JPH0977391A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
- Publication number
- JPH0977391A JPH0977391A JP7239494A JP23949495A JPH0977391A JP H0977391 A JPH0977391 A JP H0977391A JP 7239494 A JP7239494 A JP 7239494A JP 23949495 A JP23949495 A JP 23949495A JP H0977391 A JPH0977391 A JP H0977391A
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- JP
- Japan
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- elevator
- control
- program
- time
- measuring
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】制御装置10より離れた位置に設置された監視
装置17から、運行制御を行うためのモジュールの実行
時間などを測定する要求を伝送する。これはI/Oイン
ターフェイス19を経由しCPU11によりRAM12
の測定プログラム選択テーブルに格納される。制御装置
10は、各周辺装置からの信号またはマイコン内のRA
M12,ROM13におけるデータを基にCPU11が
ROM13に格納されている制御モジュールを実行しエ
レベータを制御する。 【効果】処理時間を考慮に入れたモジュールの管理を正
確に行うことが可能となる。また、万一の処理時間オー
バトラブル発生時の原因究明を可能とした。さらに、デ
バッグ効率が向上する。
装置17から、運行制御を行うためのモジュールの実行
時間などを測定する要求を伝送する。これはI/Oイン
ターフェイス19を経由しCPU11によりRAM12
の測定プログラム選択テーブルに格納される。制御装置
10は、各周辺装置からの信号またはマイコン内のRA
M12,ROM13におけるデータを基にCPU11が
ROM13に格納されている制御モジュールを実行しエ
レベータを制御する。 【効果】処理時間を考慮に入れたモジュールの管理を正
確に行うことが可能となる。また、万一の処理時間オー
バトラブル発生時の原因究明を可能とした。さらに、デ
バッグ効率が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータを
用いたエレベータの制御装置に関する。
用いたエレベータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在ほとんどのエレベータがマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンと呼称)による制御を行って
いる。また、かご呼び登録,走行制御などの様々なエレ
ベータの運行制御を行うために複数のモジュールを用い
ている。従来はモジュール全体の実行時間を監視し、処
理時間が所定時間より長い場合エレベータを主制御装置
から切離す方式(特開昭54−8350号公報)や、各エレベ
ータ共通の基本モジュールと各建物固有のオプションモ
ジュールを別々の記憶装置に格納し、処理時間が所定時
間より長い場合オプションモジュールを切離し必要最低
限の機能を保つ方式(特公平7−39320号公報)を採用し
ている。
ンピュータ(以下マイコンと呼称)による制御を行って
いる。また、かご呼び登録,走行制御などの様々なエレ
ベータの運行制御を行うために複数のモジュールを用い
ている。従来はモジュール全体の実行時間を監視し、処
理時間が所定時間より長い場合エレベータを主制御装置
から切離す方式(特開昭54−8350号公報)や、各エレベ
ータ共通の基本モジュールと各建物固有のオプションモ
ジュールを別々の記憶装置に格納し、処理時間が所定時
間より長い場合オプションモジュールを切離し必要最低
限の機能を保つ方式(特公平7−39320号公報)を採用し
ている。
【0003】また個々のモジュールの実行状況を信号と
して波形で見るなどして時間を測定していた。
して波形で見るなどして時間を測定していた。
【0004】このように、ハード,ソフト両面で監視は
していたものの、所定時間に達した時点の対処法に重点
が置かれ、タイムオーバに至る条件の究明やモジュール
の特定はできなかった。
していたものの、所定時間に達した時点の対処法に重点
が置かれ、タイムオーバに至る条件の究明やモジュール
の特定はできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エレベータの運行制御
を行う複数のモジュールが通常の処理では正常でも、あ
る特定のデータを入力された時のみ実行時間が所定時間
を超過するような場合、異常なモジュールの特定ができ
ず原因究明が成されないため異常発生を繰り返す不都合
があった。
を行う複数のモジュールが通常の処理では正常でも、あ
る特定のデータを入力された時のみ実行時間が所定時間
を超過するような場合、異常なモジュールの特定ができ
ず原因究明が成されないため異常発生を繰り返す不都合
があった。
【0006】本発明の目的は異常時の条件およびモジュ
ールの特定を可能とすることにある。
ールの特定を可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はマイコンによる制御を行うエレベータで、
エレベータ制御のための特定のモジュールを指定し、前
記モジュールの実行時間を測定する時間測定手段と、前
記モジュールの起動周期を測定する起動周期測定手段
と、前記時間測定手段により測定した最大実行時間を記
録する最大時間記録手段と、前記起動周期測定手段によ
り測定した最大起動周期記録手段と、前記時間測定時に
前記モジュールの入出力データを記録する制御データ記
録手段と、エレベータ制御装置より遠隔に設置した監視
装置から前記時間測定手段および起動周期測定手段を起
動可能とする遠隔操作手段と、前記時間測定手段および
起動周期測定手段により測定したデータを前記監視装置
に伝送する情報伝送手段と、前記時間測定手段により測
定中に割り込みが発生した場合、割り込み発生時に前記
タイマのカウントを停止し、割り込み終了時に前記タイ
マのカウントを再開するタイマ停止手段を設ける。
め、本発明はマイコンによる制御を行うエレベータで、
エレベータ制御のための特定のモジュールを指定し、前
記モジュールの実行時間を測定する時間測定手段と、前
記モジュールの起動周期を測定する起動周期測定手段
と、前記時間測定手段により測定した最大実行時間を記
録する最大時間記録手段と、前記起動周期測定手段によ
り測定した最大起動周期記録手段と、前記時間測定時に
前記モジュールの入出力データを記録する制御データ記
録手段と、エレベータ制御装置より遠隔に設置した監視
装置から前記時間測定手段および起動周期測定手段を起
動可能とする遠隔操作手段と、前記時間測定手段および
起動周期測定手段により測定したデータを前記監視装置
に伝送する情報伝送手段と、前記時間測定手段により測
定中に割り込みが発生した場合、割り込み発生時に前記
タイマのカウントを停止し、割り込み終了時に前記タイ
マのカウントを再開するタイマ停止手段を設ける。
【0008】
【作用】本発明はエレベータの運行制御を行う複数のモ
ジュールの中の特定モジュールを指定し、実行時間また
は実行周期を測定し、同時にその時の入出力データを記
録することにより各モジュールの評価を容易にし、最適
なモジュール構成とすることが可能となる。
ジュールの中の特定モジュールを指定し、実行時間また
は実行周期を測定し、同時にその時の入出力データを記
録することにより各モジュールの評価を容易にし、最適
なモジュール構成とすることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図8を用い
て説明する。
て説明する。
【0010】図1はエレベータの制御系の主なる部分お
よび各周辺装置を含めたブロック図である。エレベータ
制御装置10は、各周辺装置からの信号またはマイコン
内のRAM12,ROM13におけるデータを基にCP
U11がROM13に格納されているエレベータ制御モ
ジュールを実行しエレベータを制御する。タイマ14
は、内部にカウンタを有し所定の数値から定期的に減算
し0になるとCPU11に割り込み信号を発生し、再び
所定の数値から減算を開始する。
よび各周辺装置を含めたブロック図である。エレベータ
制御装置10は、各周辺装置からの信号またはマイコン
内のRAM12,ROM13におけるデータを基にCP
U11がROM13に格納されているエレベータ制御モ
ジュールを実行しエレベータを制御する。タイマ14
は、内部にカウンタを有し所定の数値から定期的に減算
し0になるとCPU11に割り込み信号を発生し、再び
所定の数値から減算を開始する。
【0011】エレベータ制御装置10から離れた位置に
あるエレベータ監視装置17は信号を伝送することでエ
レベータを遠隔に操作可能であり、エレベータ制御装置
10からの信号を受信し表示することが可能である。リ
トライ回路18は、CPU11 からある一定周期で信号が入
力されない場合、CPU11にリセット処理を促す信号
を発生する。I/Oインターフェース19により外部の
各装置とエレベータ制御装置との信号伝送を行う。
あるエレベータ監視装置17は信号を伝送することでエ
レベータを遠隔に操作可能であり、エレベータ制御装置
10からの信号を受信し表示することが可能である。リ
トライ回路18は、CPU11 からある一定周期で信号が入
力されない場合、CPU11にリセット処理を促す信号
を発生する。I/Oインターフェース19により外部の
各装置とエレベータ制御装置との信号伝送を行う。
【0012】図2はエレベータ制御モジュールの起動管
理用テーブルであり、モジュールレベル(以下、ML)
が小さいほど実行する優先順位が高くなっており、No.
が小さい順に起動する。また、MLごとに実行打ち切り
時間(以下、DT)が設定されており、このDTを越えて
モジュールが実行されている場合、図1のCPU11か
らリトライ回路18に信号が出力されずリセット処理が
行われる。
理用テーブルであり、モジュールレベル(以下、ML)
が小さいほど実行する優先順位が高くなっており、No.
が小さい順に起動する。また、MLごとに実行打ち切り
時間(以下、DT)が設定されており、このDTを越えて
モジュールが実行されている場合、図1のCPU11か
らリトライ回路18に信号が出力されずリセット処理が
行われる。
【0013】また、図1のタイマ14に設定する所定時
間は、このDTよりも長い時間を設定するものとする。
間は、このDTよりも長い時間を設定するものとする。
【0014】ここで、MLについて説明する。各モジュ
ールは実行時周期が異なり、MLの高いものほど実行周
期が短くなっている。
ールは実行時周期が異なり、MLの高いものほど実行周
期が短くなっている。
【0015】ここで、低いMLのモジュール実行中に高
いMLのモジュールの実行が命令されると、割り込み処
理となり低いMLのモジュール実行を中断し高いMLの
モジュールを実行する。また、高いMLのモジュールの
実行終了後、割り込みが解除されると低いMLのモジュ
ールの実行を再開する。
いMLのモジュールの実行が命令されると、割り込み処
理となり低いMLのモジュール実行を中断し高いMLの
モジュールを実行する。また、高いMLのモジュールの
実行終了後、割り込みが解除されると低いMLのモジュ
ールの実行を再開する。
【0016】図3はモジュール実行時間およびインター
バル測定プログラムを選択および起動するための測定プ
ログラム起動テーブルである。このテーブルは図1のR
AM12に格納されエレベータ監視装置17からも変更
可能である。テーブル構成は、先頭の1バイトに測定種
別(TB1)を設定する。また、TB1が$00の場
合、図2に示した斜線枠(TL=1および2)のモジュ
ールを常時測定する。
バル測定プログラムを選択および起動するための測定プ
ログラム起動テーブルである。このテーブルは図1のR
AM12に格納されエレベータ監視装置17からも変更
可能である。テーブル構成は、先頭の1バイトに測定種
別(TB1)を設定する。また、TB1が$00の場
合、図2に示した斜線枠(TL=1および2)のモジュ
ールを常時測定する。
【0017】自動測定でない場合、実行時間測定対象と
なるモジュールのモジュールナンバを設定する(TB
2)。次に終了モジュールナンバを設置する(TB
3)。このTB3には、例えば一つのモジュールのみを
測定する場合は、TB2と同一の数値を設定する。また
インターバル測定対象となるモジュールのモジュールナ
ンバはTB4に設定する。
なるモジュールのモジュールナンバを設定する(TB
2)。次に終了モジュールナンバを設置する(TB
3)。このTB3には、例えば一つのモジュールのみを
測定する場合は、TB2と同一の数値を設定する。また
インターバル測定対象となるモジュールのモジュールナ
ンバはTB4に設定する。
【0018】図4は割り込み処理フローを示した。モジ
ュール実行中に割り込みが発生すると、図1に示すタイ
マ14のカウントを停止し(S01)、外部との通信な
どの割り込み処理を実行する(S02)。割り込み処理
が終了すると再びタイマ14のカウントを再開する(S
03)。
ュール実行中に割り込みが発生すると、図1に示すタイ
マ14のカウントを停止し(S01)、外部との通信な
どの割り込み処理を実行する(S02)。割り込み処理
が終了すると再びタイマ14のカウントを再開する(S
03)。
【0019】図5はモジュール実行時間測定時のフロー
チャートであり、図6はインターバル測定フローチャー
トである。
チャートであり、図6はインターバル測定フローチャー
トである。
【0020】図7は実行時間算出フローである。図8は
算出した時間などを記録する時間記録テーブルであり自
動測定時用と、モジュール指定時用の2種存在する。
算出した時間などを記録する時間記録テーブルであり自
動測定時用と、モジュール指定時用の2種存在する。
【0021】ここで、エレベータ監視装置17より遠隔
操作で、図2のM21とM22の実行時間の測定を行う
場合について説明する。
操作で、図2のM21とM22の実行時間の測定を行う
場合について説明する。
【0022】エレベータ監視装置17より測定要求が発
生すると、CPU11はエレベータ監視装置17より送
られてきたデータをRAM12にある測定プログラム選
択テーブル(図3)に格納する。ここでモジュールM2
1とM22の実行時間の測定を行う場合、測定プログラ
ム選択テーブルTB1に$01,TB2に$22,TB
3に$23が設定される。
生すると、CPU11はエレベータ監視装置17より送
られてきたデータをRAM12にある測定プログラム選
択テーブル(図3)に格納する。ここでモジュールM2
1とM22の実行時間の測定を行う場合、測定プログラ
ム選択テーブルTB1に$01,TB2に$22,TB
3に$23が設定される。
【0023】CPU11はROM13に格納されている
モジュールを図2の管理テーブルに従い順次起動する。
ここでTB1が$00である場合、時間測定は行わずに
モジュールを実行する。TB1が$01で、且つ、これ
から実行するモジュールがTB2に設定されたモジュー
ルナンバである場合、測定プログラムTPRG1(図
5)を選択し実行する(S20)。また、TB3に設定
されたモジュールナンバを実行するまでTPRG1を実
行する(S20)。
モジュールを図2の管理テーブルに従い順次起動する。
ここでTB1が$00である場合、時間測定は行わずに
モジュールを実行する。TB1が$01で、且つ、これ
から実行するモジュールがTB2に設定されたモジュー
ルナンバである場合、測定プログラムTPRG1(図
5)を選択し実行する(S20)。また、TB3に設定
されたモジュールナンバを実行するまでTPRG1を実
行する(S20)。
【0024】実行時間測定プログラムTPRG1では、
タイマのカウンタ停止を解除し(S21)、この時点で
のタイマカウンタ値をT1とし同時にモジュールで使用
するRAMデータ入力RAMデータ記録テーブルにコピ
ーする(S22)。
タイマのカウンタ停止を解除し(S21)、この時点で
のタイマカウンタ値をT1とし同時にモジュールで使用
するRAMデータ入力RAMデータ記録テーブルにコピ
ーする(S22)。
【0025】次にモジュールを起動し、モジュール終了
時のタイマカウンタ値をT2とし、同時にモジュールで
使用するRAMデータ出力RAMデータ記録テーブルに
コピーする(S24)。ここでT1とT2が設定される
と実行時間を算出しデータを記録する(S25,図
7)。
時のタイマカウンタ値をT2とし、同時にモジュールで
使用するRAMデータ出力RAMデータ記録テーブルに
コピーする(S24)。ここでT1とT2が設定される
と実行時間を算出しデータを記録する(S25,図
7)。
【0026】実行時間の算出(図7)は、先ず測定回数
を示す測定カウンタをカウントアップ(S40)し、カ
ウンタが1の場合(S41)は各時間記録テーブルの初
期化を行う(S41′)。次にT1からT2を減算し
(S42)、実行時間RTとする。次にタイマ14が所
定時間が経過する度に出力する信号の回数を測定開始時
と測定終了時との差分だけ所定時間をRTに足す(S4
4)。
を示す測定カウンタをカウントアップ(S40)し、カ
ウンタが1の場合(S41)は各時間記録テーブルの初
期化を行う(S41′)。次にT1からT2を減算し
(S42)、実行時間RTとする。次にタイマ14が所
定時間が経過する度に出力する信号の回数を測定開始時
と測定終了時との差分だけ所定時間をRTに足す(S4
4)。
【0027】次に算出された数値から最大,最小,平均
算出し各時間記録テーブルに格納する(S45)。ここ
で測定カウンタが測定上限回数であれば(S46)測定
カウンタをクリアし(S47),自動測定かまたはモジ
ュール指定による測定か判定する(S48)。自動測定
の場合、測定結果の内、最大値のみを故障情報などを記
録するトラブルモニタテーブルに記録し(S49)、処
理を終了する。
算出し各時間記録テーブルに格納する(S45)。ここ
で測定カウンタが測定上限回数であれば(S46)測定
カウンタをクリアし(S47),自動測定かまたはモジ
ュール指定による測定か判定する(S48)。自動測定
の場合、測定結果の内、最大値のみを故障情報などを記
録するトラブルモニタテーブルに記録し(S49)、処
理を終了する。
【0028】モジュール指定による測定の場合、TBを
クリア(S48)し、自動測定状態に移行する。
クリア(S48)し、自動測定状態に移行する。
【0029】また、測定回数が上限に達するとCPU1
1は、時間記録テーブル(図3)のデータをエレベータ
監視装置17に伝送し、エレベータ監視装置17は送ら
れてきた時間データを自身の表示器に表示する。
1は、時間記録テーブル(図3)のデータをエレベータ
監視装置17に伝送し、エレベータ監視装置17は送ら
れてきた時間データを自身の表示器に表示する。
【0030】次にインターバル測定時について説明す
る。
る。
【0031】実行時間測定時とは異なり全てのモジュー
ルの実行時間をカウントする。
ルの実行時間をカウントする。
【0032】先ずタイマのカウント停止を行い(S3
1)、各時間記録テーブルの測定カウンタが0の場合、
タイマのカウントを再開し(S34)、現在のタイマ値
をT1とし(S35)、モジュールを起動する(S3
6)。測定カウンタが0でない場合、現在のタイマカウ
ント値を読み出しT2とし(S32)、インターバルを
算出、記録する(S33)。
1)、各時間記録テーブルの測定カウンタが0の場合、
タイマのカウントを再開し(S34)、現在のタイマ値
をT1とし(S35)、モジュールを起動する(S3
6)。測定カウンタが0でない場合、現在のタイマカウ
ント値を読み出しT2とし(S32)、インターバルを
算出、記録する(S33)。
【0033】インターバル値算出は、実行時間算出と同
様に行い(図7)、測定回数が上限に達するとCPU1
1は、時間記録テーブル(図3)のデータをエレベータ
監視装置17に伝送し、エレベータ監視装置17は送ら
れてきた時間データを自身の表示器に表示する。
様に行い(図7)、測定回数が上限に達するとCPU1
1は、時間記録テーブル(図3)のデータをエレベータ
監視装置17に伝送し、エレベータ監視装置17は送ら
れてきた時間データを自身の表示器に表示する。
【0034】
【発明の効果】本発明によりエレベータの運行制御を行
う複数のモジュールの実行時間または実行周期を自動的
に測定することにより、処理時間を考慮に入れたモジュ
ールの管理を正確に行うことが可能となる。また、同時
にその時の入出力データを記録することにより、万一の
処理時間オーバトラブル発生時の原因究明を可能とし
た。
う複数のモジュールの実行時間または実行周期を自動的
に測定することにより、処理時間を考慮に入れたモジュ
ールの管理を正確に行うことが可能となる。また、同時
にその時の入出力データを記録することにより、万一の
処理時間オーバトラブル発生時の原因究明を可能とし
た。
【図1】本発明の実施例の制御系ブロック図。
【図2】本発明の実施例のエレベータ制御モジュールの
実行管理の説明図。
実行管理の説明図。
【図3】本発明の実施例の測定プログラム選択の説明
図。
図。
【図4】本発明の実施例の割り込み処理フローチャー
ト。
ト。
【図5】本発明の実施例の実行時間測定フローチャー
ト。
ト。
【図6】本発明の実施例のインターバル測定フローチャ
ート。
ート。
【図7】本発明の実施例の実行時間算出処理フローチャ
ート。
ート。
【図8】本発明の実施例の実行時間データ記録テーブル
の説明図。
の説明図。
10…エレベータ制御装置、11…CPU、12…RA
M、13…ROM、14…タイマ、15…エレベータ駆
動装置、16…呼び釦および表示器、17…エレベータ
監視装置。
M、13…ROM、14…タイマ、15…エレベータ駆
動装置、16…呼び釦および表示器、17…エレベータ
監視装置。
Claims (9)
- 【請求項1】多階床をサービスするエレベータと、一つ
以上のマイクロコンピュータによりかご呼び制御および
/またはドア開閉制御および/または走行制御を行うプ
ログラムを備えたエレベータ制御装置において、前記プ
ログラムの全体または一部の実行時間を測定する実行時
間測定手段を備えたことを特徴とするエレベータ制御装
置。 - 【請求項2】多階床をサービスするエレベータと、マイ
クロコンピュータによりかご呼び制御および/またはド
ア開閉制御および/または走行制御を行う複数のプログ
ラムと、前記制御プログラムを実行管理する実行管理プ
ログラムと、時間を計数するカウンタとを備えたエレベ
ータ制御装置において、前記制御プログラムの全体また
は一部の実行時間を測定する時間測定手段を備えたこと
を特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項3】多階床をサービスするエレベータと、マイ
クロコンピュータによりかご呼び制御および/またはド
ア開閉制御および/または走行制御を行うプログラムを
備えたエレベータ制御装置において、前記プログラムの
内指定したプログラムの起動周期を測定する起動周期測
定手段を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項4】多階床をサービスするエレベータと、マイ
クロコンピュータによりかご呼び制御および/またはド
ア開閉制御および/または走行制御を行う複数のプログ
ラムと、前記制御プログラムを実行管理する実行管理プ
ログラムと、時間を計数するカウンタとを備えたエレベ
ータ制御装置において、 前記制御プログラムの起動周期を測定する起動周期測定
手段を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項5】多階床をサービスするエレベータと、マイ
クロコンピュータによりかご呼び制御および/またはド
ア開閉制御および/または走行制御を行う複数のプログ
ラムと、前記制御プログラムを実行管理する実行管理プ
ログラムと、時間を計数するカウンタとを備えたエレベ
ータ制御装置において、前記制御プログラムの全体また
は特定のプログラムの実行時間を測定する時間測定手段
と、過去の最大値をトラブルモニタテーブルに記録する
最大時間記録手段を備えたことを特徴とするエレベータ
制御装置。 - 【請求項6】多階床をサービスするエレベータと、マイ
クロコンピュータによりかご呼び制御および/またはド
ア開閉制御および/または走行制御を行うプログラムを
備えたエレベータ制御装置において、前記プログラムの
内指定したプログラムの起動周期を測定する起動周期測
定手段と、過去の最大起動周期をトラブルモニタテーブ
ルに記録する最大起動周期記録手段を備えたことを特徴
とするエレベータ制御装置。 - 【請求項7】請求項1または2において、前記制御プロ
グラムの実行時間測定時に前記制御プログラムの入出力
データを記録する制御データ記録手段を備えたエレベー
タ制御装置。 - 【請求項8】請求項1,2,3,4,5または6におい
て、エレベータ制御装置より遠隔に設置した監視装置か
ら前記時間測定手段および前記起動周期測定手段を起動
可能とする遠隔操作手段と、前記時間測定手段および前
記起動周期測定手段により測定したデータを前記監視装
置に伝送する情報伝送手段を備えたエレベータ制御装
置。 - 【請求項9】請求項2において、割り込み処理が発生し
た場合、割り込み発生時に前記タイマのカウントを停止
し、割り込み処理終了後に前記タイマのカウントを再開
するタイマ停止手段を備えたエレベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239494A JPH0977391A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239494A JPH0977391A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | エレベータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977391A true JPH0977391A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17045621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7239494A Pending JPH0977391A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977391A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100351287B1 (ko) * | 1999-10-29 | 2002-09-10 | 엘지 오티스 엘리베이터 유한회사 | 엘리베이터의 고장검출 방법 및 장치 |
CN102234046A (zh) * | 2010-05-07 | 2011-11-09 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯控制软件现场调试系统 |
CN106542390A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-03-29 | 宁波瑞曼特新材料有限公司 | 一种电梯运行方法及系统 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP7239494A patent/JPH0977391A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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