JP2000195172A - データ記録及び/又は再生装置 - Google Patents

データ記録及び/又は再生装置

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JP2000195172A
JP2000195172A JP10367762A JP36776298A JP2000195172A JP 2000195172 A JP2000195172 A JP 2000195172A JP 10367762 A JP10367762 A JP 10367762A JP 36776298 A JP36776298 A JP 36776298A JP 2000195172 A JP2000195172 A JP 2000195172A
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JP10367762A
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Yoshiyasu Kubota
芳恭 久保田
Takayuki Sugawara
孝幸 菅原
Takahiro Kawachi
隆宏 河内
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボタイミングマークの読み落としが発生
しても、その後の正常なデータを読み取ることができる
とともに、品質検査時等において欠陥セクタを厳しく管
理することができる。 【解決手段】 タイミング制御部8は、サーボフィール
ド内に記録されているサーボタイミングマークを検出す
ることにより得られるタイミング基準信号に基づく所定
のタイミングにより、リードゲートを開放してデータフ
ィールドからデータを再生し、タイミング基準信号を検
出できないときには、先に検出されたサーボタイミング
マークの検出信号に基づいて得たタイミングで、リード
ゲートを開放してデータフィールドからデータを再生す
る機能により、データフィールドからデータを再生する
制御を行う。欠陥セクタを検出するときには、タイミン
グ制御部8の上述した機能をOFFしてディスク100
の欠陥セクタを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号記録媒体に対
するデータの記録及び/又は再生を行うデータ記録及び
/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクを用いたデータ記録及び/又は
再生装置において、ディスクの記録トラック領域のセク
タ内にサーボフィールドが設けられているものがハード
ディスク等で知られており、近年、高密度記録に対応す
るフレキシブルディスクについてもこの技術が応用され
ている。
【0003】サーボフィールドが設けられているフレキ
シブルなディスクに対するデータの記録及び再生を行う
データ記録及び/又は再生装置は、サーボフィールド内
の信号により、磁気ヘッドを目標トラックにシークさせ
る際のサーボ及びオントラッキング時のサーボをかけた
り、あるいはサーボフィールドに対応して設けられてい
るデータフィールドからのデータの再生等を行ってい
る。
【0004】サーボフィールドには、SYNC、サーボ
タイミングマーク(STM)、グレイコード及びサーボ
情報(Aバースト、Bバースト等)が記録されている。
データ記録及び/又は再生装置は、SYNCにより同期
をかけ、サーボタイミングマークによりデータの記録及
び再生のタイミングをとる。一方で、データ記録及び/
又は再生装置は、グレイコードにより、磁気ヘッドが位
置しているトラック位置を確認して、AバーストとBバ
ースト等により磁気ヘッドの位置補正を行っている。
【0005】データフィールドには、SYNC及びデー
タ領域が設けられいる。データ記録及び/又は再生装置
は、SYNCにより同期をかけ、データを読み出してい
る。データの読み出しは具体的には、サーボフィールド
内のサーボタイミングマークを基準として、一定時間後
に読み出し用の回路のリードゲートが開かれ、データ領
域内のデータが読み出されている。すなわち、磁気ヘッ
ドがデータフィールドのSYNCから読み込めるように
リードゲートを開いて、SYNCに続くデータ領域から
データを読み込んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、製造後の品
質の検査結果を当該検査後の製品に反映させることは、
データの品質を維持するなどの理由から重要なことであ
る。例えば、ディスクの欠陥セクタを検査して、その欠
陥セクタの位置を検査結果として当該ディスクに保持さ
せ、このような検査結果を参照して、有効なセクタにデ
ータの記録及び/又は再生を行うことは、データの記録
及び/又は再生が不可能になることを防止する点で有効
な手段となる。
【0007】一方、品質検査では欠陥セクタがなしと判
断されたディスクであっても、繰り返して使用されてい
る間に、ディスク表面が傷つけられること、あるいは記
録及び/又は再生に使用する装置にばらつきがあるこ
と、さらには温度や湿度などのディスクの使用環境の変
動要因があることなどが原因となって、後発的にセクタ
にエラーが生じる場合がある。例えば、サーボフィール
ド内のサーボタイミングマーク(STM)が傷等により
読み取れなくなる場合がある。しかし、サーボタイミン
グマークが読み取れなくなると、このサーボタイミング
マークを基準とした一定時間後にリードゲートが開かな
くなり、本来は、ECCエラーの発生の確率の低い正常
なデータであっても読み取りできなくなるという現象が
生じる。
【0008】以上のようなことから、後発的にサーボタ
イミングマークが読み込めなくなった場合にデータフィ
ールド内のデータを読み込むことができるようにする一
方、製造時の欠陥セクタを厳しく管理する要請がある。
また、例えば、欠陥セクタの検出を、装置内の機能を利
用して行うことができれば当該装置の有効的な利用にな
る。
【0009】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
なされたものであり、例えば、サーボタイミングマーク
の読み落としが発生しても、その後の正常なデータを読
み取ることができるとともに、品質検査時等において欠
陥セクタを厳しく管理することができるデータ記録及び
/又は再生装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
及び/又は再生装置は、上述の課題を解決するために、
サーボ領域内に記録されているタイミング基準信号に応
じたタイミングにより、リードゲートを開放してデータ
領域からデータを再生し、タイミング基準信号を検出で
きないときには、先に検出されたタイミング基準信号に
応じたタイミングで、リードゲートを開放してデータ領
域からデータを再生する機能により、データ領域からデ
ータを再生する制御を行う制御部を備えている。そし
て、データ記録及び/又は再生装置は、欠陥セクタを検
出するときには、制御部の上述した機能をOFFして記
録媒体の欠陥セクタを検出する。
【0011】このような構成を有するデータ記録及び/
又は再生装置は、タイミング基準信号を検出できないと
きには、先に検出されたタイミング基準信号に応じたタ
イミングでリードゲートを開放してデータ領域からデー
タを再生する機能をOFFして記録媒体の欠陥セクタを
検出する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態
は、本発明に係るデータ記録及び/又は再生装置を、高
密度記録に対応するフレキシブルなディスクに対するデ
ータの記録及び/又は再生を行う磁気ディスク装置に適
用したものである。
【0013】そして、この磁気ディスク装置によりデー
タの記録及び/又は再生が行われるディスクには、サー
ボに使用する信号を有するサーボフィールド及びサーボ
フィールドに対応したデータフィールドが設けられてい
る。
【0014】図1に示すように、磁気ディスク装置1
は、磁気ヘッド2、アンプ3、リードゲート4、データ
信号処理部5、ボイスコイルモータ(VCM)6、サー
ボ信号処理部7、タイミング制御部8、I/F(インタ
ーフェース)部9及び制御部10を備えている。そし
て、磁気ディスク装置1には、I/F部9を介してホス
トコンピュータ21が接続されている。
【0015】この磁気ディスク装置1において、タイミ
ング制御部8は、サーボフィールド内に記録されている
サーボタイミングマークを検出することにより得られる
タイミング基準信号に基づく所定のタイミングにより、
リードゲート4を開放してデータフィールドからデータ
を再生し、タイミング基準信号を検出できないときに
は、先に検出されたサーボタイミングマークの検出信号
に基づいて得たタイミングで、リードゲート4を開放し
てデータフィールドからデータを再生する機能により、
データフィールドからデータを再生する制御を行う。磁
気ディスク装置1は、欠陥セクタを検出するときには、
タイミング制御部8の上述した機能をOFFしてディス
ク100の欠陥セクタを検出する。磁気ディスク装置1
による欠陥セクタの検出については後述する。
【0016】磁気ディスク装置1によりデータの記録及
び再生がなされるディスク100のデータフォーマット
を図2に示す。
【0017】ディスク100は、この図2に示すよう
に、セクタ毎に、サーボフィールドSF及びデータフィ
ールドDFが設けられている。
【0018】サーボフィールドSFは、サーボプリアン
ブル111、サーボタイミングマーク(STM)112
及びヘッド位置情報113から構成されている。サーボ
プリアンブル111は、サーボフィールドSF内の信号
を読み込むための同期信号であり、サーボタイミングマ
ーク112は、データフィールドDFに対してデータの
記録や再生を行う際のタイミングをとるための信号であ
る。サーボタイミングマーク112は、データフィール
ドDFに対して所定間隔を有して設けられており、磁気
ディスク装置1は、このサーボタイミングマーク112
を検出してから所定時間後に後述するリードゲートを開
けることにより、データフィールドDF内のデータ12
3を読み込んでいる。そして、ヘッド位置情報113
は、磁気ヘッド2の位置を修正するための信号である。
ヘッド位置情報113は、例えば、トラック位置情報や
トラッキング用の信号からなる。
【0019】データフィールドDFは、データプリアン
ブル121、SYNC122及びデータ123から構成
されている。データプリアンブル121は、データフィ
ールドDF内の信号を読み込むための同期信号であり、
SYNC122は、後に続いて記録されているデータ1
23に同期させるための信号である。
【0020】このようにディスク100のデータフォー
マットが構成されているが、具体例については後述す
る。
【0021】このようなデータフォーマットからなるデ
ィスク100に対するデータの記録及び再生を行う磁気
ディスク装置1は、磁気ヘッド2により、ディスク10
0の記録面に対する信号の書き込み及び/又は読み出し
を行っている。
【0022】ボイスコイルモータ6は、この磁気ヘッド
2をディスク100の半径方向へリニアモータ駆動す
る。
【0023】磁気ヘッド2によりディスク100から読
み込まれた信号は、アンプ3に入力される。アンプ3で
は、ディスク100から読み込まれた信号が増幅され
る。アンプ3で増幅された信号は、サーボ信号処理部7
及びリードゲート4に入力される。具体的には、データ
を読み込む処理については、先ず、サーボフィールドS
F内の信号であるサーボプリアンブル111、サーボタ
イミングマーク112及びヘッド位置情報113が読み
込まれ、その後データフィールドDF内の信号が読み込
まれて、アンプ3により増幅される。
【0024】サーボ信号処理部7は、サーボフィールド
SF内に記録されているサーボのための信号を処理する
部分であり、一方、リードゲート4は、データフィール
ドDF内のデータ123を読み込むための部分である。
このサーボ信号処理部7において、上述したサーボフィ
ールドSF内に記録されているサーボタイミングマーク
についての処理が行われる。
【0025】具体的には、サーボ信号処理部7は、ディ
スク100に記録されていたサーボタイミングマーク1
12を検出し、この検出信号を後段のタイミング制御部
8に出力する。サーボタイミングマーク112の読み込
みについては、サーボ信号の読み込みのためのウインド
ウを所定期間開いて行う。すなわち、サーボ信号処理部
7が所定時間間隔で一定時間開放したウインドウによ
り、アンプ3からのサーボタイミングマーク112が検
出され、その検出信号がタイミング制御部8に入力され
ることになる。例えば、サーボ信号処理部7はカウンタ
によりカウントしてウインドウを一定時間開放してい
る。
【0026】タイミング制御部8は、サーボ信号処理部
7のサーボ信号処理結果に基づいて各種制御信号を発生
させる。具体的には、タイミング制御部8は、サーボ信
号処理部7によるサーボタイミングマーク112の検出
信号に基づいて、リードゲート4にリードゲート制御信
号を出力する。
【0027】リードゲート4は、タイミング制御部8か
らのリードゲート制御信号に基づいて、信号入力のため
のゲートを開く。このリードゲート4には、磁気ヘッド
2からの出力信号が入力されており、これによりデータ
信号処理部5は、リードゲート4が開いている間に入力
された信号、すなわち、データフィールドDF内のデー
タ123の復号処理等を行う。データ信号処理部5にお
いて信号処理されたデータは、I/F部9及び制御部1
0に入力される。
【0028】I/F部9は、データ信号処理部5や制御
部10からの信号を、磁気ディスク装置1に接続されて
いるホストコンピュータ21に送信するインターフェー
スである。
【0029】制御部10では、データ信号処理部5にお
いて処理されたデータがエラーなく読み込めたか否かを
判別する。制御部10は、この判別結果をホストコンピ
ュータ21に出力する。判別結果は、I/F部9を介し
て、ホストコンピュータ21に送信される。
【0030】ホストコンピュータ21は、I/F部9を
介して磁気ディスク装置1から供給される信号について
各種処理を行う。例えば、データ信号処理部5がデータ
の記録又は再生を行うことができなかった場合あるいは
データを記録又は再生することできなかった旨の報告を
制御部10から受けた場合には、データが記録又は再生
することができなかったセクタを、欠陥セクタと認識し
て、これを欠陥セクタリスト22等として記憶する。例
えば、欠陥セクタリスト22は、ディスク上の欠陥セク
タの情報からなるもので、例えば、製造後の品質検査の
際に、当該ディスクに書き込まれる。
【0031】そして、ディスクにデータの記録や再生を
する際に、この欠陥セクタリスト22を参照することに
より、正常なセクタにのみアクセスして、データの記録
や再生を行う。
【0032】以上のような構成を有する磁気ディスク装
置1は、実使用時には、ディスクが装填されると、最初
にメンテナンス領域を読み出す。メンテナンス領域に
は、上述した欠陥セクタリストとして欠陥セクタのセク
タ番号が登録されている。この欠陥セクタの情報に基づ
いて磁気ディスク装置1はそれに応じた処理を行う。す
なわち、磁気ディスク装置1は、ディスクが装填される
と、最初にメンテナンス領域を読み出し、データの記録
又は再生をしようとしているセクタが正常なセクタか欠
陥セクタかを判別する。例えば、メンテナンス領域から
読み出された欠陥セクタのセクタ番号はタイミング制御
部8のRAM等の記憶手段に記憶される。そして、正常
なセクタについては、図3に示すような処理手順によ
り、データの記録又は再生を行う。
【0033】また、欠陥セクタとして登録されているセ
クタについては、通常、データの記録及び再生は行わな
い。しかし、欠陥セクタとして登録されていないセク
タ、すなわち品質検査時には正常として判断されたセク
タであっても、繰り返して使用されている間に、ディス
ク表面が傷つけられること、あるいは記録及び/又は再
生に使用する装置にばらつきがあること、さらには温度
や湿度などのディスクの使用環境の変動要因があること
などが原因となって、後発的にセクタにエラーが生じる
場合がある。例えば、サーボタイミングマークが傷等に
より読み取れなくなる場合がある。従来は、このように
サーボタイミングマークが読み取れなくなった場合、正
常なセクタとして登録されているセクタであっても、サ
ーボタイミングマークを基準とした一定時間後にリード
ゲートが開かなくなることで、正常なデータを読み取れ
なくなるという現象が生じていた。磁気ディスク装置1
は、このようサーボタイミングマークが読め取ることが
できなくなった場合でも、データフィールドDFに対し
てデータの記録や再生を可能にすることができる。
【0034】以下、図1を併用して、欠陥セクタリスト
に基づいて行うデータの記録又は再生の際の処理につい
て説明する。
【0035】磁気ディスク装置1は、磁気ヘッド2によ
りディスク100上に記録された信号を読み取る。それ
ら読み取られた信号は、アンプ3に入力され、ここで増
幅される。
【0036】データフィールドDFに対するデータの記
録又は再生を行う際には、ディスク100から読み込ま
れたサーボプリアンブル111及びサーボタイミングマ
ーク112がアンプ3で増幅される。
【0037】正常なセクタに対しては、図3中(A)に
示すように、サーボ信号処理部7がウインドウを開放
し、サーボプリアンブル111に続いてアンプ3から出
力されるサーボタイミングマーク112を検出する。
【0038】ここで、サーボタイミングマーク検出のた
めのウインドウは、例えば図3中(A)に示すように、
一定時間開かれ、サーボタイミングマーク112の検出
を待つ。ウインドウを、所定の時間間隔Tss毎のタイ
ミングで開放することにより、ディスク100に所定間
隔で記録されているサーボタイミングマーク112の検
出が可能になる。
【0039】ウインドウを開放するタイミングについて
は次のように決定している。サーボ信号処理部7は、サ
ーボフィールドSF内の再生信号からサーボタイミング
マーク112を検出し、図3中(A)及び(B)に示す
ように、サーボタイミングマーク112の入力の終了、
例えば信号の立ち下がりを検出する。このような検出
を、回転されるディスク100から次々に入力されるサ
ーボタイミングマーク112に対して行うことで、基準
タイミングを取得し、この基準タイミングを、ウインド
ウを開放するタイミング(時間間隔Tss)として決定
している。
【0040】例えば、ウインドウが開いている時間に余
裕をもたせることにより、例えば、多少ずれて入力され
てきた場合のサーボタイミングマーク112を検出する
ことが可能になる。また、ウインドウは、サーボタイミ
ングマークの検出により閉じることとしてもよい。
【0041】サーボ信号処理部7は、このようなタイミ
ングで開放したウインドウにより、サーボタイミングマ
ーク112を検出し、その検出信号をタイミング制御部
8に出力する。
【0042】タイミング制御部8は、図3中(B)及び
(C)に示すように、サーボ信号処理部7からのサーボ
タイミングマークの検出信号に基づいて、リードゲート
制御信号を発生させる。タイミング制御部8は、所定の
タイミングでリードゲート4にリードゲート制御信号を
出力する。
【0043】タイミング制御部8からの所定のタイミン
グで出力されたリードゲート制御信号によりリードゲー
ト4が一定時間開放される。例えば、図3中(C)に示
すように、サーボタイミングマーク(STM)を検出し
てから所定時間Tw後にリードゲート4が開放される。
また、リードゲート4を開くタイミングについては、図
3中(C)に示すように、データプリアンブル121の
再生中になるように設定されている。そして、リードゲ
ート4の開放時間については、例えば、データプリアン
ブル121に続いて入力されるSYNC122及びデー
タ123を読み込むのに足りる十分な時間に設定されて
いる。
【0044】リードゲート4の開放により、磁気ヘッド
2により読み込まれたデータフィールドDFのデータプ
リアンブル121、SYNC122及びデータ123が
当該リードゲート4を介してデータ信号処理部5に入力
される。
【0045】データ信号処理部5では、入力されたSY
NC122により設定されたタイミングを基準として続
いて入力されるデータ123の復号処理を行う。
【0046】なお、リードゲート4を開放するリードゲ
ート制御信号の発行のタイミングの基準となるサーボタ
イミングマーク112は他の基準信号としても使用され
ている。例えば、磁気ディスク装置1は、回転するディ
スク100から次々に入力されるサーボタイミングマー
ク112の検出をカウントすることで所望のセクタへ磁
気ヘッド2を移動させている。
【0047】磁気ディスク装置1は以上のような処理に
よりディスク100に対するデータの記録及び再生を行
っている。図3の例は、上述したように、磁気ディスク
装置1が正常なセクタに対してデータの記録又は再生を
する際の処理である。一方、繰り返して使用している間
にサーボタイミングマークに読み取れなくなるような傷
等が生じた場合のデータフィールドDFに対するデータ
の記録及び再生処理について図4を用いて説明する。
【0048】磁気ディスク装置1は、正常なセクタと同
様な処理により、ディスク100からの信号の読み込み
を開始する。すなわち、上記図3中(A)及び(B)を
用いて上述したように、回転されるディスク100から
のサーボタイミングマーク112から基準タイミングを
取得し、この基準タイミングを、ウインドウを開放する
タイミング(時間間隔Tss)として決定する。
【0049】しかし、サーボタイミングマーク112を
読み取ることができない場合において、所定時間間隔T
ssでウインドウを開放しても、サーボタイミングマー
クを検出することができないときには、サーボ信号処理
部7は、図4中(B)に示すように、サーボタイミング
マークの擬似的な検出信号を発生させ、タイミング制御
部8に出力する。
【0050】タイミング制御部8では、サーボタイミン
グマークの擬似的な検出信号の入力を基準として、補正
した時間間隔Twcでリードゲート制御信号をリードゲ
ート4に出力する。これによりデータ信号処理部5は、
SYNC122からの信号の読み出しを開始し、データ
123を復調することができる。
【0051】上述したように、タイミング制御部8がサ
ーボタイミングマークの検出信号が入力されることによ
り、所定のタイミングでリードゲート4にリードゲート
制御信号が出力され、そして、リードゲート4がこのリ
ードゲート制御信号により開放されることで、データ信
号処理部5にデータフィールドDFのデータが入力され
るようになっている。
【0052】すなわち、サーボタイミングマーク112
の読み取りができない場合には、サーボ信号処理部7へ
のサーボタイミングマーク112の入力をタイミング制
御部8が検出できないので、リードゲート制御信号の発
行がなされず、その結果、データ信号処理部5にはデー
タフィールドDFのデータ123が入力されない。
【0053】このため、磁気ディスク装置1は、サーボ
信号処理部7において擬似的なサーボタイミングマーク
の検出信号を発生させることにより、タイミング制御部
8によるリードゲート制御信号の発行を可能にしてい
る。例えば、擬似的な検出信号を発生させるタイミング
については、ウインドウを開放している間はサーボタイ
ミングマーク112を待つこととすれば、少なくとも図
4中(B)に示すように、ウインドウの閉じる時に設定
がなされる。
【0054】他方、タイミング制御部8は、サーボ信号
制御部7からのサーボタイミングマークの検出信号に基
づいてリードゲート制御信号を発生させているので、サ
ーボ信号処理部7により正常なセクタの検出のときと比
べて遅れて出力される擬似的な検出信号に基づいて、正
常なセクタの際と同様なタイミング(所定時間Tw)で
リードゲート制御信号を発行したのでは、データ信号処
理部5ではデータの復調ができないといった事態が発生
する。例えば、データ信号処理部5は、データフィール
ドDFに記録されているデータ123を復調するために
は、SYNC122から読み込む必要があるが、適正な
タイミングでリードゲート4が開放されないと、図4中
(C)に示すように、SYNC122の途中から入力が
開始されてしまい、データ123の復調ができないとい
った事態に陥る。すなわち、単にサーボタイミングマー
クの検出信号を擬似的に発生させただけでは、データの
記録又は再生が正常に動作しない。すなわち、タイミン
グマークの擬似的な検出信号が発行された場合には、タ
イミング制御部8では、遅延されてくる分を予定に入れ
て、その遅延分を補正した所定時間Twcで、リードゲ
ート制御信号を出力する。
【0055】よって、図4中(B)及び(D)に示すよ
うに、擬似的な検出信号を発生させるとともに、補正し
た所定のタイミング(時間Twc)でリードゲート制御
信号をリードゲート4に出力することで、データの記録
又は再生が正常に行えるようになる。
【0056】なお、擬似的な検出信号の発行タイミング
については、上述したことに限定されることはなく、ウ
インドウが開いている間にサーボタイミングマークが検
出できなかった場合には、上述したウインドウ発生のた
めの所定時間Tssからサーボタイミングマークが検出
できない旨を検出するまでの経過時間とその検出できな
い旨を検出した際の磁気ヘッド2の移動した距離との関
係により、擬似的な検出信号を発行させるタイミングを
決定することもできる。
【0057】そして、リードゲート制御信号を出力する
までの時間は、正常なセクタの信号の読み込みを行った
際に、ウインドウを閉じた時からリードゲート4を開放
するまでの時間を予め計測しておき、その時間に補正す
る。
【0058】以上のような処理により、例えば、データ
フィールドDFにはエラーが生じていないものの、サー
ボタイミングマークが読み取れないといった事態が生じ
たセクタの当該データフィールドDFに対するデータの
記録や再生が可能になる。
【0059】次に、この磁気ディスク装置1により、上
述したサーボタイミングマークの読み取りができない場
合に行うデータフィールドDFからデータを再生するた
めの機能をOFFすること、例えば、上述した所定時間
Twの補正をしないことにより行う欠陥セクタの検出処
理について説明する。
【0060】リードゲート4を開くタイミングを補正し
ないで所定時間Twとすることで、サーボタイミングマ
ークを読み取ることができない欠陥セクタの場合に発生
される擬似的なサーボタイミングマークの検出信号によ
り正常なセクタと同様なタイミングでタイミング制御部
8からリードゲート制御信号が出力される。しかし、こ
のようなタイミングでリードゲート4が開放された場
合、データ信号処理部5には、データフィールドDFの
正常な位置からずれた位置からの信号が入力されるの
で、データの復号ができなくなる。
【0061】このデータ信号処理部5におけるデータの
復号状態を監視している制御部10は、データの復号が
正常に行われたか否かを示す結果をI/F部9を介し
て、ホストコンピュータ21に出力する。
【0062】ホストコンピュータ21では、データの復
号ができなかったセクタを欠陥セクタとして欠陥セクタ
リスト22に登録する。
【0063】このように、磁気ディスク装置1の欠陥セ
クタからデータを再生するための機能をOFFすること
により、欠陥セクタの検出が可能になる。
【0064】図5には、欠陥セクタを確認しながら行う
データの記録及び再生、及び欠陥セクタ検出モードへ以
降する処理工程の例を示している。
【0065】磁気ディスク装置1は、ステップS1にお
いて、欠陥セクタの検出モードか否かを判別する。欠陥
セクタの検出モードであれば、ステップS7に進み、図
6に示す欠陥セクタの検出モードを実行し、欠陥セクタ
の検出モードでなければ、ステップS2に進む。
【0066】ステップS2では、いまから読み込もうと
しているセクタが欠陥セクタであるか否かをディスク1
00のメンテナンス領域から得た情報に基づいて判別
し、当該セクタが欠陥登録されている場合には、ステッ
プS8に進みゲートを開放しない処理を行い、当該セク
タが欠陥登録されていない場合には、ステップS3に進
む。
【0067】磁気ディスク装置1は、ステップS2にお
いて、読み込もうとするセクタが欠陥登録されていない
ことを確認した場合には、サーボフィールドSFからの
サーボタイミングマーク112に基づいて、ウインドウ
を作成するタイミング(時間間隔Tss)を決定する。
そして、決定したタイミングでウインドウを作成して所
望のセクタにアクセスする。
【0068】ステップS3において、サーボ信号処理部
7がウインドウを開放している間に所望のセクタのサー
ボタイミングマーク(STM)を検出することができた
か否かを判別する。ここで、サーボタイミングマークを
検出した場合には、サーボ信号処理部7からタイミング
制御部8にサーボタイミングマークの検出信号を出力し
て、ステップS9に進み、また、サーボタイミングマー
クを検出できなかった場合には、サーボ信号処理部7か
らタイミング制御部8にサーボタイミングマークの擬似
的な検出信号を出力し、ステップS4に進む。
【0069】ステップS9では、サーボタイミングマー
クの検出信号の入力によりタイミング制御部8が所定時
間Twのカウントを開始する。そして、タイミング制御
部8は、検出信号が入力された後の所定時間Twが経過
したことをカウントすることにより、ステップS6にお
いて、リードゲート制御信号を出力し、リードゲート4
が所定時間開放される。このリードゲート4の開放によ
り、データ信号処理部5によりデータ123の復号処理
が行われる。
【0070】一方、ステップS4では、リードゲート制
御信号の出力タイミングである時間間隔Twを時間間隔
Twcに補正する。そして、ステップS5において、サ
ーボタイミングマークの擬似的な検出信号の入力により
タイミング制御部8が所定時間Twcのカウントを開始
する。タイミング制御部8は、検出信号が入力された後
の所定時間Twcが経過したことをカウントすることに
より、ステップS6において、リードゲート制御信号を
出力し、リードゲート4が所定時間開放される。このリ
ードゲート4の開放により、データ信号処理部5により
データ123の復号処理が行われる。
【0071】次に上述したステップS7において行う欠
陥セクタ検出モードについて図6を用いて説明する。例
えば、ディスク製造販売等するメーカは、磁気ディスク
装置1のこの欠陥セクタ検出モードを利用することによ
り欠陥セクタを予めディスクに登録させることができ
る。
【0072】先ず、ステップS11において、サーボ信
号処理部7からタイミング制御部8に与えられるサーボ
フィールドSFの再生信号からサーボタイミングマーク
112の検出を監視する。すなわち、ディスク100が
回転させ、磁気ヘッド2により読み取りを継続すること
により、所定時間間隔でサーボタイミングマーク112
を監視する。
【0073】このステップS11において、サーボタイ
ミングマーク112が検出されると、この検出から所定
時間Twのカウントが開始される。そして、ステップS
13において、サーボタイミングマーク112を検出し
た後の所定時間Twが経過したことをカウントされる
と、ステップS14に進み、タイミング制御部8からの
リードゲート制御信号の出力によりリードゲート4が所
定時間だけ開放される。
【0074】その結果、アンプ3からの出力がデータ信
号処理部5に与えられる。上述した所定時間Tw後のリ
ードゲート4の開放はデータフィールドDFのデータプ
リアンブル121の再生中となるように設定されてお
り、これにより、データ信号処理部5には最初にデータ
プリアンブル121、SYNC122が出力が与えら
れ、データ信号処理部5では、SYNC122により設
定されたタイミングを基準として後続するデータ123
を復調する。
【0075】一方、ウインドウが開放されている間にサ
ーボタイミングマークを検出することができない場合に
は、ステップS11からステップS12に進み、サーボ
信号処理部7からウインドウを閉じるタイミングでサー
ボタイミングマークの擬似的な検出信号が発行される。
そして、擬似的な検出信号により所定時間Twのカウン
トが開始される。ステップS13では、擬似的なサーボ
タイミングマークを検出した後の所定時間Twが経過し
たことをカウントされると、ステップS14において、
タイミング制御部8からのリードゲート制御信号の出力
によりリードゲート4が所定時間だけ開放される。
【0076】この開放により、アンプ3からの出力がデ
ータ信号処理部5に与えられるが、所定時間Twが補正
されていないことから、リードゲート4の開放はデータ
フィールドDFの例えばSYNC122の途中から入力
されてしまい、データ信号処理部5ではデータ123の
復号ができなくなる。
【0077】この図6に示すような処理によりデータ信
号処理部5ではデータフィールドDFの復号を行い、デ
ータ信号処理部5の復号処理の結果をI/F部9を介し
て得たホストコンピュータ21により、データの復号が
できなかったセクタが欠陥セクタとして欠陥セクタリス
ト22に登録される。
【0078】なお、ステップS11の前に、これから読
み込もうとするセクタが欠陥登録されているか否かを判
別することもできる。この場合、欠陥登録されていると
きには、リードゲート4を開放しない処理を行い、欠陥
登録されていないときには、ステップS11に進むいっ
た処理を行うこともできる。
【0079】以上のように磁気ディスク装置1は、欠陥
セクタのデータフィールドDFに対するデータの記録及
び再生を行うことができるとともに、当該欠陥セクタか
らデータを再生するための機能をOFFすることによ
り、欠陥セクタの検出もすることができる。
【0080】よって、欠陥セクタからデータを再生する
ための機能をOFFすることだけで、磁気ディスク装置
1は、出荷時検査用の装置として機能することになる。
【0081】また、単にモードを切り替えるだけなの
で、非常に簡単な構成により、欠陥セクタを検出するこ
とも可能になる。例えば、ソフトウェア上でこのような
制御を行う場合には、新たな回路等を付加することなく
プログラム等の変更のみで欠陥セクタを検出することが
可能になるので、その効果が顕著になる。
【0082】また、少なくとも擬似的なサーボタイミン
グマークの検出信号を発生させて、欠陥セクタを検出す
ることにより、サーボタイミングマークの検出を基準と
して動作する処理等を正常に動作させることができる。
例えば、磁気ディスク装置1は、擬似的なサーボタイミ
ングマークを本来のサーボタイミングマークとしてカウ
ントすることにより、所望のセクタ上に磁気ヘッド2を
移動させることができる。
【0083】なお、図7には、ディスクのサーボフィー
ルドSFに記録されている信号の具体例を示している。
【0084】サーボフィールドSFには、オートゲイン
コントロール(AGC)信号211と、サーボタイミン
グマーク(STM)212と、グレイコード領域(G
A)213と、トラッキングサーボのためのバーストパ
ターンA,B,C,Dとが記録されている。
【0085】オートゲインコントロール信号は、磁気デ
ィスク装置1での信号の再生レベルを一定に制御するた
めに記録されいる。サーボタイミングマーク212は、
上述したサーボタイミングマーク112と同様な信号か
らなる。グレイコード領域213は、トラッキングサー
ボが不安定もしくはかかっていない状態においても再生
が可能とされるようにいわゆるグレイコードによってト
ラック番号が記録されている領域である。
【0086】バーストパターンA,B,C,Dは、各々
が単一周波数で記録されるパターン信号である。バース
トパターンA,B,C,Dは、それぞれがトラック中心
軸に所定の幅で形成され、バーストパターンC(C層バ
ーストパターン)は、例えば奇数トラックの中心軸に中
心を合わせるように、またバーストパターンD(D層バ
ーストパターン)は例えば偶数トラックの中心軸に中心
が合わさるように形成されている。そして、バーストパ
ターンA(A層バーストパターン)及びバーストパター
ンB(B層バーストパターン)は、バーストパターンC
及びバーストパターンDを半径方向にトラックピッチ/
2だけ偏位されている。これらの信号を検出して演算す
ることにより、トラック中心位置への高精度の位置決め
が行える。
【0087】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録及び/又は再生
装置は、サーボ領域内に記録されているタイミング基準
信号に応じたタイミングにより、リードゲートを開放し
てデータ領域からデータを再生し、タイミング基準信号
を検出できないときには、先に取得していたタイミング
基準信号に応じたタイミングで、リードゲートを開放し
てデータ領域からデータを再生する機能により、データ
領域からデータを再生する制御を行う制御部を備え、制
御手段により、欠陥セクタを検出するときには、上述し
た機能をOFFして記録媒体の欠陥セクタを検出するこ
とにより、タイミング基準信号を検出できないときに
は、先に検出されたタイミング基準信号に応じたタイミ
ングでリードゲートを開放してデータ領域からデータを
再生する機能をOFFして記録媒体の欠陥セクタを検出
することができる。
【0088】よって、データ記録及び/又は再生装置
は、品質検査のときには、欠陥セクタからデータを再生
する機能をOFFにして、欠陥セクタを検出することが
できる。
【0089】これにより、データ記録及び/又は再生装
置は、サーボタイミングマークを読み取ることができな
い場合であっても、データ領域に対するデータの記録及
び再生を行うことができることに加え、欠陥トラックの
検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である磁気ディスク装置の
構成を示しブロック図である。
【図2】磁気ディスク装置によりデータの記録及び/又
は再生がなされるディスクのフォーマットを示す図であ
る。
【図3】正常なセクタからデータを再生する際の磁気デ
ィスク装置の処理を示す図である。
【図4】欠陥セクタからデータを再生する際の磁気ディ
スク装置の処理を示す図である。
【図5】磁気ディスク装置1による処理例の一連の手順
を示すフローチャートである。
【図6】欠陥セクタ検出のモードの際の処理の一連の手
順を示すフローチャートである。
【図7】ディスクのサーボフィールドの具体例の示す図
である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置、8 タイミング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 574 G11B 20/18 574J 21/10 21/10 Z (72)発明者 菅原 孝幸 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 河内 隆宏 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC01 CC04 DE46 DE64 EF05 FG18 HH15 5D096 AA02 DD05 EE03 FF07 GG01 HH11 KK17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボに使用する信号を有するサーボ領
    域及びこのサーボ領域に対応されて設けられているデー
    タ領域が記録されている記録媒体に対するデータの記録
    及び/又は再生を行うデータ記録及び/又は再生装置で
    あって、 上記サーボ領域内に記録されているタイミング基準信号
    に応じたタイミングにより、リードゲートを開放して上
    記データ領域からデータを再生し、 上記タイミング基準信号を検出できないときには、先に
    検出されたタイミング基準信号に応じたタイミングで、
    上記リードゲートを開放して上記データ領域からデータ
    を再生する機能により、上記データ領域からデータを再
    生する制御を行う制御手段を備え、 上記制御手段は、欠陥セクタを検出するときには、上記
    機能をOFFして上記記録媒体の欠陥セクタを検出する
    ことを特徴とするデータ記録及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 上記機能は、上記タイミング基準信号を
    検出できないときには、先に検出されたタイミング基準
    信号に基づいたタイミングで、擬似的なタイミング基準
    信号を出力して、上記リードゲートを開放して上記デー
    タ領域からデータを再生するものであって、 上記欠陥セクタを検出するときには、上記機能の少なく
    とも上記擬似的なタイミング基準信号を出力して、上記
    記録媒体の欠陥セクタを検出することを特徴とする請求
    項1記載のデータ記録及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 上記データ領域に対するデータの記録及
    び/又は再生結果に基づいて上記欠陥セクタの検出を行
    うことを特徴とする請求項1記載のデータ記録及び/又
    は再生装置。
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