JPH0973698A - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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Publication number
JPH0973698A
JPH0973698A JP7246807A JP24680795A JPH0973698A JP H0973698 A JPH0973698 A JP H0973698A JP 7246807 A JP7246807 A JP 7246807A JP 24680795 A JP24680795 A JP 24680795A JP H0973698 A JPH0973698 A JP H0973698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turntable
disk
disc
projections
clamper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7246807A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouji Wakayama
象司 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
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Publication of JPH0973698A publication Critical patent/JPH0973698A/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの挟持力を安定化し、ターンテーブ
ルの回転を確実にディスクに伝達する。 【解決手段】 ディスク載置面のディスクと接する側に
頂部を有する突起列を回転中心から同心円状に配列した
ターンテーブルと、ターンテーブルの突起列の頂部を外
して頂部を有する突起列を回転中心から同心円状に配列
したクランパとによって前記ディスクを挟持し、突起間
の隙間でディスクの変形を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターンテーブルの
回転駆動力をディスクに伝達させるディスククランプ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、ディスククランプ装置の従来例
を示す側断面図である。図5において、コンパクトディ
スクプレーヤやレーザーディスクプレーヤ等では、ディ
スク3を駆動部(図示せず)から延出するシャフト2に
連結したターンテーブル15に載置し、上方からクラン
パ16によってディスク3を挟持して回転させている。
【0003】ディスク3を挟持するターンテーブル15
の載置面17やクランパ16のクランプ面18は平滑な
平面で構成されており、この平面でディスク3を挟持し
てターンテーブル15の回転をディスク3に伝達してい
る。また、ターンテーブル15の回転をディスク3に確
実に伝達するために、ディスク3を挟持するターンテー
ブル15の載置面17やクランパ16のクランプ面18
に摩擦係数の大きい部材を取り付けて改善を試みたもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
で述べたディスククランプ装置では、ターンテーブルの
載置面とクランパのクランプ面がディスクを挟持したと
き、ディスクのクランプエリアに変形等があってディス
クを部分的な挟持しかできないときは挟持力が低下し、
ディスクが滑ってターンテーブルの回転数に対して所定
の回転数にならず、ターンテーブルに連結するスピンド
ルモータのサーボ系に悪影響を与えてしまう不具合があ
った。また、情報記録面の反対面のクランプエリアまで
全面印刷したディスクで、印刷したインクに粘着性を有
する場合がある。このようなディスクを挟持した場合、
従来のように、広い面積で挟持すると、接着力が強くな
ってクランプ装置にディスクが圧着してしまったり、デ
ィスクの載置部以外のところにディスクが落ちて、装置
やディスクに不具合を生じさせることがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のディスククランプ装置によれば、ディスククランプ
装置は、ディスクと接する側に頂部を有する突起列を配
置したターンテーブルと、ディスクと接する側に頂部を
有する突起列を配置したクランパとによってディスクを
挟持し、ターンテーブルに配置したそれぞれの突起の頂
部とクランパに配置したそれぞれの突起の頂部が互い違
いに配置することを特徴としたものである。
【0006】また、請求項2に記載したディスククラン
プ装置によれば、請求項1記載のディスククランプ装置
において、回転中心から同心円状に突起列を配置したタ
ーンテーブルと、ターンテーブルの突起列の同心円の直
径と異なる直径の同心円で回転中心から同心円状に突起
列を配置したクランパとによってディスクを挟持するこ
とを特徴としたものである。
【0007】また、請求項3に記載したディスククラン
プ装置によれば、請求項2記載のディスククランプ装置
において、ターンテーブルの突起は、回転中心から同心
円状に列をなすとともに放射状に列をなし、クランパの
突起はターンテーブルの突起列の同心円の直径と異なる
直径で回転中心から同心円状に列をなすとともに放射状
に列をなすことを特徴としたものである。
【0008】また、請求項4に記載したディスククラン
プ装置によれば、請求項2記載のディスククランプ装置
において、ターンテーブルの突起は、回転中心から同心
円状に列をなすとともに放射状の軌跡が円弧を描くよう
に列をなし、クランパの突起はターンテーブルの突起列
の同心円の直径と異なる直径で回転中心から同心円状に
列をなすとともに放射状の軌跡が円弧を描くように列を
なすことを特徴としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明によるディスククラ
ンプ装置の一実施例の側面図を示す。また、図2に本実
施例のターンテーブルとクランパの突起部の噛み合わせ
の説明図を示す。これらの図において、ターンテーブル
1は、駆動部(図示せず)から延出するシャフト2に連
結して回転できるようになっている。そして、ディスク
3を載置する載置面6は、シャフト2と同軸に設けた円
錐台状の突出部4があって、ディスク3の中心孔5を挿
通して中心位置の位置出しをしている。
【0010】円錐台状の突出部4の外周にはディスク3
を載置する載置面6があって、この載置面6には、ター
ンテーブル1の回転中心に対して同心円状に突起7が配
列している。この突起7には頂部8があって、この頂部
8がディスク3の載置面6と接するように設けられてい
る。具体的な一例を示すと、1つの突起の大きさは、底
部の直径が1〜1.5mm、高さが1〜2mm、頂部8
は0.2〜0.3Rの曲面を形成している。そして、タ
ーンテーブル1と突起7は、鉄等の金属材料で鍛造によ
る一体成形、または合成樹脂による一体成形、あるいは
突起7を部片としてターンテーブル1に圧入して形成さ
れる。
【0011】図3の平面図でターンテーブル1に設けた
突起7の配列を示す。図3において、同心円の最内周の
突起7の列は円錐台状の突出部4の外周に接するよう
に、また隣接する突起7も同心円状で接する程度に数多
く立設して、ディスク3の中心孔5の中心位置の位置出
し精度を高めている。そして、同心円状に広がる2列
目、3列目等の突起7の列も同心円状に配列し、隣接す
る突起7も接する程度に数多く立設し、かつ放射状にも
配列している。
【0012】クランパ9は、ターンテーブル1の上方で
ターンテーブル1に対向して配置され、回転自在に支持
されている。クランパ9の中心には円錐台状の凹部11
があって、ディスク3を挟持したときターンテーブル1
の円錐台状の突出部4と係合するように成している。ク
ランパ9の円錐台状の凹部11の外周にはディスク3を
挟持するクランプ面12があって、このクランプ面12
に、クランパの回転中心に対して同心円状に突起10を
配列し、かつ放射状にも配列している。
【0013】この突起10は、ターンテーブル1に設け
た突起7と同じ形状を有し、頂部13がディスク3のク
ランプエリア14と接するように設けられている。そし
て、突起10とクランパ9が鉄等の金属材料で鍛造によ
る一体成形、または合成樹脂による一体成形成形、ある
いは突起10を部片としてクランパ9に圧入して形成さ
れる。
【0014】このようにして形成した突起10の配列
は、ターンテーブル1に配列している突起7の列の同心
円の直径とクランパ9に配列する突起10の同心円の直
径とが異なる値にしてあるので、ターンテーブル1の突
起7の頂部8と、クランパ9の突起10の頂部13は合
致することがない。したがって、図2に示すようにディ
スク3を挟持すると、挟持したターンテーブル1の突起
7の頂部8とクランパ9の突起10の頂部13は、図2
の矢印の方向に互い違いに力が加わる。そのため、ディ
スク3のクランプエリア14に変形があっても、突起間
の隙間でディスク3の変形を吸収することができ、ター
ンテーブル1の回転を滑ること無くディスク3に伝達す
ることができる。
【0015】情報記録面の反対面でクランプエリアまで
全面印刷したディスク3で、印刷したインクに粘着性を
有する場合がある。このようなディスクを例えば、装置
内の温度が比較的高く、ディスクを強い挟持力で長時間
挟持した場合、従来のように、広い面積で挟持すると、
接着力が強くなってクランプ装置からディスクを外すこ
とができなくなったり、ディスクの載置部以外のところ
にディスクが落ちて、装置やディスクに不具合を生じさ
せることがあった。
【0016】しかしながら本発明の構成によれば、ディ
スクと接触している面積が少ないので、ディスクの自重
で簡単にクランプ装置からディスクを外すことができ
る。したがって、装置やディスクに不具合を生じさせる
ことを防止することができる。
【0017】また、他の突起の配列として図4に示す配
列がある。図4(a)に示すように、ターンテーブル1
の回転中心に対して同心円状に配置した突起7を放射状
の軌跡が円弧を描くように列をなし、クランパ9に配置
した突起10の配列も図4(b)に示すように、ターン
テーブル1上の突起列の同心円の直径と異なる直径で同
心円状に配置し、かつ、放射状の軌跡が円弧を描くよう
に列をなした配置した構成としても良い。
【0018】このような突起の配列にすると、挟持した
ときの放射方向の突起の配列に規則性がなくなり、ター
ンテーブル1の回転時に発生する滑りをより確実に抑止
することができる。
【0019】なお、同心円状に配置した突起7の円弧描
く放射状の軌跡を、例えばターンテーブル1の円弧描く
放射状の軌跡とクランパ9に配置した突起10の円弧描
く放射状の軌跡を同じ軌跡としても良いし、異なる軌跡
としても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクのクランプエ
リアに変形があってもターンテーブル及びクランパの突
起間の隙間で変形を吸収できるので、ターンテーブルの
回転を滑ること無くディスクに伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】本発明のターンテーブルとクランパの突起部の
噛み合わせを示す説明図。
【図3】本発明のターンテーブルの平面図。
【図4】(a)は本発明の他の実施例を示すターンテー
ブルの平面図。(b)は本発明の他の実施例を示すクラ
ンパの平面図。
【図5】従来例を示す側断面図。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 シ
ャフト 3 ディスク 4 突
出部 5 中心孔 6 載
置面 7 突起 8 頂
部 9 クランパ 10 突
起 11 凹部 12
クランプ面 13 頂部 14
クランプエリア 15 ターンテーブル 16
クランパ 17 載置面 18
クランプ面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブル上に載置したディスクを
    挟持するディスククランプ装置において、該ディスクク
    ランプ装置は、ディスクと接する側に複数の突起を有し
    たターンテーブルと、前記ディスクと接する側に複数の
    突起を有したクランパとによって前記ディスクを挟持
    し、挟持したとき前記ターンテーブルの突起と前記クラ
    ンパの突起の位置を異ならせることを特徴としたディス
    ククランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記ターンテーブルの突起は、回転中心から同
    心円状に列をなし、前記クランパの突起はターンテーブ
    ルの突起列の同心円の直径と異なる直径で回転中心から
    同心円状に列をなすことを特徴としたディスククランプ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記ターンテーブルの突起は、回転中心から同
    心円状に列をなすとともに放射状に列をなし、前記クラ
    ンパの突起はターンテーブルの突起列の同心円の直径と
    異なる直径で回転中心から同心円状に列をなすとともに
    放射状に列をなすことを特徴としたディスククランプ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記ターンテーブルの突起は、回転中心から同
    心円状に列をなすとともに放射状の軌跡が円弧を描くよ
    うに列をなし、前記クランパの突起はターンテーブルの
    突起列の同心円の直径と異なる直径で回転中心から同心
    円状に列をなすとともに放射状の軌跡が円弧を描くよう
    に列をなすことを特徴としたディスククランプ装置。
JP7246807A 1995-08-31 1995-08-31 ディスククランプ装置 Withdrawn JPH0973698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7246807A JPH0973698A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 ディスククランプ装置

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JP7246807A JPH0973698A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 ディスククランプ装置

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JPH0973698A true JPH0973698A (ja) 1997-03-18

Family

ID=17153981

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7246807A Withdrawn JPH0973698A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 ディスククランプ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0973698A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7051346B2 (en) * 1997-09-25 2006-05-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive apparatus having particular clamping device
JP2011192337A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Onkyo Corp ディスク再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7051346B2 (en) * 1997-09-25 2006-05-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive apparatus having particular clamping device
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105