JPH0616354A - エレベータの監視装置 - Google Patents

エレベータの監視装置

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JPH0616354A
JPH0616354A JP17682192A JP17682192A JPH0616354A JP H0616354 A JPH0616354 A JP H0616354A JP 17682192 A JP17682192 A JP 17682192A JP 17682192 A JP17682192 A JP 17682192A JP H0616354 A JPH0616354 A JP H0616354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
maintenance
time
work
inspection work
Prior art date
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Pending
Application number
JP17682192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniomi Inomata
邦臣 猪股
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP17682192A priority Critical patent/JPH0616354A/ja
Publication of JPH0616354A publication Critical patent/JPH0616354A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータの保守点検作業に要する時間を監
視するエレベータの監視装置において、保守点検作業中
の保守員の安全管理の精度を低下させることなく、保守
点検作業の監視時間の延長操作を自動化して作業効率を
向上させる。 【構成】 エレベータの動作を監視すると共に保守点検
作業時にオンに設定される作業スイッチ24と作業スイ
ッチ24がオンである時間即ち保守点検作業時間を計測
するタイマ26とを有する通信制御装置2Aに、タイマ
リセット回路27を設ける。タイマ26による計測時間
が所定の監視時間内である場合にエレベータ制御装置1
からのエレベータの走行開始信号を検出したときにタイ
マリセット回路27によりタイマ26による計測を初期
化して初期値から計測し直す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータの監視装
置に関し、特にエレベータの保守点検作業の際に保守員
の安全を管理するエレベータの監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの保守点検作業の際に、保守
員の安全管理に寄与する装置として、例えば特開平3−
13470号公報に示されたエレベータの監視装置があ
る。図3において、1はエレベータの制御装置であり、
中央処理装置として機能するCPU11と伝送用インタ
ーフェース12を有し、エレベータの駆動を適宜制御す
る。
【0003】2は通信制御装置であり、CPU21によ
り、前記伝送用インターフェース12に接続された通信
用インターフェース22を介してエレベータの動作を監
視して、エレベータの異常時には異常内容をネットワー
クコントロールユニット23及び電話回線3を介して遠
隔地に設置された中央監視装置4に発信する。
【0004】また、通信制御装置2は、保守点検作業の
開始及び終了時に保守員が操作する作業スイッチ24
と、この作業スイッチ24とCPU21とを接続するイ
ンターフェース25と、作業時間を計測するタイマ26
とを有し、タイマ26による計測時間が所定の監視時間
を経過しても保守点検作業が終了しない場合に保守員異
常信号を電話回線3を介して中央監視装置4に発信す
る。
【0005】なお、中央監視装置4は電話回線3に接続
される通信用インターフェース41と、ホストコンピュ
ータ42とを有する。
【0006】次に、上述した構成の従来例の動作につい
て説明する。保守員は、保守点検作業開始の際に作業ス
イッチ24をオンにする。この作業スイッチ24のオン
信号はインターフェース25を介してCPU21によっ
て検出される。
【0007】作業スイッチ24のオン信号は、保守点検
作業の開始信号として扱われ、タイマ26を起動する。
タイマ26は、保守点検作業開始からの経過時間を計測
する。タイマ26の計測時間が所定の監視時間に達した
ときに、CPU21は保守員に異常が発生したと判断し
て保守員異常信号をネットワークコントロールユニット
23及び電話回線3を介して中央監視装置4に発信す
る。
【0008】ただし、通常は、前記所定の監視時間内に
保守点検作業が終了して保守員が作業スイッチ24をオ
フに操作することにより、保守員異常信号は発信されな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの監
視装置は上述したように構成されているので、エレベー
タの保守点検作業に要する時間が所定の監視時間よりも
超過する事態が生じた場合、保守員は通信制御装置2か
ら保守員異常信号が発信される前に自分でタイマ26を
延長操作して監視時間を延長する必要があった。通常、
作業スイッチ24の設置場所と保守点検作業場所とが遠
距離例えばビルの屋上と最下階である場合が多いため
に、保守員はタイマ26の延長操作の際には保守点検作
業を中断して作業スイッチ24の設置場所まで行かなけ
ればならないので、保守点検作業の効率が低下するとい
う問題点があった。
【0010】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、保守点検作業中の保守員の安全
管理の精度を低下させることなく、保守点検作業の監視
時間の延長操作を自動化して作業効率を向上させること
ができるエレベータの監視装置を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの監視装置は、エレベータを駆動制御するエレベータ
制御装置と、前記エレベータ制御装置からのエレベータ
の動作情報を中央監視装置に伝送すると共に、エレベー
タの保守点検作業の際に作業時間を計測して保守点検作
業開始から所定時間経過しても保守点検作業が終了して
いない場合に保守員異常信号を前記中央監視装置に伝送
する通信制御装置を備えたエレベータの監視装置におい
て、前記通信制御装置に、保守点検作業開始から所定時
間内に保守点検作業時のエレベータの動作情報を検出し
た場合に作業時間の計測を初期化する作業時間延長手段
を備えたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、通信制御装置に備えられ
た作業時間延長手段により、保守点検作業開始から所定
時間内に保守点検作業時のエレベータの動作情報を検出
した場合に作業時間の計測を初期化する。これにより、
作業時間が初期値から計測し直される。
【0013】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の実施例1を示すブロック
図である。同図では、図3の従来例の通信制御装置2に
替えて、タイマ26による保守点検作業時間の計測を初
期化する作業時間延長手段としてのタイマリセット回路
27を有する通信制御装置2Aを設け、CPU21の指
令によってタイマ26の計測値を初期値に戻して保守点
検作業の監視時間を延長する。
【0014】なお、通信制御装置2Aは、保守点検作業
中もエレベータ制御装置1からのエレベータの動作情報
に基づいてエレベータの動作状態をリアルタイムで監視
する。
【0015】次に、上述した構成の実施例1の動作を図
2のCPU21の処理を示すフローチャートを参照しな
がら説明する。まず、保守員は、保守点検作業を開始す
る際に通信制御装置2Aの作業スイッチ24をオンにす
る。この作業スイッチ24のオン信号はインターフェー
ス25を介してCPU21によって検出されて保守点検
作業開始信号として扱われる。
【0016】CPU21は、ステップS1で、作業スイ
ッチ24がオンされたか否かを判断し、オンされたこと
を確認した場合にステップS2でタイマ26を起動す
る。これにより、タイマ26は保守点検作業の経過時間
の計測を開始する。
【0017】続いて、ステップS3で、タイマ26によ
る計測時間が所定の監視時間を経過したか否かを判断
し、経過した場合は保守員に異常が発生したと判断し、
従来通りの処置としてステップS4にて電話回線3を介
して中央監視装置4に保守員異常信号を発信する。
【0018】また、前記ステップS3で、まだ所定の監
視時間内であると判断した場合には、ステップS5に進
んで再度作業スイッチ24の状態を判断し、オフを検出
したならば、保守点検作業が適正に終了したと判断して
処理を終了する。
【0019】前記ステップS5で、作業スイッチ24が
オンの場合は、ステップS6に進む。ステップS6で
は、エレベータ制御装置1から得られるエレベータの動
作状態を判断し、例えばエレベータが走行を開始した信
号を検出した場合は保守点検作業が適正に行われている
と判断してステップS7に進みタイマリセット回路27
によりタイマ26の計測を初期化する。そして、ステッ
プS3に戻りタイマ26による保守点検作業時間の計測
を初期値からやり直す。
【0020】ステップS6で、エレベータの走行を開始
した信号を検出しない場合にはタイマ26の計測を初期
化せずに、ステップS3に戻って保守点検作業時間の計
測を継続する。
【0021】なお、前記ステップS1で、作業スイッチ
24がオフであること確認した場合には、保守点検作業
は行われないので、ステップS0に進んで通常の処理プ
ログラムを実行する。
【0022】この実施例1では、上述したように、保守
点検作業開始から所定の監視時間内にエレベータの走行
開始を検出した場合にタイマリセット回路27により自
動的にタイマ26を初期化して保守点検作業の監視時間
を延長するように構成されているので、保守員は時間を
気にせずに保守点検作業を行うことができる。
【0023】また、保守点検作業開始から所定の監視時
間内にエレベータの走行開始を検出しない場合にはタイ
マ27による計測を初期化せずに継続して所定の監視時
間を経過したら保守員異常信号を発信するため、万一保
守員の身に異常が生じて動くことができなくなった場合
に保守員の異常を確実に遠隔地の中央監視装置に伝える
ことができるので、保守員の安全管理の精度が低下する
ことがない。
【0024】実施例2.上記実施例1では、タイマ26
の初期化を行うか否かの判断を、ステップS6でエレベ
ータの走行が開始されたか否かの判断に基づいて処理す
るが、その他のエレベータの状態の変化に基づいて処理
しても良い。例えば、エレベータかご室内の通常乗客が
必要に応じて操作するドア開押しボタンの状態を検出
し、その状態に基づいてタイマ26の初期化を行うか否
かを判断しても、上記実施例1と同様の効果を得ること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、保守
点検作業開始から保守員の異常発生を判断するまでの保
守点検作業の監視時間を固定化せず、保守点検作業が適
正に行われていれば監視時間を保守点検作業時間に応じ
て自動的に延長されるように構成したので、保守点検作
業が監視時間よりも超過する事態になっても保守員が自
分で監視時間の延長操作をしなくても良く、安全管理の
制度を低下させることなく保守員の負担を軽減すること
ができるので、保守点検作業の効率を向上させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】従来のエレベータの監視装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 エレベータ制御装置 2A 通信制御装置 27 タイマリセット回路 4 中央監視装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータを駆動制御するエレベータ制
    御装置と、前記エレベータ制御装置からのエレベータの
    動作情報を中央監視装置に伝送すると共に、エレベータ
    の保守点検作業の際に作業時間を計測して保守点検作業
    開始から所定時間経過しても保守点検作業が終了してい
    ない場合に保守員異常信号を前記中央監視装置に伝送す
    る通信制御装置を備えたエレベータの監視装置におい
    て、前記通信制御装置に、保守点検作業開始から所定時
    間内に保守点検作業時のエレベータの動作情報を検出し
    た場合に作業時間の計測を初期化する作業時間延長手段
    を備えたことを特徴とするエレベータの監視装置。
JP17682192A 1992-07-03 1992-07-03 エレベータの監視装置 Pending JPH0616354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17682192A JPH0616354A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 エレベータの監視装置

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JP17682192A JPH0616354A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 エレベータの監視装置

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JPH0616354A true JPH0616354A (ja) 1994-01-25

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ID=16020436

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JP17682192A Pending JPH0616354A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 エレベータの監視装置

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JP (1) JPH0616354A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000203773A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Fujitec Co Ltd エレベ―タの遠隔監視システム
JP2007226622A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Noritsu Koki Co Ltd 実施判定方法
JP2019055827A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 株式会社日立ビルシステム エレベーター監視システムおよび保守員管理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000203773A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Fujitec Co Ltd エレベ―タの遠隔監視システム
JP2007226622A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Noritsu Koki Co Ltd 実施判定方法
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