JP2001226095A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

Info

Publication number
JP2001226095A
JP2001226095A JP2000035893A JP2000035893A JP2001226095A JP 2001226095 A JP2001226095 A JP 2001226095A JP 2000035893 A JP2000035893 A JP 2000035893A JP 2000035893 A JP2000035893 A JP 2000035893A JP 2001226095 A JP2001226095 A JP 2001226095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
fork
deflection
amount
maximum load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000035893A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Uro
彰 卯路
Kazumasa Furukura
一正 古倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP2000035893A priority Critical patent/JP2001226095A/ja
Publication of JP2001226095A publication Critical patent/JP2001226095A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大荷重や荷重位置を考慮してそれを超えた
場合には、走行や油圧機能を停止させ、また、最大荷重
内であっても最大荷重に近い場合は、走行制限や油圧制
限を行ない、オペレータに不安感を与えないようにする
と共に、より安全性を向上させること。 【解決手段】 フォークに該フォークの撓み量を検出す
る歪ゲージを取り付ける。歪ゲージからの信号によりフ
ォークの撓み量を測定し、最大荷重に対応した規定値以
上であれば、走行機能と油圧機能(リフト操作)を停止
させる(S5)。規定値より小さく且つ規定値の70%
以上の場合は、走行機能と油圧機能の少なくとも一方を
制限させる(S7)。これにより安全性をより向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、フォークリフトで荷役作業を行な
う場合、安全性の点から最大荷重や荷重中心はメーカー
が保証している範囲内で行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、フォークリフト
で荷役作業を行なう場合、最大荷重を超えて使用する
と、センサがそれを検出してオペレータにブザー等で知
らせるようにした安全装置はすでに提供されている。し
かしながら、かかる従来例では、単にブザーでオペレー
タに知らせるだけであり、オペレータはブザー音で積載
重量が最大荷重を超えたことを知り、最大荷重内で納ま
るように積載のし直しをしていただけであった。
【0004】また、積載重量が最大荷重内であっても、
最大荷重に近い場合、フォークリフトの走行スピード
や、リフトブラケットの昇降速度、揚高位置や、フォー
クのティルト下向き角度を、積載重量が軽い場合と同様
に操作すると、車体が転倒などの危険はないもののオペ
レータは心理的に不安になる場合がある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて提供したもの
であって、最大荷重や荷重位置を考慮してそれを超えた
場合には、走行や油圧機能を停止させ、また、最大荷重
内であっても最大荷重に近い場合は、走行制限や油圧制
限を行ない、オペレータに不安感を与えないようにする
と共に、より安全性を向上させたフォークリフトの制御
装置を提供することを目的としているものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のフォークリフトの制御装置では、荷重に応じた
フォークの撓み量を検出するセンサを該フォークに配設
し、予め設定した最大荷重に対応する撓み量とセンサ検
出に対応する撓み量とを比較して前記センサ検出に対応
する撓み量が前記予め設定した最大荷重に対応する撓み
量より大きい場合に走行機能と油圧機能とのうち少なく
とも一方を停止させる制御手段を備えていることを特徴
としている。
【0007】かかる構成により、センサ検出に対応する
撓み量が予め設定した最大荷重に対応する撓み量より大
きい場合に走行機能と油圧機能とのうち少なくとも一方
を停止させるようにしているので、走行操作や油圧操作
による危険性が生じることがなく、より安全性を高める
ことができる。
【0008】請求項2記載のフォークリフトの制御装置
では、荷重に応じたフォークの撓み量を検出するセンサ
を該フォークに配設し、予め設定した最大荷重に対応す
る撓み量とセンサ検出に対応する撓み量とを比較して前
記センサ検出に対応する撓み量が前記予め設定した最大
荷重に対応する撓み量より小さく、且つ前記最大荷重に
対応する撓み量よりも小に設定された撓み量より大きい
場合には走行機能と油圧機能とのうち少なくとも一方を
制限する制御手段を備えていることを特徴としている。
【0009】かかる構成により、センサ検出に対応する
撓み量が予め設定した最大荷重に対応する撓み量より小
さく、且つ最大荷重に対応する撓み量よりも小に設定さ
れた撓み量より大きい場合には走行機能と油圧機能との
うち少なくとも一方を制限しているので、例えば、リフ
トブラケット及びフォークの昇降速度つまりリフト速度
を落としたり、所定揚高以上には上昇させないようにす
る他に、フォークのティルト下向き角度を所定の角度に
制限することで、荷がフォークから滑り落ちる危険を防
止することができて、より安全性を向上させることがで
きる。また、最大荷重近くに積載していても、荷が軽い
場合と同様に操作しても走行や油圧機能が動作しないの
で、オペレータに不安感を与えることもない。
【0010】請求項3記載のフォークリフトの制御装置
では、走行機能と油圧機能の停止制御や制限制御をブザ
ーにより報知していることを特徴としている。
【0011】これにより、オペレータは音でもって走行
機能と油圧機能の停止制御や制限制御の状態を認識でき
るので、容易に対処が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図9は本発明が適用される
充電バッテリ式のフォークリフトの側面図を示し、先
ず、図9によりフォークリフト1の全体の構成について
説明する。フォークリフト1は、車体2と荷役装置3と
で構成され、車体2の上部にはヘッドガードを兼ねた略
L型のルーフ7が設けられている。また、車体2の前部
にはハンドル10と、操作レバー11が配設され、床面
には加速を行なうアクセルペダル12が設けてある。そ
して、このアクセルペダル12の横にはブレーキペダル
9が並設されている。
【0013】さらに、車体2の後部のシート4の下方に
は充電式のバッテリ5が納装され、このバッテリ5によ
り、車体2の走行用モータ8や、荷役装置3を駆動する
ための油圧用(荷役用)モータ6の電源としている。な
お、モータ6及び8は本実施形態では誘導電動機を用い
ている。また、荷役装置3の左右一対のマスト13の前
面にはリフトシリンダ14によって上下動するリフトブ
ラケット15が設けられており、このリフトブラケット
15にはフォーク16が固定されている。
【0014】図6はフォーク16の斜視図を示し、この
一対のフォーク16に該フォーク16の撓み量を検出す
る歪ゲージ21をそれぞれ取り付けている。フォーク1
6に積載した荷の重量に応じて該フォーク16の撓み量
も大きくなり、この撓み量に応じた信号が歪ゲージ21
から出力される。
【0015】図8は、フォーク16のつけ根から荷22
の荷重中心までの距離であるロードセンタLC(図7
(a)参照)と荷重との関係の一例を示し、ロードセン
タLCが500mmまでは、そのフォークリフト1の最
大荷重である1200Kgまで積載が可能であることを
示している。また、フォーク16に対する荷22の積載
位置が先端側にいき、ロードセンタLCが700mmで
あれば、同じフォークリフト1でも1000Kgまでし
か積載することができない。つまり、ロードセンタLC
が700mmの場合、1200Kgの重量の荷22をフ
ォーク16に積載すると、図7(b)に示すように荷2
2の重さのためにフォーク16の先端が下がり過ぎて荷
22のフォーク16からの滑り落ちや、フォークリフト
1の転倒の恐れが生じる危険な状態になる。図8の上部
右側の斜線部分は、荷22の重量オーバーを示してお
り、ロードセンタLCと荷重との関係で危険領域を示し
ている。
【0016】ここで、荷22の重量が同じ場合は、荷2
2の位置がフォーク16の先端に位置するほどフォーク
16の撓み量も比例し、また、荷重位置が同じで荷22
の重量が重くなるほどフォーク16の撓み量が比例す
る。それで、最大荷重と撓み量との関係から決定した値
を規定値として設定し、この規定値を超えた場合は、最
大荷重を超えたと判断し、規定値以下の場合は最大荷重
内と判断する。そして、フォーク16の撓み量を検出し
て、規定値内か否かを判定しているので、荷22のフォ
ーク16に対する荷重位置に関係なく、最大荷重を判断
することができる。
【0017】図5は本発明に関係したブロック図を示
し、マイクロコンピュータ等から成る制御装置31に
は、上記フォーク16の撓み量の規定値や、フォークリ
フト1全体の制御を司るプログラムや各種のデータを格
納しているROM33と、入力される歪ゲージ21等か
らの信号(データ)を記憶するRAM32と、プログラ
ムにより全体の制御を行なうCPU34等で構成されて
いる。また、パルスエンコーダから成る速度センサ23
により、フォークリフト1の走行速度を検出しており、
この速度センサ23からの信号が制御装置31に入力さ
れている。また、揚高検出センサ25により、フォーク
揚高を検出しており、この揚高検出センサ25からの信
号が制御装置31に入力されている。
【0018】上記フォーク16の撓み量に対応した規定
値により、後述するように各種油圧シリンダや、走行速
度を制御するので、油圧用モータ6及び走行用モータ8
に制御信号が出力されるようになっている。また、規定
値を超えた場合などにもオペレータに知らせるためのブ
ザー24が配設されている。
【0019】次に本発明の制御動作を図1のフローチャ
ートを用いて説明する。先ず、フォーク16にて荷22
を積載すると、ステップS1に示すように歪ゲージ21
からの信号によりフォーク16の撓み量を測定する。そ
して、ステップS2に移行して検出した撓み量が予め設
定した規定値内か否かを判断する。撓み量が規定値より
大きい場合はステップS5に移行して、走行を停止する
とともに、油圧シリンダの動作を停止(リフト不可)さ
せ、さらに、ブザー24により警報音を鳴らしてオペレ
ータに知らせる。
【0020】ここで、制御装置31は走行用モータ8の
動作を停止させて走行を停止させる。同時に、油圧用モ
ータ6の動作を停止させて、リフトシリンダ14、ティ
ルトシリンダ17、図外のリーチシリンダの動作を停止
させる。これにより、リフトブラケット15の昇降動、
フォーク16の前後傾動の動作が停止されることにな
る。
【0021】このように、規定値を超えた場合、つま
り、最大荷重を超えた場合には、フォークリフト1全体
の動作が停止されるので、最大荷重を超えて運転するこ
とがなくなり、車体転倒もなく、非常に安全性を向上さ
せることができる。また、フォークリフト1が動かず、
且つブザー24の警報音により、オペレータは最大荷重
を超えていることを瞬時に認識できる。なお、積載オー
バーの荷22を降ろすために、図外の解除スイッチを設
けておき、この解除スイッチを入れて荷22を降ろすよ
うにしている。
【0022】次に、ステップS2で、荷22の積載重量
が規定値以内であれば、ステップS3に進んでその検出
値が、規定値の70%(予め任意に設定した数値)以内
かどうかを判断する。そして、規定値の70%以内であ
ればステップS4に移行して、走行用モータ8、油圧用
モータ6を駆動して、通常の操作が可能となる。なお、
上記70%の数値は任意であるので、他の数値、例え
ば、60%、80%として制御を行なうようにしても良
い。上記規定値は、積載荷重がそのロードセンタLCに
おける最大荷重よりも小さいが、高揚高での走行或いは
高揚高でのリフト操作や、急加速、急制動時等に危険が
生じる恐れがある場合を想定して決定される値である。
【0023】また、ステップS3でフォーク16の撓み
量が規定値の70%以上の場合は、つまりステップS3
がNoであれば、ステップS7に移行して走行制限(例
えばスピードを落とす)を行ない、さらにステップS8
で揚高検出センサ25で得られたフォーク揚高を読み込
み、ステップS9及び図2に示すように、荷22を積載
したときの揚高がXm(例えば、4m)以上であれば、
リフト不可(ステップS12参照)とし、さらにブザー
24によりオペレータに報知するようにしている。
【0024】また、ステップS9でフォーク16の揚高
位置がXmより低揚高であれば、油圧制限であるリフト
速度制限を行ない(ステップS12参照)、さらにブザ
ー24によりオペレータに報知を行なう(ステップS1
3参照)。ここで、ステップS6、S11、S13にお
けるブザー24による報知音は音色をそれぞれ異なるよ
うに変えるようにしても良い。これらの音色を変えるこ
とで、その異常の内容を容易に識別することができる。
【0025】また、図2に示すように、荷22を積載し
たときのフォーク16の揚高がXm以下xmであったと
して、リフト操作を行なった場合、Xm以下での範囲で
は、図1のステップS10に示すようにリフト速度制限
となり、Xm以上ではリフト不可となる(ステップS1
2参照)。ここで、フォーク揚高は、揚高検出センサ2
5にて常時把握するようにしていても良く、また、Xm
の揚高をフォーク16の到達時(Xmの揚高位置に例え
ばリミットスイッチを配設しておく等)に把握するよう
にしても良い。
【0026】ここで、ステップS7の走行制限におい
て、例えば走行スピードを落とす制限を行なうようにし
ている。走行スピードをどの程度落とすかは、その時の
積み荷の重さや、規定値内の何%の値なのか等から判断
して予め設定した速度以上にならないように制御を行な
うようにしている。また、上記走行制限において、例え
ば加速度を小さくする制限を行なうようにしても良い。
【0027】また、油圧制限では、上述したリフトブラ
ケット15及びフォーク16の昇降速度つまりリフト速
度を落としたり、所定揚高以上には上昇しないようにす
る他に、フォーク16のティルト角度が所定角度より下
に傾かないように制御を行ない、荷22がフォーク16
から滑り落ちる危険を防止して、安全性をより高めるこ
とができる。また、上記のリフトブラケット15の上昇
速度を何mm/Secにするか、所定揚高を何mmにす
るか、フォーク16のティルト下向き角度を何度にする
かは、上記と同様に、積み荷の重さや、規定値内の何%
の値なのか等から判断して制御を行なうようにしてい
る。
【0028】ところで、図1に示す制御では、走行制限
及びリフト速度制限の双方を行なっていたが、どちらか
一方の制限だけを行なうようにしても良い。例えば、図
1のステップS3でNoとなった場合、つまり、積載荷
重がそのロードセンタLCにおける最大荷重よりも小さ
いが規定値の重量より大きい場合、荷22を低揚高で運
搬する分には問題がない場合がある。そこで、このよう
な場合は図1のステップS7を省略して走行制限をしな
いようにしても良い。そして、この場合、図3のステッ
プS8で揚高検出センサ25からフォーク16の揚高を
読み込み、Xm以下の場合は図1の場合と同様にリフト
速度制限(ステップS10参照)、ブザー24による報
知を行なう(ステップS11参照)。
【0029】図3のステップS9でXm以上の場合に、
ステップS12に示すように上述したのと同様の走行制
限を行ない、またステップS13、14でリフト不可制
御とブザー24による報知を行なう。
【0030】また上記の実施形態では、フォーク16の
揚高位置のXmを境界にしてリフト不可及びリフト制限
を行なうのを例として説明したが、この他に、揚高を幾
つかの段階に分けて制御するようにしても良い。例えば
Xmが4m以上ではリフト不可、2m〜4mは70%の
リフト速度、2m以下は通常速度などである。なお、図
4はかかる場合の揚高位置を複数の段階で検出可能とし
た揚高検出センサ25の例を示し、図4(a)はポテン
ショメータ40とリール41とで揚高検出センサ25を
構成した場合である。図4(b)は複数のリミットスイ
ッチ42で、図4(c)は複数のマグネットセンサ43
でそれぞれ揚高検出センサ25を構成した場合を示して
いる。もちろん複数段階の揚高位置が検出できるもので
あれば他のスイッチ類、センサ類で構成しても良いもの
である。
【0031】なお、上記の説明では、歪ゲージ21を2
本のフォーク16にそれぞれ取り付けていたが、左右の
フォーク16のうち、いずれか一方のフォーク16に取
り付けるようにしても良い。また、歪ゲージ21により
フォーク16の撓み量を検出していたが、荷重によるモ
ーメント値を得るセンサを用いて同様に制御を行なうよ
うにしても良い。
【0032】なお、上記ではカウンタバランス型のフォ
ークリフトに適用した場合について説明したが、他のタ
イプ、例えばリーチ型のフォークリフトにも同様に本発
明を適用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のフォークリフト
の制御装置によれば、荷重に応じたフォークの撓み量を
検出するセンサを該フォークに配設し、予め設定した最
大荷重に対応する撓み量とセンサ検出に対応する撓み量
とを比較して前記センサ検出に対応する撓み量が前記予
め設定した最大荷重に対応する撓み量より大きい場合に
走行機能と油圧機能とのうち少なくとも一方を停止させ
る制御手段を備えているので、センサ検出に対応する撓
み量が予め設定した最大荷重に対応する撓み量より大き
い場合には、走行機能と油圧機能との少なくとも一方を
停止させることで、走行操作や油圧操作による危険性が
生じることがなく、より安全性を高めることができる。
【0034】請求項2記載のフォークリフトの制御装置
によれば、荷重に応じたフォークの撓み量を検出するセ
ンサを該フォークに配設し、予め設定した最大荷重に対
応する撓み量とセンサ検出に対応する撓み量とを比較し
て前記センサ検出に対応する撓み量が前記予め設定した
最大荷重に対応する撓み量より小さく、且つ前記最大荷
重に対応する撓み量よりも小に設定された撓み量より大
きい場合には走行機能と油圧機能とのうち少なくとも一
方を制限する制御手段を備えているので、例えば、リフ
トブラケット及びフォークの昇降速度つまりリフト速度
を落としたり、所定揚高以上には上昇させないようにす
る他に、フォークのティルト下向き角度を所定の角度に
制限することで、荷がフォークから滑り落ちる危険を防
止することができて、より安全性を向上させることがで
きる。また、最大荷重近くに積載していても、荷が軽い
場合と同様に操作しても走行や油圧機能が動作しないの
で、オペレータに不安感を与えることもない。
【0035】請求項3記載のフォークリフトの制御装置
によれば、走行機能と油圧機能の停止制御や制限制御を
ブザーにより報知するようにしているので、オペレータ
は音でもって走行機能と油圧機能の停止制御や制限制御
の状態を認識でき、容易に対処が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明の実施の形態のフォーク揚高位置の説明
図である。
【図3】本発明の実施の形態の他の制御動作を示す要部
フローチャートである。
【図4】(a)〜(c)は本発明の実施の形態の複数段
階の揚高位置を検出する場合の揚高検出センサの構成を
示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態のフォークの斜視図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態のフォークに荷を積載した
場合の正常時と異常時とを示す説明図である。
【図8】ロードセンタLCと積載荷重との関係を示す図
である。
【図9】フォークリフトの側面図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 16 フォーク 21 歪ゲージ 24 ブザー 31 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷重に応じたフォークの撓み量を検出する
    センサを該フォークに配設し、予め設定した最大荷重に
    対応する撓み量とセンサ検出に対応する撓み量とを比較
    して前記センサ検出に対応する撓み量が前記予め設定し
    た最大荷重に対応する撓み量より大きい場合に走行機能
    と油圧機能とのうち少なくとも一方を停止させる制御手
    段を備えていることを特徴とするフォークリフトの制御
    装置。
  2. 【請求項2】荷重に応じたフォークの撓み量を検出する
    センサを該フォークに配設し、予め設定した最大荷重に
    対応する撓み量とセンサ検出に対応する撓み量とを比較
    して前記センサ検出に対応する撓み量が前記予め設定し
    た最大荷重に対応する撓み量より小さく、且つ前記最大
    荷重に対応する撓み量よりも小に設定された撓み量より
    大きい場合には走行機能と油圧機能とのうち少なくとも
    一方を制限する制御手段を備えていることを特徴とする
    フォークリフトの制御装置。
  3. 【請求項3】走行機能と油圧機能の停止制御や制限制御
    をブザーにより報知していることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のフォークリフトの制御装置。
JP2000035893A 2000-02-14 2000-02-14 フォークリフトの制御装置 Pending JP2001226095A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000035893A JP2001226095A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 フォークリフトの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000035893A JP2001226095A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 フォークリフトの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001226095A true JP2001226095A (ja) 2001-08-21

Family

ID=18560022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000035893A Pending JP2001226095A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 フォークリフトの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001226095A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503417A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 チェザーブ カレッリ エレバトーリ ソチエタ ペル アツィオニ フォークリフトトラック用安全装置
JP2019063682A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 井関農機株式会社 精米設備
JP2020016942A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 鹿島建設株式会社 資機材管理システム
KR20200022002A (ko) * 2017-06-29 2020-03-02 꽁빠니 제네날 드 에따블리세망 미쉘린 몇몇 동작 모드들을 가지는 포크리프트 트럭을 제어하기 위한 시스템
US20210371262A1 (en) * 2020-05-28 2021-12-02 Coretronic Corporation Control system and control method for forklift
US11635756B2 (en) 2017-06-29 2023-04-25 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Autonomous forklift truck control system and method for drivng the forklift truck

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09124298A (ja) * 1995-10-30 1997-05-13 Murata Mach Ltd 無人搬送車

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09124298A (ja) * 1995-10-30 1997-05-13 Murata Mach Ltd 無人搬送車

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503417A (ja) * 2004-06-22 2008-02-07 チェザーブ カレッリ エレバトーリ ソチエタ ペル アツィオニ フォークリフトトラック用安全装置
KR20200022002A (ko) * 2017-06-29 2020-03-02 꽁빠니 제네날 드 에따블리세망 미쉘린 몇몇 동작 모드들을 가지는 포크리프트 트럭을 제어하기 위한 시스템
US11518659B2 (en) 2017-06-29 2022-12-06 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin System for controlling a forklift truck having several modes of operation
KR102488241B1 (ko) * 2017-06-29 2023-01-17 꽁빠니 제네날 드 에따블리세망 미쉘린 몇몇 동작 모드들을 가지는 포크리프트 트럭을 제어하기 위한 시스템
US11635756B2 (en) 2017-06-29 2023-04-25 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Autonomous forklift truck control system and method for drivng the forklift truck
JP2019063682A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 井関農機株式会社 精米設備
JP2020016942A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 鹿島建設株式会社 資機材管理システム
JP7002418B2 (ja) 2018-07-23 2022-01-20 鹿島建設株式会社 資機材管理システム
US20210371262A1 (en) * 2020-05-28 2021-12-02 Coretronic Corporation Control system and control method for forklift

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7706947B2 (en) Industrial truck having increased static or quasi-static tipping stability
EP1950171B1 (en) Travel control apparatus for industrial vehicle
EP2329237B1 (en) Load monitoring system
EP2674387B1 (en) Industrial truck with improved cornering control
WO2006054678A1 (ja) フォークリフトの転倒防止装置
US20030024132A1 (en) Cargo handling vehicle
GB2290149A (en) System for ensuring the stability and safe operation of lift trucks
JP2001226095A (ja) フォークリフトの制御装置
KR102026383B1 (ko) 자세제어 기능을 가지는 지게차
JP2005200212A (ja) フォークリフトの転倒防止装置
EP3137409B1 (en) Vehicle control systems and methods
US7240757B2 (en) Control system of self propelled industrial machine
JP3743091B2 (ja) フォ−クリフトの速度規制装置
JP2001226096A (ja) 産業車両の転倒警報装置及び転倒防止装置
JP2002020093A (ja) 荷物昇降装置
CN208053339U (zh) 用于托盘车的牵引力控制系统
JP2006306600A (ja) 産業車両
JPH05170399A (ja) 産業車両の転倒防止装置
JP3589951B2 (ja) リーチ型フォークリフト
KR101512762B1 (ko) 엔진 rpm 제어를 통한 지게차의 주행속도 제어 구조
KR0128512Y1 (ko) 지게차의 전복방지 안전장치
JP2003267691A (ja) フォークリフト
JP3627978B2 (ja) 荷役車両
JP2004182100A (ja) 荷役車両の安全装置
JP2003238091A (ja) フォークリフト

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050301