JPH0976473A - 印刷機シリンダの洗浄方法および装置 - Google Patents

印刷機シリンダの洗浄方法および装置

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JPH0976473A
JPH0976473A JP26067795A JP26067795A JPH0976473A JP H0976473 A JPH0976473 A JP H0976473A JP 26067795 A JP26067795 A JP 26067795A JP 26067795 A JP26067795 A JP 26067795A JP H0976473 A JPH0976473 A JP H0976473A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄シートの使用効率を向上させる。 【解決手段】 洗浄装置10は、洗浄シート24が駆動
シリンダ20によってブランケット胴12に押圧接触さ
れるようになっている。洗浄シートの押圧回数はリミッ
トスイッチ40とカウンタ38によって計数され、コン
トローラ36に与えられる。また、洗浄シート24が巻
取りロール30に巻き取られると、ロータリエンコーダ
34からコントローラ36に巻取り量に応じたパルスが
入力する。コントローラ36は、ロータリエンコーダ3
4とカウンタ38との出力信号から、予め与えられて洗
浄シートの押圧回数に対応したパルス数だけモータ32
を駆動して洗浄シート24を巻取りロール30に巻き取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
のブランケット胴などの印刷機シリンダを洗浄する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷機のブランケット胴など
の印刷機シリンダは、長時間使用していると紙粉や印刷
インクなどが付着して印刷物を汚す原因となる。このた
め、印刷機シリンダは、所定の印刷枚数ごとに洗浄する
ようにしている。印刷機シリンダの洗浄装置として、シ
リンダの表面に接離可能とした押圧部に不織布からなる
洗浄シートを巻き掛け、接触部に洗浄液を噴射供給しつ
つ回転しているシリンダに押し付けることにより払拭洗
浄するものが知られている。従来、この種の洗浄装置
は、洗浄対象のシリンダの胴長相当長さを有する押圧部
の後方にロール状に巻かれた洗浄シートが装着される供
給ロールと、巻き取り用の巻取りロールとを配置し、供
給ロールから繰り出された洗浄シートを押圧部に巻き掛
けたのち、巻取りロールを間欠的に所定回転角度だけ回
転させて洗浄シートを巻き取るようにしていた。
【0003】しかし、巻取りロールを所定角度だけ回転
させて巻き取る方法は、巻取りロールに巻き取られた洗
浄シートの量が多くなってロール径が太くなると、巻取
り量が次第に多くなって必要以上に洗浄シートを巻き取
るため不経済である。このため、洗浄シートを一定長ず
つ巻き取って洗浄シートの使用効率を高める工夫がなさ
れている。例えば、特開平1−314173号公報に
は、巻取りロールに取り付けたレバーをエアシリンダに
よって押圧して巻取り動作を行なわせるようにし、かつ
レバーの押圧面の反対側に、巻取りロールの巻取り径に
応じて移動する検出体と一体となったストッパに当接し
てエアシリンダのストロークを制御する曲面を形成した
構造の定寸巻取り装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリンダの
洗浄においては、1回の洗浄工程において10〜15回
程度洗浄シートを間欠的に巻き取ってシートの新しい部
分をシリンダの周面に押圧して払拭するようにしてい
る。そして、従来の定寸巻取りによる洗浄においては、
新聞印刷のなどの場合、1回の巻取り量が約15mm程
度であって、1回の洗浄工程に洗浄シートを約20cm
程度必要としている。ところが、シリンダを洗浄した後
の洗浄シートを観察すると、洗浄を開始した直後の洗浄
初期における汚れが多く、洗浄が進むに従ってシリンダ
面の汚れが少なくなる。このため、洗浄シートは、最初
15mm程度巻き取る必要があったのが、洗浄の最後の
方では5mm程度の巻取り量でも充分払拭することがで
きる。しかし、従来の洗浄シートの巻取り量は、洗浄初
期における洗浄効果が得られるように定められ、洗浄の
始めから終りまで常に15mm程度ずつ巻き取るように
しており、無駄が多く、不経済であった。
【0005】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、洗浄シートの使用効率を向上で
きるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄が進むに
つれて印刷機シリンダの汚れが少なくなり、洗浄シート
を洗浄初期ほど巻き取る必要がないことに着目してなさ
れたもので、洗浄が進むに従って洗浄シートの巻取り量
を少なくするようにしている。すなわち、本発明に係る
印刷機シリンダの洗浄方法は、洗浄シートを間欠的に巻
き取りつつ回転している印刷機シリンダに複数回押圧接
触させて印刷機シリンダの表面を払拭する印刷機シリン
ダの洗浄方法において、前記印刷シリンダへの前記洗浄
シートの各押圧接触動作の間に前記洗浄シートを巻き取
るとともに、洗浄開始から洗浄終了に向けて前記洗浄シ
ートの巻取り量を漸次少なくしていく構成となってい
る。
【0007】また、本発明に係る印刷機シリンダの洗浄
装置は、供給ロールから引き出された洗浄シートを間欠
的に巻取りロールに巻き取るとともに、洗浄シートを印
刷機シリンダに押圧する押圧部を有する印刷機シリンダ
の洗浄装置において、前記巻取りロールを間欠的に回転
させる回転駆動手段と、前記洗浄シートの前記巻取りロ
ールへの巻取り量を検出する巻取り検出手段と、前記押
圧部により前記洗浄シートを前記印刷機シリンダに押圧
した回数を検出する回数検出手段と、この回数検出手段
と前記巻取り検出手段との出力信号を取り込み、予め与
えられた前記洗浄シートを前記印刷機シリンダに押圧す
る回数と洗浄シートの巻取り量との関係に基づいて、前
記回転駆動手段を介して前記洗浄シートの巻取り量を制
御する制御手段と、を有する構成となっている。前記洗
浄シートを前記印刷機シリンダに押圧する回数と前記洗
浄シートの巻取り量との関係は、押圧する回数の増加に
伴って巻取り量を少なくするようにする。
【0008】
【作用】上記のごとく構成した本発明は、洗浄開始時に
洗浄シートを従来と同様に多く繰り出して汚れの多い印
刷機シリンダを充分に洗浄できるようにし、シリンダの
汚れが少なくなった洗浄工程の末期に洗浄シートの繰り
出し量(巻取り量)を少なくする。このため、汚れの多
い新聞印刷の場合、従来と比較して、1回の洗浄工程に
おいて約45%程度洗浄シートの使用量を削減すること
ができ、また商業印刷においても、約30%程度洗浄シ
ートの使用量を削減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る印刷機シリンダの洗
浄方法および装置の好ましい実施の形態を、添付図面に
従って詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態に係る印刷機
シリンダの洗浄装置の説明図である。図1において、洗
浄装置10は、洗浄対象である印刷機シリンダとしての
ブランケット胴12に対して接離移動可能に印刷機に組
み込まれている。すなわち、洗浄装置10は、ブランケ
ット胴12の胴軸と平行に配置した断面コ字状のメイン
ステー14と、このメインステー14の両端を支持する
側板16とから構成したフレームを有していて、駆動シ
リンダ20によって側板16をガイドしつつ矢印18の
ようにフレームを前後に移動させることにより、メイン
ステー14をブランケット胴12に接離運動させること
ができるようにしてある。
【0011】メイステー14の前面、すなわちブランケ
ット胴12側の面には、パッドベース22が固定してあ
る。そして、このパッドベース22には、ゴムなどの弾
性体から構成した押圧部となる押圧パッド26が取り付
けてあって、不織布からなる洗浄シート24をブランケ
ット胴12に押圧接触させることができるようにしてあ
る。また、メインステー14の後方の一対の側板16間
には、洗浄シート24を巻回した供給ロール28と、ブ
ランケット胴12の表面を払拭した洗浄シート24を巻
き取る巻取りロール30が回転自在に取り付けてある。
巻取りロール30は、供給ロール28の後方に配置して
いて、洗浄シート24の巻取り開始時には、図示してあ
るように巻き取られる洗浄シート24が供給ロール28
に巻いてある洗浄シート24と接触するようになってい
る。そして、巻取りロール30が矢印31のように回転
して洗浄シート24を巻き取ると、供給ロール28が矢
印33のように回転して洗浄シート24を繰り出すよう
になっている。
【0012】メインステー14の前面上部には、洗浄シ
ート24に洗浄液を噴射する洗浄液ノズル27が配設し
てある。一方、メインステー14と供給ロール28との
間には、詳細を後述するように、ギヤ列を介して巻取り
ロール30を回転駆動する回転駆動手段であるモータ3
2が配置してある。さらに、メインステー14の下部に
は、洗浄シート24の巻取り量(走行量)を検出するた
めの巻取り検出手段としてのロータリエンコーダ34が
設けてある。そして、ロータリエンコーダ34の検出信
号は、モータ32を駆動制御する制御手段としてのコン
トローラ36に入力するようになっている。さらに、コ
ントローラ36には、カウンタ38の出力信号が入力す
るようになっている。このカウンタ38は、駆動シリン
ダ20の近傍に配置したリミットスイッチ40とともに
回数検出手段を構成しており、押圧パッド26による洗
浄シート24のブランケット胴12への押圧回数を検出
してコントローラ36に入力する。
【0013】モータ32の回転軸42には、歯車44が
取り付けてある。この歯車44には、中間歯車46が噛
み合っていて、中間歯車46を介して供給ロール28の
軸に取り付けた歯車48またはアイドル歯車50を回転
させることができるようにしてある(図2参照)。すな
わち、中間歯車46は、ロッドを介して切替えシリンダ
47に接続されており、切替えシリンダ47によって軸
方向に移動させられ、歯車48またはアイドル歯車50
のいずれか一方と噛み合うように配置位置が変更できる
ようにしてある。また、モータ32に取り付けた歯車4
2は、中間歯車46が配置される2つの位置のいずれに
おいても中間歯車46と噛み合うことができる長さを有
している。
【0014】歯車48は、ワンウエイクラッチ(図示せ
ず)を介して供給ロール28の軸に取り付けてあり、供
給ロール28を図1の矢印33の方向にだけ回転させ
る。また、アイドル歯車50は、供給ロール28の軸に
対して回転自在となっていて、モータ32の回転駆動力
を巻取りロール30に伝達する。すなわち、巻取りロー
ル30の軸には、図示しないワンウエイクラッチを介し
て歯車52が取り付けてあり、この歯車52がアイドル
歯車50と噛み合っている。従って、中間歯車46がア
イドル歯車50と噛み合っている場合、モータ32の駆
動力が歯車42、中間歯車46、アイドル歯車50を介
して歯車52に伝達され、この歯車52が回転すること
によって巻取りロール30が図1の矢印31のように回
転して洗浄シート24を巻き取るようになっている。そ
して、供給ロール28と巻取りロール30との歯車を取
り付けた反対側の軸には、ブレーキ装置54、56が取
り付けてあって、これらのロール28、30が空回りす
るのを防止できるようにしてある。
【0015】ロータリエンコーダ34は、ブランケット
胴12の軸方向中央部に配置してあって、回転軸58に
固定した一対の回転板60、62を有している。また、
各回転板60、62の周面には、図3(1)に示したよ
うに、複数の係合ピン64が等間隔で放射状に取り付け
てある。そして、メインステー14の回転板60、62
と対応した位置には、図3(2)に示してあるように穴
が形成してあって、この穴から回転板60、62の周面
に設けた係合ピン64がメインステー14の外部に露出
し、洗浄シート24に刺さって洗浄シート24の走行に
伴って回転させられるようになっている。
【0016】上記のごとく構成した実施の形態において
は、コントローラ36に洗浄工程における一連の洗浄動
作がシーケンスプログラムとして与えてあるとともに、
洗浄工程における洗浄シート24の巻取り量が予め与え
てある。この洗浄シート24の巻取り量は、洗浄工程に
おける洗浄の進み具合によって異なっていて、押圧パッ
ド26による洗浄シート24のブランケット胴12への
押圧回数が多くなるほど巻取り量が少なくなるように設
定してある。また、洗浄シート24の巻取り量は、印刷
物によっても設定値が異なっている。例えば、汚れの多
い新聞印刷の場合、洗浄開始の最初の2回は15mm程
度ずつ巻き取るようにし、次の2〜4回は10mm程度
ずつ巻き取るようにし、2〜3回を8mm程度巻き取る
ようにし、その後は洗浄が終了するまで5mm程度ずつ
巻き取るように設定してある。また、印刷物が汚れの少
ない商業印刷の場合は、最初の2回を7mmずつ巻き取
るようにし、次の2〜3回は5mm程度ずつ、その後は
印刷が終了するまで3mm程度ずつ巻き取るように設定
される。これらの巻取り量の設定値は、ロータリエンコ
ーダ34の出力パルス数に換算して設定してある。な
お、実施例においては、中間歯車46がアイドル歯車5
0と噛み合っていて、巻取りロール30によって洗浄シ
ートを巻き取るようにしてある。
【0017】コントローラ36は、洗浄開始命令が与え
られると、洗浄液ノズル27から洗浄液を洗浄シート2
4に噴射するとともに、駆動シリンダ20を駆動して洗
浄装置10をブランケット胴12に向けて前進させ、押
圧パッド26によって回転しているブランケット胴12
に洗浄シート24を押圧する。この押圧パッド26によ
る洗浄シート24の押圧動作は、リミットスイッチ40
によって検出される。そして、リミットスイッチ40の
検出信号は、カウンタ38によって計数され、コントロ
ーラ36に送られる。
【0018】コントローラ36は、洗浄シート24の押
圧を所定時間行なうと駆動シリンダ20によって洗浄装
置10を後退させるとともに、図4(1)に示したよう
に、モータ32を駆動して巻取りロール30を回転さ
せ、洗浄シート24を巻き取る。この洗浄シート24の
巻取り量がロータリエンコーダ34によって検出され
る。すなわち、ロータリエンコーダ34は、回転板6
0、62の周面に設けた係合ピン64が洗浄シート24
に刺さっているため、洗浄シート24が巻取りロール3
0に巻き取られて走行すると回転板60、62が回転
し、検出パルスをコントローラ36に入力する。
【0019】コントローラ36は、カウンタ38の計数
値から、洗浄シート24の押圧動作の回数に対応して与
えられているパルス数(巻取り量)を図示しないメモリ
から読み出し、エンコーダ34の出力したパルス数を読
み出した数だけ計数してモータ32をオフする。例え
ば、第1回目と第2回目の洗浄シート24の押圧動作後
に計数すべきパルス数が10である場合、図4(1)に
示してあるように、ロータリエンコーダ34の出力パル
ス数が10に達するとモータ32をオフして洗浄シート
24の巻取り動作を停止する。その後、前記と同様にし
て洗浄装置10をブランケット胴12に向けて前進さ
せ、2回目の洗浄払拭動作(洗浄シート24の押圧動
作)に入る。そして、第2回目の払拭動作が終了したな
らば、前記と同様にしてロータリエンコーダ34の出力
パルスの10パルス分だけモータ32を駆動し、洗浄シ
ート24を巻取りロール30に巻き取る。
【0020】以下、同様にして第3回目と第4回目は8
パルス分、第5回目と第6回目は6パルス分、第7回目
以降洗浄が終了するまでは5パルス分洗浄シート24を
巻き取る。このようにして与えられた一連の洗浄工程が
終了すると、コントローラ36は、カウンタ38にリセ
ット信号を与えてカウンタをリセットする。
【0021】このように、実施の形態においては、汚れ
の多い洗浄の初期に洗浄シート24の巻取り量を多くし
て充分な洗浄効果が得られるようにするとともに、洗浄
が進行して汚れが少なくなるに従って洗浄シート24の
巻取り量を少なくしているため、洗浄シート24の使用
量を大幅に少なくすることができる。例えば、汚れの多
い新聞印刷の場合、約45%程度洗浄シート24の使用
量を削減することができ、汚れの少ない商業印刷におい
ても約30%程度洗浄シートの使用量を削減することが
できる。このため、洗浄に要する費用を削減することが
できるとともに、洗浄シートを交換するための間隔を延
すことができ、印刷コストを削減することができる。
【0022】なお、図4(2)に示してあるように、コ
ントローラ36に与えるパルス数の設定値を変えること
により、モータ32の駆動時間、すなわち洗浄シート2
4の巻取り量を容易に変えることができる。また、前記
実施の形態においては、洗浄シート24の押圧をリミッ
トスイッチ40によって検出する場合について説明した
が、コントローラ36が与えられた洗浄液の噴射命令や
駆動シリンダ20の駆動命令などの回数を計数し、これ
らの計数値によって洗浄シート24の押圧回数としても
よい。また、前記実施の形態においては、オフセット印
刷機におけるブランケット胴12の洗浄に適用した場合
について説明したが、凸版印刷機の版胴等の洗浄にも適
用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、洗浄の初期から洗浄の末期に向けて洗浄シートの巻
取り量を漸次少なくしているため、洗浄シートの使用効
率を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る印刷機シリンダの洗
浄装置の説明図である。
【図2】実施の形態に係る洗浄装置の平面図である。
【図3】実施の形態に係るロータリエンコーダの詳細説
明図とロータリエンコーダの配置状態の説明図である。
【図4】実施の形態に係る洗浄装置の動作を説明する図
である。
【符号の説明】
10 洗浄装置 12 印刷機シリンダ(ブランケット胴) 20 駆動シリンダ 24 洗浄シート 26 押圧部(押圧パッド) 28 供給ロール 30 巻取りロール 32 回転駆動手段(モータ) 34 巻取り検出手段(ロータリエンコー
ダ) 36 制御手段(コントローラ) 38、40 回数検出手段(カウンタ、リミットス
イッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄シートを間欠的に巻き取りつつ回転
    している印刷機シリンダに複数回押圧接触させて印刷機
    シリンダの表面を払拭する印刷機シリンダの洗浄方法に
    おいて、前記印刷シリンダへの前記洗浄シートの各押圧
    接触動作の間に前記洗浄シートを巻き取るとともに、洗
    浄開始から洗浄終了に向けて前記洗浄シートの巻取り量
    を漸次少なくしていくことを特徴とする印刷機シリンダ
    の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 供給ロールから引き出された洗浄シート
    を間欠的に巻取りロールに巻き取るとともに、洗浄シー
    トを印刷機シリンダに押圧する押圧部を有する印刷機シ
    リンダの洗浄装置において、前記巻取りロールを間欠的
    に回転させる回転駆動手段と、前記洗浄シートの前記巻
    取りロールへの巻取り量を検出する巻取り検出手段と、
    前記押圧部により前記洗浄シートを前記印刷機シリンダ
    に押圧した回数を検出する回数検出手段と、この回数検
    出手段と前記巻取り検出手段との出力信号を取り込み、
    予め与えられた前記洗浄シートを前記印刷機シリンダに
    押圧する回数と洗浄シートの巻取り量との関係に基づい
    て、前記回転駆動手段を介して前記洗浄シートの巻取り
    量を制御する制御手段と、を有することを特徴とする印
    刷機シリンダの洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄シートを前記印刷機シリンダに
    押圧する回数と前記洗浄シートの巻取り量との関係は、
    押圧する回数の増加に伴って巻取り量を少なくすること
    を特徴とする請求項2に記載の印刷機シリンダの洗浄装
    置。
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