JPH0974200A - Mis半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
Mis半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0974200A JPH0974200A JP17198796A JP17198796A JPH0974200A JP H0974200 A JPH0974200 A JP H0974200A JP 17198796 A JP17198796 A JP 17198796A JP 17198796 A JP17198796 A JP 17198796A JP H0974200 A JPH0974200 A JP H0974200A
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Abstract
良好なMIS半導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板11の第1の領域Re1に、ゲ
ート絶縁膜13と、ゲート電極14とソース・ドレイン
領域からなるMISトランジスタが形成されている。半
導体基板11の第2の領域Re2には導電層である不純物
拡散層15が形成されている。層間絶縁膜16の上にゲ
ート電極13に接続されるアンテナ配線17と、不純物
拡散層15に接続される電荷逃し用配線18とが形成さ
れている。配線を形成するためのドライエッチング工程
で、電荷逃し用配線18を介して電荷が半導体基板11
内に移動する。ゲート電極14への電荷の注入に起因す
るゲート絶縁膜13の劣化が抑制され、MISトランジ
スタのしきい値のシフトなどの特性の悪化も抑制され
る。
Description
タを配置したMIS半導体装置の構造に関するものであ
り、特にドライエッチングの際におけるゲート絶縁膜へ
の電荷の注入に起因するMIS半導体装置の特性の悪化
を防止するための対策に関する。
びソース・ドレイン領域からなるMISトランジスタを
配置したMIS半導体装置の構造に関するものであり、
特にドライエッチングの際におけるゲート酸化膜への電
荷の注入に起因するMIS半導体装置の特性の悪化を防
止するための対策に関する。
進展してきており、半導体集積回路を構成するためのM
IS半導体装置においても、MISトランジスタ等の半
導体素子が微細化されてきている。そして、MISトラ
ンジスタの微細化に伴って、ゲート絶縁膜が薄膜化され
てきており、その結果、具体的には0.25μmデザイ
ンルールでは6〜8nmの薄いゲート絶縁膜が使用され
ることになりつつある。
体装置の使用中にゲート絶縁膜に注入される電荷量が増
え、ゲート絶縁膜中にトラップ等の欠陥を生ぜしめるこ
とによって、ゲート絶縁膜の寿命が短くなるなどの不具
合を生じる虞れがある。そこで、例えば電源電圧を5V
から3.3Vへと引き下げることにより、TDDB等の
絶縁膜の耐圧特性への悪影響を緩和するようなことも考
えられている。
も、ゲート絶縁膜に対して電源電圧以上の電圧が印加さ
れる場合がある。例えば、ゲート電極に接続される金属
配線を形成するためにはドライエッチングを行なって金
属膜を選択的に除去することが必要となるが、その際、
プラズマ領域から金属膜に注入された電荷や、金属膜の
除去の際に生じる電荷が金属配線に蓄積される。そし
て、この電荷の蓄積によって、10V以上の非常に高い
電圧がゲート絶縁膜に印加され、極端な場合にはゲート
絶縁膜が破壊されてしまうことがある。また、ゲート絶
縁膜の破壊にまで至らなくても、トランジスタ特性の劣
化(しきい値電圧変動、飽和電流値減少)を生じること
があり、微細化にともなって大きな問題となってくる。
このような現象はアンテナ効果と呼ばれ、絶縁膜が薄膜
化されるに従って大きな問題となってくる。
すること (B)第2に、ドライエッチング中にプラズマから配線
中に注入される電荷量を低減すること (C)第3に、配線中に蓄積される電荷を即時に取り除
くこと 等の対策が考えられる。
関連し非常に重要である。しかしながら、LSIチップ
をカスタム設計する場合は別であるが、殆どの場合、配
置配線は従来のCADツールを用い自動的に行っている
ので、回路が複雑化している。その結果、MIS半導体
装置中の半導体素子数が増加するにしたがって、配線長
はかえって長くなる方向に進んでいる。この方法を用い
るためには、さらなるCADツールの技術革新が必要で
ある。
に対するプロセス技術の進む方向と逆行するものであ
る。例えば、形成される配線パターンが微細になればな
るほど、エッチング工程時におけるプラズマの密度を上
昇させなければならないので、電荷が多量に発生するこ
とになる。そのため、実質上この方法を採用することは
困難である。
体装置に与える悪影響もほとんど生じないので、実用価
値が高いと考えられる。この方法の例について、以下、
図9〜図11を参照しながら説明する。
ける状態を示す断面図である。n型半導体基板11の上
に素子分離であるLOCOS膜12が形成されており、
LOCOS膜12で囲まれる第1の領域Re1には、ゲー
ト酸化膜13,ソース・ドレイン領域(図示せず)及び
ゲート電極14からなるpチャネルMOSトランジスタ
が形成されている。また、LOCOS膜で囲まれる第2
の領域Re2にp型不純物拡散層15が形成されていて、
n型半導体基板11の一部との間にダイオードが形成さ
れている。そして、基板上に層間絶縁膜16が堆積され
た後、層間絶縁膜16を貫通してゲート電極13に到達
する接続孔を埋めるコンタクトプラグを介してゲート電
極に接続されるアンテナ配線21が形成される。その
際、層間絶縁膜16及びゲート絶縁膜13を貫通してp
型不純物拡散層15に到達する接続孔をも形成してお
き、アンテナ配線21がp型不純物拡散層15を介して
つまりダイオードを介して半導体基板11に接続される
ようにしている。すなわち、ドライエッチング中にアン
テナ配線21に注入されあるいは発生する電荷をp型不
純物拡散層15を介して半導体基板11内に逃すように
している。
ルMOSトランジスタの回路図、図11は図9に対応す
る従来のpチャネルMOSトランジスタの配線21の配
列状態を示す平面図である。
示すような従来の半導体装置においては、ゲート電極1
4に接続される配線21のうちp型不純物拡散層15に
接続されるバイパス部分の容量が配線容量に付加される
こととなり、回路動作の高速化が妨げられる虞れがあ
る。さらに、半導体基板11内のダイオードに生じるリ
ーク電流によって配線21の電位が変動し、配線21内
を伝達する信号に変動を与えてしまうという問題があっ
た。
あり、その目的は、ゲート電極に接続されるアンテナ配
線の配線容量の増大や半導体基板内におけるリークの影
響に起因する配線電位の変動を回避しうるMIS半導体
装置及びその製造方法の提供を図ることにある。
に、本発明では、請求項1〜9に記載されるMIS半導
体装置に関する手段と、請求項11〜14に記載される
MIS半導体装置の製造方法に関する手段とを講じてい
る。
体基板と、上記半導体基板の第1の領域に形成され、ゲ
ート電極,ゲート絶縁膜及びソース・ドレイン領域を有
するMISトランジスタと、上記半導体基板及びMIS
トランジスタの上方に形成された層間絶縁膜と、上記層
間絶縁膜の上に形成され、かつ上記MISトランジスタ
のゲート電極に接続された第1の配線と、上記半導体基
板の第2の領域に形成された導電層と、上記層間絶縁膜
の上で上記第1の配線に近接して形成され、上記半導体
基板の第2の領域の導電層に接続される第2の配線とを
備えている。
成する際に、両者を構成する導電膜がドライエッチング
によって選択的に除去される間、電荷が第2の配線を介
して半導体基板に移動する。また、ドライエッチングが
終了して、両配線が切り離されてオーバーエッチングを
行なう間でも、プラズマイオン源からの電荷の注入に対
するポテンシャルが第1の配線よりも第2の配線のほう
が低くなるので、第2の配線に多くの電荷が注入され
る。したがって、第1の配線に接続されるゲート電極の
電荷の蓄積量が低減され、電荷の注入に起因するゲート
絶縁膜の劣化も抑制される。しかも、第1の配線が第2
の配線とは切り離されているので、寄生容量が小さくな
り、かつMISトランジスタが第2の配線と半導体基板
との接続部におけるリークの影響を受けることもない。
項1において、上記第1及び第2の配線を同じ材料でか
つ同じ厚みで構成したものである。
工程で形成することが可能になるので、両者が異なる製
造工程で形成されるのに比べ、製造コストを低減するこ
とが可能になる。
項1において、上記第1の配線の長さを1mm以上とし
たものである。
線に注入される電荷量が特に大きくなってゲート絶縁膜
の劣化が激しくなる状態を確実に防止することができ
る。
項1において、上記第1の配線と上記第2の配線とを1
00μm以上の長さに亘って近接させたものである。
項1において、上記第1の配線と上記第2の配線との間
隔を最小デザインルール以下としたものである。
項1において、上記第1の配線と上記第2の配線との間
隔を1.0μm以下としたものである。
配線を介して電荷が半導体基板に移動する機能が特に高
くなり、ゲート絶縁膜の劣化を防止する機能が確実に得
られる。
項1において、上記第1の配線が上記MISトランジス
タのゲート電極に接続される外部パッドである場合に
は、上記第2の配線を、上記外部パッドを取り囲むよう
に形成すればよい。
項1において、上記第2の領域の導電層に接続されるダ
ミー電極をさらに備え、上記第2の配線を上記ダミー電
極に接続させる構成としたものである。
項8において、上記ゲート電極とダミー電極とを、導電
膜からなる共通の上層膜及び下層膜で構成し、上記ダミ
ー電極の上層膜をダミー電極に形成された開口部を埋め
て上記導電層に接続する構成としたものである。
を形成する際や、層間絶縁膜にアンテナ配線−ゲート電
極間及び電荷逃し用配線−ダミー電極間を接続する2つ
の接続孔を形成するために必要なドライエッチング工程
においても、ゲート電極を介してゲート絶縁膜に注入さ
れる電荷量を低減することができる構造となり、特に信
頼性の高いMIS型半導体装置を構成することができ
る。
方法は、半導体基板の第1の領域に、ゲート絶縁膜,ゲ
ート電極及びソース・ドレイン領域を有するMISトラ
ンジスタを形成する第1の工程と、上記半導体基板の第
2の領域に導電層を形成する第2の工程と、上記半導体
基板の上方に層間絶縁膜を形成する第3の工程と、上記
層間絶縁膜を貫通して上記ゲート電極に到達する第1の
接続孔と、少なくとも上記層間絶縁膜を貫通して上記導
電層に到達する第2の接続孔とを形成する第4の工程
と、上記第1接続孔を埋める第1の埋め込み層と上記第
2の接続孔を埋める第2の埋め込み層とを形成する第5
の工程と、上記層間絶縁膜の上に、上記第1及び第2の
埋め込み層に接触する導電膜を堆積する第6の工程と、
上記導電膜の上に、配線を形成しようとする領域を覆う
フォトレジスト膜を形成する第7の工程と、上記フォト
レジスト膜をマスクとするドライエッチングにより上記
導電膜を選択的に除去して、上記第1の埋め込み層に接
続される第1の配線と上記第2の埋め込み層に接続され
上記第1の配線に近接する第2の配線とを形成する第8
の工程とを備えている。
電膜を除去する際にプラズマ領域から導電膜に注入さ
れ、あるいは導電膜の除去により導電膜に発生する電荷
が第2の配線を介して半導体基板側に逃される。しか
も、導電膜のパターニングが終了した時点では第1の配
線と第2の配線とは切り離されているので、MIS半導
体装置の形成後において第1の配線の寄生容量の増大を
招くこともなく、MISトランジスタが第2の配線と半
導体基板との接続部におけるリークの影響を受けること
もない。したがって、動作速度の高い,信頼性の高い,
かつ特性の良好なMIS半導体装置が形成される。
方法は、請求項10において、上記第8の工程では、上
記第1の配線と上記第2の配線との間隔が1.0μm以
下になるように上記各配線を形成する方法である。
方法は、請求項10において、上記第8の工程では、上
記第1の配線と上記第2の配線との間隔が最小デザイン
ルール以下になるように上記各配線を形成する方法であ
る。
工程において電荷を半導体基板に逃す作用が向上するの
で、特に信頼性の高いMIS半導体装置を得ることがで
きる。
方法は、請求項10において、上記第2の工程は、上記
半導体基板の導電型と逆導電型の不純物イオンを半導体
基板内に注入することにより、上記MISトランジスタ
のソース・ドレイン領域の形成と同時に行なう方法であ
る。
になる。
方法は、MISトランジスタを形成しようとする第1の
領域と電荷を逃すための第2の領域とを有する半導体基
板の上記第1及び第2の領域の上に絶縁膜を形成する第
1の工程と、上記絶縁膜の上に第1の導電膜を形成する
第2の工程と、上記第1の導電膜及び上記絶縁膜を貫通
して上記第2の領域に到達する開口部を形成する第3の
工程と、上記開口部及び上記第1の導電膜の上に第2の
導電膜を形成する第4の工程と、上記第1及び第2の導
電膜をパターニングして、上記第1及び第2の導電膜に
より、上記第1の領域の上にはゲート電極を、上記第2
の領域の上にはダミー電極を互いに切り離して形成する
第5の工程と、上記半導体基板の上方に層間絶縁膜を形
成する第6の工程と、上記層間絶縁膜を貫通して上記ゲ
ート電極に到達する第1の接続孔と上記層間絶縁膜を貫
通して上記ダミー電極に到達する第2の接続孔とを形成
する第7の工程と、上記第1接続孔を埋める第1の埋め
込み層と上記第2の接続孔を埋める第2の埋め込み層と
を形成する第8の工程と、上記層間絶縁膜の上に、上記
第1及び第2の埋め込み層に接触する導電膜を堆積する
第9の工程と、上記導電膜の上に、配線を形成しようと
する領域を覆うフォトレジスト膜を形成する第10の工
程と、上記フォトレジスト膜をマスクとするドライエッ
チングにより上記導電膜を選択的に除去して、上記第1
の埋め込み層に接続される第1の配線と、上記第2の埋
め込み層に接続され上記第1の配線に近接する第2の配
線とを形成する第11の工程とを備えている。
法に示すアンテナ配線と電荷逃し用配線とを形成する前
の工程におけるゲート絶縁膜への電荷の注入量を低減す
ることができる。、すなわち、ゲート電極を形成するた
めの第1及び第2の導電膜のパターニング工程(第5の
工程)では第1及び第2導電膜を介して電荷が導電層つ
まり半導体基板に逃される。また、層間絶縁膜に第1,
第2の接続孔を形成する工程(第7の工程)において
も、接続孔の深さがほぼ同じとなってオーバーエッチン
グがほとんど不要となることから、ゲート絶縁膜への電
荷の注入量が少なくなる。
ャネルMOSトランジスタ部の断面図、図2は図1に対
応するpチャネルMOSトランジスタ部の平面図、図3
は図2のIII −III 線における断面図である。
には各半導体素子を分離するためのLOCOS膜12が
形成されている。また、LOCOS膜12で囲まれる第
1の領域Re1及び第2の領域Re2内の半導体基板11上
にはゲート酸化膜13が形成され、第1の領域Re1内の
ゲート酸化膜13及びLOCOS膜12に跨ってゲート
電極14が形成されている。つまり、第1の領域Re1に
おいて、半導体基板11,ゲート酸化膜13及びゲート
電極14によって、MOSキャパシタが構成されてい
る。一方、第2の領域Re2には、半導体基板11内にp
型不純物を注入してp型不純物拡散層15が形成されて
いる。そして、ゲート電極14の上には層間絶縁膜16
が形成されており、さらに、層間絶縁膜16の上に、第
1の金属配線であるアンテナ配線17と、第2の金属配
線である電荷逃し用配線18とが形成されている。アン
テナ配線17は、層間絶縁膜16に開口された接続孔を
埋めてゲート電極14に接続されている。電荷逃し用配
線18は、層間絶縁膜16及びゲート酸化膜13に開口
された接続孔を埋めて、第2の領域Re2内のp型不純物
拡散層15に接続されている。
8は、各アンテナ配線17間の空間を利用して形成され
ており、この電荷逃し用配線18の存在によって半導体
装置の占有面積の増大を招くことがないようになされて
いる。
いて、図1に示す断面に直交する縦断面内では、ゲート
電極14の両側方に位置する半導体基板11内にソース
・ドレイン領域となる高濃度のp型不純物拡散層が形成
されており、pチャネルMOSトランジスタ(電界効果
型トランジスタ)が形成されている。
トランジスタの製造工程について説明する。
に酸化してLOCOS膜12を形成した後、LOCOS
膜で囲まれるゲート酸化膜13を形成し、さらにポリシ
リコン膜を堆積した後、これをパターニングしてゲート
電極14を形成する。次に、基板上に層間絶縁膜16を
堆積した後、層間絶縁膜16及びゲート酸化膜13を開
口してゲート電極14に到達する接続孔とn型拡散層1
5に到達する接続孔とを形成する。その後、各接続孔を
埋め層間絶縁膜16の上に亘る金属膜(例えばアルミニ
ウム合金膜)を堆積してから、この金属膜をドライエッ
チングにより選択的に除去して第1,電荷逃し用配線1
7,18を形成する。
グを行なう工程において、以下のような作用が生じる。
すなわち、基板の上方に生じるプラズマ領域からのイオ
ン衝突と金属膜の除去に伴う電荷の発生とによって、除
去されつつある金属膜中に電荷が蓄積される。そして、
金属膜の除去が終了してからもある時間の間オーバーエ
ッチングが行なわれ、金属膜中に電荷が注入される。し
たがって、金属膜の除去が終了した状態で、アンテナ配
線17が電気的に浮遊した状態となっているので、アン
テナ配線17に接続されるゲート電極14と半導体基板
11との間の電圧が上昇する。その結果、ゲート電極1
4中の電荷がゲート酸化膜13に注入されてゲート酸化
膜13の膜質が劣化してしまう。
7に隣接して電荷逃し用配線18が形成され、この電荷
逃し用配線18は浮遊状態ではなく半導体基板11のp
型拡散層15に接続されている。そして、プラズマ領域
に対してアンテナ配線17と電荷逃し用配線18とが並
列的に接続された状態となっている。したがって、アン
テナ配線17と半導体基板11との間の電圧が上昇する
と、プラズマ領域からの電荷のほとんどは電荷逃し用配
線18を介して半導体基板11に流れるようになる。ま
た、電荷逃し用配線18がアンテナ配線17に隣接して
いるので、アンテナ配線17に蓄積された電荷も電荷逃
し用配線18に移動しやすくなる。すなわち、図3に示
すような電流パスが生じることになる。その結果、ゲー
ト酸化膜13への電荷の注入量を低減することができ、
ゲート酸化膜13の劣化を抑制することができる。
性,具体的にはストレス時間−蓄積欠陥量(%)につい
て、従来の方法と本実施形態の方法とを比較して示す図
である。同図において、直線D1〜D3は、測定データ
から最小2乗法によって得られるストレス時間−蓄積欠
陥量間の関係を示し、直線D1は従来の保護ダイオード
がない場合,直線D2は保護ダイオードがある場合,直
線D3は本実施形態の場合のゲート酸化膜の耐圧特性を
それぞれ示す。従来の保護ダイオードを設けた試料につ
いては、図6に示すアンテナ配線を直接基板に接続した
試料を用いている。図4に示すように、アンテナ効果に
対して全く保護措置を施していない試料(直線D1参
照)に対して、本発明の試料(直線D3参照)は、従来
の保護ダイオードを設けた試料(直線D2参照)と同等
の高信頼性を得ることができる。
トに接続されるアンテナ配線17に隣接して、半導体基
板11に接地された電荷逃し用配線18を設けるように
したので、金属膜をパターニングするためのドライエッ
チング工程において、プラズマ領域からアンテナ配線1
7に注入される電荷を電荷逃し用配線18を介して半導
体基板11に流すことができ、ゲート電極14への電荷
の注入量を低減することができる。よって、ゲート酸化
膜13中におけるダメージの発生を抑制することができ
るのである。しかも、アンテナ配線17と電荷逃し用配
線18とが切り離されているので、図6に示す従来のM
IS半導体装置のごとくアンテナ配線17の寄生容量の
増大や、p型不純物拡散層15と半導体基板11の一部
とで構成される保護ダイオードにおけるリークの影響を
受けることもない。
浮遊状態にあるアンテナ配線17は電荷逃し用配線18
の存在により局所的に直線的に形成されていない部分が
あるが、現在の段階では、このような屈曲した領域を形
成するための領域は十分に確保することができる。
について、図5(a),(b)を参照しながら説明す
る。図5(a)は、第2の実施形態に係るpチャネルM
OSトランジスタの図5(b)に示すVa−Va線における
断面図であり、図5(b)はその平面図である。
形態では、層間絶縁膜16の上には、第1の金属配線に
相当するほぼ正方形の外部パッド19と、この外部パッ
ド19を取り囲む四角リング状の第2の金属配線である
電荷逃し用配線20とが形成されていて、上記外部パッ
ド19はゲート電極14に接続され、上記電荷逃し用配
線20はp型不純物拡散層15に接続されている。その
他の点は、上記第1の実施形態における図1に示す半導
体装置の構造と同じである。
る半導体装置では、この外部パッド19の面積が非常に
大きいので、従来のような構造では、アンテナ効果によ
る酸化膜ダメージも相当大きいと考えられている。ここ
で、本実施形態では、上述の第1の実施形態と同じ作用
により、外部パッド19を形成するためのドライエッチ
ング工程において、電荷逃し用配線20を介してプラズ
マ領域からの電荷を半導体基板11内に流すことがで
き、外部パッド19に接続されるゲート電極14への電
荷の注入量を低減することができる。また、外部パッド
19に蓄積された電荷は、電荷逃し用配線20を介して
半導体基板11に逃がされる。このことから、アンテナ
効果の抑制と共に、外部から注入される電荷のパスとす
ることができ、ゲート酸化膜中におけるダメージの発生
を効果的に抑制することができる。
アンテナ配線や外部パッドから電荷逃し用配線への電流
パスは、そのメカニズムは明らかではないものの、実験
結果からは生じていることがほぼ確実と思われる実験結
果が得られている。特に、電荷逃し用配線とアンテナ配
線や外部パッドとの間隔が小さい場合に効果が大きいと
いう事実から、エッチング残渣によるパス、あるいは両
配線間の層間絶縁膜の表面を介したリーク等が考えられ
る。このことから、アンテナ配線又は外部パッドと電荷
逃し用配線との間隔が1μm以下であれば、各配線の形
成が終了して各配線が分離されてからオーバーエッチン
グを行なう際にも、アンテナ配線又は外部パッドから電
荷逃し用配線に電荷を移動させる効果が大きいことが実
験的に確認されている。もっとも、この間隔は小さいほ
ど電荷を逃す機能が高くなるので、MISトランジスタ
のデザインルールがどんどん微細化されている現状にお
いては、最小デザインルール以下で解像度の限界以上の
間隔とすることで、著効を発揮することができる。
て、pチャネルMOSトランジスタを例として挙げた
が、nチャネルMOSトランジスタにおいても同様な効
果が得られる。さらに、電荷逃し用配線が接続される領
域をp型不純物拡散層として、このp型不純物拡散層と
n型半導体基板との間でダイオードを構成するようにし
たが、電荷逃し用配線を直接n型半導体基板と接続して
もよい。
アンテナ配線又は外部パッドと電荷逃し用配線とを同じ
工程で同じ材料により同時に形成する必要は必ずしもな
いが、上記各実施形態のように同時に形成することで製
造コストを低減できる。
について説明する。図6(a)〜(d)は、第3の実施
形態における半導体装置のゲート電極の形成工程を示す
断面図である。
2が形成されたn型半導体基板50上に、厚み6nm程
度のシリコン酸化膜からなるゲート酸化膜13を形成
し、その上にゲート電極となる厚み100nm程度のn
型ポリシリコン膜51を形成した後、n型ポリシリコン
膜51の上に、フォトリソグラフィー工程により、電荷
逃し領域を形成しようとする第2の領域Re2の上を開口
したフォトレジスト膜Rm1を形成する。
ジスト膜Rm1をマスクとして、ドライエッチングを行な
い、ポリシリコン膜51およびゲート酸化膜13を選択
的に除去して、第2の領域Re2に到達する開口部61を
形成する。
レジスト膜Rm1を除去した後、開口部61が形成された
ポリシリコン膜51aをマスクとして、例えば砒素イオ
ンを注入エネルギが30KeVでドーズ量が5E15/c
m2 程度の条件で注入し、n型半導体基板50内に高濃
度のn型不純物が導入されたn型不純物拡散層53を形
成する。このとき、ポリシリコン膜51aにも砒素イオ
ンが注入される。その後、基板の全面上に200nm程
度の厚みのタングステンシリサイド膜52を堆積する。
このとき、タングステンシリサイド膜52は、開口部6
1をも埋めており、この部分が埋め込み層52aとなっ
ている。
グステンシリサイド膜52の上に、フォトリソグラフィ
ー工程により、ゲート電極を形成しようとする第1の領
域Re1及びダミー電極を形成しようとする領域を除く領
域を開口したフォトレジスト膜Rm2を形成し、このフォ
トレジスト膜Rm2をマスクとしてドライエッチングを行
ない、タングステンシリサイド膜52およびポリシリコ
ン膜51aをパターニングする。この工程によって、第
1の領域Re1の上方には、ポリシリコン膜からなる下層
膜51bとタングステンシリサイド膜からなる上層膜5
2bとで構成されるゲート電極14が形成され、第2の
領域Re2の上方には、ポリシリコン膜からなる下層膜5
1cとタングステンシリサイド膜からなる上層膜52c
とにより構成されるダミー電極54が形成される。
よって、ソース・ドレイン電極、配線等を形成すること
により、MOSトランジスタの形成を終了する。
電極を形成するためのドライエッチング工程において、
ゲート電極となる上記タングステンシリサイド膜52お
よびポリシリコン膜51aが高濃度のn型不純物拡散層
53を介してn型半導体基板50と電気的に導通してい
るので、各膜51a,52内の電荷の多くは、n型半導
体基板50に移動する。しかも、本実施形態では、図8
に示すように、ダミー電極54の部分ではポリシリコン
膜51a及びタングステンシリサイド膜52内に電荷の
流れCurが生じる。したがって、ダミー電極54が存在
することによって、各膜52,51aに注入された電荷
が流れるパスの抵抗値Rest が小さくなるので、発生す
る電荷によるゲート電極の局所的な電位上昇を低減する
ことができる。ゲート電極の局所的な電位に応じてその
直下のゲート酸化膜13に流れるFNトンネル電流値が
決定されるため、ダミー電極53を設けることによっ
て、ゲート電極14の形成工程においても、ゲート酸化
膜13中への電荷の注入をより効果的に抑制することが
できる。
線18との接続用の引き出し電極として利用する工程に
ついて、図7(a),(b)を参照しながら説明する。
極14及びダミー電極54が形成された基板の全面上に
層間絶縁膜55を形成し、各電極14,54の上方に開
口部を有するフォトレジスト膜Rm3を形成する。そし
て、フォトレジスト膜Rm3をマスクとしてドライエッチ
ングを行ない、層間絶縁膜55に、ゲート電極14に到
達するコンタクトホール62と、ダミー電極54に到達
するコンタクトホール63とを形成する。
クトホール62を埋めてゲート電極14に接続されるア
ンテナ配線17と、コンタクトホール63を埋めてダミ
ー電極54に接続される電荷逃し用配線18とを形成す
る。このとき、第1の実施形態で説明したと同じ作用に
より、アンテナ配線17及びゲート電極14を介してゲ
ート酸化膜13に注入される電荷量を低減することがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
線の形成工程においては上記第1の実施形態と同様の効
果を発揮することができるに加えて、ゲート電極を形成
するための工程においても、ゲート絶縁膜に注入される
電荷量を低減することができるという著効を、新たな電
荷逃し用領域を形成することなく、発揮することができ
る。
基板中にn型不純物拡散層53を形成することによって
保護ダイオードを形成しているが、n型半導体基板中に
p型不純物拡散層を形成することによって保護ダイオー
ドを形成した場合についても、ゲート電極に注入される
正電荷をn型半導体基板中に流すことができるため、ゲ
ート電極への正電荷注入に対して同様の効果が得られ
る。
シリコン酸化膜で構成したが、本発明は斯かる実施形態
に限定されるものではなく、ゲート絶縁膜としてシリコ
ン酸窒化膜やシリコン窒化膜等の他の材料で構成される
絶縁膜を使用することができる。
置において、ゲート電極に接続される第1の配線に近接
した第2の配線を設け、この第2の配線を半導体基板に
接続する構成としたので、信頼性寿命が長く,動作速度
が速く,かつ特性が良好なMIS半導体装置の提供を図
ることができる。
装置の製造方法として、半導体基板にMISトランジス
タを形成した後層間絶縁膜を堆積し、層間絶縁膜上に導
電膜を堆積した後これをパターニングして、ゲート電極
に接続される第1の配線と、第1の配線に近接し半導体
基板に接続される第2の配線とを同時に形成するように
したので、信頼性が高く,動作速度が速く,かつ特性の
良好なMIS半導体装置を形成することができる。
である。
である。
示すIII −III 線における断面図である。
酸化膜のTDDB特性を示す図である。
及び平面図である。
電極の形成工程を示す断面図である。
ナ配線の形成工程を示す断面図である。
イエッチング時における電荷の流れを説明するための暖
園酢である。
Claims (14)
- 【請求項1】 半導体基板と、 上記半導体基板の第1の領域に形成され、ゲート電極,
ゲート絶縁膜及びソース・ドレイン領域を有するMIS
トランジスタと、 上記半導体基板及びMISトランジスタの上方に形成さ
れた層間絶縁膜と、 上記層間絶縁膜の上に形成され、かつ上記MISトラン
ジスタのゲート電極に接続された第1の配線と、 上記半導体基板の第2の領域に形成された導電層と、 上記層間絶縁膜の上で上記第1の配線に近接して形成さ
れ、上記半導体基板の第2の領域の導電層に接続される
第2の配線とを備えていることを特徴とするMIS半導
体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第1及び第2の配線が同じ材料で構成され、かつ同
じ厚みを有していることを特徴とするMIS半導体装置 - 【請求項3】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第1の配線の長さが1mm以上であることを特徴と
するMIS半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第1の配線と上記第2の配線とは、100μm以上
の長さに亘って近接していることを特徴とするMIS半
導体装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第1の配線と上記第2の配線との間隔は最小デザイ
ンルール以下であることを特徴とするMIS半導体装
置。 - 【請求項6】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第1の配線と上記第2の配線との間隔は1.0μm
以下であることを特徴とするMIS半導体装置。 - 【請求項7】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第1の配線は、上記MISトランジスタのゲート電
極に接続される外部パッドであり、 上記第2の配線は、上記外部パッドを取り囲むように形
成されていることを特徴とするMIS半導体装置。 - 【請求項8】 請求項1記載のMIS半導体装置におい
て、 上記第2の領域の導電層に接続されるダミー電極をさら
に備え、 上記第2の配線は、上記ダミー電極に接続されているこ
とを特徴とするMIS半導体装置。 - 【請求項9】 請求項8記載のMIS半導体装置におい
て、 上記ゲート電極とダミー電極とは、導電膜からなる共通
の上層膜及び下層膜で構成されており、 上記ダミー電極の上層膜は、ダミー電極に形成された開
口部を埋めて上記導電層に接続されていることを特徴と
するMIS半導体装置。 - 【請求項10】 半導体基板の第1の領域に、ゲート絶
縁膜,ゲート電極及びソース・ドレイン領域を有するM
ISトランジスタを形成する第1の工程と、 上記半導体基板の第2の領域に導電層を形成する第2の
工程と、 上記半導体基板の上方に層間絶縁膜を形成する第3の工
程と、 上記層間絶縁膜を貫通して上記ゲート電極に到達する第
1の接続孔と、少なくとも上記層間絶縁膜を貫通して上
記導電層に到達する第2の接続孔とを形成する第4の工
程と、 上記第1接続孔を埋める第1の埋め込み層と上記第2の
接続孔を埋める第2の埋め込み層とを形成する第5の工
程と、 上記層間絶縁膜の上に、上記第1及び第2の埋め込み層
に接触する導電膜を堆積する第6の工程と、 上記導電膜の上に、配線を形成しようとする領域を覆う
フォトレジスト膜を形成する第7の工程と、 上記フォトレジスト膜をマスクとするドライエッチング
により上記導電膜を選択的に除去して、上記第1の埋め
込み層に接続される第1の配線と、上記第2の埋め込み
層に接続され上記第1の配線に近接する第2の配線とを
形成する第8の工程とを備えていることを特徴とするM
IS半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載のMIS半導体装置の
製造方法において、 上記第8の工程では、上記第1の配線と上記第2の配線
との間隔が1.0μm以下になるように上記各配線を形
成することを特徴とするMIS半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 請求項10記載のMIS半導体装置の
製造方法において、 上記第8の工程では、上記第1の配線と上記第2の配線
との間隔が最小デザインルール以下になるように上記各
配線を形成することを特徴とするMIS半導体装置の製
造方法。 - 【請求項13】 請求項10記載のMIS半導体装置の
製造方法において、 上記第2の工程は、上記半導体基板の導電型と逆導電型
の不純物イオンを半導体基板内に注入することにより、
上記MISトランジスタのソース・ドレイン領域の形成
と同時に行なうことを特徴とするMIS半導体装置の製
造方法。 - 【請求項14】 MISトランジスタを形成しようとす
る第1の領域と電荷を逃すための第2の領域とを有する
半導体基板の上記第1及び第2の領域の上に絶縁膜を形
成する第1の工程と、 上記絶縁膜の上に第1の導電膜を形成する第2の工程
と、 上記第1の導電膜及び上記絶縁膜を貫通して上記第2の
領域に到達する開口部を形成する第3の工程と、 上記開口部及び上記第1の導電膜の上に第2の導電膜を
形成する第4の工程と、 上記第1及び第2の導電膜をパターニングして、上記第
1及び第2の導電膜により、上記第1の領域の上にはゲ
ート電極を、上記第2の領域の上にはダミー電極を互い
に切り離して形成する第5の工程と、 上記半導体基板の上方に層間絶縁膜を形成する第6の工
程と、 上記層間絶縁膜を貫通して上記ゲート電極に到達する第
1の接続孔と、上記層間絶縁膜を貫通して上記ダミー電
極に到達する第2の接続孔とを形成する第7の工程と、 上記第1接続孔を埋める第1の埋め込み層と上記第2の
接続孔を埋める第2の埋め込み層とを形成する第8の工
程と、 上記層間絶縁膜の上に、上記第1及び第2の埋め込み層
に接触する導電膜を堆積する第9の工程と、 上記導電膜の上に、配線を形成しようとする領域を覆う
フォトレジスト膜を形成する第10の工程と、 上記フォトレジスト膜をマスクとするドライエッチング
により上記導電膜を選択的に除去して、上記第1の埋め
込み層に接続される第1の配線と、上記第2の埋め込み
層に接続され上記第1の配線に近接する第2の配線とを
形成する第11の工程とを備えていることを特徴とする
MIS半導体装置の製造方法。
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-
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