JPH0976961A - 二輪自動車用座席 - Google Patents
二輪自動車用座席Info
- Publication number
- JPH0976961A JPH0976961A JP7273376A JP27337695A JPH0976961A JP H0976961 A JPH0976961 A JP H0976961A JP 7273376 A JP7273376 A JP 7273376A JP 27337695 A JP27337695 A JP 27337695A JP H0976961 A JPH0976961 A JP H0976961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- shin
- supporter
- rider
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/12—Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/28—Other additional equipment, e.g. back-rests for children
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J25/00—Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
- B62J25/02—Knee grips, e.g. on fuel tanks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は二輪自動車用の座席において、運転
者が背骨の自然なＳ字カーブを保てるようにすることを
課題とする。 【解決手段】 シートの座面を５〜４５度の範囲で前方
向に傾斜させて運転者の重力を座面の滑り方向にかけシ
ートの前方下部のサポーターで脛を支持させることによ
って、上半身の体重を分散させられると共に脊椎は自然
なＳ字カーブを保った状態を確保するとで座席を構成す
る。
者が背骨の自然なＳ字カーブを保てるようにすることを
課題とする。 【解決手段】 シートの座面を５〜４５度の範囲で前方
向に傾斜させて運転者の重力を座面の滑り方向にかけシ
ートの前方下部のサポーターで脛を支持させることによ
って、上半身の体重を分散させられると共に脊椎は自然
なＳ字カーブを保った状態を確保するとで座席を構成す
る。
Description
【０００１】
【技 術分 野】本発明は二輪自動車用の座席に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来技術とその問題点】乗用車とは異なって二輪自動
車の運転座席には背もたれがなく、運転者は自身の筋力
によって運転姿勢を維持しなければならない。そのため
二輪自動車の運転を行う場合には背骨の自然なＳ字カー
ブが崩れてしまい、やや弓なりとなったアーチ形の前傾
姿勢での運転を余儀無くされて腰部の骨や内蔵が圧迫さ
れ、腰部に強いストレスが発生して腰痛を引き起こす原
因となっている。前傾姿勢において腰椎にかかる圧力は
立位におけるそれのおよそ１．５倍になると言われてお
り、腰痛を防止するためには座った姿勢においても極力
自然の姿勢に戻して腰椎にかかる負担を小さくしておく
ことが望ましい。
車の運転座席には背もたれがなく、運転者は自身の筋力
によって運転姿勢を維持しなければならない。そのため
二輪自動車の運転を行う場合には背骨の自然なＳ字カー
ブが崩れてしまい、やや弓なりとなったアーチ形の前傾
姿勢での運転を余儀無くされて腰部の骨や内蔵が圧迫さ
れ、腰部に強いストレスが発生して腰痛を引き起こす原
因となっている。前傾姿勢において腰椎にかかる圧力は
立位におけるそれのおよそ１．５倍になると言われてお
り、腰痛を防止するためには座った姿勢においても極力
自然の姿勢に戻して腰椎にかかる負担を小さくしておく
ことが望ましい。
【０００３】
【技術的課題】本発明は二輪自動車用の座席において、
運転者が背骨の自然なＳ字カーブを保てるようにするこ
とを課題としたものである。
運転者が背骨の自然なＳ字カーブを保てるようにするこ
とを課題としたものである。
【０００４】
【技術的手段】この技術的課題を解決するための技術的
手段は、（イ）座面を５〜４５度の範囲で前方向に傾斜
させたシートと、（ロ）シートの前方下部で本体に取り
付けた脛上部を支持するためのサポーターとで座席を構
成することである。
手段は、（イ）座面を５〜４５度の範囲で前方向に傾斜
させたシートと、（ロ）シートの前方下部で本体に取り
付けた脛上部を支持するためのサポーターとで座席を構
成することである。
【０００５】シートは座面が５〜４５度に前傾させられ
ているために、その上に座った運転者は、ハンドルを持
つことによって体を座面に対しておよそ９０〜１２０度
の角度に前傾させることが可能となる。この状態で二輪
自動車を運転しようとすると、運転者は重力が座面の滑
り方向にかかることになるが、シートの前方下部には脛
上部を支持するためのサポーターが本体に取り付けられ
ているため、分散して滑り方向（前方向）にかかる重力
はこのサポーターで受け止められ、運転者が前方向に滑
り落ちることはない。従って、運転者は腰部が斜め前方
向に重力を掛けられた状態で前傾座面上に位置させられ
るため、上半身の体重を分散させられると共に脊推は自
然なＳ字カーブを保った状態を確保することができる。
ているために、その上に座った運転者は、ハンドルを持
つことによって体を座面に対しておよそ９０〜１２０度
の角度に前傾させることが可能となる。この状態で二輪
自動車を運転しようとすると、運転者は重力が座面の滑
り方向にかかることになるが、シートの前方下部には脛
上部を支持するためのサポーターが本体に取り付けられ
ているため、分散して滑り方向（前方向）にかかる重力
はこのサポーターで受け止められ、運転者が前方向に滑
り落ちることはない。従って、運転者は腰部が斜め前方
向に重力を掛けられた状態で前傾座面上に位置させられ
るため、上半身の体重を分散させられると共に脊推は自
然なＳ字カーブを保った状態を確保することができる。
【０００６】シートの傾斜角度が５度より小さいと運転
者に座面上で滑り方向に重力を分散させることが困難と
なり、４５度より大きくなるとハンドルの高さを極端に
低く設計しても体の前面側では水平状態から１５度の前
傾姿勢となり、腕に掛かる重力が極端に大きくなって安
定した運転姿勢が得られない。従ってシートの座面の傾
斜は好ましくは５〜３５度の範囲に設計して適度の重力
の分散が得られるようにしておくことが望ましい。この
シートの傾斜角度を上記範囲において調整できるように
して取り付けておくと、ハンドルの高さや運転者の体型
に対応して傾斜角を選択することができるため、運転者
等の条件が変更されても運転姿勢を適性化することがで
きる（請求項２）。
者に座面上で滑り方向に重力を分散させることが困難と
なり、４５度より大きくなるとハンドルの高さを極端に
低く設計しても体の前面側では水平状態から１５度の前
傾姿勢となり、腕に掛かる重力が極端に大きくなって安
定した運転姿勢が得られない。従ってシートの座面の傾
斜は好ましくは５〜３５度の範囲に設計して適度の重力
の分散が得られるようにしておくことが望ましい。この
シートの傾斜角度を上記範囲において調整できるように
して取り付けておくと、ハンドルの高さや運転者の体型
に対応して傾斜角を選択することができるため、運転者
等の条件が変更されても運転姿勢を適性化することがで
きる（請求項２）。
【０００７】サポーターは、下肢側に分散された重力を
腰部で受け止めるために脛の上部を下から支えるもので
あるが、フットレスト上での足によるクラッチやブレー
キを操作に支障なきよう足首の動きを規制しないように
しておく必要がある。このサポーターは脛との当接面を
クッション材で構成して脛の当接部が直接衝撃を受けな
いようにしておく必要がある。また、サポーターの表面
を脛の形状に対応して凹面に形成しておくことによっ
て、サポーターの脛の支持を安定化させることができ
る。シートの傾斜角を変更した場合や運転者が代わった
場合には、シートとサポーターの位置関係も変わってく
るが、サポーターの高さ及び前後の距離並びに傾斜角度
の調整を可能にして取り付けることによって、運転者が
最適の運転姿勢を確保するのが容易となる（請求項
３）。
腰部で受け止めるために脛の上部を下から支えるもので
あるが、フットレスト上での足によるクラッチやブレー
キを操作に支障なきよう足首の動きを規制しないように
しておく必要がある。このサポーターは脛との当接面を
クッション材で構成して脛の当接部が直接衝撃を受けな
いようにしておく必要がある。また、サポーターの表面
を脛の形状に対応して凹面に形成しておくことによっ
て、サポーターの脛の支持を安定化させることができ
る。シートの傾斜角を変更した場合や運転者が代わった
場合には、シートとサポーターの位置関係も変わってく
るが、サポーターの高さ及び前後の距離並びに傾斜角度
の調整を可能にして取り付けることによって、運転者が
最適の運転姿勢を確保するのが容易となる（請求項
３）。
【０００８】運転者が背骨の自然なＳ字カーブを保てる
結果、腰部、特に椎間板にかかる負担が軽減され、二輪
自動車の運転に起因する腰痛を予防できる利点がある。
また、運転者はシートとサポーターによって走行時の姿
勢を安定させられるため、運転精度を高めることができ
るのみならず、万一衝突事故が発生した場合であって
も、衝撃を腕と脛の双方によって支えられるため安全性
を向上させられる利点もある。
結果、腰部、特に椎間板にかかる負担が軽減され、二輪
自動車の運転に起因する腰痛を予防できる利点がある。
また、運転者はシートとサポーターによって走行時の姿
勢を安定させられるため、運転精度を高めることができ
るのみならず、万一衝突事故が発生した場合であって
も、衝撃を腕と脛の双方によって支えられるため安全性
を向上させられる利点もある。
【０００９】
【実施の形態】図１はオートバイ１に運転者３が乗車し
た状態におけるシート５と脛のサポーター７の配置を模
式図的に表した側面図である。この実施形態では、シー
トの水平面との傾斜角度ａはおよそ３０度にしてあっ
て、運転者３がハンドル２を掴んだ状態における座面６
に対する体の傾斜角度ｂがおよそ１１０度になるように
設計している。
た状態におけるシート５と脛のサポーター７の配置を模
式図的に表した側面図である。この実施形態では、シー
トの水平面との傾斜角度ａはおよそ３０度にしてあっ
て、運転者３がハンドル２を掴んだ状態における座面６
に対する体の傾斜角度ｂがおよそ１１０度になるように
設計している。
【００１０】図２に示したサポーター１０は、シート５
の下部に位置するオートバイ１のフレーム（図示せず）
に固定した支持具１１にアーム１２を支持させ、アーム
１２の先端部に脛の当接部材１４を取り付けた構成とな
っている。アーム１２の先端部は支持具１１にネジ１３
で固定するようにしてあって、支持具１１に対する角度
を選択しその状態を固定できるようになっている。ま
た、アーム１２の下部に取り付けた脛の当接部材１４は
基台１５の上面に凹面状のクッション材１６を取り付け
た構成にしてあって、基台１５を片持式にネジ１７でア
ームに固定し、当接部材１４の角度を選択しその状態を
固定できるようになっている。
の下部に位置するオートバイ１のフレーム（図示せず）
に固定した支持具１１にアーム１２を支持させ、アーム
１２の先端部に脛の当接部材１４を取り付けた構成とな
っている。アーム１２の先端部は支持具１１にネジ１３
で固定するようにしてあって、支持具１１に対する角度
を選択しその状態を固定できるようになっている。ま
た、アーム１２の下部に取り付けた脛の当接部材１４は
基台１５の上面に凹面状のクッション材１６を取り付け
た構成にしてあって、基台１５を片持式にネジ１７でア
ームに固定し、当接部材１４の角度を選択しその状態を
固定できるようになっている。
【００１１】アーム１２は伸縮式に構成してあって、選
択された長さで固定できるように構成している。この伸
縮機構は選択された長さで固定できるものであれば公知
の伸縮機構を採用することができる。この実施形態では
当接部材１４をシート側のフレームに支持させたアーム
１２に取り付ける構成を採用しいてるが、アーム１２は
他のフレームに取り付けてもよく、例えばスクーター形
式のようにフレームをシート側からＵ字状に屈曲させた
機構を採用している場合には前側で上向きとなっている
フレームに支持させても良い。
択された長さで固定できるように構成している。この伸
縮機構は選択された長さで固定できるものであれば公知
の伸縮機構を採用することができる。この実施形態では
当接部材１４をシート側のフレームに支持させたアーム
１２に取り付ける構成を採用しいてるが、アーム１２は
他のフレームに取り付けてもよく、例えばスクーター形
式のようにフレームをシート側からＵ字状に屈曲させた
機構を採用している場合には前側で上向きとなっている
フレームに支持させても良い。
【００１２】シートの傾斜角度を変更できるようにする
には、シートの前側を枢支させ後部側をネジの回動を利
用してその高さを変更したり、シートの後部側の支持部
を多段に構成してその位置を選択できるようにしておけ
ば良い。尚、脛の当接部材を可倒式に構成しておくこと
によって走行中に運転姿勢を従来の姿勢に戻すことが可
能となり、気分を転換できる利点もある。
には、シートの前側を枢支させ後部側をネジの回動を利
用してその高さを変更したり、シートの後部側の支持部
を多段に構成してその位置を選択できるようにしておけ
ば良い。尚、脛の当接部材を可倒式に構成しておくこと
によって走行中に運転姿勢を従来の姿勢に戻すことが可
能となり、気分を転換できる利点もある。
【図１】乗車状態におけるオートバイの模式図
【図２】脛のサポーターの正面図
１オートバイ、 ３運転者、 ５シート、 １０サポー
ター、 １１支持具、１２アーム、 １４当接部材
ター、 １１支持具、１２アーム、 １４当接部材
Claims (3)
- 【請求項１】 座面を５〜４５度の範囲で前方向に傾斜
させたシートと、シートの前方下部で本体に取り付けた
脛上部を支持するためのサポーターとからなる二輪自動
車用座席。 - 【請求項２】 シートが傾斜角度の調整を可能にして取
り付けてある請求項１に記載の二輪自動車用座席。 - 【請求項３】 サポーターが高さ及び前後の距離並びに
傾斜角度を調整可能にして取り付けてある請求項１又は
２に記載の二輪自動車用座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273376A JPH0976961A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 二輪自動車用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273376A JPH0976961A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 二輪自動車用座席 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976961A true JPH0976961A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17527044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7273376A Pending JPH0976961A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 二輪自動車用座席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976961A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2818610A1 (fr) * | 2000-12-26 | 2002-06-28 | Jean Lagouarde | Appareillages ergonomiques et orthopediques pour trottinettes |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240687B2 (ja) * | 1977-10-26 | 1990-09-12 | Exxon Research Engineering Co |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP7273376A patent/JPH0976961A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240687B2 (ja) * | 1977-10-26 | 1990-09-12 | Exxon Research Engineering Co |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2818610A1 (fr) * | 2000-12-26 | 2002-06-28 | Jean Lagouarde | Appareillages ergonomiques et orthopediques pour trottinettes |
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