JPH0972683A - 伝熱管 - Google Patents
伝熱管Info
- Publication number
- JPH0972683A JPH0972683A JP22687595A JP22687595A JPH0972683A JP H0972683 A JPH0972683 A JP H0972683A JP 22687595 A JP22687595 A JP 22687595A JP 22687595 A JP22687595 A JP 22687595A JP H0972683 A JPH0972683 A JP H0972683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- tube
- fin
- transfer tube
- performance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/40—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only inside the tubular element
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geometry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱伝達性を更に向上させ、機器類の性能を向
上させること。 【解決手段】 フィン４に長手方向に沿って先端が波形
に折り曲げられた波形部６を設けた。
上させること。 【解決手段】 フィン４に長手方向に沿って先端が波形
に折り曲げられた波形部６を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は給湯器用熱交換器等
に有用な伝熱管に関し、特に、熱伝達性能を更に向上さ
せ、機器類の性能をより向上させることができる伝熱管
に関する。
に有用な伝熱管に関し、特に、熱伝達性能を更に向上さ
せ、機器類の性能をより向上させることができる伝熱管
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の伝熱管として、例えば、実開平４
−１２２９６５号公報に示される給湯器用熱交換器の吸
熱管がある。
−１２２９６５号公報に示される給湯器用熱交換器の吸
熱管がある。
【０００３】この伝熱管は、図５に示されているよう
に、伝熱管１の内面に連続した螺旋状の溝３が形成され
ることにより、これらの間に螺旋状のフィン２が設けら
れた構成を有している。
に、伝熱管１の内面に連続した螺旋状の溝３が形成され
ることにより、これらの間に螺旋状のフィン２が設けら
れた構成を有している。
【０００４】また、フィン２の高さＨと管軸に対する傾
斜角度θは、内部を通過する流体の流れを乱すために、
フィン２の高さＨが０．４ｍｍ以上に、また、フィン２
の管軸に対する傾斜角度θは７０〜９０°になってい
る。
斜角度θは、内部を通過する流体の流れを乱すために、
フィン２の高さＨが０．４ｍｍ以上に、また、フィン２
の管軸に対する傾斜角度θは７０〜９０°になってい
る。
【０００５】このような構成を有する伝熱管は、管内面
の表面積、すなわち、流体との接触面積が平滑面より大
きいこと、また、管内面が環状の凸凹のために流体がよ
く攪拌されることから、平滑管に比べて熱伝達性能が高
いという利点を有している。
の表面積、すなわち、流体との接触面積が平滑面より大
きいこと、また、管内面が環状の凸凹のために流体がよ
く攪拌されることから、平滑管に比べて熱伝達性能が高
いという利点を有している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の伝熱管
によると、平滑管に比べて熱伝達率が向上しているが、
熱伝達性能としては未だ十分ではなく、伝熱管を使用す
る機器類の性能をより向上させるまでには至っていない
という不都合がある。
によると、平滑管に比べて熱伝達率が向上しているが、
熱伝達性能としては未だ十分ではなく、伝熱管を使用す
る機器類の性能をより向上させるまでには至っていない
という不都合がある。
【０００７】従って、本発明の目的は熱伝達性能を更に
向上させ、機器類の性能をより向上させることができる
伝熱管を提供することである。
向上させ、機器類の性能をより向上させることができる
伝熱管を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、熱伝達性能を更に向上させ、機器類の性能を向上さ
せるため、フィンに、その長手方向に沿って先端が波形
に折り曲げられた波形部を設けた伝熱管を提供するもの
である。
み、熱伝達性能を更に向上させ、機器類の性能を向上さ
せるため、フィンに、その長手方向に沿って先端が波形
に折り曲げられた波形部を設けた伝熱管を提供するもの
である。
【０００９】上記フィンは、金属管の内部を流れる流体
の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、管軸に
対して所定の角度より大なる傾斜角度を有して形成され
ている。
の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、管軸に
対して所定の角度より大なる傾斜角度を有して形成され
ている。
【００１０】上記波形部は、内壁面に、アスペクト比が
大きくなるような所定の高さと所定の厚さを有し、且
つ、先端が直線状のフィンを有した金属管の外径を減ず
ることによって提供される構成を有する。
大きくなるような所定の高さと所定の厚さを有し、且
つ、先端が直線状のフィンを有した金属管の外径を減ず
ることによって提供される構成を有する。
【００１１】本発明の伝熱管は、上記のように、フィン
の先端に波形部を設けたため、管内を流れる流体に対す
る攪拌効果を増大させることができ、熱伝達性能を大幅
に向上させることができる。また、金属管の内部を流れ
る流体の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、
管軸に対して大きな傾斜角度を有して形成されている
と、更に、攪拌効果を増大させることができる。
の先端に波形部を設けたため、管内を流れる流体に対す
る攪拌効果を増大させることができ、熱伝達性能を大幅
に向上させることができる。また、金属管の内部を流れ
る流体の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、
管軸に対して大きな傾斜角度を有して形成されている
と、更に、攪拌効果を増大させることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の伝熱管について添
付図面を参照しながら詳細に説明する。
付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１３】図１，及び図２には、本発明の伝熱管の断
面構造が示されている。この伝熱管７は、内壁面に連続
した螺旋状の溝５が形成されることにより、これらの間
にフィン４が設けられた構成を有している。
面構造が示されている。この伝熱管７は、内壁面に連続
した螺旋状の溝５が形成されることにより、これらの間
にフィン４が設けられた構成を有している。
【００１４】フィン４は、伝熱管７の内部を流れる流体
の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、管軸に
対して所定の角度より大なる傾斜角度を有して形成さ
れ、その長手方向に沿って先端が波形に折り曲げられた
波形部６を備えている。
の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、管軸に
対して所定の角度より大なる傾斜角度を有して形成さ
れ、その長手方向に沿って先端が波形に折り曲げられた
波形部６を備えている。
【００１５】以下、本発明の伝熱管の形態例を更に詳細
に説明する。まず、内面が平滑な金属管の内壁面に、切
削バイトで連続した螺旋状の溝５を形成し、図３，及び
図４に示すように、溝５の間にアスペクト比が大きく、
且つ、長手方向に沿って先端４Ａが直線状のフィン４が
形成された縮径用金属管を製造する。すなわち、図３，
及び図４において、最小肉厚が０．５ｍｍ，フィン４の
高さが１ｍｍ，フィン４のピッチが２ｍｍ，フィン４の
尾根の長さが約４０．５ｍｍの縮径用金属管８を製造す
る。
に説明する。まず、内面が平滑な金属管の内壁面に、切
削バイトで連続した螺旋状の溝５を形成し、図３，及び
図４に示すように、溝５の間にアスペクト比が大きく、
且つ、長手方向に沿って先端４Ａが直線状のフィン４が
形成された縮径用金属管を製造する。すなわち、図３，
及び図４において、最小肉厚が０．５ｍｍ，フィン４の
高さが１ｍｍ，フィン４のピッチが２ｍｍ，フィン４の
尾根の長さが約４０．５ｍｍの縮径用金属管８を製造す
る。
【００１６】この後、この縮径用金属管８をダイスで引
き抜いて、外径１２．７ｍｍまで縮径することにより、
フィン４の先端に波形部６を形成して伝熱管７とした。
すなわち、縮径用金属管８のフィン４のアスペクト比が
大きいため、最小肉厚とフィン４の高さは縮径前と同じ
になり、それ以外のフィン４のピッチが約２．５ｍｍ
に、また、フィン４の尾根の長さが３０．６ｍｍにな
る。従って、その差９．９ｍｍ分が余剰になり、それが
波形に折り畳まれ、フィン４の先端に波形部６が形成さ
れることになる。
き抜いて、外径１２．７ｍｍまで縮径することにより、
フィン４の先端に波形部６を形成して伝熱管７とした。
すなわち、縮径用金属管８のフィン４のアスペクト比が
大きいため、最小肉厚とフィン４の高さは縮径前と同じ
になり、それ以外のフィン４のピッチが約２．５ｍｍ
に、また、フィン４の尾根の長さが３０．６ｍｍにな
る。従って、その差９．９ｍｍ分が余剰になり、それが
波形に折り畳まれ、フィン４の先端に波形部６が形成さ
れることになる。
【００１７】このような構成を有する伝熱管７は、フィ
ン４の先端に波形部６を有しているため、管内を流れる
流体に対する攪拌効果を増大させることができ、熱伝達
性能を大幅に向上させることができる。また、フィン４
は、管内を流れる流体の流れを乱すように、所定の高さ
有すると共に、管軸に対して大きな傾斜角度を有して形
成されているため、更に、攪拌効果を増大させることが
できる。
ン４の先端に波形部６を有しているため、管内を流れる
流体に対する攪拌効果を増大させることができ、熱伝達
性能を大幅に向上させることができる。また、フィン４
は、管内を流れる流体の流れを乱すように、所定の高さ
有すると共に、管軸に対して大きな傾斜角度を有して形
成されているため、更に、攪拌効果を増大させることが
できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の伝熱管に
よると、フィンに、その長手方向に沿って先端が波形に
折り曲げられた波形部を設けたため、熱伝達性能を更に
向上させ、機器類の性能を向上させることができる。
よると、フィンに、その長手方向に沿って先端が波形に
折り曲げられた波形部を設けたため、熱伝達性能を更に
向上させ、機器類の性能を向上させることができる。
【図１】本発明の一形態例を示す断面図。
【図２】本発明の一形態例を示す断面図。
【図３】一形態例に係る縮径用金属管を示す断面図。
【図４】一形態例に係る縮径用金属管を示す断面図。
【図５】従来の伝熱管を示す断面図。
１ 伝熱管 ２ フィン ３ 溝 ４ フィン ４Ａ 先端 ５ 溝 ６ 波形部 ７ 伝熱管 ８ 縮径用金属管
Claims (3)
- 【請求項１】 金属管の内壁面に、連続した螺旋状のフ
ィンが当該金属管と一体的に形成された伝熱管におい
て、 前記フィンは、その長手方向に沿って先端が波形に折り
曲げられた波形部を備えたことを特徴とする伝熱管。 - 【請求項２】 前記フィンは、前記金属管の内部を流れ
る流体の流れを乱すように、所定の高さ有すると共に、
管軸に対して所定の角度より大なる傾斜角度を有して形
成されている構成の請求項１の伝熱管。 - 【請求項３】 前記波形部は、内壁面に、アスペクト比
が大きくなるような所定の高さと所定の厚さを有し、且
つ、先端が直線状のフィンを有した金属管の外径を減ず
ることによって提供される構成の請求項１の伝熱管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22687595A JPH0972683A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 伝熱管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22687595A JPH0972683A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 伝熱管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972683A true JPH0972683A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16851951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22687595A Pending JPH0972683A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 伝熱管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0972683A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1118831A2 (de) * | 1999-12-28 | 2001-07-25 | ALSTOM POWER (Schweiz) AG | Mit Rippenzug versehene Wärmetauscherwand |
| JP2001296096A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-10-26 | Japan Atom Energy Res Inst | スクリュウ冷却管 |
| JP2005221172A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Daikin Ind Ltd | 給湯用熱交換器 |
| KR100730378B1 (ko) * | 2005-08-31 | 2007-06-19 | (주)대하이노텍 | 반응가스 가열 수단 |
| EP3702715A4 (en) * | 2017-10-27 | 2021-11-24 | China Petroleum & Chemical Corporation | IMPROVED HEAT TRANSFER PIPE, AS WELL AS PYROLYSIS OVEN AND ATMOSPHERIC AND VACUUM HEATING OVEN INCLUDING THIS |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP22687595A patent/JPH0972683A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1118831A2 (de) * | 1999-12-28 | 2001-07-25 | ALSTOM POWER (Schweiz) AG | Mit Rippenzug versehene Wärmetauscherwand |
| EP1118831A3 (de) * | 1999-12-28 | 2001-12-12 | Alstom | Mit Rippenzug versehene Wärmetauscherwand |
| US6666262B1 (en) | 1999-12-28 | 2003-12-23 | Alstom (Switzerland) Ltd | Arrangement for cooling a flow-passage wall surrounding a flow passage, having at least one rib feature |
| JP2001296096A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-10-26 | Japan Atom Energy Res Inst | スクリュウ冷却管 |
| JP2005221172A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Daikin Ind Ltd | 給湯用熱交換器 |
| WO2005075914A1 (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Daikin Industries, Ltd. | 給湯用熱交換器 |
| EP1719964A1 (en) * | 2004-02-06 | 2006-11-08 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchanger for hot water supply |
| JP4501446B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2010-07-14 | ダイキン工業株式会社 | 給湯用熱交換器 |
| EP1719964A4 (en) * | 2004-02-06 | 2013-11-06 | Daikin Ind Ltd | HEAT EXCHANGER FOR HOT WATER SUPPLY |
| KR100730378B1 (ko) * | 2005-08-31 | 2007-06-19 | (주)대하이노텍 | 반응가스 가열 수단 |
| EP3702715A4 (en) * | 2017-10-27 | 2021-11-24 | China Petroleum & Chemical Corporation | IMPROVED HEAT TRANSFER PIPE, AS WELL AS PYROLYSIS OVEN AND ATMOSPHERIC AND VACUUM HEATING OVEN INCLUDING THIS |
| US11976891B2 (en) | 2017-10-27 | 2024-05-07 | China Petroleum & Chemical Corporation | Heat transfer enhancement pipe as well as cracking furnace and atmospheric and vacuum heating furnace including the same |
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