JPH097202A - 光学式再生装置の光ピックアップ - Google Patents

光学式再生装置の光ピックアップ

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JPH097202A
JPH097202A JP14870295A JP14870295A JPH097202A JP H097202 A JPH097202 A JP H097202A JP 14870295 A JP14870295 A JP 14870295A JP 14870295 A JP14870295 A JP 14870295A JP H097202 A JPH097202 A JP H097202A
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JP
Japan
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objective lens
yoke
lens holder
coil
optical pickup
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Application number
JP14870295A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Okada
幸弘 岡田
Hiroto Inoue
裕人 井ノ上
Yasuo Yokota
康夫 横田
Yukihiro Iwata
進裕 岩田
Koji Fusayasu
浩嗣 房安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学式再生装置の光ピックアップにおいて、
永久磁石から生じる磁束をフォーカスコイル及びトラッ
クコイルに流れる電流と略直角に鎖交させることにより
効率よく推力を得る。 【構成】 対物レンズ1と、対物レンズ1を保持する対
物レンズ保持体2と、対物レンズ保持体2に巻かれたフ
ォーカスコイル6及びトラックコイル7と、対物レンズ
1、対物レンズ保持体2、フォーカスコイル6及びトラ
ックコイル7からなる可動部を移動可能なように支持す
る弾性支持体3と、可動部を挟むように配設された一対
の永久磁石4と、永久磁石4の外側に配設され磁気回路
を構成するヨーク5と、フォーカスコイル6あるいはト
ラックコイル7の少なくとも一方のコイルの空心部に磁
性体よりなる補助ヨーク8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式再生装置の光ピッ
クアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光学式再生装置の光ピックアップ
は、計算機の周辺機器等多くの分野で利用されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
光学式再生装置の光ピックアップの一例について説明す
る。
【0004】図13は従来の光学式再生装置の光ピック
アップの正面図を示すものである。図14は図13中の
E−E’断面図である。図13において、1は対物レン
ズである。2は対物レンズ1を保持する対物レンズ保持
体である。6はフォーカス方向に移動するための対物レ
ンズ保持体2に巻かれたフォーカスコイルであり、所定
の電流が流れる。7はトラック方向に移動するための対
物レンズ保持体2に巻かれたトラックコイルであり、所
定の電流が流れる。3は対物レンズ1、対物レンズ保持
体2、フォーカスコイル6及びトラックコイル7からな
る可動部を移動可能なように支持する弾性支持体であ
る。4は可動部を挟むように配設された一対の永久磁石
である。5は磁性体よりなる磁気回路を構成するヨーク
である。
【0005】以上のように構成された光学式再生装置の
光ピックアップについて、以下その動作について説明す
る。
【0006】まずフォーカス方向に移動させる場合には
フォーカスコイル6に、トラック方向に移動させる場合
にはトラックコイル7に電流を供給する。フォーカスコ
イル6あるいはトラックコイル7は、永久磁石4から生
じる磁束と鎖交しているため、電流が供給させることで
フレミングの左手の法則により推力が生じる。この推力
によってフォーカス方向あるいはトラック方向に移動す
るのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、永久磁石から生じる磁束は、図15に示
すように磁気抵抗の低い外側のヨークに向かって流れる
ため、フォーカスコイルやトラックコイルに流れる電流
と略直角に鎖交していない。磁束と電流の間の角度が直
角の時に推力は最大となることから、このような場合に
は印加した磁束や電流に対し効率よく推力が得られない
という課題と共に、対物レンズ保持体のトラック方向の
寸法が長いことから高次共振を起こし易いという課題も
有していた。
【0008】本発明は上記課題を鑑み、永久磁石で生じ
る磁束をコイルに流れる電流と略直角に鎖交させること
で効率よく推力を得ることができるとともに、対物レン
ズ保持体の高次共振を抑制できる光学式再生装置の光ピ
ックアップを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の光学式再生装置の光ピックアップは、対物
レンズと、前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体
と、前記対物レンズ保持体に巻かれたフォーカスコイル
及びトラックコイルと、前記対物レンズ、前記対物レン
ズ保持体、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイ
ルからなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持
体と、前記可動部を挟むように配設された一対の永久磁
石と、前記永久磁石の外側に配設され磁気回路を構成す
るヨークと、前記フォーカスコイルあるいは前記トラッ
クコイルの少なくとも一方のコイルの空心部に磁性体よ
りなる補助ヨークを配設したという構成である。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、補助ヨーク及
びヨークにより、永久磁石から生じる磁束とコイルに流
れる電流とを略直角に鎖交させ効率よく推力を得ること
ができる。更に、対物レンズ保持体に固定された補助ヨ
ークによって、対物レンズ保持体の高次共振が抑制され
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の光学式再生装置の光
ピックアップについて、図面を参照しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における光学式再生装置の光ピックアップの正面図を示
すものである。図2は図1中のA−A’断面図である。
図1において、1は対物レンズである。2は対物レンズ
1を保持する対物レンズ保持体である。6はフォーカス
方向に移動するための対物レンズ保持体2に巻かれたフ
ォーカスコイルであり、所定の電流が流れる。7はトラ
ック方向に移動するための対物レンズ保持体2に巻かれ
たトラックコイルであり、所定の電流が流れる。3は対
物レンズ1、対物レンズ保持体2、フォーカスコイル6
及びトラックコイル7からなる可動部を移動可能なよう
に支持する弾性支持体である。4は可動部を挟むように
配設された一対の永久磁石である。5は永久磁石4の外
側に配設され磁気回路を構成するヨークである。8はフ
ォーカスコイル6及びトラックコイル7の空心部に配設
された磁性体よりなる補助ヨークである。
【0013】以上のように構成された光学式再生装置の
光ピックアップについて、以下図1を用いてその動作を
説明する。
【0014】まず永久磁石4から生じる磁束は、補助ヨ
ーク8及びヨーク5によってフォーカスコイル6あるい
はトラックコイル7に略直角に鎖交するため、フォーカ
スコイル6あるいはトラックコイル7に電流を供給する
ことで、効率よく推力が得られ、この推力で光ピックア
ップは移動するのである。
【0015】以上のように本実施例によれば、対物レン
ズと、前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、
前記対物レンズ保持体に巻かれたフォーカスコイル及び
トラックコイルと、前記対物レンズ、前記対物レンズ保
持体、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイルか
らなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持体
と、前記可動部を挟むように配設された一対の永久磁石
と、前記永久磁石の外側に配設され磁気回路を構成する
ヨークと、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイ
ルの空心部に磁性体よりなる補助ヨークを備えることに
より、効率よく推力を得ることとなる。
【0016】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0017】図3は本発明の第2の実施例における光学
式再生装置の光ピックアップの正面図を示すものであ
る。図4は図3中のヨーク及び補助ヨークの鳥瞰図であ
る。図3において、1は対物レンズである。2は対物レ
ンズ1を保持する対物レンズ保持体である。6はフォー
カス方向に移動するための対物レンズ保持体2に巻かれ
たフォーカスコイルであり、所定の電流が流れる。7は
トラック方向に移動するための対物レンズ保持体2に巻
かれたトラックコイルであり、所定の電流が流れる。3
は対物レンズ1、対物レンズ保持体2、フォーカスコイ
ル6及びトラックコイル7からなる可動部を移動可能な
ように支持する弾性支持体である。4は可動部を挟むよ
うに配設された一対の永久磁石である。5は永久磁石4
の外側に配設され磁気回路を構成するヨークである。8
はフォーカスコイル6及びトラックコイル7の空心部に
配設された磁性体よりなる補助ヨークであり、図4に示
すのようにヨーク5と一体化されている。図1と異なる
のは、ヨーク5及び補助ヨーク8が一体化されているこ
とである。
【0018】以上のように構成された光学式再生装置の
光ピックアップについて、以下図3を用いてその動作を
説明する。
【0019】まず永久磁石4から生じる磁束は、補助ヨ
ーク8及びヨーク5によってフォーカスコイル6あるい
はトラックコイル7に略直角に鎖交するため、フォーカ
スコイル6あるいはトラックコイル7に電流を供給する
ことで、効率よく推力が得られ、この推力で光ピックア
ップは移動するのである。
【0020】以上のように本実施例によれば、対物レン
ズと、前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、
前記対物レンズ保持体に巻かれたフォーカスコイル及び
トラックコイルと、前記対物レンズ、前記対物レンズ保
持体、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイルか
らなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持体
と、前記可動部を挟むように配設された一対の永久磁石
と、前記永久磁石の外側に配設され磁気回路を構成する
ヨークと、前記ヨークと一体化し、前記フォーカスコイ
ル及び前記トラックコイルの空心部に配設された補助ヨ
ークを備えることにより効率よく推力を得ることとな
る。
【0021】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0022】図5は本発明の第3の実施例における光学
式再生装置の光ピックアップの正面図を示すものであ
る。図6は図5中のB−B’断面図である。図5におい
て、1は対物レンズである。2は対物レンズ1を保持す
る対物レンズ保持体である。6はフォーカス方向に移動
するための対物レンズ保持体2に巻かれたフォーカスコ
イルであり、所定の電流が流れる。7はトラック方向に
移動するための対物レンズ保持体2に巻かれたトラック
コイルであり、所定の電流が流れる。3は対物レンズ
1、対物レンズ保持体2、フォーカスコイル6及びトラ
ックコイル7からなる可動部を移動可能なように支持す
る弾性支持体である。4は可動部を挟むように配設され
た一対の永久磁石である。5は永久磁石4の外側に配設
され磁気回路を構成するヨークである。8は永久磁石4
に対向し、対物レンズ保持体2に固定された補助ヨーク
である。
【0023】以上のように構成された光学式再生装置の
光ピックアップについて、以下図5を用いてその動作を
説明する。
【0024】まず永久磁石4から生じる磁束は、補助ヨ
ーク8及びヨーク5によってフォーカスコイル6あるい
はトラックコイル7に略直角に鎖交するため、フォーカ
スコイル6あるいはトラックコイル7に電流を供給する
ことで、効率よく推力が得られ、この推力で光ピックア
ップは移動するのである。このとき、対物レンズ保持体
2に固定された補助ヨーク8によって対物レンズ保持体
2に生じる高次共振が抑制される。
【0025】以上のように本実施例によれば、対物レン
ズと、前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、
前記対物レンズ保持体に巻かれたフォーカスコイル及び
トラックコイルと、前記対物レンズ、前記対物レンズ保
持体、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイルか
らなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持体
と、前記可動部を挟むように配設された一対の永久磁石
と、前記永久磁石の外側に配設され磁気回路を構成する
ヨークと、前記永久磁石に対向し、前記対物レンズ保持
体に固定された補助ヨークとを備えることにより、効率
よく推力を得ることができるとともに、前記対物レンズ
保持体の高次共振を抑制することができる。
【0026】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0027】図7は本発明の第4の実施例における光学
式再生装置の光ピックアップの正面図を示すものであ
る。図8は図7中のC−C’断面図である。図9は図7
中の補助ヨークの鳥瞰図である。図7において、1は対
物レンズである。2は対物レンズ1を保持する対物レン
ズ保持体である。6はフォーカス方向に移動するための
対物レンズ保持体2に巻かれたフォーカスコイルであ
り、所定の電流が流れる。7はトラック方向に移動する
ための対物レンズ保持体2に巻かれたトラックコイルで
あり、所定の電流が流れる。3は対物レンズ1、対物レ
ンズ保持体2、フォーカスコイル6及びトラックコイル
7からなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持
体である。4は可動部を挟むように配設された一対の永
久磁石である。5は永久磁石4の外側に配設され磁気回
路を構成するヨークである。8は永久磁石4に対向し、
対物レンズ保持体2に固定された補助ヨークであり、図
9に示すように端部形状がL字型をしている。図5と異
なるのは、補助ヨーク8の端部形状である。
【0028】以上のように構成された光学式再生装置の
光ピックアップについて、以下図7を用いてその動作を
説明する。
【0029】まず永久磁石4から生じる磁束は、補助ヨ
ーク8及びヨーク5によってフォーカスコイル6あるい
はトラックコイル7に略直角に鎖交するため、フォーカ
スコイル6あるいはトラックコイル7に電流を供給する
ことで、効率よく推力が得られ、この推力で光ピックア
ップは移動するのである。このとき、補助ヨーク8によ
って対物レンズ保持体2に生じる高次共振が抑制され
る。更に、補助ヨーク8は端部形状がL字型をしている
ため、組立の際の位置決めが容易にできる。
【0030】以上のように本実施例によれば、対物レン
ズと、前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、
前記対物レンズ保持体に巻かれたフォーカスコイル及び
トラックコイルと、前記対物レンズ、前記対物レンズ保
持体、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイルか
らなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持体
と、前記可動部を挟むように配設された一対の永久磁石
と、前記永久磁石の外側に配設され磁気回路を構成する
ヨークと、前記永久磁石と対向し、前記対物レンズ保持
体に固定された端部形状がL字型の補助ヨークとを備え
ることにより、効率よく推力が得られ、前記対物レンズ
保持体の高次共振を抑制することができる。更に、前記
補助ヨークの端部形状がL字型をしているため、組立の
際の位置決めが容易にできる。
【0031】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0032】図10は本発明の第5の実施例における光
学式再生装置の光ピックアップの正面図を示すものであ
る。図11は図10中のD−D’断面図である。図12
は図10中のヨークの鳥瞰図である。図10において、
1は対物レンズである。2は対物レンズ1を保持する対
物レンズ保持体である。6はフォーカス方向に移動する
ための対物レンズ保持体2に巻かれたフォーカスコイル
であり、所定の電流が流れる。7はトラック方向に移動
するための対物レンズ保持体2に巻かれたトラックコイ
ルであり、所定の電流が流れる。3は対物レンズ1、対
物レンズ保持体2、フォーカスコイル6及びトラックコ
イル7からなる可動部を移動可能なように支持する弾性
支持体である。4は可動部を挟むように配設された永久
磁石である。8は永久磁石4に対向し、対物レンズ保持
体2に固定された補助ヨークである。5は永久磁石4の
外側に配設され磁気回路を構成するヨークであり、図1
2に示すように、その一部は永久磁石4とは間隔を確保
して、補助ヨーク8を含む面内近傍まで突出した形状で
ある。図5と異なるのは、磁気回路を構成するヨーク5
の形状である。
【0033】以上のように構成された光学式再生装置の
光ピックアップについて、以下図10を用いてその動作
を説明する。
【0034】まず永久磁石4から生じる磁束は、補助ヨ
ーク8及びヨーク5によってフォーカスコイル6あるい
はトラックコイル7と略直角に鎖交するため、フォーカ
スコイル6あるいはトラックコイル7に電流を供給する
ことで、効率よく推力が得られ、この推力で光ピックア
ップは移動するのである。このとき、補助ヨーク8及び
ヨーク5はほぼ閉磁路を構成しているため、コイルに流
れる電流に鎖交する磁束密度が増加し、低電流でも駆動
することができる。更に、補助ヨーク8によって対物レ
ンズ保持体2に生じる高次共振が抑制される。
【0035】以上のように本実施例によれば、対物レン
ズと、前記対物レンズを保持する対物レンズ保持体と、
前記対物レンズ保持体に巻かれたフォーカスコイル及び
トラックコイルと、前記対物レンズ、前記対物レンズ保
持体、前記フォーカスコイル及び前記トラックコイルか
らなる可動部を移動可能なように支持する弾性支持体
と、前記可動部を挟むように配設された一対の永久磁石
と、前記永久磁石に対向し、前記対物レンズ保持体に固
定された補助ヨークと、前記永久磁石の外側に配設され
磁気回路を構成し、その一部が前記永久磁石とは間隔を
確保して、前記補助ヨークを含む面内近傍まで突出した
形状のヨークとを備えることにより、効率よく推力を得
ることができるとともに、前記対物レンズ保持体の高次
共振を抑制することができる。
【0036】
【発明の効果】対物レンズと、前記対物レンズを保持す
る対物レンズ保持体と、前記対物レンズ保持体に巻かれ
たフォーカスコイル及びトラックコイルと、前記対物レ
ンズ、前記対物レンズ保持体、前記フォーカスコイル及
び前記トラックコイルからなる可動部を移動可能なよう
に支持する弾性支持体と、前記可動部を挟むように配設
された一対の永久磁石と、前記永久磁石の外側に配設さ
れ磁気回路を構成するヨークとを備えた光学式再生装置
の光ピックアップにおいて、前記フォーカスコイルある
いは前記トラックコイルの少なくとも一方のコイルの空
心部に磁性体よりなる補助ヨークとを備えたことによ
り、効率よく推力を得ることができる。更に、前記対物
レンズ保持体に固定された補助ヨークによって、前記対
物レンズ保持体の高次共振が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光学式再生装置
の光ピックアップの正面図
【図2】図1中のA−A’断面図
【図3】本発明の第2の実施例における光学式再生装置
の光ピックアップの正面図
【図4】図3中のヨーク及び補助ヨークの鳥瞰図
【図5】本発明の第3の実施例における光学式再生装置
の光ピックアップの正面図
【図6】図5中のB−B’断面図
【図7】本発明の第4の実施例における光学式再生装置
の光ピックアップの正面図
【図8】図7中のC−C’断面図
【図9】図7中の補助ヨークの鳥瞰図
【図10】本発明の第5の実施例における光学式再生装
置の光ピックアップの正面図
【図11】図10中のD−D’断面図
【図12】図10中のヨークの鳥瞰図
【図13】従来の光学式再生装置の光ピックアップの正
面図
【図14】図13中のE−E’断面図
【図15】従来の光学式再生装置の光ピックアップにお
ける磁束の流れを示した図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 対物レンズ保持体 3 弾性支持体 4 永久磁石 5 ヨーク 6 フォーカスコイル 7 トラックコイル 8 補助ヨーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 進裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 房安 浩嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズと、前記対物レンズを保持する
    対物レンズ保持体と、前記対物レンズ保持体に巻かれた
    フォーカスコイル及びトラックコイルと、前記対物レン
    ズ、前記対物レンズ保持体、前記フォーカスコイル及び
    前記トラックコイルからなる可動部を移動可能なように
    支持する弾性支持体と、前記可動部を挟むように配設さ
    れた一対の永久磁石と、前記永久磁石の外側に配設され
    磁気回路を構成するヨークとを備えた光学式再生装置の
    光ピックアップにおいて、前記フォーカスコイルあるい
    は前記トラックコイルの少なくとも一方のコイルの空心
    部に磁性体よりなる補助ヨークを配設したことを特徴と
    する光学式再生装置の光ピックアップ。
  2. 【請求項2】前記補助ヨークが、固定部である前記ヨー
    クと一体化していることを特徴とする請求項1記載の光
    学式再生装置の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】前記補助ヨークは、前記永久磁石に対向
    し、かつ前記対物レンズ保持体に固定されたことを特徴
    とする請求項1記載の光学式再生装置の光ピックアッ
    プ。
  4. 【請求項4】前記補助ヨークの端部が、L字型あるいは
    コの字型をしており、前記フォーカスコイルあるいは前
    記トラックコイルの少なくとも2面と接していることを
    特徴とする請求項3記載の光学式再生装置の光ピックア
    ップ。
  5. 【請求項5】前記ヨークの一部が、前記永久磁石とは間
    隔を確保し、前記補助ヨークを含む面内近傍まで突出し
    た形状としたことを特徴とする請求項3記載の光学式再
    生装置の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】前記補助ヨークを、フェライトのような高
    抵抗材料としたことを特徴とする請求項3記載の光学式
    再生装置の光ピックアップ。
JP14870295A 1995-06-15 1995-06-15 光学式再生装置の光ピックアップ Pending JPH097202A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100300379B1 (ko) * 1998-01-14 2001-09-06 가타오카 마사타카 광학식픽업의엑츄에이터장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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