JPH0973486A - 商品購入用注文電卓および注文集計用ターミナル装置 - Google Patents

商品購入用注文電卓および注文集計用ターミナル装置

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JPH0973486A
JPH0973486A JP24873795A JP24873795A JPH0973486A JP H0973486 A JPH0973486 A JP H0973486A JP 24873795 A JP24873795 A JP 24873795A JP 24873795 A JP24873795 A JP 24873795A JP H0973486 A JPH0973486 A JP H0973486A
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JP24873795A
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Yasuhiro Kunioka
保弘 国岡
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Nippon Chemi Con Corp
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Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品購入用注文電卓において、集計用ターミ
ナル装置に直接接続して注文データの転送を行い、転送
に先立ち注文データの確認訂正をも可能にする。 【解決手段】 注文電卓10に、部分的にICカードと
同じ形状を有し集計用ターミナル装置と接続するためI
Cカード対応のコネクタ部5を設ける。また、予め複数
商品の販売データを記憶できるメモリ部33と、注文デ
ータを書き込むためのキーボード部9と、キーボード部
9から入力された注文データを演算処理する演算処理部
31と、販売データおよび注文データなどの表示を行う
表示部11とを設ける。キーボード部9および表示部1
1を使用して注文データの入力を行い、集計用ターミナ
ル装置20に接続して注文データを転送する。この転送
に先立ち、注文電卓のキーボード部9および表示部11
を使用して注文データの確認訂正ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ処
理によって商品の販売を行うシステムにおいて、注文者
が利用する端末機器としての商品購入用注文電卓および
該商品購入用注文電卓からの注文データを集計する注文
集計用ターミナル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ処理によって商品の販売を
行うシステムにおいて、注文者が商品注文のため利用す
る商品購入用注文電卓として、例えば特公平4−119
20号に開示されたものが知られている。
【0003】この従来例に係わる商品購入用注文電卓
は、複数の商品の名称、番号、単価などの一連の販売デ
ータを記憶したICカードを装着することによって使用
可能となる。そして、キーボード部から前記ICカード
に記憶された販売データを読出してデータ表示部に表示
させ、選択した必要な商品の数量および金額などの注文
データを前記ICカードに書き込む。
【0004】そして、このようにして注文データが書き
込まれたICカードを商品購入用注文電卓から抜き取
り、データ集計用のターミナル装置に差し込む。データ
集計用ターミナル装置は、各注文者からの注文データが
書き込まれたICカードの注文データを順次読込み、必
要な集計処理を行ってその内部の記憶装置に記憶する。
そして、集計データは例えば中央コンピュータに送信さ
れ、必要な商品の発送処理などが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の商品
購入用注文電卓においては、注文データを記憶したIC
カードを該注文電卓から抜き取り、データ集計用ターミ
ナル装置に差し込んで注文データの読取りおよび集計を
行う必要があったため、注文電卓の装置構成が複雑にな
り、装置コストが低減できないという不都合があった。
例えば、ICカードと接続するためのコネクタおよびI
Cカードを挿入するためのスロットが注文電卓側にも必
要とされ、装置構成が複雑になるとともに、装置のコス
トも上昇する。また、ICカードを挿入するスロットを
設けるため注文電卓の寸法も小さくすることができな
い。
【0006】また、多数の顧客が使用する注文電卓の装
置構成が注文電卓本体とICカードとの2つの別個の部
品によって構成されるため、取扱いが繁雑になるととも
に、ICカードを紛失するなどの不都合も生じる恐れが
ある。また、ICカードと注文電卓本体とをコネクタで
接続するため、装置の信頼性が低下する恐れもあった。
【0007】したがって、本発明の目的は、前述の従来
例の装置における問題点に鑑み、商品購入用注文電卓に
おいて、装置構成を簡略化し、小型化しかつ装置コスト
を低下させることにある。
【0008】本発明の他の目的は、商品購入用注文電卓
において、ICカードの紛失などの恐れを無くして取扱
いを容易にし、かつ信頼性を向上させることにある。
【0009】本発明の他の目的は、注文電卓を集計用タ
ーミナル装置と接続した状態で注文電卓のキーボードお
よび表示装置によって注文電卓内に記憶された注文デー
タの確認および訂正ができるようにし、かつ適切な商品
注文が行われるようにすることにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、前述のような
商品購入用注文電卓と接続して容易にかつ的確に注文デ
ータの集計処理などを行なうことができる集計用ターミ
ナル装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わる商品購入用注文電卓では、少なくと
も部分的に所定規格のICカードと同じ形状を有し注文
集計用ターミナル装置のコネクタ部と接続するために前
記ICカード対応のコネクタ部を備えたICカード形状
部と、前記ICカード形状部と一体的に形成された本体
部と、予め複数の商品の名称、番号、単価を含む販売デ
ータを記憶することが可能なメモリ部と、前記ICカー
ド形状部または前記本体部の上面に設けられ前記メモリ
部に記憶された複数の商品の内選択した商品の数量およ
び金額を含む注文データを前記メモリ部に書き込むキー
ボード部と、前記キーボード部から入力された注文デー
タを演算処理する演算処理部と、前記メモリカード形状
部または本体部の上面に設けられ販売データおよび注文
データの表示が可能な表示部とを設ける。
【0012】また、このような商品購入用注文電卓は、
注文データの集計のために前記注文電卓を注文集計用タ
ーミナル装置と接続した状態で、注文集計用ターミナル
装置に注文データを転送するに先立ち注文電卓の表示部
およびキーボード部を使用して前記メモリ部に記憶され
た注文データの確認または訂正が可能となるよう構成す
ると好都合である。
【0013】さらに、前記メモリ部に予め記憶される販
売データは注文電卓を注文集計用ターミナル装置と接続
した状態で注文集計用ターミナル装置から注文電卓に入
力されて前記メモリ部に書き込むことができ、かつ入力
された販売データは注文電卓の表示部で表示可能である
よう構成することもできる。
【0014】また、本発明によれば、上述の商品購入用
注文電卓と接続するための集計用ターミナル装置が提供
され、該装置は、少なくとも部分的に所定規格のICカ
ードと同じ形状を有し該ICカード対応のコネクタを有
するICカード形状部と、該ICカード形状部と一体的
に形成された本体部と、商品の種別、数量および金額を
含む注文データを入力するキーボード部と、注文データ
を記憶するメモリ部と、前記ICカード形状部または本
体部の上面に設けられ注文データの表示が可能な表示部
とを備えた商品購入用注文電卓のICカード対応コネク
タ部に接続可能なコネクタ部と、前記コネクタ部に前記
注文電卓のコネクタ部を接続したとき前記注文電卓の表
示部を目視可能としかつキーボード部を操作可能としつ
つ前記注文電卓を機械的に支持する筐体部と、前記コネ
クタ部を介して前記注文電卓から入力された注文データ
を集計処理する演算処理部と、前記演算処理によって集
計処理したデータを記憶する記憶装置とを備えている。
【0015】上記構成に係わる商品購入用注文電卓にお
いては、ICカード形状部と本体部とを一体的に形成し
た形状となっており、ICカード部にはICカード対応
のコネクタが備え付けられている。したがって、注文集
計用ターミナル装置のコネクタ部も同じ規格のICカー
ド対応のコネクタを備えたものとすることができる。こ
のため、各コネクタおよび注文電卓を挿入するターミナ
ル装置のスロット部なども例えば一般のパーソナルコン
ピュータなどと同様の形状寸法とすることができ、部品
の規格化および装置コストの低下を図ることができる。
【0016】また、従来のICカードを分離して注文集
計用ターミナル装置に挿入してデータ集計を行なうター
ミナル装置のコネクタにも本願発明に係わる商品購入用
注文電卓を接続することもできる。
【0017】なお、上述の商品購入用注文電卓では、予
め注文電卓を注文集計用ターミナル装置に接続して複数
の商品の名称、番号、単価を含む販売データを前記メモ
リ部に記憶させておく。そして、前記表示部に複数の商
品の販売データを表示させ、前記キーボード部によって
これらの商品の内から所望のものを選択しかつその商品
の注文数量および金額などを入力する。入力された注文
データは演算処理部によって演算処理され前記メモリ部
に記憶される。この場合前記表示部は注文データおよび
演算処理したデータも表示可能とすると好都合である。
【0018】このようにして注文データが記憶された注
文電卓は、前述の注文集計用ターミナル装置と接続さ
れ、注文電卓からターミナル装置へと注文データを転送
する。それぞれの注文者の注文電卓からのデータを順次
注文集計用ターミナル装置に接続して注文データを集
め、該注文集計用ターミナル装置においてこれらの注文
データを集計して記憶する。その後、集計記憶されたデ
ータは通信回線などを介して発送センタの中央コンピュ
ータに送られ、商品の発送処理などが行われる。
【0019】注文集計用ターミナル装置に注文データを
転送するに先立ち注文電卓の表示部およびキーボード部
を使用してメモリ部に記憶された注文データの確認また
は訂正を行うことにより、より適切に注文を行うことが
できる。また、何らかの事情により、注文内容を変更す
る必要が生じた場合にも、容易に注文データの変更訂正
ができる。例えば、商品購入の予算と照らし合わせ、予
算を上回る注文がなされている場合に一部の商品の注文
を削除するなどの操作も可能である。したがって、注文
集計用ターミナル装置に必ずしも表示装置は必要ではな
く、注文電卓の表示部を使用して各データの訂正確認を
行うことができる。
【0020】また、注文電卓を注文集計用ターミナル装
置と接続した状態で、注文集計用ターミナル装置から注
文電卓のメモリ部に前記販売データを書き込むことがで
き、かつ入力された販売データを注文電卓の表示部で表
示して確認することができる。したがって、例えば商品
の販売価格、単位の変更などがあった場合にも、注文電
卓にそのような変更後の販売データを記憶させることが
できる。或いは、品切れになった商品などに関するデー
タも注文電卓に記憶させておくことができる。これによ
って、注文電卓の利用者が適切なかつ誤りの無い商品注
文を行うことができるようになる。
【0021】さらに、上述のような商品購入用注文電卓
と接続するための集計用ターミナル装置では、前記コネ
クタ部に注文電卓のコネクタ部を接続したときに、筐体
部によって前記注文電卓が機械的に支持される。また、
この時注文電卓の表示部が隠れることなく目視可能であ
り、かつキーボード部が操作可能となっているから、注
文電卓をターミナル装置に結合した状態で、注文電卓の
表示部およびキーボード部を使用して注文データの確認
訂正などの操作を容易に行うことができる。また、集計
用ターミナル装置から注文電卓に入力された販売データ
などを注文電卓の表示部で表示し、かつ注文電卓のキー
ボード部によってターミナル装置と注文電卓との間のデ
ータの授受に関する制御を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係わる商品購入用注文電卓および注文集計用
ターミナル装置につき説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係わる商品
購入用注文電卓(以下、単に注文電卓と称する)の外観
を示す。同図において(a)は左側面図、(b)は平面
図、(c)は正面図である。また、(d)は(a)〜
(c)に示される注文電卓のコネクタ部を保護するため
の保護用カバーを示す平面図である。
【0024】図1に示される注文電卓は、ICカード形
状部1と、該ICカード形状部1と一体的に形成された
本体部3から構成される。ICカード形状部1は例えば
PCMCIA規格に準拠したICカード、またはPCカ
ード、と同じ寸法を部分的に有する。即ち、ICカード
形状部1の幅は、約54ミリメートルとされ、厚さは例
えば3.3ミリメートルなどとされる。本体部3もIC
カード形状部1と同じ幅を有している。本体部3はIC
カード部1より厚みのある構成、例えば約10ミリメー
トル、とされ、ICカード形状部1の周辺部を除く中央
部分も本体部3と同じ厚さに構成されている。
【0025】ICカード形状部1の先端、図面では左
端、にはICカード規格のコネクタ部5が設けられてい
る。注文電卓をターミナル装置に接続しない場合にコネ
クタ部5を保護するため、保護用カバー7が用意されて
おり、該保護用カバー7はICカード形状部1の両側部
に嵌め込みかつコネクタ部5を覆うようほぼコの字形状
とされている。
【0026】ICカード形状部1および本体部3の上面
には、各種キーからなるキーボード部9が設けられ、か
つ液晶表示装置からなる表示部11が設けられている。
キーボード部9は、例えば0〜9の置数キーを含むテン
キー部9a、確認キー9b、訂正キー9c、アップキー
9d、ダウンキー9e、合計キー9fおよび電源オンオ
フ用の電源キー9gを含む。テンキー9aおよび確認キ
ー9bは本体部3の右半分にまとめて配置され、その他
のキー9c〜9gはICカード形状部から本体部3に至
る長さ方向に表示部11の下側に沿って配列されてい
る。
【0027】図2は、図1の注文電卓を接続して注文デ
ータの集計などを行うための注文集計用ターミナル装置
(以下、単にターミナル装置と称する)20を、注文電
卓10を挿入した状態で示す。ターミナル装置20は、
上面に注文電卓10を挿入するためのスロット21を有
する。スロット21は上面がほぼ開かれた状態となって
おり、注文電卓10を挿入した状態で該注文電卓10の
キーボード部9を操作し、かつ表示部11を観察できる
よう構成されている。ターミナル装置20の内部のスロ
ット21の最も奥の部分には注文電卓10のコネクタ部
5と接続するためのコネクタ部23が設けられている。
なお、スロット21の断面形状はスロット21の入り口
側で注文電卓10の本体部3とほぼ同じ形状を有し、奥
側で注文電卓10のICカード形状部3の断面と同じ形
状となっている。また、ICカード形状部1の周辺には
ターミナル装置20の上面壁が突出して注文電卓10の
上部への移動を防止している。したがって、注文電卓1
0はターミナル装置20に挿入された時ターミナル装置
20に固定され、この状態でキーボード9の操作を確実
にかつ容易に行うことが可能となっている。なお、必要
に応じて注文電卓10をターミナル装置20により確実
に固定するため、ターミナル装置20のスロット21の
側部、底部、上部その他に板バネなどの弾性押圧部材を
使用することもできる。
【0028】図3は、図1に示される注文電卓および図
2に示されるターミナル装置の電気的回路構成の概略を
示す。図3において、一点鎖線より右側は注文電卓の回
路構成を示し、左側はターミナル装置の回路構成を示
し、両者はコネクタ部5,23によって互いに接続する
ことができる。
【0029】注文電卓10は、例えばマイクロプロセッ
サによって構成される中央処理ユニット(CPU)3
1、該CPU31に接続されたメモリ部33、CPU3
1に入力/出力(I/O)インタフェース37を介して
接続されたキーボード部9を有する。注文電卓10は、
さらに、CPU31にディスプレイドライバ35を介し
て接続された液晶表示装置などで構成される表示部11
と、CPU31にI/Oインタフェース39を介して接
続されたICカード対応のコネクタ5を備えている。
【0030】メモリ33は、CPU31のプログラムを
記憶するリードオンリメンモリ(ROM)とキーボード
部9から入力される注文データおよびコネクタ5を介し
てターミナル20から入力される販売データなどを記憶
するランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでいる。
RAMは、書き替え可能な不揮発性メモリとすることも
できる。また、注文電卓10は、図示しないバッテリな
どで構成される電源部を備え、この電源部から注文電卓
各部に電源が供給される。
【0031】ターミナル20は、マイクロプロセッサな
どで構成される中央処理ユニット(CPU)41と、こ
のCPU41に接続されたメモリ部43と、I/Oイン
タフェース45を介してCPU41に接続されたICカ
ード対応のコネクタ部23を備えている。コネクタ部2
3は前記注文電卓10のコネクタ部10と接続可能なも
のである。メモリ部43もまた、CPU41のプログラ
ムなどを記憶するROMと、注文電卓10から入力され
る注文データ、およびCPU41によって注文データを
集計処理して得た集計データなどを記憶するRAMとを
含んでいる。なお、RAMに加えて例えばフロッピディ
スクドライブ装置、或いはハードディスク装置などの記
憶装置を使用することもできる。
【0032】また、ターミナル装置20には、必要に応
じてキーボード部47を設け、これをI/Oインタフェ
ース49を介してCPU41に接続してもよい。或い
は、液晶表示装置などで構成される表示部51とディス
プレイドライバ53とを設け、CPU41からのデータ
を表示するよう構成することもできる。
【0033】次に、以上のような構成を有する注文電卓
およびターミナル装置の操作と機能などにつき説明す
る。まず、予め注文電卓10を利用する構成員の注文電
卓10をそれぞれ順次ターミナル装置20のスロット2
1に挿入してターミナル装置20から販売データを注文
電卓10のメモリ部33に記憶させる。この操作は、例
えば、ターミナル装置20に設けられた図示しない書き
込みスイッチを押圧することなど任意の所定の方法によ
って行うことができる。
【0034】それぞれの構成員の注文電卓10にこのよ
うにして販売データ、例えば各商品の名称、番号、単価
などを記憶させた後、注文電卓10を各構成員に配布し
て注文を受ける。
【0035】各構成員は、注文電卓10によって注文デ
ータの入力を行う。この操作は、例えば、電源スイッチ
9gをオンにする。これにより表示部11に最初の商品
に関する販売データが表示される。この販売データはア
ップキー9dおよびダウンキー9eにより順次スクロー
ルさせ、かつ次の商品に移動させるなどの操作ができ
る。
【0036】注文者は所望の商品に関する販売データが
表示された状態で、テンキー9aにより注文個数を入力
した後確認キー9bを押す。これに応じて、表示部11
には、入力した商品の注文個数およびその注文個数の商
品の価格が表示される。CPU31は、このようなキー
ボード部9から入力された商品の注文個数および価格な
どのデータを表示部11に表示させるとともに、メモリ
33内の所定の領域に順次記憶させる。
【0037】次に、注文者は例えばダウンキー9eを押
圧すると、CPU31はメモリ33に記憶された次の商
品に関する販売データを表示部11に表示させる。これ
に応じて、注文者がその商品を注文する場合は前述と同
様にテンキー9aにより注文個数を入力した後確認キー
9bを押す。その商品を注文しない場合には、再びダウ
ンキー9eを押して次の商品の販売データを表示させ
る。
【0038】このようにして、順次所望の商品につき注
文個数が入力され、CPU31の動作によってメモリ3
3に記憶される。そして、注文個数を入力した後に、そ
の注文個数を変更する場合には、訂正キー9cを押圧す
る。訂正キー9cの押圧により、表示部11に表示され
た注文個数および金額のデータが消去され、新たに注文
個数が入力できるようになり、新たに注文個数を入力し
た後確認キー9bを押すことにより注文個数のデータが
メモリ33内の所定の領域に記憶される。
【0039】このようにして、所望の商品についての注
文操作が全て終了すると、注文者は合計キー9fを押圧
する。これに応じて、CPU31はメモリ33に記憶さ
れた注文データのうち注文金額を全ての商品について合
計し、メモリ33の所定の領域に格納するとともに表示
部11に表示する。
【0040】なお、注文電卓10をターミナル装置20
のスロットに差込んで上述のような注文データをターミ
ナル装置に転送した後に、自動的に或いはターミナル装
置または注文電卓の所定のキーの操作によって、ターミ
ナル装置から注文電卓のメモリ33内に最新の販売デー
タを入力するよう構成することができる。最新の販売デ
ータは、例えば商品の価格の変更、新規商品に切換える
場合、或いは品切れの商品などが生じた場合に注文電卓
10内の販売データを更新してより適切な注文が行われ
るようにするものである。このように販売データを注文
電卓10のメモリ33に転送する場合にも、注文電卓1
0の表示部11を使用して、入力された販売データを表
示し確認できるようにすることもできる。
【0041】以上のようにして商品の注文操作および必
要に応じて新たな販売データの入力が終了すると、注文
者は電源スイッチ9gをオフにした後、注文電卓を班の
注文を取りまとめる班長または係員に預ける。班の構成
員からの注文電卓が集められると、班長または係員は、
これらの注文電卓を順次ターミナル装置20のスロット
21に挿入して注文電卓10からターミナル装置20内
のメモリ部43に注文データを記憶させる。
【0042】この操作は、例えば注文電卓10をターミ
ナル装置20のスロット21に挿入した後、注文電卓1
0の電源スイッチ9gをオンとする。次に、ターミナル
装置20に設けられた図示しない転送キーを押圧する
か、或いは注文電卓10の所定のキー、例えば確認キー
9b、を押圧することなどにより、注文電卓10のメモ
リ33に記憶された注文データが注文電卓10のCPU
31、I/Oインタフェース39およびコネクタ部5を
通り、ターミナル装置20のコネクタ部23、I/Oイ
ンタフェース45、CPU41を介してメモリ43に転
送される。ターミナル装置20のCPU41はこのよう
に注文電卓10から転送されてくる注文データをメモリ
43内の所定の領域ないに順次格納する。
【0043】全ての注文電卓10からの注文データがタ
ーミナル装置20内のメモリ43に転送された後、班長
または係員は所定の操作、例えば注文電卓10の合計キ
ー9fを押圧するか、或いはターミナル装置20の図示
しない合計キーの押圧などによって、メモリ43に記憶
された注文データを使用して各商品毎の合計注文個数、
合計価格、および全ての商品についての合計価格などを
計算してメモリ43内の所定の領域に記憶する。このよ
うにして班の注文データが生成される。その後、ターミ
ナル装置20は例えば図示しない通信回線を介して中央
のコンピュータと接続され班の注文データが該中央コン
ピュータに伝送される。中央コンピュータでは、全ての
班からの注文データを使用して各商品についての注文個
数、注文価格、その他を計算する。これらのデータによ
って注文商品の仕入れ、発送および請求書の発行などの
処理が行われる。
【0044】上述のようにして、班長または係員が、注
文電卓10をターミナル20のスロット21に順次挿入
して班の注文データを集計する際に、各構成員または注
文者の注文データを確認または訂正しながらターミナル
装置20に入力することができる。これは、注文電卓1
0をターミナル装置20のスロット21に挿入した状態
で、注文電卓10の表示部11を使用して各注文データ
の確認を行い、かつ必要に応じて訂正を行うことがで
き、このような確認および訂正などを行った後に注文デ
ータをターミナル装置20に入力することにより、より
適切な注文が行われまた注文変更その他にも容易に対処
することができる。
【0045】このような確認、訂正などの操作は、例え
ば注文電卓10をターミナル装置20のスロット21に
挿入した状態で、注文電卓10の電源スイッチ9gをオ
ンとする。これにより、注文電卓10のCPU31は表
示部11に最初の注文商品の販売データおよび注文デー
タを表示させる。この表示を見ることによって、班長ま
たは係員は注文データが適切なものであるか否かを確認
することができる。例えば、一人当たりの注文個数が制
限されている商品について、その注文個数以上の注文が
なされている場合、或いは品切れになった旨の連絡があ
った商品について注文がなされていないかどうかなどを
確認することができる。
【0046】もし、このような不適切な注文が行われて
いることが確認された場合には、班長または係員はその
注文データを訂正することができる。この訂正は、例え
ば注文電卓10の訂正キー9cを押圧して、表示された
注文データをテンキー9aなどを使用して適切なデータ
に置き換えることによって行われる。注文データの確認
および訂正が完了した後、班長または係員は確認キー9
bを押圧する。これによって、その注文電卓10の注文
データがターミナル装置20内のメモリ43へと転送さ
れる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、商品購
入用注文電卓の一部をICカード形状としかつICカー
ド対応のコネクタ部を設けたから、注文電卓を直接注文
集計用ターミナル装置に接続して注文データを読込ませ
ることができる。したがって、従来の注文電卓のように
ICカードを分離して取り扱うものに比較して、注文電
卓の取扱いが極めて容易になるとともに、装置構成が簡
略化され、信頼性の向上およびコストの低下を図ること
ができる。また、ICカードの紛失などの不都合もなく
なる。
【0048】さらに、ターミナル装置のコネクタ部など
はICカード対応の所定の規格のものを使用することが
できるから、装置のコストの低下を図ることができる。
また、従来のICカードを受け入れる注文集計用ターミ
ナル装置に本発明に係わる注文電卓を接続することも可
能となる。
【0049】また、注文電卓をターミナル装置に接続し
た状態で、注文電卓の表示部およびキーボード部を使用
して注文データの確認および訂正などを行なうことがで
きる。したがって、注文データをターミナル装置に送る
前に確認しかつより適切なものとしてから送るから、注
文操作の誤りがなくなりかつ適切な注文を行なうことが
可能になる。
【0050】また、注文電卓の表示部およびキーボード
部を使用してこれらのデータの確認および訂正などを行
うことができるから、ターミナル装置20には必ずしも
表示部およびキーボード部を設ける必要がなくなり、或
いはターミナル装置に表示部およびキーボード部を設け
てもこれらをより簡略化することができる。したがっ
て、ターミナル装置の構成も単純化されコストも低下す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる注文電卓の外観を
示し、(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は正
面図、そして(d)は保護用カバーを示す平面図であ
る。
【図2】図1の注文電卓と接続されるターミナル装置の
概略の構成を示す平面図である。
【図3】図1および図2に示される注文電卓およびター
ミナル装置の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ICカード形状部 3 本体部 5 コネクタ部 7 保護用カバー 9,47 キーボード部 10 注文電卓 11,51 表示部 20 注文集計用ターミナル装置 21 スロット 23 コネクタ部 31,41 CPU 33,43 メモリ部 35,53 ディスプレイドライバ 37,39,45,49 I/Oインタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも部分的に所定規格のICカー
    ドと同じ形状を有し、注文集計用ターミナル装置のコネ
    クタ部と接続するために、前記ICカード対応のコネク
    タ部を備えたICカード形状部と、 前記ICカード形状部と一体的に形成された本体部と、 予め複数の商品の名称、番号、単価を含む販売データを
    記憶することが可能なメモリ部と、 前記ICカード形状部または前記本体部の上面に設けら
    れ前記メモリ部に記憶された複数の商品の内選択した商
    品の数量および金額を含む注文データを前記メモリ部に
    書き込むキーボード部と、 前記キーボード部から入力された注文データを演算処理
    する演算処理部と、 前記メモリカード形状部または本体部の上面に設けられ
    販売データおよび注文データの表示が可能な表示部と、 を具備することを特徴とする商品購入用注文電卓。
  2. 【請求項2】 注文データの集計のために前記注文電卓
    を注文集計用ターミナル装置と接続した状態で、注文集
    計用ターミナル装置に注文データを転送するに先立ち注
    文電卓の表示部およびキーボード部を使用して前記メモ
    リ部に記憶された注文データの確認または訂正が可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の商品購入用注文
    電卓。
  3. 【請求項3】 前記メモリ部に予め記憶される販売デー
    タは注文電卓を注文集計用ターミナル装置と接続した状
    態で注文集計用ターミナル装置から注文電卓に入力され
    て前記メモリ部に書き込むことができ、かつ入力された
    販売データは注文電卓の表示部で表示可能であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の商品購入用注文電
    卓。
  4. 【請求項4】 少なくとも部分的に所定規格のICカー
    ドと同じ形状を有し該ICカード対応のコネクタを有す
    るICカード形状部と、該ICカード形状部と一体的に
    形成された本体部と、商品の種別、数量および金額を含
    む注文データを入力するキーボード部と、注文データを
    記憶するメモリ部と、前記ICカード形状部または本体
    部の上面に設けられ注文データの表示が可能な表示部と
    を備えた商品購入用注文電卓のICカード対応コネクタ
    部に接続可能なコネクタ部と、 前記コネクタ部に前記注文電卓のコネクタ部を接続した
    とき前記注文電卓の表示部を目視可能としかつキーボー
    ド部を操作可能としつつ前記注文電卓を機械的に支持す
    る筐体部と、 前記コネクタ部を介して前記注文電卓から入力された注
    文データを集計処理する演算処理部と、 前記演算処理によって集計処理したデータを記憶する記
    憶装置と、 を具備することを特徴とする注文集計用ターミナル装
    置。
JP24873795A 1995-09-01 1995-09-01 商品購入用注文電卓および注文集計用ターミナル装置 Pending JPH0973486A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350923A (ja) * 2000-06-06 2001-12-21 Dainippon Printing Co Ltd 保険契約システム
KR20020003779A (ko) * 2000-07-04 2002-01-15 윤호섭 전자 카드를 이용한 쇼핑 시스템 및 쇼핑몰 운영 방법

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