JPH0975048A - 食品乾燥装置 - Google Patents

食品乾燥装置

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JPH0975048A
JPH0975048A JP7241051A JP24105195A JPH0975048A JP H0975048 A JPH0975048 A JP H0975048A JP 7241051 A JP7241051 A JP 7241051A JP 24105195 A JP24105195 A JP 24105195A JP H0975048 A JPH0975048 A JP H0975048A
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JP
Japan
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food
desiccant
drying
air
dried
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Application number
JP7241051A
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English (en)
Inventor
Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Takeshi Tomizawa
猛 富澤
Tatsuo Fujita
龍夫 藤田
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
Atsushi Nishino
西野  敦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】魚肉類、果物、野菜等を乾燥し保存性と味覚の
向上を図る乾燥装置の提供。 【解決手段】食品収納部1と乾燥剤収納部4で形成され
る乾燥用空気の循環経路5を設け、循環経路5には送風
手段6と乾燥剤3の加熱手段7を設ける。循環経路5に
設けた外気取入孔9および空気排出孔12を有し、食品
乾燥過程では送風手段6により空気を前記食品収納部1
と乾燥剤収納部4を循環させて食品を乾燥し、乾燥剤乾
燥過程では外気取入孔9と空気排出孔12を開として乾
燥剤収納部4に外気を導入し、かつ前記加熱手段7によ
り前記乾燥剤3を乾燥再生する。また、食品の風味をさ
らに向上させるため、食品の常温乾燥手段と、熱風また
は赤外線を用いた高温乾燥手段を設け、常温乾燥手段に
よる乾燥終了後に高温乾燥手段による被膜化処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚肉類、果物、野
菜等を乾燥し保存性と味覚の向上を図る用途等に利用さ
れる食品乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品の乾燥手段として伝統的手法は天日
乾燥であるが、工業的には天候に左右されない加熱乾
燥、すなわち燃焼熱気、マイクロ波、赤外線等を用いた
乾燥時間の短い方式が主に利用されている。しかし、加
熱乾燥はビタミンの破壊やタンパク質の高温変性、空気
との接触による酸化変性が生じ、栄養上も味覚上も好ま
しくない。このような変質を防止するのため、真空乾燥
や凍結乾燥が行われる場合があるが、装置が高価かつ乾
燥時間が長くなるので高価格の粉末状の食品に主に用い
られている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】高温によるタンパク質
の変性は例えば牛乳中のカゼインは150℃で3分、卵
のアルブミンは60℃で10分である。これらはこの温
度時間条件では殆ど乾燥しない。すなわち高温乾燥をタ
ンパク質の熱変性なしで行うことは不可能である。凍結
乾燥は酸化も変性も生じないので理想的である。しか
し、凍結した場合の食品表面の低蒸気圧を補うため真空
雰囲気で行い、蒸発潜熱の補充熱源として赤外線やマイ
クロ波が用いられるため、装置と運転に費用が掛かりす
ぎる。
【0004】このような風味と乾燥コストの2つの課題
を解決する手段としては、常温乾燥を用い、かつ乾燥時
間を短縮し食品の酸化と酵素反応とを進行させないこと
が必要である。常温乾燥の乾燥時間は湿度に影響される
が、乾燥時間が長いため結局、変性が進行したり蛋白酵
素による分解や空気酸化も進行するため風味が損なわれ
る。この点、天日乾燥は1種の常温乾燥であるが、生産
性や製品の安定性の課題を除けば理想に近い乾燥が可能
となる。海岸の塩水によって一定の乾燥状態になってい
る空気を魚類に十分に流通させて水分の蒸発を促進し、
太陽光や風が蒸発潜熱を補充し食品を所定の温度に保つ
ため乾燥時間が短いためである。すなわち、常温常圧乾
燥であるものの食品と雰囲気の蒸気圧差は大きくて乾燥
速度は早く、風による表面冷却で太陽光による加熱が防
止されるよう工夫された場所で行われているため、食品
の風味損傷は比較的軽微である。
【0005】工業的にこの状態を作ると、赤外線加熱と
乾燥空気の長時間発生が必要となり生産コストが増大す
る。
【0006】そこで、本発明は、従来の乾燥装置の課題
を考慮し、常温乾燥でありかつ天日乾燥よりもさらに乾
燥が速く、簡易な乾燥装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、食品収納部と
乾燥剤収納部で形成される乾燥用空気の循環経路を設
け、循環経路には送風手段と乾燥剤の加熱手段を設け、
循環経路に設けた外気取入孔および空気排出孔を有する
もので、食品乾燥過程では送風手段により空気を前記食
品収納部と乾燥剤収納部を循環させて食品を乾燥し、乾
燥剤乾燥過程では外気取入孔と空気排出孔を開として乾
燥剤収納部に外気を導入し、かつ前記加熱手段により前
記乾燥剤を乾燥再生する。
【0008】また、食品の風味をさらに向上させるた
め、食品の常温乾燥手段と、熱風または赤外線を用いた
高温乾燥手段を設け、常温乾燥手段による乾燥終了後に
高温乾燥手段による被膜化処理を行う。
【0009】このような構成によって、食品乾燥過程で
は乾燥剤と食品の間の空気を循環させる。乾燥剤により
相対湿度を低下させた空気は食品を乾燥する。食品は水
分を蒸発することにより低温になるが、一方で乾燥剤の
吸着熱が等量発生するため乾燥空気は湿潤空気よりも高
温となり、潜熱により低温となった食品を常温に戻す。
このため乾燥速度の低下はない。脱着水分を含む空気を
乾燥した食品に触れさせると食品が再び濡れると共に臭
くなる。このため、乾燥剤乾燥過程では外気を食品収納
部から乾燥剤収納部に流す。
【0010】また、省エネと脱臭のために次の構成も有
効である。空気排出孔の経路にヒータを有する酸化触媒
を配設し、乾燥剤乾燥過程に発生する臭気を除去する。
酸化触媒の高温の排気をそのまま放出するともったいな
いので、この排気と外気を熱交換部で熱交換し外気を加
熱して乾燥剤収納部に導入する。
【0011】また、食品を急速に乾燥するには大量の乾
燥剤が必要となる。食品乾燥中に乾燥剤の再生を繰り返
すことが装置の小型化のため好ましい。乾燥剤が水分で
飽和した後に、乾燥剤乾燥過程に入る。乾燥剤が水分を
脱着した後、冷却過程をもうけ、乾燥剤が常温に復帰し
た後に食品乾燥過程にはいる。このような方法を連続す
ることにより、乾燥剤の量が少なくなり、かつ食品の高
温化による風味低下が防止できる。
【0012】乾燥剤を乾燥する他の手段としてマイクロ
波でシリカゲルに吸着した水分を加熱方法がある。この
方法は直接乾燥剤に吸着している水分を加熱するため急
速に乾燥剤を再生できる。シリカゲルはマイクロ波透過
性なので、シリカゲルを透過し吸着している水分を均一
に加熱する。また、装置の不要部分や乾燥剤自身が過剰
加熱しないため、食品への伝熱が少なく風味を損なわな
い。
【0013】また、マイクロ波シールド用の金属隔壁を
脱着可能とすれば、装着時は食品を常温乾燥し、脱離時
に食品を加熱乾燥や乾燥食品の調理加熱をすることが可
能となる。
【0014】さらに、マイクロ波の供振空間に存在する
定在波の強度分布が大きいので乾燥剤を回転台で回転し
て均一乾燥することが望ましい。また、回転により食品
乾燥過程でも乾燥剤に均一に水分を吸着させて吸着量を
最大とし、かつ、循環上流と下流での吸着むらを防止す
ることができる。
【0015】食品を乾燥すると内部の水容性蛋白や炭水
化物が水分と共に食品表面に移動し皮膜を形成する。こ
の皮膜の生成は乾燥を阻害するが味覚上は必要である。
無理に常温乾燥で表面を固くすると内部まで過剰乾燥し
固くなる。したがって風味を増すためには、食品の常温
乾燥後に赤外線ヒータや高温熱風ヒータで表面を短時間
で乾燥することが好ましい。
【0016】
【実施の形態例】以下、本発明の実施の形態例について
図面を参照して説明する。
【0017】まず、本発明の請求項1の実施の形態例を
図1とともに説明する。食品収納部1には魚等の食品を
入れる。食品収納部1の上部には循環孔2を有する隔壁
と、乾燥剤3を入れる乾燥剤収納部4が設けられてい
る。さらに食品収納部1と乾燥剤収納部4との間は、乾
燥用空気の通路5で連結され、その通路5の途中には乾
燥用空気を循環させる送風機6が設けられている。乾燥
剤収納部4には乾燥剤3を加熱するヒータ7および乾燥
剤の温度を検知する温度検知部8が設けられている。送
風機6の上流の通路5には外気取入孔9が設けられ、そ
の外気取入孔9には開閉弁10が取り付けられている。
さらにその外気取入孔9の上流の通路5には空気排出孔
12が設けられ、その空気排出孔12と外気取入孔9の
間の通路5には開閉弁11が設けられている。
【0018】このような本実施の形態例の動作を次に説
明する。
【0019】食品乾燥過程では、外気取入孔9の開閉弁
10を閉、通路5の開閉弁11を開とし、送風機6によ
り空気を食品収納部1、乾燥剤収納部4、循環孔2と通
路5を循環させる。乾燥剤により相対湿度を低下させた
空気は食品を乾燥する。含湿した空気は乾燥剤3で乾燥
して食品に循環する。食品は水分を蒸発することにより
低温になるが、一方で乾燥剤3に吸湿される時に吸着熱
が等量発生するため乾燥空気は湿潤空気よりも高温とな
り、潜熱により低温となった食品を常温に戻す。このた
めの乾燥速度の低下はない。乾燥剤はシリカゲル、ゼオ
ライト等の再生可能なものが望ましい。
【0020】他方、乾燥剤乾燥過程では、外気取入孔9
の開閉弁10を開、通路5の開閉弁11を閉として、乾
燥剤収納部4に外気を導入し、かつヒータ7により乾燥
剤3を加熱して吸着水分を脱着させる。脱着水分を含む
空気を乾燥した食品に触れさせると食品が再び濡れると
共に、臭くなる。乾燥剤3に水分とともに吸着している
蒸発した有機成分が高温酸化し異臭になるからである。
このため、乾燥剤乾燥過程では外気は食品収納部1から
乾燥剤収納部4に流れることが風味上好ましい。
【0021】次に、請求項2の発明に付いて図2ととも
に説明する。この形態例ではヒータ13、酸化触媒1
4、熱交換部15をさらに有し、また空気取入れ用のフ
ァン9を導入する。
【0022】食品の乾燥過程では、送風機6により、内
部の空気は送風機6、食品収納部1、乾燥剤収納部4、
通路5を循環する。
【0023】乾燥剤乾燥過程では、送風機6を停止し、
ファン9を稼働して空気を内部に取り入れる。その空気
は乾燥剤3中を通過し、空気排出孔12へ向かう。乾燥
剤3の温度は100℃に達するので、吸着した水分とと
もに異臭化した有機ガスが発生する。このため空気排出
孔12への経路中にヒータ13を有する酸化触媒14を
配設する。酸化触媒14は白金族金属触媒の活性化温度
400℃以上にヒータ13で加熱され、乾燥剤乾燥過程
に発生する臭気を除去する。
【0024】さらに、酸化触媒14の高温の排気をその
まま放出するともったいないので、この排気と外気を酸
化触媒14の後ろ側に設置された熱交換部15で熱交換
し、流入してくる外気を加熱して乾燥剤収納部4に導入
すれば、乾燥剤の加熱と脱臭が同時に可能となる。
【0025】また、食品を急速に乾燥するには大量の乾
燥剤が必要となる。例えば水分含有率80%の1kgの
魚を40%まで乾燥するのに400gの脱水が必要であ
る。シリカゲルの常温飽和吸着量は重量の約20%であ
るので、2kg必要となる。乾燥剤が水分で飽和した状
態では乾燥が進行しないし、食品の塩類濃度が高くなり
水分活性が低下して蒸発しにくくなっているので、常に
高度に乾燥した空気を発生し続けなければならない。こ
のためシリカゲル使用量はこの数倍となる。したがって
食品乾燥中に乾燥剤3の再生を繰り返すことが装置の小
型化のため好ましい。 すなわち、所定の時間食品を乾
燥させ乾燥剤3が飽和した後に、乾燥剤乾燥過程に入
る。乾燥剤3の温度を温度検知部8で検出し、乾燥剤3
が水分を脱着して所定の温度に達した後、乾燥剤3をヒ
ータ7を停止して冷却する。温度検知部8により乾燥剤
3が常温に復帰した後に食品乾燥過程にはいる。このよ
うな方法を連続することにより、乾燥剤の量が少なくな
り、かつ食品の加熱による風味低下が防止できる。
【0026】次に別の実施の形態について説明する。
【0027】乾燥剤3を乾燥する他の手段として図3に
示すマイクロ波を用いる方法がある。この場合は、乾燥
剤収納部4と食品収納部1との位置は上下逆になってい
る。乾燥剤収納部4に開口する導波管16にはマグネト
ロン17が設けられている。一般的には2450MHz
のOH結合を振動させる周波数が利用される。食品乾燥
過程は図1の形態例と同じである。ただし、空気の流れ
は反時計回りである。
【0028】乾燥剤乾燥過程では図1でのヒータ7の代
わりにマグネトロン17を発振させて、乾燥剤収納部4
にマイクロ波共振空間をつくり、シリカゲルに吸着した
水分を加熱する。また開閉弁11を閉とし、そして開閉
弁10を開とし、孔9から外気を導入し水分を排出孔1
2から器具外に排出することはむろん必要である。この
方法は直接乾燥剤に吸着している水分を加熱するため急
速に乾燥剤を再生できる。シリカゲルはマイクロ波透過
性なので、シリカゲルを透過し吸着している水分を均一
に加熱する。したがって大きな乾燥剤収納部でも急速均
一に加熱できる。また、装置の不要部分を加熱しないた
め、食品への伝熱が少なく変質させにくい。
【0029】また、乾燥剤3の冷却時間も短時間とな
る。このためには、乾燥剤がマイクロ波透過性であり、
水分脱着後にマイクロ波で温度上昇しないことは当装置
の不可欠条件である。ちなみに乾燥剤3を熱風で乾燥す
る場合は熱風温度は150℃程度必要である。したがっ
て乾燥剤3が再生されたときの乾燥剤3ならびに乾燥剤
収納部4の壁温は約150℃になる。これに対してマイ
クロ波の場合は、乾燥剤3の温度は110℃であり、乾
燥剤収納部4の壁温は50℃である。したがって乾燥剤
3が低温となり吸着能力を発揮するまでの時間が2〜3
倍マイクロ波乾燥は速くなる。
【0030】食品にマイクロ波が照射されると食品が高
温となり変性するので食品乾燥部と乾燥剤収納部の間に
金属性のマイクロ波シールド部が必要である。そこで、
食品収納部1と乾燥剤収納部4とは金属隔壁18で仕切
られてなければならない。ただし、空気流通のためマイ
クロ波の透過しない小孔19が金属隔壁18には多数設
けられている。また、通路5を通じてマイクロ波が食品
収納部1へ伝播することを防止するため、通路5は少な
くともマイクロ波波長の1/4以下の直径と1/4以上
の長さを有する金属管としている。
【0031】また、金属隔壁18を脱着可能な状態とす
れば、装着時は食品を常温乾燥し、脱離時に食品を加熱
乾燥や乾燥食品の調理加熱をすることも可能となる。
【0032】さらに、マイクロ波の供振空間に存在する
定在波の強度分布が大きいので乾燥剤3をモータ20で
駆動する回転台21で回転して均一乾燥することが望ま
しい。また、回転により食品乾燥過程でも乾燥剤3に均
一に水分を吸着させて吸着量を最大とし、かつ、循環上
流と下流での吸着むらを防止することができる。このよ
うな乾燥剤3の回転は図1のヒータ7での乾燥過程にも
有効である。
【0033】次に、請求項7の本発明を図4を参照して
説明する。ここでは、赤外線ヒータ22と高温熱風ヒー
タ23が設けられている。その他は図1の形態例と同様
である。
【0034】食品を乾燥すると内部の水容性蛋白や炭水
化物が水分と共に食品表面に移動し皮膜を形成する。こ
の皮膜の生成は乾燥を阻害するが味覚上は必要である。
内部の乾燥を進行するため初期は常温乾燥し、最後に皮
膜を形成すればよい。皮膜の生成のためには表面での高
温による強い蒸発にが必要である。
【0035】そこで常温乾燥ではいかに乾燥した空気を
触れさせても表面の蛋白質や炭水化物濃度が高くなら
ず、かつ変性も生じないので強い皮膜を形成できない。
無理に常温乾燥で表面を固くすると内部まで過剰乾燥し
固くなる。
【0036】したがって風味を増すためには、食品の常
温乾燥後に赤外線ヒータ22や高温熱風ヒータ23で表
面を短時間で乾燥することが好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、常温で食品を急速に乾燥するため、食品の変
性が少なく風味を損なわない。
【0038】また、臭気の発生や食品の異臭も防止でき
る。かつ従来の食品乾燥装置に比較して簡便なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の一実施の形態例の食品乾燥
装置を示す断面図である。
【図2】本発明の請求項2の一実施の形態例の食品乾燥
装置を示す断面図である。
【図3】本発明の請求項4、5、6の一実施の形態例の
食品乾燥装置を示す断面図である。
【図4】本発明の請求項7の一実施の形態例の食品乾燥
装置を示す断面図である。
【符号の説明】 1 食品収納部 3 乾燥剤 4 乾燥剤収納部 6 送風機 7 ヒータ 9 外気取入孔 10 開閉弁 11 開閉弁 12 空気排出孔 13 ヒータ 14 酸化触媒 15 熱交換部 18 金属隔壁 21 回転台 22 赤外線ヒータ 23 高温熱風ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23B 4/04 502A (72)発明者 鵜飼 邦弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西野 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品収納部と乾燥剤収納部で形成される
    乾燥用空気の循環経路と、前記循環経路に対する送風手
    段と、前記乾燥剤収納部の乾燥剤の加熱手段と、前記循
    環経路に設けられた外気取入孔および空気排出孔とを備
    え、食品乾燥過程では前記送風手段により空気を前記食
    品収納部と乾燥剤収納部を循環させて食品を乾燥し、乾
    燥剤乾燥過程では前記外気取入孔と前記空気排出孔を開
    として乾燥剤収納部に外気を導入し、かつ前記加熱手段
    により前記乾燥剤を乾燥再生することを特徴とする食品
    乾燥装置。
  2. 【請求項2】 ヒータを有する触媒脱臭部と、前記触媒
    脱臭部または前記触媒脱臭部の下流に設けられた外気と
    排気の熱交換部とをさらに、乾燥剤乾燥過程では、外気
    が空気取入れ孔、前記熱交換部、乾燥剤収納部、前記触
    媒脱臭部、前記熱交換部、空気排出孔の順で流通するこ
    とを特徴とする請求項1の食品乾燥装置。
  3. 【請求項3】 乾燥剤乾燥過程の後に前記加熱手段を停
    止する乾燥剤冷却過程を設けると共に、食品乾燥過程、
    乾燥剤乾燥過程、乾燥剤冷却過程を繰り返すことを特徴
    とする請求項1、又は2記載の食品乾燥装置。
  4. 【請求項4】 乾燥剤はマイクロ波透過性の乾燥剤であ
    って、前記乾燥剤収納部に設けられたマイクロ波照射手
    段と、前記食品乾燥部と乾燥剤収納部の間に設けられた
    金属性マイクロ波シールド部とを備えたことを特徴とす
    る請求項1の食品乾燥装置。
  5. 【請求項5】 マイクロ波シールド部は、本体に対して
    着脱自在であり、前記マイクロ波シールド部装着時は食
    品を常温乾燥し、脱離時に食品を加熱乾燥することを特
    徴とする請求項4の食品乾燥装置。
  6. 【請求項6】 乾燥剤を載置する乾燥剤回転部を有する
    と共に、食品乾燥過程、乾燥剤乾燥過程で前記乾燥剤回
    転部を駆動することを特徴とする請求項1の食品乾燥装
    置。
  7. 【請求項7】 食品の常温乾燥手段と、熱風または赤外
    線を用いた高温乾燥手段を設けると共に、前記常温乾燥
    手段による乾燥終了後に前記高温乾燥手段による被膜化
    処理を行うことを特徴とする食品乾燥装置。
JP7241051A 1995-09-20 1995-09-20 食品乾燥装置 Pending JPH0975048A (ja)

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