JPH0977018A - 円板の位置合せ装置 - Google Patents

円板の位置合せ装置

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JPH0977018A
JPH0977018A JP23540595A JP23540595A JPH0977018A JP H0977018 A JPH0977018 A JP H0977018A JP 23540595 A JP23540595 A JP 23540595A JP 23540595 A JP23540595 A JP 23540595A JP H0977018 A JPH0977018 A JP H0977018A
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JP
Japan
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data
disk
disc
alignment
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP23540595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayoshi Ooshima
久慶 大島
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円板の円周方向の位置合せを自動的に行う。 【解決手段】 コンパクトディスク(以下CD) 回転用
モータ8でCD16を回転し、センサ11、12がCD16の表
面に印刷された位置合せマークの検出を行う。センサ1
1、12で検出されたデータは、逐次それぞれのセンサア
ンプ17、18でRGB信号に変換されて、プログラマブル
コントローラ(以下PC)19に入力される。PC19は、
入力されたデータと、予め登録された所定のデータとを
照合する。センサ11、12の検出したデータが両方とも、
それぞれの所定のデータと一致した場合、PC19は出力
端子22から停止信号を発してCD回転用モータ8の回転
を停止させ、直ちにCD16を静止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク等の円板の位置合せ装置に関し、特に、円周方向の位
置を自動的に合せることのできる円板の位置合せ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(以下CD)の包装
工程では、外観が統一された均一な製品を出荷するため
に、CDのタイトル等が印刷された面の所定の部位が容
器(プラスチックケースや不織布の封筒など)の所定の
位置に対応するように位置合せをして容器内に収納する
必要がある。
【0003】従来、このCD包装工程の位置合せは、手
作業で行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手作業による位置合せ方法では、作業の効率化が難
しく、所定時間内に行える作業量に限界があった。ま
た、費用面でも不利であるという問題点があった。この
作業を自動化するために様々な試みが行われたが、特に
円周方向の位置合せの自動化が困難なため、実現には至
らなかった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑み、
円周方向の位置合せを自動的かつ効率的に行うことので
きる円板の位置合せ方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、円板の中心部を回転中心として該円板を回
転させる円板回転手段と、回転中の前記円板の表面に記
録されたデータを所定の固定位置で検出するデータ検出
手段と、前記データ検出手段で検出されたデータと所定
のデータとを比較するデータ比較手段と、前記データ検
出手段で検出されたデータと所定のデータとが一致した
回転位置で、前記円板の回転を停止する回転停止手段と
を含んで構成され、前記円板を円周方向の所定の位置で
自動的に静止させるものであることを特徴とする。
【0007】これにより、円板の円周方向の位置合せを
自動的に行うことができる。また、請求項2に係る発明
では、前記データ検出手段は、前記円板の表面に相対さ
せ、互いの位置を異ならせて設けた2つの独立したセン
サにより構成され、双方の検出データが共にそれぞれの
所定のデータと一致した回転位置で前記円板の回転を停
止して、前記円板を円周方向の所定の位置で静止させる
ものであることを特徴とする。
【0008】これにより、より正確な位置合せを行うこ
とができる。また、請求項3に係る発明では、前記所定
のデータは、円板の表面に形成した位置合せマークであ
ることを特徴とする。これにより、位置合せを正確かつ
容易に行える。また、請求項4に係る発明では、前記位
置合せマークは、蛍光剤の入った透明インクを用いて形
成したものであることを特徴とする。
【0009】これにより、製品の外観上支障なく位置合
せマークを設けることができる。また、請求項5に係る
発明では、前記所定のデータは、円板の表面に形成され
た任意のパターンを位置合せマークとして予め登録した
ものであることを特徴とする。これにより、特別な位置
合せマークを新たに設ける必要がなくなる。
【0010】また、請求項6に係る発明では、前記デー
タ検出手段は、前記円板の表面に形成されたパターンの
色相および明度を検出するものであることを特徴とす
る。これにより、円板の表面のどのようなパターンにも
対応できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、本発明の円板の位置合せ
装置の一例であるCDの位置合せ装置の構成例を示す。
インデックスモータ1の出力軸2の上端にインデックス
テーブル3が水平に固定されている。インデックステー
ブル3の両端部には、シャフト4、5がそれぞれ垂直に
貫通して、回転自在に支持されている。インデックステ
ーブル3は、インデックスモータ1による 180°毎の回
転により、位置Aと位置Bとにシャフト4と5とを交互
に移動させる。
【0012】位置Aにあるインデックステーブル3の一
端部の近傍には、複数のCDを上下に積み重ねて、その
中央部の孔に棒を貫通させて保持しているスタックポー
ル6と、このスタックポール6からCDを取り出して位
置Aのインデックステーブル3上に供給するマジックハ
ンド(図示せず)とが設けられている。また、これとは
別に、インデックステーブル3からプラスチックケース
7へとCDを運ぶ搬出用のマジックハンド(図示せず)
が設けられている。
【0013】位置Bにあるインデックステーブル3のも
う一方の端部の下側にはCD回転用モータ8が上下動可
能に備えられており、その出力軸9の上端にはシャフト
4、5とのカップリング部材(凹型)10が取り付けられ
ている。また、位置Bの上部には、CDの上面に印刷さ
れたパターンの色相・明度を検出するための2つのセン
サ11、12が設けられている。
【0014】シャフト4、5にはそれぞれ、上端にはC
D固定用のバキューム式チャック13が、下端にはカップ
リング部材(凸型)14が取付けられている。また、シャ
フト4、5とインデックステーブル3との間にはそれぞ
れブレーキ15が備えられており、シャフト4、5の回転
を任意の位置で停止できる構造となっている。位置合せ
を行うには、先ず、スタックポール6の一番上に積まれ
たCD16を図示しないマジックハンドで取り出し、位置
Aにあるシャフト4のバキューム式チャック13に装着す
る。
【0015】続いて、インデックスモータ1が180 °回
転して、CD16の装着されたシャフト4は位置Bに移動
する。そして、CD回転用モータ8が上昇し、出力軸9
に取り付けられたカップリング部材10とシャフト4下端
のカップリング部材14とが嵌合されると、CD回転用モ
ータ8の回転によってCD16が回転可能となる。図2
は、本実施例のCDの位置合せ機能を説明するブロック
図である。
【0016】CD16の表面に印刷されたパターンを検出
する2つのセンサ11、12は、その出力データをRGB信
号に変換するセンサアンプ17、18を介し、プログラマブ
ルコントローラ(以下PC)19の入力端子20および21に
接続されている。PC19には、センサ11、12それぞれの
検出データと照合するため、CD表面に印刷された所定
の位置合せマークの色相・明度に関するデータを予め登
録しておく。PC19の出力端子22は、モータドライバ23
に接続されており、PC19はこれを介してCD回転用モ
ータ8の回転/停止を制御する。同時にCD回転用モー
タ8の内部のブレーキ(図示せず)にON/OFF信号
が送られ、CD回転用モータ8の慣性による回転を直ち
に停止することができる。
【0017】また、PC19の出力端子24からは、ブレー
キ15の作動を制御する信号が出力される。図3は、CD
の位置合せの過程を説明するフローチャートである。ス
テップ1(図中、S1と表記。以下同様)で、CD回転
用モータ8の回転を開始する。この部分が円板回転手段
に相当する。
【0018】次のステップ2でセンサ11、12が回転する
CD16の表面に印刷された位置合せマークの検出を行
う。センサ11、12で検出されたデータは、逐次それぞれ
のセンサアンプ17、18でRGB信号に変換されて、PC
19に入力される。この部分がデータ検出手段に相当す
る。続くステップ3およびステップ4では、入力された
データと、PC19に予め登録された所定のデータとを照
合する。この部分がデータ比較手段に相当する。
【0019】センサ11、12によって検出されたデータが
両方とも、それぞれの所定のデータと一致した場合、ス
テップ5に進み、PC19は出力端子22から停止信号を発
してCD回転用モータ8の回転を停止するとともに、C
D回転用モータ8の内部のブレーキ(図示せず)を作動
させて、所定のデータと一致するマークが検出された位
置でCD16を静止させる。この部分が回転停止手段に相
当する。
【0020】以上により、センサ11、12が、CD16の上
面に記録された所定のデータを検出したときに、CD回
転用モータ8の回転が停止され、CD16は円周方向の所
定の位置で静止する。図1の位置Bで、CD16の位置合
せが行われている間に、これと並行して、位置Aにある
もう一方のシャフト5のバキューム式チャック13には、
次のCDが装着される。
【0021】位置Bで円周方向の所定の位置に合せられ
たCD16は、インデックスモータ1の回転により位置A
に移される。このとき、PC19は出力端子24からブレー
キ15へ作動信号を送り、CD16がインデックステーブル
の回転に伴い自由に回転するのを阻止する。こうするこ
とで、CD16は位置Aに移動したときには丁度 180°回
転した状態を保っていることになる。そしてCD16は、
位置Aから円周方向の位置をそのままに、図示しないマ
ジックハンドでプラスチックケース7に収納される。
【0022】これと同時に、次のCDが位置Bに移動さ
れてCD表面のデータ検出が開始される。以上の操作が
複数のCDに対して繰り返し実行されることにより、自
動的に全てのCDを円周方向の位置が揃った状態にし
て、プラスチックケースに収納することができる。
【0023】CDの収納用ケースとして、プラスチック
ケースの他、不織布の封筒型のものなどを用いた場合に
も同様の方法が使用できる。尚、本実施例では、CD表
面のデータを検出するセンサを2つ用いたが、さらに多
くのセンサを用いればより確実な位置合せが可能とな
る。また、位置合せマークとして、センサによる判別が
容易である極めて特徴的なものを用いることができる場
合には、単一のセンサでも位置合せが可能である。
【0024】また、本実施例では、センサが検出しやす
い位置合せ用マークを円板の表面に意図して設けてお
き、確実な位置合せを行う構成としたが、円板の表面に
印刷された任意のパターン(例えばCDの表面にデザイ
ンされた図柄の一部)のデータを予め登録しておき、位
置合せマークとして利用してもよい。また、CDの表面
に位置合せマークを意図的に設けておく場合には、蛍光
剤の入った透明インクを用いると、CDのデザイン上の
妨げにもならず、センサによる検出も可能である。
【0025】本実施例ではCDの位置合せ装置について
説明したが、本発明の円板の位置合せ装置は他の円板状
のものにも適用できる。例えば、円板の表面に記録され
た磁気データに対し、データ検出手段として磁気センサ
を用いれば、同様の位置合せが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、円板の円周方向の位置合せを自動的に行う
ことができ、CD等の包装工程を効率よく正確に行うこ
とができるという効果がある。また、請求項2に係る発
明によれば、2つのセンサが相互に検出ミスを補うこと
ができるので、より正確な位置合せができるという効果
がある。
【0027】また、請求項3に係る発明によれば、円板
上に設けた所定の位置合せマークを用いることにより、
位置合せを正確に行うことができるという効果がある。
さらに、異なる種類の製品にも同じ位置合せマークを設
けておくことにより、対象製品の切り換えが容易にでき
るという効果もある。また、請求項4に係る発明によれ
ば、円板の表面のデザインに影響を与えずに位置合せマ
ークを設け、確実な位置合せができるという効果があ
る。
【0028】また、請求項5に係る発明によれば、円板
上に記録された任意のパターンを利用して位置合せを行
うことにより、円板側に位置合せマークを新たに設ける
必要がなく、CDなどのデザインが自由にできるという
効果がある。また、請求項6に係る発明によれば、円板
表面の色を位置合せ用のデータとして利用するので、位
置合せマークとして用いる図柄が複雑な形状をしている
場合でも、位置合せが可能であるという効果ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の円板の位置合せ装置の一例であるC
Dの位置合せ装置の構成例を示す図
【図2】 位置合せ機能を説明するブロック図
【図3】 位置合せの過程を説明するフローチャート
【符号の説明】
1 インデックスモータ 3 インデックステーブル 4 シャフト 5 シャフト 6 スタックポール 7 プラスチックケース 8 CD回転用モータ 11 センサ 12 センサ 13 バキューム式チャック 15 ブレーキ 16 コンパクトディスク 17 センサアンプ 18 センサアンプ 19 プログラマブルコントローラ 23 モータドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板の中心部を回転中心として該円板を
    回転させる円板回転手段と、 回転中の前記円板の表面に記録されたデータを所定の固
    定位置で検出するデータ検出手段と、 前記データ検出手段で検出されたデータと所定のデータ
    とを比較するデータ比較手段と、 前記データ検出手段で検出されたデータと所定のデータ
    とが一致した回転位置で、前記円板の回転を停止する回
    転停止手段と、 を含んで構成される円板の位置合せ装置。
  2. 【請求項2】 前記データ検出手段は、前記円板の表面
    に相対させ、互いの位置を異ならせて設けた2つの独立
    したセンサにより構成されることを特徴とする請求項1
    記載の円板の位置合せ装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のデータは、円板の表面に形成
    した位置合せマークであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の円板の位置合せ装置。
  4. 【請求項4】 前記位置合せマークは、蛍光剤の入った
    透明インクを用いて形成したものであることを特徴とす
    る請求項3記載の円板の位置合せ装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のデータは、円板の表面に形成
    された任意のパターンを位置合せマークとして予め登録
    したものであることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の円板の位置合せ装置。
  6. 【請求項6】 前記データ検出手段は、前記円板の表面
    に形成されたパターンの色相および明度を検出するもの
    であることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか
    1つに記載の円板の位置合せ装置。
JP23540595A 1995-09-13 1995-09-13 円板の位置合せ装置 Pending JPH0977018A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113855A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Shinsei:Kk 食材充填カップにおけるカップと蓋の柄合わせ装置
CN103523283A (zh) * 2012-07-02 2014-01-22 Ottogi方便面株式会社 容器面类包装装置及其包装方法

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JP2009113855A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Shinsei:Kk 食材充填カップにおけるカップと蓋の柄合わせ装置
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