JP2602422B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2602422B2
JP2602422B2 JP29282594A JP29282594A JP2602422B2 JP 2602422 B2 JP2602422 B2 JP 2602422B2 JP 29282594 A JP29282594 A JP 29282594A JP 29282594 A JP29282594 A JP 29282594A JP 2602422 B2 JP2602422 B2 JP 2602422B2
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magnetic disk
magnetic
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carriage
hub
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Inventor
清 ▲吉▼波
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茨城日本電気株式会社
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクの変形防
止をはかった磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、図3(a)に示す
ように、複数の磁気ディスク1と、これらの磁気ディス
ク1とを交互に積層するスペーサリング2と、磁気ディ
スク1とスペーサリング2と一体となって回転するスピ
ンドルモータ3と、スピンドルモータ3に磁気ディスク
1とスペーサリング2を固定し取り付けるディスククラ
ンプ4と、磁気ディスク1に対向してデータの書き込み
・読み出しを行う磁気ヘッド5と、磁気ヘッド5を支持
するアーム6と、磁気ヘッド5の位置決めを行うキャリ
ッジ7と、スピンドルモータ3とキャリッジ7が取り付
けられているベース8と、スピンドルモータ3とキャリ
ッジ7を内包し密封するカバー9とから構成される。
【0003】また、スピンドルモータ3は、図3(b)
に示すように、回転軸となるシャフト11と、このシャ
フト11に装着された一対のボールベアリング12と、
ボールベアリング12の外輪と一体となって回転するハ
ブ13とから構成されている。そして、スペーサリング
2と交互に積層された磁気ディスク1は、略円筒形をな
すハブ13のフランジ部の磁気ディスク支持面10に積
層され、最上部の磁気ディスク1の内周部分をディスク
クランパ4にて締結し保持されている。
【0004】ここで、従来の磁気ディスク装置に用いら
れているハブ13は、磁気ディスクを支持するための基
準面として、図4(a)に示すように、スピンドルモー
タのシャフトの軸方向に対して直角方向の磁気ディスク
支持面10を備えている。そして、磁気ディスク1とス
ペーサリング2とを交互に配置することにより、磁気デ
ィスク1と磁気ヘッド5とが所定の位置関係に定めるこ
とができる。ここで、ハブの形状は左右対称であり、図
4には右側半分のみを示した。
【0005】一方、特開平4−337558号公報に
は、ハブのフランジ部と磁気ディスクとの間に、フラン
ジ部もしくは磁気ディスクのいずれか一方との接触面
が、凸状もしくは円弧状をなし、線接触の可能な形状を
有するフランジスペーサを、ハブとは別部材で介在させ
るものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合は、スピンドルモータのハブに設けられた磁気ディ
スクを支持するための磁気ディスク支持面が、シャフト
の軸方向に対して直角をなしているため、そのため、図
4(b)に示すように、ディスククランパ(図示せず)
により積層した磁気ディスク1を搭載して締結すると、
磁気ディスク1は矢印Bの方向に押圧され、ハブ13の
磁気ディスク支持面10に歪みが生じて変形する。すな
わち、磁気ディスク1に反りによる歪みが発生し、その
ために、データの書き込み・読み出しに異常をきたすと
いう問題があった。
【0007】また、後者の場合は、フランジ部もしくは
磁気ディスクのいずれか一方との接触面が、凸状もしく
は円弧状に線接触させることにより、磁気ディスクが変
形するのを防止しているが、特殊な凸状または円弧状の
断面形状を有するフランジスペーサを用いるため、製造
原価が高くなるという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、積層した磁気ディスクを
ハブに搭載して締結した際に、変形して反りが発生する
ことなく、正常な書き込み・読み出しを行う磁気ディス
ク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の磁気デ
ィスクと、中心部を貫通するシャフトに回転自在な支持
され前記複数の磁気ディスクとスペーサリングとを交互
に積層して支持するフランジ部を有するハブと、このハ
ブと一体となって回転するスピンドルモータと、前記複
数の磁気ディスクに対向してデータの書き込み・読み出
しを行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッド前記磁気ディス
クの所定の位置に位置決めするキャリッジと、前記スピ
ンドルモータと前記キャリッジとを配設するベースと、
前記スピンドルモータと前記キャリッジとを内包し密封
するカバーとを備える磁気ディスク装置において、前記
フランジ部の磁気ディスク支持面は外周側が内周側より
も高いテーパー状の断面を有することを特徴とする。
【0010】また、これに代えて、前記フランジ部に装
着される一方の面が密接し他方の面の外周側が内周側よ
りも高い略皿座金形状のスペーサを備えてもよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】まず、第1の実施例の磁気ディスク装置
は、基本的には図2に示す従来の磁気ディスク装置と同
様の構成であって、複数の磁気ディスク1と、これらの
磁気ディスク1とを交互に積層するスペーサリング2
と、磁気ディスク1とスペーサリング2と一体となって
回転するスピンドルモータ3と、スピンドルモータ3に
磁気ディスク1とスペーサリング2を固定し取り付ける
ディスククランプ4と、磁気ディスク1に対向してデー
タの書き込み・読み出しを行う磁気ヘッド5と、磁気ヘ
ッド5を支持するアーム6と、磁気ヘッド5の位置決め
を行うキャリッジ7と、スピンドルモータ3とキャリッ
ジ7が取り付けられているベース8と、スピンドルモー
タ3とキャリッジ7を内包し密封するカバー9から構成
されるが、スピンドルモータ3のハブの形状のみが異っ
ている。
【0013】図1は、第1の実施例の磁気ディスク装置
に用いられるスピンドルモータのハブを示す断面図であ
って、このハブの形状は左右対称であり右側半分のみを
示した。
【0014】本実施例のハブ13aは、図1(a)に示
すように、積層された磁気ディスクを支持するハブ13
aのフランジ部である磁気ディスク支持面10aとスピ
ンドルモータのシャフトの軸方向とのなす角度が、従来
のハブのように直角ではなく傾斜した形状になってい
る。すなわち、図中、磁気ディスク支持面10aの外周
側が内周側よりも高くなり、その断面形状はテーパー状
をなす略皿形状となっている。
【0015】従って、図1(b)に示すように、ハブ1
3aの磁気ディスク支持面10aに磁気ディスク装置を
積層してディスククランパ(図示せず)で締結すると、
磁気ディスク1は矢印Aの方向に押圧され、ハブ13a
の磁気ディスク支持面10aは、押圧により生じたハブ
13aの歪みに相殺され、磁気ディスク支持面10aが
水平な状態に保持される。すなわち、磁気ディスク支持
面10aは水平な状態に修正される。従って、磁気ディ
スク1は磁気ディスク支持面10aの水平な面で締結さ
れるため、がたつきが生じることもなく、磁気ディスク
1の反りによる歪みを防止できる。
【0016】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、第2の実施例におけるハブの構成を示す
断面図である。本実施例は、図2に示すように、ハブ1
3bの形状を従来と同様に、磁気ディスク支持面をスピ
ンドルモータのシャフトの軸方向とのなす角度が直角方
向となるように作成し(図1(a)参照)、このフラン
ジ部に、一方の面が密接し他方の面は外周側が内周側よ
りも高く傾斜した磁気ディスク支持面10bを有する皿
座金形スペーサ14を設けたものである。従って、従来
型のハブにこの皿座金形スペーサ14を装着すれば、第
1の本実施例のようなフランジ形状を有するハブを用い
なくても、同様な効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、スピンドルモータの磁気ディスク支持面の
外周側が内周側より高い形状を有する。もしくはそのよ
うな形状の座金を用いることにより、製造原価の上昇も
僅かで、容易に磁気ディスクの反りを防止することがで
き、正常なデータの書き込み・読み出しを行う磁気ディ
スク装置が提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるハブの構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるハブの構成を示
す断面図である。
【図3】磁気ディスク装置およびそのスピンドルモータ
の構成を示す断面図である。
【図4】従来例のハブの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 スペーサリング 3 スピンドルモータ 4 ディスククランパ 5 磁気ヘッド 6 アーム 7 キャリッジ 8 ベース 9 カバー 10,10a,10b 磁気ディスク支持面 11 シャフト 12 ボールベアリング 13,13a,13b ハブ 14 皿座金状のスペーサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁気ディスクと、中心部を貫通す
    るシャフトに回転自在な支持され前記複数の磁気ディス
    クとスペーサリングとを交互に積層して支持するフラン
    ジ部を有するハブと、このハブと一体となって回転する
    スピンドルモータと、前記複数の磁気ディスクに対向し
    てデータの書き込み・読み出しを行う磁気ヘッドと、前
    記磁気ヘッド前記磁気ディスクの所定の位置に位置決め
    するキャリッジと、前記スピンドルモータと前記キャリ
    ッジとを配設するベースと、前記スピンドルモータと前
    記キャリッジとを内包し密封するカバーとを備える磁気
    ディスク装置において、前記フランジ部の磁気ディスク
    支持面は外周側が内周側よりも高いテーパー状の断面を
    有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 複数の磁気ディスクと、中心部を貫通す
    るシャフトに回転自在な支持され前記複数の磁気ディス
    クとスペーサリングとを交互に積層して支持するフラン
    ジ部を有するハブと、このハブと一体となって回転する
    スピンドルモータと、前記複数の磁気ディスクに対向し
    てデータの書き込み・読み出しを行う磁気ヘッドと、前
    記磁気ヘッド前記磁気ディスクの所定の位置に位置決め
    するキャリッジと、前記スピンドルモータと前記キャリ
    ッジとを配設するベースと、前記スピンドルモータと前
    記キャリッジとを内包し密封するカバーとを備える磁気
    ディスク装置において、前記フランジ部に装着される一
    方の面が密接し他方の面の外周側が内周側よりも高い略
    皿座金形状のスペーサを有することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置。
JP29282594A 1994-11-28 1994-11-28 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2602422B2 (ja)

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JPH08147838A JPH08147838A (ja) 1996-06-07
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Effective date: 19961119