ージには、パーフルオロアルキルカルバニオン化
学が一般に考察されており、そしてオレフインの
二量化および重合がとくに考察されている。親核
置換、とくにヨウ化フルオロアルキル合成につい
てのフルオロカルバニオンの使用は詳しく論じら
れている。 ブルンスキル(Brunskill)ら、ケミカル・コ
ミユニケーシヨンズ(Chem.Communications),
1970,1444−1446は、フツ素イオンを触媒とする
ヘキサフルオロプロペンのオリゴリメリゼーシヨ
ン(二量化および三量化)およびヘプタフルオロ
イソプロピルカルバニオンの形成を開示してい
る。 発明の詳細な説明 本発明、およびその目的および利点は、以下の
説明から明らかとなるであろう。 本発明は、式 式中、 R1〜R6は各々独立に各々選択され、少なくと
も2つのアルフア水素原子を有するC1−C20
ルキルであるか、あるいは対R1およびR2、R3
およびR4、およびR5およびR6のいずれかまた
はすべては各々独立に選択され−(CH2−)4また
は−(CH2−)2CHY−(CH2−)であり、ここで Yは水素原子またはメチルであり; R1 f,R2 fおよびR3 fは各々独立に選択され、F、
C1−C20パーフルオロアルキルまたはC4−C12
ーフルオロシクロアルキルであり;そして R4 fはC1−C20パーフルオロアルキルまたはC4
C12パーフルオロシクロアルキルであり;ある
いは 対R1 fおよびR2 f,R3 fおよびR4 f,R1 fおよびR3 f、お
よびR2 fおよびR4 fのいずれか1つは、一緒にな
つて、−(CH2−)oであり、ここでnは整数であ
りかつ2〜6であり;あるいは 対R1 fおよびR2 fおよびR3 fおよびR4 fの各々、ある
いはR1 fおよびR3 fおよびR2 fおよびR4 fの各々は、
一緒になつて、−(CH2−)oであり、ここでnは、
各々独立に選択され、整数でありかつ2〜6で
ある、 のトリス(二置換アミノ)スルホニウムパーフル
オロカルバニオン塩類にある。 また本発明は、パーフルオロカルバニオン塩類
類を製造する方法にある。この方法は、不活性溶
媒中で、式 式中、記号は上に定義した通りである、 のパーフルオロオレフインを、式 [(NR1R2)(NR3R4)NR5R6)]S
(CH33SiF2 式中、各記号は上に定義した通りである、 と接触させかつ反応させてことからなる。 適当な溶媒は、不活性溶媒、すなわち、スルホ
ニウム塩をそれと反応せずに溶解する溶媒を包含
する。例にはニトリル、例えば、アセトニトリ、
プロピオニトリルおよびベンゾニトリル、および
アミン、例えば、ピリジンおよびキノリンを包含
される。 反応は−100℃〜100℃において実施することが
できる。これより高い温度を使用できる、一般に
利益を提供しない。好ましい温度は−80℃〜50℃
である。 周囲圧力は便利であるのでこの反応に好ましい
が、減圧または過圧を使用することができる。 反応は溶媒を使用しないで実施することができ
るが、溶媒の存在は好ましい。溶媒を使用すると
き、フルオロオレフインおよびスルホニウム塩は
少なくとも約0.001モル、好ましくは少なくとも
約0.01モル、より好ましくは少なくとも約0.1モ
ルの濃度で存在すべきである。いずれの反応成分
も適度に過剰であることができるが、反応成分を
ほぼ等モル量で使用するとき、最良の収率が達成
される。大過剰量のいずれかの反応成分は本発明
の所望生成物の望ましくないそれ以上の反応に導
くことがある。しかしながら、選択した場合にお
いて、使用例NおよびOにおいて明らかにされて
いるように、過剰量のフルオロオレフインを使用
してそれ以上の反応を誘発させることが望ましい
ことがある。 いずれかの反応成分を溶媒に添加し、次いで第
2反応成分を添加することができ、あるいは両方
の反応成分を溶媒に同時に添加することができ
る。あるいは、反応成分の一方または双方を溶媒
中でその場で調製し、次いで反応を両方の反応成
分が存在するとき実施することができる。 カルバニオンの多くは減圧において反応溶媒を
蒸発させることにより結晶質固体として単離する
ことができる。単離可能な塩類は、環式および非
環式でありかつ枝分れしたα−炭素原子を含まな
い第三カルバニオンを含有する。第二カルバニオ
ン、あるいはある種の枝分れしたα−炭素原子を
含む非環式カルバニオンを含有Sる塩類は単離さ
れえない。このような塩類は下の実施例4〜7に
例示されている。実施例4および5は溶液中にお
いて、、例えば、分光分析または19F NMRによ
り同定することができ、そして引き続く反応にお
いて、後述するように、直接使用することができ
る。実施例6および7の塩類は溶液中において容
易には同定することができないが、引き続く反応
において使用することができ、そして単離される
生成物の中間体として明白に同定することができ
る。 本発明の好ましいカルバニオン塩類は、R1 f
Fであり、R2 fがFまたはC1−C10パーフルオロア
ルキルであり、そしてR3 fおよびR4 fが各々CF3
あるものである。R1〜R6が各々CH3であるか、
あるいは対R1およびR2、R3およびR4、およびR5
およびR6が各々−(CH25−である上の塩類はよ
り好ましい。R1 fがFであり、R2 fがF、CF3また
はC2F5であり、R3 fFおよびR4 fが各々CF3であり、
そしてR1〜R6が各々CH3であるものは最も好ま
しい。 本発明における使用に好ましいフルオロオレフ
インはR1 fがFであり、R2 fがFまたはC1−C10パー
フルオロアルキル、より好ましくはF、CF3また
はC2F5であり、そしてR3 fおよびR4 fが各々CF3
あるものである。好ましい出発ビルのスルホニウ
ム塩はR1〜R6が各々CH3あるか、あるいは対
R1MおよびR2、R3およびR4、およびR5およびR6
が各々−(CH25−であるものである。最も好ま
しい出発スルホニウム塩はR1〜R6が各々CH3
あるものである。 本発明のパーフルオロカルバニオン塩類、およ
びそれらの調製に使用できる反応成分を次の表に
示す。
【表】
【表】 本発明のカルバニオン塩類はフツ素含有化合物
の合成における中間体として有用である。それら
は高い陰イオン活性を示し、そしてハロゲン
(Cl,Br,I)またはスルホネート基(−
OSO2F、−OSO2CF3、−OSO2Ar)を有機化合物
から容易に置換してフツ素含有有機化合物を生成
する。それらはまたハロゲン(Cl,Br,I)と
反応して対応するパーフルオロアルキルハライド
を生成することができる。これらのカルバニオン
から製造することのできる化合物の体くは、溶
媒、誘電性液体、放射線不透過性診断助剤、薬
物、および人工血液の調製に使用する酸素運搬液
体として有用である。 本発明のカルバニオン塩類は、使用例Oにより
明らかなように、それ自体、フルオロオレフイン
の異性化において有用である。本発明の単離可能
な第三カルバニオン塩類は、また、重合触媒とし
て、例えば、次の文献および特許に記載されてい
る型の基移動重合(group transfer
polymerization)の重合反応における触媒とし
て有用性を有する:ウエブスター(Webster)
ら、ジヤーナル・オブ・ケミカル・ソサイアテイ
(J.Chem.Soc.)105,5706(1983);および米国特
許第4414372号および同第4417034号および米国特
許出願第549408号および549409号、このような方
法において、1種または2種以上のα,β−不飽
和化合物を重合条件下に選択されたケイ素、ゲル
マニウムまたはスズを含有する開始剤および選択
されたルイス酸または陰イオン触媒と接触させ
る。これらの特許および特許出願にはこのような
方法が詳述されており、そしてそれらの開示を引
用によつてここに加える。ここにおける使用例M
はこのような利用を明らかにしている。 化合物の次のリストは、本発明のカルバニオン
塩類から製造できる種々のフルオロ有機化合物を
明らかにする: 1 2−ブロモ−1,1,1,3,3,4,4,
5,5,5−デカフルオロ−2−(トリフルオ
ロメチル)ペンタン(使用例C)および2−ブ
ロモ−1,1,1,3,4,4,4−ヘプタフ
ルオロ−2,3−ビス(トリフルオロブチル)
ブタン(使用例K)は、X線のコントラスト増
強剤のための放射線不透過剤として有用であ
る。 2 ブロモノナフルオロシクロペンタン(使用例
L)は難燃剤として有用である。 3 ヘキサフルオロプロピレントリマー(使用例
N)は誘電率が低い不活性溶媒として有用であ
る。 本発明のカルバニオン塩類は、この分野におい
て既知のものに比較して、有機溶媒中に容易に溶
解し、そして親電子物質と種々の反応をして新規
なフルオロ有機化合物を生成する。第三塩類は結
晶質固体として単離され、高温において安定であ
り、そそしてNMR分光分析により完全に特徴づ
けられる。 以下の実施例において、温度はセ氏であり、1H
NMRスペクトルはテトラメチルシラン標準から
下の場(downfield)においてppmで記録し、そ
して19F NMRスペクトルはオレフイン(Freon
−11)の内部標準からの下の場においてppmで
記録する。すべての反応成分は商業的に入手可能
な既知の化合物である。実施例1〜6において、
フルオロトリメチルシランは副生物として生成さ
れる。 実施例 1 トリス(ジメチルアミノ)スルホニウム1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−
(トリフルオロメチル)−2−プロパニド オクタフルオロイソブチレン、14.8g(0.074
モル)を、75mlの乾燥アセトニトリル中の20.3g
(0.074モル)のトリス(ジメチルアミノ)スルホ
ニウムジフルオロトリメチルシリケートの0℃に
冷却した撹拌溶液中にゆつくり蒸留して入れた。
この反応混合物を25℃に加温し、次いで減圧蒸発
乾固すると、24.4g(86%)のトリス(ジアルキ
ルアミノ)スルホニウム1,1,1,3,3,3
−ヘキサフルオロ−2−(トリフルオロメチル)−
2−プロパニドが白色固体として得られた:融点
160−164℃;19F NMR(CD3CN)−45.0ppm;1H
NMR(CD3CN)2.88ppm。分析;C10H18F9N3S
についての計算値:C、31.33;N、10.96。実測
値:C、31.89;N、11.05。 実施例 2 トリス(ピペリジノ)スルホニウム1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−(トリ
フルオロメチル)−2−プロパニド オクタフルオロイソブチレン、8.34g(0.042
モル)を、50mlのアセトニトリル中の15.0g
(0.038モル)のトリス(ピペリジノ)スルホニウ
ムジフルオロトリメチルシリケートの−10℃に冷
却した撹拌溶液中にゆつくり蒸留して入れた。こ
の反応混合物を25℃に加温し、次いで減圧蒸発乾
固した。残留物を乾燥エーテルで洗浄し、次いで
乾燥すると、17.3g(90%)のトリス(ピペリジ
ノ)スルホニウム1,1,1,3,3,3−ヘキ
サフルオロ−2−(トリフルオロメチル)−2−プ
ロパニドが白色結晶として得られた:融点132−
142℃;1H NMR(CD3CN)δ1.64ppm(m、
18H)、3.21ppm(m、12H):19F NMR(CD3CN)
δ−42.5ppm(s)。分析:C19H30F9N3Sについて
の計算値:C、45.32;H、6.01。実測値:C、
45.48;H、6.17。 実施例 3 トリス(ジメキルキアミノ)スルホニウム1,
1,3,3,4,4,5,5,5−デカフルオ
ロ−2−(トリフルオロメチル)−2−ペンタニ
ド 1,1,1,3,4,4,5,5,5−ノナフ
ルオロ−2−トリフルオロメチル−2−ペンタン
(24.4g、0.088モルを、10mlのアセトニトリル中
の22.0g(0.08モル)のトリス(ジアルキルアミ
ノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケー
トの溶液中に添加した。この反応混合物を均質に
なるまで撹拌し、、次いで減圧蒸発乾固すると、
36.0g(94%)のトリス(ジメチルアミノ)スル
ホニウム1,1,1,3,3,4,4,5,5,
5−デカフルオロ−2−(トリフルオロメチル)−
2−ペンタニドが得られた:融点60−70℃;19F
NMR(CD3CN)−41.1ppm(t、t、J=10.4Hz、
3F)、−91.7ppm(よく分解された多重線、2F)、−
125.3ppm(m、2F);1H NMR(CD3CN)
δ2.98ppm(s)。分析:C12H18F13N3Sについての
計算値:C、29.82;H、3.75;F、51.10;N、
8.69。実測値:C、29.43;H、3.87;F、
50.70;N、8.77。 実施例 4 トリス(ジアルキルアミノ)スルホニウム1,
1,3,4,4,4−ヘプタフルオロ−2,3
−ビス(トリフルオロメチル)−2−ブタニド 30mlのアセトニトリル中の7.40g(0.027モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフル
オロトリメチルシリートの溶液に8.00g(0.27モ
ル)のテトラキス(トリフルオロメチル)エチレ
ンを溶解することにより、アセトニトリル中のト
リス(ジメチルアミノ)スルホニウム1,1,
1,3,4,4,4−ヘプタフルオロ−2,3−
ビス(トリフルオロメチル)−2−ブタニドの溶
液を調製した。この反応を、また、ACD3CNお
よびプロピオニトリルを溶媒として使用して、反
復してこれらの溶媒中の生成物の溶液を得た。19F
NMR(プロピオニトリル、−79.7゜)δ−39.1ppm
(m、6F)、−71.5ppm(m、6F)[フツ素について
の信号は広過ぎて測定できない];19F NMR
(CD3CN、25゜)δ−58.1ppm(1/2w=27 Hz)
[すべてのフツ素はこの温度において教則な交換
のため同等である]。 実施例 5 トリス(ジアルキルアミノ)スルホニウム1,
2,2,3,3,4,4,5,5−ノナフルオ
ロシクロペンタニド 100mlのアセトニトリル中の21.4g(0.078モ
ル)のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジ
フルオロトリメチルシリケートの0℃に冷却した
溶液に15g(0.071モル)のパーフルオロシクロ
ペンテンを溶解することにより、アセトニトル中
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウム1,
2,2,3,3,4,4,5,5−ノナフルオロ
シクロペンタニドの溶液を調製した。このペンタ
ニドの溶液を、また、プロピオニトリルおよびベ
ンゾニトリルを使用して調製した。19F NMR(プ
ロピオニトリル)δ−79.4ppm(m、4F)、−
126.7ppm(m、4F)および−131.9ppm(m、1F)。 実施例 6 トリス(ジメチルアミノ)スルホニニウム1−
パーフルオロシクロブチル−1−パーフルオロ
シクロブタニド 20mlのアセトニトリル中の1.67g(0.0061モ
ル)のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジ
フルオロトリメチルシリケートの0℃に冷却した
溶液に、パーフルオロビシクロブチレンおよびパ
ーフルオロ(1−シクロブチルシクロブテン)の
混合物(2.0g、0.0062モル)を滴下した。この
反応混合物を25℃に加温し、次いで減圧蒸発乾固
すると、前記カルバニオンが無色の粘稠な液体と
して得られた:1H NMR(CD3CN)δ2.85ppm
(s);19F NMR(CD3CN)δ−86.3ppm(d、J
=43 4F 陰イオンの中心に隣接する原子)、−
156.2ppm(広い、第三C−F)、および122−
134ppm(8F、割当てられない)。 次の参考例により、本発明の化合物の利用を明
らかにする。 参考例 A 2−ブロモ−1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロ−2−トリフルオロメチルプロパン 75mlのベンゾニトリル中に33.4g(0.12モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフル
オロトリメチルシリケートおよび24.0g(0.12モ
ル)のパーフルオロイソブチレンを溶解すること
により調製した、トリス(ジメチルアミノ)スル
ホニウム1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオ
ロ−2−(トリフルオロメチル)−プロパニドの溶
液に、臭素、17.25g(0.108モル)を0℃におい
て滴下し、次いで副生物のフルオロトリメチルシ
ランを減圧において追出した。この反応混合物を
蒸発させて揮発性生成物をつめたいトラツプ(−
78℃)中に移した。大気圧においてトラツプの内
容物を昇華すると、26.11g(81%)の2−ブロ
モ−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−
2−(トリフルオロメチル)プロパンが非常に揮
発性の固体として得られた:融点46−51℃:19F
NMR(CD3CN)δ−67.6ppm(s)。 参考例 B 3,3,3−トリフルオロ−2,2−ビス(ト
リフルオロメチル)プロピルベンゼン 75mlのアセトニトリル中に24.4g(0.122モル)
のオクタフルオロイソブチレンおよび33.6g
(0.122モル)のトリス(ジメチルアミノ)スルホ
ニウムジフルオロトリメチルシリケートを溶解す
ることにより調製した、トリス(ジアルキルアミ
ノ)スルホニウム1,1,1,3,3,3−ヘキ
サフルオロ−2−(トリフルオロメチル)−プロパ
ニドの溶液に、臭素、18.8g(0.108モル)を10
℃において滴下した。この反応混合物を25℃に加
温し、一夜撹拌し、次いで氷水中へ注いだ。水性
混合物をエーテルで抽出し、エーテル抽出液を水
で3回洗浄し、燥し(MgSO4)、そして蒸留する
と、27.35g(81%)の3,3,3−トリフルオ
ロ−2,2−ビス(トリフルオロメチル)プロピ
ルベンンゼンが無色の液体として得られた:沸点
53−54℃(12mm)、これは冷却すると、固化して
白色固体になる:1H NMR(CD3CN)δ:
83.39ppm(s、2H)、7.28ppm(s、5H);19F
NMR(CD3CN)δ−62.3ppm(s)。分析:
C11H7F9についての計算値:C、42.59;H、
2.28;F、55.13。実測値:C、42.45;H、
2.23;F、55.00。 参考例 C 2−ブロモ−1,1,1,3,3,4,4,
5,5,5−デカフルオロ−2−(トリフルオ
ロメチル)ペンタン 40mlのベンゾニトリル中の参考例Dにおけるよ
うに調製した(ただし、量を除外する)トリス
(ジメチルアミノ)スルホニウム1,1,1,3,
3,4,4,5,5,5−デカフルオル−2−
(トリフルオロメチル)−2−ペンタニドの溶液
に、臭素、7.99g(0.05モル)を0℃において滴
下した。この反応混合物を25℃に加温し、溶媒を
減圧蒸発乾固すると、12.8g(75%)の2−ブロ
モ−1,1,1,3,3,4,4,5,5,5−
デカフルオロ−2−トリフルオロメチル)ペンタ
ンが無色の液体として得られた:沸点96.5−97.2
℃;19F NMR(CD3CN)δ−65.2ppm(m、6F)、
−81.1ppm(t、3F)、−105.9ppm(2F)および−
122.6ppm(2F)。分析:C6BrF13についての計算
値:C、18.06;F、61.91。実測値;C、17.90;
F、61.55。 参考例 D 2−クロロ−1,1,1,3,3,4,4,
5,5,5−デカフルオロ−2−(トリフルオ
ロメチル)ペンタン 75mlのベンゾニトリル中に20.2g(0.073モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフル
オロトリメチルシリケートおよび20.0g(0.0665
モル)の1,1,1,3,4,4,5,5,5−
ノナフルオロ−2−トリフルオロメチル−2−ペ
ンタンを溶解することにより調製した、トリス
(ジメチルアミノ)スルホニウム1,1,1,3,
3,4,4,5,5,5−デカフルオロ−2−
(トリフルオロメチル)−ペンタニドの溶液に、塩
素、4.73g(0.067モル)を0℃において滴下し、
次いで副生物のフルオロトリメチルシランを減圧
において追出した。この反応混合物を25℃に加温
し、大気圧において再蒸留すると、18.2g(77
%)の所望のクロロ化合物が無色の液体として得
られた:沸点84−85℃;19F NMR(CD3CN)δ
−67.7ppm(t、t、J=12、10 Hz、6F)、−
81.1ppm(t、J=13 Hz、3F)、−109.4ppm(m、
2F)および−123.5ppm(m、2F)。分析:
C6ClF13についての計算値:C、20.33。実測値:
C、19.5。 参考例 E 3,3,4,4,5,5,5−ヘプタフルオロ
−2,2−ビス(トリフルオロメチル)ペンタ
ン 75mlのベンゾニトリル中に20.2g(0.073モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフル
オロトリメチルシリケートおよび20.0g(0.0665
モル)の1,1,1,3,3,4,4,5,5,
5−ノナフルオロ−2−トリフルオロメチル−2
−ペンタンを溶解することにより調製した、トリ
ス(ジメチルアミノ)スルホニウム1,1,1,
3,3,4,4,5,5,5−デカフルオロ−2
−(トリフルオロメチル)−ペンタニドの撹拌溶液
に、0℃においてメチルフルオロサルフエート
(7.6g、0.0665モル)を滴下した。この反応混合
物を25℃に加温し、この反応混合物のより揮発性
の部分を減圧蒸留すると、13.27g(60%)の3,
3,4,4,5,5,5−ヘプタフルオロ−2,
2−ビス(トリフルオロメチル)ペンタンが無色
の液体として得られた:沸点88−89℃;19F
NMR(CD3F)δ−67.7ppm(t、t、6F)、−
81.1ppm(t、3F)、−110.5ppm(m、2F)および
−123.7ppm(m、2F);1H NMR(CD3CN)
δ1.72ppm。分析:C7H3F13についての計算値:
C、25.17;H、0.91;F、73.93。実測値:C、
24.88;H、0.87F、73.64。 参考例 F 4,4,5,5,6,6,6−ヘプタフルオロ
−3,3−ビス(トリフルオロメチル)ヘキサ
ン 参考例Eに記載する手順を反復するが、10.28
g(0.067モル)のジエチルサルフエートを使用
した。4,4,5,5,6,6,6−ヘプタフル
オロ−3,3−ビス(トリフルオロメチル)ヘキ
サンが無色の液体として得られた:沸点104℃;
19F NMR(CD3CN)δ−64.1ppm(t、t、6F)、
−80.5ppm(t、3F)、−107.1ppm(m、2F)およ
び−122.6ppm(m、2F);1H NMR(CD3CN)
δ1.24ppm(t、J=7 Hz、3H)および2.32ppm
(q、J=7 Hz、2H)。分析:C8H5F13につい
ての計算値:C、27.60;H、1.45;F、70.95。
実測値:C、27.99;H、1.68;F、70.61。 参考例 G 3,3,4,4,5,5,5−ヘプタフルオロ
−2,2−ビス(トリフルオロメチル)ペンチ
ルベンゼン 50mlのアセトニトリル中の15.0g(0.031モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウム1,
1,1,3,3,4,4,5,5,5−デカフル
オロ−2−(トリフルオロメチル)−2−ペンタニ
ドの溶液に臭化ベンジル4.77g(0.028モル)を
滴下した。この反応混合物を25℃に加温し、一夜
撹拌し、次いで氷水中へ注いだ。水性混合物をエ
ーテルで抽出し、エーテル抽出液を乾燥し
(MgSO4)、次いで蒸留すると、7.5g(66%)の
3,3,4,4,5,5,5−ヘプタフルオロ−
2,2−ビス(トリフルオロメチル)ペンチルベ
ンゼンが無色の液体として得られた:沸点62−63
℃(5mm);19F NMR(CD3CN)δ−62.4ppm
(t、t、6F)、−80.7ppm(t、3F)、−106.3ppm
(m、2F)および−123.3ppm(2F);1H NMR
(CD3CN)δ3.52ppm(s、2H)および7.27ppm
(s、5H)。分析:C13H7F13についての計算値:
C、37.82;H、1.72;F、60.21。実測値:C、
37.82;H、1.73;F.60.42。 参考例 H 4−ニトロ−2′,2′,3′,3′4′,4′,4′−ヘプ

フルオロ−1′,1′−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンゼンブタン 75mlのアセトニトリル中に31.33g(0.11モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフル
オロトリメチルシリケートおよび34.2g(0.11モ
ル)の1,1,1,3,4,4,5,5,5−ノ
ナフルオロ−2−トリフルオロメチル−2−ペン
タンを溶解することにより調製した、トリス(ジ
メチルアミノ)スルホニウム1,1,1,3,
3,4,4,5,5,5−デカフルオロ−2−
(トリフルオロメチル)−ペンタニドの撹拌溶液
に、p−ニトロベンゼンジアゾニウムヘキサフヘ
キサフルオロホスフエート、33.6g(0.11モル)
を0℃において少しずつ添加した。この反応混合
物を25℃に加温し、1.5時間撹拌し、次いで800ml
の氷水中に注いだ、。水を半固体残留物からデカ
ンテーシヨンし、残留物をエーテルで洗浄する
と、24.5g(72%)のトリス(ジメチルアミノス
ルホニウム)ヘキサフルオロホスフエートが得ら
れた:沸点275−260℃。エーテル洗浄液を水で3
回抽出し、乾燥し(MgSO4)、そして蒸発乾固す
ると、45.8g(89%)の前記アゾ化合物が鮮明な
オレンジ色の油として得られた;n25 D=1.4292;
19F NMR(CD3CN)δ−63.8ppm(m、76F)、−
80.9ppm(t、3F)、−110.5ppm(m、2F)および
−124.2ppm(m、2F);1H NMR(CD3CN)
δ8.3ppm(A2B2のパターン)。分析:
C12H4F13N3O2についての計算値:C、30.72;
H、0.86;F、52.64;N、8.96。実測値:C、
30.84;H、0.87;F、52.51;N、8.89。 参考例 I 2′,2′,3′,3′,4′,4′,4′−ヘプタフルオロ

1′,1′−ビス(トリフルオロメチル)ペンゼン
ブタン 参考例Hに記載する手順を反復するが、ただし
等量のベンゼンジアゾニウムヘキサフルオロホス
フエートをp−ニトロベンゼンジアゾニウムヘキ
サフヘキサフルオロホスフエートの代わりに使用
した。72%の収率の前記アゾ化合物がオレンジ色
の油として得られた;n25 D=1.4292;19F NMR
(CD3CN)δ−64.0ppm(6F)、−81.ppm(t、
3F)、−110.6ppm(m、、2F)および−124.0ppm
(m、2F):1H NMR(CD3CN)δ7.5ppm(m、
3H)、7.85ppm(m、2H)。分析:C12H5F13N2
ついての計算値:C、33.98:H、1.19;F、
58.22;N、6.61。実測値:C、34.15;H、
1.21:F、58.22;N、6.61。 参考例 J 1,1,1,3,3,4,4,5,5,5−デ
カフルオロ−2−ニトロソ−2−(トリフルオ
ロメチル)ペンタン 100mlのアセトニトリル中の23.8g(0.086モ
ル)のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジ
フルオロトリメチルシリケートおよび21.5g
(0.0717モル)の1,1,1,3,4,4,5,
5,5−ノナフルオロ−2−(トリフルオロメチ
ル)−2−ペンタニドの溶液に塩化ニトロシル、
5.10g(0.078モル)をゆつくり蒸留して入れた。
この反応混合物の下のブルーの層を分離し、水で
洗浄し、乾燥し(MgSO4)、次いで蒸留すると、
前記ニトロソ化合物が深いブルーの液体として得
られた:沸点72−74℃;19F NMR(CD3CN)δ
−63.5ppm(m、6F)、−81.0ppm(t、3F)、−
109.7ppm(m、2F)および−124.7ppm(m、
2F);IR(純粋)1620-1。分析:C6F13NOについ
ての計算値:C、20.65;N、4.01。実測値:C、
20.41;N、4.29。 参考例 K 2−ブロモ−1,1,1,3,4,4,4.ヘプ
タフルオロ−2,3−ビス(トリフルオロブチ
ル)ブタン 25mlのベンゾニトリル中に6.9g(0.025モル)
のトリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフル
オロトリメチルシリケートおよび6.3g(0.021モ
ル)のテトラキス(トリフルオロメチル)エチレ
ンを溶解することにより調製した、トリス(ジメ
チルキルアミノ)スルホニウム1,1,1,3,
3,4,4,4−ヘプタフルオロ−2,3−ビス
(トリフルオロメチル)−2−ブタニドの溶液に、
臭素、4.0g(0.025モル)を0℃において滴下
し、次いで副生物のフルオロトリメチルシランを
減圧において追出した。生成物をこの反応混合物
の中から減圧蒸留し、次いで同気圧において再蒸
留すると、前記臭化物が無色の液体として得られ
た:沸点92−93℃;19F NMR(CD3CN)δ−
63.55ppm(septet、d、J=10、5Hz、6F)およ
び−160.7ppm(m、1F)。分析:C6BrF13につい
ての計算値:C、18.6;Br、20.03;F、61.91。
実測値:C、18.14;Br、19.88;F、61.76。 参考例 L ブロモノナフルオロシクロペンタン 実施例5に記載するようにして調製したベンゾ
ニトリル中のトリス(ジメチルアミノ)スルホニ
ウム1,2,2,3,3,4,4,5,5−ノナ
フルオロシクロペンタニドの溶液に臭素を添加し
た。反応混合物を蒸留すると、前記ブロモノナフ
ルオロシクロペンタンが無色の油として得あLれ
た:沸点64−65℃;19F NMR(CD3F)δ−
112.4ppm(d、J=262 Hz、2F)、−132.6ppm
(d、J=262 Hz、2F)、−141.4ppm(m、1F)、
−125.4ppm(d、J=255 Hz、2F)および−
127.8ppm(d、J=255 Hz、2F)。 参考例 M トリス(ジメチルアミノ)スルホニウム1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−
(トリフルオロメチル)−2−プロパニドを使用
するメチルメタクリレートの重合 0.25mlのアセトニトリル中の60mgのトリス(ジ
メチルアミノ)スルホニウム1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロ−2−(トリフルオロメ
チル)−2−プロパニドの溶液を、25mlのテトラ
ヒドロフラン中の0.60gのメチルトリメチシリル
ジメチルケトンアセタールの溶液に−78℃におい
て添加した。5.0mlのメチルメタクリレートを添
加し、そしてこの反応混合物を0℃に加温し、そ
の温度において発熱反応が起こり、そして温度は
45℃に上昇した。25℃に冷却後、さらに5.0mlの
メチルメタクリレートを添加した。発熱がやんだ
後、さらに5.0mlのメチルメタクリレートを添加
した。揮発性部分を蒸発させると、13.6gの無色
のポリマーが得られた。ゲル透過クロマトグラフ
イーの分析は=3920およびn=3030を示し
た。 参考例 N ヘキサフルオロプロパンの三量重合 この参考例は、フルオロオレフインの三量重合
における本発明のカルバニオン塩の利用を説明す
る。下の反応式は第1工程におけるカルバニオン
塩の形成、引き続くカルバニオン塩と過剰のオレ
フインとの三量体を生成する反応を示す。副生物
はこの反応式に示されていない。 CF3CF=CF2+〔(CH32N〕3S (CH33SiF2 →(CF32C FS 〔N(CH323CF3CF=CF2 ――――――――→ 〔(CF32CF〕2C=CFCF3+(CF32C=C(
C2F5)CF(CF32 排気しかつ100mlのベンゾニトリル中に5.0gの
トリス(ジメチルアミノ)スルホニウムジフルオ
ロトリメチルシリケートの溶液を含有する溶融す
る氷で冷却したフラスコに、ヘキサフルオロプロ
ペンを通入した。700mmHgのヘキサフルオロプロ
ペンの圧力を約7時間維持した。下の有機層を分
離し、そして蒸留すると、600.0gのヘキサフル
オロプロペンの三量体が無色の液体として得られ
た、沸点113−113.6℃。19F NMR分析は、三量体
の混合物の2つの主要成分がパーフルオロ(2,
4−ジメチル−3−エチル−2−ペンテン)、57
%、およびパーフルオロ(4−メチル−3−イソ
プロピル−2−ペンテン)、37%、であることを
示した。 参考例 O パーフルオロ−1−ヘプテンのトランス−パー
フルオロ−3−ヘプテンへの異性化 この参考例はフルオロオレフインの異性化への
本発明のカルバニオン塩の利用を明らかにする。
次の反応式は異性化に含まれる工程を示す。ここ
でTASFはトリス(ジメチルアミノ)スルホニウ
ムジフルオロトリメチルシリケートである。本発
明のカルバニオン塩類は中間体として生成する。 (1) CF3(CF24CF=CF2TASE ―――――→ CF3(CF24C F(CF3)S 〔N(CH323(〓) ―――→ CF3(CF23CF=CFCF3+F S 〔N(CH323 (2) CF3(CF23CF=CFCF3TACE ―――――→ CF3(CF23C F(C2F5)S 〔N(CH323(〓) ―――→ CF3(CF22CF=CF−C2F5+F S 〔N(CH323 2.53g(9.2ミリモル)のトリス(ジメチルア
ミノ)スルホニウムジフルオロトリメチルシリケ
ート(TASF)、1.69g(4.6ミリモル)のパーフ
ルオロ−1−ヘプテン、および3mlの乾燥ベンゾ
ニトリルの混合物を撹拌し、40℃に加温した。下
の有機層を分離し、水で洗浄すると、トランス−
パーフルオロ−3−ヘプテンが無色の液体として
得られた:19F NMR(CD3F)δ−81.7ppm(m、
3F)、−118.3ppm(m、2F)、−123,3ppm(m、
2F)、−124.1ppm(m、2F)、−126.6(m、2F)、−
89.3ppm(d、d、t、J=41.52、6 Hz、1F)、
−105.8ppm(d、d、t、t、J=117.52、28、
3 Hz、1F)、および−186−4ppm(d、d、m、
J=117.41 Hz、1F)。 本発明を実施するための最良の方法 現在考えられる最良の方法は、実施例1〜3お
よび8、ことに実施例1および3に代表される。 工業的利用 本発明の化合物は、多数の商業的用途、例え
ば、工業用溶媒、誘電性流体、液圧流体、製剤放
射線不透過性診断助剤、人工血液において使用す
る酸素運搬液体として利用することができるフツ
素化化合物の調製における中間体として、および
α,β−不飽和化合物、例えば、(メト)アクリ
レートエステル、そのポリマーは工業的に広く使
用されている、の重合における触媒として使用さ
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 式中、 R1,R2,R3.R4,R5およびR6は各々独立に少
    なくとも2つのアルフア水素原子を有する低級
    アルキルであるか、或いは対R1およびR2,R3
    およびR4、並びにR5およびR6は各々−(CH2−)p
    であり、ここでpは4または5であり; R1 f、R2 fおよびR3は各々独立にFまたは低級パ
    ーフルオロアルキルであり、そしてR4 fは低級
    パーフルオロアルキルまたは低級パーフルオロ
    シクロアルキルであるか、或いは R1 fとR3 f、またはR2 fとR4 fは一緒になつて−(CH2
    )(oであり、ここにnは2〜6の整数である、 のトリス(二置換アミノ)スルホニウムパーフル
    オロカルバニオン塩類。 2 R1 fがFであり、R2 fが低級パーフルオロアル
    キルであり、そしてR3 fおよびR4 fの各々がCF3
    ある特許請求の範囲第1項記載の塩。 3 R1,R2,R3,R4,R5およびR6の各々がCH3
    である特許請求の範囲第2項記載の塩。 4 対R1およびR2,R3およびR4、並びにR5およ
    びR6の各々が−(CH2−)5である特許請求の範囲第
    2項記載の塩。 5 R2 fがCF3またはC2F5である特許請求の範囲第
    4項記載の塩。 6 式 式中、 R1,R2,R3,R4,R5およびR6は各々独立に少
    なくとも2つのアルフア水素原子を有する低級
    アルキルであるか、或いは対R1およびR2,R3
    およびR4、並びにR5およびR6は各々−(CH2−)p
    であり、ここでpは4または5であり; R1 f,R2 fおよびR3は各々独立にFまたは低級パ
    ーフルオロアルキルであり、そしてR4 fは低級
    パーフルオロアルキルまたは低級パーフルオロ
    シクロアルキルであるか、或いは R1 fとR3 f、またはR2 fとR4 fは一緒になつて−(CH2
    −)oであり、ここにnは2〜6の整数である、 のトリス(二置換アミノ)スルホニウムパーフル
    オロカルバニオン塩類を製造するにあたり、式 式中、R1 f,R2 f,R3 fおよびR4 fは上に定義した通
    りである、 のパーフルオロオレフインを、式 [(NR1R2)(NR3R4)(NR5R6)]S
    (CH33SiF2 式中、R1,R2,R3,R4,R5およびR6は上に定
    義した通りである、 のスルホニウム塩と、不活性溶媒中で接触させか
    つ反応させて、前記パーフルオロカルバニオン塩
    を生成せしめることを特徴とする前記トリス(二
    置換アミノ)スルホニウムパーフルオロカルバニ
    オン塩の製造方法。 7 R1 fがFであり、R2 fが低級パーフルオロアル
    キルであり、そしてR3 fおよびR4 fの各々がCF3
    ある特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 R1,R2,R3,R4,R5およびR6の各々がCH3
    である特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 対R1およびR2,R3およびR4、並びにR5およ
    びR6の各々が−(CH25−である特許請求の範囲
    第7項記載の塩。 10 R2 fがCF3またはC2F5である特許請求の範囲
    第8項記載の方法。
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