JPH0973743A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH0973743A
JPH0973743A JP7230118A JP23011895A JPH0973743A JP H0973743 A JPH0973743 A JP H0973743A JP 7230118 A JP7230118 A JP 7230118A JP 23011895 A JP23011895 A JP 23011895A JP H0973743 A JPH0973743 A JP H0973743A
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read
servo
servo sector
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JP7230118A
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Yutaka Imai
裕 今井
Chikashi Igari
史 猪狩
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • G11B2020/1282Servo information in embedded servo fields

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標データセクタの検出基準となるサーボセ
クタタを検出することができない場合であっても、目標
データセクタの位置を検出できるようにする。 【解決手段】 本発明に係る磁気記録装置は、トラック
上に複数のサーボセクタおよび複数のデータセクタを有
するディスク1と、目標のデータセクタの手前に存在す
るサーボセクタを検出し、そのサーボセクタに基づいて
当該目標のデータセクタを検出する第1検出部(パルス
発生回路6内)と、前記第1検出部が前記サーボセクタ
を検出できたか否かを判定する判定部(CPU9内)
と、前記第1検出部がサーボセクタを検出できなかった
と判定する前記判定部に応じ、前記サーボセクタとは違
う別のサーボセクタに基づいて前記目標のデータセクタ
を検出する第2検出部(パルス発生回路6内)とを具備
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録装置に関
し、特に、記録媒体の記録単位である各セクタの先頭に
セクタ開始マークやセクタアドレス情報等が記録されて
いないIDレス方式を採用する磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録装置、特に磁気ディスク
装置においてデータのリード処理を行う場合には、ま
ず、読み出しの目標となるデータセクタが存在するトラ
ック上にヘッドが位置するように位置決めし(シーク
し)、その後に目標のデータセクタに対するサーチ及び
リードを行っている。
【0003】ここで、記録媒体(ディスク)の記録単位
である各セクタの先頭にセクタ開始マークやセクタアド
レス情報等が記録されていないIDレス方式を採用する
磁気ディスク装置においては、読み書きヘッドがトラッ
ク上を走査することにより、目標のデータセクタの手前
に存在するサーボセクタがまず検出される(サーボセク
タアドレスがリードされる)。そして、このサーボセク
タを検出した時点から目標のデータセクタまで、ROM
上のフォーマットテーブルに基づいたタイミングで出さ
れるデータセクタパルスをカウントすることにより、目
標のデータセクタがヘッドを通過するタイミングが求め
られる。これにより、目標のデータセクタが検出される
ことになる(データセクタのデータがリードがされるこ
とになる)。
【0004】しかしながら、サーボセクタを検出しよう
とする際に、ディスク上に塵や傷が存在していたりヘッ
ドにノイズが乗っていたりすると、サーボセクタアドレ
スをリードすることができない。この場合、目標のデー
タセクタの検出が当然にできなくなる。上記のような事
態が起こった場合には、フィルタ定数等の各種パラメー
タの設定を変えて同じサーボセクタの検出をリトライす
ることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何度リ
トライしてもそのサーボセクタを検出することができな
いときは、目標のデータセクタの検出を諦めるしかなか
った。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、リー
ド目標のデータセクタの手前に存在するサーボセクタを
検出することができない場合であっても当該目標のデー
タセクタを正確に検出することのできる磁気記録装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気記録装
置は、トラック上に複数のサーボセクタおよび複数のデ
ータセクタを有する磁気記録媒体と、目標のデータセク
タの手前に存在するサーボセクタを検出し、そのサーボ
セクタに基づいて当該目標のデータセクタを検出する第
1検出手段と、前記第1検出手段が前記サーボセクタを
検出できたか否かを判定する手段と、前記第1検出手段
がサーボセクタを検出できなかったと前記判定手段によ
り判定された結果に応じ、前記サーボセクタとは違う別
のサーボセクタに基づいて前記目標のデータセクタを検
出する第2検出手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】上記構成とすることにより、基準となるサ
ーボセクタタを検出することができない場合であって
も、その基準となるサーボセクタを替えるとともにその
替えたサーボセクタの時点から目標のデータセクタの時
点までのカウント数を求めることにより、当該目標のデ
ータセクタを正確に検出し、そのデータを読み出すこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明のの実施形態に係る
磁気記録装置の全体構成を示すブロック図である。この
磁気記録装置においては、磁気記録媒体上の各記録単位
(セクタ)の先頭に、セクタ開始マークやセクタアドレ
ス情報等が記録されていない方式(IDレス方式)が採
用される。
【0009】同図に示すように、磁気ディスク装置に
は、磁気記録媒体として複数の(又は1つの)ディスク
1が備えられている。各ディスク1の記録面(両面)
は、複数の同心円状のゾーンに区分されている。さら
に、各ゾーンは、複数のトラック(図示せず)に区分さ
れている。各トラックは、複数の扇型のセクタ(記録単
位)に区分されている。また、後で詳述するように、各
トラック上には、位置決めの際に必要な複数のサーボセ
クタが所定の間隔で配置されている。各サーボセクタに
はサーボ情報(そのサーボセクタのアドレスを含む)が
記録されている。
【0010】また、各ディスク1の両面には、2つのヘ
ッド2がディスク1の両面に対向して設けられる。各ヘ
ッド2は、それぞれキャリッジ(ヘッド移動機構)3に
取り付けられており、キャリッジ3の回動に従ってディ
スク1の半径方向に移動する。これにより、ヘッド2
は、所定のトラック上に位置決めされるようになってい
る。
【0011】ヘッド2は、位置決めされた後、ディスク
1の回転動作により、そのトラック上を走査する。ま
た、ヘッド2は、走査によりそのトラック上のサーボセ
クタのサーボ情報(サーボセクタアドレスを含む)を順
に読み込む。また、ヘッド2は、走査により各セクタに
対するデータの読み書きを行う。これらサーボ情報やリ
ードデータはヘッドアンプ4に送られるようになってい
る。データがヘッドアンプ4から送られてきたときに
は、ヘッド2はそのデータをセクタに書き込む。
【0012】ヘッドアンプ4は、ヘッド2から送られて
くるリードデータ等の増幅を行う。また、ヘッドアンプ
4は、リード/ライト回路(R/W回路)8から送られ
てくるライトデータに所定の信号処理を施してこれをヘ
ッド2に送る。サーボ回路5は、ヘッドアンプ4から送
られてくるデータからサーボ情報を取り出し、そのサー
ボ情報をパルス発生回路6に送る。
【0013】パルス発生回路6は、例えばゲートアレイ
により構成されている。パルス発生回路6は、サーボ回
路5から送られてくるサーボ情報に基づき、トラック上
の各サーボセクタや各データセクタがヘッド2を通過す
る時点を示す各種信号をパルスの形でHDC12に伝え
る。
【0014】詳しく述べると、パルス発生回路6は、サ
ーボ回路5から送られてくるサーボセクタのサーボアド
レスを受けた場合に、そのサーボアドレスが目標のデー
タセクタに対応するサーボセクタ(基準のサーボセク
タ)のアドレスと一致するか否かを判定する。この場
合、基準にすべきサーボセクタのアドレスは、ファーム
ウェア(後述)によりあらかじめ設定される。アドレス
が一致した場合には、パルス発生回路6は、 F-INDEXと
称するパルス信号をHDC(Hard Disc Controller)1
2に送る。また、これと同時にパルス発生回路6は、各
データセクタの先頭位置の通過時点を示すデータセクタ
パルスを生成し、そのパルスをHDC12に送る。すな
わち、パルス発生回路6内では、各セクタがヘッド2を
通過する時点で、データセクタパルスが順次発生される
ようになっている。
【0015】また、パルス発生回路6は、サーボ回路5
から送られてくるサーボセクタの特定パターンを受けた
場合に、サーボセクタの特定パターンが検出されたこと
を示すEOS(End Of Sector )信号を生成し、そのE
OS信号をHDC12に送る。
【0016】CPU(Central Processing Unit )9
は、この磁気記録装置全体の動作を制御する。CPU9
は、ROM10に格納されるファームウェアにしたがっ
て各種の処理を実行する。
【0017】例えば、CPU9は、ホストコンピュータ
(図示せず)からのリード要求があった場合に、パルス
発生回路6やHDC12に対して必要な指示を送る。換
言すれば、CPU9は、HDC12が目標のデータセク
タに対するリード/ライトのタイミング制御を行うこと
ができるように、必要な設定をパルス発生回路6および
HDC12に対して行う。
【0018】詳しく述べると、CPU9は、ホストイン
タフェース13側から送られてきたリード要求の内容を
HDC12を通じて認識し、リードの目標とすべきデー
タセクタのトラック上での位置を調べる。この場合、C
PU9は、ROM10に格納されているテーブル(図示
せず)を参照することにより、目標のデータセクタに対
応するサーボセクタのアドレスおよびそのサーボセクタ
から目標のデータセクタまでのカウント数を知得する。
CPU9は、知得したサーボセクタアドレスをパルス発
生回路6に設定するとともに、知得したカウント数をH
DC12内のレジスタ(図示せず)に設定する。
【0019】また、CPU9は、HDC12内のステー
タス変数を参照することにより、HDC12のデータ処
理の状況を監視している。例えば、リード処理が行われ
ている場合に何らかの原因であるデータセクタが検出で
きない(データセクタのデータがリードできない)状態
にあるとき、CPU9は、HDC12内のステータス変
数を参照することによりその状態を知得する。この場
合、CPU9は、各種パラメータ(フィルタ定数等)の
設定変更を行い、リードのリトライをHDC12に対し
て指示する。こうしたリトライは、あらかじめ設定され
ている回数だけ(例えば150回)行われる。
【0020】本実施形態によれば、CPU9は、所定回
数のリトライによっても正常な読み出しができない場合
には、本発明に係る強制リード(forced read )が実行
される。なお、この強制リードの処理についても、CP
U9はファームウェアにしたがって実行する。
【0021】通常リードの処理においては、目標のデー
タセクタのすぐ手前にあるサーボセクタをヘッドが走査
する時点から所定数のデータセクタパルスをカウントす
ることによって、当該目標のデータセクタをヘッドが走
査する時点が求められる。これに対し、強制リードの処
理においては、目標のデータセクタのすぐ手前にあるサ
ーボセクタ以外のサーボセクタ(例えば目標のデータセ
クタの2つ手前のサーボセクタ)をヘッドが走査する時
点から所定数のデータセクタパルスをカウントすること
によって、当該目標のデータセクタをヘッドが走査する
時点が求められる。この場合のカウント数は、ROM1
0に格納されているテーブルを参照したり、演算を行な
ったりすることで知得できるようになっている。
【0022】CPU9は、強制リードの処理を行う際、
上記サーボセクタアドレス(目標のデータセクタの2つ
手前のサーボセクタアドレス)をパルス発生回路6に設
定するとともに、あらたに知得したカウント数をHDC
12内のレジスタ(図示せず)に設定する。
【0023】また、CPU9は、上記強制リードで正常
なリードが遂行できた場合には、データ記録位置の自動
代替処理(オートリアサイン処理)を行うべきか否かを
判断する。この場合、EEPROM7には、自動代替処
理を許可するか否かを示すデータが設定されている。し
たがって、CPU9はこのデータを参照することによっ
て自動代替処理を実行すべきか否かを判断する。
【0024】また、CPU9は、各種処理に必要な情報
やデータをRAM11に一時格納する。CPU9は、パ
ルス発生回路6,リード/ライト回路8,HDC12,
ドライバ15に対して所定の指示信号を送る。例えば、
CPU9は、VCM(VoiceCoil Motor)16やスピン
ドルモータ17が所定の駆動動作をするようにドライバ
15を指示したり、リード/ライト回路8が所定のタイ
ミングでデータのリード/ライトをするように制御した
りする。
【0025】リード/ライト回路8は、ヘッドアンプ4
により増幅されたリードデータを取り出し、データ再生
処理に必要な処理を行う。また、リード/ライト回路8
は、データ記録処理に必要な信号処理を実行し、ライト
データに応じたライト電流をヘッドアンプ4を介してヘ
ッド2に供給する。
【0026】HDC12は、パルス発生回路6から送ら
れてくる F-INDEXパルス信号,データセクタパルス信号
等に基づき、目標のセクタに対するリード/ライトを行
う。すなわち、HDC12は、 F-INDEXパルスを受けて
からデータセクタパルスを所定の数だけカウントするこ
とにより、目標のデータセクタがヘッド2に到達する時
点を把握する。なお、データセクタパルスカウントは、
内蔵のカウンタを使用することで行われる。このカウン
タは、HDC12がカウントすべき数があらかじめファ
ームウェアによって設定される。
【0027】また、HDC12は、ホストインタフェー
ス13を介してホストコンピュータ(図示せず)から送
られてくるライトデータを順にリード/ライト回路8に
送ったり、リード/ライト回路8から送られてくるリー
ドデータを順にホストインタフェース13を介してホス
トコンピュータに送ったりする。なお、リード/ライト
回路8とバッファRAM14間のデータ転送は、HDC
12内部のデータ転送制御回路(図示せず)が行う。
【0028】HDC12は、ホストインタフェース13
から一連のライトデータを受けた場合、その旨をCPU
9に通知するとともに、バッファRAM14にライトデ
ータを一時的に記憶させた後、ライトデータを順にリー
ド/ライト回路8に送り出す。一方、HDC12は、リ
ード/ライト回路8から一連のリードデータを受けた場
合、その旨をCPU9に通知するとともに、バッファR
AM14にリードデータを一時的に記憶させた後、当該
リードデータを順にホストインタフェース13に送り出
す。
【0029】ドライバ15は、CPU9からの指示に応
じて、VCM16およびスピンドルモータ17が所定の
駆動動作をするように制御する。VCM16は、ドライ
バ15により動作を制御され、キャリッジ3をディスク
1の半径方向に移動させる。この場合、ドライバ15
は、目的のセクタが存在するトラック上をヘッドが走査
するようにキャリッジ3を移動させる。
【0030】また、スピンドルモータ17も同様に、ド
ライバ15により動作を制御され、ディスク1を回転駆
動する。スピンドルモータ17は、一定の角速度でディ
スク1を回転させる。
【0031】次に、図2を参照して、通常リードの処理
と強制リードの処理との違いを説明する。通常リードの
処理と強制リードの処理とは、パルス発生回路6から発
生されるF-INDEX パルスの発生時点が異なる。いま、図
2に示すように、トラックの一部には、目標のデータセ
クタDn を含むデータセクタDn-3 〜Dn+1 が順に配置
されている。また、サーボセクタSm-1 及びSm が所定
の間隔を置いて配される。
【0032】通常リードの処理の場合、目標のデータセ
クタDn の手前に存在するサーボセクタSm の先頭位置
においてF-INDEX パルスが発生される。この場合、F-IN
DEXパルスの発生からデータセクタパルスを1つカウン
トした時点でリードが開始されるようになっている。
【0033】一方、強制リードの処理の場合、サーボセ
クタSm を検出することができないため、そのサーボセ
クタSm の1つ前に存在するサーボセクタSm-1 の先頭
位置においてF-INDEX パルスが発生される。この場合、
F-INDEX パルスの発生からデータセクタパルスを4つカ
ウントした時点でリードが開始されるようになってい
る。したがって、サーボセクタSm を検出することがで
きない場合であっても、目標のデータセクタDn を検出
することができる。
【0034】次に、図3のフローチャートを参照して、
上記磁気記録装置の動作を説明する。なお、ここではあ
る一連のデータセクタに対するリード処理に焦点を絞っ
て説明する。
【0035】ホストコンピュータからのデータのリード
要求があった後、リード目標のデータセクタが存在する
トラック上への位置決めが完了し、いま、ヘッドがその
トラック上を走査している。
【0036】まず、通常リードの処理が行われる(ステ
ップS1)。この処理において、CPU9は、ROMに
格納されているファームウェアにしたがい、HDC12
が目標のデータセクタに対するリードのタイミング制御
を行うことができるように、必要な設定をパルス発生回
路6およびHDC12に対して行う。この場合、CPU
9は、ROM10に格納されているテーブル(図示せ
ず)を参照することにより、目標のデータセクタに対応
するサーボセクタのアドレスおよびそのサーボセクタか
ら目標のデータセクタまでのカウント数を知得する。C
PU9は、知得したサーボセクタアドレスをパルス発生
回路6に設定するとともに、知得したカウント数をHD
C12内のレジスタ(図示せず)に設定する。
【0037】次に、通常リードが成功したか否かが調べ
られる(ステップS2)。この処理において、CPU9
は、HDC12内のステータス変数を参照することによ
り、HDC12のデータ処理の状況を調べる。すなわ
ち、リード処理が行われている場合にあるデータセクタ
のデータが何らかの原因でリードできない状態にあると
き、CPU9は、HDC12内のステータス変数を参照
することによりその状態を知得する。例えば、ディスク
1上に塵が付着していたり、ヘッド2にノイズの乗って
いたりする場合には、目標のサーボデータのすぐ手前の
サーボセクタを検出することができず、リードが成功し
ないことがある。ここで、リードが成功した場合には、
そのまま正常に終了する。
【0038】リードが成功しなかった場合には、連続し
て通常リードのリトライを行った回数が設定回数に達し
ているか否かが判断される(ステップS3)。設定回数
に達していなければ、CPU9は、各種パラメータ(フ
ィルタ常数等)の設定変更を行い、通常リードのリトラ
イをHDC12に対して指示する。なお、こうしたリト
ライは、あらかじめ設定されている回数だけ行われる。
【0039】設定回数に達していれば、リトライを諦
め、次に本発明に係る強制リードが実行される(ステッ
プS4)。この強制リードの処理においては、検出でき
なかったサーボセクタの前方の(例えば、1つ前の)サ
ーボセクタを基準にして、目標のデータセクタの時点が
求められる。この場合、CPU9は、ROM10に格納
されているテーブルを参照したり、演算を行なったりす
ることにより、基準となるサーボセクタのアドレスおよ
びその基準サーボセクタから目標データセクタまでのカ
ウント数を求める。そして、CPU9は、求めたサーボ
セクタアドレスをパルス発生回路6に設定するととも
に、求めたカウント数をHDC12内のタイマに設定す
る。
【0040】これにより、パルス発生回路6は、上記設
定されたサーボセクタアドレスに一致するサーボアドレ
スがサーボ回路5から送られてきたときに、F-INDEX パ
ルスをHDC12に送る。なお、この際にデータセクタ
パルスも順次HDC12に送られている。HDC12
は、パルス発生回路6から送られてきたF-INDEX パルス
を基準にして、カウンタに設定されている数だけカウン
トすることにより、目標のデータセクタの時点でリード
をリード/ライト回路8に開始させる。
【0041】次に、上記強制リードが成功したか否かが
判断される(ステップS5)。成功しなければ異常終了
し、成功すれば次に、データ記録位置の自動代替処理を
行うことが許されているか否かが判断される(ステップ
S6)。この場合、CPU9は、EEPROM7に設定
されているデータを参照することによりこれを判断す
る。許可されていなければ、何もせずにそのまま正常終
了する。
【0042】許可されていれば、CPUは、あらかじめ
ファームウェアにより設定されている処理手順にしたが
って自動代替処理を実行し(ステップS7)、正常に終
了する。これにより、強行リードが行われたデータセク
タ内のデータは他の記憶領域に格納されるため、そのデ
ータを次回リードする際には強制リードを行う必要がな
い。
【0043】以上説明したように上記実施形態によれ
ば、通常リードのリトライを繰り返しても解決しない場
合は、強制リードを行うことにより、目標のデータセク
タを検出し、そのデータを読み出すことができる。ま
た、強行リードが済んだ後は、自動代替処理が行われる
ので、次回からはそのデータに関して強制リードを行う
必要がない。本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、また、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々変形して実施することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、基
準となるサーボセクタタを検出することができない場合
であっても、その基準となるサーボセクタを替えるとと
もにその替えたサーボセクタの時点から目標のデータセ
クタの時点までのカウント数を求めることにより、当該
目標のデータセクタを正確に検出し、そのデータを読み
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気記録装置の全体
構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す磁気記録装置における通常リードと
強制リードとの違いを説明するための図。
【図3】図1に示す磁気記録装置の動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…ディスク、 2…ヘッド、 3…キャリッジ、 4…ヘッドアンプ、 5…サーボ回路、 6…パルス発生回路、 7…EEPROM、 8…リード/ライト回路(R/W回路)、 9…CPU、 10…ROM、 11…RAM、 12…ハードディスクドライブ(HDC)、 13…ホストインタフェース、 14…バッファRAM、 15…ドライバ、 16…ボイスコイルモータ(VCM)、 17…スピンドルモータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラック上に複数のサーボセクタおよび複
    数のデータセクタを有する磁気記録媒体と、 目標のデータセクタの手前に存在するサーボセクタを検
    出し、そのサーボセクタに基づいて当該目標のデータセ
    クタを検出する第1検出手段と、 前記第1検出手段が前記サーボセクタを検出できたか否
    かを判定する手段と、 前記第1検出手段がサーボセクタを検出できなかったと
    前記判定手段により判定された結果に応じ、前記サーボ
    セクタとは違う別のサーボセクタに基づいて前記目標の
    データセクタを検出する第2検出手段とを具備したこと
    を特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】前記別のサーボセクタは、検出できなかっ
    たサーボセクタ以外の位置に存在することを特徴とする
    請求項1記載の磁気記録装置。
  3. 【請求項3】前記別のサーボセクタは、検出できなかっ
    たサーボセクタの1つ手前に位置していることを特徴と
    する請求項1記載の磁気記録装置。
  4. 【請求項4】前記第2検出手段は、 前記第1検出手段が前記サーボセクタを検出できなかっ
    た場合に、前記目標データセクタの検出の基準を、前記
    別のサーボセクタに設定する手段と、 前記別のサーボセクタから前記目標データセクタを検出
    する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の
    磁気記録装置。
  5. 【請求項5】前記第2検出手段による目標データセクタ
    の検出の完了に応じ、当該目標データセクタのデータに
    ついて自動代替処理を実行する手段をさらに具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気記録装置。
  6. 【請求項6】前記実行手段による自動代替処理の実行を
    許可する手段をさらに具備したことを特徴とする請求項
    5記載の磁気記録装置。
  7. 【請求項7】トラック上に複数のサーボセクタおよび複
    数のデータセクタを有する磁気記録媒体と、 目標のデータセクタの手前に存在するサーボセクタを検
    出し、そのサーボセクタに基づいて当該サーボセクタの
    時点を示す第1のパルスを発生する手段と、 前記第1のパルスに基づいて各セクタパルスの時点を示
    す第2のパルスを発生する手段と、 各データセクタはそれぞれ対応するサーボセクタの位置
    から数えて何番目かを示すデータを記憶する手段と、 前記記憶手段を参照することにより、前記目標のデータ
    セクタが前記サーボセクタの位置から数えて何番目かを
    導出する第1導出手段と、 前記第1導出手段の導出結果に基づいて、前記第1のパ
    ルスの発生時点から前記第2のパルスをカウントするこ
    とにより、前記目標のデータセクタを検出する第1検出
    手段と、 前記第1検出手段が前記サーボセクタを検出できたか否
    かを判定する手段と、前記第1検出手段がサーボセクタ
    を検出できなかったと前記判定手段により判定された結
    果に応じ、前記目標とするデータセクタが前記サーボセ
    クタとは違う所定のサーボセクタの位置から数えて何番
    目であるかを導出する第2導出手段と、 前記第2導出手段の導出結果に基づいて、前記第1のパ
    ルスの発生時点から前記第2のパルスをカウントするこ
    とにより、前記目標のデータセクタを検出する第2検出
    手段とを具備したことを特徴とする磁気記録装置。
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