JPH0976891A - 産業車両の転倒防止装置 - Google Patents

産業車両の転倒防止装置

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JPH0976891A
JPH0976891A JP24000895A JP24000895A JPH0976891A JP H0976891 A JPH0976891 A JP H0976891A JP 24000895 A JP24000895 A JP 24000895A JP 24000895 A JP24000895 A JP 24000895A JP H0976891 A JPH0976891 A JP H0976891A
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JP
Japan
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brake
pressure
brake pressure
vehicle body
detection unit
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JP24000895A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tsuyuki
敦志 露木
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Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業車両において、制動時の車体の転倒を防
止しつつ、制動距離が延びるのも防止する。 【解決手段】 車体3の重心位置を検出する重心検出部
19と、車体3の前後方向に作用する加速度を検出する
加速度検出部16と、ブレーキペダル11によって発生
するオペブレーキ圧を検出するオペブレーキ圧検出部1
7と、前述の重心位置と加速度とから車体3が前方に転
倒しない状態での最大の制動力を発生することができる
許容ブレーキ圧を演算する許容ブレーキ圧演算部20
と、前述のオペブレーキ圧と許容ブレーキ圧とを比較し
低い方の値をブレーキ制御圧として算出する比較部21
と、前述のブレーキ制御圧によってブレーキを制御する
ブレーキ制御部23と、から産業車両の転倒防止装置を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトト
ラックやショベルローダ等の荷役作業装置を備えた産業
車両において、制動時に車体が前方に転倒しないように
した転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトトラックやショベ
ルローダ等の荷役作業装置を備えた産業車両において、
ブレーキとしては、ブレーキの持つ最大ブレーキ力では
急制動時に車体が前方に転倒してしまうので、この最大
ブレーキ力よりも小さめのブレーキ力となるようにブレ
ーキ力を弱めたものを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる産業車両におけ
るブレーキにあっては、確かに制動時に車体が前方に転
倒するのを防止することができるが、制動距離は大巾に
延びてしまうことで、安全性や作業性が悪いといった問
題があった。本発明は、この問題を解消することを、そ
の課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、荷役作業装置を備えた産業車両において、
車体の重心位置を検出する重心検出部と、車体の前後方
向に作用する加速度を検出する加速度検出部と、ブレー
キペダルによって発生するオペブレーキ圧を検出するオ
ペブレーキ圧検出部と、前記重心検出部により検出した
車体の重心位置と前記加速度検出部により検出した車体
の前後方向に作用する加速度とから、車体が前方に転倒
しない状態での最大の制動力を発生することができる許
容ブレーキ圧を演算する許容ブレーキ圧演算部と、前記
オペブレーキ圧検出部により検出したブレーキペダルに
よって発生するオペブレーキ圧と前記許容ブレーキ圧演
算部により演算された許容ブレーキ圧とを比較し、低い
方の値をブレーキ制御圧として算出する比較部と、該比
較部により算出したブレーキ制御圧によってブレーキを
制御するブレーキ制御部と、から産業車両の転倒防止装
置を構成する。
【0005】
【作用】本発明は、制動時に車体が前方に転倒しない状
態での最大の制動力を発生することができ、制動時の車
体の転倒を防止しつつ、制動距離が延びるのも防止する
ことができる。
【0006】
【実施例】本発明による一実施例について説明する。荷
役作業装置を備えた産業車両の一例であるフォークリフ
トトラックは、図1に示すように、前輪1と後輪2とを
有して走行可能となる車体3を備え、該車体3の前部に
荷役作業装置4を備え、該荷役作業装置4はマスト5を
立設し、該マスト5に沿って昇降するフォーク爪6と該
フォーク爪6を昇降動するリフトシリンダー7とを装着
すると共に、マスト5を前後傾斜するチルトシリンダー
8を備えてなるものである。また、前記車体3に運転部
9を形成し、該運転部9にはハンドル10やブレーキペ
ダル11を設けている。
【0007】このようになるフォークリフトトラックに
おいて、転倒防止装置としては、図2に示すように、フ
ォーク爪6の揚高位置を検出する揚高センサー12と、
マスト5の前後傾斜角を検出する傾斜角センサー13
と、車体3の対地角を検出する対地角センサー14と、
フォーク爪6の積み荷の荷重を検出する荷重センサー1
5とを備えている。前記揚高センサー12は例えばフォ
ーク爪6の昇降動によりコードリールが回転するように
して該コードリールの回転をポテンショメーターで検出
することで、フォーク爪6の揚高位置を検出するように
なっている。前記傾斜角センサー13は例えばチルトシ
リンダー8の伸縮によりコードリールが回転するように
して該コードリールの回転をポテンショメーターで検出
することで、マスト5の前後傾斜角を検出するようにな
っている。前記対地角センサー14は例えば振り子式の
角度センサーである。前記荷重センサー15は例えばリ
フトシリンダー7の作動油の油圧を油圧センサーで検出
し検出した油圧よりフォーク爪6の積み荷の荷重を換算
するようになっている。
【0008】また、車体3の前後方向に作用する加速度
を検出する加速度検出部16と、ブレーキペダル11に
よって発生するオペブレーキ圧を検出するオペブレーキ
圧検出部17とを備えている。前記加速度検出部16は
例えば加速度センサーからなっている。前記オペブレー
キ圧検出部17は例えばブレーキペダル11の踏み込み
で作動するマスタシリンダー30により発生する油圧を
油圧センサー31で検出し検出した油圧よりオペブレー
キ圧を検出するようになっている。
【0009】一方、マイクロコンピュータにより構成さ
れる演算処理回路18を備え、該演算処理回路18に
は、揚高センサー12と傾斜角センサー13と対地角セ
ンサー14と荷重センサー15とからの各検出値より演
算して車体3の重心位置を検出するようになる重心検出
部19を備えると共に、該重心検出部19で検出した車
体3の重心位置と前記加速度検出部16で検出した車体
3の前後方向に作用する加速度とから、車体3が前方に
転倒しない状態での最大の制動力を発生することができ
る許容ブレーキ圧を演算するようになる許容ブレーキ圧
演算部20を備える。また、前記演算処理回路18に
は、前記オペブレーキ圧検出部17により検出したブレ
ーキペダル11によって発生するオペブレーキ圧と前記
許容ブレーキ圧演算部20により演算された許容ブレー
キ圧とを比較し、低い方の値をブレーキ制御圧として算
出する比較部21を備えている。さらに、前記演算処理
回路18には、システム異常を検知する異常検知部22
を備え、該異常検知部22は前記揚高センサー12、傾
斜角センサー13、対地角センサー14、荷重センサー
15、加速度検出部16、オペブレーキ圧検出部17か
らの各検出値より異常を検知するようになり、異常を検
知した場合に異常信号を出力するようになる。
【0010】また、前記演算処理回路18の比較部21
により算出したブレーキ制御圧によってブレーキを制御
するブレーキ制御部23を備え、該ブレーキ制御部23
は例えば電磁比例減圧弁23aとその駆動回路23bと
からなり、比較部21により算出したブレーキ制御圧を
ブレーキのホイルシリンダー32に供給するようになっ
ている。
【0011】さらに、前記異常検知部22より異常信号
を受ける供給油圧切替部24と警告表示部25とを備
え、該供給油圧切替部24は方向切替弁24aとその駆
動回路24bとからなり、異常信号を受けると該方向切
替弁24aを切替えてブレーキペダル11の踏み込みで
作動するマスタシリンダー30により発生する油圧をブ
レーキのホイルシリンダー32に供給するようになって
いる。また、警告表示部25は表示灯とその駆動回路と
からなり、異常信号を受けると該表示灯を点灯するよう
になっている。
【0012】なお、油圧回路としては、図3に示すよう
に、エンジン26より動力を受けてタンク27の圧油を
供給するポンプ28を備え、該ポンプ28にアキューム
レータ29を介して接続する前記ブレーキ制御部23で
ある電磁比例減圧弁23aとその駆動回路23bを備
え、該電磁比例減圧弁23aに接続する前記供給油圧切
替部24である方向切替弁24aとその駆動回路24b
を備え、該供給油圧切替部24にはブレーキペダル11
の踏み込みで作動するマスタシリンダー30に油圧セン
サー31を介して接続しており、該方向切替弁24aは
電磁比例減圧弁23aからの圧油とマスタシリンダー3
0からの圧油とを切替えるようになり、該方向切替弁2
4aがブレーキのホイルシリンダー32に接続するよう
になる。
【0013】次に演算処理回路における処理について図
4に示すフローチャートに沿って説明する。まず、揚高
センサーよりフォーク爪の揚高位置Lhを、傾斜角セン
サーよりマストの前後傾斜角θ1を、対地角センサーよ
り車体の対地角θ2を、荷重センサーよりフォーク爪の
積み荷の荷重mを、加速度検出部より車体の前後方向に
作用する加速度aを、オペブレーキ圧検出部によりブレ
ーキペダルによって発生するオペブレーキ圧Psをそれ
ぞれ入力する。
【0014】そして、異常検知部22によりシステム異
常かどうかを判定し、異常(YES)と判定すると、異
常信号を出力して供給油圧切替部24においてマスタシ
リンダー30からの圧油に切替える。そして、警告表示
部25の表示灯を点灯する。一方、システム異常かどう
かの判定において、異常でない(NO)と判定すると、
供給油圧切替部25において電磁比例減圧弁23aから
の圧油に切替える。
【0015】次に、揚高位置Lhと前後傾斜角θ1と対
地角θ2と荷重mとから重心検出部19において重心位
置演算関数F1により重心位置Lmを算出する。そし
て、重心位置Lmと加速度aとから許容ブレーキ圧演算
部20において許容ブレーキ圧演算関数F2により車体
3が前方に転倒しない状態での最大の制動力を発生する
ことができる許容ブレーキ圧PLを演算する。
【0016】次に、比較部21において、この許容ブレ
ーキ圧PLがブレーキペダル11によって発生するオペ
ブレーキ圧Psより大きいかどうかを判定し、大きい
(YES)と判定すると、ブレーキ制御圧Paをブレー
キペダル11によって発生するオペブレーキ圧Psとす
る。また、大きくない(NO)と判定すると、ブレーキ
制御圧Paを許容ブレーキ圧PLとする。そして、ブレ
ーキ制御圧Paを出力する。
【0017】このようになることで制動時に車体3が前
方に転倒しない状態での最大の制動力を発生することが
でき、制動時の車体3の転倒を防止しつつ、制動距離が
延びるのも防止することができる。
【0018】なお、前述の実施例において、前記許容ブ
レーキ圧演算20部における演算した許容ブレーキ圧
は、車体3が前方に転倒しない状態での最大の制動力を
発生することができる値にしているが、この値を一瞬で
も越えると車体3の転倒につながる恐れがあるので、こ
の許容ブレーキ圧の値を若干低く設定するようにしても
良い。また、本発明による産業車両の転倒防止装置は、
フォークリフトトラックやショベルローダに限らず、各
種の産業車両に適用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、制動時に車体が前方に転倒し
ない状態での最大の制動力を発生することで、制動時の
車体の転倒を防止しつつ、制動距離が延びるのも防止す
ることができ、作業の安全性を高めることができると共
に、作業の容易化及び作業性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォークリフトトラックの概略側面図。
【図2】本発明の産業車両の転倒防止装置の構成図。
【図3】本発明の産業車両の転倒防止装置の油圧回路の
構成図。
【図4】本発明の産業車両の転倒防止装置のフローチャ
ート図。
【符号の説明】
1…前輪、2…後輪、3…車体、4…荷役作業装置、5
…マスト、6…フォーク爪、7…リフトシリンダー、8
…チルトシリンダー、9…運転部、10…ハンドル、1
1…ブレーキペダル、12…揚高センサー、13…傾斜
角センサー、14…対地角センサー、15…荷重センサ
ー、16…加速度検出部、17…オペブレーキ圧検出
部、18…演算処理回路、19…重心検出部、20…許
容ブレーキ圧演算部、21…比較部、22…異常検知
部、23…ブレーキ制御部、23a…電磁比例減圧弁、
23b…駆動回路、24…供給油圧切替部、24a…方
向切替弁、24b…駆動回路、25…警告表示部、26
…エンジン、27…タンク、28…ポンプ、29…アキ
ュームレータ、30…マスタシリンダー、31…油圧セ
ンサー、32…ホイルシリンダー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役作業装置4を備えた産業車両におい
    て、 車体3の重心位置を検出する重心検出部19と、 車体3の前後方向に作用する加速度を検出する加速度検
    出部16と、 ブレーキペダル11によって発生するオペブレーキ圧を
    検出するオペブレーキ圧検出部17と、 前記重心検出部19により検出した車体の重心位置と前
    記加速度検出部16により検出した車体3の前後方向に
    作用する加速度とから、車体3が前方に転倒しない状態
    での最大の制動力を発生することができる許容ブレーキ
    圧を演算する許容ブレーキ圧演算部20と、 前記オペブレーキ圧検出部17により検出したブレーキ
    ペダル11によって発生するオペブレーキ圧と前記許容
    ブレーキ圧演算部20により演算された許容ブレーキ圧
    とを比較し、低い方の値をブレーキ制御圧として算出す
    る比較部21と、 該比較部21により算出したブレーキ制御圧によってブ
    レーキを制御するブレーキ制御部23と、からなること
    を特徴とする産業車両の転倒防止装置。
JP24000895A 1995-09-19 1995-09-19 産業車両の転倒防止装置 Pending JPH0976891A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2389157A (en) * 2002-06-01 2003-12-03 New Holland Belgium Preventing toppling forward of an agricultural vehicle with a raised weight elevating the centre of gravity by limiting brake force
WO2006054678A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. フォークリフトの転倒防止装置
JP2021042037A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 株式会社東芝 運搬装置

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