JP2003203410A - ディスククランプ機構 - Google Patents

ディスククランプ機構

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JP2003203410A
JP2003203410A JP2001401079A JP2001401079A JP2003203410A JP 2003203410 A JP2003203410 A JP 2003203410A JP 2001401079 A JP2001401079 A JP 2001401079A JP 2001401079 A JP2001401079 A JP 2001401079A JP 2003203410 A JP2003203410 A JP 2003203410A
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disk
disc
clamper
center
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JP2001401079A
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Masahisa Tsuchiya
昌久 土屋
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0284Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by clampers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの偏重心に起因する高速回転中の遠
心力による横滑りを解決して、高速回転で使用しても、
強固にセンタリングを維持するディスククランプ機構を
提供する。 【解決手段】 クランパー5のフランジ部5aは支持ア
ングル6から離れた状態で、その突部5cはターテーブ
ル4に固着されたマグネット7に吸引され、そのディス
ク押え部5bはターンテーブルの4に固着された滑り止
め部材8とでディスク9を挟持している。また、ディス
ク9の中心孔9aは、ターンテーブルの4のセンターガ
イド部4の基部に接することなく、ターンテーブル4の
センタリング爪4dによりラジアル方向に押圧されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メディアディス
ク、特に光ディスクの記録再生装置などのディスククラ
ンプ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、脱着可能な記録再生媒体となるメ
ディアディスクは合成樹脂により作られており、その中
央には中心孔が設けられている。このようなメディアデ
ィスクを記録または再生する場合は、ディスクの中心孔
をメディアディスクの記録再生装置のターンテーブルに
装着し、回転させて行うのであるが、ディスクの中心孔
の直径は製造上のバラツキが比較的大きく、ディスクの
ターンテーブルに対する回転中心ずれを起し易く、また
これにより回転中のディスクの記録トラックから光ピッ
クアップが逸脱し、正常な記録または再生が行われない
場合がある。それゆえ、ディスク駆動装置のターンテー
ブルには、このディスクの中心が、メディアディスクを
回転させるスピンドルモータの回転軸線と必ず一致する
ようなセンタリング機構を設けている。
【0003】従来からこのようなセンタリング機構は、
ターンテーブルの中央に設けられたディスクの載置を案
内をするセンターガイド部に、載置したディスクをセン
タリングするセンタリング爪を複数設けたものが一般的
である。なお、このセンターガイド部の基部の外径は、
ディスクの中心孔径の最小許容値よりも小さく、またス
ピンドルモータの回転軸と同軸の円上に形成されてい
る。
【0004】一方、センタリング爪は弾性を有し、この
センターガイドと同心円上に均等に複数個配置され、そ
の先端部の包絡線が描く円の直径は、このセンターガイ
ド部の先端の直径より小さく、またその基部が描く包絡
線の円の直径はディスクの中心孔径の最大許容値よりも
大きく形成されている。
【0005】このように構成されたディスククランプ機
構のターンテーブルにディスクを載置するには、そのデ
ィスクの中心孔がターンテーブルのセンターガイドの先
端部に挿通されると同時に、このターンテーブルのセン
ターガイドの中央に備えたマグネットと磁気的に対峙す
るように、この装置の支持アングルに配置されたクラン
パーが、ターンテーブルのディスク載置面と平行に下降
してディスクを押圧し始めると、ターンテーブルのマグ
ネットとクランパーに磁気吸引作用が生じ、その磁気吸
引力により載置されたディスクがターンテーブルのマグ
ネットとクランパーにより挟持される。これによりディ
スクの中心孔はセンターガイドに嵌入されその基部まで
押し下げられ、同時にセンタリング爪の弾性によりディ
スクの中心孔の周面をラジアル方向に均等に押圧するこ
とになる。
【0006】また、前記のターンテーブルのディスク載
置面の周縁にはゴムまたは合成樹脂からなる滑り止め部
材が固着されている。これは、前記のようにターンテー
ブルとクランパーで挟持されセンタリングされたディス
クであっても回転中心ずれによる回転中に発生する遠心
力により横滑りを起こす場合があるので、この横滑りを
防止する目的で用いるものである。このように、ディス
クはセンタリングされてターンテーブルに載置され、ま
た回転中においてもセンタリングは維持されるのであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、近
年前記のディスクは高速回転で使用されるので、ディス
クの面内に僅かな重心のずれ(偏心)があると、回転体
の不釣り合い現象で回転数が上昇するに従い大きな遠心
力が発生し、そのディスク自体を偏倚させようとする力
が生じる。これは、偏心量に作用する遠心力が回転数の
二乗に比例して生じるもので、スタート状態では、前述
のようにセンタリングされ保持されているディスクであ
っても、回転が上がると供に相乗的に過大な力でこのデ
ィスクを片側に寄せようとするものである。
【0008】なお、前記センタリング爪の弾性が弱い
と、このセンタリング爪は高速回転における過大な遠心
力に抗することができず、やがてディスクのセンタリン
グを維持できなくなる。また、この遠心力に対抗できる
ようにセンタリング爪の弾性を強くすると、このセンタ
リング爪にディスクの中心孔を容易に嵌入できなくな
り、装着されたディスクがターンテーブルの載置面より
浮くとの問題が生じる。また、このディスを浮かないよ
うにする為に、ディスクを挟持する磁気吸引力を強くす
ると、ディスクをターンテーブルの載置面に押圧する力
が過大となり、ディスクに滑り止め部材が貼り付いてし
まう問題が発生する。
【0009】そこで、本発明は、ディスクの重心のずれ
(偏心)に起因する遠心力による高速回転中のセンタリ
ング崩れを解決して、ディスクを高速回転で使用して
も、強固にセンタリングを維持するディスククランプ機
構を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
は、請求項1に記載の発明のように、スピンドルモータ
の回転軸に固着されたターンテーブルの中心部に設けて
メディアディスクの中心孔周縁を押圧する押圧部により
メディアディスクをセンタリングするとともに、クラン
パーによりメディアディスクをターンテーブルに押圧し
てクランプするディスククランプ機構において、前記ク
ランパーには、前記メディアディスクの中心孔周縁を押
圧する突部を設けることにより達成できる。
【0011】また、前記押圧部は、請求項2に記載の発
明のように、先端が鉤状でディスク内径より内方となる
ターンテーブルの内周側から設けるか、あるいは、請求
項3に記載の発明のように、先端が鉤状でディスク内径
より外方となるターンテーブルの外周側から設けること
により達成できる。
【0012】なお、前記突部は請求項4に記載の発明の
ように、前記押圧部に当接する当接部をテーパに形成
し、前記押圧部に前記回転軸を囲む環状の穴部を設けて
この穴部に、請求項5に記載の発明のようにマグネット
を固着し、前記突部はこのマグネットに対向する位置に
磁性材料を含む構成にするか、または、請求項6に記載
の発明のように前記突部にこの磁性材に対向する位置に
マグネットを固着することにより達成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す各実施の形態に
基づき本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明
のディスククランプ機構の第1の実施の形態を示す要部
断面図である。図2は図1の形態におけるターンテーブ
ルを説明する平面図であり、図3はその斜視図である。
図4は図1の形態におけるクランパーを示す斜視図であ
る。図5は、図1の形態におけるディスクをクランプし
た状態を示す要部断面図である。図6は、図1の形態に
おけるディスクをクランプする過程を説明する要部拡大
断面図である。
【0014】図1において、記録再生装置のモータ固定
アングル1に固定されたスピンドルモータのロータ2に
固設された回転軸3の端部にターンテーブル4が固着さ
れている。なお、モータ固定アングル1は回転軸3の軸
線方向に可動となるようこの記録再生装置に図示せぬ機
構で取付られている。また、クランパー5はその中心が
回転軸3の端部と隙間をおいてこの回転軸3の軸線方向
と同軸になるように、この記録再生装置の支持アングル
6に吊り下げ状態に支持されている。
【0015】図2および図3において、ターンテーブル
4の中央部に設けられたディスクの嵌入を案内するテー
パーを有する環状のセンターガイド部4aとシャフト圧
入のボス部4bで形成する環状の穴部4cにリング状の
マグネット7が固着され、またそのセンターガイド部4
aを等分に切断して、半径方向に押圧できる弾性を有す
る外側に向かう鉤状のセンタリング爪4dが押圧部とし
て複数個配置されている。なお、ターンテーブル4のデ
ィスクの載置面4eの周縁には滑り止め部材8が固着さ
れている。
【0016】図4において、クランパー5は、鉄板等の
磁性材料で形成され、また支持アングル6に吊り下げ状
に係止されるフランジ部5aとディスク押え部5bおよ
び中央の突部5cには外周部にテーパ5dと穴部5eが
形成されている。なお、穴部5eの直径は、図3に示し
たターンテーブル4のボス部4bの外径より大きく、ま
たテーパ5dの先端の直径はターンテーブル4の環状の
穴部4cの外周径より小さく設定されている。なお、本
発明の構成においては、クランパー5の突部5cのみを
鉄板等としたり、または磁性粉を混入した磁性材料で構
成し、それ以外は非磁性材料で形成してもよく、更に突
部5cの内側に磁性材を固着してもよい。
【0017】図5において、クランパー5のフランジ部
5aは支持アングル6から離れた状態で、その突部5c
はターンテーブル4に固着されたマグネット7に吸引さ
れ、そのディスク押え部5bは、ターンテーブル4に固
着された滑り止め部材8とでディスク9を挟持してい
る。また、ディスク9の中心孔9aは、ターンテーブル
4のセンターガイド部4aの基部に接することなく、タ
ーンテーブル4のセンタリング爪4dによりラジアル方
向に押圧されている。
【0018】図6の(a)〜(c)は、図1の形態に係
るディスクをクランプする過程を説明する要部拡大断面
図である。なお、支持アングル6は省略している。図6
(a)は、ディスク9をセンタリング爪4dに嵌入する
直前を示したものである。図6(a)において、ディス
ク9の中心孔の周縁9aは、センターガイド4aとは接
してないがセンタリング爪4dの端部と接している。
【0019】図6(b)は、ターンテーブル4がクラン
パー5に移動接近してきて、クランパー5のディスク押
え部5bがディスク9を押圧し始めた状態を示したもの
である。図6(b)において、ディスク9の中心孔の周
縁9aはセンターガイド4aとは接してないが、クラン
パー5のテーパ5dがセンタリング爪4dの頭部をター
ンテーブル4の外周に向かって押圧し、センタリング爪
4dの端部はディスク9の中心孔の周縁9aに押圧さ
れ、ターンテーブル4の中心に向けてたわまされ始め
る。
【0020】図6(c)はディスクのチャッキングが完
了した状態を示したものである。図6(c)において、
クランパー5の突部5dがターンテーブル4の中央の穴
部4cに固着されたマグネット7に吸引されると、その
ディスク押え部5bがディスク9をターンテーブル4に
固着された滑り止め部材8に強く押圧すると同時に、ク
ランパー5のテーパ5dは、ターンテーブル4のセンタ
ーガイド4aの周縁と接することなく、センタリング爪
4dの頭部を強くターンテーブル4の外周に向かって押
圧し、またディスク9の中心孔の周縁9aがセンタリン
グ爪の端部をターンテーブル4の中心に向けて更にたわ
ませるので、このセンタリング爪4dはディスク9の中
心孔の周縁9aを半径方向に押圧することになる。
【0021】なお、前記のセンタリング爪4dは、ター
ンテーブル4のセンターガイド部4aに同心円上に均等
に複数個配置され、またそれぞれのバネ特性は同一に形
成されているので前記のディスク9の周縁9aを半径方
向に押圧する力は全て均等となっている。これにより、
ディスク5はセンタリング爪4dにより強固にセンタリ
ングされ保持されるので高速回転においてもセンターリ
ングずれを起こすことはない。
【0022】図7は、第1の実施の形態の変形例を示す
要部断面図である。図8は、図7の形態に係るディスク
をクランプする過程を説明する要部拡大断面図である。
この変形は、図1から図3で示したセンタリング爪4d
の構造を変えたもので、図7に示すようにターンテーブ
ル14の中心に向かって鉤状のセンタリング爪14dを
ターンテーブル14の周縁に形成されている。
【0023】図8の(a)〜(c)は、図7の変形に係
るディスクをクランプする過程を説明する要部拡大断面
図である。なお、支持アングル6は省略している。図8
(a)は、ディスク9をセンタリング爪14dに嵌入す
る直前を示したものである。図8(a)において、ディ
スク9の中心孔の周縁9aは、センターガイド14aと
は接してないがセンタリング爪14dの基部方と接して
いる。
【0024】図8(b)は、ターンテーブル14にクラ
ンパー5が接近してきて、クランパー5のディスク押え
部5bがディスク9を押圧し始めた状態を示たものであ
る。図8(b)において、ディスク9の中心孔の周縁9
aはセンターガイド14aとは接してないが、クランパ
ー5のテーパ5dがセンタリング爪14dの頭部をター
ンテーブル14の外周に向かって押圧し、センタリング
爪の基部方は、ディスク9の中心孔の周縁9aが強制的
に嵌入されるのでターンテーブル14の中心に向けてた
わみ始める。
【0025】図8(c)はディスクのチャッキングが完
了した状態を示したものである。図8(c)において、
クランパー5の突部5dがターンテーブル14の中央の
穴部14cに固着されたマグネット7に吸引されると、
そのディスク押え部5bがディスク9をターンテーブル
14に固着された滑り止め部材8に強く押圧すると同時
に、クランパー5のテーパ5dは、ターンテーブル14
のセンタリング14aの周縁と接することなく、センタ
リング爪14dの先端を強くターンテーブル14の外周
に向かって押圧し、またディスク9の中心孔の周縁9a
がセンタリング爪14dの基部方をこのターンテーブル
4の中心に向けて更にたわませれるので、このセンタリ
ング爪14はディスク9の中心孔の周縁9aを半径方向
に押圧することになる。
【0026】また、前記のセンタリング爪14dは、タ
ーンテーブル14のセンターガイド14a部に同心円上
に均等に複数個配置され、またそれぞれの弾性部のバネ
特性は同一に形成されているので前記のディスク9の周
縁9aを半径方向に押圧する力は全て均等となってい
る。これにより、ディスク9はセンタリング爪14dに
より強固にセンタリングされ保持されるので高速回転に
おいてもセンターリングのずれを起こすことはない。
【0027】更に、センタリング爪の他の変形例として
は図10に示すように、ターンテーブル34の中心に向
かってディスク9に向かって曲折りされた鉤状のセンタ
リング爪14dをターンテーブル14の周縁に形成され
ている。この構造においては、センタリング爪34の先
端がクランパー35のテーパ35dに押圧されると同時
に、このセンタリング爪34の曲面内に設けられた凸部
34fがディスク9の周縁9aを半径方向に押圧する。
なお、この凸部34fはセンタリング爪34の曲面のみ
でディスク9の周縁9aを半径方向に押圧できれば無く
してもよい。
【0028】いずれの第1の実施の形態の変形において
も、センタリング爪をターンテーブルの周縁側より直線
的に配置できるので、ターンテーブルを含むディスクク
ランプ装置の薄型化に適している。
【0029】図9は、本発明の第2の実施の形態を示す
要部断面図である。この実施の形態は、図1の形態にお
けるターンテーブル4側のマグネット7の位置に鉄板等
の磁性材料から成るヨークを配置して、それに対峙する
クランパー側に吸引用のマグネットを配置したものであ
る。図9において、ターンテーブル24の中央部に設け
られたディスクの嵌入を案内するために、テーパーを有
する環状のセンターガイド部24aとシャフト圧入のボ
ス部24bで形成する環状の穴部24cに、リング状の
鉄板等の磁性材料からなるヨーク10が固着され、また
そのセンターガイド部24aを等分に切断して半径方向
に押圧できる弾性を有する先端が鉤状のセンタリング爪
24dが複数個配置されている。なお、ターンテーブル
24のディスクの載置面24eの周縁には滑り止め部材
8が固着されている。
【0030】また、クランパー25は、ターンテーブル
24のセンターガイド24aの環状穴24cに固着され
たヨーク10に対峙する中央の突部25cに、外周部に
テーパー25dと穴部25eが形成されている。なお、
クランパー25の突部25cの穴部25eのテーパー2
5dの先端の直径はターンテーブル24の環状の穴部2
4cの外周径より小さく設定されて、その穴部25eに
は内径がターンテーブルのボス部24bの外径より大き
い直径を有するリング状のマグネット27が固着されて
いる。なお、この構成における吸引作用は、第1の実施
の形態で説明したものと同じである。なお、この第2の
実施の形態は、ターンテーブルにマグネットを固着しな
く、またクランパーはクランパー本体にマグネットを固
着したので、クランパーの本体を合成樹脂で形成でき、
ターンテーブルを含むディスククランプ装置を更に薄型
化や軽量化するのに適している。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スピンドルモータの回転軸に固着されたターンテーブル
の中心部に設けてメディアディスクの中心孔周縁を押圧
する押圧部によりメディアディスクをセンタリングする
とともに、クランパーによりメディアディスクをターン
テーブルに押圧してクランプするディスククランプ機構
において、前記クランパーに前記メディアディスクの中
心孔周縁を押圧する突部を設けることにより、メディア
ディスクをチャッキングする際、前記ターンテーブルの
押圧部をこのクランパーの突部で押圧すると同時に、前
記ターンテーブルの押圧部は装着したメディアディスク
の中心孔周縁を強固に押圧し、高速回転においてもディ
スク自体の重心のずれ(偏心)に起因する遠心力による
センタリングのずれが発生することはない。
【0032】また、本発明においては、ターンテーブル
のセンターガイド部にメディアディスクの中心孔周縁に
向かって押圧部を設け、装着されたディスクをクランパ
ーにより押圧することにより、高速回転においてもディ
スク自体の重心のずれ(偏心)に起因する遠心力による
センタリングのずれが発生しない薄型の前記ディスクク
ランプ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すディスククラ
ンプ機構の要部断面図である。
【図2】図1におけるターンテーブルを説明する平面図
である。
【図3】図1におけるターンテーブルを説明する斜視図
である。
【図4】図1におけるクランパーを説明する斜視図であ
る。
【図5】図1の形態におけるディスクをクランプした状
態を示す要部断面図である。
【図6】図1の変形におけるディスクをクランプする過
程を説明する要部拡大断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の変形例を示す要部
断面図である。
【図8】図7の形態におけるディスクをクランプする過
程を説明する要部拡大断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すディスククラ
ンプ機構の要部断面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態のその他の変形例
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 モータ固定アングル 2 ロータ 3 回転軸 4 ターンテーブル 5 クランパー 6 支持アングル 7 マグネット 8 滑り止め部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータの回転軸に固着された
    ターンテーブルの中心部に設けてメディアディスクの中
    心孔周縁を押圧する押圧部によりメディアディスクをセ
    ンタリングするとともに、クランパーによりメディアデ
    ィスクをターンテーブルに押圧してクランプするディス
    ククランプ機構において、 前記クランパーには、前記メディアディスクの中心孔周
    縁を押圧する突部を設けたことを特徴とするディスクク
    ランプ機構。
  2. 【請求項2】 前記押圧部は、先端が鉤状でディスク内
    径より内方となるターンテーブルの内周側から設けられ
    ている請求項1に記載のディスククランプ機構。
  3. 【請求項3】 前記押圧部は、先端が鉤状でディスク内
    径より外方となるターンテーブルの外周側から設けられ
    ている請求項1に記載のディスククランプ機構。
  4. 【請求項4】 前記突部は前記押圧部に当接する当接部
    がテーパに形成されている請求項1に記載のディスクク
    ランプ機構。
  5. 【請求項5】 前記押圧部に前記回転軸を囲む環状の穴
    部を設けてこの穴部にマグネットを固着し、前記突部は
    このマグネットに対向する位置に磁性材料を含む請求項
    1に記載のディスククランプ機構。
  6. 【請求項6】 前記押圧部に前記回転軸を囲む環状の穴
    部を設けてこの穴部に磁性材を固着し、前記突部にはこ
    の磁性材に対向する位置にマグネットを固着する請求項
    1に記載のディスククランプ機構。
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Cited By (4)

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