JP2004023969A - ボイスコイルモータおよびそれを用いた磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気ヘッドの位置精度が向上し、騒音を抑制できる、ボイスコイルモータおよびそれを用いた磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】ボイスコイルモータ10は、空隙12を有するように対向配置されかつ磁気的に結合されるヨーク14,16を含む。ヨーク14の対向面には主磁石22,24が設けられ、ヨーク16の対向面には主磁石26,28が設けられる。空隙12には可動コイル32が配置され、主磁石22、24、26、28の外側には磁束補正用磁石38、40、42、44が設けられる。磁束補正用磁石38、40、42、44の磁化方向は対応する主磁石22、24,26、28の磁化方向に対して90±20度の角度を有し、かつ磁束補正用磁石38、40,42、44の内側面が可動コイル32の外周部32aの内側面より外側に位置する。ボイスコイルモータ10が磁気ディスク装置に用いられる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はボイスコイルモータおよびそれを用いた磁気ディスク装置に関し、より特定的には、ハードディスクドライブ装置(以下、「HDD装置」という)の磁気ヘッドを位置決めするヘッド位置決め装置として用いられるボイスコイルモータ、およびそれを用いたHDD装置等の磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、図8(a)および(b)に示すように、ボイスコイルモータ1は、空隙2を設けて対向配置される磁石3a,3bと4a,4bとを含み、磁石3a,3b,4aおよび4bによって静磁界が形成された空隙2に可動コイル5が配置される。そして、可動コイル5に電流を流し可動コイル5に発生される磁界と前記静磁界とによりその空隙2内で可動コイル5を移動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ボイスコイルモータ1では、図8(b)に矢印で示すような漏洩磁束fL、図9に示すように磁石3bから可動コイル5の外周部5aを通って(磁石3b,4bの外側を通って)磁石4bに至る曲線状の磁束f、および図示しないが同様に磁石4aから可動コイル5の外周部5aを通って磁石3aに至る曲線状の磁束等が発生する。これらの磁束のうち特に可動コイル5の外周部5aを通る磁束の水平方向成分によって、可動コイル5の外周部5aにはフレミングの左手の法則に基づきコイル面に垂直な方向に相反する力が発生する。記録密度が高く磁気ヘッドの移動速度が速い現在のHDD装置では、このような力が発生すると磁気ヘッドの位置が狂い、可動コイルの振動によって騒音が発生するという問題が生じる。
【0004】
特開昭58−141471号において、対向配置される主磁石の近傍に主磁石と反対の磁化方向を有する磁石を配置することによって、漏洩磁束によって発生する力を打ち消し、偏平コイル(可動コイル)が水平方向に歪むのを防ぐ技術が提案されている。
【0005】
しかし、発明者らが、現在使用されているR−Fe−B系焼結磁石を用いたボイスコイルモータに特開昭58−141471号の技術を適用して磁気回路的に分析したところ、主磁石端部において特に可動コイルの外周部近傍において、磁束の水平方向成分が増加し、可動コイルに対する垂直方向の力が増加することがわかった。したがって、この技術では、上述の問題点を解決できない。
【0006】
また、先に本件出願人等は、特公平5−68941号において、空隙をおいて対向する板状継鉄の少なくとも一方の対向面に異磁極を並べて配置する板状永久磁石の間や、可動コイル移動方向の両端や、可動コイル移動方向と直角方向の両端に、補助永久磁石を配置するボイスコイルモータを提案している。
【0007】
しかしこの技術でも、可動コイル外周部と補助永久磁石との位置関係については言及されていないため、板状永久磁石の外側、特に可動コイルの外周部近傍における磁束の水平方向成分を抑制できず、可動コイルの外周部においてコイル面に垂直方向に力が発生してしまい、上述の問題点を解決できない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、磁気ヘッドの位置精度が向上し、騒音を抑制できる、ボイスコイルモータおよびそれを用いた磁気ディスク装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のボイスコイルモータは、空隙を有するように対向配置されかつ磁気的に結合される一対のヨーク、一対のヨークのうち少なくとも一方のヨークの対向面において相互に異極同士が対応するように設けられる複数の主磁石、空隙に配置される可動コイル、および主磁石の外側に設けられる磁束補正用磁石を備え、磁束補正用磁石の磁化方向は主磁石の磁化方向に対して90±20度の角度を有し、かつ磁束補正用磁石の内側面が可動コイルの外周部の内側面より外側に位置することを特徴とする。
請求項2に記載のボイスコイルモータは、請求項1に記載のボイスコイルモータにおいて、主磁石の主面に垂直な方向から見て可動コイルの外周部の少なくとも一部が主磁石と重なることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載のボイスコイルモータは、請求項1に記載のボイスコイルモータにおいて、主磁石の主面に垂直な方向から見て可動コイルの外周部が主磁石より外側に位置することを特徴とする。
請求項4に記載のボイスコイルモータは、請求項1から3のいずれかに記載のボイスコイルモータにおいて、空隙の磁界強度が0.4T以上1.5T以下であることを特徴とする。
請求項5に記載の磁気ディスク装置は、請求項1から4のいずれかに記載のボイスコイルモータを用いたことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載のボイスコイルモータでは、磁束補正用磁石の磁化方向が主磁石の磁化方向と90±20度の角度を有しかつ磁束補正用磁石の内側面が可動コイルの外周部の内側面より外側になるように、磁束補正用磁石が位置決めされるので、主磁石の外側および可動コイルの外周部近傍における磁束の水平方向成分が、磁束補正用磁石による磁束によって小さくされる。したがって、可動コイルの外周部に対してそのコイル面に垂直に働く力が抑制されるので、磁気ヘッドの位置精度を向上でき、可動コイルの振動を低減でき騒音を抑制できる。
【0011】
主磁石の主面に垂直な方向から見て可動コイルの外周部と主磁石とが重なる場合、可動コイルの外周部と主磁石との距離は近いので当該外周部には垂直方向の力が働き易い。しかし、請求項2に記載のボイスコイルモータでは、磁束補正用磁石の内側面が可動コイルの外周部の内側面より外側に位置するように磁束補正用磁石を主磁石の外側面あるいはその近傍に設けることによって、可動コイルの外周部近傍における磁束の水平方向成分を小さくでき、その結果、可動コイルの外周部に働く垂直方向の力を小さくできる。
【0012】
主磁石の主面に垂直な方向から見て可動コイルの外周部が主磁石より外側に位置する場合にも、可動コイルの外周部には垂直方向に力が働く。しかし、請求項3に記載のボイスコイルモータでは、磁束補正用磁石の内側面が可動コイルの外周部の内側面より外側に位置するように磁束補正用磁石を主磁石の外側に主磁石から離して配置することによって、可動コイルの外周部近傍における磁束の水平方向成分を小さくでき、その結果、可動コイルの外周部に働く垂直方向の力を小さくできる。
【0013】
主磁石間の空隙に0.4T以上1.5T以下という強磁界を発生させる場合には、それに応じて空隙およびその近傍に発生する磁束の水平方向成分も大きくなるので、可動コイルの外周部に垂直に働く力も大きくなる。しかし、請求項4に記載のボイスコイルモータでは、このような強磁界を空隙に発生させて磁気ヘッドを位置決めする場合であっても可動コイルの外周部に垂直に働く力を小さくできる。
請求項5に記載するように、上述のボイスコイルモータを用いることによって、磁気ヘッドの位置精度が高くかつ騒音の小さい磁気ディスク装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
図1および図2を参照して、この発明の一実施形態のボイスコイルモータ10は空隙12を有するように対向配置される一対の板状のヨーク14および16を含む。ヨーク14および16は、それぞれたとえば厚さ1mm〜3mm程度の炭素鋼から構成される。ヨーク14および16は柱状のヨーク18および20に接続され磁気的に結合される。
【0015】
ヨーク14の対向面には主磁石22および24が並置され平面視略円弧状に形成される。主磁石22と24とは相互に異極が対応するように配置され、この実施形態では、主磁石22は上側がS極になるように配置され磁化方向は鉛直下向きとなり、主磁石24は上側がN極になるように配置され磁化方向は鉛直上向きとなる。
同様に、ヨーク16の対向面には主磁石26および28が並置され平面視略円弧状に形成される。主磁石26と28とは相互に異極が対応するように配置され、この実施形態では、主磁石26は下側がN極になるように配置され磁化方向は鉛直下向きとなり、主磁石28は下側がS極となるように配置され磁化方向は鉛直上向きとなる。
【0016】
なお、主磁石22と26とが対向し主磁石24と28とが対向するように位置決めされる。主磁石22〜28としては、たとえば住友特殊金属社製NEOMAX−50等のR−Fe−B系焼結磁石が用いられ、その厚みは1mm〜3mm程度とされる。また、主磁石22と26との間隔および主磁石24と28との間隔は略2mm〜3mmに設定され、これらの主磁石間の空隙12には0.4T(テスラ)〜1.5Tの強い磁界が形成される。
【0017】
空隙12内には、アーム30によって支持されたたとえば偏平型の可動コイル32が配置される。この実施形態では、主磁石22〜28の主面に垂直な方向から見て(平面視)可動コイル32の外周部32aの一部が主磁石22,24(26,28)と重なる。
アーム30の先端部34にはヘッド支持機構106を介して磁気ヘッド108(ともに図7参照)が取り付けられる。アーム30はピボット36によって回動自在に支持され、これによってピボット36を中心として可動コイル32が空隙12内を回動可能となり、磁気ヘッド108の位置決め制御が可能となる。
【0018】
さらに注目すべきは、主磁石22および24の外側にそれぞれ磁束補正用磁石38および40が設けられ、主磁石26および28の外側にそれぞれ磁束補正用磁石42および44が設けられることである。
磁束補正用磁石38〜44としては、たとえば住友特殊金属社製のNEOMAX−46H等のR−Fe−B系焼結磁石が用いられる。磁束補正用磁石38〜44の磁化方向は、それぞれ対応する主磁石22〜28の磁化方向に対して90±20度程度の角度を有するように設定される。この実施形態では、磁束補正用磁石38は外側がN極になるように配置されその磁化方向は主磁石22から見て水平外向き、磁束補正用磁石40は外側がS極になるように配置されその磁化方向は主磁石24から見て水平内向き、磁束補正用磁石42は外側がS極になるように配置されその磁化方向は主磁石26から見て水平内向き、磁束補正用磁石44は外側がN極になるように配置されその磁化方向は主磁石28から見て水平外向きとなる。したがって、この実施形態では、磁束補正用磁石38〜44の磁化方向は、それぞれ対応する主磁石22〜28の磁化方向に対して90度の角度を有する。
【0019】
また、磁束補正用磁石38,40の内側面38a,40aおよび磁束補正用磁石42,44の内側面は、可動コイル32の外周部32a(この明細書では、ピボット36から見て可動コイルの外側を外周部と表現する)の内側面32bより外側に位置する。磁束補正用磁石38〜44とそれぞれの対応する主磁石22〜28との間隔は0mm以上3mm以下に設定され、この実施形態では当該間隔は略0mmである。さらに、主磁石22,24の上面と磁束補正用磁石38,40の上面とは略面一であり、主磁石26,28の下面と磁束補正用磁石42,44の下面とは略面一である。
【0020】
このようなボイスコイルモータ10では、図2(b)に示すように、主磁石22,24の端部に発生する漏洩磁束等の磁束の水平方向成分FLを、磁束補正用磁石38,40による磁束FRによって小さくでき、また、図示しないが同様に、主磁石26,28の端部に発生する漏洩磁束等の磁束の水平方向成分を、磁束補正用磁石42,44による磁束によって小さくでき、従来水平方向に流れていた磁束を主磁石間の空隙12に向けることができる。
【0021】
したがって、図3に示すように、主磁石24から可動コイル32の外周部32aを通って主磁石28に向かう磁束Fが、湾曲の程度の小さい曲線状になり、また、図示しないが同様に、主磁石26から可動コイル32の外周部32aを通って主磁石22に向かう磁束も、湾曲の程度の小さい曲線状になり、主磁石22〜28の外側および可動コイル32の外周部32aにおける磁束の水平方向成分が抑制される。したがって、フレミングの左手の法則に基づいて、可動コイル32の外周部32aに対してそのコイル面に垂直に働く力が抑制されるので、磁気ヘッド108の位置精度を向上でき、可動コイル32の振動を低減でき騒音を抑制できる。
また、空隙12に0.4T以上1.5T以下という強磁界を発生させて磁気ヘッド108を位置決めする場合であっても可動コイル32の外周部32aに垂直に働く力を小さくできる。
【0022】
この発明は、図4(a)および(b)に示すように、主磁石22〜28の主面に垂直な方向から見て(平面視)、可動コイル46の外周部46aが主磁石22〜28より外側に主磁石22〜28から離れて位置する場合にも適用できる。
この場合には、磁束補正用磁石38〜44は、それぞれ対応する主磁石22〜28から離れて配置され、可動コイル46の外周部46aの内側面46bより磁束補正用磁石38,40の内側面38a,40aおよび磁束補正用磁石42,44の内側面の方が外側に位置するように配置される。その他の構成については先の実施形態と同様であるので、その重複する説明は省略する。
【0023】
この実施形態では、図5に示すように、主磁石24,28とその外側の磁束補正用磁石40,44との相互作用によって、主磁石24から28に向かう磁束Faが湾曲の小さい曲線状となり、また、磁束補正用磁石40から可動コイル46の外周部46aを通って磁束補正用磁石44に向かう磁束Fbも湾曲の小さい曲線状となり、ともに磁束の水平方向成分が抑制される。図示しないが同様に、主磁石22,26とその外側の磁束補正用磁石38,42との相互作用によって、主磁石26から22に向かう磁束が湾曲の小さい曲線状となり、また、磁束補正用磁石42から可動コイル46の外周部46aを通って磁束補正用磁石38に向かう磁束も湾曲の小さい曲線状となり、ともに磁束の水平方向成分が抑制される。したがって、先の実施形態と同様、磁束の水平方向成分が小さくなり可動コイル46の外周部46aに対してそのコイル面に垂直に働く力が抑制されるので、磁気ヘッド108の位置精度を向上でき、可動コイル46の振動による騒音を抑制できる。
【0024】
なお、図6に示すように、主磁石22および24の内側面にそれぞれ磁束補正用磁石48および50が、主磁石22および24の側面にそれぞれ磁束補正用磁石52および54が、主磁石22と24との間に磁束補正用磁石56が設けられてもよい。この場合、図示しないが主磁石26および28側についても同様に磁束補正用磁石が設けられる。
【0025】
このように主磁石22〜28の外側以外の箇所にも磁束補正用磁石を配置することによって、たとえば図8(b)で示すような漏洩磁束fLの水平方向成分など、主磁石22〜28の端部および主磁石間に発生する磁束の水平方向成分をも小さくできるので、可動コイル32の振動をさらに少なくでき、磁気ヘッド108の位置決め精度および静粛性をさらに向上できる。
磁束補正用磁石48〜56は、図4に示す実施形態にも適用できる。
【0026】
このようなボイスコイルモータ10は図7に示すような磁気ディスク装置100に適用できる。
図7を参照して、磁気ディスク装置100の主な構成を説明する。
磁気ディスク装置100はエンクロージャ102を含み、エンクロージャ102のベースには、スピンドルモータ(図示せず)によって回転駆動されるディスク104が積層配置される。
ディスク104の近傍にボイスコイルモータ10が設けられる。アーム30を回動できるように、エンクロージャ102のベースにピボット36が取り付けられる。アーム30は、ディスク104の記録面方向に延出され、アーム30の先端部34には、ヘッド支持機構106を介して磁気ヘッド108が設けられる。磁気ヘッド108は、ディスク104に対してデータのリード/ライトを行う。
磁気ディスク装置100は、図示しないケースによって密封され、コンピュータ等のハウジング内に収容される。
このようにボイスコイルモータ10を磁気ディスク装置100に用いれば、磁気ヘッド108の位置精度を高くでき、駆動時の静粛性を向上できる。
【0027】
なお、上述の実施形態のボイスコイルモータ10では、一対のヨーク14および16のそれぞれの対向面に磁石が設けられたが、これに限定されず、ヨーク14および16のいずれか一方の対向面にのみ磁石を設けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
この発明によれば、磁気ヘッドの位置精度を向上でき、可動コイルの振動を低減でき騒音を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のボイスコイルモータの要部を示す断面図解図である。
【図2】(a)はこの発明の一実施形態の要部を示す側面図解図であり、(b)はそのX−X断面を示す図解図である。
【図3】図2(b)の一点鎖線Y断面における磁束を示す図解図である。
【図4】(a)はこの発明の他の実施形態の要部を示す側面図解図であり、(b)はそのX−X断面を示す図解図である。
【図5】図4(b)の一点鎖線Y断面における磁束を示す図解図である。
【図6】この発明のその他の実施形態の要部を示す図解図である。
【図7】この発明の一実施形態のボイスコイルモータが用いられた磁気ディスク装置の一例を示す図解図である。
【図8】(a)は従来技術の要部を示す側面図解図であり、(b)はそのX−X断面を示す図解図である。
【図9】図8(b)の一点鎖線Y断面における磁束を示す図解図である。
【符号の説明】
10   ボイスコイルモータ
12   空隙
14,16,18,20   ヨーク
22,24,26,28   主磁石
32,46   可動コイル
32a,46a   可動コイルの外周部
32b,46b   可動コイルの外周部の内側面
38,40,42,44,48,50,52,54,56   磁束補正用磁石
38a,40a   磁束補正用磁石の内側面
100   磁気ディスク装置
108   磁気ヘッド

Claims (5)

  1. 空隙を有するように対向配置されかつ磁気的に結合される一対のヨーク、
    前記一対のヨークのうち少なくとも一方のヨークの対向面において相互に異極同士が対応するように設けられる複数の主磁石、
    前記空隙に配置される可動コイル、および
    前記主磁石の外側に設けられる磁束補正用磁石を備え、
    前記磁束補正用磁石の磁化方向は前記主磁石の磁化方向に対して90±20度の角度を有し、かつ前記磁束補正用磁石の内側面が前記可動コイルの外周部の内側面より外側に位置する、ボイスコイルモータ。
  2. 前記主磁石の主面に垂直な方向から見て前記可動コイルの外周部の少なくとも一部が前記主磁石と重なる、請求項1に記載のボイスコイルモータ。
  3. 前記主磁石の主面に垂直な方向から見て前記可動コイルの外周部が前記主磁石より外側に位置する、請求項1に記載のボイスコイルモータ。
  4. 前記空隙の磁界強度が0.4T以上1.5T以下である、請求項1から3のいずれかに記載のボイスコイルモータ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のボイスコイルモータを用いた、磁気ディスク装置。
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