JP2001350923A - 保険契約システム - Google Patents

保険契約システム

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JP2001350923A JP2000168631A JP2000168631A JP2001350923A JP 2001350923 A JP2001350923 A JP 2001350923A JP 2000168631 A JP2000168631 A JP 2000168631A JP 2000168631 A JP2000168631 A JP 2000168631A JP 2001350923 A JP2001350923 A JP 2001350923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを利用して効率的かつ安全に保
険契約に関連する手続きを行うことが可能な保険契約シ
ステムを提供する。 【解決手段】 利用者に対して保険商品の案内を提示す
る第1の手段と、利用者に対して、前記保険商品の申込
データに電子署名を付すことを要求する第2の手段と、
利用者の電子署名が付された申込データを複数の利用者
から受け取り、集計して集計結果データを作成する第3
の手段と、前記集計結果データに基づいて団体契約申込
データを作成して代理店へ送ると共に、前記団体契約申
込データに代理店の電子署名を付すことを要求する第4
の手段と、代理店の電子署名が付された団体契約申込デ
ータを受け取り、計上用データを作成し、電子署名を付
して保険会社へ送る第5の手段と、計上用データの原本
データ、計上用データのバックアップデータ、利用者が
添付した電子署名、及び代理店が添付した電子署名の少
なくとも1つを保管する手段と、前記第1乃至第5の手
段が実行した処理内容及び処理時刻を含むログデータを
記録する手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのネットワークを利用した保険契約システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】企業に勤める社員が加入する保険の形態
として、団体保険及び団体扱いの保険がある。団体保険
とは社員の代表として企業自体が保険会社又は代理店と
契約する保険形態であり、団体扱い保険とは企業を介し
て紹介され、契約条件が優遇される場合があるが、契約
上は社員個人が保険会社又は代理店と契約する保険形態
である。
【0003】いずれの場合も、契約手続きなどは社員と
代理店と保険会社の3者の間で行われる場合が多い。団
体保険の場合、各社員が加入を希望する保険のタイプや
口数などの申込情報を書類などにより代理店に伝える。
代理店は加入を希望する社員全体の申込情報を集計し、
保険会社との契約を行う。また、団体扱い保険の場合
は、各社員が個別に保険会社と契約することになるが、
保険商品の案内や内容の問い合わせなどは代理店が行う
場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近は保険商品の種類
も豊富であるので、代理店が行う上記のような処理は社
員数の多い企業においてはかなり煩雑である。また、加
入する社員としても、手続きを行う際に、毎回営業時間
内に代理店を訪れるのも大変である。
【0005】また、代理店は多数の社員に対して手続き
を行うため、手続き上のミスなどが生じる確率も増加し
事後に問題が発生する場合も考えられる。よって、契約
手続きが確かに行われたことが何らかの形で確認できる
ことが望ましい。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、ネットワークを利用して効率的かつ安全に保険
契約に関連する手続きを行うことが可能な保険契約シス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、保険契約システムにおいて、利用者に対して保
険商品の案内を提示する第1の手段と、利用者に対し
て、前記保険商品の申込データに電子署名を付すことを
要求する第2の手段と、利用者の電子署名が付された申
込データを複数の利用者から受け取り、集計して集計結
果データを作成する第3の手段と、前記集計結果データ
に基づいて団体契約申込データを作成して代理店へ送る
と共に、前記団体契約申込データに代理店の電子署名を
付すことを要求する第4の手段と、代理店の電子署名が
付された団体契約申込データを受け取り、計上用データ
を作成し、電子署名を付して保険会社へ送る第5の手段
と、計上用データの原本データ、計上用データのバック
アップデータ、利用者が添付した電子署名、及び代理店
が添付した電子署名の少なくとも1つを保管する手段
と、前記第1乃至第5の手段が実行した処理内容及び処
理時刻を含むログデータを記録する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0008】上記の保険契約システムによれば、利用者
に対して保険商品の案内が提示される。利用者は希望す
る保険商品を選択して申込データを作成し、それに利用
者の電子署名を付与して送信する。この申込データは複
数の利用者から受け取られ、集計されて集計結果データ
となる。代理店は集計結果データに基づいて団体契約申
込データを作成し、電子署名を付して送信する。この団
体契約申込データに基づいて計上用データが作成され、
電子署名が付された後で保険会社へ送られる。その後、
システムでは計上用データの原本データ、計上用データ
のバックアップデータ、利用者が添付した電子署名、及
び代理店が付した電子署名の少なくとも1つが保管され
る。また、上記処理の内容及び時刻を含むログデータが
記録される。よって、ネットワークにより迅速に保険契
約が行われると共に、その手続きの履歴を示すログデー
タを記録しておくことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の保険契約システムにおいて、前記計上用データに基づ
いて保険会社が作成した加入者証プリントデータを受け
取り、加入者証をプリントする手段を備えることを特徴
とする。これにより、各利用者へ加入者証が配布され
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、保険契約システ
ムにおいて、保険会社の端末に接続して契約者の更改デ
ータを取得する第1の手段と、取得した更改データに基
づいて更改プランを作成する第2の手段と、利用者の識
別情報を受け取り、当該利用者に関する更改プランを当
該利用者に提示する第3の手段と、前記第1乃至第3の
手段が実行した処理内容及び処理時刻を含むログデータ
を記録する手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】上記の保険契約システムによれば、保険会
社の端末装置から更改データが取得され、それに基づい
て更改プランが作成される。この更改プランは、利用者
が自己の識別情報を指定することによりその利用者に提
示される。よって、利用者は過去の契約内容に基づいて
更改プランを得ることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、保険契約システ
ムにおいて、利用者に対して保険商品の案内を提示する
第1の手段と、利用者に対して、前記保険商品の申込デ
ータに電子署名を付すことを要求する第2の手段と、利
用者の電子署名が添付された申込データに基づいて計上
用データを作成し、電子署名を付して保険会社へ送る第
3の手段と、計上用データの原本データ、計上用データ
のバックアップデータ、利用者が添付した電子署名、及
び代理店が添付した電子署名の少なくとも1つを保管す
る手段と、前記第1乃至第3の手段が実行した処理内容
及び処理時刻を含むログデータを記録する手段と、を備
えることを特徴とする。
【0013】上記の保険契約システムによれば、利用者
に対して保険商品の案内が提示される。利用者は希望す
る保険商品を選択して申込データを作成し、それに利用
者の電子署名を付与して送信する。この申込データに基
づいて計上用データが作成され、電子署名が付された後
で保険会社へ送られる。その後、システムでは計上用デ
ータの原本データ、計上用データのバックアップデー
タ、利用者が付した電子署名、及び代理店が付した電子
署名の少なくとも1つが保管される。また、上記処理の
内容及び時刻を含むログデータが記録される。よって、
ネットワークにより迅速に保険契約が行われると共に、
その手続きの履歴を示すログデータを記録しておくこと
ができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、保険契約システ
ムにおいて、保険契約についての見積りデータを受け取
る第1の手段と、利用者が自己の識別情報を入力して請
求した場合に、当該利用者についての見積りデータを提
示する第2の手段と、利用者に対し、見積りデータに電
子署名を付すことを要求する第3の手段と、利用者の電
子署名が付された見積りデータを利用者から受け取り、
計上用データを作成し、電子署名を付して保険会社へ送
る第4の手段と、計上用データの原本データ、計上用デ
ータのバックアップデータ、利用者が添付した電子署
名、及び代理店が添付した電子署名の少なくとも1つを
保管する手段と、前記第1乃至第4の手段が実行した処
理内容及び処理時刻を含むログデータを記録する手段と
を備えることを特徴とする。
【0015】上記の保険契約システムによれば、システ
ムは見積りデータを受け取り、利用者が自己の識別情報
を入力して請求した場合にその利用者についての見積り
データを提示する。利用者は見積りデータに電子署名を
付し、送信する。送信された見積りデータから計上用デ
ータが作成され、保険会社へ送られる。その後、システ
ムでは計上用データの原本データ、計上用データのバッ
クアップデータ、利用者が添付した電子署名、及び代理
店が添付した電子署名の少なくとも1つが保管される。
また、上記処理の内容及び時刻を含むログデータが記録
される。よって、ネットワークにより迅速に保険契約が
行われると共に、その手続きの履歴を示すログデータを
記録しておくことができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載の保険契約システムにおいて、前記計上用データ
に基づいて保険会社が作成した保険証券プリントデータ
を受け取り、保険証券をプリントする手段を備えること
を特徴とする。これにより、保険証券が契約者へ配布さ
れる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の保険契約システムにおいて、契約を
完了した利用者に保険パスワードを付与する手段と、前
記保険パスワードの再発行請求を受け取る手段と、前記
再発行請求者の電子メールアドレスに対して、再発行さ
れた保険パスワードを含む電子メールを送付する手段
と、を備えることを特徴とする。これにより、第三者に
知られることなく保険パスワードを再発行することがで
きる。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
のいずれかに記載の保険契約システムにおいて、利用者
に対して要求される前記電子署名は、予め決められた所
定の種類の電子署名であることを特徴とする。これによ
り、所定の事項に対してのみ有効な電子署名の付与を要
求することができる。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8
のいずれか記載の保険契約システムにおいて、前記ログ
データを、前記ネットワークを通じて利用者の端末装置
へ送信する手段を備えることを特徴とする。これによ
り、利用者が保険契約中に行われた処理のログデータを
保持し、必要な場合に確認などをすることができる。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の保険契約システムにおいて、前記利用者の端末装置
は、受け取ったログデータを外部記憶媒体へ記憶するこ
とを特徴とする。これにより、利用者はICカードなど
の自己の所有する外部記憶媒体にログデータを保存して
おくことができる。
【0021】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
10のいずれかに記載の保険契約システムにおいて、外
部からの請求に基づいて、前記保管されているデータの
存在証明データを提供する手段を備えることを特徴とす
る。これにより、利用者や保険会社は、請求により保管
されているデータの存在証明を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。 [1]第1実施形態 図1に、本発明の実施形態にかかる保険契約システムの
概略構成を示す。図示のように、本システムは、保険契
約手続きの代行会社A、保険加入者の勤務する企業B及
び保険会社(又は保険代理店)Cがネットワーク3を介
して接続されている。ネットワーク3の最も好適な例は
インターネットである。
【0023】代行会社A(以下、「A社」とも呼ぶ。)
は、保険会社Cに代わって、加入者又は契約者との契約
手続き、及び保険商品の紹介などの付随する手続きを代
行する会社であり、企業B側と保険会社Cとの間で保険
契約手続きを代行する。A社は、自社のサーバ1と、サ
ーバ1に接続されたデータベース2とを有している。デ
ータベース2は、各種保険契約の際に加入者に必要事項
を提示し、入力させるための電子フォームデータを記憶
している。契約の際に利用者が選択・入力すべき事項は
多数存在するが、それらは関連するまとまり毎に1つの
構成モジュールとして用意され、データベース2に記憶
されている。例えば、住所・氏名、保険商品に関する事
項、保険料の支払い情報などが個別の構成モジュールと
して用意される。サーバ1はそれら構成モジュールをデ
ータベース2から読み出し、組み合わせることにより入
力フォームを構成し、加入希望者である企業Bの社員に
提供する。また、データベース2はA社サーバが保険販
売ウェブを運営する際に必要なデータも記憶している。
【0024】また、A社は、企業B又はその社員の保険
加入手続きの進行中に何らかの処理が行われる毎にその
処理内容及び処理時刻をログデータとして記録する。こ
のログデータは、後に契約内容などが問題となった場合
の証明として利用することができる。なお、ログデータ
の記録については後に詳しく説明する。
【0025】保険会社Cはホスト端末5を備え、成立し
た契約に関する契約データなどを保管している。また、
保険会社Cは保険証券や加入者証を作成するために契約
データを専用回線により、又は磁気テープ(MT)など
の記憶媒体の形態で、A社へ与え、プリント工場9を利
用して保険証券や加入者証などを印刷させる。プリント
工場9はA社サーバの一部又は関連会社とすることがで
きる。なお、加入者証とは、団体契約保険においてその
団体に属する加入者各人に配布される加入証明書であ
る。
【0026】企業Bはインターネット3に接続された社
内イントラネット6を備え、イントラネット6に各社員
端末7が接続されている。また、企業Bについての代理
店8もイントラネット6に接続されている。代理店は、
保険会社Cの代理店、企業Bの関連保険会社、企業Bの
総務部などの種々の場合が考えられる。
【0027】次に、本実施形態による保険契約手続きの
流れを図2及び図3を参照して説明する。図2は本実施
形態による保険契約手続きの概要を示す図であり、図3
はそのフローチャートである。なお、本実施形態では、
A社の代行業務の下、企業Bが保険会社Cと団体保険契
約を行う場合を想定する。
【0028】まず、A社は、サーバ1を利用して運営す
る保険販売ウェブのコンテンツを製作し、当該ウェブ上
に提供する(ステップS2)。このコンテンツは、代理
店の担当者又は企業Bの社員が保険販売ウェブにアクセ
スした場合に表示されるものであり、その内容は企業毎
に異なる。例えば、保険会社Cが、ある企業Dに対して
は旅行傷害保険のみを販売し、他の企業Eに対しては旅
行傷害保険の他にゴルファー保険とテニス保険を販売す
るならば、ウェブ上でA社サーバ1が企業Dに提供する
コンテンツと企業Eに提供するコンテンツは異なること
になる。また、同じ旅行傷害保険であっても、保険会社
Cが企業Dと企業Eに対して異なる保険料割引率などの
条件を適用する場合もある。よって、A社サーバ1は、
保険会社の販売方法に従って、企業毎に異なるコンテン
ツを製作し、保険販売ウェブ上に提供する。この場合、
A社サーバは、コンテンツについて予め数種類の基本フ
ォーマットを用意し、データベース2内に記憶してお
く。基本フォーマットのトップ画面例を図4に示す。こ
の基本フォーマットは、例えば保険商品の案内、申込書
フォームなどを含む階層的データである。そして、対象
企業に応じて最適なコンテンツを選択し、その企業向け
に多少のカスタマイズを行った後、その企業向けの保険
販売ウェブに提供する。
【0029】次に、A社サーバ1はC保険会社のホスト
端末5にアクセスし、企業Bの更改データを取得する
(ステップS4)。なお、更改データはC保険会社にお
いて、企業Bとのそれまでの契約データに基づいて作成
されたものである。そして、A社サーバ1は取得した更
改データに基づいて、企業B向けの商品紹介を作成し、
企業B向け販売ウェブに提供する。
【0030】さて、加入希望者である企業Bの社員は、
A社が運営する販売ウェブにアクセスし、保険識別デー
タ(例えば、社員ID及び/又は保険パスワード)を入
力する(ステップS6)。ここで、保険パスワードと
は、その社員とC保険会社の間でその社員を識別するた
めのパスワードである。A社サーバ1は入力された社員
識別データに基づいて本人確認を行い、問題が無けれ
ば、例えば図5(A)に示すように、取り扱っている保
険のタイプを表示する(ステップS8)。これを見て、
社員は希望する保険のタイプを選択する。保険のタイプ
を選択すると、対応する申込画面が表示され(図5
(B)参照)、社員は必要事項を入力し、送信する(ス
テップS10)。必要事項の入力及び送信が終わると、
A社サーバは申込内容を示した内容確認画面(図6参
照)を表示し、正しければ電子署名を付して送信するよ
う社員に要求する(ステップS12)。
【0031】社員が電子署名を付して送信すると、A社
サーバはそれを受け取り、申込の受付とする(ステップ
S14)。その後、同様の手順で申込を行った企業Bの
全社員について、保険商品の種類毎に加入口数などを集
計する(ステップS16)。次に、予め用意されデータ
ベース2に記憶された捺印用出力フォームデータと、集
計により得られた集計データとから申込書データを作成
し、代理店8へ送信する(ステップS18)。
【0032】代理店は、この申込書データを受け取り、
申込書データに対して代理店の電子署名を付してA社サ
ーバ1へ送信する。また、代理店は受け取った申込書デ
ータをプリンタにより出力して申込書とする。そして、
企業Bの捺印を施し、C保険会社へ郵送する(ステップ
S20)。
【0033】A社サーバ1は受け取った電子署名を代理
店の公開鍵で復号化して内容に改竄などが無いことを確
認する。次に、受け取った申込書データにA社サーバの
電子署名を付して計上用データを作成し、C保険会社へ
送る(ステップS22)。計上用データは、C保険会社
における計上処理に利用されるものである。なお、計上
用データは、ネットワーク3を通じて伝送してもよく、
磁気テープなどの記憶媒体の形態でC保険会社へ供給し
てもよい。
【0034】次に、C保険会社は、郵便で受け取った申
込書と計上用データとを照合し、間違いなどが無ければ
計上処理を行う(ステップS24)。そして、計上用デ
ータに基づいて、加入者証をプリントするための加入者
証プリントデータを作成し、A社へ通じて又は直接的に
プリント工場9へ送る(ステップS26)。加入者証は
加入者(企業Bの社員)毎に作成され、上述の保険パス
ワードの表示を含むことができる。なお、この加入者証
プリントデータは高いセキュリティが要求されるため、
保険会社Cのホスト端末5とプリント工場9とを結ぶ専
用線を通じて伝送するか、もしくは磁気テープなどの記
憶媒体の形態で送る。
【0035】プリント工場9は、加入者証プリントデー
タを受け取り、加入者証をプリントし、一括して代理店
へ送るか、個々の加入者(企業Bの社員)に個別に発送
する(ステップS28)。こうして、団体保険契約手続
きが完了する。
【0036】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ネットワークを利用して企業Bの社員が容易に保険
加入申込を行うことができる。また、A社サーバ1は各
社員の申込をデータで受け取るので、企業B単位の集計
処理が迅速かつ正確に行える。
【0037】また、契約手続きにおける重要な処理にお
いては電子署名が付与される。これにより、そのデータ
内容に対して署名者が確かに同意したことが保証される
とともに、署名後にネットワークを介して伝送される間
の改竄からも保護される。上記の例では企業Bの社員が
オンラインで加入申込データを送信する際に電子署名を
行って、加入意思を明確にする。また、代理店は法人と
しての申込書のプリント時に電子署名を行ってその内容
についての同意を示す。また、代行会社Aは代理店から
受け取った代理店の電子署名付き申込書データに対して
自社の電子署名を付してC保険会社へ送ることにより、
その契約の存在証明及びその契約手続きをA社が行った
ことの証明を行うことができる。なお、上述した電子署
名を付す状況は単なる例示であり、他の場面で電子署名
の付与を必要とすることもできる。例えば、C保険会社
がプリント工場又はA社へに加入者証プリントデータを
送る際に、C保険会社の電子署名を付して改竄を防止す
ることもできる。また、代行会社Aが保険会社C及び/
又は代理店の鍵を預かり、契約成立の確認などに意味に
おいて代わりに電子署名を付すこともできる。
【0038】また、契約成立後の契約データの管理も種
々の態様で行うことができる。例えば、A社サーバは、
代理店及びA社、並びに必要であればC保険会社の電子
署名が付与された契約データの原本を保管することがで
きる。別の方法として、その契約データのバックアップ
データのみを保管し、原本データを保険会社へ送ること
もできる。また、原本データ及びバックアップデータの
いずれも保管せず、付与された電子署名データのみを保
管することもできる。電子署名データはそれを付与した
主体の同意などを示すため、契約の存在証明として利用
することができる。また、電子署名データは原本データ
などと比較してデータ量が小さいので、電子署名データ
のみを保管すればA社サーバが保管すべきデータ量を減
らすことができる。さらには、それら全て又はいずれか
の組み合わせを保管することもできる。A社サーバは、
こうして保管したデータについて後に利用者や保険会社
などから請求があった場合に存在証明や内容証明を行う
ことができる。
【0039】さらに、本発明においては、契約手続き中
に行われた処理について、その内容及び時刻をログデー
タとして記録する。具体的には、図2に示すA社が行う
処理について、予めイベントIDを付しておき、各処理
が完了した時点でそのイベントIDと完了時刻とをログ
データとして記録してゆく。これにより、A社は、その
契約について後で何らかの問題が生じた場合に、ログデ
ータを利用して契約自体や個々の手続きについての存在
証明を行うことができる。このログデータは、契約成立
後に企業Bの社員が請求することにより、A社サーバ1
からネットワーク3及びイントラネット6を介して社員
のICカード10に記録することができる。これによ
り、社員はその契約手続きについての履歴データを保持
しておくことができる。なお、契約成立後にC保険会社
や代理店、社員などからログデータの閲覧請求があった
場合、A社サーバはログデータに自己の電子署名を付し
てログデータを提供することにより、ログデータの内容
について証明を行うことができる。
【0040】なお、上記の説明は保険契約の更改につい
てのものであったが、新規契約の場合も同様に契約手続
きを行うことができる。但し、その場合はC保険会社に
は更改データファイルが存在しないので、A社は更改デ
ータを用いることなく商品紹介などを作成することにな
る。
【0041】次に、保険パスワードの再発行処理につい
て説明する。前述のように、保険パスワードは契約内容
の閲覧、変更などを行う際に要求される重要な情報であ
るので、本人が保険パスワードを忘れた場合でも、第3
者が容易に取得できない方法で再発行を行う必要があ
る。このため、本発明では電子メールを利用して保険パ
スワードの再発行を行う。
【0042】具体的には、図7に示すように、再発行を
望む社員がA社の保険販売ウェブにアクセスし、社員識
別データ(社員IDなど)を入力する(ステップS3
4、図8(A)参照)。そして、保険パスワードの再発
行請求を行う(ステップS36)。すると、A社サーバ
1は請求の受付完了画面(図8(B)参照)を表示する
(ステップS38)。その後、A社サーバ1は予め登録
されている当該社員の電子メールアドレスへ新しい保険
パスワードを含んだ電子メールを送信する(ステップS
40)。こうすることにより、たとえ第3者が他の社員
の社員番号を知得して不正な目的で他人の保険パスワー
ドの変更や再発行を行おうとしても、新たなパスワード
を知ることはできない。 [2]第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について図9及び10を参
照して説明する。図9は第2実施形態による保険契約手
続きの概要を示し、図10はそのフローチャートを示
す。第2実施形態は、団体扱い保険契約により企業Bの
社員がC保険会社との間で保険契約の更改を行う場合の
手続きである。なお、使用されるシステムの構成は図1
に示す第1実施形態のものと同一である。
【0043】図9及び10を参照すると、まず、A社は
第1実施形態と同様にコンテンツを制作し(ステップS
42)、C保険会社へアクセスして更改データを取得
し、商品紹介を作成し、自社のウェブに提供する(ステ
ップS44)。また、C保険会社は、企業Bの各社員に
契約の更改申込書を郵便で送付する(ステップS4
6)。
【0044】更改申込書を受け取った企業Bの社員は、
A社の保険販売ウェブにアクセスし、社員IDなどの識
別データを入力する(ステップS48)。A社サーバは
入力された社員IDなどに基づいて本人確認を行い、問
題がなければ更改のおすすめプランなどの保険商品情報
を表示する(ステップS50)。なお、ここで表示され
る保険商品情報は、予め郵送した実際の更改申込書のよ
うな帳票の形態で表示してもよく、必要な情報を単に列
挙した画面として表示してもよい。
【0045】社員は、A社の保険販売ウェブ上でおすす
めプランなどの保険商品情報を見る。必要であれば概要
条件を入力することにより見積りを取得することができ
る。即ち、ウェブ上で見積り請求を指示し、必要な条件
を入力するとそのプランで更改した場合の見積り情報が
表示される。また、おすすめプランなどについての質問
事項があれば、ウェブ上で問い合わせなどを行うことが
できる。こうして、社員は更改するプランを決定し、先
に郵送されている更改申込書に必要事項を記入して署
名、捺印し、C保険会社へ郵送する。なお、上記のよう
にウェブ上で新たに取得した見積りに従って更改する場
合は、表示された見積り情報をプリントアウトして申込
書とし、これに必要事項の記入、署名、捺印してC保険
会社へ郵送する。C保険会社は、申込書の記載に基づい
て保険証券を作成し、社員へ送付する。こうして契約の
更改がなされる。
【0046】本実施形態においても、第1実施形態と同
様に、A社サーバは各手続きについてのログデータを記
録しており、必要な時にC保険会社や代理店、社員など
に閲覧を許容する。また、端末装置を介して社員のIC
カード10にログデータを記録することも可能である。
【0047】なお、社員が保険パスワードを忘れた際の
再発行方法やA社サーバによるウェブのコンテンツ制作
は第1実施形態と同様であるので、重複した説明は行わ
ない。 [3]第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態について図11及び12を
参照して説明する。図11は本実施形態における保険契
約手続きの概要を示し、図12はそのフローチャートを
示す。第3実施形態は、第2実施形態と同様に団体扱い
保険契約により企業Bの社員がC保険会社との間で保険
契約の更改を行う場合の処理であるが、更改申込書を郵
送では無く、保険販売ウェブを介して社員に提供する点
が第2実施形態とは異なる。なお、システム構成は図1
に示す第1実施形態のものと同一である。
【0048】図11を参照すると、まず、第1実施形態
と同様に、A社がコンテンツを制作し(ステップS5
2)、C保険会社へアクセスして更改データを取得し、
商品紹介を作成し、自社のウェブに提供する(ステップ
S54)。企業Bの社員は、A社のウェブにアクセス
し、社員IDなどの識別データを入力する(ステップS
56)。A社サーバは入力された社員IDなどに基づい
て本人確認を行い、問題がなければ更改のおすすめプラ
ンなどの保険商品情報を表示する(ステップS58)。
【0049】社員は、保険販売ウェブ上でおすすめプラ
ンなどの保険商品情報を見る。必要であれば所定の概要
条件を入力することにより見積りを取得することができ
る。即ち、A社の保険販売ウェブ上で見積り請求を指示
し、必要な条件を入力するとそのプランで更改した場合
の見積り情報が表示される。また、おすすめプランなど
についての質問事項があれば、ウェブ上で問い合わせな
どを行うことができる。こうして、社員は更改するプラ
ンを決定し、更改のための必要事項を入力してA社サー
バ1へ送信する(ステップS60)。
【0050】A社サーバは入力事項に基づいて内容確認
画面を作成して表示するとともに、内容が正しければ同
意の意味で社員の電子署名を付すことを要求する(ステ
ップS62)。これに対して社員が電子署名を付して申
込データを送信すると、A社サーバはこれを受領し、申
込を受け付ける(ステップS64)。次に、A社サーバ
は受け取った申込データから計上用データを作成し、こ
れにA社の電子署名を付してC保険会社へ送る(ステッ
プS66)。C保険会社は計上用データを受け取り、計
上処理を行う(ステップS68)。次に、証券をプリン
トするための証券プリントデータを作成し、A社を介し
て又は直接プリント工場へ送る(ステップS70)。プ
リント工場は、受け取った証券プリントデータに基づい
て証券をプリントし、社員(契約者)へ配送する(ステ
ップS72)。こうして、社員は保険契約を更改するこ
とができる。
【0051】なお、本実施形態の場合、代理店は社員の
契約手続きには直接は関わらないが、社内の契約状況を
管理したり、社員の契約に関する問い合わせの窓口とし
て機能する。例えば、A社の保険販売ウェブ上に提示さ
れたおすすめプランについて社員から問い合わせを受け
た場合は、代理店端末から同様に保険販売ウェブにアク
セスしてその内容を見て問い合わせに答えることができ
る。また、必要であればA社サーバへ接続し、その社員
のIDなどを指定することにより更改情報を閲覧した
り、その更改申込書の代理店控え書類をプリントアウト
することができる。
【0052】また、第1実施形態と同様に、A社サーバ
は計上用データに予め預かったC保険会社や代理店の電
子署名を付すこともできる。
【0053】また、上記の例では更改申込手続きを申込
データの送信により行ったが、申込手続きを更改申込書
の郵送より行うこともできる。その場合、社員はA社の
保険販売ウェブにアクセスして更改プランを決定した
後、その申込書フォームをプリンタなどによりプリント
アウトして申込書とする。そして、必要事項を記入し、
署名・捺印してA社又はC保険会社へ送付することがで
きる。なお、この場合、A社サーバは、社員がそのプラ
ンに同意する旨の意思表示をした後でのみ申込書のプリ
ントアウトを可能とするように構成することが望まし
い。
【0054】また、ステップS58における本人確認
は、社員のID及びパスワードによる他、社員が自己の
電子署名について予め所定の認証局に登録してある場合
には、社員のデジタル証明書を利用して行うことができ
る。
【0055】また、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、A社サーバは各手続きについてのログデー
タを記録しており、必要な時にC保険会社や代理店、社
員などに閲覧を許容する。また、端末装置を介して社員
のICカード10にログデータを記録することも可能で
ある。
【0056】なお、社員が保険パスワードを忘れた際の
再発行方法やA社サーバによるウェブのコンテンツ制作
は第1実施形態と同様であるので、重複した説明は行わ
ない。
【0057】また、A社が電子署名を付した契約データ
の保管についても、第1実施形態と同様にA社サーバは
原本データの保管、バックアップデータの保管、電子署
名のみの保管などの種々の方法を採用することができ
る。 [4]第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態について図13及び14を
参照して説明する。図13は本実施形態による保険契約
手続きの概要を示し、図14はそのフローチャートを示
す。第4実施形態は、企業Bの社員がC保険会社との間
で団体扱い保険の新規契約を行う場合のものである。な
お、システム構成は図1に示すものと同じである。
【0058】まず、企業Bの社員は代理店の担当者と電
話もしくは面談などで契約すべき保険の内容について相
談する。保険の内容についてある程度決定した時点で相
談を終了する。代理店の担当者は代理店の端末でA社サ
ーバへ接続し、又は端末装置上のプログラムを実行し
て、決定した内容について保険契約の見積りデータを作
成し、A社サーバへアップロードする(ステップS8
0)。この際、作成者の確認として代理店の電子署名を
付すことができる。
【0059】社員は、自己の端末装置を利用してA社の
保険販売ウェブへ接続し、社員識別データを入力してス
テップS80で代理店が作成した見積りデータを閲覧す
る(ステップS82)。そして内容を確認した後、その
見積りデータに対して同意の意味で電子署名を付し、A
社サーバへ送信する(ステップS84)。A社サーバは
電子署名付きの見積りデータ(申込データということが
できる)を受け取り、C保険会社への計上用データを作
成する(ステップS86)。この際、A社サーバは、自
らがその契約を扱ったことを示す意味で、計上用データ
に電子署名を付す。そして、A社サーバは計上用データ
をC保険会社へ送信する(ステップS88)。次に、C
保険会社は計上用データを受け取り、計上処理を行う
(ステップS90)。次に、C保険会社は証券プリント
用データを作成し、A社サーバを介して又は直接プリン
ト工場へ送る(ステップS92)。プリント工場は、証
券プリント用データを受け取り、証券をプリントして契
約者へ発送する(ステップS94)。以上により、社員
はウェブを利用して新規保険契約を行うことができる。
【0060】なお、上記の例で、申込を保険販売ウェブ
上で行わない場合には、社員はA社サーバ上に提示され
た見積りデータをプリントアウトして申込書とし、署名
・捺印後に保険会社Cへ郵送する。C保険会社はこの申
込書を受け取り、計上処理以降の処理を行う。
【0061】上記の例では、電話などにより申込者と代
理店の担当者とが電話などで相談して見積りの作成を行
っているが、これ以外に、申込者がA社の保険販売ウェ
ブにアクセスし、希望条件を入力することにより申込者
のみで見積りを作成することもできる。この場合、申込
者はその内容を確認してステップ84以降の処理に進む
ことができる。また、申込者がイントラネット6を介し
て代理店の端末8に接続し、希望する条件などを代理店
端末へ送ることにより、代理店に見積りの作成を依頼す
ることもできる。この場合は、電話で相談する場合と同
様に、企業担当者が作成した見積りがA社サーバへアッ
プロードされるので、申込者はその見積りをA社の保険
販売ウェブ上で閲覧して申込を行うことになる。
【0062】また、本実施形態においても、第1実施形
態と同様に、A社サーバは各手続きについてのログデー
タを記録しており、必要な時にC保険会社や代理店、社
員などに閲覧を許容する。また、端末装置を介して社員
のICカード10にログデータを記録することも可能で
ある。なお、社員が保険パスワードを忘れた際の再発行
方法やA社サーバによるウェブのコンテンツ制作は第1
実施形態と同様であるので、重複した説明は行わない。
【0063】また、A社が電子署名を付した契約データ
の保管についても、第1実施形態と同様にA社サーバは
原本データの保管、バックアップデータの保管、電子署
名のみの保管などの種々の方法を採用することができ
る。 [5]その他 上述した実施形態において、社員が自己の電子署名を付
与する場合は、鍵のデータを図1に示すICカード10
などの記憶媒体に予め記憶させておくことができる。こ
の場合、1つの方法では、社員が社員端末7に対して電
子署名を行う指示を入力すると自動的にそのような記憶
媒体から鍵のデータが読み出されて電子署名を作成し、
添付するように構成することができる。また、その代わ
りに、社員の指示に応じて、電子署名を付す対象となる
データを社員のICカード10内へ読み込み、ICカー
ド10内で電子署名を作成した後、その署名データをA
社サーバ1へ送ることができる。後者の方法は、利用者
の鍵データをICカード外に移動させる必要が無いの
で、セキュリティの面で優れている。
【0064】また、A社サーバが社員に要求する電子署
名は、ある特定の認証局の認証を得たものなどの特定の
署名とすることができる。例えば保険料の引き落としの
ための銀行口座に関して登録されている電子署名や、特
定の認証局に登録がなされている電子署名などである。
これにより、特定の事項についてのみ有効な電子署名を
利用して、電子署名に特別の意味を持たせることができ
る。
【0065】また、A社が社員などに要求する電子署名
は、申込書など書類毎のみならず、1つの書類中の項目
毎に要求することができる。例えば、申込書全体に電子
署名を付すのに加えて、保険料の引き落とし口座の部分
のみについて、その口座に対して登録されている電子署
名を付すことを要求することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを利用して保険契約を容易かつ迅速に行う
ことができる。また、必要に応じて電子署名を利用する
ことにより、手続きを行う者の同意をデータとして残し
ておくことができる。さらに、保険契約手続き中に行わ
れる処理についてその内容及び時刻を含むログデータを
記録しておくので、契約後にそれらの処理や契約そのも
のについて疑義が生じた場合などに、ログデータを証明
などの目的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保険契約システムの概略構成を示
す。
【図2】本発明の第1実施形態による保険契約手続きの
概要を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態による保険契約手続きの
フローチャートである。
【図4】図2の保険契約手続きにおける保険販売ウェブ
の表示例を示す図である。
【図5】図2の保険契約手続きにおける保険販売ウェブ
の表示例を示す他の図である。
【図6】図2の保険契約手続きにおける保険販売ウェブ
の表示例を示す他の図である。
【図7】保険パスワードの再発行処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】保険パスワードの再発行処理における表示画面
例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態による保険契約手続きの
概要を示す図である。
【図10】本発明の第2実施形態による保険契約手続き
のフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施形態による保険契約手続き
の概要を示す図である。
【図12】本発明の第3実施形態による保険契約手続き
のフローチャートである。
【図13】本発明の第4実施形態による保険契約手続き
の概要を示す図である。
【図14】本発明の第4実施形態による保険契約手続き
のフローチャートである。
【符号の説明】
1…A社サーバ 2…データベース 3…ネットワーク 5…ホスト端末 6…イントラネット 7…社員端末 8…代理店端末 9…プリント工場 10…ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 246 G06F 17/60 246 318 318A 340 340 3/00 651 3/00 651A 19/00 300 19/00 300A 300N (72)発明者 栃原 聖一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB47 CC05 CC08 CC11 CC31 DD04 EE02 EE09 EE23 EE28 EE59 FF02 FF03 FF04 FF08 GG04 GG07 GG10 5B055 BB20 CB05 CC10 CC13 EE02 EE03 EE05 EE17 EE21 EE27 HA04 HB06 KK05 KK09 KK19 LL15 PA05 PA34 PA37 PA38 5E501 AB30 AC14 AC25 BA05 EA02 FA05 FA06 FA13 FA23 FA43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者に対して保険商品の案内を提示す
    る第1の手段と、 利用者に対して、前記保険商品の申込データに電子署名
    を付すことを要求する第2の手段と、 利用者の電子署名が付された申込データを複数の利用者
    から受け取り、集計して集計結果データを作成する第3
    の手段と、 前記集計結果データに基づいて団体契約申込データを作
    成して代理店へ送ると共に、前記団体契約申込データに
    代理店の電子署名を付すことを要求する第4の手段と、 代理店の電子署名が付された団体契約申込データを受け
    取り、計上用データを作成し、電子署名を付して保険会
    社へ送る第5の手段と、 計上用データの原本データ、計上用データのバックアッ
    プデータ、利用者が添付した電子署名、及び代理店が添
    付した電子署名の少なくとも1つを保管する手段と、 前記第1乃至第5の手段が実行した処理内容及び処理時
    刻を含むログデータを記録する手段と、を備えることを
    特徴とする保険契約システム。
  2. 【請求項2】 前記計上用データに基づいて保険会社が
    作成した加入者証プリントデータを受け取り、加入者証
    をプリントする手段を備えることを特徴とする請求項1
    に記載の保険契約システム。
  3. 【請求項3】 保険会社の端末に接続して契約者の更改
    データを取得する第1の手段と、 取得した更改データに基づいて更改プランを作成する第
    2の手段と、 契約者の識別情報を受け取り、当該契約者に関する更改
    プランを当該契約者に提示する第3の手段と、 前記第1乃至第3の手段が実行した処理内容及び処理時
    刻を含むログデータを記録する手段と、を備えることを
    特徴とする保険契約システム。
  4. 【請求項4】 利用者に対して保険商品の案内を提示す
    る第1の手段と、 利用者に対して、前記保険商品の申込データに電子署名
    を付すことを要求する第2の手段と、 利用者の電子署名が添付された申込データに基づいて計
    上用データを作成し、電子署名を付して保険会社へ送る
    第3の手段と、 計上用データの原本データ、計上用データのバックアッ
    プデータ、利用者が付した電子署名、及び代理店が付し
    た電子署名の少なくとも1つを保管する手段と、 前記第1乃至第3の手段が実行した処理内容及び処理時
    刻を含むログデータを記録する手段と、を備えることを
    特徴とする保険契約システム。
  5. 【請求項5】 保険契約についての見積りデータを受け
    取る第1の手段と、 利用者が自己の識別情報を入力して請求した場合に、当
    該利用者についての見積りデータを提示する第2の手段
    と、 利用者に対し、見積りデータに電子署名を付すことを要
    求する第3の手段と、 利用者の電子署名が付された見積りデータを利用者から
    受け取り、計上用データを作成し、電子署名を付して保
    険会社へ送る第4の手段と、 計上用データの原本データ、計上用データのバックアッ
    プデータ、利用者が添付した電子署名、及び代理店が添
    付した電子署名の少なくとも1つを保管する手段と、 前記第1乃至第4の手段が実行した処理内容及び処理時
    刻を含むログデータを記録する手段とを備えることを特
    徴とする保険契約システム。
  6. 【請求項6】 前記計上用データに基づいて保険会社が
    作成した保険証券プリントデータを受け取り、保険証券
    をプリントする手段を備えることを特徴とする請求項4
    又は5に記載の保険契約システム。
  7. 【請求項7】 契約を完了した利用者に保険パスワード
    を付与する手段と、 前記保険パスワードの再発行請求を受け取る手段と、 前記再発行請求者の電子メールアドレスに対して、再発
    行された保険パスワードを含む電子メールを送付する手
    段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の保険契約システム。
  8. 【請求項8】 利用者に対して要求される前記電子署名
    は、予め決められた所定の種類の電子署名であることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の保険契約
    システム。
  9. 【請求項9】 前記ログデータを、前記ネットワークを
    通じて利用者の端末装置へ送信する手段を備えることを
    特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の保険契約シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記利用者の端末装置は、受け取った
    ログデータを外部記憶媒体へ記憶することを特徴とする
    請求項9に記載の保険契約システム。
  11. 【請求項11】 外部からの請求に基づいて、前記保管
    されているデータの存在証明データを提供する手段を備
    えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記
    載の保険契約システム。
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