JPH0977709A - 2−置換−1,3−プロパンジオールの製造方法 - Google Patents

2−置換−1,3−プロパンジオールの製造方法

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JPH0977709A
JPH0977709A JP23667895A JP23667895A JPH0977709A JP H0977709 A JPH0977709 A JP H0977709A JP 23667895 A JP23667895 A JP 23667895A JP 23667895 A JP23667895 A JP 23667895A JP H0977709 A JPH0977709 A JP H0977709A
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伸一 井上
Hideji Iwasaki
秀治 岩崎
Sunao Nakagawa
直 中川
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(57)【要約】 【課題】 種々の医薬、農薬中間体として有用な2−置
換−1,3−プロパンジオールの工業的に有利な製造方
法の提供。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 で示されるアルデヒドを、沸点が50℃より高いエーテ
ル系溶媒中、塩基性触媒の存在下にホルマリン水溶液と
反応させてα位をモノヒドロキシメチル化し、次いで還
元反応に付すことを特徴とする一般式(II) 【化2】 で示される2−置換−1,3−プロパンジオールの製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2−置換−1,3
−プロパンジオールの製造方法に関する。本発明により
製造される2−置換−1,3−プロパンジオールは、各
種医薬、農薬の合成中間体として、例えば抗炎症剤、鎮
痛剤として効果が期待されている(1S,4R)−シス
−1−エチル−1,3,4,9−テトラヒドロ−4−
(フェニルメチル)ピラノ[3,4−b]インドール−
1−酢酸の合成中間体として有用である。
【0002】
【従来の技術】2−置換−1,3−プロパンジオールの
合成法としては、例えば、マロン酸ジエチルをナトリウ
ムエトキシドの存在下にベンジルクロリドでアルキル化
したのち、水素化リチウムアルミニウムで還元すること
により2−ベンジル−1,3−プロパンジオールを得る
方法が知られている[マクロモレキュラズ(Macromolec
ules)、20巻、1416〜1419頁(1987年)参照]。また、
アルデヒドのα位にヒドロキシメチル基を導入する方法
としては、イソバレルアルデヒドを、炭酸カリウム水溶
液を用いてジエチルエーテルとホルマリン水溶液の二相
系で反応させ、目的物であるヒドロキシメチル体を得る
方法が知られている[ザ ジャーナル オブ アメリカ
ン ケミカル ソサエティー(The Journal of America
n ChemicalSociety)、70巻、1694〜1699頁(1948年)
参照]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の2−ベンジル−
1,3−プロパンジオールの製造方法は、原料であるマ
ロン酸ジエチルおよび還元剤である水素化リチウムアル
ミニウムが高価であること、さらに水素化リチウムアル
ミニウムは工業的に取り扱いが困難であることから、工
業的に有利な製造方法とは言い難い。また、上記のアル
デヒドのα位にヒドロキシメチル基を導入する方法は、
反応溶媒にジエチルエーテルを使用しており、該溶媒の
引火性、揮発性、過酸化物の蓄積性等の理由から、工業
的に有利な製造方法とは言い難い。一方、ヒドロキシメ
チル化反応溶媒として一般的なアルコール系の溶媒は、
後述の比較例からも明らかなように、反応速度が非常に
速く、反応調節が困難なため、目的物であるモノヒドロ
キシメチル体がジヒドロキシメチル体および脱水体に変
換し、収率が低下するという欠点を有している。しかし
て、本発明の目的は、工業的に取り扱いの困難な溶剤を
用いることなく、2−置換−1,3−プロパンジオール
を選択的に製造し得る方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明よれば、上記の目
的は、一般式(I)
【0005】
【化3】
【0006】(式中、Rは置換基を有していてもよいア
ルキル基、アリール基またはアラルキル基を表す。)で
示されるアルデヒド(以下、これをアルデヒド(I)と
略記することがある)を、沸点が50℃より高いエーテ
ル系溶媒中、塩基性触媒の存在下にホルマリン水溶液と
反応させてα位をモノヒドロキシメチル化し、次いで還
元反応に付すことを特徴とする一般式(II)
【0007】
【化4】
【0008】(式中、Rは前記定義のとおりである。)
で示される2−置換−1,3−プロパンジオール(以
下、これを2−置換−1,3−プロパンジオール(II)
と略記することがある)の製造方法を提供することによ
り達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】前記一般式(I)および(II)に
おいてRが表すアルキル基は、直鎖状または分岐鎖状の
いずれでもよく、炭素数1〜10のアルキル基が好まし
い。かかるアルキル基としては、例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、イソアミル基、イソバレル基、ヘキシル基、
オクチル基、デシル基等が挙げられる。Rが表すアリー
ル基としては、例えばフェニル基、ナフチル基等が挙げ
られ、アラルキル基としてはベンジル基等が挙げられ
る。これらのアルキル基、アリール基およびアラルキル
基は置換基を有していてもよく、置換基としては塩素原
子、臭素原子等のハロゲン原子が挙げられる。また、ア
リール基およびアラルキル基のアリール基部分の置換基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基等の炭素数
1〜6の低級アルキル基が挙げられる。
【0010】本発明において使用される沸点が50℃よ
り高いエーテル系溶媒としては、例えば、テトラヒドロ
フラン、テトラヒドロピラン、ジオキサン、1,1−ジ
メトキシエタン、1,2−ジメトキシエタン、ジイソプ
ロピルエーテル等が挙げられる。中でもテトラヒドロフ
ランが好ましい。
【0011】本発明において使用される塩基性触媒とし
ては、例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物等が挙げられる
が、特に炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等が好ましい。
塩基性触媒の使用量は、アルデヒド(I)1モルに対し
て0.05〜20モルの範囲が好ましく、1〜2モルの
範囲がより好ましい。かかる塩基性触媒は通常水溶液と
して使用するが、水溶液中の塩基性触媒の濃度は5〜2
0w/v%の範囲であることが好ましい。
【0012】反応に用いられるホルマリン水溶液の濃度
は特に限定されず、例えば、市販品の20〜45%水溶
液を用いることができる。その使用量は、反応速度、経
済性、副生成物の分離等の観点から、アルデヒド(I)
1モルに対して1〜100モルの範囲が好ましく、2〜
20モルの範囲がより好ましい。
【0013】反応温度は、0〜50℃の範囲であること
が好ましく、0〜5℃の範囲であることがより好まし
い。
【0014】上記の方法により製造されるアルデヒドの
ヒドロキシメチル体の反応混合物からの単離精製は、通
常の有機化合物の単離精製において用いられる方法と同
様にして行われる。例えば、反応混合物を水にあけ、酢
酸エチル、イソプロピルエーテル等の有機溶媒で抽出す
る。抽出液を水で洗浄中和し、次いで飽和食塩水で洗浄
したのち、乾燥、濃縮して粗生成物が得られる。この粗
生成物は、通常の分離方法に従って精製することも可能
であるが、粗生成物をそのまま次の還元反応に用いるこ
とも可能である。
【0015】還元は、一般的な接触水素添加方法で行う
ことができる。かかる反応に使用される触媒としては、
ニッケル、コバルト、ロジウム、パラジウム、プラチナ
等の適当な金属触媒が挙げられる。好ましくはラネーニ
ッケル等であるが、モリブデン変性のラネーニッケルを
使用することがより好ましい。この反応は溶媒中で行う
のが好ましく、溶媒としては、例えばエタノール、メタ
ノール等のアルコール系溶媒等が使用される。水添温度
は、20〜150℃の範囲であることが好ましく、90
〜110℃の範囲であることがより好ましい。反応水素
圧は、通常、5〜100kg/cm2 の範囲であること
が好ましく、10〜30kg/cm2 の範囲であること
がより好ましい。
【0016】このようにして得られた2−置換−1,3
−プロパンジオール(II)の反応混合物からの単離・精
製は、上記の方法により製造される水添生成物から触媒
を濾別したのち、濾液を減圧下に濃縮することによって
粗生成物を得、該生成物を必要に応じて蒸留、再結晶ま
たはクロマトグラフィー等により精製することによって
行われる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例により限定される
ものではない。
【0018】比較例1 3−フェニルプロピオンアルデヒド1gをメタノール1
0mlに溶解し、得られた溶液に、20℃で37%ホル
マリン水溶液3.0ml、10%炭酸カリウム水溶液1
0.4mlを順次加え、30分間撹拌した。得られた2
−ヒドロキシメチル−3−フェニルプロピオンアルデヒ
ド(目的物)、並びに副生成物であるジヒドロキシメチ
ル体(2,3−ジヒドロキシメチル−3−フェニルプロ
ピオンアルデヒド)および脱水体(C6 5 −CH2
C(=CH2 )−CHO)のHPLCでの収率はそれぞ
れ5.9%、45.2%、31.8%であった。
【0019】実施例1 2−ヒドロキシメチル−3−フェニルプロピオンアルデ
ヒドの合成 実施例1− 3−フェニルプロピオンアルデヒド1gをテトラヒドロ
フラン10mlに溶解し、得られた溶液に20℃で37
%ホルマリン水溶液3.0ml、10%炭酸カリウム水
溶液10.4mlを順次加え、3時間撹拌した。得られ
た2−ヒドロキシメチル−3−フェニルプロピオンアル
デヒド、ジヒドロキシメチル体(2,3−ジヒドロキシ
メチル−3−フェニルプロピオンアルデヒド)および脱
水体(C6 5 −CH2 −C(=CH2 )−CHO)の
HPLCでの収率はそれぞれ45.6%、16.3%、
27.6%であった。
【0020】実施例1− 反応温度を1℃、反応時間を15時間にした以外は実施
例1−と同様の条件で反応を行った。得られた2−ヒ
ドロキシメチル−3−フェニルプロピオンアルデヒド、
ジヒドロキシメチル体(2,3−ジヒドロキシメチル−
3−フェニルプロピオンアルデヒド)および脱水体(C
6 5 −CH2 −C(=CH2 )−CHO)のHPLC
での収率はそれぞれ56.0%、6.7%、12.9%
であった。
【0021】実施例1− 3−フェニルプロピオンアルデヒド10gをテトラヒド
ロフラン100mlに溶解したのち、1℃に冷却した。
この溶液に、37%ホルマリン水溶液を加え、次いで、
14%炭酸カリウム水溶液73.5mlを滴下し、1℃
のまま5時間撹拌した。反応終了液を水にあけ、酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を水で洗浄中和し、次いで飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ
たのち、減圧下に濃縮し、粗ヒドロキシメチル体14.
4gを得た。
【0022】実施例2 2−ベンジル−1,3−プロパンジオールの合成 実施例1−で得られた粗ヒドロキシメチル体14.4
gにエタノール144mlを加えたのち、モリブデン変
性ラネーニッケル1.44gを添加し、100℃、水素
圧20気圧、11時間反応させた。反応終了後、反応液
を濾過し、ラネーニッケルを除去したのち、濾液を濃
縮、真空蒸発した。これにトルエンを加え再結晶するこ
とによって2−ベンジル−1,3−プロパンジオール
5.6gを得た。
【0023】
【発明の効果】本発明によって、2−置換−1,3−プ
ロパンジオールを工業的に有利に製造することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、ア
    リール基またはアラルキル基を表す。)で示されるアル
    デヒドを、沸点が50℃より高いエーテル系溶媒中、塩
    基性触媒の存在下にホルマリン水溶液と反応させてα位
    をモノヒドロキシメチル化し、次いで還元反応に付すこ
    とを特徴とする一般式(II) 【化2】 (式中、Rは前記定義のとおりである。)で示される2
    −置換−1,3−プロパンジオールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112574016A (zh) * 2020-12-03 2021-03-30 万华化学集团股份有限公司 一种苯丙醛合成α-甲基肉桂醛的方法

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